【復刻版】新潟3歳S観戦記(1997/8/31)
今年の夏もいよいよ終わりである。楽しいことも、楽しくないことも、いろいろあった訳だが、フィナーレを飾るべく、我々は「あさひ1号」で日本海をめざす。1時間40分あまりで、新潟駅に到着し、駅レンタカーにて、競馬場へ。
GWの地方開催以来の新潟競馬場。1Rに間に合ってしまったが、例によって、ヒマを持て余すことになる。一昨年の猛暑ほどではないが、やはり蒸し暑く、口取りを意識してスーツを着用している身にはこたえる。
2頭の無事を祈り、馬頭観音にお参りし、場内のVTRにて、11年前のクールハートの新潟3歳Sを見る。先行して5馬身突き放す強い勝ち方。セントグレイスも母にあやかりたいものである。
イタリア軒にて、おいしいカレーをいただき、6Rの新馬で、ケイツーパフィが2着に突っ込み、好配当をゲット。その後、食指の動くレースがなく、冷房の効いたソファーで、しばし休憩していると、いきなり、ミスピーチ嬢とミス飯坂温泉嬢が登場した。福島開催を待ちきれないのだろうか。格はわからないが、個人的には、ミス飯坂温泉嬢がよかった。
さて、ようやくメイン11R、新潟3歳Sのパドック。芦毛、408キロの馬体は、やはりこのメムバーでは、目立たないが、状態は、悪くなさそう。おなじみのO調教師が、サングラス姿で登場したのには、驚いた。高崎のタマファイターは、発汗が目立ち、やはり中1週がこたえているか。
レースは、1枠からまずまずのダッシュで、2番手につけたセントグレイスだが、3コーナーあたりから、ズルズル後退。なんとシンガリ負け!やはり前走の勝利は、恵まれたものだったか・・・
そして、続く最終12R。叩き3戦目であり、チャンスと思われたユニオンヒルまでが、VTRを見るかのように、ズルズル後退!シンガリ負け!これでは、どうしようもない。とき号にて、早々にて、帰京となる。
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