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【復刻版】園田~高知遠征記(1996/12/29-31)

◆12月29日(日)

 西へ向かう旅は食堂車から始まる。8時7分発の「ひかり37号」に乗った我々は、新横浜到着も待たずに、食堂車に一番乗り。相棒はもちろんO氏である。
 愛してやまない食堂車だが、例によってメニューは厳しい。朝食の営業もないため、朝から、ハンバーグ定食を注文するが、お湯で戻すだけの味気ないもので、ライス、コーヒー付¥1、700。2階席からの時速220キロの眺望の代償は高くつく。
 のぞみ号に慣れつつある我々には、2時間半をすぎてからの30分が長く感じられたが、無事新大阪に到着し、JRで大阪へ、さらに阪急に乗り換えて、園田駅へ。無料バス5分でいよいよ33番目の競馬場である園田競馬場へ到着した。
 「日本一恐い競馬場」という前評判だったが、来てみればそれほどでもないという印象。たしかに大阪だし、恐そうな人も多いが、競馬をやってられない雰囲気ではない。年末で客が多かったのがよかったのかもしれないが、大井よりさらに品を悪くしたような感じ。売り上げが多いだけに、それなりに施設にお金はかけている。

 全レースアラブだが、それなりに検討はできる。ジョッキーもWSJSにも参戦した小牧をはじめ若手の岩田も巧いようで、レベルが高そう。とはいえ、4Rから8Rまで参戦したところで、寒くなってきたし、帰りたくなってしまった。的中は1Rだけで2000円の負け。O氏は35倍をヒットし、プラス。
 梅田まで戻り、お好み焼きで腹ごしらえ。以前、酒氏、カト氏ともいっしょに4人で遠征したときにも寄った店を無事発見。味はまずまずだが、当時は大学の卒業式直前だったことを思うと、あれから4年半もたっているわけで、全く進歩のない自分にがく然とする。
 帰省ラッシュに備え、今回はすべての列車の指定席を押さえてあるため、予定の新幹線まで新大阪の喫茶店で時間つぶし。O氏は年賀状の執筆に余念がないかと思うと、ホームでは、灰色公衆電話に愛用のFMVを接続し、東京大賞典の結果をゲット。キョウトシチーが勝ったようで、行かなくてよかった。

 岡山で、瀬戸大橋線「マリンライナー」、坂出に渡って、こんどは特急「南風」に乗り換え。競馬をはさんでいるとはいえ、1日で鉄道で高知まで行くのだからかなりの強行軍である。
 21時34分に高知駅着。寂しい駅前通りだったが、ボウリング場とゲームセンターを発見。明日以降の娯楽の心配はなくなった。宿舎のパレスホテル新館は開業したばかりとあって、悪くない。軽く街にくりだすも何もなく、繁華街の真ん中の通りで、若者がはないちもんめなど始めている。かなり困った街ではあるようだ。それでも、かろうじて、競馬新聞は購入できた。噂に聞いていた「中島高級競馬号」はなかなか充実している。明日の勝負はいかに・・・

◆12月30日(月)

 いよいよ高知競馬参戦の日。¥800という価格にもかかわらずかなり充実している朝食バイキングで腹ごしらえをすませ、レンタカーもゲット。風邪気味のO氏は、途中で風邪薬も購入。準備万端整え、9時半には競馬場へ。指定席の列は2番目。10時の発売開始になっても人はまばらで、これだけ出足の遅い指定席もめずらしい。

19961230a

 全国行脚も落ち葉拾いの段階に入り、正直あまり期待していなかった高知競馬場だが、どうしてなかなかのもの。指定席は快適、レースも必ずしも先行有利とはいえず、いろいろと検討できる。南国らしいおだやかな陽気で、申し分のない環境。ローカル競馬気分も盛り上がり、なんと1Rの3歳-6組戦から大勝負に出てしまう。
 地方競馬では、古馬の条件戦は、同じようなメムバーで何十回も戦って、勝ったり負けたりしており、馬券的にも買いづらいのだが、3歳戦だけは、レベルの差が大きいだけに、かえって狙いやすい場合がある。1Rはサクラトウコウ産駒のラムードで断然の気配にもかかわらずこれが2番人気で迷わず勝負。ただし、単勝を1000円も買うとオッズを下げる(!)ことになるので、注意が必要。
 ラムードはいいところなく、勝負レースの1Rでいきなり大敗、続く2Rも当り損と、不穏な幕明けとなり、3Rが昨日からの狙いのレース。注目は、高知初登場のサンデーサイレンス産駒となる、サンデークライム。母の父はなんとNijinskyで、中央未勝利ながら、阪神ダートで3着に入ったこともあり、ここなら断然のはず。予想外に新聞の印もなく、大勝負の予定だった。
 テレビカメラも登場したパドックだが、どうやったら、ニジンスキーにサンデーサイレンスでこんな馬ができるのかという感じ、冬毛もひどく、馬体も中央時より20キロ以上も太く、迷わず消し。結果も4着で切ったのは正解だが、馬券は的中せず。
 その後もまったく当たらず、ついに休憩に追い込まれる。これが中山ダート千八500万下フルゲートとかいうのだったら、買う気にもならないから怪我もしないのだが、こちらは、十分検討し、パドックも見て、返し馬も見て、自信を持ってたくさん買ってはずれるのだから辛い。春のように暖かい場内を散歩し気分転換。餅つきなども始まっている。

 5Rから連勝単式になって、ますます当たらなくなり、メイン9Rでは、いきなり290倍という大穴が出て万事休す。これではO氏の風邪もひどくなるばかりでついに退場。途中桂浜まで太平洋に沿って快適な黒潮ラインをドライヴ。車中で競輪グランプリの実況を聞く。十文字を逃がして、必勝かと思われた神山がベテラン小橋に足元をす
くわれ2着。吉岡はじめ6人が落車という大波乱。買わなくてよかった。
 一休みして夜の街に繰り出すも何もなく、焼肉~ボウリング~甘味というお決まりのコース。チョコレートパフェを食べたら気持ち悪くなった。これでは明日の検討もおぼつかない・・・

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◆12月31日(火)

 いよいよハッコウマーチが連勝日本記録に挑む最終日。その南国王冠の前に資金を増やしておきたいところだが、前夜検討の結果、今日は固いレースが多そうで、ひとつひとつ確実にあてたいところ。
 果たして、1Rから連複300円程度の配当が続き、当たり損ばかり。それでも当たっているうちはよかったが、後半は当たり損にもならなくなり、連敗街道へ。取り返そうとして、残り少ない資金から大きく投入しては、傷口を広げていく。
 3Rに酒氏の一口愛馬だったマークオブロマン号が登場。中央未勝利抹消後、当地転入で、目下2戦2勝。今日も断然の感。氏の携帯に電話すると、
「単勝3000円購入してくれ」
 との依頼。当地で単勝を3000円も買っても、オッズを下げるだけなのだが、とりあえず購入。結果も同馬が快勝、1.7倍もついたため、氏は何もしないで2000円の儲けになった。
 最後の勝負は6RのサラC1-3組。今日で定年引退となる2頭のうちエスエムグレートで勝負。コメントにも「具合はえい方」とあり、最後だからめいいっぱいの仕上げとみた。どっかで聞いたことある名前の馬だと思っていたら、発送前の場内実況によれば、6年前の東海ダービー馬とのことで、ますます自信を深めるが、4角3番手も伸び切れず3着止まりで、万事休す。
 さて、メイン9Rの南国王冠。日本新記録27連勝に挑むハッコウマーチはさすがに好馬体。ここ数戦は辛勝も多く、絶対とは言い切れないが、相手の顔ぶれも特にかわっていない。大きく買う資金もないし、ハッコウマーチを蹴って、一発逆転を狙う元気もなく、応援馬券を100円買って、見るだけにする。

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 レースは、2周の長丁場。2着続きで何とか一泡ふかせたいツカサエンペラーが前走同様に早めにしかけてだしぬけを狙うが、ハッコウもそうはさせじと早めに追いかけ、3角でつかまえ、4角ではちぎり、独走の気配。
 さあ、日本記録達成と誰もが思ったが、ここでハッコウマーチがなんと一杯に。わずか200mの直線もバッタリとまってしまっては、粘れず、ジリ脚の追い込み馬バイタルサインに差されて2着。場内に悲鳴があがる。

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 よく見ると、勝ったバイタルサインの馬主は先に仕掛けたツカサエンペラーと同じ岡林鉄山氏で、なんとこのレース3頭出し。見事な連携プレーにハッコウもひっかかったという事か。どうも我々の遠征では、地元の英雄が思わぬ敗戦を喫したり、若手の台頭の前に敗退することが多いが、今日もそのような結果になってしまった。
 いよいよ1996年も押し詰まってきた。マスコットの「馬場丸」と記念撮影をした我々は、一路空港へ向かう。レンタカーを返す際に店のお姉さんと話すと、やはりこの街にローソンやセブンイレブンはなく、ファミリーレストランも1軒だけあったサンデーズサンがつぶれてしまったとのこと。都会の灯が恋しくなってきた我々を乗せたガラガラのANA570便は21時には無事羽田空港に到着した。来年も楽しい遠征が待っていることを期待したい。

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