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1/6:BRIO

◆横浜・東京:はれ
 近頃は、小生だけでなく、やりたい放題やっている人も多いので、そういう人向けの雑誌もずいぶん増えている。いわゆるサライの系列である。だいたいにおいて、特集は、蕎麦屋とか書斎と万年筆とか寝台特急だったりする。
 そんな仲間かと思って、「BRIO」なる雑誌を購入する。特集は、「優しくなれるインテリア-早く家に帰りたい」とあり、「建築家が自宅に求めたもの」「見苦しくないマッサージチェア」と続く。なんとなくわかりあえそうである。
 しかしながら、第2特集の「今さら買い足す冬の服」では、「我々の世代になるとわざわざバーゲン品を手に入れに行くのは面倒であると感じることの方が多い。だったらプロパーでいいではないか。」と手ごわくなってくる。さらに、「金沢・旦那衆の花街模様」「今夜はシャンパンで通す」「ベントレーと暮らす日常」と来られてはお手上げである。サイスさんあたりなら何とか対応できるかもしれない。
 ところで、同じ光文社から「VS」というスポーツ雑誌も出ているのだが、こちらの特集は、「『不屈』という美学」で、キングカズ、清原、井上康生、辰吉である。キングカズと清原までしか思いつかなかったが、ここで辰吉というのは、すばらしい発想である。サブタイトルの「道はなくても光は射している」というのもすばらしい。道はもうないのである。しかしながら、ここへ加えられてしまった井上康生は、ちょっとかわいそうである。彼は、まだそこまでの格ではないし、彼の前には、まだ道はありそうである。

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