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2007/12/16

12/16:ANA&ECOカーで行くよくばり旅行(2)~やるじゃんニッポン!~

◆松山→坂出→丸亀→鳴門→淡路→神戸→横浜:くもり時々はれ所により一時あめ

 せっかくのオールドイングランド山の手ホテルであるからゆっくりしたいところなのであるが、今日は昨日よりもさらに強行軍なので6時20分起床。入浴。朝食。ここの朝食はヴァイキングではないけれど、充実している。サラダ、ポタージュスープ、フルーツ、ヨーグルト、オムレツ、ベーコン、パン、コーヒー。
 喝!も見ないで8時45分チェックアウト。8時55分には、ECOカーで出発。ZARDのCDをかけながら、松山自動車道で昨日来た道を戻る。まずは、最初の目的地は、高松郊外の「がもううどん」さんである。村上春樹のさぬきうどん紀行で紹介された店の中で、比較的初心者向きで、場所も簡単に見つかりそうなところをして選んでみた。坂出ICで降りて国道11号で15分も行けば到着である。

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 が、しかし。な、なんと定休日である。あまりにもあんまり。たしかにるるぶにも日曜定休と書いてある。ただでさえ強行軍なのにいきなりつまづいてしまった。そういうことなら、村上春樹さんももっともディープと評価していた「なかむらうどん」に挑戦することにする。坂出ICを越えて国道11号をさらに逆方向に戻り、川沿いの道を南下すると案外かんたんにみつかった。すでにお昼近くになってしまい、かなりの行列だ。
 幸い、この頃はよく晴れて、日当たりもよいので、30分ほど待つのはそれほど苦にならなかった。入場すると、うどんの種類(冷たいのと熱いのとたまごをからめるかまたま)とサイズ(特大、大、小)を選ぶ。かまたまを選ぶと、生卵を渡され、先にといておいて、茹で上がったうどんをからめる。ネギなどの薬味は自分で適当に入れる。大根やしょうがは自分でおろす。天ぷらは100円でこれもセルフ。最後にだしをかけて、カウンターでお金を払って、あとはそのへんで食べる。かまたま大で400円。予想よりはやわらかめのうどんだったが、たまごとのからみがいい感じで、だしも美味しい。みんなが幸せそうにうどんを食べている光景というのもよいものだ。讃岐富士の麓、平和な日本の日曜のお昼ごはん。

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 ぼーっとしているだけでも気持ちよさそうなのだが、いかんせん小生は先を急がなくてはいけない。坂出ICから高速に戻り、高松をすぎてそのまま東へ。鳴門までは意外と近いのだが、お腹も満たされて、この区間はかなり眠くなった。ちょっとひやりとする場面もあったが、どうにか鳴門へ。淡路島が目の前だが、鳴門北ICで降りて、大塚国際美術館へ参戦する。
 いかんせん予備知識がほとんどないのであるが、ないるさんが3回来ても見きれないという規模である。そして、入場料が3150円である。衝撃的である。1時間くらいで退場するのはあまりにももったいない気がするが、とにかく入場。いきなり長いエスカレーターを上るとシスティーナ礼拝堂が登場して衝撃を受ける。世界中の名作を陶板にコピーした巨大な美術館のようだ。ニセモノといえばニセモノであるが、ここまで徹底的にやると立派な作品ということなのだろう。3階に上がるといきなりゲルニカ。地下1Fには、モネの睡蓮が屋外にオランジュリーと同じように360度に配置。やることが徹底している。とても見きれないので、適当にあわただしく駆け抜けてしまったけれど、大したものである。オリジナルがどこの美術館かがわかるようになっているので、修学旅行や社会科見学に向いているのではないか。近くの学校だったら、美術の授業なんか、ここでやった方がよっぽど役に立ちそうである。
 海側の出口からは、鳴門公園の展望台へ出かけられるようになっていて、再入場可能なのもありがたい。大鳴門橋を眺めてから、カフェでケーキセットでひと休みして、ショップをひやかす。作品のカレンダーとか絵葉書と並んで、松山容子のボンカレーとか、ポカリスウェットのストラップとか、オロナミンCのタオルとかが売っているのも笑える。そう、大塚国際美術館の大塚は、オロナミンCの大塚製薬であり、ボンカレーの大塚食品でもあるのである。

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 最低でも3時間くらいは滞在すべきだろうが、1時間半で退場。大鳴門橋を渡り、淡路島へ。時間はギリギリだが、天気もよくなってきたし、素通りするのがもったいないので、東浦ICで降りて、淡路夢舞台へ立ち寄る。こちらも安藤忠雄さんの作品である。ウェスティン淡路と公園が一体になっていてかなり広いし、目の前は海で気持ちよいのだけれど、時間が押してきたので30分で退場。花の季節にゆっくりするのがよさそうだ。

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 東浦ICから高速に戻って、いよいよ明石海峡大橋。いったん淡路SAに入場して、橋の全貌を眺める。どういうわけか、昨日の瀬戸大橋、今日の大鳴門橋、そして明石海峡大橋と橋の近くに来ると、雨がぱらついてくる。海岸の気候が不安定なのかもしれないが、晴れている方が写真はきれいなので、残念だと思っていたら、なんとここでは、明石海峡大橋に虹がかかっている。世界最大級の大きな橋に、大きな虹がさらにアーチをかける。実に美しい光景である。ハコもの公共事業というと批判が大きいけれど、パルテノン神殿だって、万里の長城だって、金閣寺だって元は公共事業である。高度成長の中で、山を削り、海を埋め立て、多くの自然や景観を破壊してきたかもしれないが、公共事業の中でも、橋というのは、けっこう文化的な価値もあるのではないかと思う。未来に残したい景観である。もう少し待っていればライトアップでさらに美しくなりそうだけれど、時間がないので先を急ぐ。

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 4キロちかい長さの橋を渡り本州へ復帰。この付近の有料道路の分岐は実に複雑だが、無事に阪神高速に入り、神戸市内へ。心配していた市内の渋滞もそれほどひどくなく、17時にはトヨタレンタカーさんへECOカーを返却。780キロを途中給油なしで快走して、最後に37.5リットルの給油で5325円。燃費は、21キロ弱。さすがはECOカー。ガソリン代の高騰も怖くない。サイス号あたりだったら軽く1万円を超えているところ思われる。
 クルマを返して、空港へ送ってもらえば、後は帰るだけと言いたいところであるが、旅はまだ終わらない。コインロッカーへ荷物を預けて、ポートライナーで三宮へ引き返す。大混雑の三宮駅を抜け、ステーキランドさんへ参戦する。神戸に来たらここへ行かずにはいられない。いつもは2600円くらいのコースなのだけれど、本日は、奮発して、神戸牛サーロイン200gをウェルダンでいただく。赤ワインにガーリックライス。このお値段で本格的な鉄板焼きが食べられて、カウンターなのでひとりでも入りやすい。実にありがたい。

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 さて、いよいよフィナーレ。ルミナリエさんに参戦である。明日が最終日ということもあって、想像を絶する混雑。何しろ週末は連日50万人近い人出だという。元町方向へ思いっきり迂回させられて列がスタート。びっくりしたのは、会場へ入るまで延々と歩行者の大行列が続くこと。丸の内のミレナリオでは、こんなことはなかった。何しろ、元町から三宮の間を1往復半くらい延々と迂回する。この間は、別にイルミネーションはなく、ただ歩くだけ。クルマは止めているのだけれど、もちろん普通に歩行者はいる。そこで、列に割り込めないように、大きな交差点では、いったん列を止めて、交差する歩行者を通すのだから大変な交通整理。お金がかかりすぎて、来年の開催が危ぶまれているというが、たしかに警備と交通整理だけでも大変だ。ハーバーランドとかポートアイランドで開催した方がだいぶラクになりそうである。
 帰りの飛行機は21時だから、20時すぎには三宮を出たいが、30分くらい並んで19時をすぎた時点で、「あと90分」の看板が出てきて衝撃を受ける。しかし、なんとかなりそな気がするので、そのまま前進。そしてもうひとつ心配なのが、おなか。ステーキにガーリックライス、そして寒空の下の行列ということで、おなか終了→列から離脱→復帰するも時間切れという最悪のシナリオが頭をよぎるが、なんとか持ちこたえられそうである。
 結局、トータルで1時間くらい並んでどうにか会場に到着。まぁミレナリオと似たようなものではあるけれど、1時間くらい並ぶ価値はある。来年も開催できるよう募金をはずんで、無事に20時すぎに貿易センターからポートライナーで空港へ。

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 21時発のANAは満席。少し揺れたもののほぼ定刻に羽田へ。これで今年のANA搭乗50回を達成して、充実の旅も大団円である。
 世界初のECOカー、アートな島と安藤忠雄さんの作品群、文豪の愛した温泉、日本を代表する作家の愛したうどん、世界最長の吊橋、神戸牛、震災からの復興を願う光の芸術etc、今回の旅のコンセプトをあとづけで考えると、”やるじゃんニッポン!”ということになりそうだ。まだまだこれから行ってみたいところはたくさんあるし、今回行ったところもゆっくり再訪したいし、北の大地や京セラにも行く必要がある。あと何十年生きられるかわからないが、遠征のネタに困ることだけはなさそうだ。

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