【復刻版】金杯観戦記(障害400万下観戦記)(東京:1996/1/5)
2年ぶりに金杯に参戦することになった。この年末は、久々に遠征をしなかったので、競馬場に行くのは、ウインターS以来。金杯は、魅力ないG3のはずだが、正月気分もあいまって、どこかうきうきしてしまう不思議なレースでもある。
注目のシグナルライトは、横山典にふられたこともあり、結局出走を回避したが、初日からハイランド勢が3頭も登場して賑やかになった。
まず1Rにエスパスが出走するため、O氏宅を8時30分に出発し、今年最初のレースから観戦することになったが、これがひどいレース。シンガリから進み、バテた馬を2頭かわしただけ。レベルの低い福島の新馬で2着したが、その後まったくいいところなく、初勝利は遠そうだ。
次は、5Rの障害400万下。入障以来、1,3着のストロングファイブが登場。クールハートの下で、新馬勝ちをしたのだが、気性難でその後低迷、去勢してからおとなしくなり、障害に活路を求めてきた。
パドックで、テキに新年のあいさつ。シグナルは、AJC杯とのことだが、ダンスパートナー、スキーキャプテンなども登場するらしいから、これは厳しい。
レースは、1番人気の関西馬マックスミラーを先に行かせて、終始2番手を追走、最後の直線で平地の脚を生かし、かわして1着ゴール。タイレコードの快勝で、3着は4秒5も離れていた。オープンでも活躍が期待できそうである。新年早々から縁起がいい。一昨年、香港で買ったもののつける機会のなかったミッキーマウスのネクタイをねずみ年ということもあり、はじめて着てみたのだが、これがよかったのかもしれぬ。そういえば、今日は前祝いをやっていなかった。これもよかったかも。
続く6R、サイレーンの出走する4歳500万下は、レベルが低く(実際、未勝利や新馬よりタイムが遅かった)チャンスあるかと思われたが、これもズルズル下がる一方のふがいないレースだった。ちなみに、ここまで馬券はひとつも買わず。
運だめしで、東西金杯だけ参戦。東は、固くおさまりそうな気がしたが、準メインで好騎乗に関心させられた岡部のマーメイドタバンを狙ってみる。これも内々でソツなく乗っていたが、馬の方に切れる脚がなかった。
西の金杯、イブキニュースターを狙うも3着。ただし、テイエムジャンボから、裏開催でよくお世話になるアラタマワンダーを押さえていたので、少しだけ的中した。勝った2頭は快勝で、勝つまではともかく、GI戦線に名乗りでてくることになろう。
ちなみに、京成杯はテレビ観戦。ユノペンタゴンに気があったので少し悔しかったが、あの馬が来るようでは、レベル的にはこころもとない。小島太がインタビューで、「今日はレース内容には、不満がある」と言っていたのを聞いて少し見直した。今頃見直してももう遅いが。
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