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2018/7/27:シベリア鉄道で行くロシア横断の旅(5)ロシア号の第4日

◆(車中泊:チタ〜イルクーツク〜トゥルン:ウラジオストックから4497km):はれときどきくもり:2653歩

 昨晩は0時頃のチタ停車まで記憶にあって、朝は7時起床。空はどんより曇っている。顔を洗って、3日間お世話になったオッズパークTシャツを捨てて、富山サンダーバーズTシャツに着替える。朝食は、フルーツゼリーと昨日食堂車でゲットしたパンとコーヒー。

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 2分停車のはずのペトロフスキー・ザヴォートで長時間停車して20分くらい遅れて出発。
 このあたりでお手洗い事情について述べておくと、まぁ、可もなく不可もないというところ。1等車には2つあるから、混みあうこともないし、車掌さんがマメに掃除してくれるので、それなりにきれいにはなっている。便座カバーもあるし、トイレットペーパーもそんなにひどくはない。(一応日本からもウエットタイプを持参)以前のように駅停車中使えないということもなく、とにかく紙類を便器に流さないということだけ気をつければいい。汚れた紙類を流さずに横のゴミ箱に捨てるのはちょっと抵抗あるけどね。ボタンを押して、吸い込む時の音がとても大きくてちょっとうるさい。
 洗面もここでするので、床が濡れやすいけど、濡れても大丈夫なようなマットになっている。旅行記によく書かれているように、スリッパよりはサンダル類で行った方が無難。

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 時計を1時間戻して、日本マイナス1時間になって、ウラン・ウデ到着。人口40万のけっこうな都会で、お客さんも入れ替わったようだ。定刻8時45分のところ20分遅れで、本来なら23分停車だけど、発車時刻が読めないので散歩は断念して東証に参戦。

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 「ギリシア人の物語」に戻って読書〜うたた寝。気がつくと、道路が並行してクルマが走っている。クルマが並走するのも久しぶりというか、ほとんど初めてだ。

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 そして11時くらいから、海?!ではなくて、今日のハイライトのバイカル湖が見えてくる。広さは琵琶湖の50倍、一番深いところは1680m(!)、地球上の淡水の2割を占めるという壮大なスケールで、車窓からは海にしか見えない。

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 宮脇俊三さんの「シベリア鉄道9400キロ」をはじめとして、ウラジオストックからモスクワをめざした旅行記の多くが、「バイカル湖が深夜の通過で見えないのが残念」と書いてあるけれど、いつの間にか昼間の通過に変わったようでありがたい。湖畔沿いの路線の一部は観光路線に転用されてショートカットしている区間もあるのだけれど、それでも3時間くらいたっぷり見られる。ただ、これも「シベリア鉄道9400キロ」に出てくるけれど、二重窓が汚いのが残念で、写真にも汚れがめだつんだよね。

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 湖に沿った区間は工事の難所でもあって、シベリア鉄道でも最後まで未開通区間として残り、夏は船、冬は凍った湖の上に線路を敷いて物資を運んだりしながら、日露戦争に備えて突貫工事で開通させたとか。それにしても、これだけ巨大な海のような湖が全面結氷するっていうのも想像がつかないよね。
 2時間以上湖に沿って走って、湖水浴やキャンプを楽しむ人も目につくようになって、スリュジャンカ到着。ここから旧線が観光鉄道として湖畔のリゾート地、リストヴァンカへ伸びている。日本のツアーでも、このあたりで1泊して観光してまた西をめざすツアーの方が多いようだけれど、小生はもちろんそのまま西をめざす。

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 16時前に少し遅れてイルクーツク到着。シベリアのパリとも呼ばれているらしい人口60万の大都市。お客さんもかなり入れ替わり、ウラジオストックからいっしょだったロシア人親子もここで下車。20分以上停車するので、散歩と体操を入念に。

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 18時前に食堂車へ。昨日まではセットメニューだったけど、今日からは自分で注文しないといけない。会話集を持参したけれど、幸い、メニューには英語表記があって、サーモンのグリル(880ルーブル:1500円)とビア(200ルーブル:350円)。”グリルドサーモン、ツァー何とか”って書いてあったから”皇帝風”っていうところだろうか、イクラが乗っててゴージャス。野菜も添えてあるのもうれしいし、味付けもそんなにこってりしてなくて美味しい。食堂車を利用する人はアジア系のぜいたくなお客さんだけみたいで、いつも空いているのに、メニューもけっこう豊富だし、味もちゃんとしていて、お姉さんの愛想もいい。
 意外にもパンが別料金で1つ10ルーブル(17円)を2つ。明朗会計だ。食後のコーヒー(100ルーブル:170円)までいただいて税金だかサービス料だかが20%ついても1440ルーブル(2450円)だから街中のファーストフードならともかく食堂車としては実にリーズナブル。ロシアは原則としてチップはいらないみたいだけど、お釣りは置いてきた。この分だとルーブルは相当余りそうだし。
 19時54分着のジマで今日最後の長時間停車。まだ明るいので、食後の散歩。4日目も無事に暮れそうで、そろそろロシア号の旅も折り返し。慶應は東海大相模に勝って甲子園へあと1つ、ファイターズも大勝のようで何よりだ。

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