2001/3/17:○横浜FC 2-1 ベガルタ仙台(三ツ沢)
フリューゲルス終了から2年あまり、とうとう横浜FCがJの舞台に登場する。市民チームとして生まれ変わった横浜FCのJ2ホーム開幕戦。あいにくの小雨模様となったが、7000人を超えるファンが三ツ沢にかけつけた。試合前には、アルフィーによる応援歌の熱唱もあり盛り上がる。J2昇格決定後の内粉劇、リトバルスキー監督の退団など、厳しい時期もあり、今も決して満足いく運営ではないが、とにかくここまでこれたというのは感激である。
アウェーの湘南戦に敗れた後だけに、何としても勝利が欲しいホーム開幕戦だが、昨年までとちがって、J2となると、相手も手強い。ベガルタ仙台には、賀谷、岩本、藤吉など、小生でも知っているJ1経験者が揃っているし、外国人選手も2人。やはり楽な戦いは期待できないだろう。
前半は、やや押し気味で、0-0。しかし、後半早々に、ちょっとしたミスからあっという間に1点を先制される。このあたり、さすがにミスを逃がさない。しかし、正直、横浜FC選手の動きもやや物足りなかった。考えてみれば、フリューゲルス時代の選手はいないし、J2やJFLを渡り歩いている選手が多いだけに、待ちに待ったJの舞台という意識は、サポーターほどではないのかもしれない。
なおも押され気味の後半、200人程度の仙台サポーターがいよいよ勢いづいてくる中、ようやく、選手を入れ替え、反撃に転じる。素人の意見ながら、15番の動きが見苦しかったのだが、その15番を交代させた直後、後半44分、長いロスタイムに中、ヴェテラン真中の起死回生の同点ゴール!延長突入である。
一進一退の延長戦。最後に決めたのは、前半から健闘していた小野信義だ。見事なVゴールで、待望のJ初勝利。なんともいえない感慨がある。これで、チームに勢いをつけるとともに、サポーターをひとりでも増やして、日本のサッカーを、プロスポーツを変えていくためにがむばってもらいたい。
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