2002/7/6:●横浜FC 0-1 セレッソ大阪(三ツ沢)
W杯が終わり、みんなサッカーのことなど忘れてしまうであろう今こそ、Jではないか?ということで、久々に三ツ沢に参戦する。我らが横浜FCは、昨年来の内紛の後遺症で、サポーターの数も伸び悩み、成績も下位に低迷している。
だいたいこのところ、多くて3千人程度なので、今日もガラガラだろうと思っていたが、入場してびっくり。席を探すのに苦労する状態。ちょっと考えられない。W杯でサッカーを覚えた市民が、手近なところで、ナマ観戦ということなのだろう。とすれば、日本開催の意義は、とても大きかったということになる。
1万1000人の大観衆。お目当ては、セレッソの森島、西沢の日本代表という人も少なくないようで、ホームとはいえ、横浜FC一色という感じではない。W杯が終わったばかりということで、森島、西沢ともにベンチスタートだが、やはり、J1経験チームの格の違いというか、圧倒的に押されている。
ところが、前半終了間際に、セレッソが、イエローカード2枚で、ひとり退場になり、俄然流れが変わった。”超攻撃的”のキャッチフレーズの2-4-4で攻めまくり、ホームでもあり、どうしても勝ちたいということで、最後は、2-3-5というすごいフォーメーションで攻めるが、もう一押しがきかない。セレッソも、森島、西沢を投入して、本気モードとなるが、一人少ないのが大きく、横浜FCペース。それでも、決めてを欠き、引き分け濃厚、初めてサッカーを見にきた人も少なくなさそうな感じなので、0-0の引き分けでは、サッカーの魅力が伝わらないのでは?と心配になったロスタイムに、一瞬のスキをついてセレッソが1点入れて万事休す。
ひとり少なくても勝てないのだから、J2の上位と下位の差はかなり大きいが、この大観衆を今後もまた三ツ沢に呼べるような市民に愛されるチームになっていくことを期待するしかない。
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