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【復刻版】しんちゃん日記(2004/4/1-2004/6/30)

6月29日(火):福岡:はれ
 京セラ、リレーつばめ、八百治と徹底的にやっていたのだが、小生は、一応サラリマンなので、連日、出張先でやりたい放題というわけにもいかない。えらい方々が合流して、中洲で飲む。しかしながら、松田聖子を歌ったのは、ちょっとやりすぎではないかと思う。
 まぁ、そういうことは、八百治の湯で流してしまえばよい。幸いなことに、23時半には、ホテルに戻る。しかしながら、部屋に戻ると、「最終受付23時30分(時間厳守)」と書かれている。あまりにもあんまりである。
 しかしながら、そこは、八百治さんである。23:35に入場が許可されて、無事にこうして日記を書くことができたのは何よりである。

6月28日(月):隼人→出水→福岡:はれ
 6時起床。6時30分の大浴場オープンとともに入浴して、7時にチェックアウト。残念ながら、朝食ヴァイキングをいただく時間がない。「きりしま1号」にて出発、鹿児島中央から、開業日以来の新幹線「つばめ」。出水までは、わずか25分と早い。
 出水からは、肥薩オレンジ鉄道。いわゆる並行在来線第3セクターである。正直、仕事で乗ることになるとは思わなかった。
 無事に仕事を終え、つばめ号にて新八代へ。ここから博多までのリレーつばめは、前回意外と長く感じられたので、うし様おすすめのグリーン車にチャレンジする。意外にも差額は、わずか1030円。しかし、1-2配置の座席は、スーパーシートのようにゆったりしており、しかもガラガラなので、断然ゆとりがある。つばめレディが飲み物をサービスしてくれるのもよい。快適な1時間45分。この1030円は、お得である。クラスJとは全然ちがう。
 とうとう八百治博多ホテルのお世話になることになった。予想外に部屋が広く、きれいである。さっそく八百治の湯にて疲れを癒す。出張時のホテルとしては、まったくもって文句のつけようがない。京セラ-リレーつばめ-八百治と出張とは思えない完璧な日程である。しかしながら、惜しむらくは、すべてうし様の受け売りである。まぁ、よいものはよいのだから仕方がない。開拓するのがうし様の役目であれば、小生の役目は、こうして、全国に広く伝えていくことである。

6月27日(日):横浜→鹿児島:はれ
 出張の前夜移動。目的地は、なかなか不便なところにあり、福岡、熊本、鹿児島のどの空港から入るか検討したのだが、諸般の事情により、鹿児島インに決定。羽田にて、うし様を訪ねるも、商売繁盛のため、オフが開催できず、バナナオムレットを購入して、入場する。もちろん今回もANAである。時間が余っているが、ラウンジに入れないため、村山富一さんでおなじみの「味の時計台」さんに入場する。しかし、よく考えてみると、小生、今日のお昼は、「一蘭」さんであった。北へ西へと胃袋の方も大変である。
 鹿児島行は、当初の14番ゲートが31番ゲートに無念の変更。しかし、その割には、お客さんは多い。バスラウンジへ降りると、なんと福岡行もバスになっている。あまりにもあんまりである。ANAだけで10以上のゲートがあるはずなのに、いったいどこに使っているのだろうか。福岡、鹿児島、宮崎と大型の機材を使う便の出発が重なって、バスが不足していて、各路線にバスが1台しか割り当てられず、鹿児島便も同じバスが5往復もしたため、出発が遅れた。誠に遺憾である。隣では、富山行がオーバーブックになっていて、30分後の小松行&JRで移動する人には、協力金を1万円出すという放送が流れている。ANAに体を慣らすのには、まだまだ時間がかかりそうだ。
 3ケ月ぶりのホテル京セラ。昨日の時点では、新館しかとれなかったのだが、到着すると、すでに宿帳に住所が記載済みで、「本館がおとりできました」
 とうれしそうに話しかけてくれる。さすが京セラである。さっそく入浴して、湯上りラウンジで宗次郎の新作を聞き、うし様のサクランボをいただく。すばらしいの一言である。

6月26日(土):横浜・さいたま:はれ時々くもり
 本来なら、ぐんぐん杯が開催される予定であったが、諸般の事情により、今週も朝から上京する。主宰であるところのぐんぐんさんも諸般の事情により参加できないとのことで、今回は延期された。まぁ、30代も半ばになると、いろいろと諸般の事情があるということなのであろう。もっとも、今日は、気温もさることながら、湿度が高く、ちょうど同じ時期に行われた第1回ぐんぐん杯を思い出させるような、蒸し風呂のような天気だったので、開催されていたらかなりの消耗戦になっていたであろう。
 幸い、15時すぎには、無事に帰宅できたので、アーバンとフットマンで疲労回復に努める。幸雄さんが復帰するもファイターズは、またしてもサヨナラ負け。この試合は、オリックス主催で、東京ドームは4万人。神宮の巨人戦が4万2千人である。この数字を見ても、もうナベツネが何を言っても、相手にする必要はないのではないかと思う。やれるものなら、ぜひ単独で新リーグを結成していただきたい。そうすれば、残りは10球団になり、ナベツネの持論にも合う勘定だ
 夜は、ようやくゴールインした「列島縦断・鉄道12000Kmの旅」を見てから、WBS土曜版。増え続ける観光客年間500万人、移住者年3万人。時代は、沖縄のようである。

6月24日(木):横浜→大阪:はれ
 参議院選挙公示。日頃は、夕刊フジを購入している小生だが、こういうときは、やはりゲンダイである。曰く、「ひょっとするとひょっとするかもしれない。」
 と元気がでてきた。当初は、低投票率&自民圧勝という予想だったが、ここへきてそうでもなくなってきているようである。いったん小泉人気にかげりが見えてくれば、意外と小沢一郎君の豪腕ではなくて、岡田氏のまじめさというのがうけるのかもしれない。
 参議院選挙といえば、UFO党とかの時代が懐かしいが、今回も少数激戦。それでも上田哲先生が健在なのは何よりである。
 のぞみ号にて西下。スーパーホテルCity大阪天然温泉さんに数年ぶりにやってきた。意外にもここは、かけ流しである。大阪近鉄・加藤投手の復活を支えたのもここの湯とのことである。湯上りラウンジにていちごミルクをいただき就寝。
 

6月23日(水):横浜:はれ
 長嶋ジャパンの24人が内定した。1チーム2人の制約は仕方ないとしても、今年の成績というよりは、昨年の予選メムバーを優先して選考したため、ちょっと物足りない感じがある。安藤、岩瀬、石井、小林雅というリリーフ陣は、昨年は抜群の信頼感があったが、今年は、全員今ひとつである。松坂、上原、和田に岩隈を加えた先発陣に期待するしかなさそうである。ファイターズからは、金子が追加。新庄の方が、本番で活躍しそうだが、外野は、他にも有力メムバーが揃っているので、まぁ、やむをえないのだろう。阪神からは、藤本が追加されたが、どうみても今岡の方が上ではないかと思う。まぁ、いかんせん、監督が決まっていないのだから、どうしようもないとも言える。ある意味絶対に負けられない戦いは、昨年の秋の予選であって、本番は、お祭りなのかもしれない。
 ヒルマン監督が、ナベツネ批判。しがらみがない立場であるから、徹底的にやるべきである。
 カネやんが、合併問題に対して、「球団を増やせばいい」と発言。さすがである。なんだかんだいっても、カネやんということなのだろう。

6月20日(日):横浜:はれ
 別に目覚ましをかけたわけではないが、6時に目が覚めてしまったので、全米オープンの中継を見る。しかし、6番くらいからずうっと見ていると、見ているだけでも疲れてくるような難コースである。プレーしている方はたまらないであろう。そんな中でも、丸山は、同じ組のミケルソンとともに我慢のプレーが続いていたが、最後の最後18番でダブルボギー。スタジオも含めて、あまりにもあんまりな雰囲気が漂ってきたのだが、そんな中、青木功さんのインタビューで、丸山もスタジオも視聴者も救われた。さすがは、世界の青木功さんである。
 早起きしてしまったので、ロイヤルホストで朝食をいただき、そごうで買い物して、シーバスで帰宅して昼寝。
 うし様来浜。ナナイロノキセキとドラゴンシャンハイのダブル勝ち祝い開催。まったくもってすばらしいことであるが、ナナイロノキセキは骨折し、ドラゴンシャンハイも放牧に出てしまっている。ハマのグルメに愛されて31年という関内の「関内苑」へ行くと、橋本聖子さんの写真が飾ってある。やはり、マルゼン橋本牧場ということなのであろう。レジには、市長や大魔神の写真とともに、青木功さんのサインが飾ってあり、「世界の青木プロ」と書かれている。さすがは、世界の青木功さんである。格が違いすぎる。

6月19日(土):横浜・さいたま・東京:はれ
 所用のため、本日も上京。ストロングメモリー3着。スプートニク大敗。ナナイロノキセキがデビュー戦快勝後骨折という衝撃的な状況の中で、今年の資金のさらなる上積みを期待したのだが、なかなかうまくいかない。
 このところ忙しくて、近鉄とオリックスの合併問題について書くひまがなかったが、まぁ、このくらいのショックがないと、野球界の改革は進まないと思うので、災い転じて福となることを期待するしかない。ただ、5球団でやるか、もうひとつ合併して、1リーグ10球団でやるかの選択肢しかないような報道が多いが、参入障壁さえ低くすれば、潜在的に野球チームの需要はあるはずで、サッカーのように安い給料で弱いチームをいっぱい作ってもよいと思う。NOMOベースボールクラブとかでもよいのではないか。高橋ユニオンズのように負け続けるのもまた一興である。ただし、根来氏では何もできないのだろう。
 IP電話が開通。050で始まるやつである。ここにきて、いろいろと環境が整ってきた。

6月16日(水):横浜→佐賀→福岡→横浜:はれ
 中2日で再び羽田空港へ。早朝の空港は閑散としている。残念ながら、うし様の姿はなく、マダムの姿もないので、バナナオムレットのみ購入して、早々に入場する。
 ANA451便にて、佐賀へ飛ぶ。正直、佐賀空港を利用することになるとは、夢にも思わなかった。大館能代、石見などとともに一生使わない空港のひとつと思っていたが、佐賀に11時前に着くには、7:55発の便が断然便利である。遺憾ながら、33番登場口よりバスにて出発する。エアバスA320というには、海外で乗ったことがあるような気もするが、やはり違和感がある。しかも読書等が壊れている。恐縮したCAさんが、「お好きな席に移動してください」
 というくらいガラガラであったが、佐賀駅に到着したのは、8時発の福岡便とかもめ号を乗り継いだ上司よりも一応30分だけ早かった。
 帰りは、かもめ号で博多へ。あいにく、みどりとハウステンボスを併結した”白くないかもめ”であった。佐賀駅で、3人で特急券を購入しようとすると、駅員氏曰く、「4枚きっぷ」を買って、1枚捨てた方が安いという。衝撃的である。しかし、出張精算のことを考えると、実在しない人の切符を買うわけにもいかず、結局、正規料金でバラバラに買うことになった。まじめな駅員氏は、「せっかく、安い切符があるのに」
 と、憮然とした表情である。気持ちはありがたいが、売り上げ増に貢献しているのだから、そこまで怒らなくてもという気もする。
 天神で一献して、ANAスーパーシートにて帰宅。もちろんスーパーシートは自腹であり、差額4200円というのは、残念ながら、出張の日当よりも高い。しかしながら、新ターミナル開業に向けて、そろそろANAに体を慣らしていく必要がある。

6月15日(火):横浜:はれ
 朝、出社してみると、昨日放り出した仕事が大変なことになってきた。さらに新たにトラブルも発生して、てんてこまいである。お昼を食べるヒマもなく、「名作」と「白い恋人」だけで、22時まで業務が続行する。一応、小生の名誉のために言っておくと、昨日、TCKに参戦していてもいなくても、トラブルが起きたのは同じなのであるが、「昨日でツキを使い果たした」「バチがあたった」と言われると返す言葉がない。
 本日の船橋競馬の交流競走には、ラピッドストリーム号が出走していたのだが、勝ち馬から4秒離されるブービー。すべてが昨日とは違いすぎる。

6月14日(月):横浜・東京:はれ
 日ざしは強いが、湿度が低く、からっとした好天。滝本で入浴して徹底的にやってきたとあれば、しばらくは、仕事に専念すべきなのであろうが、よりによって、歴史的な一戦を迎えてしまった。ナナイロノキセキ号デビュー。実は、留守をあずかる後輩が風邪でダウンしてしまい、小生が留守番するはずであったが、そうもいかないので、周囲の人に少しずつ借りをつくって、14時には、会社を後にする。
 単勝1.3倍。圧倒的人気を背負う。パドックの気配などは、のんびりしていて、物足りないものがあったが、まぁ、メムバーが違うことを信じるしかない。これほど勝って当たり前というレースもあまり記憶がないが、すべては、1勝から始まるのである。
 ゲートが開いた瞬間、1頭落馬。心臓が凍りそうになったが、落馬は、隣の馬だったようだ。持ったままで、外目外目を通り、10馬身差の圧勝。まずは、ホースマンへの歴史的扉が開いた。

20040614

6月13日(日):登別→千歳→横浜:はれ
 6:45起床。サイスとお弟子さんは、いかにも朝風呂に入らずにギリギリまで寝ていそうなので、ひとりで朝風呂に行き、露天風呂でゆっくりする。今日も好天に恵まれ、さわやかな朝の空気、そして緑が美しい。毎週のように遠征しているとはいえ、やはり、滝本は別格である。心の底からリフレッシュするのがわかる。朝食ヴァイキングをいただく。意外にも、サイスさんは、朝だけで2回入浴した、小生はというと、トイレにしゃがむハメになってしまった。調子に乗って、昨日から食べ過ぎた感がある。しかも、ウオシュレットになれているだけに、お尻が痛くなってきた。これから、乗馬というときに、お尻が痛くなるとは、あんまりである。
 10時チェックアウト。しかしレシートを見ると、1泊2食3名の他に、夕食4500円*1というのが加算さている。いったん引き返して、確認すると、宿泊しない人の夕食代ということが判明するが、うし様は、滝本インに泊まっているので、1500円に訂正された。しかし、うし様に電話すると、氏の分は、当然のように氏の宿泊代に課金されているので、サイスさんが1500円払う必要はないわけで、再度引き返して訂正された。
 バンダナさんへ行く。ムツゴロウ風のおやじさんがひとりで経営している乗馬クラブである。馬20頭、犬5匹、ネコ10匹、うさぎ3匹。ミニ動物王国である。まぁ、実際に一度行ってみるとかなり衝撃を受けるとは思うが、素人でも外で乗らせてくれる。予想外に繁盛していて、今回は、お弟子さんが我々の先導をしてくれることになったが、以前、ラフィアンに勤務していたという。すばらしい。昨年は、ハミ受けの悪い馬で苦戦したが、今年のローズ号は、実におとなしくて、楽である。昨年よりは、だいぶ余裕があって、ゆっくりと北の大地の乗馬をエンジョイすることができたのは、何よりである。
 馬から降りて、動物に囲まれて、サービスのジュースをいただき、くつろぐ。北の大地の自然を満喫していると、正午のニュースがラジオから流れ、大阪近鉄終了の知らせが飛び込んできた。突然、都会の現実に引き戻されたような気分であるが、こういう流れになってくると、ファイターズが、一足に北の大地に避難していたのは、実に大きい。
 オロフレ峠、美笛峠というおなじみのルートで千歳へ抜けて、これまた15年連続30回目くらいのノーザンホースパークへ。今さら来ることもないのだが、どうしても立ち寄ってしまう。ちょうど社台のツアーが開催中で混雑している。心配された馬車は、1頭立ての小さな方だけが運行していたようである。
 もう1泊するサイスさんたちに新千歳空港まで送ってもらい帰宅の途へ。予約より一本前の便のキャンセル待ちで、クラスJの非常口座席がとれたため、実に快適であった。北の大地でリフレッシュしたところで、いよいよ明日は、ナナイロノキセキ号が、TCK3歳18万下でデビュ-する。負けられない戦いである。

20040613

6月12日(土):横浜→千歳→静内→登別:はれ時々くもり
 5時半起床。いつものようにYCATからバスで出発。3週間ぶりの羽田空港は、バーゲンフェア期間でもないのに、早朝からかなりのにぎわいである。自動発券機が行列しているので、JGCカウンターのお世話になると、サイスさんから電話があり、「まい泉」は、購入しておいてくれるという。
 JAL1005便にて北の大地へ飛ぶ。もちろん満席である。やはり、時代は、よさこいソーラン祭りということなのだろうか?北の大地を支持している小生だが、残念ながら、この祭りについては、あまり理解できていない。しかし、HBUのセレクトツアーに参戦すると毎年重なってしまうのだ。
 ダンナであるところのサイスさんは、ニッポンレンタカーさんを愛用している。しかしながら、前回のコルトに続き、またしても三菱自動車。今回は、ランサーディア号のお世話になるとは遺憾である。
 早来から鵡川へ抜ける裏道を経由したため、毎年立ち寄るコンビニは通過して、一気に静内へ。まずは、村山富一さんでおなじみの味の時計台さんへ。しょうゆラーメンをいただき、WINS静内へ。昨年とまったく同じコース。WINSは閑散としている。国営競馬の馬券は、めったに買わないので、まったくひらめくものがないが、パドックの映像を見ていて、中京の6Rにいい馬がいるな、と思うと、HBUの勝負服を来た騎手が騎乗した。その後の調査で、ダンナのHBUの最後所有馬であることが判明。しかも見事に勝ち上がって、2戦2勝となったようである。あまりにもあんまりである。ちなみに、ここでいうダンナとは、サイスさんとは別人である。ザッツザプレンティでおなじみのダンナのことである。
 恒例の1歳馬展示会は、社台のツアーとは異なり、雑然とした雰囲気の中で、のんびりと始まる。馬匹改良は、遅々として進まないが、価格だけは下がってきた。しかし、エサ代は、同じであるから、ある程度の結果を出してくれないことには、話にならないのもたしかである。毎年、もうやめようとも思うのだが、なんだかんだとツアに来てしまい、目の前で見てしまえば、1頭くらいは欲しい馬がいるものである。スプートニク号でおなじみの藤原牧場は、HBUの中では、数少ない信頼できる牧場である。タバスコキャット*テンザンミラーの牝馬を購入。父母の実績を考えれば、1260万の価格は、リーズナブルと思われる。関西・藤原英厩舎。昨年社台で購入したグラスワンダー産駒も同じ厩舎である。ご縁があるようだ。まだ若い調教師だが、今後の活躍を期待したい。
 サイスさんも、サイスさんのお弟子さんもそれぞれ購入を済ませて、235号線を北上する。この帰り道は、毎年眠くなるが、お弟子さんががむばって運転してくれたため、無事に17連続30回目くらいの登別温泉に到着した。
 うし様来る。さっそく4人で入浴する。夕食は、第一滝本館のヴァイキングである。滝本インとは雲泥の差である。登別に来れば、小食の小生でも人並みには食べる。最後のおはぎまでゆっくりといただく。まぁ、正直、滝本の湯に入って、湯上りのヴァイキグで食欲がないようになったら、人生ももうおしまいであろう。
 22時から再び入浴。館内は、全館満員であるが、特にナントカ金属さんの50周年記念旅行が盛大に行われており、全国から社員が集結している。クラブをはしごして、徹底的にやっている役員もいれば、次期工場長問題について、熱く語りあう社員もいる。まぁ、浮き沈みの激しいこの世界で、50年会社が続くことは、すばらしいことであり、滝本で徹底的にやるべきであろう。小生も、かき氷とラーメンをいただいて就寝する。

20040612

6月10日(木):横浜・東京:くもり
 自由が丘にて、オフ開催。カンコ氏、るいさん、サイス氏。天童の人間将棋問題のような高尚な話題もあったが、結局のところは、フランク問題、カタマリ問題という25年前の議題に収束せざるを得ない。しかも気がつけば1時半である。都内から横浜までタクシーに乗るのは、かなり久々である。運転手氏は、
「最後にいいお客さんがついた。横浜に行くのは、5年ぶりくらいだ」
 と上機嫌である。みなとみらいまで、第3京浜経由で22分と速い。9990円。一応、
「釣りはいらないよ」
 と言ってみたが、たかが10円である。

6月6日(日):横浜:あめ
 関東甲信越地方、梅雨入り。ボーナスサンデーということで、散髪して、スーツを購入して、無線LANを構築する。1LDKで無線LANでは、あまり意味がないのであるが、これからの季節、バルコニーでくつろぎながら、パソコンが使えるのは、魅力的である。
 うし様来浜。ランドマークプラザへ。Y子さんでおなじみの喫茶店が、残念ながら閉店していたので、コーヒーショップでケーキをいただく。しかしながら、現地解散しようとすると、駐車場がわからないという。仕方がないので、駐車場まで行くと、クルマの場所がわからないという。小生はB1だと思うのだが、B2だという。さらにトイレに行きたいとのことで、ランドマークホテルに戻る。あまりにもあんまりである。しかし、実は、小生も以前、ここでクルマを見失い、盗難と思い途方にくれたことがある。呆然として、うろたえていると、奇跡的に救援車が登場した。不審な者と思われたフシがあるが、さすがは、三菱地所ということなのであろう。

6月4日(金)-5日(土):横浜・さいたま:はれ
 金曜日夜、入社以来お世話になっていたえらい人が定年になるので、送別会が開催される。小生が幹事を務めることになり、えらい人の会でもあるので、思い切って、鉄人の店で開催することになった。高島屋8階の「中村孝明YOKOHAMA」さんである。まぁ、鉄人といっても、道場六三郎さんに比べると、取りこぼしが多かったというか、番組そのものがピークを過ぎてからの感はあるのだが、とにかく鉄人には違いない。一番安いコースでもけっこうなお値段になった。ちなみにもちろん鉄人は、登場しない。
 その後、場所を変えて、1時半まで飲み、終電はないので、帰れなくなった同僚を拙宅に迎えて、5時まで語る。ほとんど徹夜である。こんなのは、ボーリングとカラオケを盛大にやっていた3年前以来である。
 諸般の事情により、本日も上京しなくてはいけないので、4時間ほど仮眠して出発。いったん帰宅して、みなとみらいホールにで、「6thアニバーサリーコンサート」。しかし、横浜開港150年にちなみ、アメリカ音楽をとりあげたまではよいが、クラシックのはずが、半分ジャズのコンサートになっている。ちょっとあんまりである。

6月2日(水):横浜:はれ
 横浜は、開港祭。小学校などは、お休みになっているらしい。夜は花火大会。当初の予定がやや遺憾なことになったが、ゆうぞう氏、M君、F女史、I嬢らを招いて、花火を見る会が開催される。
 何ぶん初めてのため、本当に見えるのか?という心配があったのだが、予想以上に条件がよく、大好評であった。しかし、ベランダのサンダルだけは、何とかした方がよいとの厳しい指摘があった。
 
5月31日(月):横浜:はれ
 未明より、F1の中継。学生時代は、にわかファンの小生も、中嶋に声援を送ったものだが、いかんせん日曜日深夜であり、ここ10年くらいはほとんど見ていない。しかしながら、佐藤琢磨が、フロントローからのスタートとあっては、力が入る。3位スタートの前々回は、中継の前に、ホームページなどで結果がわかってしまったので、今回は、スポーツニュースも見ないで、万全の態勢で望んだ。
 しかるに、表彰台確実となった、ところで、2位を狙って勝負をかけて終了してしまった。あまりにもあんまりである。あそこでなお攻めるような性格だからこそ、世界を相手に戦えるのであろうが、今回のところは、まず表彰台を確保して欲しかった。
 今日も真夏の暑さ。今日は、世界禁煙デーらしい。小生は、タバコを吸わないが、昨今の禁煙一色の風潮を深く憂慮するものである。(ただし、歩きタバコは、純粋に危険なので、やめて欲しいと思っている)51%以上の人がタバコを吸わなくなったからといって、他人にも禁煙を一方的に押しつけられるような世の中は困る。ニュースでは、タクシーの受動喫煙の問題を取り上げ、運転手の肺がんの率が高いことを指摘していたが、どんな職業にもひとつくらい、職業柄、なりやすい病気はあるものだ。
 自分は好きなことをしているのだから、他人のやることには、もう少し寛容になってもらいたい。酒飲みが肝臓を壊そうが、ギャンブラーが破産しようが、その人の勝手であり、周囲にとやかく言われたくない。

5月30日(日):横浜:はれ
 予報がはずれて、真夏のような天気。今日は特に予定もなく、海辺のリゾートホテルに滞在しているような気分である。
 スプートニク号2着を確認してから、ヨドバシカメラへ。まずは、H”の機種変更。待望の新機種が出たので、これは予定通りである。operaブラウザ搭載。とりあえず、掲示板への書き込みが可能になった。しかしながら、内臓カメラ10万画素というのは、あまりにもあんまりである。久々の機種変更であるが、使いこなすには、かなり時間がかかりそうである。
 問題は、テレビである。せっかくアンテナが来ているのだから、BSデジタル放送を見たいのだ。小生、そもそもあまりテレビは見ない方だが、BSデジタルの方が、小生向きの番組が多い。7万円でチューナーを買うくらいなら、テレビを買い換えたいところである。とはいえ、液晶の大型のものは、さすがにそれなりのお値段である。テレビといえば、数年前には、34型ブラウン管テレビ問題というのがあったが、もちろんそんな大きいものは、いらない。
 少し古いモデルの22型と最新モデルの26型で延々迷ったあげく、10万円安い前者を購入。「梱包時15キロ。持ち帰りOK」というのだが、あまりにも重くて、タクシーを拾うまでに死にそうになった。ちなみに34型のブラウン管テレビは、当時80キロくらいだったと記憶している。
 さっそくBSフジで「競馬大王」を見る。今日は日本ダービーである。沈滞する日本競馬に風穴をあけるべく、北の大地からやってきたコスモバルク。ラフィアンの岡田氏、ホッカイドウ競馬の田部師と五十嵐騎手。応援しないわけにはいかない。ダービーでの単勝1万円1点買いは、河内にダービーをとらせたかったアグネスフライトのとき以来。
 しかるに、1000m57秒台で飛ばすペースメーカーの僚馬マイネルマクロスを3コーナーで交わしに行ってしまった。いくらなんでも無理である。4コーナーで失速してしまう。これを早めに交わしたキングカメハメハ。これでもまだ早仕掛けかと思ったが、そのまま押し切る。2分23秒3の驚異のダービーレコード。ノーザンファームのマル外が勝って、社台ファームのサンデーサイレンスが2、3着。あまりにもあんまりである。須田さんが番組でも言っていたように、安藤勝さんが勝ったのがせめてもの救いではあるが、北の大地からの夢の挑戦はかなわなかった。日本競馬の新たな夜明けは遠い。

5月26日(水):横浜:はれ
 先週末の日記で、小泉首相、あそこまで酷評されなくても・・・というようなことを書いたところ、共感のメールをいただいたが、実際、世論調査では、けっこう支持されていたようで、家族会への批判も増えているようである。もちろん家族会の方には、言いたいことは山のようにあるとは思うが、いきなり「最悪の結果」というあの一言に違和感を感じてしまったことはたしかである。
 あいかわらず、日本のマスコミで不満なのは、アメリカとの犯罪人の引渡し条約のない国が具体的にどこなのか、とかそういうことをなかなか報道しないことである。何かの新聞で読んだところでは、中国とロシアくらいしかないようであるが、だとしたら、他に条件を出しても仕方のないことになってしまう。一方で、厳密には、引渡し条約は、ジェンキンスさんが日本に来たからといって、即、アメリカの引渡し要求に応じなくてはいけないというものでもないようである。このへんの素人では、よくわからないところをじっくり解説してもらいたい。
 ファイターズ敗れる。日記の読者から、小生は、ファイターズの番記者なのか?という質問があったが、残念ながらそういうことはないようである。
 男子バレー敗れる。よくもまぁ、3試合続けて、フルセットで終了するものである。あまりにもあんまりとしかいいようがない。
 日高ケンタッキーファームでおなじみの白井民平さんが自殺。あまりにもあんまりである。
 原油価格の値上がりで、JALは、国際線のみ値上げするという。国内線は、JASと合併するときに、値上げしないことを公取委に約束したから、値上げしないという。一見もっともなようだが、独占状態の国際線を値上げして、ANAという競合会社がある国内線の方を値上げしないということが許されるというのも、ある意味ヘンである。

5月25日(火):横浜:はれ
 歯医者に行く。いよいよ今日は、最大の難関であるところの「型取り」である。型をとるのが、なぜそんなに大変なのか?と理解に苦しむと思うが、「オェッ」となってしまう人には、これは大変なのである。
 先生は、一見小宮山風であるが、幸い、非常に理解がある人で、椅子の角度を起こしてくれたり、型取りの器具を自分で持たせてくれたりと配慮がある。人に突っ込まれるのと、自分で持つのでは、ずいぶん違うのである。
 上、下と2回あるので、最後は、一杯になりかけたが、どうにか持ちこたえた。週末に北の大地に行ってきたばかりで、胃の調子がよかったのも好材料であった。しかしながら、歯医者の予約をとるのに、北の大地の日程も考慮しなくてはいけないのだから、我ながら大変である。
 男子バレー終了。中国戦に続き、第5セットで力尽きるとはあまりにもあんまりである。生で中継を見ていなくて、ある意味よかった。しかし、小生の子供の頃、男子バレーが世界と戦えていた最後の時代、不動のエースは田中幹保であった。その田中幹保監督で、何とかもう一度世界と戦えるチームをと思っていたのだが、甘くはなかったようである。
 ANAが、長嶋監督の代役にCMに一茂を起用するという。しかしながら、JALは、松井である。長嶋さんなら、松井よりまだまだ5枚くらいは、格上であると思うが、一茂では、100枚くらい格下である。

5月23日(日):帯広→東藻琴→女満別→東京→横浜:はれのちあめ
 6時起床。本来なら昨日中に阿寒湖あたりまで行っておくべきところであり、早々に出発しないと間に合わない。阿寒湖も摩周湖もパスして、ノンストップで200キロを走って、1年ぶりの藻琴山公園に到着した。
 小生が日本で一番おすすめの観光ポイントである藻琴山公園のシバザクラ。3回目の今年も天気に恵まれ、しかもちょうど満開。さすがにだいぶ知名度もあがってきたようで、かなり混雑しているが、秩父あたりとはちがって、広々としているので、まだまだ余裕がある。惜しむらくは、一番いい場所に老朽化した温泉宿があることで、これを移設して、リニューアルすれば、ずいぶん雰囲気が変わるとは思う。演歌のど自慢なども、地元の人向けとしてはよいのだろうが、富良野をめざすのであれば、もう少し別の方向性がありそうではある。いずれにしても、北の大地の大きな財産であり、これからも大切に育ててもらいたいものである。
 女満別からの帰りは、スーパーシートに乗る最後のチャンスであったが、あとわずかというところでブックフルになってしまった。
 TCKに参戦。ダイヤモンドターンにて、ステーキをいただく。
 突如PRIDEに参戦した玉海力、なんと1R18秒でKO負けとは、あまりにもあんまりである。

20040523

5月22日(土):横浜→千歳→帯広:くもり
 小泉首相の出発で慌しかったであろう羽田空港から3週間ぶりの北の大地へ向かう。バーゲンフェア期間でもあり北の大地へは、臨時便も出ており、9:00、9:20、9:35とすごい頻度である。
 11時すぎに空港へ到着すると、すでにダンナがひとつ前の臨時便で到着している。今回は、直前まで日程が未定だったため、オリックスレンタカーのお世話になるが、なんと三菱コルトである。まさか三菱自動車とは思わなかったが、北の大地なら、ホイールがはずれても、キツネを直撃するくらいで許されるかもしれない。
 社台ファームさんへ。オークスを翌日に控えているが、例によって余裕がある。今年の募集馬を中心に見せていただく。アグネスタキオン*レッドチリペッパーの筋肉がすごい。地方オーナーズでは、ホワイトマズル*セーヌリバーがよさそうである。
 ダンナと千歳駅で別れて、鈴木宗男さんでおなじみの道東道を東へ。一般道に戻って、路肩に雪の残る日勝峠は霧。なんとか20時に帯広は、みどりヶ丘温泉サウナビジネスホテルさんに到着した。温泉は、かけ流し。和室8畳で、インターネット接続OKで、5250円。このクラスの宿に泊まるのは久々であるが、お買い得ではある。
 たまには和室もよいものである。バレーボール勝利を見届けた後は、小泉訪朝のニュース。家族会に徹底的に酷評されている。歴代の総理が何もしてこなかったことを考えれば、ここまで言わなくてもいう気もしなくもない。しかし、ジェンキンス氏の問題は、あまりにもあんまりなことになってきた。北朝鮮云々ではなく、日米問題であり、最後は、家族の問題になってしまう。小生が、言うのもナンだが、夫婦と親子の関係はちがうだけに、曽我さんが気の毒としかいいようがない。

5月17日(月):横浜:くもり
 会議続きで仕事がたまりがちな月曜日であるが、テレビタックルに間にあうように退社すると、小沢一郎君が民主党の代表を辞退するという衝撃的なニュースが飛び込んできた。小泉首相と同様に、加入義務づけられる以前に未納期間があったということで、正直、大した問題ではないと思うが、同じ立場の小泉氏を追い込むためには、やむを得ないということなのであろう。それにしても、あまりにもあんまりである。夏の参議院選挙は、小沢一郎君の最後の勝負として、大きな期待を持っていたのだが、もはや何の楽しみもなくなってしまった。今では、ただのご意見番となってしまった羽田前最高顧問の、「小沢という人材を失うのは、大変な損失だよ。」
 との言葉が空しく響く。梯子をはずされてしまったという点で、加藤の乱以来の空しさを感じる。
 この任意加入期間の問題については、意外なことに、共産党が理解を示している。国会議員になる前や、国会議員になってからの任意加入期間については、未加入でも別に政治責任は発生しない。したがって、小泉氏の責任も「不問」と市田書記局長が、はっきり示している。ある意味当然ではあるが、非常に意外な発言である。さすがに、一本筋が通っているとはいえよう。

5月16日(日):横浜・東京:くもり時々あめ
 サンデープロジェクト冒頭、田原総一朗が、国民年金未納を釈明。まぁ、正直、独立して会社を設立する時期の数ヶ月というのは、やむを得ないとは思うが、調べればすぐにわかるのだから、政治家を攻撃する前に、なぜさっさと調べておかなかったのかという疑問は残る。ぜひ、名誉回復した菅直人氏あたりに、先週の仕返しに、田原氏を徹底的に攻撃してもらいたいところだったが、なぜか今日のゲストは塩爺である。曰く、「政治家にしても、田原さんたちにしても、国民年金の金額なんかわずかだと思ってあてにしてないから、加入も忘れるでしょう。普通の人とは、そこの感覚が違う。」とのことで、まったくもっておっしゃるとおりである。まぁ、しかし、塩爺にまるくおさめられているようでは、田原氏も情けない。
 アウトバックステーキハウスにて、うし様の勝ち祝いが開催される。ここは、東京の中の外国である。ステーキ、ベークドポテト、巨大なチーズケーキ。

5月15日(土):横浜・東京:はれ
 さわやかな初夏の陽気となった土曜日。遠征日和である。ヤフーBBスタジアムで、バルボンさんの野球教室を楽しむもよし、あるいは、久々に淀競馬場で吉野家をいただくもよし。いずれにしても、朝日を右側に受けながら、早朝のYCATを出発する予定であったのだが、誠に遺憾ながら、遠征は中止となった。あまりにもあんまりである。急遽単独参戦となったうし様には、申し訳ないが、オープンを勝ったのだから、まぁ許していただこう。
 菅直人氏の国民年金未納は、実は、市役所側の手続きミスであったことが正式に発表された。しかしながら、記事はあまりにも小さく、すでに時代は小沢一郎君である。あまりにも気の毒である。

5月14日(金):横浜:くもり時々はれ
 いよいよバレーボール日韓決戦。しかも4戦全勝同士で勝てば五輪出場決定という絶好の舞台での対決である。19時には退社せざるを得ない。
 第1セット開始直後だけは、ちょっと苦しんだようだが、帰宅したのは、その直後だったので、終始安心して見ていられた。これほど楽に見られる韓国戦というのは、いつ以来であろうか。10数年前までは、女子バレーの目標は、メダル獲得であって、韓国に勝つことではなかったのだ。その頃は、ナショナルチームといえば、サッカーでも野球でもなくバレーボールであった。
 バレーボールといえば、ダンナである。初戦のイタリア戦に勝ったときに、ダンナに聞くと、
「監督がまともな人になったから」
 という答えが返ってきた。一見、これまでと同じような精神論をとなえるオヤジのように見えるが、実は、データも重視しながら、計画をたててチームを整えて、17歳から34歳まで、速攻あり、バックアタックありのすばらしいチームを作り上げてくれた。久々に五輪本番でも楽しめそうである。

5月11日(火):横浜:はれ
 東京は真夏日。しかしながら、うし様は突然北の大地である。週末の関西遠征計画でカモフラージュしておいて札幌ドーム参戦とはあんまりである。
 イッキマンさん復活。やはり、38歳の小宮山が復活した以上、イッキマンさんも復活せざるを得ないということであろう。しかしながら、ジョニー黒木は復活しなかった。まぁ、格が違うということなのだろう。一方で、ぐんぐんさんは、胃カメラである。小生はといえば、胃の調子が悪く、今日も歯医者の治療がわずか5分で打ち切りとなった。とても型をとれるような状況ではない。胃カメラなど想像するだけでも終了である。
 年金法案が可決されている間に、アメリカ兵の虐待や、サマワでオランダ兵が死亡している。福田氏、菅氏以上に、ラムズフェルド氏こそ辞任すべきではないかと思うし、小泉氏の立場も本来なら苦しくなるはずであるが、人質の解放以降、国民の関心も薄れている。あいかわらず運がよいということなのであろう。
 民主党の代表選びが混迷している。選挙前であるから、小沢一郎君以外にあり得ないと思うが、どうなるのかよくわからない。とにかく分裂だけはしないでもらいたいものである。民主党の総会みたいなものを見ていてなんとなくおもしろいのは、執行部の若手が、いかんせん知名度やカリスマ性がまだまだ物足りず、羽田氏とか、江田氏、鹿野氏、米沢氏、石井氏、海江田氏など、一丁あがりになっている顧問的な人たちの方がある意味魅力的なところである。長老というにしては、実はまだ若く、自民党なら、バリバリの総裁候補世代と思うのだが、まぁ、このへんの方々が一線に復帰することはないのであろう。ちょっと気の毒な感じがしなくもない。

5月9日(日):横浜・東京:くもりのちあめ
 午後から湘南新宿ラインで上京。新宿のコンランショップさんに寄るが、特に欲しいものも見当たらないので早々に撤退。ビックカメラさんにて、液晶TVとH”の新機種を検討してから、にいむらさんにてうし様と合流してしゃぶしゃぶをいただく。
 ひとしきり、菅直人君を酷評して、小沢一郎君の最後の勝負への期待について語りあい、遠征の計画を検討する。何しろ手元不如意のため、今週は、めずらしくおとなしくしていたが、やはり遠征の計画だけでも進めないと、体調もよくなってこない。神戸遠征といえば、バルボン氏の野球教室が思い出されるところであるが、なぜか、神戸のホテルが徹底的に満員である。やはり、みんな天然芝とバルボンさんということなのであろう。
 仕方がないので、大阪ということになるが、大阪に泊まるというのは、何とも食指が動かないところである。しかしながら、リンクスさんが、実は、「かけ流し」という意外な事実が判明して結論が出た。
 バレーボールは順当に2連勝。あとは、F1で3位スタートの佐藤を久々に夜更かしてでも見ようと思っていたら、いきなりニッカンのHPで結果が・・・あまりにもあんまりである。

5月8日(土):横浜:くもり時々はれ
 前夜は、めずらしく会社帰りに飲んだのだが、6時に目が覚めてしまう。しかし、二度寝すると、10時半になっている。府中6Rに参戦するには、ギリギリの時間である。しかしながら、なんとなく億劫になり、ゴロゴロしているうちに時間がすぎる。愛馬2頭が人気で出走、気候もよい土曜の府中に参戦しないようでは、我ながら、話にならない。しかも、うっかりしているうちに、TVKの中継を見逃してしまった。スプートニク号大敗。まぁ、オーナーがやる気ないので、馬も走らないのかもしれないが、芝をつかってもらいたい。
 ファイターズ戦の中継を見るが、これも見苦しい大敗。みえみえのダブルスチールで1点をとられるあたり、西武の本領発揮といえばそれまでだが、実に情けなかった。開幕直後のメムバーに比べると、坪井、SHINJO、幸雄さん、小笠原が欠場している。ちょっと話にならない。
 ストロングメモリー号も1番人気で4着。府中に行かなくてよかったということか。だらだらと1日すごして、最後は、バレーボール最終予選。最大の強敵イタリアをふりきって勝利。ワールドカップから半年で、さらにパワーアップしたようだ。これで、五輪出場はほぼ当確だが、本番でも久々にソコソコ楽しめそうな感じがする。

5月5日(祝):伊豆高原→横浜:あめのちくもり
 連休最終日。早めに帰京して、のんびりくつろぐ。「いい旅夢気分」でも見ようかと思っていると、BS-2で「列島縦断鉄道12000kmの旅・最長片道切符でゆく」なる番組を発見する。2時間番組で、ゆっくりと全国の旅を見られるのかと思っていると、まずは、宮脇俊三先生の書斎のVTRなどから始まり、東大鉄研による最長ルート探索など、延々とマニアックに展開する。
 最初に最長片道切符の旅を実行した人として、いきなり元連合会長の鷲尾氏が登場したのも衝撃的であった。
 残念ながら、旅は、明日出発で、この後、延々と続くようである。旅の模様は、BSハイビジョンの方で中継されるようである。いよいよテレヴィを買い換える必要があるのかもしれない。それにしても、最近のNHKは、全国特急列車の旅とか、そんなような番組が妙に多いような気がする。時代は、鉄道なのだろうか?

5月3日(祝):横浜→伊豆高原:くもり時々あめ
 連休後半。踊り子号にて伊豆へ向かう。正月同様、自由席で何とかなると思っていたが、さすがに今日は混雑している。熱海までは、修善寺行きの編成に乗り、熱海で下田編成に乗り換える。喫煙席しか空席がないが、踊り子号は、実は窓が開くのだ。特急で窓が開くのは、踊り子号と先日鹿児島で乗った「はやと風」くらいしかないらしい。車中で、温泉教授の本2冊目を読了する。結論としては、やはり登別ということのようである。
 伊豆高原から、送迎バスにて赤沢温泉館へ。温泉教授の本を読んだ後に、循環の温泉施設へ行くのは、ちょっと抵抗がないわけではないが、アド街ック天国でも紹介された景色のよい露天風呂がある。大混雑であったが、今日は、天気が悪く、眺めが今ひとつであったのが、残念。

5月2日(日):札幌→東京・横浜:はれのちくもり
 朝風呂、朝食。朝食ヴァイキング会場には、「パフォーマスンテーブル」なるものがあるが、もちろん何のパフォーマンスもしてくれない。10時チェックアウト。
 結論として、品川プリンスが札幌に上陸したということである。プリンスホテルというと、小生などは、軽井沢のコテージとか、よくわからないけど古きよき時代を少しだけ感じさせる東京プリンスといったものも思い浮かべるわけだが、よりによって品川プリンスが上陸してきてしまった。右肩上がりの高度成長の時代が終わり、プリンスホテルの役割は、どこへ行くのか?少なくとも小生がターゲットでないことは、たしかである。露天風呂は評価できるが、残念ながら、もう二度と泊まることはないであろう。
 羽田空港からリムジンバスにてお台場へ。うし様と合流して、モデルルームを見学する。巨大高層マンションということで、モデルルームからしてパビリオンである。そもそもモデルルーム見学というのは、エンターテイメントとしては、非常に楽しめるのだが、現場バスツアーもあり、徹底的にやってくれる。全体的なグレードという点では、多少難があるものの、特にバルコニーに面したバスルームや、1LDKにもかかわらずメゾネットになった部屋など、なかなかすばらしい。TCKや、羽田空港へは、モノレールでダイレクトである。

4月30日:横浜→札幌:はれ
 すでに気分は連休モードであるが、別に海外旅行へ行くわけでもないので、今日のところは、後輩に休暇を譲り、出社する。連休の谷間の今日は、実は、バーゲンフェア対象日。2月の段階で、札幌便を押さえてある。遠征続きで、手元不如意となっているし、先週、東北へ行ったばかりでまた北の大地というのもどうかと思う。このあたりがバーゲンフェアの難しいところで、正直あまり気分が盛り上がらなかったが、掲示板を見れば、札幌ドーム12試合中、なんと11試合観戦というないるさんが、今週も甥っ子同伴で参戦するようである。小生も気合を入れなおす。
 19時にはどうにか退社するが、いかんせん手元不如意なため、びゅうキャッシュインのお世話にならざるを得ない。あまりにもあんまりであるが、とにかく京急にてあわただしく羽田空港へ。千疋屋さんの期間限定店舗の最終日には、残念ながらタッチの差で、間にあわなかったが、うし様のお見送りを受けて、JAL777-300にて出発する。スーパーシート空席待ち7番目ということであきらめていたが、最終間際の便は、早く到着した客から前へ前へと繰り上がるのであろう。あっさりとゲットできた。何しろ手持ちのスーパーシート券は、6月からは、クラスJ券に成り下がってしまうので、早く使わなくては損である。もしかすると、これが最後のスーパーシートになるかもしれない。
 機内VTRでは、津島嬢が沖縄を満喫している。そろそろ沖縄へ行く必要もあるのかもしれない。そして、今月5回目くらいでもう読むところのない機内誌「SKYWARD」を何気なくめくると、鷺沢萌嬢が、沖縄の蕎麦屋さんを絶賛しているエッセイが目にとまる。5万円かけて500円の沖縄そばを食べに行こうという。まったくもって、すばらしいのだが、実は、彼女は、もうこの世にはいない。なんとも無情であり、不思議な感じがする。
 快速エアポートUシートにて、無事に札幌入り。横浜が初夏の陽気だったので、温度差が心配だったが、北の大地も開幕の頃に比べるとだいぶ暖かくなってきたようだ。
 札幌プリンスホテルタワー。開業からまだ1週間である。残念ながら、大浴場は、23時までなので、本日のところは、評価を差し控えるが、フロントに、「東京・品川で大好評のブッフェレストラン『ハプナ』が札幌に登場しました」とあるのをみると不安にならざるを得ない。
 23時57分、期限3分前にコンビニで固定資産税の納付を完了して、大通りまで出て、村山富一さんでおなじみの「味の時計台」をいただき、LANケーブルを購入してホテルに戻る。何やら光回線らしきものが部屋にきているのだ。こんな深夜に294円でLANケーブルが買えるのだから便利になったものであるが、さっそく部屋に戻って、ネット接続すると、「1000円」と表示された。あまりにもあんまりである。堤義明氏恐るべしということなのであろう。

4月29日(祝):横浜・秩父:はれ
 Y嬢、N嬢との蕎麦オフ拡大版開催。特急「ちちぶ13号」にて出発する。西武の特急といえば、西武ドーム参戦の際にお世話になっているが、いつもガラガラという印象がある。しかしながら、今日は満席。事前に購入しておいてよかった。
 西武秩父駅徒歩8分。「こいけ」さんが、今回の目的地である。バイブルであるところの「蕎麦屋で憩う」でも高い評価を得ている。11時開店とほぼ同時に到着したのだが、すでにブックフル。しかし、それほど待たずに入店できたので、さっそく、地ビールと焼き味噌と天ぷらで一献。いい感じである。
 蕎麦は、田舎蕎麦。太くていかにもコシがありそうである。ところが、いざいただくと、饒舌だったY嬢が沈黙してしまった。どうも冴えがない。それでも、せいろを追加注文するが、まぁ、可もなく不可もなくという感じがする。Y嬢が追加したけし切り蕎麦の方が見た目が美しくまずまずであったが、全体に「こんなはずでは?」という想いを残したまま退場する。
 秩父まで遠征してきたもうひとつの目的は、羊山公園のシバザクラである。小生、毎年、北の大地、藻琴山公園のシバザクラを見るために遠征しているが、手近なところでシバザクラで堪能できるとはすばらしい。色鮮やかなポスターが首都圏各地に掲載されているし、ニュースなどでもずいぶん報道されている。
 しかるに!嗚呼!羊山公園のシバザクラは、はっきりいって、大したことなかったのである。藻琴山公園や滝上公園を知らない人は、まぁよいのかもしれないが、北の大地の山がまるごとピンクに染まるシバザクラを見た人から見れば、子供だましのような規模である。広さは1/20、人の数は20倍というところであろうか。あまりにもあんまりである。同行者2名もあまり感激がないようである。
 早々に退場して、「千茶古」さんで休憩する。この喫茶店は、よかった。本日唯一の収穫といえよう。
 とにかく人だけはやたら多い。帰りは、なんと特急がブックフルになってしまった。これまたあまりにもあんまりである。鈍行で飯能まで立ちっぱなしで1時間。急行で池袋、湘南新宿ラインで横浜。たっぷり3時間かかっている。女満別へ飛ぼうと思えば飛べる時間である。

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4月28日(水):横浜:はれ
 閣僚および、民主党・影の内閣の年金支払い状況が発表されたが、よりによって、菅代表とは、まったくもって話にならない。年金未納がすべてではないが、少なくとも民主党には、自民党よりも厳しい倫理感覚を持っていてもらわなくては存在価値がなくなってしまう。政策だけなら、大きな政府に向かいやすい民主党よりも、自民党の方が支持できる部分すらあるのだ。もはや、残された道は、代表を辞任して、閣僚に居座り続けるであろう自民党の面々に差をつけるしかない。そうでなければ、菅氏のこれまでの政治活動がすべて否定されてしまうはずだ。
 いよいよ小沢一郎君に期待するときが来たようだ。

4月26日(月):横浜・東京:はれ
 緊急ダンナオフ開催。菊花賞馬オーナーであるところのダンナもK点越えを果たし、久々のオフ開催である。汐留シティセンターといえば、にらさわ嬢オフが思い出されるが、低層階にてひっそりと開催される。
 ちょうど社台の募集馬リストが到着した。値段も未定、オーナーズクラブに行く馬も未定であり、なんともいえないが、インディアナカーブの初仔が早くも登場とは、月日のたつのは早いものである。ガリレオ問題、照哉社長問題、テキ問題、うし様マンション問題、キサスキサスキサス問題などについて、幅広く意見を交換する。

4月25日(日):弘前→青荷→田舎館→青森→横浜:はれ時々くもり
 7時起床。朝食は、和洋別だが、サラダとジュースとコーヒーは自由という最近のビジネスホテルの標準パターン。和食だがジュースを飲みたい小生としては、ありがたい。このホテルも、7000円くらいのビジネスホテルと思えば、文句はないのだが。ジュースがりんごのみというところが青森らしくてよい。
 チェックアウト前に、弘前公園へ。西側の桜のトンネルは、見事に満開。広い公園内のどこもかしこも桜、桜、桜である。圧倒的なボリュームである。

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 チェックアウト後、青荷温泉へ向かう。黒石温泉郷の奥。国道から左へ入ると、にわかに道が細くなり、急なカーブになる。青荷温泉は一軒宿。入口には、方言で何やら書いてある。正直、ちょっと手ごわいノリかと思ったが、中へ入るとそういうことはなかった。
 今日も寒いが、天気は回復してきた。混浴の露天風呂。東北地方は、混浴が多い。雪の残る山合いの景色を眺めながら、2種類の露天風呂を満喫していると、いきなりメガネが壊れた。温泉の熱で壊れたのであろうか?しかし、これから、まだ運転して帰らなくてはいけない。あまりにもあんまりである。
 国道に戻り、道の駅「藤の湖」にて小休止するが、ここで焼肉など注文してしまったのが、また大失敗であった。
 さらに道の駅「田舎館」へ。ここの道の駅には、岩手県競馬のテレトラックつがるが併設されている。岩手県競馬は、青森、秋田へも積極的に進出している。コンビニで新聞が手軽に買えて、立派な場外が身近にあるのだから、やはり他の地方競馬とはちがう。赤字問題が表面化しているが、ここの競馬は、何とか残してもらわなくては困る。小生も応援の意味で参戦する。ちなみに、テレトラックつがるには、JRAのWINS田舎館も併設されている。岩手競馬の施設にJRAが間借りするような形で、東京の3特別と他場のメインのみ発売。まだメインレース前の時間帯であったこともあり、JRAよりも岩手競馬コーナーの方がお客さんが多かった。
 青森空港へ。4月からラウンジが廃止されてしまった。まったくもって最近のJALのやることは、理解に苦しむ。
 まぁ、いろいろと問題もあったが、角館、弘前の桜は、やはり圧倒的にすばらしい。青荷温泉も風情があり、お湯もさすがである。1年に10回の北の大地とはちがって、東北へ遠征するのは、2年1度くらいであるが、観光資源という意味では、すばらしいものがけっこうあるのだ。あとは、なんといっても、ホテルである。仙台、盛岡、秋田、青森には立派な都市ホテルが欲しいし、リゾートホテルも欲しい。秘境や秘湯、自然はそのまま残して欲しいが、とにかく宿泊面の充実が待たれる。

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4月24日(土):横浜→秋田→角館→森吉→弘前:くもり時々雨か雪
 土曜日の朝、右手に朝日をうけながらYCATからバスで羽田空港へ向かう。遠征でおなじみの風景である。バーゲンフェア期間の週末ということで混雑している羽田空港。秋田行は遺憾ながらバスでの出発だ。飛行時間は正味45分。あっという間に秋田空港へ。初めて訪れる空港である。
 ヴィッツ号がブックフルのため、トヨタレンタカー・カローラ号にて出発する。今回の目的地は、角館、弘前。2年前のGWに、あけぼの号で参戦したときには、桜はすべて散ってしまっていた。今年も早咲き傾向ではあるが、東北地方では、2年前ほどではなく、出発も1週間くり上げた結果、見事に満開の週末に当たった。何しろバーゲンフェアなので、2ケ月前から天気を読みきらねばならないので、気象予報士としても大変である。
 桜祭りでにぎわう角館。武家屋敷で有名な小京都だが、武家屋敷通りには、しだれ桜、そして檜木内川沿いには、ソメイヨシノ。まったくもって素晴らしいの一言に尽きてしまう。

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 しかしながら、突然ひょうが降ってきた。今年は、桜は、見事に満開になったのだが、よりによって寒波が襲来してしまったのだ。気温は5度前後。いくら何でも寒すぎる。この後は、玉川温泉で入浴しながら、弘前をめざす予定なのだが、国道341号は、積雪で通行止だという。あまりにもあんまりである。そもそもカローラ号のタイヤは、スタッドレスなのかどうかもよくわからない。満開の桜に酔いつつも、前途は険しいものがありそうである。
 国道105号線へ迂回する。秋田内陸縦貫鉄道に沿う地味なコースであるが、こちらも峠は、まだ雪が残っている。阿仁前田駅に併設されているクウィンス森吉で入浴。このあたりで、天気も回復してきて、露天風呂で一息つく。湯上りラウンジには、有料とはいえ、マルタカさんが用意されているのもすばらしい。
 17時すぎに弘前に到着。とりあえず、弘前公園まで歩く。夕方になってますます冷え込んできた。弘前公園の外側の桜は、満開とはいえ、もう少し散り始めていて、花びらが堀を埋め尽くすのもまた美しい。夜桜もまたよいのだろうが、あまりにも寒いので、ホテルに戻る。
 東北は、ホテル事情が悪い。仙台ですらしっかりした都市ホテルがない状況で、弘前に多くを期待するのは酷なのであろうが、ブロッサムホテル弘前は、失敗だった。ツインのシングルユースで1万5000円というのはかなりのお値段であり、それなりのホテルかと期待したのだが、普通のビジネスホテルの一番高い部屋だけが残っていたということのようだ。まぁ、この時期の弘前にホテルがとれただけでもよしとしなければいけないのだろう。
 めずらしく近くの居酒屋に繰り出してみたが、これが、またひどい店だった。それでもNHKのニュースをやっていたので、最後まで見ていくつもりで我慢して食べていると、これからスポツというところでいきなり消されてしまった。手ごわい店である。仕方なく、ホテルに戻り、TCKに投票。H”カード故障のため、アナログダイヤルアップでのネット接続というのも情けない。
 女子サッカーアテネ五輪予選。女子サッカーを見るのは初めてだが、ここまで男子と違うのかというくらいのレベル差を感じる。たとえば、陸上などでは、男子と女子の記録差は、10対9くらいであるが、サッカーは、ちょっと厳しい。しかし、そう思いながら見ていると、レベル差を忘れるような熱い試合になってきた。北朝鮮相手に3-0で快勝して五輪を決める。

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4月23日(金):京都→大津→大阪→横浜:はれ
 遠征の必需品であるH”カードが故障してしまった。あまりにもあんまりである。のぞみ号自由席にて帰京。新大阪始発で新横浜停車ののぞみ号が意外と少ないことに気づく。
 3閣僚が国民年金未納。そりゃ、誰だってミスもあるし、小生だって、NHKの受信料くらい滞納したことはありますよ。しかし、少なくとも江角マキコ問題のときに、正直に申告すべきで、今ごろ出てくるっていうのは、あまりにもあんまりである。今の国会の最大の焦点が年金改革法案である以上、この件は、重箱の隅をつつくようなアラ探しとはいえない。今国会で法案を通したいのなら、少なくとも3閣僚をやめさせるべきだ。

4月22日(木):横浜→京都:はれ
 のぞみ号で西下するのは、かなり久しぶりである。おそらく品川駅開業後初めてである。新横浜-京都は、2時間だから、夕刊フジと購入して、ビールとしょうが焼き弁当をいただいて、少しウトウトすると到着するが、格別おもしろいこともない。しかし、車内は、ほぼ満員である。
 久々の京都。これだけ遠征に出かけていても、京都をじっくり観光したのは、シグナルライトの菊花賞のときくらいしかない。小生も枯れてきたので、そろそろ京都をじっくり散策すべきという気もしているのだが、シーズンともなると、宿の確保もままならないことが多い。せめて、夜の街を散策しようかと思ったが、結局、疲れてしまい、早々にホテルにチェックイン。
 京都の宿は、山科のブライントンシティと決めているのだが、あいにくブックフルであった。三井ガーデン系の三条烏丸ホテルにて入浴するが、お値段の割には、大したことがなかった。
 東京地裁にて、圏央道の事業認定が取り消される。まぁ、今どき圏央道というのは、たしかにどうかとも思うが、かなり衝撃的な判決である。もっとも、この裁判官は、小田急の高架のときも暴れた実績があり、そのときも高裁であっさりひっくり返されたようだ。まぁ、裁判官によって、多少の違いはあるのも、またよしなのかもしれないが。しかし、圏央道はいらないかもしれないが、外かんは、必要である。圏央道の事業認定を取り消しているヒマがあったら、さっさと外かんの用地買収を進めていただきたいものだ。

4月19日(月):横浜:くもり後あめ
 JGC会員限定の7月のバーゲンフェアの予約開始日。最近は土日の北海道や沖縄便は、すぐにブックフルになってしまうので、あわてて札幌便を抑えるが、それでも日曜の昼頃の帰りしかとれない。しかしよく考えると、この週は、ファイターズ戦がないし、競馬も函館開催である。札幌に行く必要があるのかどうかよくわからない。
 夜の時点でも、沖縄と北海道以外は、まだ残っているが、7月の地方競馬の開催日程も不明である。正直、どこに行きたいのかよくわからなくなってきた。しかも、今月は、遠征は今のところ1回だけなのに、すでに赤字決算が確定してしまった。愛馬もさっぱりである。うし様もマンションに関心を示している昨今、小生も少しは自宅でおとなしくしているべきなのであろうか?しかし、それでは、せっかく回復し始めた景気に水を差してしまうのではないか?
 マンションといえば、多摩ニュータウンの売れ残り物件が7割引である。以前ならこういう場合は、先に買った住民が反対運動など始めたものだが、今回の場合は、住民も空室だと無用心だから値引きしてでも入居してくれた方がよいと理解を示しているという。いろんな意味で、この国も変わってきているようだ。
 話はどんどん変わって、青森山田高校で2度目の入学式が行われた。卓球の福原愛選手といえば、小生、以前は、あまり興味がなかった。まぁ、子供の頃から英才教育すれば、はじめのうちは、それなりになるだろうけど、ちょっと痛々しいというか、かわいそうな気がしていたのだが、実際にここまで強くなれば、もう本物である。しかも、インタビューなど見ていても大したものである。五輪のメダルを望むのは酷であろうが、とりあえず応援している。しかし、遠征で学校に出席するのが遅れたからといって、もう一度全校生徒が集まって入学式をやり直さなくてもよいと思うだが。

4月15日(木):横浜:はれ
 人質3人が開放される。小生、日記ではあまりとりあげなかったが、今回、なんといっても意外だったのは、世論があまりにも人質および家族に対して厳しかったことである。自己責任ということがここまで強調されるとは思わなかった。「人命は地球よりも重い」から30年。変われば変わるものである。基本的に歓迎する方向ではあるけれど、いったん変わると、思わぬ方向に加速がついてしまうのも懸念されるところではある。

4月11日(日):横浜:はれ
 春好日。連日、実に気持ちよい気候。スプートニク号が出走する福島へ花見をかねての遠征も検討したが、今後の遠征ラッシュに備えて倹約することにして、3日連続のロイヤルホストで朝食をいただき、臨港パークを散歩して、ベンチで読書。その後、ホームセンターで、バルコニー用の椅子とテーブルを購入する。これからの季節は、アーバンよりも、バルコニーで椅子に寝そべって読書する方が気持ちよさそうである。
 ファイターズvsホークス戦、桜花賞、TCKと、スポーツ中継の観戦をはしごしながら、合間に読書。実にのんびりとした平和な一日であるが、人質の解放は誤報で実現しなかったようである。

4月9日(金):横浜:はれ
 カーテンを遮光にするために修理に出しているため、朝日とともに目が覚めるので、ロイヤルホストにて朝食をゆっくりいただいてから出社する。気持ちのよい春らしい天気。20時すぎに帰社できたので、海沿いを散歩でもしてから帰ろうかと思うが、BSでファイターズvsホークス戦の中継があったのを思い出して、まっすぐ帰る。
 しかしながら、和田が先発で、1-7。話にならない。やっぱり散歩でもしてくるべきだったと思うと、ここから猛攻が始まる。新庄3ラン、幸雄さんタイムリー。1点差に詰め寄ってなお1死満塁。しかし、金子の併殺で終了。芝草の好投で、望みをつなぐが、9回無死1塁もセギノール併殺で終了。先発全員15安打で負けているようでは前途は険しい。

4月8日(木):横浜:あめのちはれ
 体調もよくなり、仕事もはかどる。しかし、はかどるということは、早く終わるということで、19時には退社する。久々にそごうに寄り、入浴剤を買い込み、山野楽器で、宇多田ヒカルのベストを購入し、紀伊国屋で、吉村昭「海の史劇」、長尾三郎「神宮の森の伝説」、沢木耕太郎「冠」、二宮清純「悪漢たちのプロ野球」を購入。
 帰宅後、バドワイザーを飲みながら、MXTVで、TCKマイルグランプリを観戦。我ながら、まったくもって平和な生活である。しかし、ここで臨時ニュースが入った。MXTVで臨時ニュースとは何ごとかと思うと、イラクで日本人が人質にとられたという。しかし、この時点では、まだよくわかっていなかった。ご飯を炊いて、納豆でいただきながら、BS-1のメジャーリーグハイライトを見る。しかし、これも臨時ニュースで中断してしまった。
 23時からのWBSの特集は、ファイターズの北の大地への移転についての予定だったのだが、当然、そんなものは、どっかにすっとばされてしまった。自衛隊撤退の期限はわずか3日である。あまりにもあんまりなことになってきた。

4月7日(水):横浜・東京:はれ
 東京の最高気温は22度。長持ちした桜もそろそろ散りはじめた。春本番、TCKが開幕する。飯田橋で所用があったため、錦糸町経由、はとバスにて参戦する。
 到着が17時半になってしまったため、先着10,000名の「うまたせのお面」がいただけるかどうか心配であったが、無事にゲットできた。場内は、開幕を待ちわびていたTCKファンでにぎわっているが、いい年したオッサンが、腕や帽子などに、もらったばかりの「うまたせのお面」をつけて歩いている。すばらしい。みんなうまたせ君が好きなのだ。
 新スタンドの隣の中央スタンドが壊されており、馬主席が2号スタンドに移動した。それなりに見やすいし、気候のよい時期は、ガラス張りの新スタンドよりもこちらの方が気持ちよいのだが、今日は風が強い。馬券も新聞もすべて飛んでいってしまう。7Rまで観戦して、吉野家の牛丼をいただき、8,9Rの馬券は買って帰宅。これで、9Rは、自宅のMXTVで観戦できるのだから、便利だ。

4月5日(月):横浜:はれ
 21時半には帰宅。テレビタックルの後半を見る。めずらしく話がソコソコかみ合っていると思ったら、後で考えたらハマコーがいなかった。
 年金の一元化は、小生も反対しない。しかし、こういうとき、これみよがしに国会議員の年金を下げろと主張する政治家というのは、信用できない。国会議員の数などというのは、全体からみればたかがしれている。「国民の前に、まずは国会議員が痛みを受けてから」という主張は一見説得力があるようで、実は、大衆迎合的なスタンドプレー以外の何者でもない。立派な政治をしてくれれば、国会議員を10年つとめた人は、一生生活に困らないくらいの年金をもらって当然である。
 自民、民主ともにスタンドプレーがめだつなかで、舛添氏だけは、「金持ちしか国会議員になれないのでは困る」として議員年金の削減に反対していた。立派である。まぁ、選挙に強いから本音が言えるということもあるが、少し見直した。
 報道ステーションが始まるので、1回目くらいは見てみる。いきなり、テコンドー問題、しかも両親の中継である。ちょっと理解不能である。まぁ、ニュースステーションの1回目も、鮭の中継とかやっていて、ちぐはぐだったので、まだこれからかもしれない。ちなみに、五輪マニアの小生だが、テコンドーは、正直どうでもよいと思っている。

4月4日(日):横浜・東京:くもり後あめ
 代官山の高層マンションにて、オフが開催される。カンコ親子、るい夫妻、ヌマ嬢、トモ嬢、サイス氏他の面々である。小学校の同級生も既婚者が増え、子供連れも多い。マンションのオーナーは、数少ない独身者である。勝ち組か負け組か評価が難しいが、マンション購入では、小生の3年先輩であり、バルコニーにはタイルが敷かれ、椅子もたくさんあって、オフ開催の環境はさすがに整っている。
 あいかわらず、女性陣の方が記憶が細かく、相談会問題、東横のれん街の漬物問題、スキー学校での事件など、新たな事実が暴露される。
 もうひとりの独身者、ヒトゲノムでおなじみのN嬢が、アメリカに旅立つという。なんでもネズミが光るとのことである。これでも小学校時代は、同じ数学部だったのだが、もはや、小生には、とてもわからない世界である。

4月3日(土):札幌→横浜:はれ
 昨日とうってかわって、穏やかな好天に恵まれ、積もった雪に朝日が反射している。さっそく朝風呂に入り、朝食バイキングをゆっくりいただいてから出発する。うし様のいる三越をひやかしてみるが、いかんせんこのご時世にジャイアンツ応援セールなどを開催しているような感覚なので、お客がまったく入っていない。うし様もひまそうで困っている。ただ、数少ないお客さんを観察すると、ファイターズではなくて、ジャイアンツという感じのお客さんが多いのも事実である。大丸あたりよりは、客単価も高そうである。しかし、いかんせん絶対数が少ない。時代の大勢はファイターズである。
 昨日3万3000人になら、今日は超満員かと思ったが、そうでもない。3塁側の外野は、早々に札止めになったが、1塁側内野指定は、やはりガラガラである。まぁ、そうはいっても、3塁側が内外野ともにびっしりと埋まっていれば立派なものである。ないるさんおよびないるさんの甥っ子と内野自由席にて観戦する。つまり、ないるさんは、おばさんというわけである。小学校2年生の甥っ子は、まだファイターズファン入門中というか、無理やり連れてこられたのかもしれないが、ないるおばさんのルール教室も開催されている。先日、どこかに書かれていたが、我々の世代は、いつのまにか覚えてしまった野球のルールも、一から子供に教えるとなるとなかなか難しい。ファールはストライクだが、2ストライクからファウルしても三振ではない。なぜ外野フライで、ランナーが進んでよいのか?なかなか説明は厄介である。
 
●ファイターズ 9-11 ライオンズ○

 ライオンズ1番DHは、昨日に引き続き、元ジョッキー柴田政人さんの甥っ子である。彼が出塁すると、足だけは速いのでやっかいである。昨日とちがって、西武らしい細かい攻めで、早々に3点をとられるが、ファイターズもすぐに追いかける。しかし、4回に、大島、フェルナンデス、和田と3者連続ホームラン。場内が静まり返ってしまった。ないるさん曰く、昨年までなら、相手の派手なプレーにも客観的に拍手を送っていたが、今は、ホーム意識が強いので、相手のプレーに声援を送ることはなくなったとのことである。
 ミラバルKOで、2-7。しかし、今年のファイターズ打線は、充実著しい。4回裏、先頭の幸雄さんがヒットで出塁すると、高橋信の四球を挟み、今日初スタメンの小谷野も続き、ノーアウト満塁。そして、金子がタイムリーを放つと、不動の上位打線、坪井、SHINJO、小笠原が徹底的に打ち込む。なんと7人連続出塁でノーアウトのまま一挙6点、8-7とひっくり返した。3万観衆の心をつかむ派手なパフォーマンスである。この時点で、勝てるかどうかはわからなかったが、魅せる野球という意味では、十分合格点である。ないるさんの甥っ子もご満悦のようである。
 中継ぎ投手の不振は、いかんともしがたい。その後も、ライオンズが1点ずるじわじわと得点する。6回表にライオンズ9-8と逆転。ここで、6回裏から森慎二が登場した。あまりにも早い継投だが、2番手の許さんも打ち込まれただけに、勝っているときに投入するには、ここしかないという判断であろう。ここまで1勝のライオンズの窮状を象徴するリレーである。ここで、森慎二が格の違いをみせ、2回をぴしゃり。ライオンズはさらに追加点で11-8。しかし、6回から森を投入したため、8回が問題となる。あるいは、豊田かと思ったが、さすがにそれはなく、小野寺が登場。しかし、ファイターズもこのスキを見逃さない。左の代打攻勢。売り出し中の小田がいきなりホームラン。札幌ドームファイターズ初アーチは、記念シートを作ると言う話もあったが、思わぬ伏兵の一発である。さらに上田君、新庄と続き、1アウト1,2塁で小笠原。早めの森投入の代償だからやむを得ないが、ライオンズベンチは生きた心地がしなかったであろう。よく豊田投入を我慢したと思う。小野寺が、奇跡的に小笠原、エチェバリアを抑えた。
 ほとんど毎回のように得点の入った4時間ゲームだが、最後は、豊田がぴしゃりと抑え、ライオンズ勝利。登場した投手でまともに抑えたのは、森、豊田、芝草の3人だけである。まぁ、さすがといえばさすがである。
 大阪近鉄戦ばりのすさまじい乱打戦は、残念ながら勝利できなかったが、3万のお客さんに、魅せるところは魅せてくれた。4回の大逆転の後、じわじわとライオンズに突き放され、場内が疲れてきたところで、8回にもう一度見せ場を作ったのは立派である。初スタメンの小谷野や、小田といった若手の成長、一方で幸雄さんや上田君も奮闘。今日はセギノールが9回に代打3番手で登場するほどで、もし出塁していれば、次にはまだ島田が残っていた。長いシーズン故障者が出ても、攻撃陣に関しては、かなり層が厚くなってきている。
 明日のオフ会用に三越さんで、千疋屋さんのバナナオムレットを購入して、快速エアポートのUシートで新千歳空港へ。村山富一さんでおなじみの「味の時計台」さんをいただくと、北の大地ともお別れである。アップグレードクーポンで、スーパーシート。6月からは、同じクーポンでクラスJになってしまうのだから、今のうちに使わなければ損である。
 JAL1034便。搭乗の際、ゲートで、
「さよなら、サッポロ!」
 と叫んでいる人がいた。北の大地、去り難しということであろう。まったくもっておっしゃるとおりである。

4月2日(金):横浜→札幌:雪
 ファイターズ札幌開幕戦。休暇をとって、3週間ぶりの羽田空港へ。JASの看板はもうない。JAL1017便、「早割21」で押さえた座席番号は、「81C」。これは、ジャムボの最前列であり、本来ならスーパーシートのはずである。なぜ普通席が81Cなのか疑問だったのであるが、乗ってみて解決した。すでに「クラスJ」の座席に改修が終わっているのである。正式なスタート前なので、とりあえず普通席料金で乗れるということである。逆に言えば、この便には、すでにスーパーシートは存在しない。
 座席は、新型の「777」の普通席と同じ、少し固めのしっかりしたもので、普通席としては、悪くないが、幅は広くないし、追加料金を払ってまでという感じはしない。スリッパもなし、イヤホンがゴムでは、高級感は得られない。1000円払う価値はあるかもしれないが、残念ながら、これまでのスーパーシートの満足感は得られない。高級志向のお客は、ANAに流出するしかないようである。
 順調に12時半に新千歳空港へ到着。気温0度前後で、雪。ここで時間をつぶして、臨時特急「ファイターズ号」の到着を待つか、登別方向へ進んで、ファイターズ号を迎える予定であったが、寒いし、ばからしいので、快速エアポートにて早々に市内へ入り、アートホテルズさんにチェックイン。シーズンオフということで、6400円は安い。しかもツインにアップグレードされた。さっそく入浴する。
 ラウンジで休憩。高校野球の中継をやっている。小生、あまり興味はないのだが、東北高校は、応援している。長い歴史で、いまだに白河の関を超えていないというのも大変なことであるし、北のチームが強くなれば、ファイターズにとってもいいことであり、ダルビッシュ君も入団してくれるかもしれないではないか。
 ダルビッシュ君ではなく、真壁が先発で、東北高校4点リードの9回裏。1点とられて、なおノーアウト3塁で、なぜか前進守備。しかもせっかくの内野ゴロをバックホームせずに1塁でアウトにした。まぁ、高校野球レベルだと挟殺プレーのミスもあるし、3点リードだから、確実に1つアウトをとるのもわかるが、だったら、なぜリスキーな前進守備だったのか?どうでもよいはずのことが、あとで大きな意味を持ってしまう。
 リードは2点となったが、2アウトランナーなし。ファールフライで万事休すと思ったが、とれない。ここで嫌な予感がした。こういうドラマって、高校野球では、過去にあった気がするではないか。ヒット、ヒット、サヨナラホームラン。終了。レフトのダルビッシュを救援に送る間もなかった。あまりにもあんまりである。新聞などには、かかれていないけど、あそこで、3塁ランナーを挟殺しておけば、同点で済んでいたのだ。
 降りしきる雪の中、札幌ドームへ。前回訪問時に、地下鉄のプリペイドカードを購入しておいた。道民の仲間入りをしたようで、ちょっとうれしい。それにしても、とても球春開幕という天気ではない。開門と同時なら、選手、監督がハイタッチで迎えてくれたのだが、ラウンジでくつろいだため、間にあわなかった。もっとも、開門前に到着したないるさんでも、列が長くて、入場する頃には、ハイタッチは、終わってしまったというから、かえってよかったかもしれない。
 3塁側は満員になった。小生は、勘違いして、1塁側の指定席を購入してしまった。普通は、ホームチームは、1塁側である。駅から近いとか、ビジョンが見やすいとかいう理由で勝手に変更されても対応できない。まぁ、道民の間では常識のようであるが。グッズを購入して、ないるさんと合流して、開幕イベントを観戦していると、うし様が登場した。仕事で福岡から札幌へ転戦してきている。やりたい放題である。

○ファイターズ 5-1 ライオンズ●

 今日の松坂はけっして悪くなかったと思う。1回は、ボテボテのヒットから犠牲フライで1点。2回もポテンヒットから、パスボール、併殺くずれ(アウトと言われても仕方ないくらいのタイミングだった)、エラーで2点。その後、キャッチャーが交代してからは、立ち直って打てなくなった。しかし、金村も危なげないピッチング。何よりも、松井とカブレラのいない西武打線というのは、12球団最弱で、怖さがまったくない。1番DH柴田と言われても、柴田政人元騎手の甥ということはわかるが、それ以上のものが感じられないではないか。
 5回に、エラー2個の木元がタイムリー、8回の小田の犠牲フライもえらかった。若手の成長は着実に進んでいて喜ばしいのだが、2000本安打へあと97本となった幸雄さんの出番が、今日もなかったのは、残念である。もはや、彼の力は、必要なくなってしまったのであろうか?おそらくタイガースは、片岡篤志の力をもう必要とはしていないと思う。しかし、ファイターズには、幸雄さんの力は、必要なのではないか?
 すすきので、ジンギスカンをいただく。うしさん曰く、
「ファイターズには、小生の力はもう必要ないから、あとは道民に任せる」
 とのことである。うしさんが応援する気がなくなるということは、ある意味本物である。キング・カズとか、アジアの大砲の奥さんとは格が違うということである。スーパーシートがなくなってしまうのはいただけないが、小生は、北の大地で応援を続けることになる。氷いちごミルクをいただきすばらしい1日をしめくくる。

20040402

4月1日(木):横浜:はれのちくもり
 六本木ヒルズの回転ドアの事故のとき、被害者は気の毒ではあるものの、親の不注意という面も否めないにもかかわらず、よからぬ方向に話が進むのではないかと恐れていたが、予想通りというかあまりにもあんまりな展開になってきた。これで日本中から回転ドアが消えるのであろうか。今日は、スーパーでパラソルが折れて、主婦を直撃したという。今度は、パラソルも消えるのであろうか。しかし、そういうことなら、踏み切りとか、横断歩道とか、ラッシュのホームとか、もっと危ないものはいくらでもあるが、これらはどうなるのであろうか?
 4月1日。営団地下鉄が民営化。しかし、どうせなら、このタイミングで都営地下鉄も統合のうえ民営化するべきだった。あまりにもセンスがない。消費税の総額表示、市町村統合なども今日から。そして、JAL・JAS統合も正式にスタート。WBSでも「航空新時代」の特集を組んでいるが、いかんせん展望が開けてこない。
 このところ、あまりぱっとしたことがなく、冴えない1週間であったが、いよいよ明日は、札幌ドーム開幕戦である。新生JALで北の大地へ飛び出直しである。


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