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2006/10/14

10/14:ファイターズ2006シーズン回顧

◆横浜:はれ時々くもり

 さすがに9時まで熟睡。ぐったり。午前中、なんとか部屋の掃除だけすませるが、どこにも行く気力もないので、部屋で終日ゴロゴロする。札幌の結果遺憾によっては、福岡へ強行日程で参戦せざるをえなかったわけで、それはそれで何とか乗り切ったとはおもうが、万一終了していたら、立ち直れなかったことは想像に難くない。
 ということで、ファイターズの2006シーズンをふりかえり、あわせて2007年を展望する。

■投手王国

 12球団トップのチーム防御率3.05。昨年よりほぼ1点改善されている。昨年までの常連であった、井場、横山、吉崎、正田、矢野、佐々木といったところが、まったく登板機会がなく、武田勝、八木のルーキー2人は、最後まで大活躍。1軍登板21人のうち、高校生の木下の7.56をのぞけば、2番目に防御率が悪いのが、途中で戦力外になったディアスの4.91、3番目は、なんとエース金村の4.48というのだから、いかに安定していたかがわかる。とくに、救援投手の成績が、28勝16敗95H48Sで防御率2.36というのは圧倒的である。今年をふりかえると、意外とドラマチックで印象に残る試合が少ないのも、磐石のリリーフ陣で、手堅く逃げ切った試合が多かったことの裏返しといえよう。
 もっとも、武田久、武田勝、マイケルの活躍は、小生は、オープン戦の時点で、ある程度は、予測できていた。ここへ、さらに左の岡島が加入したのが大きい。北の大地の支持は拡大していないようだが、評価してあげたい。さらにまったく期待していなかったオッシーも最後までがむばった。これで、武田勝を先発に回せたのも大きい。ダルビッシュは、最後の2試合で、突然エースらしい風格がでてきた。金村出場停止の意外な効果か?あとは、やはり、立石。先発が足りないときだけ1軍に呼ばれて、5回を1,2点に抑える。絶対に試合は壊さない。11試合で3勝2敗だけれど、6連戦が続く時期にチームを支えた功績をしっかり評価してあげたい。
 若手中心なので、来年も大きく崩れることはないと思うが、ダルをのぞくと、さすがにもうこれ以上の上がり目を望みづらいのも事実。しかもエース金村とFA岡島の去就が不明。やはり先発の柱がもうひとりほしい。北の大地の人々は江尻に暖かいようだが、小生は半信半疑。できれば、須永に期待したいところ。

■打線の固定

 ここ数年、オーダーは、日替わり。大リーグでは、主力が定期的に休むので、ヒルマン主義もそういうやり方なのかと思っていた。それはそれで、若手にチャンスが与えられるからよいのかもと思っていたが、必ずしもそうではなくて、固定するに値する選手を探していただけということがわかった。森本、賢介の1,2番固定とともに快進撃が始まり、1-6番と9番の金子の7人が規定打席に到達。やはり、優勝するときは、だいたいこういうものなのだろう。
 WBC帰りの開幕戦初打席いきなりホームランの小笠原、以前のように3割5分ちかい打率とはいかなくなってきたが、その分ホームラン王を獲得。シーズン通じてスランプがなく、後半の大事なところでは、やはりきちっと決めてくれた印象。そして、7月に稲葉が、9月にセギが月間MVPと、時期をずらしてブレークしてきたのも大きかった。セギは、来年も契約してくれるかどうかちょっと心配だが。
 来年も1,2番コンビが続けて結果を残せるかが課題だが、左投手から苦もなくヒットを打てるようになった賢介は、もう大丈夫という気がする。輝く瞬間を待っててよかった!SHINJO引退の分は、やはり坪井に期待。そして、小笠原のFAは。。。これは、ちょっとどうしようもない。中長期的には、糸井、陽、尾崎、鵜久森といったところが楽しみ。あとは、10番の復活だが・・・

■守備の力

 なんといっても、優勝の理由のひとつは、守備力の向上にあるような気がする。若い投手陣が育ったのも、ヒット打たれても2塁から簡単に返さない外野陣の力も大きかったのではないか?
 森本、SHINJO、稲葉の外野陣は、田口、本西、イチローのオリックス以来のレベルではないかと思う。ぜひともゴールデングラブ賞を独占して欲しい。内野も、小笠原は、1塁の方が安定しているのはたしかだし、賢介もがむばった。そして、金子の守備は、なんといっても安心感がある。こちらも、ゴールデングラブ賞をとらせてあげたい。
 問題は、サードだけ。木元、マシーアス、稲田。全員不安。守れるのは、飯山だけだが、打率が.141。来年、若手がここに割り込んでくるのか?賢介サードというのもひとつの選択肢になってくるかもしれないが。。。
 固定はされなかったが、キャッチャー3人もがむばった。鶴岡か高橋信二か。個人的には、打力に目をつむっても、リードの点で鶴岡の方に期待しているが、大事なところで、信二の長打力に救われた試合もたしかにあった。それにしても、さとぼうが、ここへ来てブレークするとは思わなかった。スピードガンコンテストでも146キロをマークしており、来年もまだやってくれるだろう。

■観戦成績

 シーズン31試合、プレーオフ1試合の32試合観戦。おそらく過去2番目くらいの数字。もちろん北の大地移転後では、最高。交流戦のおかげで、首都圏でもずいぶん観戦できるのがうれしいけど、来年は減りそう。
 プレーオフの1勝を含めて、18勝14敗。チーム成績に比べるとだいぶ悪い。貧乏神疑惑をかけられたくらいだから仕方がないが、交流戦の成績があまりよくなかったのだから、まぁお許しを。一応、札幌では8勝2敗なのです。あとは、所沢で1勝3敗、マリンで0勝3敗。フルスタ2勝、東京ドーム3勝2敗、函館1敗、神戸1勝、福岡1勝、神宮2勝1敗。来年は、所沢で西武を叩いて、苦手意識を払拭したい。

■観戦ゲームベスト5

 前にも書いたように、2,3点とって、武田久とマイケルで逃げ切る地味な試合が多かった。まぁそれが本当の強さということなのだろう。

 1位:10/12札幌 ○F1x-0H もちろん優勝決定試合。
 2位: 9/17札幌 ○F6x-5M 延長11回サヨナラ勝ちの死闘。飛行機の時間ギリギリまで見てよかった!
 3位: 3/25札幌 ○F3-1E 超満員の開幕戦。SHINJOハーレーで衝撃的な入場。
 4位: 7/ 8所沢 ●F2-3xL 12連勝ならず。松坂から2度勝ち越すも無念。でもすばらしい試合でした。
 5位: 9/2 所沢 ○F8-3L 首位攻防第1ラウンド。さとぼう大活躍!
 番外:8/19 千葉 ○F6-5M 満員。貧乏神入場お断り。退場後に大逆転。逆転Vへの快進撃の始まり。。。

ファイターズ’97・シーズン回顧
ファイターズ’98・シーズン回顧と99年の展望
ファイターズ’99シーズン回顧と2000年の展望
ファイターズ’00シーズン回顧と2001年の展望

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コメント

今春、ファイターズの沖縄キャンプを見に行ったときに、グラウンドに一番最後まで残って練習をしていたのが、鶴岡捕手でした。

皆が帰って行った後も、山中コーチにショートバウンドのボールを投げてもらって、ずっとキャッチングの練習をしていました。

そのときに顔と名前を覚えたのですが、こういう選手が活躍すると、ちょっと嬉しいですよね。

さあ、あとはチケットが当たるのを待つだけです。来週、ナゴヤでの対決をお待ちしております。

投稿: イッキマン | 2006/10/14 23:35

鶴岡は、開幕前は、まったくノーマークでしたが、よくがむばりました。実松を出して岡島をとって、鶴岡が成長したのですから、大成功でした。日本シリーズ戦力比較で、「よく似たチーム構成だが、下位打線は、中日に分がある」と言われております。客観的にみれば、その通りですが、鶴岡にもがむばってほしいものです。

投稿: しんちゃん | 2006/10/15 21:13

しんちゃんさんにとっては、所沢とマリンは今シーズン辛かったですよね。
貧乏神と呼ばれたし。。。連勝記録はストップだし、門前払いのときは誠さんホームランだし。
鶴岡くん、解説のおぢさんたちにも褒められまくりですよね。ガンちゃんの評価も高いし。
「金子の守備は、なんといっても安心感がある。こちらも、ゴールデングラブ賞をとらせてあげたい。」←まったくもっておっしゃるとおりでございますです☆☆☆

投稿: かん | 2006/10/19 00:13

なんといっても遠征先の北の大地での勝率が高くてプシューがいっぱい見られたのはうれしいことです。来年は、所沢でライオンズをこてんぱにやっつけたいものですが、そのためには、ハミューの力が必要かもしれませぬ。

投稿: しんちゃん | 2006/10/19 22:18

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熱戦続くプロ野球もいよいよ終盤です。パ・リーグのプレーオフ、そして日本シリーズと1年を締めくくる戦いが続きます。さらに、11月には守備の名手に贈られる三井ゴールデン・グラブ賞があります。捕手が強肩で盗塁を刺す、外野手がバックホームで走者を刺す、三遊間の深いところから一塁で矢のような送球を見せる、一二塁間を転がるゴロを横っ飛びで好捕、外野手が背中をむいてバックしながら大飛球をキャッチ、右中間を抜けるライナーをジャンピングキャッチなどなど、プロ野球選手ならではの好守備がことしも多くのファンを魅了しました... [続きを読む]

受信: 2006/10/18 20:40

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