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2016/01/12

2016/1/12:アオガエルの思ひで

◆横浜:はれ

 北海道新幹線の開業も近づき、カシオペアやはまなすの引退も近づく今日この頃であるが、先日、とうとうアオガエルの引退が発表されてしまった。アオガエルとは、東急の旧5000系。緑色の特徴的な車両である。葬式鉄はやらない主義だし、熊本まで行くのも大変なので、だったら、二段ベッドの下の昭和に仲間入りさせようということで、さっそくアマゾンで検索すると、幸い、岳南鉄道時代の2両編成のNゲージを発見。さっそく試運転。渋谷のスクランブル交差点のあたりに先頭部分が保存されているので、見覚えのある人もいるかもしれない。

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 小生のアオガエルの思ひでは、昭和57年頃。目蒲線で通学していたため、毎日のように乗っていた。当時の目蒲線は、東横線のお古ばかりで、もっとぼろい3450型というやつと、アオガエルと、銀色の7000系の3種類。都内ではめずらしい3両編成で、目蒲線の歌なんていうのもあってバカにされていた。
 椅子とかは別に普通なのだけれど、緑色の3450型とアオガエルには、冷房がないのが致命的で、夏は銀色の車両が来るとほっとしたものである。その頃から、目蒲線には、実家方向への地下鉄の新路線への直通と、東横線への直通計画があって、実家から自転車で目黒まで行き、田園調布から東横線へ乗り継いでいた小生にとっては、理想的な計画だったのだけれど、いつまでたっても工事は進まず、大学も卒業し、実家を出て数年たってからようやく南北線〜目黒線〜東横線の日吉までの直通運転が実現。3両だった目黒〜田園調布のホームは地下に潜ったりしながら6両に伸びて、目黒、武蔵小山、大岡山、田園調布などは大きく変貌。逆に、多摩川から蒲田方面は、多摩川線として切り捨てられてしまった。
 そんな時代の流れの中で、アオガエルは、全国各地のローカル私鉄へ払い下げられて、長野や静岡方面を中心に活躍していたのだけれど、製造から50年以上経って、さすがに棲息数が減り、今回、熊本の最後の一両がとうとう引退することになってしまった。
 当時は「あー、冷房じゃねぇよ」とか敬遠していたアオガエルも、今となっては実になつかしいということで、facebookにアップするとなかなか好評で、普段あまりご縁のない古い友人からも「いいね」やコメントが届いた。やっぱりみんなアオガエルが好きなんだね。
 多感な中学〜高校くらいの思ひでっていうのは、まぁ美化される傾向にあるわけだけれど、じゃあ今の中学生や高校生が30年くらいたってから、「E233系もとうとう引退だよ。寂しいねぇ。」と思うか?と言われると、ちょっとそんなことはないような気がする。そもそも愛称のつくような車両も少なくなってしまった。保守性や製造コストの問題で画一化が進むのだろうけど、毎日乗る通勤電車だからこそ、個性的な車両の登場を期待したいもの。


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