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2005/04/26

4/26:テレビ嫌い

◆横浜・東京:はれ時々くもり一時雷雨

 ブロガーの1日は、電車の吊り広告を見ることから始まった。日本語の間違った使い方についての本の広告が目に入ってくる。小生、計算大会は、得意だったが、漢字読み大会は、あまり得意ではなかったので、あまり大きなことは言えないが、「メセン」と聞くと、不愉快になる。
 誤用が幅を利かせて定着するというのもどうかと思うが、もうひとつ、活字メディアから映像メディアへの移行が大きく影響していると思う。新聞・雑誌であれば、言葉は、目から入ってくるのだが、テレビ・ラジオでは、耳から入ってくる。この場合、同音異義語は、勘違いされる恐れがあるので、できるだけ回避する傾向があるのではないか?「シセン」より「メセン」の方が、確実にすばやくイメージを伝えられるのだろう。
 以前、テレビ局で競馬中継のアルバイトをしていたとき、コンピュータ予想の原稿を書いていたが、同じ馬の名前が繰り返されるので、「同馬は・・・」と書いたところ、ディレクター氏に訂正された。「ドーバハ・・・」と耳から聞いてもわからないので、テレビでは使わないという。
 経済ニュースなどで、「試算」という言葉が出てくると、アナウンサーは、「シサン、ココロノミノケイサンでは・・・」とわざわざ付け加える。ワタクシリツとイチリツも同じような例である。活字派の小生としては、テレビのために言葉が変えられてしまうのは、あまりうれしくない。辞書で「めせん」と引くと、残念ながら存在しているが、
「俗に、映画・演劇・テレビなどで、視線。」
 とある。その通りである。所詮テレビ言葉である。俗なのである。
 話は変わるが、大事故のときに、テレビで死傷者の名前を延々とアナウンサーが読み上げるのは、必要なのだろうか?近い身内は、別の方法で確認すると思う。友人・知人は、たしかに気にしているかもしれないが、普通、誰に死を報せるかどうかは、身内が判断することではないのだろうか?個人情報云々と騒ぐわりには、このへんはどうなのだろうか?テレビなら何でも許されるという思い上がりを感じる。たとえば、飛行機に乗るときなどでも、「この個人情報は・・・事故のときは、マスコミに公開します・・・」などと確認した覚えはない。まして、昨日の段階では、読み方もわからないようで、
「一般的な読み方でご紹介させていただきます。」
 などと言っている。要は適当に読み上げているのだから失礼な話だ。だったら、テロップで、流し続けた方がまだマシではないか?
 さらに話は変わるが、事故の報道が一段落すると、今度は、各社が原因究明に乗り出してくるが、大きなお世話だ。まぁ、ここぞとばかりマイナーな評論家が登場するのは、それはそれで楽しい面もあるが、アナウンサーや記者が、鬼の首でもとるかのように、当事者のミスを暴き出す。今回のような事故の場合、自分達にそれだけえらそうに言う資格があるだろうか?テレビ局各社は、社内規定のようなものを全社員が100%守っているのだろうか?そんなことはないはずで、だとしたら、事故が起きるべくして起きたとえらそうにいえるだろうか?
 テレビ嫌いの老人のつぶやきみたいになった。めずらしく早く帰宅したのだが、見たい番組がないので、葉加瀬太郎さんを聞きながら、ビールを飲んで早めに就寝しようと思う。NHKの「列島縦断 鉄道乗りつくしの旅 春編」が放送延期。こういう感覚も嫌だ。

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コメント

確かに「目線」は、業界用語から出たのかも知れませんね。
だけど「目線の高さ」は「視線の高さ」ではないし、
「するどい視線」は「するどい目線」ではない。
その2つには、微妙な違いがあるような・・・。
雰囲気的には「see」と「watch」の違いに似ているかと。
ま、これだって後付けの使い分けなんでしょうけどね。

ちなみに、知り合いのカメラマンさんが記者会見で、
ハリウッドスターに対し、
「Give me eyeline!」と叫んだことがあるそうな。
そりゃ、「目線ください!」とは言うけどねぇ(笑)。

投稿: るい | 2005/04/27 21:14

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