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2005/11/29

11/29:再び姉歯建築士問題

◆横浜・東京:くもり時々はれ

 再び姉歯建築士の問題。様々な問題があるため、ますます混迷を深めているが、衆議院国土交通委員会が現場を視察。災害のときなども、議員がジャムパーにヘルメット姿で現場視察と称してアピールするのは見苦しい限りであるが、災害の場合は、多少なりとも生で見ることに意義がありそう。それに比べて、今回のマンションなど、素人が見たって、何もわかるわけないのだから、パフォーマンス以外の何者もでもない。あまりにもバカバカしい。最大の問題は、偽装であって、単に危険なだけなら、古い建物にはいくらでもあるはずである。マンションを視察するくらいなら、構造計算でもやってみた方がまだマシではないか。
 午後は、参考人質疑。証人喚問でないと意味がないと思っていたが、案外見ごたえがあった。しかし、誰が見ても、ヒューザーと木村建設が本当のことを言っているとは思えない。特に木村建設の支店長は、鉄筋を減らせと指示した、架空の請求書を要求したとまで認めている。破産してしまえばもう怖いものはないのだから、間違っても自殺とかしないで、徹底的にやってもらいたいものだ。
 今日の一番のニュースは、日本ERIなる検査機関が隠蔽していたと、イーホームズが暴露した点にあると思うのだが、思ったほど大きく報じられなった。武部氏のいうように、これ以上、犯人探しを広めたくないという風潮がマスコミにも広がっているとしたらあんまりである。同様に、イーホームズが、事前に国土交通省にメールを送っていたが、「そちらで解決されたし」と言われたいうのも新事実であり、メールなら控えが残っているであろうから、ぜひ公開してもらいたいものである。
 専門的なことはわからないけれど、検査機関に見抜けなかったことを問うのは、酷だと思う。イーホームズは、そんなに悪くないような気がする。ただ、どうせ見抜けないような形式的な検査を制度として行っているのは、行政の問題で、建築に限らずいくらでもありそうである。こうした意味のない検査は、本来の目的のためには、何の効果もないくせいに、制度として残しておくことで、新規参入の排除などに都合よく使われるのであろう。一段落した後には、こうした無駄な行政検査のあり方にもメスを入れてもらいものだ。

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