【復刻版】しんちゃん日記(2003/7/1-2003/9/30)
9月30日(火):福岡-広島:はれ
ホークス優勝。しかし、小生はその2時間ほど前に福岡を後にして、ひかりレイルスターにて広島へ移動する。ドーミーイン広島にて入浴。準天然温泉というのは、正直よくわからないが、小さいとはいえ露天コーナーがあるのはよい。しかしながら、須田鷹雄さんほどではないが、ちょっと煮詰まっており、いまひとつくつろげない。
9月28日(日)
●ファイターズ 3-4 ライオンズ○
いよいよこの日がやってきた。東京ドーム最終戦。思い思いのユニフォームを着た5万の大観衆がスタンドを埋めた。しかしながら、この試合で、ファイターズが勝てばホークスの優勝が決まるというやっかいなことになってしまった。見たところライオンズファンは1000名程度と思われるが、5万観衆の中に、ホークスファンがまぎれていて、試合終了後に若鷹軍団が鳴り出したりしないことを祈りたいものである。都城中学から修学旅行生が来ているが、幸雄さんの応援団なのか、ホークスの応援団なのか不明である。
ライオンズ4番中村。謎であるが、体型は、大阪近鉄の中村ばりである。しかも、初回いきなりタイムリー。よくわからない。
7回小笠原が勝ち越し3塁打。2点リードで9回。福岡で待機するホークスの選手は、ビールかけを思い描いたかもしれないが、我らがヒルマン監督、わずか2点のリードで、いきなり小笠原、島田を引っ込めて、阿久根、石本が守備につく。この2人では、まったく守備固めになっていない。そのわりには、ミラバルが9回も続投する。これが、超野球ファイターズで言うところの「ヒルマン主義」なのであろうか?ベースボールと野球が融合した結果なのであろうか?
しかしながら、マクレーン特大同点アーチ。まぁ、ここまでは仕方ないかもしれない。しかし、1死1塁から特大のセンターフライでいきなり1塁走者が2塁へタッチアップしてしまう。石本の肩なら当然そうなるわけだが、通常はちょっとお目にかかれないプレーである。守備を固めた結果がこれである。2死満塁で芝草が押し出しで決勝点。「ありがとう東京」の掛け声とともに迎えた最終戦がこの体たらくである。さすがとしかいいようがない。まぁ、JASといい、地方競馬といい、PHSといい、ファイターズといい、小生が応援しているものはみなこんなものなのかもしれない。退場させられるのもやむを得ないのかもしれない。せめてもの救いは、行き先が北の大地ということである。
試合終了後、ピアノが運び込まれる。選手入場、ヒルマン監督あいさつ。いかんせんこういうときは、外人監督はつらい。選手会長は誰だっけ?奈良原か、金子あたり?と思っていると、岩本が登場した。さすがである。やはりこうでなくてはいけない。しかしながら、さすがに「マイド!」は封印された。球団旗が降ろされ、選手が持って場内を一周。これではまるでお葬式である。身売りではないのだから、もう少し明るくできないものか?突然、JALバーゲンフェアで札幌へ1万円をアピールするとかそういう芸風はないのだろうか?長年の声援に感謝するのなら、もっとOBを前面に出してもいいはずだが、わずかに土橋さんと木田氏あたりがいるものの、出番がほとんどない。
前の席では、若い女性ファンが、号泣している。一方、場内には、なぜかウイルソン選手の横断幕がかかる。かと思うと、突然、「サルワタリ!」と声がかかる。さすがである。結局、こういうことなのだろう。とにかくあとは北の大地である。まさに「試される大地」である。
9月22日(月):横浜:はれ
台風が去り、涼しい秋がようやく訪れる。内閣改造。昨日は、安倍幹事長で、あっといわせたが、今日も竹中氏の留任、川口氏の留任をはじめとして、石原国土交通相、麻生総務相、谷垣財務相など思い切った布陣である。40台が3人、50台前半が3人という若手抜擢もあり、良し悪しの判断は別として、確実に自民党を壊しつつあるのは確かといえよう。ただし5年かけて自民党が変わるのを待つよりは、政権交代を実現する方が本当は早いと思うが。
しかるに、久米氏は、「挙党体制に配慮した内閣」と称して、テレビ朝日政治部長の末延氏に、
「それは違うと思います。」
と即座に否定されていた。さすがである。野中氏ともども引退するだけのことはあるようである。一方、社民党の福島幹事長は、「派閥均衡内閣」と発言していたが、これまたどこをどう見れば派閥均衡なのか理解に苦しむ。同じ悪口を言うのでも、もう少し的確に捉えていただきたい。
それにしても、これで小沢一郎君の最後の勝負がますます厳しくなってきた。今の民主党に今回の人事を上回るサプライズを与える人材がいるとは思えないのだが。
9月21日(日):登別→岩見沢→千歳→横浜:はれ
今日もさわやかな行楽日和。朝風呂を満喫して出発。今日の日程は、いろいろと悩ましかったのだが、札幌競馬は堪能できそうな気がしなかったので、久々にばんえい岩見沢競馬に参戦する。だいたいいつもは途中で退屈してしまうのだが、何しろ今日は天気がよく気持ちがよい。久々のばんえい競馬は、経費削減が徹底しており、パドックへの馬体重掲示の中止、発売窓口の減少、誘導馬の廃止などが行われているが、ここまでやれば、賞金を下げても関係者も納得するだろう。一方では、グッズの販売や、着ぐるみマスコットも活躍しており、関係者の努力は評価できる。TCKでの発売も始まったことだし、なんとか売り上げ減に歯止めをかけたいと思い、小生も積極的に参戦。5R中4R的中するも、若干のマイナスになってしまったが、なかなか気持ちのよい1日であった。
爽やかな北の大地であるが、首都圏には、台風15号が近づいている。20時50分発の特便割引では欠航したらしゃれにならないので、手数料を払って、事前に17:50発に変更して帰京。道中多少揺れたものの、結果的には問題はなかった。
雨のYCATからタクシー。行き先を告げると、いきなり、
「お客さん、私だから嫌がらないけど、普通だったら嫌がられますよ。」
と言う。衝撃的である。そういう自分が一番嫌がっているのかと思ったが、結果的には、そういうわけではなかったようだ。
「ここは、飛行機で帰ってきた人が使うところだから。」
「私も飛行機で帰ってきたんですけどね。」
「そうですか、しかし、ここは長距離専用なんですよ。」
「そうなら、そう書いてくれれば、そごうの方から乗りますけど、何も書いてない。」
「そうなんですよ。わかりにくいんですけどね。」
ちょっと話にならない感じで不愉快になりかけたが、運転手氏必ずしも悪い人ではなさそうでもある。
「すみませんね、実は、場所も嫌がられそうなところなんですよ、行き止まりで。」
「いえいえ、そうやってお客さんみたいに先に言ってくれる人はいいんです。」
よりによって、料金が1040円で、小銭がなく2000円差し出す。
「100円玉ないんですか?」
「ないんです。」
最後までかみ合わなかったが、とにかく無事に帰京。結論として、やっぱり遠征は北の大地に限るということである。爽やかな北の大地の秋、早急に再訪が必要である。
9月20日(土):横浜→札幌→登別:はれ
5時20分起床。JAL503便にて1ヶ月ぶりの北の大地へ飛ぶ。この1週間、残暑厳しく、宴会も多く、すっかり胃の調子がおかしくなっていたが、北の大地への遠征となった瞬間から食欲旺盛、まい泉をいただき、ひと休みすると、新千歳空港へ到着である。
快速エアポートにて札幌駅には、10時10分到着。朝方はずいぶん冷え込んだようだが、爽やかな秋晴れである。「かに飯」を購入して、札幌駅・ステラプレイス内のスターバックスでまず休憩。大丸とビックカメラをひやかしてから、札幌競馬場へ。場内はガラガラである。うし様と合流。
中山6Rにラピッドストリーム号出走。3歳未勝利であり、おそらくこれが最後のチャンスである。状態もよさそうで、チャンスはあると思っていたが、無念の2着。初の連対であり、今後に希望をつないだと言いたいところであるが、いかんせん、もう未勝利戦はあと2週しかなく、除外確実。引退レースとなる恐れもある。札幌の7Rには、うし様のマイネルシュネル号が出走したが、明らかに太く、いいところなく大敗。
久々の中央競馬参戦であるが、いかんせん、勝手がわからず、対応できない。無理やり8Rで勝負してみるも、藤沢師の1番人気があっさりと快勝では、話にならない。こんなところで無駄金を使っている場合ではないということで衆議一決。トヨタレンタカー札幌西営業所へ直行して、ヴィッツ号にて道央道を南下する。
3カ月ぶりの登別だが、6ケ月ぶりの滝本イン。
8月には、全館満室という予想外の事態になっていた滝本インは、フロントの応対があまりにもダメだった。まぁ、このホテルに何かを期待するのが無駄なことは15年来の経験でわかっているのだが、立て直してシングル中心のきれいなホテルを建てれば、絶対成功間違いないだけに、遺憾である。仕方がないので、早々に第一滝本館へ移動して入浴。団体さんが多く、館内はかなり混雑していて活気がある。やはり、湯は登別、登別は、第一滝本館ということなのだろう。なんと露天風呂の増設工事が始まっている。6月頃から、北の大地へ来るたびに、道内の景気がどん底から脱出してきた感を強くしていたが、今回もいっそうそういう感じがする。これでは、小泉氏再選もやむを得ないということなのだろうか?
9月19日(金):横浜:はれ
引き続き、体調不調。早く北の大地で癒す必要がある。しかし、本日も宴会である。ファイターズファンの彼がいるとかで、ファイターズに理解を示していたY嬢から、「最終戦は当然行くんですよね?私はもうチケット買いました」
と言われる。この人は、彼がファイターズファンだからということを理由にしているが、最近は、ひとりでも参戦しているという。さすがである。小生、最終戦は欠場するつもりであったが、バーゲンフェアのチケットをキャンセルしてでも、やはり、最終戦は参戦すべきと反省する。
12月のバーゲンフェア先行予約受付開始。沖縄はさすがに確保できず、札幌便と鹿児島便を確保。
9月18日(木):横浜・東京:はれ
残暑厳しく、体調不調であるが、ダンナ凱旋帰国とあれば、新橋SLあたりで一席もうけないわけにはいかない。蕎麦をいただいたあと、カレッタ汐留へ行く。久しぶりだが、あいかわらずこの街はよくわからない。なぜか46Fのソラシオさんに入場。男2人で入場をお断りされるのではないかと思ったが、ブームは去ったらしく、窓側の特等席へ通された。すばらしいビューを眺めながら、出川師問題について語る。
9月15日(祝):横浜・東京:はれ
所用のため上京するが、あまりにも不快な事件があったので、そのことにはふれないことにして、昨日に続いて、世の中が少しはよくなるかもしれない話。
NHKが、地上波デジタルの受信をカードで限定するという。以前から、人が歩いてまわる受信料徴収、しかも払わない人がトクするというのはあまりにも理不尽だと思っていたが、これなら、他の有料放送同様に払わない人には見せないことができる。災害時のニュースなどは、ノンスクランブルで流せばいいのだから、公共放送だからといって、スクランブルしていけないことはないし、逆に税金を使って無料放送にするか、どちらかでよいはずである。しかしながら、ニュースを読む限り、不正コピー防止のためで、実際にスクランブル放送になるのかどうかがよくわからない。受信料徴収員とかの利権とかがありそうで、すぐにはできないのかもしれぬ。
阪神優勝。優勝の瞬間をどこか中継しないものかとチャンネルをいじっていたら、大リーグ中継をしていたBSがいきなり甲子園の画面に切り替わった。18年前といえば、プラザ合意。バブルの始まりである。阪神優勝とともに失われた18年に別れを告げることができるだろうか?
9月14日(日):横浜・東京:はれ
午前中、引越しの見積もり。まだ2ヶ月以上あるが、ダンボールを置いていっていただく。ノートPCと赤外線プリンタで見積書を印字していた。サカイ引越センター、なかなか先進的であるが、やはりバテリーがすぐに終了してしまうとのことである。
午後から湘南新宿ラインで上京。最近になって、首都圏のJRと私鉄では、携帯電話の是非についてのガイドラインが改訂された。曰く、「優先席付近では、電源オフ、それ以外では、マナーモードで通話は遠慮すべし」ということである。遅きに失した感はあるとはいえ、ようやく現実的な案に落ち着いてきた。通話がうるさいのが問題なのであって、それを今まで1件も起きていないペースメーカーの誤作動と結びつけるから話がおかしくなるのである。こういう偽善的な指導は、まだまだいろいろあるが、まずは改善の一歩である。世の中少しずつ合理的かつ常識的な方向へ向かっているのだろう。構造改革の痛みに耐えた結果なのか?
「玉海力」さんへ行く。7周年、ちゃんこ半額である。
9月13日(土):横浜:はれ
引越しが近づいてきて、内覧会が開催される。残暑が厳しい。内覧会ということは、まだクーラーなどもなく、大変な暑さになるかと思っていたら、クーラーは、事前に設置されていた。その他、購入を検討していたウォシュレットなどもはじめから装備されていた。すばらしい。
そして、肝心の眺望であるが、期待以上のグレートビューである。眺めのよい方にこだわっただけのことはあったようである。バルコニーも広く、海を見ながら読書ができそうである。もはや遠征は不要になるかもしれぬ。
9月7日(日):鹿児島-東京-横浜:はれ
昨日と同じく6時半起床。読書。朝風呂。朝食ヴァイキングを1時間かけてたっぷりいただく。昨日とまったく同じ。
11時にチェックアウトして、そのまま大浴場へ。サンデープロジェクトの続きを見る。総裁選候補3人、石原ジュニア、宮沢喜一氏、河野氏ら若手4人、と豪華なメムバーである。しかしながら、政策の是非はともかく、それなりにテレビというメディアを活用して主張を展開した亀井氏ら3候補に比べて、推薦人集めに苦労している若手4氏は、はっきり物足りなかった。結局、何をやりたいのかがよくわからない。一言でいうと役不足ということではないか。これでは、旧来の自民党を変えたいという人は、民主党に投票してしまうだろう。
それに比べると、宮沢喜一氏は、あいかわらずさすがである。実行力はともかく、解説者としては、本当にすばらしい。最後も、イラク問題への対応について、田原氏から、「では、小沢さんと菅さんでは、宮沢さんは、菅さんの意見に近いのですね?」
と聞かれたところ、
「菅さんが、私の意見に近いのです。」
と切り返して締めくくった。
プールサイドで「スプートニクの恋人」の続きを読みながら、時々、軽く泳ぎ、ジャグジで一服して、また読書。外はあいかわらず強烈な陽射しが照りつけているようだが、プールサイドでの読書は快適の一言である。チェックアウト後もこうしてくつろげるのだから、まったくすばらしい。
14時32分のバスで空港へ。15時30分のJAS777で飛び、羽田からは、そのままTCKへ参戦である。まったく無駄がない。会社から、ホテル京セラ、そしてTCKナイターというこのプラン、ある意味、ハワイでくつろいで、香港に寄って帰るバカンスのようなものである。しかも片道9100円、会社を1日も休んでいない。すばらしいの一言に尽きる。東京は涼しい。しかし、連日のTCK参戦のうし様は、お疲れのご様子。遠征帰りとはいえ、小生はまったく疲れを感じない。さすがは、京セラさんである。TCK8R的中でプラス。まったくもってすばらしい。
グリーンチャンネルにて、ムーランドロンシャン賞観戦。ダンナのローエングリン逃げて2着大健闘。恐るべし。
9月6日(土):鹿児島:はれ
6時半頃にブラインド越しの朝の光で目が覚める。布団の中でだらだらとすごしてから、朝風呂。そのまま朝食会場へ。部屋に配達された日経を読みながら、1時間かけてたっぷりといただく。
部屋に戻って2度寝。正午過ぎまでだらだらと過ごす。「囲碁・将棋ジャーナル」を見て、PATでJRAの3場メインを購入してから、新館の「エデン」へ行く。
「エデン」は、水着スパゾーンである。気温は35度近く、猛烈な陽射しであるが、プールサイドで読書するだけであるから、別に問題はない。海外のビーチリゾートでのんびりするのに近い。村上春樹の「スプートニクの恋人」を読みながら、まどろむ。時々、スパに入っては、また読書。
時計をまったく気にせずにだらだらして、部屋に戻ると16時。朝食ヴァイキングをたっぷりいただいたとはいえ、さすがにお腹が空いてきたので、コーヒーショップで地ビールとサラダ。食後は、散歩。SATYで本を追加購入。戻って、入浴、マッサージチェア。部屋に戻って、読書しているとそのまま寝てしまう。22時頃にいったん目が覚める。まったく時計を無視した生活。寝たいときに寝て、食べたいときに食べて、入浴したいときに入浴する。
9月5日(金):横浜→鹿児島:はれ
17時20分退社。金曜日にリュックを背負って、早々に退社しても、もはや誰も驚かなくなりつつある。
「今日も北ですか?」
「今日は南です。」
というわけで、JASで鹿児島へ飛ぶ。バーゲンフェアでなんと9100円である。バーゲンフェアの場合、2ケ月前の段階で、行きたい場所を決めるので、直前になると、行きたい場所が変わっていることも多いのだが、その点、鹿児島の場合は、ホテルランキング第1位のホテル京セラに行くだけだから、天候や気分に左右されることは少ない。読書に専念したいのだが、忙しくて、本を買うひまがなかったので、空港内の山下書店で、あわただしく文庫を4冊買い込む。
空港からバスでホテルへは15分。バーゲンフェアで飛んでレンタカーもしないので、安上がりな週末リゾートである。しかし、ホテル京セラは、値段は、安くても、設備もホスピタリティも一流である。さっそく入浴。湯上りラウンジは、おなじみのリラクゼーションCDコーナー。今日は「宗次郎」が流れている。おもわず購入してしまう。とにかくすばらしいのひとことである。
9月3日(水):大阪→滝野→横浜:はれ
朝食ヴァイキングにするか「なだ万」の和定食にするか迷ったが、結局ヴァイキングを選択。仕事前なので、盛大に食べるというわけにもいかない。バスで大阪駅へ。このあたりで、のどが痛くなってくる。どうやら、風邪を引いたようである。日本酒を飲んで、プールで泳いで、湯上りラウンジでひっくり返っていたのだから、まぁ、自業自得という感じもする。
新快速で加古川へ出て、加古川線。ディーゼルカー1両ワンマンである。ただし、お客さんは、けっこう乗っている。猛暑。夕立。
仕事は、無事に終わったのだが、中国自動車道を高速バスで新大阪へ戻り、551で餃子をいただく頃には、体調がやばくなってきた。お腹にガスがたまっている感じ。のぞみ号の2時間半が長く感じられる。やはり、帰りだけでも伊丹経由にすべきであった。PHP文庫「石原莞爾」を読了。かねがね気になっていた人物である。もう少し研究する必要がありそうである。
9月2日(火):横浜→大津→京都→大阪:はれ
2週連続の東海道新幹線。7時36分の「のぞみ号」で出発というのは、けっこうつらいところであるが、今晩ゆっくりできる見込みなので眠い目をこすりながら西下。
無事に業務が終了し、京都駅ホテルグランヴィア内の「万彩」にて一献。調子に乗って日本酒までいただいてしまう。新快速で大阪へ。
関西出張の際、小生は、原則として、大阪での宿泊を回避してきたのだが、今回は、”関西の迎賓館”リーガロイヤルホテルに参戦する。旅の窓口で朝食付10800円というプランである。大阪駅から6分間隔運転の送迎バスで10分。車内では、さっそく関西弁が耳に入ってくる。「星野は優勝して、引退やな。来年は、田淵でBクラスや。18年に一度だからな。
南海地震がきそうで怖いわ。」
いかにも大阪という気分が漂ってきたところで、到着。いくらなんでも安すぎるような気がしたが、眺望は悪いとはいえ、特に問題のないシングルである。
さっそくロイヤルスイミングクラブへ。出張の晩に、プールでひと泳ぎというのは、いつかやってみたいと思っていたが、いかんせん日本酒を飲んだ後の水泳は危険である。200mほど泳いだところで一杯になってしまう。
8月31日(日):横浜・さいたま・東京:くもり時々はれ
日経の一面は、「年金施設の2割閉鎖」。ようやく年金資金の無駄遣いに歯止めがかかるようである。遅きに失したともいえるし、当たり前のことをやるだけともいえるが、ともかく今までできなかったことへ一歩を踏み出したわけである。こういうことをもう少しマスコミは評価して、きちんと伝えるべきと思う。ペースはともかく、国の進んでいく方向は少しずつ変わっていることはたしかである。埼玉県知事選挙も、民主党出身の上田氏。どんな人か知らないが、少なくとも元総務次官の嶋津氏でなくてよかった。基本的に首長というのは、役人と正反対の能力が求められるように思う。とりあえず、これで、東京・千葉・神奈川・埼玉の4県から役人知事が一掃された。大きな進歩である。
山の上ホテルにて天ぷらをいただく。以前から気になっていたが、入場するのは、初めてである。まぁ古きよき隠れ家であることは間違いなさそうだ。ロビーの雰囲気はよい。天ぷらも美味である。
8月30日(土):横浜:くもり時々はれ
出張後に残業したので、さすがに疲れている。しかしながら、3時50分起床。世界陸上である。正直、世界水泳に比べると、小生あまり興味はなかったのだが、今日だけは別だ。男子200m決勝。日本選手が決勝に残るだけでも信じられないことだが、メダルの可能性があるというのだから驚きである。
スタート前に、末続にいちゃもんがつく。予選から同じスタート方法なので、嫌がらせと思われる。しかし、スタートこそ今一つも、着実に加速して、ゴール前、きわどく3番手争いになだれこんだ。わずかに出たか?
3着の判定が長い。しかし、見事に3着。銅メダル。日本選手が陸上短距離で銅メダルである。歴史的快挙である。なんといっても、陸上200mもなれば、柔道や体操のメダルとは価値が違いすぎる。400m初のファイナリスト高野コーチが育てたというのもさすがである。とにかくすばらしい。
再度就寝。11時起床。JALさんから、「FLY ON CRYSTAL」のカードが届いた。すばらしい。
8月29日(金):福井-横浜:くもり時々はれ
朝風呂、朝食ヴァイキング。リヴァージュ・アケボノは、すばらしい。同行の上司も満足されたようである。
午前中で業務終了。しらさぎ8号にて米原へ。プライベートなら小松空港へ向かうところだが、さすがにそうはいかない。実際、福井から小松空港へは遠い。バスが寄り道する関係で1時間かかる。直行なら40分で行くと思われる。福井空港の滑走路延長は、論外なので、バスをもう少し整備すべきと思われる。
485系が残っていた「しらさぎ」もようやく全車リニューアルが完了したので、それなりに楽しみにしていたのだが、どうということはなかった。正直、JR東日本、西日本の在来線の新型特急車両は、もう少しなんとかしてほしい。JR九州に比べると、明らかに落ちる。新幹線とちがって、スピードでマイカーやバスを圧倒できないのにこれでは先が思いやられる。
8月28日(木):仙台→福井:くもり時々あめ
ホリデイイン仙台の朝食ヴァイキングは、意外と充実していた。1000円なら、まずは上出来であろう。最近は、サラダバーがあれば、それだけで評価が甘くなる傾向はあるが。
仙台空港は初めてである。エアニッポンで小松へ飛ぶ。遺憾ではあるが、いかんせん1日に1本なので、やむを得ない。B737-500は、4割程度の搭乗率。上昇したらすぐに下降かと思ったら、意外と長くて飛行時間は1時間。機長のアナウンスで、天候とか航路の説明だけでなく、ジュースの説明とか始まったのには驚いた。
小松空港から福井は遠い。ローカル便なので、接続バスがなく、東京からの飛行機が到着後に福井駅行のバスがでる。福井は、ファイターズ北陸シリーズ以来だから、3年ぶりくらいだろうか。当時は、ビッグN全盛期、野村證券の店頭で、ビッグエヌの立て看板を撮影した記憶がある。すごい時代である。前回は、APAであるが、今回は、ホテルリバージュアケボノである。名前からすると、いかにもダメそうであるが、天空大浴場「曙覧」がある。朝食付で、ツインのシングルユースで7200円は安いし、ウオシュレットもあるし、部屋も清潔である。すばらしい。
8月27日(水):横浜→川崎→仙台:はれ後くもり
ぐんぐんさんは、ANAで福岡へ、うし様は、JASで岡山へ。小生は、はやて号で仙台へ向かう。お互いに大したものであるが、惜しむらくは、小生のみ、マイルが増えない。もちろん、はやて号そのものは快適で、鉄道ジャーナル10月号を読みながら、シウマイと銀河高原ビールをいただくと、あっという間に杜の都に到着する。
ホリディイン仙台に泊まる。まぁ、どうということのない標準的なホリディインである。水戸とつくりがそっくりだ。しかしながら、急遽合流することになった後輩の分も予約しようとするとブックフルであるという。旅の窓口で検索するとなんと該当なし。駅の案内所でも、「うちで紹介できるところはありません」という。
何も知らない後輩のN君が到着。どうせダメなら遅い時間の方がなんとかなるかもしれないということで、何はともあれ牛タンをいただき、23時から、ホテルに電話をかけまくって、どうにかR&Bさんをゲット。歯ブラシはないが、まずまずよかったという。
8月24日(日):札幌-千歳-東京-横浜:くもり
定山渓の朝は早い。6時50分起床で朝風呂。意味もなく24時間テレビに少しつきあってしまい、寝不足気味であるが、朝食ヴァイキングをたっぷりといただく。うし様は、食欲がないようである。北海道遠征の朝食ヴァイキングで食欲がないようでは、あまりにもあんまりである。
社台ファームへ。「どうぞ、どうぞ、どうぞ」
とおなじみのTさんに丁寧に応対していただき、TCK入厩予定のナナイロノキセキ号と対面。あいかわらずの好馬体とおだやかな気性で問題はないのだが、問題はTCKの馬場に対応できるかどうかである。なんとか秋にはデビューして欲しいものである。
いったん千歳に出て、サッポロビールさんを訪ねる。ジンギスカンさんをいただく。パークゴルフをプレーしてからランチをいただく人達で大盛況である。ここも勢いがある。ノンアルコールビアをいただき、ノーザンファーム空港へ。おなじみの岡本さんにご案内いただけなかったのは残念だが、休養中のストロングメモリー号、さらに今年の1歳馬2頭を見学する。うし様のサンデーサイレンス産駒もいたのだが、デビュー前の牝馬で550キロ。しかも暴れ放題と完全に終了していたのは気の毒であった。
まだ午後2時であるが、空港へ向かう。今回の遠征は短いに日程の中にいろいろと凝縮されている。午後4時発のJAL便で羽田へ。ところが、ここでうし様が、JMBクリスタルカードを提示して、1便前の777のキャンセル待ちをゲットして先発してしまった。猛暑の東京へなぜそれほど急ぐのか理解に苦しむところである。羽田からモノレールでTCK参戦。遠征もいよいよ最後の勝負どころを迎えた。ちょうど夕暮れどき、カクテル光線が美しいが、30分前に到着したうし様は、暑さでグロッキー状態である。情けない。
メインの準重賞’03アデレードカップは、好メムバーが揃った。酒井騎手騎乗の8番人気ヤマタイセイから総流し。厳しい先行争いを一歩後ろで見て、直線中を割る好騎乗で見事に2着。99.8倍的中するも、薄目で儲けにならず。馬券の買い方が下手すぎる。しかし、猛暑のナイター競馬、これはこれでよいものである。今日はかなりの入場者があったようである。爽やかな北の大地、まったくすばらしいの一言なのであるが、また別の魅力が、猛暑のTCKにはあるようにも思う。
8月23日(土):札幌:くもり
JRタワーホテル日航の朝食ヴァイキングは、予想通り、大したことはなかった。まぁ値段も1800円でもあり、やむを得ないとはいえる。しかしながら、営業が10時までにもかかわらず、9時をすぎても多数のお客さんが待っており、その割には窓側の席が前のお客さんが退場したまま残されている。混雑して待たせているのだから、もう少しどんどん片付けて次のお客さんを誘導すべきと思う。
11時チェックアウト。全体として、評価が非常に微妙であるが、まぁ、二度と泊まらないというほどではない。お風呂の営業が23時まで、朝風呂なし、ラウンジにかき氷なしということで、アートホテルズの代替とはなりようがないが、駅に直結、眺めがよく、部屋のグレードも悪くないので、モントレエーデルオフの代わりに選択する場面はあるかもしれない。まぁ、しかし当面は予約がとれなさすぎるし、そうまでして泊まるホテルでもなさそうだ。
トヨタレンタカーヴィッツ号にて出発。すすきのでうし様を拾い、札幌ドームへ。駐車場、入場券ともにいかにも要領悪く混雑しそうな予感がしたので、事前にぴあとローソンで購入しておいたのは、正解であった。しかし、駐車券が前売りで2500円というのは理解に苦しむ。しかも、事前購入しないと入場できないようである。東京ならともかく、北の大地で駐車料金2500円とはどういうことか?これでは、自らの魅力を殺していることになる。入場後も、コーラ240円、アイスクリーム300円と、東京ドームと同等か、それ以上の価格体系である。札幌が真に自立していくためには、こういうところをなんとかしないと、いつまでもリトルトーキョーで終わってしまうであろう。
試合の方は、観戦記にあるように、長い長い凡戦も、とにかく最後は、劇的な逆転サヨナラ勝ち。公式発表2万2000人とあいかわらず空席が目立つとはいえ、9回裏は、とうとう道民の心がひとつになったような雰囲気がうまれた。6連戦皆勤のないるさんを筆頭をはじめとする貴重なファンを大切にして、少しずつでも確実に盛り上げていってもらいたいものである。
定山渓へ急ぐ。かなり久しぶりである。たしか札幌競馬最終でニーニャデガルチで息を吹き返した頃だったと思うが、もう5年以上経っているはずである。今回は、「定山渓温泉
万世閣ホテルミリオーネ」さんにお世話になる。正直、滝本インがブックフルの状況でも、予約がとれるということは、あまり多くを期待できないと思っていたのだが、果たして、フロントのおばさんは、話がさっぱり要領を得ず、いかにも危険な雰囲気が漂いはじめた。
しかしながら、シングルユースのツインルームは、滝本インの100倍くらい清潔でウオシュレット付。心配された夕食ヴァイキングも、ビアが東京ドームより高い850円、さらにヴァイキングにもかかわらず、夕張メロン(600円)、平目(15000円)を始めとするオプションの群の存在が気になるものの、ノーマルメニューだけで十分に満足できる。大浴場も、滝本と比べるのは酷とはいえ、湯加減もよく、露天風呂もよい。予想をはるかに上回る大健闘である。ホテルランキング上位に抜擢したい。さすがに、館内は混雑しているが、今年になってから、北の大地に全体に勢いが感じられるようになったのは、うれしいことである。東京はこの夏一番の34度だという。涼しい北海道で、東京の猛暑のニュースを聞くのは実にうれしい。
8月22日(金):横浜-札幌:はれ
例年、8月第3週頃といえば、札幌競馬と登別滝本インと相場は決まっているのだが、ここ数年、8月だけでなく毎月のように北の大地に参戦するため、8月の遠征の比重が相対的に軽くなってきている。今回は、もたもたしているうちに滝本イン満室という失態を演じたため、札幌と定山渓2泊の小規模な遠征になった。
午前中スーツで外出したが、スーツで北上したくないので、昼休みに家に帰って着替えて、リュックを持って出社して、17時に退社。さすがにちょっとやりすぎである。18時には、1ケ月ぶりの羽田空港。シウマイとビアを購入したのだが、妙にお腹が空いてしまい、うどんを食べてしまう。こういう慣れないことをするとよくない。機内は、比較的空いていたのだが、お腹が痛くなって、シウマイどころではなくなってしまった。遺憾である。
20時すぎに新千歳空港到着。札幌ドームでは、松坂と金村の投手戦が行われており、うし様とないるさんが観戦しているが、小生は、JRタワーホテル日航でくつろぐ。駅から直結はやはり便利である。とにかく予約がとりづらいのだが、ここだけは、開業前から押さえておいたものである。
何はともあれ、スカイリゾートスパへ入場する。2800円というのは横浜のスカイスパよりも高い。さすがに高級スポーツクラブのような落ち着いた雰囲気がある。お湯も意外とよい。そして、何より夜景はすばらしい。しかしながら、いったんラウンジで休憩すると、メニューがあまりにもダメである。ヘンにJAL色を出そうとして機内と同じお酒を置いてみたり、エスニック風の料理があったりするが、こういうところは、ラーメンとかき氷でもあればよいのである。遺憾ながら、どちらもないので、ジンジャエルをいただく。ラウンジに、パソコンを持ち込んで徹底的にやっている人もいるが、よくわからない。
もう一度入浴して、23時に退場。せめて24時までは営業すべきである。また、朝風呂の営業がないのもまったく理解に苦しむ。せっかくの設備がもったいない。ただし、宿泊客は1500円で利用できたのは、当たり前とはいえ、事前に2800円を覚悟していたので、得した気分である。
部屋に戻り、シウマイとビアをいただくが、せっかくなので、35Fのバー「SKY
J」に参戦してみる。いかんせん、ホテルのバーなら、ひとりでもそれほど違和感ないかと思ったのだが、金曜日の夜の札幌一の夜景スポットということで、やはり場違いな感は否めず、眺めの悪い落ち着かない席に通された。余市のウイスキーをロックでいただき早々に退場する。というか、ここも営業は24時終了である。
部屋は、30F。一番安いシングルなので、けっして広くはないが、東向きなので、眺めは今ひとつである代わりに、千歳、旭川方面へのJR線の列車が眼下を行き来するのがよく見える。これはこれで、なかなか捨てがたい魅力があるのも確かである。
8月17日(日):横浜・御殿場:あめ
当初、今日から回復するはずだったのだが、直前に予報が変更になり、今日も雨である。あまりにもあんまりである。年に何回もゴルフをするわけではないのに、必ず雨の心配があり、実際に雨のラウンドも多い。昨日中に、中止のメールでも来るかとひそかに期待していたのだが、連絡はなく、御殿場線もどうにか平常ダイヤに戻っていて、6:04大船発の普通列車にて出発する。
この電車は、東京発の始発で、ムーンライトながらの折り返しで静岡行き。したがって、特急型車両なのだが、そういうことは有名なようで、いつも混雑している。しかも、酔っぱらいや、爆睡している人がいて、車内の雰囲気は冴えない。
太平洋クラブ御殿場コース。名門である。普段は日曜はメンバーオンリーなのだが、今日は特別で、しかも2万5000円でプレーできるとのことである。小生、ゴルフに高いお金かけない主義なのだが、まぁ今回は、正直さすがと認めざるをえない。ウォシュレットは当然としても、洗面所にイソジンうがい薬が置いてあるあたりがすばらしい。18ホールスルプレーということで、茶屋に、卵焼とかたくあんとかがあるのもよい。レディースドライヴァーも好調で、180ヤードくらいは安定してキープしている。しかしながら、グリーンやバンカー、池の難易度は、ぐんぐん杯レベルではなく、水浸しのフェアウェイもあって、スコアは冴えなかった。まぁ、この調子を維持すれば、ぐんぐん杯なら十分戦えるであろう。
8月16日(土):横浜・東京:あめ
連日、雨が降り続いている。午前中、吉村昭「白い航跡」を読了。高木兼寛という医師の伝記。途中までこの人物がどういう人なのかわからなかったが、慈恵医大の創設者ということで、親しみがわいた。
午前中到着予定の佐川急便、またしても到着せず。衝撃的である。セリ名簿とわかっているからいいようなものの、本当に話にならない。14時まで到着しないので、電話で盛大にクレーム。今どき、ヤマトさんはもちろん郵政公社だって、配達の時間指定は守られている。
スカイスパにて入浴して、京急にてTCK参戦。ふるさとコーナー初体験である。本日は、ばんえい岩見沢競馬とうつのみや競馬を発売している。新聞もコピーが配布され、実況や、パドック、オッズの映像もある。まったくもってすばらしい。時代は変わった。すでにうし様が到着して、ばんえいで万馬券を的中している。恐るべし。正直、マニアばかりで、売上としては、微々たるものかもしれないが、JRAが話にならず、まったくアテにできない中、地方競馬全滅の危機を救えるかどうか、ギリギリの第一歩である。全面的に応援せざるを得ない。
モノマネチャンプ号が出走。馬主の清水アキラ氏も応援に来ている。小生もおもわず勝負してしまったが、いかんせん話にならず大敗。しかしながら、こういうインチメイトな競馬もまたTCKの魅力である。コロッケも50円である。すばらしいの一言である。
8月13日(水):横浜・東京:くもり
世の中はお盆休みムード。直接関係ないはずであるが、社内もどこかのんびりした雰囲気がある。N嬢、Y嬢と第2回蕎麦オフ開催。「利庵」は、予約ができないので、17時すぎに早々に退社させていただく。「蕎麦屋で憩う」でも絶賛された玉子焼きをはじめ、ぬた、板わさ、合鴨などつまみも充実している。めずらしくしそ切り蕎麦があったのもよかった。最後のわらび持ちまで堪能する。
白金の甘味所といえば、ショコラティ・エリカにでも行きたいところであるが、営業してしないので、やむをえず、「都ホテル・東京」へ参戦する。ラディソン系列になって、リニューアルされて、以前よりはだいぶよくなっている。ロビーラウンジは、なかなかくつろいだ雰囲気で、やがて、何やら演奏が始まっていい雰囲気である。
しかしながら、3人でコーヒーと紅茶だけいただいて退場すると、なんと6200円であるという。衝撃的である。コーヒー一杯2000円なのか?と思うと、20:40からは、JAZZ TIMEということで、チャージが課金されているようだ。しかしながら、我々が入場したのは、20:00頃であり、反対側の入口から入場したせいもあって、何も書いてなかった。あまりにもあんまりである。これは、一種のぼったくりではないか・・・
8月11日(月):横浜:はれ
このところ、日曜の夜は、なかなか寝つけないことがあり、1時すぎに起きてしまって、結局、「ドキュメント’03 改革が夢だった・・・細川政権から10年」を見る。湯河原で隠居してから5年、ついに細川氏がインタビューに応じるということで、30分間、たっぷりと語ってくれるのかと思ったら、氏は、黙々とろくろを回し、窯に火をたくばかりで、多くを語ってくれなかった。結局、田中秀征氏、渡辺恒三氏、野田佳彦氏、小沢一郎君など当時の主役たちの取材で時間を埋めていた。日本新党ブームにのって、当選した野田氏が、今でも細川氏に感謝していると言っていたのが、まぁせめてもの救いである。あの頃は、政治が熱かった。あれから10年。失われた10年で、おもしろくなりかけたのは、加藤鉱一君のときだけであるが、それも一瞬で終了してしまった。この秋、再び、ドラマは起きるのだろうか?
8月10日(日):横浜・東京:はれ
昨日の日記執筆後、0時から、BS-1で「江夏の21球」の再放送。冒頭に解説に出てきたノムさんがあまりにも若いので衝撃を受ける。問題の9回裏、ノーアウト満塁で打席には、佐々木。いわゆるヨッシャーである。テレビ50周年ということで、このテの再放送がいろいろと見られるのはありがたい。
10時起床。うし様には申し訳ないが、台風のおかげで遠征が中止になり、ちょっともうけものの休日。いつもなら、将棋のNHK杯でも見るところだが、サンデープロジェクトを見る。亀井静香氏、森喜朗君、おおいに語る。総理を辞めた後の森喜朗君は、ある意味すばらしい。応援せざるを得ない。まぁ、キングカズと同じで小生が応援するようになっては、おしまいなのであるが、とにかく人柄のよさがにじみ出ている。さすがに台風の中、ゴルフを強行するだけのことはある。そういえば、同じく台風の中ゴルフを強行したイッキマンさんも人柄のよさがにじみ出ている。
スカイスパにて入浴。外は猛暑であるが、台風一過ということもあり、いつもより空の色がきれいに見えて、ベイブリッジが美しい。冷房の効いた東海道線からの品川の高層ビルもなぜか今日はきれに見えた。
お盆休みにかかるこの時期、自分の夏休みが終わっても、やはり世の中がゆっくり流れる感じがある。ということで、海外旅行は終わったのだが、「文藝春秋」を購入する。冒頭に、まず嵐山光三郎さんが、「がんばれ上山競馬」と来る。まったくもっておっしゃる通りだ。さらに、「変人内閣全閣僚を採点する」、「野中、小沢の反撃が遂に始まった」、「道路公団・藤井総裁追及第二段・亡国の総裁へ」、「証言・日本の黄金時代」と読み応え十分である。本当は、深夜、日本テレビのドキュメント’03「改革が夢だった・・・細川政権から10年」を見たかったのだが、録画して就寝する。
8月9日(土):横浜:あめ
台風10号が日本縦断。首都圏からはかなり遠いはずなのだが、朝から風雨が激しい。室戸岬から、西宮、新潟と経由して、北海道をうかがっている。新潟競馬は中止。うし様は、すでに北海道入りしているが、小生は、17時30分発のJAL函館便である。あまりにも危険である。東北方面へのJAS便は欠航が相次いでいるが、JALの札幌、函館便は、何が何でも飛ばそうとしているようだ。しかし、盛大に揺れるのも怖いし、あげくの果てに、羽田へ戻ってこられるのも困る。15時すぎに遠征を断念。仕方ないので、スカイスパにて入浴する。
結局、函館便は、2時間遅れで飛んだようであるが、さすがにあの状況で飛行機に乗るのは怖い。うし様の丘珠-函館便も死ぬほど揺れたようである。しかしながら、この雨の中、森喜朗先生は、山中湖でゴルフを強行したという。さすがとしかいいようがない。しかしながら、安倍副長官の「遭難する」との発言で、3ホールで打ちきられたという。これまた、さすがである。
8月3日(日):横浜・東京:はれ
小生の海外遠征中は、まだ涼しかったようだが、残念ながら、帰国とともにすっかり夏らしくなってしまったようである。新宿にいむらさんにて、しゃぶしゃぶをいただき、高野フルーツパーラーで、桃パフェをいただく。やはり、食に関しては、日本が一番だ。
「地方競馬だより」は、平成の名勝負特集。スイフトセイダイとグレートホープの1着同着など、意外と古いレースもランクインしていておもしろかった。なんといっても、小生は、平成7年の南部杯。トウケイニセイvsライブリマントである。レース内容は、名勝負というわけにはいかなかったが、その前からの盛り上がりが大事である。夜行バスで参戦したのだから今ではちょっと考えられない。平成7年といえば、シルバーピークから始まり、ユーフォリアがフェブラリーS参戦、ハシノタイユウが弥生賞3着、ライデンリーダーが阪神4歳牝馬Sをすごい追いこみで勝ち、大川慶次郎氏がシグナルライトのダービー勝利を確信、マイネオリーブの新潟3歳S問題もあった。競馬がおもしろかった時代である。
8月2日(土):成田-横浜:くもり時々はれ
無事に帰国して、成田エクスプレスに乗車すると、やけに車両が立派である。普通車にもかかわらず、1-2または1-1という座席配置。超ラクである。車掌に聞くと、グリーン車を普通車に改造する予定で、先行して普通車扱いにしているとのことである。
Jリーグを久々にテレビで生で見る。マリノスの優勝がかかった一戦。元々、横浜国際での最終戦をいうことで、かなり動員をかけていたらしいが、うまいことに優勝がかかる一戦となり、6万近く入ったようだ。
相手の神戸は、前節で大分に0-8というすさまじい負け方をしている。正直、勝負にならないのだが、徹底的に守って、前半を0-0でしのいだので、多少は楽しみも出てきた。あとは、キングカズの奇跡を信じるしかない。しかしながら、前半、後半と1回ずつチャンスがめぐってきたものの、ゴールはならず。後半途中で交代してしまった。あまりにもあんまりである。
深夜、NHKで「あの日僕ら青春時代」。EPICソニー(今は正式にはちがう名前かも)の25周年を記念したライブのVTR。TMネットワーク、渡辺美里、大江千里、佐野元春といったなつかしい顔ぶれによるライヴである。すばらしい。やはり、T・コムロといえば、TMネットワークである。しかしながら、「My
Revolution」からもう17年である。昭和も遠くになりにけり。キングカズの時代が終わるのもやむをえないということなのだろう。
8月1日(金)-2日(土):ドーヴィル-パリ-横浜:はれ
いよいよ最終日。チェックアウトして駅へ。この3泊でも延2時間くらいはネット接続したはずだが、電話料金は20ユーロ(2700円)くらいで一安心。
2時間でパリ・サンラザール駅へ。今回は、このサン・ラザール駅周辺が何かと拠点となっているので、3日ぶりに戻ってくるとなんとなく懐かしい感じがする。
最後の数時間のために、わざわざ地下鉄を乗り継いで、東駅のコインロッカーへ向かうのはさすがにばかばかしいので重たい荷物をひきずりながら、市内散策する。リュックから、キャスター付のランセルの鞄に変わったので、移動はだいぶ楽になった。
ラ・デファンスへ行く。いわゆるグラン・アルシュ、いわゆる新凱旋門のある新都心である。まぁ、みなとみらいか幕張かというところであるが、10年以上経過して、にぎわいを増してきた。ルーブルから、コンコルド広場、凱旋門、グランアルシュとシャンゼリゼ通りの延長線上で一直線になるのがパリの都市計画のさすがと思わせるところである。なお、ここでトイレ問題に遭遇することになり、公衆トイレに初挑戦するかどうか検討したが、幸い、世界の言葉「M」を発見し、しかも店が大きく混雑していたので、トイレだけ勝手に借用させていただいた。マナー違反であり、あまりおすすめはしません。
1号線でシャンセリゼ通りのジョルジュVまで戻り、ブランドショップが並ぶ一角をひやかしながら、フランクリン・ルーズベルト駅まで散歩。シャルル・ドゴール空港もそうだが、外国には、歴史上の人物の名を冠した通りとか建物が多い。日本には、田中角栄通りもなければ、吉田茂空港もない。日本ももう少し政治家を尊敬する風潮があってもよいとは思うが、いかんせん、「ムネオハウス」とかが登場してしまうようでは、そうもいかないか。
地下鉄でアーブル・コーマルタンへ戻る。地下鉄とRERの利用が延10回。初日に買ったカルネをちょうど使い切った。完璧である。今回の日程は、直前に決まったのだが、アヌシー、ドーヴィルともに期待以上にすばらしくなかなかよくできたプランであった。ロワッシーバスで空港へ。行きと値段が違う。今日(8月1日)から値上げされたようである。衝撃的である。
荷物も重いし、おみやげ類をあまり買っていなかったので、早めに空港へ行ったのだが、出発の3時間も前なのに、JALカウンターは長蛇の列である。ビジネスクラスは、別カウンターだが、それでも長い列になっている。しかも、フランス人と思われる職員さんがまったくダメで、リーダー格の日本人管理職がすぐに呼ばれる。小生、海外旅行中は、待たされてもイライラしないことに決めているのだが、最後の最後に来て、イライラしてくる。これが、エールフランスだったら、初めから期待しないと思うが、JALのカウンターだと、つい日本と同じレベルの対応を期待してしまう。実際は、日本語もよく通じない人が多いのだが。
エールフランスのラウンジが使えたが、あまりたいしたことはなかった。パリの空港というと免税品が充実していそうな印象があるが、これもそうでもなかったので、機内で財布とネクタイを購入する。免税で、しかもJALカード1割引、マイルは2倍である。断然お得だ。JAL・SEASONSは、帰りも隣がいないので、快適。機内食も充実している。お昼を抜いたこともあり、めずらしくすべて平らげてしまった。寿司と麺の他に、わざわざご飯と味噌汁が別途出てくるのだから、大したものである。最後にパリの野田岩でうなぎでもいただこうかとも思ったのだが、土用の丑がすぎたばかりでもあり、いかにも機内で出そうなのでやめたのは正解であった。
お食事を終え、軽く一休みして、帰路用にとっておいた「昭和史の謎を追う(上)」を読み進めていくと、機内が明るくなった。そろそろ折り返し点で、このあたりからが長いと覚悟していたのだが、なんともうロシアを抜けて、日本海へ出つつあるではないか。まったく疲れがない。さすがは、JAL・SEASONSである。
しかしながら、正直言って、エコノミークラスは、せめて300系のぞみ号くらいのレベルまで改善すべきであると思う。夜間、機内を暗くして、原則就寝の態勢をとるにもかかわらず、一方で、窓側の人がトイレに出られないというのは西側先進国の生活水準からかけはなれている。エコノミークラス症候群という言葉が独り歩きしたときに、航空会社は、エコノミークラス以外でも、他の乗り物や、劇場などでも起こりうることを強調したが、エコノミークラスほど長時間窮屈な場所というのは、今どき存在しないのも事実である。
ともあれ、最終日の日記をここまで記述すると早くも新潟付近である。JAL・SEASONSに始まり、アヌシー、シャンティ、ドーヴィルと美しい街でのんびりして、またJAL・SEASONSで戻ってきただけなので、正直ほとんど疲れを感じなかった。これでこそ夏休みというものである。何としても来年もまたJAL・SEASONSで出かけたいものであるが、それには、5万5000マイル必要である。ますます国内線を利用する必要がある。札幌か、沖縄か、はたまた鹿児島あたりか。早急に遠征の計画が必要ということである。
7月31日(木):ドーヴィル:くもりのちはれ
8時起床。朝食をいただいてから、また散歩。まったくもって散歩にふさわしい街である。昨日から、気になっていたランセルのかばんを購入。かばんなど購入すると荷物が増えそうだが、代わりに行きに背負ってきたリュックが引退となり、このかばんに荷物を詰めて帰ることになる。トランクより一回り小さい3~5泊くらいの遠征向きのかばんを探していたので、SOLDE(バーゲン)50%OFFの文字に踊らされてしまった。168ユーロ。もちろんJCBは使えないので、普段はまったく使わないセゾン・VISAカードの出番となる。マイルがたまらないのが残念だ。
午後からいよいよ競馬場へ。街の中心から歩いて5分くらい。とても便利だ。
・フランス競馬事情(実践編)
競馬場に着いてしまえば、それほど難しいことはない。まず入口で入場料を払う。3~5ユーロ程度だから、日本よりはずいぶん高い。パドックも日本と同じだが、馬が出てくる時間が遅く、周回も短いので、すぐに終わってしまう。本馬場入場もあるのだが、そこまで見ていると、締め切りがけっこうギリギリなので、小生は、パドック終了後に購入した。発売窓口は、2ユーロ単位、10ユーロ単位、20ユーロ単位などに分かれている。最低の2ユーロでも270円くらいだから、安くはない。
馬券は、筆談で購入。マークシートはない(場外にはあるようだ)ので、メモ帳に、馬券の種類と番号と金額を書く。もちろんお釣りももらえる。場内テレビには、単勝オッズが表示されているので、だいたいの人気がわかる。これは、たくさんのオッズを無理して切り替えて表示する日本よりかえって合理的である。
<馬券の種類>
単勝 Gagnant
複勝 Place
馬単 Jumeles Ordre
馬複 Jumeles Gagnant
ワイド Jumeles Place
3連複 Trio
締め切りは、だいたい発走時刻の3分前くらいで日本と同じ。締め切ると、ゲートインが順調に進めば、予定より早くても発走してしまうようだ。ファンファーレがなく、発走と同時にベルがなり、以降は、実況がある。
レース確定後、払い戻しが場内テレビで表示される。払い戻し窓口は、購入窓口と同じ。ドーヴィルでは、場内には、グッズショップもあって、帽子、キーホルダー、マグカップなどが販売されていた。
ドーヴィル競馬場。実に美しい競馬場である。場内にも芝生が多く、スタンドは、規模は小さいけれどとても美しい。正直、日本の地方競馬のスタンドよりもずっと小さいと思うが、何万人もおしかけるわけではないので、これで十分なのであろう。一応、来賓席のようなものもあるようだが、一般スタンドで十分楽しめる。パドック側にも、カフェコーナーがある。
1R、2Rは新馬戦。日ごろならとても勝負できないが、逆にこちらでは、新馬戦の方が地元ファンと同じ条件で戦えるので、始めから勝負に出る。血統と騎手とパドックくらいしか情報がないのだから、お互いさまである。しかしながら、見事に大敗。3Rでスミヨン-ペリエでようやく的中したものの、馬単3.0倍。せめて逆に入って欲しかった。4Rも大敗。1Rにつき20ユーロずつ参戦しているのだが、このままでは、最終レースまで現金が持ちそうもない。続く5Rは、ハンデ戦で難解なので、一休みしようかと思ったが、1番のア-ティスティックスタイルがよく見えたので、人気どころとボックスで購入。直線1100m、まとしても大敗と思った瞬間に、外ラチギリギリのところを1番が突っ込んきて2着。直線レースは、馬場のよい外側(=スタンド側)に馬が集まるので、ゴール前は迫力がある。さすがに声が出た。26倍。ようやく一息つく。グッズショップで帽子を購入。
続く6R、3000mのハンデ戦で、16頭というからわけがわからない。3000mなら騎手の腕がものをいいそうなのでめずらしく人気薄のペリエを中心にワイドで購入。これもダメだと思ったのだが、終わってみたら、2着、3着で的中。日本のように帽子の色で区別できないので、よくわからない。このワイド、かなりの高配当と期待していたのだが、なかなか確定しない。なんとそのまま7Rが始まってしまった。ローエングリンでおなじみのシングスピール産駒から購入してこれも的中。しかし、これも確定払い戻しが出ないまま、最終レースが始まってしまう。正直、よくわからないが、これでは、お金をころがせないではないか。
結局、最終レース終了後に、6,7,8Rの払い戻しがまとめて行われた。回収率は97%。まずまず健闘といえよう。なお、最終レースがダート戦(しかも2300m)だったのには衝撃を受けた。
一時は、どうなるかと思ったが、無事にトントンで競馬場を後にする。まったくもって美しくて、すばらしい競馬場である。武豊がローエングリンがやってくるだけのことはある。ひと夏滞在して、じっくり取り組みたいとこである。
再び、街へ戻り、通り沿いのカフェへ。無事にほぼ全日程を消化し、一応最後の夕食になる。街並みを眺めながら、ベルギーのフランボワーズビールとレタスのサラダとオムレツというヘンテコリンな夕食をいただき、さらにアイスクリームスタンドでグラニータをいただく。午後から天候も回復して、実に気持ちのよい夏の夕暮れである。
7月30日(水):ドーヴィル:くもり時々あめ
はじめの予定では、近くのオンフルールへ行く予定であったが、とりやめて、リゾート地・ドーヴィルの休日を満喫することにする。オンフルールは、印象派の画家が好んだ港町で、風情がありそうではあるが、バスで行くしかなく、何かと疲れそうなのでやめる。
ドーヴィルは、期待通りの高級リゾート地で、海辺の旧軽井沢というところだろうか。街の端から端まで歩いても15分くらい。カジノ周辺には、高級ブランドショップが並んでいる。どちらかというと、リタイヤした老夫婦が多い。いかにも治安もよさそうで、散歩するには手頃である。散歩しては、ホテルに戻って、読書と昼寝。そしてまた散歩に出る。優雅な休日である。天気はあいにくの雨模様で、気温は、20度ないくらいだろうか。長袖にジャケットでちょうどよいくらい。さすがに砂浜には人影があまりないが、この時期にこの温度だとここの海岸で、海水浴や、日光浴は、いつできるのだろうか?ちょっと謎である。あるいは、今日が特別涼しい日なのだろうか?
カジノに参戦するのも一興なのだが、あいにく手元ユーロが不如意になってきている。明日の競馬に備えて現金は温存することにする。仕方がないので、TCKと旭川競馬に参戦。夕方から、再び散歩して、「PARIS TURF」を買って、前夜検討。そろそろ武豊が到着するはずなのだが、残念ながら、まだ明日は騎乗がないようである。21時を過ぎても外はまだ明るいのだが、お店が意外と早く閉まってしまう。老夫婦は早寝なのか?あるいは、みんなカジノに吸い込まれたのだろうか?
・フランス食事事情
気ままな一人旅で、ちょっとやっかいなのはお食事である。さすがに高級レストランにひとりで入るわけにはいかない。「食」が旅の楽しみの大きな部分を占める人も多いと思うが、小生は、ひとり旅のときは、「食」には、あまりこだわらないことにしようと割り切ることにしている。
朝食は、ホテルで食べるとして、昼食は、ファーストフードやサンドイッチで済ますのが無難ではある。しかしながら、フランスは、世界の言葉「M」のマークが少ないような気がする。もちろんまったくないというわけではないのだが、正直あまり目立たない。今回は、一度もお世話にならなかった。やはり、アメリカ文化への抵抗が強いのだろうか。
しかしながら、地元資本のファーストフードに入るとだいたいロクなことがない。昨年のフィンランドもそうだったが、今回も、「QUICK」とかいう地元のハンバーガーを食べたが、これがまぁひどいものである。世界の言葉の偉大さを認めざるを得ない。ちなみに、言葉が通じないので、だいたい壁に掲げられているセットメニューから選んで、ドリンクはコーラというパターンに落ち着くのだが、今回は、適当に相づちをうっていたら、ポテトが大に変更されて、0.50ユーロ高くなってしまった。
列車に乗る前に、駅でサンドイッチなどを購入するのは、比較的容易であるが、いっしょに飲み物を買うと意外と高い。清涼飲料水の値段は、日本よりだいぶ高いようである。うっかりすると400円くらいすることがある。自動販売機でも、コーラやジュースが買える。これは、1枚ずつお金を枠にはめて、押し込むという不思議な入れ方をしてから、ボタンで買いたい商品の番号を選択する。お釣りはちゃんと出てくる。コーラやジュースが、1.50~1.60ユーロ(200円)。
夕食は、ホテルのレストランで済ませてしまうことも多いが、多少なりとも雰囲気を味わうのであれば、カフェやそれに類するレストランなら、それほど違和感なく入れる。しかしながら、いかんせんフランス語メニューへの対応は困難を極める。小生理解した単語は、前菜、サラダ、ステーキ、アイスクリーム、ワイン、ビール、コーヒーくらいがせいぜいである。やけくそであてずっぽで注文したら、骨付きチキンみたいのが出てきた。まずまずである。コーヒーは、何も言わないと、小さいカップで出てくる。砂糖はつくが、ミルクはつかないようだ。なぜかチョコレートがつく。今回の店では、単品6ユーロ、前菜付きでプラス3ユーロ、デザート付でさらにプラス3ユーロなどというセット形式が多かった。チップは、正直よくわからない。その場の状況で、1割程度の小銭を置いたケースが多いが、あまり自信がない。
この他、日本料理店のお世話になるのも一案ではある。学生時代は、意地を張って、あまり利用しないようにしていたが、訳のわからない流儀に難儀して、欲求不満が残るくらいなら、大都市では、1回くらいお世話になるのが無難である。もちろん日本で食べるのよりは、高くてまずい。ラーメン屋でキムチをたのんだら5ユーロ(700円)もした。あと、日本料理屋の店員でも、全員言葉が通じるとは限らないので、注文するときちょっと迷う。その他、日経新聞が購入できたりもする。
その他、今回の拾い物としては、パリ北駅地下街の中華のファーストフードみたいのがよかった。テークアウトとイートインの両方が可能。牛肉の玉ねぎ炒めみたいのとドライカレーをいただいたが、まずまずである。
しかしながら、ファーストフードやそれに類するものは、全般的に高い。吉野家の牛丼280円などというのは世界に冠たる低価格だ。自動販売機のジュース120円というのも安い。
・フランス競馬事情(前夜検討編)
フランス競馬の前夜検討は、「PARIS TURF」の購入から始まる。1.15ユーロ(150円)だから安い。紙質は悪いが、主要な競馬場の出走表を中心に、24面くらいある。競馬専門のスポーツ新聞というイメージで、出走表以外にも、前回の成績とか、トピックスみたいな記事も載っているようだが、いかんせんフランス語はわからない。
とりあえず理解できるのは、レース番号、発走時刻、距離、賞金、馬番、馬名、騎手、斤量、調教師、馬主、父馬、母馬、前走着順などである。フランス語が読めなくても、O.Pesllerとあれば、ペリエ騎手のことである。とすれば、横にある55.5という数字は斤量ということになる。
この他、前4走くらいの詳しい成績が別の場所に掲載されている。ここで、通算成績もわかる。2歳戦とか3歳戦があると、検討がつけやすい。新馬の場合は、前走成績の代わりに、母馬の産駒成績が、掲載されている。それもない馬は、プルミエ何とかと書かれているので、初仔と思われる。
まぁ、正直、検討できないという気もするが、何とかイメージを作っていくしかない。重賞でもあれば、前走成績に、G2とかG3とかあるので、身近になってくる。メインレースという概念があるのかどうかよくわからないが、重賞だからといって、後半に行われるということはないようである。また、重賞以外では、ハンデ戦の扱いが意外と大きく、かなり広範囲な条件にわたって、ハンデ戦を行うようで、明らかに中下級条件と思われるハンデ戦でも、60キロから49キロくらいまでいて、多頭数になっている。グレード制の本家ヨーロッパでは、目黒記念とか、函館記念のような重賞のハンデ戦はない(優秀なサラブレッドを選定するグレード制には、ハンデをつけることはそぐわないためと思われる)が、その代わりに、条件戦では、ハンデ戦があって、馬券の売り上げ増に一役かっているようである。メゾンラフィットでは、1000mのハンデ戦で60キロの馬が大敗していたが、明日のドーヴィルでも、3000mのハンデ戦が16頭立てになっている。やはりトップハンデは60キロだが、見習い騎手の起用で59キロに減量されているようである。日本でも、ローカル開催の条件戦では、未勝利から1000万下くらいまでを一括参加できるようにして、斤量差をつけたハンデの特別を作ってもおもしろそうである。ちなみに、フランスでは、すべてのレースが、「***賞」と名前がついている。
7月29日(火):パリ-シャンティ-パリ-ドーヴィル:はれ
3泊したホテルをチェックアウト。旅も後半戦に入る。ドーヴィル行きの列車は18時すぎなので、まずは、荷物を預けなくてはならない。ホテルに預ければよいのだろうが、最終日にもう一度預ける必要があるので、予習をかねて、サン・ラザール駅の荷物預かり所を探すことにする。ところが、ガイドブックの指示通りに訪ねても見当たらない。案内所で聞いたところ、廃止されてしまったとのことである。荷物を預けるのなら、東駅へ行けと言う。今日のこの後の予定は、北駅からシャンティへ向かうのだが、東駅とはあんまりである。たとえていえば、夜に東京駅から出発する予定で、その前に、昼間、新宿駅からでかけるのだが、コインロッカーは、上野駅にしかないと言われたようなものである。しかもコインロッカは、お釣りが出ないうえ、金額がちょうど合わないと受け付けない。もちろん両替所や両替機などあるはずもなく、やむを得ず、コーラを購入して、5ユーロ(700円)もする大型用のロッカーに収納することになった。
東駅から北駅へはどうにか歩けるのがせめてもの救いであるが、めざすシャンティへの列車がどこから出発するのか、実にわかりにくい。時刻表を見ても、「Gare de Nord」(パリ北駅)の他に、「Paris Nord(北パリ?)という記述がある。後になって考えれば、京王線新宿駅と新線新宿くらいの違いだったのだが、こういうことを外人が理解するのは大変である。しかも、日中は本数が少なく、12時28分発の列車で出発する。半日つぶれている。一般のガイドブックはともかくとして、「地球の歩き方」系の個人旅行用のガイドブックは、このへんの細かいことまでもう少し詳述すべきだと思う。地下鉄の乗り方くらいは、詳しく書いてあるが、RER(郊外線=JRの東京近郊区間のようなイメージ)になると、もう曖昧であるし、コインロッカーとか、カフェの注文の仕方とかもはっきりしない。お金がからむところのルールやマナーについては、具体的に書いてもらいものである。もうひとつ、トイレの問題については、後ほどあらためることにする。
どうにかシャンティ駅に到着。シャンティ城へ向かって歩き出すと、道を微妙に間違えたようで、いきなり競馬場の3コーナー付近に到着した。フランスダービーが行われるシャンティ競馬場だが、あいにく開催はしていない。しかしながら、森の中にあって緑が美しい競馬場である。その先のシャンティ城と庭園を散策して、パリへ戻る。北駅から東駅へ歩いて、ロッカーから荷物を出して、RERに1駅乗って、サン・ラザール駅へ。荷物が重いし、雑踏の中、スリなどにも気をつけなければならず、疲れる。
しかしながら、どうにか18:09発のドーヴィル行の列車に乗り込むと、雰囲気が一変した。冷房の聞いた1等車は、昨日と同じく1-2の座席配置で快適であるが、車内が実に上品な雰囲気である。いかにも品のよさそうな老夫婦とか、名門私立に通っていそうな子供とか、おしゃれな若い女性とかが多い。さすがは、高級リゾート地ドーヴィル行の列車という感じがする。日本で、夏休みに軽井沢行きの新幹線のグリーン車に乗っても、こういう感じにはならないのではないか。疲れ気味なので、のんびりできそうでありがたいが、これでは、一応ジャケット着用とはいえ、小生の方が場違いかもしれない。もっとも、その後、車内で携帯電話のベルがけっこう鳴っていたので、買いかぶりすぎかもしれない。
車窓にドーヴィル競馬場の直線コースのスタート点が見えたかと思うと、まもなくトゥルヴィル・ドーヴィル駅に到着。雨が降ってきたが、イビスホテルは、ほとんど目の前である。
今回も10分でネット接続完了。今朝投票したTCKの結果を確認。メインの赤富士賞3連複で的中。気がつけば月末である。家賃の振込みと9月のバーゲンフェアの航空券を購入を済ませる。まったく便利な時代になったものである。
・フランストイレ事情
ヨーロッパを旅行するうえで、気になるのがトイレの問題である。デパートやホテルのトイレはわかりにくいところにあることが多いし、駅や街角のトイレは有料だったりする。有料なのは別にいいのだが、言葉が通じないので、お金の払い方がよくわからないという問題もあるし、トイレ番のおばさんが薄暗いところに座っている光景は、何となく治安が悪そうな感じもある。
今回、4日目までで、宿泊しているホテル以外で利用したトイレは、オルセー美術館、メゾンラフィット競馬場、TGV車内、アヌシー城博物館、パリ北駅といったところである。このうち、有料なのは、北駅だけで、0.40ユーロ。自動改札の機械があるが、硬貨はそのまま入らない。隣の窓口にお金を払うと専用のコインをくれるので、それを改札に投入する。したがって、ちょうど0.40ユーロ用意しなくてもお釣りももらえる。この北駅をはじめ、その他のトイレもすべて清潔で、自動で水が出てくるところも多かった。なお、あいにく大の利用はなかったので、紙が用意されているかどうかは不明である。
・フランスホテル事情
ホテル事情といっても、今回泊まったのは2軒だけである。パリは、メルキュール・オペラ・ガルニエ(★★★)、ドーヴィルが、イビス(★★)。前者は、旅の窓口、後者は、アルキカタ・ドットコムでそれぞれ予約のうえ、事前にお金を払い込んで、バウチャーを入手しているので、チェックインのときも、そのまま渡すだけである。フランスらしい風情という点では、プチホテルなどの方がよいのであろうが、いかんせん日本で予約可能、エアコンあり、電話ありとなると、チェーンのホテルが安心である。正直、日本のホテルに比べると高い(パリが15000円、ドーヴィルが11000円)が、とりあえず2軒ともまずまず清潔だったのでよしとする。バスタブあり、お湯の出も良い。備品は、石鹸とシャンプーとタオルとコップ程度。もちろんスリッパもパジャマもない。セキュリティボックスは、パリにはあったが、ドーヴィルはなし。いずれもレストラン併設で朝食込み。パリの朝食ヴァイキングは本文にも書いたようにまずまず。ドーヴィルは明日のお楽しみ。
インターネット接続は、両ホテルともに、電話の他に、専用のモジュラージャック(日本と同じ形)が、用意されていて、トーンの0発信。リムネットが提携しているIPASSの専用ソフトから問題なく接続できた。通常は、最寄の都市のアクセスポイントを選択するのだが、フランスの場合は、国内共通アクセスポイントというのがあるようで、選択は不要だった。パリでは、延べ1時間以上接続していたと思うが、請求された電話代は、9.4ユーロ(約1300円)であるからまずまずリーナブルである。テレビは、国内チャンネルの他、ユーロスポーツなどの専用チャンネルあり。ドーヴィルではCNNがなく、代わりにBBCWORLDであった。パリはカード式、ドーヴィルは普通のカギだが、いずれもオートロック。枕銭は、よくわからないので、念のため2ユーロ。
7月28日(月):パリ-アヌシー-パリ:はれ
今日はTGVでアヌシーへ往復する。スイス国境に近い水の都である。何としても晴れて欲しかったが、期待通りの好天に恵まれた。ホテル近くのアーブル駅からRERで2駅、リヨン駅からの出発だ。
9:50発のTGVは、1等車を奮発。1-2配置なので、ゆったりとしているが、進行方向に対して、後ろ向きの座席である。こちらの列車は、基本的に座席が回転しないので、半分が常に後ろ向きになってしまうのだが、ガラガラにもかかわらず、後ろ向きも販売されている。あまり気にしないようである。リクライニングも、あまり快適とはいえないし、シートピッチも狭い。東北新幹線のグリーン車の方がはるかに上である。
270キロか300キロかわからないが、とにかくリヨンまで快走して、そこからは在来線に入るので、一転して遅くなる。秋田新幹線と同じである。アヌシーまでは3時間40分。東京に来た外国人が、ちょっと田沢湖へ日帰りというくらいの感じだから、かなりハードな日程ではある。
ほぼ定刻にアヌシー駅へ到着。高原の涼しい風とまではいかないが、まずまず快適。駅前通りを5分くらい歩くと早くも運河沿いに美しい街並みが展開して、さらにしばらく歩くと、一気に開けて、美しいアヌシー湖畔に出る。まったくもってすばらしいの一言で、はるばるTGVでやってくるだけの価値があるというものである。運河沿いの風情ある街並みと湖畔の雄大な景色が一度に楽しめるところは案外と少ない。しかも、公園の花がまた美しい。ぶらぶらと散策した後は、ベンチでくつろぐだけで十分である。うまく伝えられないのがもどかしいので、写真を見ていただく。
運河沿いの店で、ビアとピザとカフェをいただき、夕方まで公園でくつろぐ。のんびりと何日かすごしたいところである。19:02分発のTGVで引き返す。リヨン駅到着は定刻の22時34分より少し遅れた。帰りが深夜、しかも2駅とはいえ地下鉄(RER)利用というのが、今回の日程の中では、治安の面でもっとも不安なところであったが、無事に23時すぎにはホテルに戻る。
7月27日(日):パリ-メゾンラフィット-パリ:くもり時々雨、夕方からはれ
7時起床。今回は時差がすんなり解消できたようである。朝食はヴァイキング、フルーツ、パン、玉子、ヨーグルト、ハム、ジュース、コーヒーだからまずまず合格点といえよう。メトロ(地下鉄)で出発。卒業旅行の頃にはずいぶん使いこなしていたのだが、12年ぶりである。カルネ(回数券)を買って、自動改札から入場。3号線と7号線を乗り継いで、パレロワイヤル・ミュゼドルーブル駅へ。ルーブル周辺は、黄色のジャージを着た自転車の一段が周回しており、歩行者の横断もままならない。今日はツールドフランスの最終日である。一瞬、選手かと思ったが、そういうわけではなく、関連する市民レーサーのイベントと思われる。
オルセー美術館へ。さっそく印象派のコーナーへ行くが、以前来たときほどの充実感がない。もっとたくさん印象派の作品があったような気がしてしまう。物足りない感じがしたので、マーモッタン美術館へ。地下のホールに、印象派の名前のきっかけとなった「印象・日の出」や、一連の睡蓮の作品群。撮影禁止なのが、残念だったが、なかなか見ごたえがあった。オランジュリー美術館が改装中なのが残念であったが、その分ここへ行けたのは収穫である。
サンラザール駅からSNCF(フランス国鉄)の近距離電車でメゾンラフィットへ。地下鉄とちがって均一料金でないので、切符の購入に手間取るが、自動販売機でどうにか購入に成功。メゾンラフィットへは30分で到着。高級郊外住宅地駅前という感じである。同じ車両にパリチェルフを読んでいるおじさんがいたので、後をついていくと、競馬場行きのバスが出ていた。競馬場行きのバスの中というのは、日本もフランスもあまり変わりはないようである。
メゾンラフィット競馬場。雰囲気は、日本の新潟あたりとそれほど変わりはない。細長いコースで直線がやたらに長い。1Rの2100mが向正面スタートで左回りだったのだが、2Rの1800mはなんと直線でしかも右から左へ走り、決勝線がスタンドを通過してからということで、コース設定が複雑である。
今日は重賞が2つもある。まず2Rは、3歳馬限定の芝1800m。いわゆるラジオたんぱ賞のようなレースで、GI上位馬と上がり馬の対決になっているのも似ている。過去の勝ち馬には、スリルショーなどの名前があった。前走、GIパリ大賞典4着、デットーリ騎乗のラテンセイルから馬単を購入。馬券は、単、複、馬連(少頭数のとき馬単)、ワイド、3連複といったところが標準的なようである。筆談により無事に購入に成功。見事にデットリーが逃げ切って、馬単9.7倍を的中。幸先のよいスタートである。
ハンデ戦の3レースは不的中。次の4Rロベールパパン賞(G2・芝1100m)は、伝統の2歳戦、日本でいえば、デイリー杯2歳Sあたりになるだろうか。過去の勝ち馬には、アラジの名前もある。3戦3勝、新馬-特別-G3と勝ち続けているマッチファスターが人気だが、ゴーンウエスト参駒、1戦1勝のマーチングウエストから勝負。スミヨン騎乗で人気の一角だったが、いいところなく、デットーリ騎乗のヘイドンも大敗。マッチファスターが4連勝を飾った。
続く5Rは、ペリエ、デットーリ、スミヨンが、上位人気で固いと思われたが、レース前に放馬などあったことも影響したのか、3頭揃って消えてしまった。なかなか奇怪である。結局、50ユーロ(7000円)もやられてしまったので、ドーヴィルでの雪辱を期して、退場する。しかしながら、言葉がまったく通じないくても、まぁ競馬だったら何とか理解できるものである。
7月26日(土):横浜-パリ:雨
夏休みである。暑さに弱い小生としては、首都圏がもっとも暑い時期に、日本を脱出して、涼しいヨーロッパへ避難したいところであり、7月下旬を選択しているのだが、今年は、梅雨明けが遅れて、涼しい日本からの出発となってしまったのは残念である。
昨年は、ム-ミン21であったが、今年は、一転して、JAL・SEASONSである。いわゆるビジネスクラスである。もちろんまともに払うわけはなく、マイレージでのアップグレードだ。JAL悟空でエコノミークラスの運賃だけ払って、マイレージでアップグレード。5万5000マイルかかるが、マイルの使い道としては、もっとも効果的ということを実感した。断然ラクである。実は、JALのビジネスクラスの中では、ロンドン線とニューヨーク線が、特別なシートが導入されていてもっとも設備が充実しているらしいのだが、パリ線はその次のランクで、シートは通常のものだが、前とのピッチが広げられているようである。念のため、通路側にしてのだが、これなら窓側でも、出入りにまったく支障はない。もっとも、今回は、隣も前も後ろも誰もいない。夏休み中の土曜日のビジネスクラスというのは、かえって空いているのだろうか。実は、出発1週間前まで、キャンセル待ちということになっていたので、これだけ空いているのは不可解であるが、おそらく、マイルでのアップグレードへの割当は、直前に一般のビジネスクラス利用者での空席が確実になるまでは、座席数を制限しているのであろう。それにしても、全体の3割程度しか埋まっておらず、かなりの客がマイレージ利用者と思われるから、航空会社も大変である。3倍マイルをはじめとするマイルインフレのツケがまわってきているのだろうが、利用者としては、断然ラクである。これなら、何時間乗っても、肉体的につらいということはなさそうだ。
出発早々昼食である。ここ数日飲みすぎ気味なので、アルコールは遠慮しておく。なぜか足元が妙に冷えるので、トイレがやたらに近くなってしまうが、隣もいないし、安心である。7時のNHKニュースが放映されるが、未明0時の地震を仙台から報道しようと切り替えた瞬間の7時13分に、さらに強い地震が発生していたのが衝撃的であった。
あいにくお好みの映画をやっていないので、読書。毎年書いているが、海外旅行といえば、「文藝春秋」である。普段は読まないので、購入回数は、その年の海外旅行の回数と一致するが、夏になると、小生向きのわかりやすいテーマが多いような気もする。今回も、道路公団総裁を告発した例の記事を始め、石原慎太郎が、安部晋三、野中広務、中曽根康弘の三氏と対論する「宰相の器」、『「亡国の外交官」田中均の正体」、この他にも、吉田照哉、カルロス・ゴーン、ミスターYEN、桜井よしこ、藤原正彦など小生向きの話題が多かった。海外旅行に出ると、やや愛国者的になる傾向があるだが、そのへんの気分にも合致している。しかも、単行本とちがって、帰るまでには捨ててしまうので、帰りの荷物が減るというのもよい。
そうこうしているうちに、9時間近くが経過。読書にも飽きてきたので、レッツ・ノートを取り出して、遠征記を書き始めたりするわけだが、昼間の便なのに、窓は閉められて、機内が暗いままである。もちろん読書灯はあるけれど、映画の上映も終わったようだし、ここまで暗くしなくてもよさそうな気がする。帰りの便とはちがって、時差の関係もあって、昼間中飛び続ける形で、機内で無理して寝ないで、少し寝不足気味で、現地で爆睡した方が、時差解消がうまくいくのだが。
2回目のお食事をいただき、いよいよパリに到着。シャルル・ド・ゴール空港は初めてだ。予想されていたとはいえ、かなり激しい雨。バス乗り場がよくわからず、1本逃してしまったが、どうにかロワシーバスに乗り込み、オペラ座周辺へ出て、無事に今夜の宿であるところのメルキュール・オペラ・ガルニエへたどりついた。旅の窓口で予約済みなので、特に問題なくチェックイン。正直、日本のビジネスホテルの価格を考えるとかなり高いが、エアコン付でまずまず清潔、そして何よりネットが簡単に接続できたのでよしとする。テレビを付けると、ユーロスポーツで世界水泳をやっている。日本では深夜だが、こちらは時差もなくちょうどよい。
サン・ラザ-ル駅が予想以上に近かったのはラッキー。アヌシーへのTGVとドーヴィルへのチケットを無事に購入。TGVの1等はさすがにけっこう高い。キヨスクで「パリ・チュルフ」(競馬新聞)をゲット。明日のメゾンラフィットの前夜検討をして就寝する。
7月23日(水):横浜→水戸→横浜:くもりのちあめ
「フレッシュひたち号」で北上する。これまで、「スーパーひたち号」ばかりであったが、ようやく乗車する機会に恵まれた。後発のフレッシュひたちの方が車両としては、よいとの話であったが、期待していたほどの差はなかった。いずれにしても水戸は近い。早々に戻ってこざるを得ない。八重洲ブックセンターに寄って、夏休み中に読む本を買い込む。
早めに業務を終われたので、「その時歴史が動いた」を見る。吉田茂である。「小説吉田学校」で知っているエピソードばかりではあるが、やはり面白い。しかしながら、プロジェクトXともども、月に1回でいいから、もう少し時間枠を広げて、深く掘り下げて欲しい気もする。同じ1時間でも、週末のNHKスペシャルの方が中身が濃いように思うときもある。
小沢一郎君が終了してしまった。遺憾である。30年後くらいに、「その時歴史が動いた-民主・自由両党世紀の合併-」などと取り上げられる可能性はまずないであろう。しかしながら、菅直人はともかくとして、小沢一郎君と羽田孜君の関係などは、今後どうなるのであろうか?
7月20日(日):福岡→小倉→福岡→横浜:くもり時々あめ
昨日の時点で、今日の日記の書き出しは決まっていた。「3連休の中日に、グランドハイアットでいただく朝食ヴァイキング、人生とはこういう小さな幸せの積み重ねでありたいものである。」と。
しかしながら、10:52起床。すべてが終了してしまった。目覚ましをかけていなかったはいえ、ちょっと考えられない。あまりにもあんまりである。バスジェルを入れて入浴だけすませて、慌しくチェックアウト。
どうにか水は引いたものの、泥だらけの博多駅から、0系こだま号にて小倉へ参戦する。さすがに場内は混雑している。1年でもっとも小倉競馬場が混む日かもしれない。
朝食を食べていないので、お腹が空いてくる。オークラのカレーが食べたい気分なのだが、あいにくここは新潟競馬場ではない。流れがよろしくない。ライオンさんのカレーをいただくが、つくねが入っている。ちょっと違うような気がする。しかし、アサヒのスーパードライと黒生のハーフ&ハーフを購入すると、売店のおじさんが、「おいしいカレーですね」と言う。カレーは美味しくなかったのだが、このへんで流れが変わってきた。函館9R、3歳500万下で、3連複460倍的中。すばらしい。往復の航空券代は確保された。
スギモト氏現る。衝撃的である。広島在住の氏のことだから、頻繁に参戦しているのかと思ったが、小倉は初参戦だと言う。それにしても、遠征先で知り合いに会うのは、何ともいえずうれしいものである。
小倉9Rで人気先行のダンナのファビラスキャットを蹴飛ばし的中、3場メインも当たり損含みとはいえ、パーフェクト的中。いい気分で帰ろうとして、スギミト氏に挨拶すると、うし様のグロワールが新潟最終に出ているという。小生、まったくもってうっかりしていた。スギモト氏が「応援すべし」と言うので、仕方なく、馬連・馬単総流し。メムバーにも恵まれ、何とかなりそうな気がしたのだが、絶好の手ごたえからすごい勢いで一杯になってしまった。郷原だからといえばそれまでだが、あまりにもあんまりである。
100系こだまにて博多へ。山陽新幹線区間の車両は、リニューアルされて、自由席でも2-2のシート配置。スーパーシート並みにゆったりしている。
最終便の出発まではまだ時間がある。「万葉の湯」へ行く。湯布院と武雄温泉から運んできているという。東名の町田ICに箱根の湯を運んできているあの「万葉の湯」チェーンである。露天風呂を満喫、フットマンでほぐして空港へは、タクシーで5分。
7月19日(土):横浜→福岡:くもりのちはれ
4時40分起床、横須賀線始発→京急空港直通快特。特便で利用のおなじみのコースである。夏休みのこの時期、早朝、深夜便以外は、かなりのお値段になってしまう。
JAL767機内で「まい泉」をいただき、8時10分すぎに福岡空港へ到着すると大変なことになっている。博多駅が水没して、地下鉄が終了しているという。バスもいつ、どこへ行くのが来るのかさっぱりわからない。幸い、安いから早朝便を利用しただけで、この後、何か予定があるわけではない。空港にてしばらく待機して、タクシーを待つ。「キャナルシティへ行かれます?」「混雑していると思いますが、行かれるところまで行ってみましょう」
とのことで、運転手氏から飴玉が差し出された。
空港脱出だけで20分くらいを要し、博多駅が近づくと、すさまじいことになっている。道路はドロドロで、立ち往生しているクルマもある。幸い、我がタクシーはどうにか水浸しになりながら、突破して、キャナルシティへ到着した。後で、西日本新聞で見たところによれば、博多駅周辺は、50センチくらいの水で、ひざまでつかりながら、駅前を歩いていたようである。
キャナルシティへ到着したものの、特にすることもないので、「一蘭」さんをいただき、いったんスーパーブランドシティへ出て、大塚家具さんを見学してから、少し早めに、グランドハイアットさんへチェックイン。入浴、昼寝。ファイターズ勝利。
夕方から少し散歩。天神まで歩く。福岡には何度も来ているが、実は、天神を歩くのはこれが始めてである。早々に宿に戻り、読書。早めに就寝する。
7月16日(水):横浜・東京:くもり
「カトさんと愛馬について語る夕べ」が緊急開催されることになった。非常に貴重な機会である。新橋駅SL前に駆けつける。函館競馬場で会ったのが最後のような気がするが、北海道遠征もごいっしょできなくなって久しい。10年ぶりくらいかもしれぬ。
ダンナ来る。うし様来る。両者が集うのもけっこう久しぶりであるが、幸いにして、「ダンナの結婚について語る夕べ」となることもなく、馬談義に花が咲いたのは何よりである。タカラホース会員番号、2,3,4,5が顔をそろえた。ちなみに会員番号1番は海外遠征中、6番は地方在住、7番は消息不明となっている。
しかしながら、カトさんが、ジャパンダートダービーを制していたのには驚いた。一方で、ダンナは、海外遠征である。我々は、何を目標とすればよいのか?
7月15日(火):横浜・さいたま:くもり
7月も半ばというのに涼しい。スーツでの外出だけにとても助かる。このままあと1週間くらい涼しくて、小生の夏休みの間に猛暑になってくれるのが理想的である。
外出先から直帰で早めに帰れたので、サンヨーオールスターなど見るが、1点リードの9回裏に、いきなり吉田豊彦が登場したのには衝撃を受けた。正直、大阪近鉄にいたとは、知らなかった。小林雅が、明日マリンスタジアムだから使えないとしても、吉田豊彦はないだろう。そもそも大阪近鉄単独チームだって、抑えは高村ではないか。あまりにも人をバカにしている。高橋由伸が2打席連発でMVPをとったが、格が違うのだから仕方がない。
バカバカしいので、プロジェクトXに切りかえるが、こちらもネタ切れ感は否めない。早々に就寝することにする。藤沢師の「競走馬私論」を読む。正直、小生、藤沢師は、大嫌いだったのだが、これを読むと、少し考え方をあらためざるを得ない気もする。だからといって、一口愛馬を5歳でデビュー勝ち、さらに放牧とかされても困るのだが・・・
7月13日(日):横浜:くもりのち雨
なぜか今日も早朝から目が覚めてしまう。いよいよ老人性早起きになってきたようである。遠征する週末は、だいたい早朝に出発しているので、たまに遠征のない週末にゆっくり寝ようにも体が受けつけないのであろう。
久々に将棋のNHK杯を観戦。中井女流3冠が畠山六段を破る。女流が男性棋士に勝つことは、それほどめずらしくはなくなってきているとはいえ、最後秒読みが続くなか、見事に寄せ切ったのはさすがであった。
午後もダラダラとすごし、福島9Rでイルネージュ号大敗を確認してからようやく始動。みなとみらいにてオフ。久々にイタリアンなどいただくが、インターネット予約の方のみ雨の日のサービスという意味不明の企画で、「雨の日カクテル」なるものが提供された。かき氷のブルーハワイみたいな味で、傘をさしている。謎である。さらに、お会計の際に、トラムプでJなら10%OFF、Qなら20%OFF、Kなら30%OFFという衝撃的なサービスがあったが、Aが出て終了。
7月12日(土):横浜・東京:くもり
今週はどこにも遠征しない。こういうときは、各種不在配達をまとめて受け取らなくてはいけない。ヤマト、佐川、郵政公社と3つもたまっていて、いずれも午前中に指定していたのだが、いつまでたっても到着しない。食料不足だが、買い出しにもいけないので、ピザを注文するが、ピザが最初に到着してしまった。結局、午前中に到着したのは、郵政公社さんのみで、無事にびゅーsuikaカードをゲットしたが、JAL悟空航空券のヤマトさんは遅刻。ヤマトの再配達が時間に遅れるのはめずらしい。配達の方もかなり恐縮していた。
しかしながら、セリ名簿を届けるはずの佐川急便はとうとう到着しなかった。さすがとしかいいようがない。別に明後日の当歳馬セールのセリ名簿だからどうでもいいのだが、再配達指定をやっとプッシュホンでできるようになったと思ったら、到着しないのだから大したものである。フットマンのJCB決済で見なおしかけたのだが、やはりダメなものはダメだ。このような会社が、首位を争っているのだから、何かがおかしいとしかいいようがない。
12時59分。社台地方競馬オーナーズ募集に備える。正直、今年は資金難で直前まで迷ったが、相場も持ちなおしてきたので、参戦を決意。リダイヤルを30回くらいしているうちに無事につながって、303番パーソナルファイルの2002をゲット。船橋・出川師にお世話になることになった。芝もこなせそうなので、JRA参戦も期待できる。
湘南新宿ラインにて上京。玉海力さんにてちゃんこをいただく。夏こそちゃんこである。うし様は、社台2頭購入という。さすがにラベンダー賞をめざそうというだけあって、勢いがあるようだ。ロイヤルホストにていちごミルク。すばらしいに一言である。
7月9日(水):横浜→水戸→東京→横浜:くもり
上野からの出発は久しぶりである。常磐線か東北線の夜行に乗るときくらいしか利用することもなくなってしまった。スーパーひたち号にて北上。しかしながら、すぐにとんぼ帰り。
さすがに疲れるので、早めに帰宅して、めずらしくナイターをつけると、9回裏に読売が追いつかれている。さすがとしかいいようがない。五十嵐亮太が150キロを連発。ついついフジテレビ739リレーナイターを見てしまう。12回裏にサヨナラ勝ち。さすがにここまでくると読売が気の毒になってくる。
7月7日(月):富良野→千歳→横浜:はれ
富良野といえば、ラベンダーであり、プリンスホテルであるが、もうひとつ何といっても、「北の国から」である。しかしながら、小生は、よくわかっていない。資料館を見学。CDを購入して、出発。さだまさしさんを聞きながら、峠越えのドライブへ。金山湖を経由して、日高町、さらに274号線に入り、夕張ICから、道東道に入り追分町へ。
先日、サイス夫人を案内した、「ゆにガーデン」へ。あいかわらず、芝生も花も美しいのだが、経営が謎である。ショップで確認すると、やはり由仁町が経営しているとのこと。乾坤一擲の勝負と思われるが、何とか成功してもらいたいものである。
ノーザンホースパークへ。セレクトセールが開催中である。今回は、親孝行ということで、特に見学するつもりはなかったのだが、ちょうど到着したところで、場内に、「3億3000万!ラストコール!ありませんか!」
とおなじみの中尾さんの声が響き渡ると、やはり落ち着かなくなり、急きょ参戦する。場内には、森師、藤沢師などの姿もみえる。15分ほど見学。まぁ、よくもこれだけ競りあがるものである。17時50分発のJAL528便にて帰京。
7月6日(日):札幌→美瑛→富良野:はれ
ホテルクラビー札幌の朝食ヴァイキングは、可もなく不可もなし。オムレツはなかった。道央道を北上するが、いったん美唄で降りて、12号線へ。「日本最長の直線道路」。実に29キロに渡って直線になっているという。しかしながら、原野の一本道ではなく、都市部の幹線で、4車線になったり2車線になったり、中央分離帯があったり、右折レーンがあったりなので、感覚的には、壮大な一直線とはいかない。
滝川から道央道へ戻り、旭川鷹栖から237号線へ。美瑛に入ると、パンフレットなどでよく見る雄大な緑の景色が広がる。ひまわりが一面に咲いているところもある。街道から少し分け入ったオーベルジュでランチをいただく。都会的な雰囲気で、パスタの味の方もなかなかである。軽井沢とか東伊豆と同じような感じで、洗練された店が何軒があるのは大したものである。
いよいよ富良野へ。突然渋滞が始まったと思うと、そこがファーム富田。富良野のラベンダーの代名詞というべき農園である。一面に咲き誇るラベンダーはさすがに一言。ショップも充実しており、富田氏著「わたしのラベンダー物語」を購入する。氏の執念がみのって、今の富良野があり、ラベンダーがある。
富良野プリンスホテルへ。堤義明さんのお世話になることになった。新館がブックフルで、夏季のみオープンの旧館である。さすがにボロイ。車椅子の方が宿泊していたのだが、3階建てにもかかわらず、エレベーターがなく、必死にかついで階段を降りていたが、あまりにも気の毒であった。
ユニットバスが、衝撃の狭さなので、中富良野町のふらのラテールにて入浴。露天風呂や、スターダストスパなど、充実していてすばらしい。宿泊施設も併設されており、こちらで十分であった。
7月5日(土):横浜→小樽→札幌:はれ
2週間ぶりに北の大地に戻ってくることができた。今回は、母親をマイレージで北の大地に招く。北の大地を評価していただくために、プランは入念に検討された。
結論としては、JALスーパーシート→トヨタレンタカー→石原裕次郎記念館→ヒルトン小樽→北一硝子→クラビー札幌→かに家ということになった。
しかしながら、一見完璧にみえるラインナップの弱点は、クラビー札幌である。残念ながら、モントレエーデルオフもアートホテルズもJRホテルも5月の時点でブックフルであった。グランドホテルやパークホテルの方が結果的にはよかったのかもしれないが、さすがに小生が推奨するわけにはいかない。
クラビー札幌、部屋は広くて悪くないのだが、いかんせん素人が一生懸命やっているというのは否めない。かに家とかに将軍の違いをフロントに確認するだけで、いったんコンシェルジュにまわされ、コンシェルジュがいるのかと期待すると、いったん電話が切られ、散々待たされたあげく、パンフレットを持参して、部屋に登場して、氷雪の門のタラバガニがよいという。小生、タラバガニよりは、断然毛がにである。わかりあえなかった。
7月4日(金):岡山→京都→横浜:くもり
一昨日から、遠征が続いているが、いろいろあって、今回は、あまりのんびりはできない。やはり、遠征はプライベートでないとダメなようである。仕方がないので、いかりや長介著「だめだこりゃ」を購入して読了する。生八ツ橋を購入してのぞみ号にて帰浜して出社。
共産党が迷走している。飲酒がやっぱりOKになったようである。まぁどうでもいいし、小生、主義主張は全然合い入れないのだが、なんといっても一本筋が通っていることだけは評価していた。しかしながら、今回の対応の迷走は、らしくないというか非常に残念である。このままでは、村山富市先生の党の後を追ってしまうのではないか?やはり、上田耕一郎氏に続き、不破哲三氏、松本善明氏、正森成二らが続々と引退してしまうと、役者不足の感は否めない。
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