2020年8月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

検索


  • Google

    ウェブ全体から検索
    しんちゃん日記内検索
無料ブログはココログ

« 1996年3月 | トップページ | 1996年6月 »

【復刻版】新盛岡競馬場初日レポート(盛岡:1996/4/6)

 待ちに待った、新盛岡競馬場「オーロパーク」のオープン。この大事な日に、なんとO氏もY子も欠場。それぞれ理由はあるのかもしれないが、困った人達だ。が、そんなことでこの大事な日を見逃す訳にもいかないのだ。
 指定席に入るためには、前夜の夜行で行くしかないが、ちょっと疲れ気味だったので、さすがに断念して、朝7時起床。土日連続JR東日本乗り放題で1万5000円という、遠征のためにあるような「ウイークエンドフリー切符」を購入して、8時発「やまびこ1号」で出発。仙台のみ停車の速達タイプだけに、早めにホームへ行っても、自由席はかなり並んでいたが、なんとか席を確保。それも一人旅風の若い女性の隣!(だからなんなんだ、といわれればそれだけです。)
 最速の「やまびこ1号」はわずか2時間36分で、盛岡到着。コーヒーでも飲んで一服しようかと思ったが、専門紙「ケイマイ」を買うと、落ち着かなくなり、タクシーで競馬場へ。専門紙は、おなじみのやつを買ったつもりだったが、いつも買っていたのは、「エイカン」で、「ケイマイ」はO氏が買って失敗したやつだった。何やら不吉な気配が漂う。
 タクシーでなんと25分、メーターが3,000円を超え、不安を感じ始めた頃、ようやく到着した。持参金は2万円なので、けっこう痛い。

 JRAなみの入場料200円を払い、いよいよ「オーロパーク」へ。素晴らしい。これが一地方競馬組合のものとは信じられない、立派なスタンド。そして日本一の敷地面積の場内は、実に広々としていて、気持がいい。すでに1レースが終了して、名手菅原勲がさっそく初勝ちを収めた模様。
 まずは、スタンドを点検。JRAなみの新スタンドだが、大きくないので、混雑が激しい。まあ、今日のところは仕方ないのかもしれないが、今後も全国交流レースや、GI発売日にはちょっときついかも。全面マークシートが実施された模様で、少し混乱もあり、馬券を買うのも、かなり時間がかかる。
 1階のコースと逆側が吹き抜けのアトリウムになっており、大きなスクリーンもあって、イベントや場外発売利用にはうってつけ。その他にも、1階で、「トウケイニセイ写真展」、2階では、今井寿恵の写真展「欧州の風」が開かれて、オープニングを彩っている。
 気になるお食事事情はというと、スタンド右側の別棟の屋台村と、左側の別棟のファミリーレストラン街の2つだが、質量ともに大きな改善は見られなかったようで、少し残念。特に屋台村は、大混雑で、名物のやきとりは300円のまま健在だったが、これを買う人の行列がすごく、その他の店を利用したい人も中へ入れない。また、カレーショップでは、ご飯がなくなるなど、初日ならではの混乱も続く。昨年の南部杯の時は、専門紙品切れという珍事も起こっており、もう少し自信を持って商売しないともったいない。

 場内探検を終え、5レースから参戦することにする。サラC3ウといえば最下級条件に近い。パドックでめだったセントマーブルも、中央で12戦未勝利といった馬。全馬休み明けで、馬体の増減も激しく、新競馬場での展開の有利不利も不明で、検討材料に乏しい。このレース、セントマーブル1着、2着に馬体30キロ減も細く見えなかったカミノガイセンが入り、6-8は22.9倍が的中。好スタート。固いことで有名な岩手県競馬(何しろ専門紙が年に何度もパーフェクトを達成する)にしては、かなりの好配当で、発表の時にざわついていた。中央では、馬連なら、万馬券でも最近はあまり驚かなくなっているからえらい違いだ。

 持参金2万円のうち、タクシーに3、300円も払ってしまい、手元不如意となっていたが、最初のレースを的中し、一息つけた。O氏とY子におみやげを買いにショップへ。期待していたニセイのぬいぐるみはなく、どっかのターフィーショップと同じようなラインナップなのは残念。あと、地元のチャグチャグ馬子とか売っていたが、あまり食指は動かない。岩手県競馬組合に残された数少ない課題は、グッズの充実だ。彼らならきっとやってくれると信じているが。ちなみに、トウケイニセイのビデオ(6,000円)が気になったが、これは儲かったら買うことにしておく。

 オープニングを飾るメインレースは、明け4歳の精鋭による特別戦、スプリングカップ(ダ1600m)。昨年中央のきんもくせい特別を勝ったエース格のテツノジョージこそ出てこなかったが、ダリア賞でマイネオリーブの2着したサクモトデュラブほか豪華なメムバーが揃った。

19960406

一線級との対戦こそないが、4戦4勝、菅原勲騎乗で、今年の飛躍が期待されるウエストサンボーイが圧倒的1番人気。馬体もしっかりしており、これは大物かも。テツノジョージとともに3歳戦をリードしてきたマツリピロリットは、12キロの馬体減。冬毛もめだち、迷わず消し。となれば、実績的には1番のグリーンヒルホープだが、差し馬有利の展開だけに、6番のアンダーリュウオーの突っ込みも警戒したい。デキも良さそうで、狙い目はこれ。おなじみのサカモトデュラブもやはり人気になっているが、成長度、距離、激化必至の先行争いを考えるとここは買えない。
 人気は、1-4、4-7が3倍。4-8で7倍。4-6ならば12倍と好配当。1-4を3000円、4-6を2000円とめずらしく絞って勝負する。マツリピロリットがあの状態で来たら仕方ない。

 新競馬場の1600mは、向正面の引き込み線から直線が800mも続く。正確には、引き込み線が少しカーブしているので、中山の外回り1600mを左回りにしたような感じ。「競馬場の格は走路の格で決まる」と競馬組合の人が語っていただけあって、立派なコースになった。
 スタート直後の直線が長く、レースは、予想通り、外枠勢の激しい先行争いになったが、3コーナーで下る分、300mの直線は上り坂がきつく、地方競馬でありがちな行った行ったの競馬にはならない。直線、満を持して、菅原勲のウエストサンボーイが先頭に立つと、さらに外からアンダーリュウオーが突っ込んで2着に入り大勝利。結局、この日は2万円を超えるプラスとなり、ウイークエンドフリー切符代は十分稼ぎ出したことになる。

 さっそく、トウケイニセイのビデオを探すも、なんと品切れ。残念。明日は、昨年のNAR年度代表アラブのミスターホンマルも出走するIBC杯、月曜日は、全国から騎手を招待するスーパージョッキーズトロフィーと魅力的な番組も続き、このまま滞在したくなってきたが、寒い中の立ち席観戦で、疲れも隠せないので、今日のところは帰京することにした。でも、今年は、何度も通うことになりそうな予感がする、そんなオープニングだった。

« 1996年3月 | トップページ | 1996年6月 »

(PR)

(PR2)


  • アンケートモニター登録