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2005/12/26

12/26:機会不平等

◆横浜・東京:はれ

 先日のリクライニング問題について再考する。この件を、近頃の若者のコミュニケーション不足と片づけるわけにはいかない。小生だって、同じマンションの人とエレベーターで会えば、挨拶くらいはするのである。この一件には、小生のもっとも嫌うところの機会不平等と偽善の問題が含まれている。
 偽善についていえば、「後ろの方にご配慮ください」というアナウンスは、何かを伝えているようで、実際は、責任を放棄して、「あとは、前後の人の間で勝手にやってください」と言っているだけである。PL法以降見られる、「一応書いておく」「一応言っておく」という責任逃れの無責任である。しかし、まぁそれはいい。
 問題の機会不平等。後ろの人が「ノー」と言ったら、リクライニングできないのか?しかし、小生は、前の人が倒してきたときに「ノー」という勇気はない。例えば、食事中は、不可とかルールを決めるならまだよい。(ただし、上昇、下降中も不可なので、国内線では、ほとんどできないことになってしまう。)
 もう少しわかりやすい例を挙げると、機内の新聞である。早いもの勝ちで、特に日経とニッカンからなくなってしまうし、後ろの方にはそもそもまわってこないことが多い。だったら、最初から配らない方がよいというのが小生の見解である。スーパーシートのみ配布というのでもかまわない。同じ料金の中で、前の方の人、あるいは、ずうずうしく勝手に持っていく人だけが読めるというのがいただけない。
 この他にも、自由席を廃止して、全車指定席を主張するのも同様の見解。やるべきことをやった人よりもタナボタでトクをすることは少ない方がよい。もちろん、世の中、そういうこともある。運も不運は避けられない。しかし、だからこそ、そういうことは、できるだけ少ない制度が望ましい。トイレの串刺し並びなんかも普及して、ずいぶん変わってきてはいると思う。
 こだわる理由のもうひとつは、損する側だけでなく、得する側も素直に喜べないからである。ずうずうしく徹底的にやることはできないので、どうにも気まずい思いをしてしまうから。

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