【復刻版】しんちゃん日記(2004/10/1-2004/12/31)
12月31日(金):横浜・東京:雪のち雨
大晦日は、TCKに参戦するつもりで、早くから新スタンドの指定席を確保していたのだが、予報は雪。しかし、なかなか降り始めないので、とにかく出発する。有馬記念、グランプリと大敗したので、何とかしておかなくてはいけない。
13時すぎに到着する頃から、本格的な雪。いかにも積もりそうな雪で、1時間であっという間に一面真っ白になった。東京大賞典も雪にたたられて売り上げ大幅減のTCK、かきいれ時の大晦日も、6Rに到着した小生が、先着1万名のうまたせタオルをいただけるような状況。大雪の中、何とか開催を続けようと、トラックが除雪に登場するが、1周1600mを回ってくる間に、また真っ白になってしまう。ついに7R直前で中止が決定した。小生、3000円の指定席券を購入して、馬券をまったく買わないうちに退場である。飛行機が着陸できずに引き返したり、台風の中、ぎりぎり飛行機で脱出したりと、天候に振り回された1年だが、最後の最後まで、あまりにもあんまりである。ちなみに、81年の歴史にピリオドをうつ高崎競馬は、最後の高崎大賞典を待たずに雪のため8Rで打ち切りというしまらない結末になった。
気をとりなおして、みなとみらいホール・ジルヴェスターコンサートへ参戦する。小生には、客席にいる音楽監督の池辺晋一郎氏くらいしかわからないが、全国のジルヴェスターコンサートの中でも、なかなか豪華な顔ぶれであるらしい。「カルミナ・ブラーナ」で年が明ける。
日々エンジョイしている小生としても、2004年は、よい年とは言い難かった。「あまりにもあんまりです」が連発されすぎている。2005年が、みなさまにとってよい年になりますように。
12月30日(木):横浜・川崎:はれ
今日から正月休みであるが、6時に目が覚めてしまうので、「坂の上の雲」を読む。児玉源太郎の参戦で、とうとう二百三高地が攻略された。一安心である。
30日といえば、KEIRINグランプリである。しかしながら、小生、まだ一度も参戦したことがない。どうやら桜木町に会員制の場外車券場がオープンしたようなので、行ってみるが、即日入会はできないとのことである。仕方がないので、そのまま日の出町へ出て、京急にて、花月園駅へ降りてみるが、人の流れがない。どうやら、ここでは場外発売をしていないようである。いかんせんわからないことが多い。
結局、アーバンバンク川崎へ参戦して、グランプリの前売のみ購入。悲願の初制覇がかかる神山から小橋、小野、岡部、小橋から神山、小野、岡部。小野からも神山、小橋。オリンピックで銀メダルの伏見からも4点。まぁ、よくわからないので適当である。
早めに帰宅して、NHKのBSハイビジョンにて観戦する。何とかなりそうな感じであったが、神山が早々に脱落して、小野→岡部→小橋。惜しいといえば惜しいが、結局は大敗である。この時期になると、毎年同じようなことを書いている気もするが、もはや明日のTCKにすべてを託すしかないようである。
12月29日(水):横浜・東京:雪
今日で出勤も終わり。もうすることもあまりないので、ぶらぶらと1日を過ごし、17時に退社。
Y嬢、N嬢との蕎麦オフが久々に開催される。最近、読者が増えて、イニシャルをいろいろと推測されているであるが、Y嬢は2人いるので、念のため。
今回は、田園調布の「兵隊屋」さんに参戦。メニューにカレーライスとかあるので、これはやばいか?と思ったが、長野産、新潟産の蕎麦は、まずまずで、お酒も充実していた。主なテーマは、沖縄問題、ANA問題、人間ドック問題、朝食ヴァイキング問題、司馬遼太郎問題、ハセシュンタロウさん問題、うし様問題、イッキマンさん問題などであるが、話題が、かなり年寄りくさいのは否めない。
引き続き田園調布駅前にて甘いものをいただく。ブレンドコーヒーが4種類あり、ミラノ風とベネツィア風とフィレンツェ風とシシリー風について秋元康風の社長さんが、薀蓄を語ってくれたのが、バブル時代を思わせてくれてよかった。
12月27日(月):横浜・東京:はれ
今年もいよいよ最後の1週間。チームの忘年会。なんとふぐオフである。しかし、ぐんぐんさんとのふぐオフは、天然であるが、今回は、弟子同伴で、小生もそれなりに負担しなくてはいけないので養殖である。
昼食時、たまたまそのふぐ屋の前を通りかかると、営業はしていないが、水槽が見える。元気よく泳ぎまわる中で、一匹だけお腹を上に向けて終了寸前のがいる。
刺身、から揚げ、雑炊と、ミニマムのコースながら、それなりに満足して、ふぐが、初めてという弟子も喜んでくれたようであるが、帰りにもう一度水槽をのぞくと、上を向いているふぐはいなかった。大変心配である。
12月24-26日:横浜・東京
クリスマスイブくらいは、日記を休載にして、るいさんやイッキマン夫人の動揺を誘うつもりでいたが、なぜか掲示板も不気味な沈黙に包まれる。カウンターは、それなりに伸びているようで、みんな様子をうかがっているのであろう。そのまま25日を迎え、とうとうイッキマンさんが、しびれをきらして登場した。やはり、人格者ということなのであろう。
タクシーの運転手氏曰く、24日は、商売あがったりとのことであるが、実際、あまり縁のなさそうなメムバーでの普通の宴会もセッティングしにくい日になっているので、一部のお店が一部のカップルで埋まる一方で、ヒマな人やお店もかなり多いような気がしなくもない。
25日の夜遅くなって、うし様が登場するが、みなとみらい地区には近づけないとのことで、中華街の福満園さんへ。2000円のコースで、前菜からデザートまで一通りそろっていて、味もソコソコで驚く。
26日になって、有馬記念で大敗する。
12月23日(祝):横浜:はれ
本来ならば、湯の川温泉にて朝風呂後、ドラえもん列車にて吉岡海底駅を見学しているはずであるが、遺憾ながら7時起床。ロイヤルホストにて和朝食と納豆。帰宅して、坂の上の雲を読みながらニ度寝をしてしまう。12時に起きてNHKニュースを見て、固定資産税を払って、お墓の管理費を払って、NHKの受信料を払って、買い物して、昼食。坂の上の雲を読みながら昼寝をしてしまう。
17時半に起きて夕食、NHKニュースを見て、坂の上の雲を読み、日記を書いて、チョコラBBを飲んで、就寝。
12月22日(水):横浜→青森上空→東京・横浜:はれ
先週の鹿児島日帰り出張に続いて、昨日は水戸日帰り出張、さらに帰社して、最終退出者になるまで残業。めずらしくちゃんと働いていたのも、本年最後となる今日の青森出張のためである。明日の休日を利用して、函館に転戦、湯の川グランドホテル渚亭に1泊という作戦である。社内では、小生が、ドラえもん列車に乗りに函館に行くという風評も流れたようで、半分は正しいのであるが、本来の目的は、あくまでも函館イルミネーションファンタジーであり、ドラえもん列車はおまけである。しかしながら、あまりにもあんまりなことになった。
YCATからバスで25分。昨日生まれ変わった第1ターミナル。新装なった北ウイングからの出発。24のゲートが使えるようになり、青森便ももちろんゲートからの出発である。ストロベリーオムレットを購入して、早めに入場して、ラウンジにてくつろぐ。やはり、JAL羽田NO.1ということなのであろう。
しかるに、ラウンジにて、機材整備不良に伴う交換のため、出発が30分遅れるとのアナウンスがあり、搭乗口が33番に変更された。この時間、臨時の新潟便以外はすべて搭乗ゲートからの出発である。あまりにもあんまりであるが、さらに、青森空港雪のため、三沢への変更または、羽田へ引き返す条件付の出発であるという。急遽新幹線への変更も検討したが、朝一番の青森便も無事に着陸しているし、何とかなりそうな感じのアナウンスであった。
出発から1時間で、青森空港上空に到着したが、滑走路の除雪完了後、4番目の着陸になるとのことで、ぐるぐる旋回する。非常口座席で隣がいないので、かなり快適であり、CAさんは、これなら合コンで1円も払わなくても許せるような美人さんであるし、お客さんとのアポイントも余裕があるので、多少の遅れはまったく問題ないのであるが、除雪後に2本の飛行機が着陸した結果、危険とのことで、羽田へ引き返すことが決定した。本年最後のJAL搭乗、あまりにもあんまりである。デモ用のパソコンの他に、るるぶや着替えも持参しており、今日は荷物がやたらに重い。しかも、今日5便あった青森行の中で、着陸できなかったのは、小生が乗った1203便だけのようである。残念ながら、JAL羽田No.1ということではなかったようである。やはり、矢田亜紀子さんよりは、伊東美咲嬢ということのようである。JGCsuicaではなくて、スーパーフライヤーズEdyということのようである。
12月19日(日):横浜→市原→横浜:はれのちくもり
6時起床。7時に車寄せにお迎え到着。アクアラインを渡って、ミルフィーユカントリークラブに参戦する。熊谷組が建設して、ピーク時は1億近い値段で募集して、オープン前にバブルがはじけたというコースは、今では、日曜日に1万6000円でキャディさん付でプレーできるパブリックコースになっている。京セラ同様で、大変お得である。
ハセシュンタロウ杯開催。コースも有名な人が設計したとのことで、トリッキーでグリーンも強烈に速く、ぐんぐん杯など開催したら大変なことになりそうであるが、どうにか前半は55でまとめる。しかし、難しいこともあって、前が詰まりすぎて、ハーフ3時間はあまりにもあんまりである。
午後からかえって寒くなってきそうなので、ビールでなくてウイスキーを飲んで、後半にのぞむが、冴えない結果に終わる。まぁ、ぐんぐん杯なら問題ないレベルではある。ぐんぐんさんも、ジーコジャパンを論ずる余裕が出てきたようであるので、そろそろ真剣に開催を検討していただきたいものである。
12月18日(土):横浜:はれ時々くもり
遠征がないので、久々にロイヤルホストでゆっくり朝食をいただくべきところであるが、風邪気味で食欲もなくだるいので、日経とニッカンだけ購入して、自宅でまるくなる。河野洋平君の私の履歴書も佳境を迎えているし、「NIKKEIプラス1」の一人楽区は、今日は特にすばらしい。やはり、始める日経、続ける日経ということなのであろう。
終日、「坂の上の雲」を読みながらすごす。ようやく一巻を読了。全八巻なので、当分楽しめる。正月休みも安心である。
うし様来る。木曽路さんに参戦する。さすがに混んでいる。いかにもやばそうな店員さんがでてきて、40分くらい待つという。名前を書いて、15分ほどで戻ってくると、「お客様は?」
と聞かれる。15分の間に顔を忘れたようである。さすがとしかいいようがない。さらに、帰り際に駐車券問題でも暴れてしまった。こういう衝撃的な店員さんが登場すると、徹底的にやってしまうのが、小生のタチの悪いところである。しかし、この点については、師と仰ぐ山口瞳先生も同じなので、やむを得ない。まぁ、APA金沢とか杵屋で暴れるのは大人気ない気もするが、サービス料込みでひとり8500円払っているのだから、多少暴れても許されると思うことにする。
12月16日(木):横浜・東京:はれ
昨日に引き続いて、理屈っぽい話。「プロジェクトの定量的進捗管理」とかの研修を受ける。予定に対して、進捗率がどうで、このままのペースだと、期限が守れないから、増員するとか、スケジュールを見直すとかを、グラフなどで表す技法だという。
専門的な用語を使って解説していたけれど、名前こそ違えど、小学校の頃の夏休みの宿題の進捗管理だって、小生は同じような手法を使っていた。漢字ドリルを10日、計算ドリルを10日、理科の自由研究を20日とか割り振って、夏休みの消化状況と宿題の消化状況をグラフにしていたものである。見積もりをする人間と実行する人間が同じなので、「進捗ポイントを稼ぎやすい種目」がわかってしまうので、一見、順調に消化しているようにみえて、最後に、難しい種目が残るのがタマにキズである。
うし様来る。ランチオフ開催。このところ公私ともに冴えず、そういうときは、馬も走らんということで、うし様は、元気がない。ライブドア最初で最後のファンイベントとか、佳境にさしかかる、河野洋平君の私の履歴書とか、楽しい話題もあるし、滝本の湯から出直そうと激励して別れた直後に、ナナイロノキセキ号故障。あまりにもあんまりである。
12月15日(水):横浜→鹿児島→横浜:はれ
6時起床。「おはよう日本」を見ていると、温泉について、着色、加熱、循環などについて、表示を義務づけて、罰則規定も作られることになるという。ようやく温泉教授などの声が届いたようで、喜ばしい。考えようによっては、循環は着色ほど悪いことではないのだが、情報公開が何よりも重要である。
次のニュースは、道路標識の表示見直し。小生は、巷でよく言われるほど、日本の道路標識だけが外国に比べてわかりにくいとは思っていないが、今回とりあげられた外国語表示については、前から気になっていた。要するに、ローマ字と英語をどう混在させるかということで、
「東京駅 Tokyoeki Station」と表記する場合と、「東京駅 Tokyo Station」
と表記するのとどちらを選ぶか?
ということで、まぁ、常識的には後者であり、今回の検討結果でも、極力英語を使うことになったようである。
ただ、標記として正しいのと実用の問題は、また別で、
「東町小学校」という交差点を「Higashimachi Shogakkou」ではなくて、「Higashimachi Elementary School」
などと標記した場合、カタコトの日本語を話せる外人さんが、
「ヒガシマチエレメンタリースクールどこですか?」
と聞いてもおそらく地元のおばあさんはわからないが、
「ヒガシマチショウガッコウ、どこですか?」
と聞けば、すぐに答えてくれるということがある。
また、英語標記をあまり突き詰めていくと、「日本橋」が「Nippon Bridge」とか、「Japan Bridge」になってしまうが、これは、どう考えても、「Nihonbashi」だし、「新橋」が「New Bridge」では、誰もわからない。
どうでもいいことであるが、前から気になっていたので、朝から理屈っぽいことをいろいろと考えて目が覚める。
YCATからバスで出発。3日ぶりの羽田空港だが、第1ターミナルに着くと、やはり心が落ち着く。同行の睡眠時無呼吸症候群のおじさんも同感のようで、曰く、「レストランと居酒屋の違いがある。僕は、やっぱり居酒屋が落ち着く」
とのことである。
4番ゲートからクラスJで出発して、ついに今年9回目の鹿児島である。誠に遺憾ながら、小生の度重なる鹿児島出張with京セラが、F嬢をはじめとする後輩陣から疑惑の目で見られており、今回は、まじめなところをみせるため、日帰りである。
無事に仕事を終え、中央駅までタクシーに乗る。4年前まで東京にいたという運転手氏に、鹿児島はすばらしい、街も元気があるとほめる。「鹿児島、そんなに元気ありますかね?」「東北なんかに比べたら、すごく元気ですよ」「そりゃ、東北と比べたらそうでしょう」
と比べる相手が不満のようである。そして、中央駅が近づいたときに、「しかし、お客さん、あの新しい駅ビル、あれ、東京の人から見てどう思いますか?」
と言う。たしかに、新幹線開業にあわせてリニューアルした中央駅、合併して大きくなった新鹿児島市のランドマークとして、もう一工夫惜しかったのはたしかである。普通の地方都市としては、十分元気であるが、目標はもう少し高いところにあるようで、その意気やよしである。
市内は、日韓首脳会談を控えて、警備が厳しく、渋滞も激しい。誠に遺憾ながら、「元首が浴衣姿を見せるのはいかがなものか?」との理由で、砂風呂会談は中止になってしまったようだが、鹿児島の魅力を存分にアピールしてもらいたいところである。
空港に着くと、30分前のANA便があるので、本来なら、変更してさっさと帰るところであるが、ロイヤルにてゆっくりお食事をして、JAL最終便のクラスJにて帰る。なんと定刻よりも15分も早く、もちろんゲートに到着。YCAT行きのバスもすぐに出発して、スムーズに帰宅できた。やはりJAL羽田No.1ということのようである。
12月13日(月):横浜・東京:はれ
めずらしく遅くまで仕事。東京駅で「週刊将棋」を購入するが、横須賀線車内で広げると、すでに読んだ先週号であった。月曜発売のはずなのに、あまりにもあんまりである。
23時に帰宅して、今日はニュース23の方を見る。首都圏レールウォーズとかで、JRvs私鉄をとりあげている。しかし、どうみても小田急も東急も苦しそうである。
清水寺で毎年発表される恒例の今年の漢字は、「災」。地震や台風などの災害が多くて、圧倒的1位であるという。しかし、清水寺の和尚は、同じ災害でも、天災ということで、天皇家ネタや、楽天参入もあり、「天」の字を勝手に練習していたという。上位5つは、災・韓・震・金・新。考えようによっては、少しは時代が明るくバブルっぽくなってきたともいえる。
12月12日(日):松山→岡山→横浜:くもり
7時起床。入浴してから朝食へ。新聞は、部屋には運ばれないが、フロントでタダでもらえる。朝食が、ヴァイキングではない。和食か洋食の選択となると、おかずはなんでもいいが、ご飯とジュースとサラダにコーヒーを希望する小生としてはいつも悩むのであるが、和食にも、サラダとフルーツとコーヒーがついていたので、何の問題もなかった。英国風のティールームのようなレストランでゆっくりといただく。朝早いせいか、お客さんが少なく、静かなのもよい。大浴場も空いていてよかった。結婚式などは多いが、宿泊客は、それほど多くないのかもしれない。
部屋でくつろいで、もう一度入浴して9時半にチェックアウト。光文社新書の「極みのひとり旅」で絶賛され、ホテルランキング1位の期待もあったオールドイングランド道後山の手ホテル。ダブルの部屋の間取りがちょっと効率が悪かったり、湯上りラウンジがないこと、浴衣が有料なこと、そもそもダブルで朝食付14800円は安くはないことなどの課題もあるが、道後温泉全体の魅力も加味して、温泉街へ浴衣で歩いて出られる洋風ホテルとして高く評価できる。ゴルフ付プランもあるようなので、ぐんぐん杯の開催地としても検討できるのではないだろうか?
一六タルトを購入して、みかんジュースをいただき、坊ちゃん列車にて出発する。蒸気機関車風だが、実はディーゼル機関車であるが、マッチ箱のような客車に乗ってJR松山駅へ。小泉首相も今年の1月に乗車したようである。車中は、昔のボイさん風の車掌さんの観光案内があり、愛媛県民会館の建設費は202億円であるという。こういうのがもったいないと思う。橋は3本架けてもよいから、県民会館とか市民会館とか文化センターとか体育館とかそういうものは、あまりお金をかけないか、四国各県でひとつずつ豪華なものを作って、共同で使うとかそういう発想に変わって欲しい。愛媛新聞の観光客誘致についての座談会でも、同じような意見が出ていた。
JR松山駅のトイレに入ると、ヘンなおじさんが、着替えを始めた。怪しい人かと思って見ていると、おもむろに横浜FCのTシャツに着替えているので驚く。そう、今日は、天皇杯5回戦。ガンバ大阪vs横浜FCの一戦がここ愛媛で開催されるのである。小生の遠征に合わせたかのようで、本来なら一も二もなく参戦するところであるが、小生は、しおかぜ16号グリーン車にて出発する。このあたりが、超割の厳しいところである。それでも、高いキャンセル料を払って、日程を変更することも検討したのであるが、夕方の松山発の便がすべて満席、試合終了後に広島や岡山へ出るのでは、帰りがかなり遅くなるため、見捨てることになった。今日が、リトバルスキー監督最後の一戦となるかもしれない。奥寺GMが孤軍奮闘しているが、J2昇格後は、サポーターの内紛などもあり、観客動員も増えず、JFL時代の、今のザスパ草津のような熱い盛り上がりがなくなってしまった。しかも、みなとみらいには、マリノスがやってくることになってしまった。誠に遺憾である。
グリーン車はもったいない気がして、普通車に変更しようかとも思っていたのだが、先頭車両の最前列で景色がよく見えて、1-2配置の1列側の座席という在来線のグリーン車としては、かなりレベルの高い席であった。AC100Vも用意されているので、車掌さんにことわって遠征記を執筆。いつの間にか雨が降り出している。
瀬戸大橋を渡って、岡山へ。このままのぞみ号に乗り換えれば、17時前には、新横浜へ到着できるのであるが、空港バスで岡山空港へ。初めての空港だが、地方によくあるスタイルでどっかで見たような感じ。
飛行時間はわずか1時間あまり。松山駅で買った「坂の上の雲」を読んでいるとすぐに到着する。次回訪問までには、読了しておく必要がありそうである。遺憾ながら、バスでの到着。ふと見ると、1番前の座席には、橋本龍太郎君の姿がある。高知へ行けば中谷防衛庁長官、福岡へ行けば自見庄三郎先生、政治家は、さすがに週末に実家へ帰っているということがわかるが、小生もよく遠征に出ているということであろう。橋本龍太郎君は、元気がなかったが、バスには、乗らずに先に消えたようである。まぁ、橋本龍太郎君をもってしても、第2ターミナルのゲート不足はいかんともしがたい。YCAT行のバスも、第2→第1の順に回るようで、座れるのはよいが、時間はかかってしまう。来年1年間、スーパーフライヤーズへの道は険しいものとなりそうであるが、道後温泉は、早いうちに再訪したいものである。
12月11日(土):横浜→松山→しまなみ海道→松山:はれ
5時30分起床。YCATからバスで羽田空港へ。バスの経路が注目されたが、湾岸環八で降りて、新設の連絡路で、第1ターミナルへダイレクトに入っていく。これなら、第1ターミナルに関しては、従来より5分近く短縮される感じだ。第2ターミナルへは、出発階へ上がる通路に直結できないので、小さく360度のターンをして上るため、信号が1回入ってしまうが、それでも従来の第1ターミナルと同じくらいの所要時間で到着できるので、バスに関しては、あまり問題なさそうである。なお、YCATの出発案内で、ゲートが表示されることになった。松山行は、64番ゲートということで、バスは回避されたようである。
注目の第2ターミナル。出発フロアの2Fには、千疋屋が見あたらない。仕方がないので、早々に入場する。ガラス張りで美しいことは美しいのだが、いかんせん慣れないためか、旅立ちの気分が盛り上がってこない。売店もどこで何を売っているかわからないので、ひと通り探してみなくてはいけない。
64番ゲート付近で、ようやく「まい泉」を発見するが、6個入りのみの販売である。あまりにもあんまりである。シウマイ弁当と横浜チャーハンは、品切れである。話にならない。なお、第2ターミナルでは、出発客と到着客の動線が完全に分離され、そのこと自体は保安上望ましいのであるが、そのために、動く歩道が、手荷物検査ゲートから出発ゲート方向のみの一方通行になっているため、小生のように、「まい泉」などを求めて、入場後にあちこちうろつくには不便なようである。
ANA583便、777-200にて松山空港へ。トヨタレンタカー・ヴィッツさんにて出発する。今回の予定は、まず、しまなみ海道を渡る前提で、超割を確保して、その後、オールドイングランド道後山の手ホテルの存在が発見されたため、ちょっと効率が悪い。2ケ月前に押える超割の悩ましいところである。今日は、早々に道後入りして、明日、しまなみ海道を渡って岡山へ行くのが妥当なルートであるが、せっかく天気がよいので、このままドライブすることにする。
今治までちょっと退屈な国道を1時間近く走ると、いよいよ西瀬戸自動車道、通称「しまなみ海道」である。いわゆる本四架橋、尾道・今治ルートである。
今治ICを出発すると、いきなり最長の来島海峡大橋である。世界初という3連吊橋。横浜ベイブリッジを3つつなげたような感じである。渡った先は大島。ここで降りて国道317号へ。しまなみ海道は、橋の部分は、すべて高速道路で完成しているが、陸上部分は、高速道路が未完成で、国道を走る。お金はかえって安く済むのだが、ETCではないので、何度も料金所を通るのが、ちょっと面倒である。実際のところ、このルートは、明石・鳴門、児島・坂出のルートに比べて、個々の島々を結ぶ生活道路としての役割が大きい。7つの橋も順次開通しているし、直通客が少なめで、すべての橋が、自転車と歩行者も渡れるようになっている。
伯方・大島大橋、大三島橋を渡る。大三島橋は、昭和54年の開通。子供の頃にこの橋が、本四架橋最初の橋として開通したニュースをワクワクしながら聞いた覚えがある。本州と四国に3本の橋を架けたことを批判する声もあるが、小生は、国家プロジェクト規模の公共事業には、寛容である。ピラミッドにしても、万里の長城にしても、凱旋門にしても、後世に残るのは、国家規模の公共事業である。せっかくの戦後の高度成長。新幹線、青函トンネル、本四架橋、東京湾横断道路など、世界最高の技術の結晶を残しておいてもバチは当たらないだろう。それに、トンネルに比べて橋は、なんといっても美しい。立派な芸術作品である。
鶴見つばさ橋のような形の多々羅大橋は、世界一の斜張橋で、これを渡ると広島県。生口橋を渡り、因島へ。ここまで来たら本州の尾道まであとわずかであるが、小生、尾道ラーメンにも、大林映画にもあまり興味がないので、そろそろ道後温泉に向けて引き返すことにする。それにしても、今日は暖かくて、実に気持ちがよい。なんといっても、旅の印象は、天気に大きく左右される。
当初の予定では、明日もう一度、しまなみ海道を渡って、岡山でヴィッツ号を返す予定であったが、乗り捨て料金があまりにも高い。しまなみ海道は十分に堪能したので、明日は、瀬戸大橋を渡るつもりであったが、乗り捨て料金+高速代を考えると瀬戸大橋を渡るなら、レンタカーを6時間で返して、特急のグリーン車に乗っても、十分お釣りが来る。
松山駅から市電で道後温泉へ。正直、こんなに近いとは知らなかった。駅のすぐ前から道後温泉本館までアーケードが連なっているが、明るくてなかなかいい感じである。
オールドイングランド道後山の手ホテルにチェックイン。まずは、さっそく、道後温泉本館に入場する。ローカルルールがよくわからないのだが、霊の湯は、ブックフルとのことなので、リーズナブルな神の湯に入場する。2F席を確保するが、いきなり男女同席の休憩室で浴衣に着替えさせられる。かけ流しにもかかわらず、条例で塩素を入れさせられたと温泉教授が嘆く伝統の温泉は、さすがによく暖まるが、湯上りの休憩室でも、近くに若い女性がけっこういるのに、浴衣からまた着替えなくてはいけない。浴場横の脱衣場で、浴衣の下に下着は着ているので、裸になるわけではないのだが、小生が恥ずかしいというよりは、女性の方が困るのではないかと思う。80円の坊ちゃん団子をいただき、坊ちゃんの間を見学して、早々に退場する。なかなか難しい芸風のようである。
目の前の地ビール屋で、じゃこ天をつまみに、地ビール「漱石」をいただき、温泉街を散策してから、ホテルへ戻る。元は普通の温泉旅館だったようだが、最近、欧風のホテルに衣替えした。ボーイさんも、英国紳士風である。雰囲気は悪くないが、宴会利用が多く、ちょっと落ち着かない感じもする。ホテル内の大浴場へは、パジャマはNGだが、300円で浴衣を借りるとOKというのも不思議である。その大浴場は、かけ流しではないかもしれないが、さすがは道後の湯で、京セラなどよりは、じんわりと暖まる。そのまま浴衣に丹前で、おしゃれなレストラン(浴衣入場は不可)、英国紳士風のボイさんの前を通り、ふたたび温泉街へでて、うどんをいただく。夜になってもそれほど冷え込まないので、実に気持ちがよいし、遅くまでおみやげ屋さんが開いているのもよい。このように健全ににぎわっている温泉街は、今や少ないのではないか?
部屋に戻って、Jリーグチャンピオンシップを見ると、これがいい試合で、途中でやめられなくなり、最後まで見てから、もう一度入浴して就寝。
12月10日(金):横浜:はれ
7時20分起床。人間ドックの朝は、検便から始まる。無事にゲットして、病院へ。徒歩30秒なので、まったくもって便利である。
しかしながら、最初の種目は、検尿である。いかんせん検便のときに、いっしょに小用を済ませてしまっているので、採取できない。こうなる予感はあったが、大だけして、小を我慢するなどという器用なことはできない。ドーピング違反のような気分になるが、仕方がないので、後回しにしていただく。もっとも、朝から何も飲んでいないので、待っても出ないものは出ない。胃のレントゲンと採血終了後に、ポカリスウェットのサービスがあるので、それを2杯飲んで、なんとか25ccだけ確保。
体重46.5キロ。風邪気味だったこともあって、ちょっと減りすぎである。明日からの遠征で回復する必要がある。
バリウムを飲んだため、下剤を飲む。大変危険である。家でおとなしくしているべきところであるが、たまの平日の休暇なので、いろいろと所用を済ませたい。不動産取得税の支払いを済ませてから、免許の更新。4年前に1度だけ北の大地でスピード違反があるので、ゴールド免許にはならない。1時間の講習のうち32分が映画で、永島敏行主演、さだまさしが主題歌「償い」を歌う。なかなか豪華版である。
12月9日(木):横浜・東京:くもり
疲れていて早めに寝たので、目覚ましが鳴る前に目が覚めるが、まだ外も暗いので時計も見ないで、布団の中でまるくなっている。しかし、いつまでたっても、なかなか目覚ましが鳴らない。どうもおかしいと思って、起きると、妙に太陽の位置が高い。なんと8時3分である。目覚ましが故障したようである。
よりによって9時からえらい人との会議である。あまりにもあんまりである。まぁ、電話一本で許される範囲ではあるが、日頃からまず寝坊などしないし、実際、目が覚めていただけに悔しい。着替えてヒゲだけそって、8時12分のみなとみらい線に間にあって、横須賀線では話にならないので、8時20分の東海道線。8時50分に東京駅着。朝のラッシュ時で平均速度60キロ弱であるから、さすがにたのもしい。結局、息絶え絶えになったものの、間にあってしまった。
ここからは汚い話。小生、明日、初めての人間ドックである。会社の健康診断とちがって、検便があるようで、3日前から当日までの間に2回取得せよとのことである。
まさか出張先にそんなものを持っていきたくないので、今日と明日の朝に取得するつもりであったが、今朝は、そんな余裕はないので、スーツのポケットに、「正しい大便のとり方」という紙と収集用のスポイトみないなものだけ突っ込んで出社することになってしまった。
こればかりは、和式トイレの方がゲットしやすいようであるが、どうにか無事にすませて、スポイトに収納する。しかしながら、1日持ち歩かざるを得ない。今日は、カバンも持たずに手ぶらで出社したので、そのまま右のポケットにうんちを入れたまま仕事をすることになってしまった。
もちろん、ケースに入っているので、まったく問題はないのであるが、ふとポケットに手を突っ込んだりすると何とも違和感がある。今日は、お客さんとの打ち合わせにも出かけたのであるが、まさか、小生の右のポケットにそんなものが入っているとは夢にも思わなかったであろう。
12月8日(水):秋田→東京・横浜:あめのちはれ
ANAにて帰京。初体験の第2ターミナル。57番ゲートに無事到着した。慣れていないせいか、到着ロビーまでが遠く感じられる。
15時すぎに到着してしまったため、直帰するかどうか真剣に悩むが、モノレールの快速浜松町行がちょうど出発するところだったので、第2ターミナル探検は、週末のお楽しみとして、会社に戻る。山手線の中には、他にも、同じように直帰するかどうか迷っている人たちがいたようだ。
日本の子供の学力が低下したというニュースが大きく取り上げられているが、その問題がなかなかよかった。下のようなグラフを示したうえで、511→518と変化した値をみて、「大幅に増加した」というコメントは正しいかどうかを問う。グラフが、0からではなくて、500から始まっているので、わずかな増加がやたらに強調されてしまうのがポイントである。基本的に、小生は、小学校の頃に、0から始まらないグラフは作らないように教わった覚えがあるので、今でもよほどのことがないと、このようなグラフは作らない。
昨日のニュース10で、有働アナは、「グラフを見ると大きく伸びたように見えるが、実際はたった7しか増えていない」という説明をしたが、この回答は、実は満点とはいえない。グラフの伸びを疑うようなコメントではあるけれども、”7”という絶対値には何の意味もなく、「511に対しての7」が大きいか小さいかという観点で答えないと×である。あるいは、もうひとつ、もう1年変化をみないと評価できないというのも別の観点で正解とのことである。
11%の子供が正解したとのことであるが、大人も同じようなものではないだろうか?ゆとり教育には賛成しないけれども、最近の子供の学力ばかり問題にする前に、大人の学力も怪しいものだと思う。
12月7日(火):横浜→秋田:くもり時々あめ
うし様ランチオフ開催。ぐんぐんさん同様、忙しい忙しいといいながら、そうでもないようである。
「うしさんとランチオフするけど」
とF嬢をお誘いしてみるが、相手にされない。曰く、
「ざくろで合コンの相談でもされてはいかがですか?」
とのことである。仕方がないので、ざくろにて、ライブドア証券問題などについて検討する。牛ロースバタ焼2730円(税込・サ別)という衝撃的なお値段であるが、11時40分の時点ですでに満席というから大したものである。
秋田へ飛ぶことになった。残念ながら、ALなので第1ターミナルである。しかも、まだ北ウイングは工事中なので、あっさりバスでの出発である。いちご杏仁を購入してMD-90にて出発する。けっこう揺れたが、飛行時間は50分程度で、市内行のバスがすぐに出発したため、3時間で秋田駅に到着した。やはり、こまち号よりは、断然速いようである。
秋田のホテルには、はじめから期待していないので、JR系のメトロポリタンにとまる。ネット接続サービスが開始になったとのことで、いきなり同軸ケーブル接続のモデムが貸与される。ずいぶん大げさだが、快適は快適である。デラックスシングルとは要するに、ツインのシングルユースのようで、ベッドが2つあるだけでなくて、部屋もけっこう広い。
12月6日(月):横浜・東京:はれ
広い意味で宴会が5日続いていて、風邪がぶり返してきたので、今日は早く帰ろうと思っていると、18時から会議になってしまった。それでも、19時には終わって、席に戻ってくると、F嬢がにやにやしている。ぐんぐんさんがやってきたようである。なぜか、いつも小生のいない時にふらっとあらわれる。F嬢曰く、
「元気そうだし、ヒマそうですが、本当に忙しいのでしょうか?」
とのことである。
おっしゃるとおりであるが、当面は、本当に忙しいようであるし、他の人のお誘いであれば今日はお断りするところであるが、ぐんぐんさん上京とあればやむをえない。
ガード下にて焼きそばオフが開催される。ぐんぐん杯については、ブセナテラスか、3月に千葉で開催する方向で調整が進むが、福岡のエヴァーグリーンマリノアホテルでの開催も浮上。うしさんだけ、八百治ホテルでよいのではないかとのことである。
なお、ぐんぐんさんは、自宅の新聞をヘラルドトリビューンにしたという。さすがである。まったくもってすばらしいの一言である。
12月5日(日):横浜・東京:はれ
風の音で目が覚める。低気圧が急速に発達して首都圏を通過。都心の最大瞬間風速が40mというからちょっと考えられない。雨があがり、バルコニーの窓をあけると、今度は、まるでハワイにいるかのような暖かい空気が流れる。ロイヤルホストで朝食をいただく途中では、バス停が倒れていた。
法事のため上京。電車のダイヤも乱れている。実は、当初、法事を忘れて、超割を予約してしまい、北の大地参戦を予定していたのであるが、札幌は積雪が30センチを超えて、新千歳空港も欠航があいついでいるようである。関東では、12月の観測史上最高の気温を更新しているのだから、日本も広い。
12月4日(金):横浜・船橋:くもり後あめ
病み上がりに宴会続きで疲れがたまっているのだが、なぜか今日も3時に目が覚めてしまい、2度寝して、さわやかでない朝を迎えてしまう。
中山競馬へ参戦することになった。クルマでの参戦はかなり久しぶりである。行田団地の都市計画道路が50メートルほど完成して、ほんの少しだけ近くなった。
7Rを的中して幸先よいスタートを切るも、その後、徹底的にやられてしまう。いかんせん検討不足のため、マークシートを塗るだけで時間に追われている。中京のメインを一番たくさん買ってしまい大敗するという典型的な負けパターンである。
先輩一家と横浜のやきとり家にて会食。以前は、よく遊びにいったのだが、何分、今では3歳と1歳半のお子さんがいるので、久しぶりである。まぁ、なにかと大変で、正直、小生には、とても子供の面倒はみれそうもない。もーさんの大変さと偉大さがよくわかるが、なぜか、ぐんぐんさんには、あまりそういう感じはしない。
12月2日(木):横浜・東京:はれ
3時に目が覚めてしまい、眠れなくなる。こういうことは、めずらしいのだが、どうも、このところあまりよいことがないということもあり、そのまま悶々と朝を迎えてしまった。仕方がないので6時すぎに家を出て、一番乗りで出社してしまう。
しかも、諸般の事情によりお昼が、「名作」1枚になってしまう。あまりにもあんまりといいたいところであるが、午後から流れが変わり、よいことが4つくらいあったので、すっきりとした気分で帰宅する。
12月1日(水):横浜・東京:はれ
今年もあと1カ月。いよいよ羽田空港第2ターミナルがオープン。うし様も忙しいことと思われる。早くANAで遠征したいものである。
東京ビッグサイトに参戦して、NEC・C&Cフォーラムを見学する。まぁ、たまには息抜きも必要である。例年、各界の著名人の講演が行われるのだが、日記を読み返してみると、3年前は、青色発光ダイオードの中村教授の講演を聞いてから、北の大地に旅立っている。今年は、前の三重県知事の北川氏の講演を聞く。地方分権について、熱く語った後、「官僚も無責任、国会議員も無責任だが、一番無責任なのは、それを放置する国民。それを堂々と言いたいから、国会議員に復帰しない。」
としめくくった。
北川氏といえば、”マニフェスト”で流行語大賞を受賞しているが、今年の大賞は、「チョー気持ちいい」のようである。ちょっとどうかと思う。
それにしても、中村教授の講演は2年前かと思って、日記を読み返すと、2年前の今頃も風邪を引いていて、そんななかふぐオフが強行されている。「諸般の事情により、ふぐオフを開催している場合ではないのだが、やはり、ふぐの魅力には勝てない。」
と記されている。我ながら、あまりにも進歩がないというか、変化に乏しいようである。ちなみに当日の結論はというと、「本日の結論としては、「イッキマン=大隈重信」というところに落ち着いた。」
とのことだったようである。
11月29日(月):横浜・東京:はれ
朝、のどが痛くて目が覚める。一瞬、休んでしまおうかとの邪念がよぎるが、先日、月曜日になるとよく遅刻や病欠する弟子に向かって、「月曜日だけは、休むな。遅刻するな。体調管理をしっかりやれ。」
とえらそうに言ったばかりなので、パブロンとチョコラBBとレモンウォーターとヴィックスドロップを投入して出社する。
会議でもあまり発言せずに早々と帰宅。日記を書く気もなかなかおきないが、モーさんの日記も頻繁に更新されているので、小生もがむばらなくてはいけない。
久しぶりにテレビタックルを見る。教育問題であるが、森永卓郎氏も含めて、出演者の意見は、おおむねまとまっている。低学年での基礎・反復学習の徹底、三平方の定理を美しいと教えることができる先生の必要性など、小生も賛成である。特区で行われているさまざまなモデル実験からもよいものをどんどん取り入れればよいと思う。
しかしながら、三位一体改革の義務教育国庫負担金の問題となると、ちょっと考えてしまう。小生、基本的に地方分権論者であるけれども、義務教育の前に、分権することがいくらでもあるのではないか?浅野知事や、石原知事や、田中知事に日本を変えて欲しいと思っているけれども、この問題だけは、森喜朗君の言い分にも一理あるのではないか?
悪役と決めつけている人がたまによさそうなことを言うとかえって困ってしまう。たとえば、読売の今度の球団社長なんかも、スピード重視のチーム編成、観客動員の実数発表、さらに今日は、視聴率を多少犠牲にしても、日曜はデーゲームで、という。まったくもっておっしゃる通りなのである。
もっとも、日曜日の東京ドームのデーゲームには、ファイターズファンなら誰もが知っている別の問題点が潜んでいることまでは、さすがにご存知ないようである。
◆みなとみらい・クリスマスライトアアップ特集
11月28日(日):箱根→横浜:はれ
朝食ヴァイキングをたっぷりいただいてから箱根を出発して、昼過ぎには帰宅する。どうやら風邪が悪化したようである。そのまま休養する。
ジャパンCダート、ジャパンCとGI2レースをテレビ観戦。PAT残高がゼロのため投票もできない。WINS参戦も検討するが、断念してよかったとしかいいようがない。コスモパルク、指し返す根性はタダモノではないが。。。
正直、ジャパンCよりも、女子ゴルフ中継の方が気になる。しかしながら、ニッカンのサイトでいきなり結果がわかってしまう。地上派中継のある場合は、通常、放送前には、結果はでないのかと思っていたが、このあたり基準はあるのだろうか?それにしても、4日間同じ組で最後まで優勝を争った2人は大したものである。ヒール役の不動だが、小生も含め、今回は宮里の今後のためにも、不動に格の違いを見せて欲しいと思っていたファンも少なくないようである。
そういう意味で、朝青龍の優勝決定後に勝った魁皇を横綱というわけにはいかない。北の湖理事長、いくらなんでも甘すぎると思っていたが、さすがに昇進は見送られたようで、これでよかったと思う。
横浜FC、リトバルスキー監督退任。遺憾である。しかも、マリノスが日産本社の移転にあわせて、みなとみらい地区への進出を計画しているという。今さら、マリノスを応援するわけにもいかないのであるが・・・
11月27日(土):東京・横浜→箱根:はれ
東京ドームホテルを早々に退場。いったん帰宅して態勢を立て直して、おなじみのむらさき色のサイス号にて箱根に向かう。
途中、スプートニク号が出走。昇級初戦の内容が平凡だっただけに、18頭立てで、せめて8着に入ってくれればと思っていたが、3着と検討。やはり、パスキエ騎手ということなのであろう。前回もサイスさんとの遠征中に勝利の知らせが入ったので、縁起がよいようである。
御殿場のプレミアムアウトレットさんへ参戦する。天気もよく、11月下旬とは思えない暖かさで気持ちがよい、小淵沢とちがって、品揃えは、充実しているが、あいにく財政難となっているため、購入は見送り。サイスさんは、ダウンジャケットを購入している。
さっそく入浴。やはり、ラクーアとは違うようである。食後に、ラウンジにてくつろぎながら、ANA問題、マダム問題、るいさん問題、モガチュー氏問題、ブセナテラス問題などについて検討するが、結論としては、Uさんということである。
11月26日(金):横浜・東京:はれ
諸般の事情により、後楽園飯店さんに参戦することになった。いわゆる「青いビル」である。さらに、諸般の事情により、「黄色いビル」でボーリング大会。さらに、諸般の事情により、デニーズにてパフェをいただき、諸般の事情により、ラクーアにて入浴して、諸般の事情により、東京ドームホテルに泊まる。
それにしても、後楽園周辺にほとんど参戦したことない人が多いのに驚く。野球場があり、WINSがあり、オフトがあり、遊園地、温泉、ボーリング場、スケート場、山下書店に後楽園ホールとこれだけそろっているのだから、普通なら、なにかとご縁がありそうなものである。みんな人生をエンジョイしていないのであろう。
初参戦のラクーアだが、受付にて、0時を過ぎると、2695円に加えて、深夜料金1890円が加算されるという。あまりにもあんまりである。しかも、0時をすぎると、2時まで露天風呂が清掃タイムに入り、ヒーリングゾーンも終了してしまう。温泉は、まるで海水のようで、顔にかけるだけで、目にしみてくる。なぜか手違いで、深夜料金が免除されたのが、せめてもの救いといえよう。
11月23日(祝):横浜・東京:はれ
引越しからちょうど1年たった。コンシェルジュ嬢に掃除をお願いすることにする。「私たちフロントスタッフがお掃除にお伺いします。」とのふれこみであったが、実際は、お掃除のおばさんが登場した。まぁ、たしかに、フロントのお姉さんでは、風呂場とかトイレの掃除はちょっと無理そうであるが、ちょっと遺憾である。
JALオフ(JASオフ)が開催されるため上京する。とりオフ、サイス夫人オフ、フグオフ、JALオフと忙しい。マリーンズ沢井問題について言及されたのは、正直大したものであるが、いかんせん、はじめからご馳走になるつもりのオフというのは、小生は、認めていない。今後、参加を控えようと思う。今日のところは、リーズナブルなお店だったからよかったものの、ご縁がないとしかいいようがない。別にお金をケチするわけではなく、心がけの問題である。同じ1万円なら、ふぐオフの1万円の方がはるかに有意義であると思わざるを得ない。
11月22日(月):横浜・東京:はれ
ぐんぐんさん現る。緊急オフを開催せざるを得ない。残業の多い後輩にむかって、「あまり残業しないように。しかし、今日は、小生は先に帰るので、あとはよろしく」
とめちゃくちゃな指示を与えて、オフへ向かう。お疲れのぐんぐんさんには、美味しいものを食べて元気を出していただく必要がある。2年ぶりにふぐオフが開催される。ふぐ寿司、ふぐ刺し、から揚げ、ふぐちり、雑炊と満喫。東京駅近くの目立たない店で、安くはないが、ふぐにしては、リーズナブルである。
ANA問題、マダム問題、ブッシュ問題、キングカズ問題などについて、ひと通り検討した後、第11回ぐんぐん杯の開催地について、主宰であるぐんぐんさんより、ブセナテラスという意見が出される。すばらしいことはすばらしいけれども・・・
11月21日(日):横浜:はれ
飲みすぎで二日酔い。しかしなぜか6時40分起床。昨夜、カーテンをしめるのを忘れていたようである。島津アナのおはよう日本のオープニングを見てから、日経とニッカンを購入して、マックにて朝食をいただき、家に戻る。しかし、ここで、2度寝してしまい、12:30からBS朝日で「渡辺篤史の建もの探訪」の1カ月遅れの再放送を見る。正しい日曜朝のすごし方とはいい難い。
夜は、テレビ朝日「大改造!!劇的ビフォーアフター」、NHK教育「N響アワー」、BS朝日「MUSIC SOUL」。これは、まぁ正しい日曜夜の過ごし方である。
11月20日(土):横浜・東京:はれ
遠征の谷間である。7時起床。島津アナのおはよう日本のオープニングを見てから、日経とニッカンを購入して、ロイヤルホストにて和朝食と納豆をいただき、家に戻り、「渡辺篤史の建もの探訪」を見る。正しい土曜朝のすごし方である。
JRAの来年の番組概要が発表された。いよいよ国際グレード認定をめざして、3年かけて、重賞とオープン特別の1/2を国際競走にするようである。どうせそんなに来ないのだから、これはぜひやるべきである。その他、2歳重賞における新馬勝ち馬の優先出走なども、遅まきながら実現したことは喜ばしい。6,7,8着の出走奨励金減額については、優勝劣敗という意味では正しいが、ほぼ全レースがフルゲートで、なお、多くの馬が入厩待ちという構造を変えていただかないと、馬主経済が成り立たないにも事実である。
そういうわけで、どこにも故障もないのに、厩舎事情で4ヶ月の休養を余儀なくされていたストロングメモリーが、待望の復帰。休み明け初戦は走らないことが多いのだが、好スタートから楽に2,3番手につけ、直線もよく伸びたのだが、相手も強く、後続をちぎりながら、惜しい2着。上々ではあるが、早く1000万下に戻って勝負してもらいたい馬である。
サイス夫人オフが開催される。参加者11名中、8名が女性であるという。考えようによっては、小生も大したものである。モンブランオムレットを購入するために、羽田空港へ参戦する。サイス家に行くには、二子玉川の方が近そうなのであるが、久しぶりにマダムにご挨拶したいからである。
このところなかなかお会いできなかったマダムであるが、今日は、お店にいらっしゃった。一安心である。例によって列は長いが、待つのも苦にならない。ところが、小生の前のお客さんの注文が、たくさんあって、梱包に手間がかかっている。ここで、お会計担当のもうひとりの店員さんが気をきかして、小生の対応のために急遽登場してしまった。あまりにもあんまりである。まさか、「いいです、このまま待ってますから」という訳にもいかない。ちょうど小生の購入が完了するのと、マダムが前のお客さんの梱包を処理するのが同時であった。これでは、羽田まで購入に来た意味がまったくないではないか。しかも、いつもとちがって、今日は12個も購入するのである。こういうときこそ、マダムにお願いしたいと思っていたのであるが、あまりにもあんまりである。
サイス夫人オフは盛大に開催された。夫人の美味しい料理をいただきながら、みなさんよく食べ、よく飲まれる。横浜在住のANAさんも気になるところではあるが、深夜残業後に、味の時計台さんを愛用しているというUさんもすばらしかった。あとの若い方は、ちょっと、小生やサイスさんのお弟子さんであるところのモガチュー氏の手にはおえないようである。サイス氏にいたっては、途中で就寝してしまった。
11月19日(金):横浜・東京:あめ
日本橋にて、とりオフが開催される。お味はよいのだが、どうもお店の雰囲気が今ひとつである。うし様は、諸般の事情により元気がない。昔は楽しかったが、最近は、楽しくないという結論になってしまう。
まぁ、90年代、打撃の職人が4番を打ったり、フジヤマケンザンを応援に香港へ遠征している頃の方が楽しかったということのようである。今年は、マイネルゼストの葵Sと、ぐんぐん杯での「ようこそ鹿児島へ」くらいだということである。まぁ、あとは、村岡兼造先生に期待するしかないようである。
セレスティンホテルに参戦しても、甘いものがいただける気配がないので、早々に退場して、アンナミラーズさんにて、チョコレートパイにアイスクリームを乗せながら、うし様を励まし、財政難につき、横須賀線普通車にて帰宅すると、JALさんのカレンダーが到着した。とにかく、遠征に行けということなのであろう。
久しぶりにニュース23を見ると、中学校で、株式売買ゲームを取り入れつつあるという。すばらしい。アーノンミラーチームのCMとか、金田一さんとかやっている頃はやはり、楽しい時代であったといえよう。
11月16日(火):横浜・東京:はれ
今週は、普通に仕事をして、おとなしく帰宅する。近所に「大戸屋」さんがオープンした。今までは、それほど利用していたわけではないが、一人暮らしには、心強い味方である。しかしながら、意外とおひとり様が少ない。考えてみれば、まだまだ、昼間人口の圧倒的に多い待ちである。実際のところは、会社帰りの居酒屋として使われているようである。
おひとり様の場合、手持ち無沙汰になるので、何か雑誌を購入して入場するのだが、手頃なものがなく、「東洋経済」を購入する。夕食代924円に対して、620円もする。孫さんが熱く語っている。曰く、ライブドアや楽天が大きくなったのは、誰のおかげか?とのことである。好きか嫌いかと聞かれれば、あまり好きではないが、認めざるをえない。
第2特集は、名古屋である。やはり、オレ流であり、イッキマンさんということなのであろう。しかしながら、オレ流は認めざるをえないし、イッキマンさんは、人格者であるが、名古屋的なもの全般については、好きか嫌いかと聞かれれば、大阪的なものとは別の意味で、あまり好きではない。やはり、北の大地である。
東証上場廃止が決まり、暴落を続ける西武だが、ジャスダック上場をめざすという。衝撃的である。しかしながら、経営規模が変わったわけではないので、ジャスダックに上場できるなら、東証一部に再上場できないのであろうか?よくわからない。しかし、経営破たんしたわけではないので、考えようによっては、下がりすぎという気もする。今までの株価はバブルだったということなのだろうか?あるいは、今こそ買いなのであろうか?
スカイマークがJALと共同運航。先日まで、「ANAとコードシェアするエア・ドゥは、新規参入枠を返上すべし」と正論を主張していたのに、あまりにもあんまりである。
11月14日(日):北谷→那覇→横浜:はれのちくもり
7時起床。ちゅらーゆにて朝風呂。沖縄タイムスとニッカンを購入して、朝食ヴァイキングをゆっくりといただく。沖縄では、スポーツ新聞が50円である。ただし、競馬欄がないので、一面に「武グルーヴ」とあっても、出馬表が掲載されないという妙なことになる。しかし、競馬欄がないだけで、50円になるというのは、謎である。ロビーにある琉球新報も読んでみると、共同通信の配信なのか、同じ記事が結構多い。県紙が2紙あるのは、全国でもめずらしいのであるが、地元ネタと社説以外は、かなり似かよっているようである。
JAL1904便にて帰る。クラスJ空席待ち12番目ということで絶望と思っていたがギリギリで確保できた。非常口座席を押さえていたので、クラスJでも、中央付近の席になるとかえって窮屈かと思っていたが、かなりくたびれているとはいえ、旧スーパーシートのクラスJの通路側なのでさすがにラクである。しかし、全部で、20席あまりしかないと思われるので、これでキャンセル待ち12番までまわってくるというのは、ちょっと理解しがたい。
14時すぎに羽田着。さっそくマダムにごあいさつをと思うが、不在である。このところいつも不在である。誠に遺憾である。ぶどう杏仁の購入は断念する。仕方がないので、横浜そごうにて夕食を購入して帰る。イッキマンに目撃される恐れがあるので要注意である。
横浜FC、天皇杯4回戦でサンフレッチェ広島に勝利。これでベスト16進出である。ザスパ草津も勝利。群馬FCホリコシと群馬の2チームが進出とは大したものである。J17チームが敗退。JFLのチームにとって、天皇杯は晴れ舞台。横浜FCもJFL時代にヴェルディに挑んで2-3で惜しくも敗れた試合が、小生の観戦した試合の中でもっとも印象深い。
もーさんの日記に小生のことが掲載されていた。「日記に自分のことが出ているとうれしい」と以前言われたことがあるが、たしかにそんな気分になる。
11月13日(土):北谷→与那城→北谷:はれ
東京は木枯らし1号とのことだが、沖縄は今日もおだやかな陽気。眼下のグランドでは、オレ流の練習が行われている。ちゅらーゆにて朝風呂。沖縄タイムスを読みながら、朝食ヴァイキングをいただく。
それにしても、このところの中国の動きは不快極まりない。バカにされるにもほどがある。断固とした対応を望みたいが、シュワちゃんとニコニコ握手しているようではまったく期待できないのであろう。小生、なんだかんだといって、小泉首相を支持してきたが、「自衛隊が活動するところが非戦闘地域」との発言で、完全に見限ることになった。同じ自衛隊派遣延長でも、きちんとした説明が必要である。一昔前なら、こんな発言をしたら政権が維持できなかったはずである。もう少し政治家の発言が、重みがあった。そうでなければ、いったん選挙したら、4年間、なんでもありということになってしまう。民主主義は、多数決だけではないはずである。
美ら海水族館へ行くことも検討したが、天気もよいので、海中道路へドライブする。長さ4.7キロ。フロリダのセブンマイルブリッジを思わせる文字通り海の上を行く快適なルートである。
14時すぎにホテルに戻り、読書。岩波現代文庫「隔離-故郷を追われたハンセン病者たち」を読む。沖縄にまで来て難しい本を読むこともないようであるが、こうした本は、普段、寝る前に気軽に読むわけにもいかない。遠征中こそじっくり本が読めるというものである。
一眠りして、再びちゅらーゆにて入浴。サンセットビーチの夕陽が美しい。ホテルの周辺を散歩するだけで、実に心地よい。
11月12日(金):横浜→北谷:はれ
2時就寝。4時30分起床。さすがに眠い。5:32発の京急羽田空港行の快特に乗るのは、久しぶりである。6時開店のお店をひやかしても、もちろんうし様もマダムの姿もない。
JAL1901便は、JTAの機材と乗務員で運航される。7番搭乗口に、小型の737が横づけされている。
どっかで見たスキンヘッドだと思うと、山下大輔氏である。小生の前の席は、田尾新監督である。山下氏といえば、ラグナガーデンホテルでおなじみのベイスターズであったわけだが、楽天のキャムプの視察か何かのようである。
日経一面は、「西武上場廃止へ」。遠征に行く機内には、ふさわしい一面であるが、今日は金曜日なのに、ついつい土曜版を探してしまう。
熟睡しているうちに到着。この空港の雰囲気がすでに南国ムードを感じさせて好きである。トヨタレンタカーヴィッツ号にて出発。58号線を北上、おなじものラグナガーデンホテルを通過して、今回は、北谷へ。オレ流のキャムプが行われている。
ドーミーイン系列の「ザ・ビーチタワー沖縄」。まだチェックインできないので、隣接する「ちゅらーゆ」へ。源泉かけ流し露天風呂とプールがある。さっそくプールサイドにて、文藝春秋を読む。陽射しは、夏を思わせ、気温も30度近いが、風は、さわやかで気持ちよい。
14時にチェックインすると、ダブルからコーナースイートへアップグレードしてくれるという。49㎡のコーナーツインは、リビングには液晶TV、ベッドルーム、ビューバス、広いバルコニーとすばらしい。マンション仕様のドーミーイン系列なので、見た目の華やかさよりも実をとる設計だが、これなら十分に長期滞在が可能で、これで、朝食付9450円とは、まったくもってすばらしいの一言である。あまりにも快適なので、とりあえず昼寝をする。
夕方から、ホテル前を散歩。いつもなら、ネーネーズの「島唄」へ行くところであるが、宜野湾が知名定男さんのご城下だとすると、ここ北谷は、照屋林賢さんのご城下である。ホテルに隣接する「カラハーイ」にて、ティンクティンクさんのライブを見て、再びちゅらーゆにて入浴。
11月11日(木):東京・横浜:はれ
明日から遠征ということで、さすがに忙しい。1日休むだけなのに、まるで夏休み前のように仕事がたまっているとこぼすと、「鹿児島、沖縄と夏休みみたいなものじゃないですか。忙しいのが当たり前です。」
と弟子であるはずのF嬢に厳しく突っ込まれる。うまくいったつもりだった小生の鹿児島の業務に一部粗相があったようで、もうひとりの弟子であるとことのO君と、「次回の鹿児島出張は、我々でとりあげよう」
と話し合っている。F嬢は沖縄へ、O君は宮崎へそれぞれ出張させているのだが、あまりにもあんまりである。
0時過ぎに帰宅。郵便物などもたまっていて、荷詰めも進まない。遠征の前日は、気分が高揚してしまう。
11月10日(水):鹿児島→東京・横浜:はれ
7時起床。朝風呂。昨晩とは男女入れ替わっており、今度は、桜島を望むオーシャンビューの大浴場。鉄がさびたような臭いがする温泉だが、眺めはすばらしい。
小生は、鹿児島に遊びに来ているわけではない。本日も、特急きりしま号にて出発する。
本日は、ヒトゲノムオフが開催される。このところオフ会続きであるが、大変重要なオフである。しかしながら、鹿児島空港は遠い。新宿のオフに参戦するには、早々に仕事を切り上げる必要がある。
幸いにして、同行者は、バツイチで、睡眠時無呼吸症候群で、ダーツをたしなみ、人生をエンジョイされている方である。小生とうし様を足して2で割ったようなものである。15時には、業務を終了して、鹿児島空港へ向かう。あいかわらずコーラもスポーツ新聞もない鹿児島空港ラウンジでひと休みして、クラスJにて羽田へ。天王洲アイルから臨海線に乗り換えて新宿へ。
オフは、「みみう」さんにて開催される。みみうさんといえば、伝説の第1回掲示板オフが開催されたお店である。若き日のもりちゃんさんが、バイトしていたことでも知られる。いわゆるエビが飛び跳ねるところのうどんすきである。本日の幹事は、るいさんである。このあたりが、さすがである。
20年ぶりに恩師の先生にご挨拶する。今、こうして日記を書いているのも、25年前に先生に毎日、日記を見ていただいていたからである。ちなみに、先生をのぞくと、オフ参加者は、9名であり、参加者の結婚回数は9回であるが、なぜか独身が3名もいる。子供は5人。出生率は、0.56である。スジ問題、G班問題などおなじみの話題のほか、植村さんソリ問題、のっかれ問題など、記憶の片隅から新しい問題が提起されたが、衝撃的だったのは、ヒトゲノム嬢の「2年生の2学期まではBがあった」
という発言である。2年生の3学期からは、卒業までオールA(5)だったということのようである。
るいさん行きつけのバーにて2次会。25年前に小生がファンだったE嬢がお隣に座るが、まぁ、だからどうということもなくて、0時頃にお開きとなる。
しかしながら、どうということもないなら、あと10分早く終了すべきであった。サイスさんは、夫人を呼び出して帰宅している。小生の乗ったタクシーは、渋谷で別れたはずのるいさん宅に限りなく近づいていく。自由が丘から9990円だったが、さすがに若干安かった。それにしても、終電を逃してタクシーなどというのは、数年に一度だったのだが、このところ毎週のように行われている。生活がかなり乱れているようである。
11月9日(火):隼人→鹿児島:はれ
小生は鹿児島に遊びに来ているわけではない。特急きりしま号にて、鹿児島中央駅へ向かい、日中は仕事である。
しかしながら、16時に終了して、天文館にて一席後、19時半には解散となる。街を散策してから、マリンパレス鹿児島へ向かう。
いわゆる共済組合運営のホテルである。何らかの形で税金が投入されている感がなくもないが、ホテルオークラ千葉なども共済組合から運営を委託されているのだから油断はできない。ここは一般客も1000円プラスで利用できる。
目の前が海。桜島が正面にそびえるオーシャンビュー。展望温泉大浴場へは、浴衣で参戦可能。真新しい建物は、京セラにも負けない白を基調にして海へ向かって弧を描くデザイン。ツインの部屋は広く清潔でシングルユースで税サ込9975円。シングルなら7665円。広いバルコニーは、沖縄やハワイのリゾートホテルを思わせる。11月とは思えないおだやかな風が気持ちよい。完璧である。念のため、確認しておくと、小生は、鹿児島に遊びに来ているわけではない。
11月8日(月):横浜・東京→隼人:はれ
18:55のJAL鹿児島便で飛ぶ予定なのだが、朝からめまぐるしく会議が続く。小生が鹿児島に出張に行くというと、
「どうせ今晩は京セラでくつろぐんでしょ?」
という反応ばかりで、出発ギリギリまで、こき使われてしまう。
しかし、さすがに17時50分にオフィスを出るのは危険である。18時の山手線、18時9分のモノレールと綱渡りで何とか間にあった。しかしながら、あわただしく駆けつけてみても、うし様もマダムの姿もない。あまりにもあんまりであるが、一応、ぶどう杏仁を購入して、慌しく出発する。シウマイもまい泉も購入できない。
旧スーパーシート仕様のクラスJなので快適である。機内でフジを読むと、読売がキヨ選手の無償提供を申し出たが、楽天が断ったとの記事が出ている。本当かどうかは定かではないが、新球団に今もっとも必要なのは、3割打者でも15勝投手でもなくて、キヨ選手であり、あるいは桑田である。あとは、川尻、高村、小池、竜太郎が何とかしてくれるはずである。しかし、応援歌「おらほのイーグルス」と言われても、あまりにもあんまりであるし、作詞したおばさんも「三木谷氏はあつかましい」と言い切っている。前途は険しい。
出発準備が遅れたため、どうやら5分後のANAさんの先行を許したようである。これはかなり恥ずかしいことなのであろう。ANAの1分後くらいに着陸したあと、猛然とゲートをめざして、ほぼ同時にゲートに到着した。
8回目のホテル京セラ。もちろん本館である。大浴場でくつろげば、あわただしい1日の疲れもとれようというものである。
11月7日(日):横浜:はれ
遠征の谷間である。8時起床。ニッカンと日経を購入して、ロイヤルホストにて、和朝食に納豆を追加していただく。9時にコンシェルジュがサービスを開始するので、クリーニングをひきとって帰宅。NHK教育にて将棋のNHK杯を見る。正しい日曜の朝のすごし方である。
そのNHK杯は、佐藤康光棋聖対中井女流王将倉敷藤花という注目の一戦である。女流が男子プロ相手に勝つことは、最近ではめずらしくはなくなったが、佐藤棋聖は、4人しかいないタイトル保持者。最強羽生世代の一角を占める。中井2冠は、女流の2強のひとりで、昨年もNHK杯で勝ち進んだが、中原永世十段には、見せ場もなく負かされてしまっている。
しかしながら、後手の中井女流が素人目にも十分の形勢。終盤、どうやら勝利か、というところで、佐藤棋聖の怪しい勝負手の前に小さなミスを連発して、無念の逆転負け。将棋史に残る一戦になるところだったが、実に惜しい。大熱戦で放送時間ギリギリとなってしまい、感想戦が放送されなかったのは残念である。
今日もよい天気で、暖かい。横浜の秋を探しに、久々に電動アシスト付自転車で、散歩に出ようとすると、バテリーが終了してしまっている。仕方がないので、昼寝している間に充電して、出直し。元町まで進出するが、山口瞳先生も愛したホテルニュグランドの前の並木の紅葉はまだ。しかし、予想以上に横浜は、にぎわっているようである。ただし、残念ながら、自転車進入禁止という遊歩道がけっこう多く、押して歩くはめになる。
うし様来浜。ランドマークプラザには、あまりおすすめのレストランはないのだが、シズラーだけが行列している。やはり、サラダバーということなのであろう。朝も夜もロイヤルということである。我ながらバカじゃないかとも思う。野菜価格高騰の折、サラダバーも大変とは思うが、レタスが長時間欠品したのは、残念である。食べ放題やヴァイキングで欠品させてはいけない。まぁ、しかし、フルーツからソフトクリームまで充実しているだけあって、外人さんがたくさん参戦してにぎわっている。外人さんがうれしそうにしているとなぜかこちらもうれしくなってくる。
キングカズ久々のゴール。J1残留を決める。
11月6日(土):東京・横浜:はれ
遠征の谷間である。来年1月のANA超割の先行予約日。今回は、週末が2回含まれている。来年はANAスーパーフライヤーズをめざす1年になる。1月時点でどこへ行きたくなるか読みきれないので、とりあえず、札幌、福岡、鹿児島で申し込んでおく。
ライオンズ終了。しかし、毎年20億の赤字を出していながら、西武球場の使用継続条件付で、200億円で売却とはあまりにも虫がよすぎる。12球団に限定された閉鎖的な世界だから、こういう売却条件が許されるわけで、新規参入が自由なら、誰も赤字球団を買おうとはしない。前回の審査の経緯も含め、公正取引委員会あたりにがむばってもらいたいところだ。
一方、ライブドアは、笠松競馬支援を表明。馬主がライブドアに支援を求めてきたという。ライオンズなんか相手にしないで、こちらの方をなんとかしていただきたいものである。
フィギュアスケートNHK杯。フィギュアの試合のテレビ中継をじっくり見るのは、10年ぶりくらいである。日本選手が1-2-4位。もう一歩で表彰台独占になるところで惜しかった。村主が欠場していてこの結果だから、実に層が厚い。長野五輪のときは、ジャムプやスピードスケートの活躍に比べて不振だったが、一転して、冬の競技では、もっとも期待できる種目になってきた。
11月5日(金):横浜・東京:はれ
キング・カズ終了。あまりにもあんまりもここに極まる。これではまるでピエロである。どうして、キングがピエロのような扱いを受けなくてはいけないのか?
W杯予選で、功労者を呼ぶことについて賛否両論あるのはけっこうである。ここでそれを論じるつもりはない。初めから呼ばないなら何の問題もないのである。「サプライズがある」
とか思わせぶりなことを言って、ニヤニヤしながら、プランを披露して、さんざん盛り上げたあげくに終了するからピエロになってしまうのである。責任はすべてジーコにある。批判は予想されていたのだから、どうしてもやるなら、黙っていきなりやればよい。
ジーコジャパンとは、ようするに、長嶋ジャパンということなのであろう。厳しいW杯を戦っていくにあたって、監督として何かが決定的に欠けているのではないか?
11月3日(祝):横浜・東京:はれ
晴れの特異日、文化の日。このところ、深夜まで飲んだ次の日も6時頃に目が覚めてしまうことが多かったが、今日は9時起床。これ以上寝坊してしまうと、ニッカンが売り切れたり、ロイヤルホストの朝食が終了したりして、しまらない1日になってしまう。
アメリカ大統領選挙。開票日が日本の祝日に重なったので、初めてじっくりと開票番組を見る。日本の選挙のたびに、都市部で民主党がいくら躍進しても、所詮、地方の自民党王国の議席がものをいうことにがっかりさせられるが、アメリカもどうやら同じ構図のようである。ニューヨーク、ワシントンDC、カリフォルニアなど、日本でもおなじみの地域は、だいたい民主党であるが、南部や中部の何もなさそうな地域は、だいたい共和党である。この色分けは、かなり固定化されているようで、候補者が変わっても、結果が変わらない地域が多い。アメリカの方が、都市部と田舎の生活のあり方の差は日本より大きいので、経済や国際情勢になどあまり関心がなく、のんびり暮らしている地域の票でブッシュ氏が選ばれるのは、ニューヨークやボストン、サンフランシスコなどのビジネスマンとしては、ちょっとやってられないかもしれぬ。
まぁ、日本から見れば、ブッシュ氏の方が相手としては、くみしやすい感はある。それにしても、毎回毎回、選挙の手際の悪い国である。民主主義を世界に押しつける前にまず自分のところの選挙をきちんとできるようになるべきである。
TCKに参戦する。第4回JBC。しかし、場内の盛り上がりは今ひとつである。メムバーもあまり新鮮味がなく、地方競馬の祭典という感じにはなれない。スプリントが武豊、クラシックが安藤勝さん。あまりにも順当で、当然のように大敗して帰宅。我ながらとても合理的な行動とはいえないが、みんなが合理的になりすぎると、地方競馬はつぶれてしまう。
しかし、井口を自由契約にするダイエーもあまりにも非合理的である。ポスティングにすればかなりのお金が入るはずである。小久保無償放出といい、理解に苦しむ。まぁ、今さら野球界に合理的な行動を求めても仕方がないのであろう。
11月2日(火):横浜・東京:はれ
うし様より日本橋にてオフ開催の打診。ストーブリーグも開幕した昨今、関口くんオフ開催かと思ったが、そういうわけではなかった。高速1号線を北上して、浅草に参戦する。
うし様の熱烈なラブコールに応えて、るいさん参戦。掲示板以外に連絡のとりようがなかったのだが、さすがである。焼肉をいただいてから、浅草ビューホテルへ。
終電をすぎて飲むのが2週連続、10月以降、深夜まで飲むことがずいぶん増えた。合理的な行動とは言い難いが、合理的にばかり行動していては、この国の景気も回復してこない。もーさんのホームページが公開できない問題、坂の上の雲問題、前略ごめんくださいませ問題、米長永世棋聖問題、ザスパ草津小島問題、など多岐にわたり有意義な意見交換を行った結果としては、本日もやはりヒトゲノムという結論になる。
10月31日(日):小淵沢→横浜:くもり時々はれ
心配された雨もあがり、爽やかな高原の朝。サイス夫婦は例によって寝坊である。朝食ヴァイキングをいただき、紅葉するホテル周辺を散歩。
再び「八ヶ岳ロングライディング」さんへ。今日は絶好の乗馬日和である。昨日の今日でお尻が痛いが、昨日とちがって、実に気持ちがよい天気である。今日は、森の中の散策コースへ。2日続きの騎乗で、リンクス号とも多少気持ちが通じるようになった気がする。森の中には、川も流れていて、マイナスイオンをたっぷりと浴びながら30分ほどの外乗り。
戻ってくると、常連さんが差し入れてくれたという蕎麦をいただく。運動した後に甲斐駒ケ岳を望むテラスでの昼食とは最高のぜいたくである。そして、ここで、スプートニク号勝利の知らせが入ってきた。まったくもってすばらしいの一言に尽きる。
残った蕎麦も平らげて、おまんじゅうもいただく。残り物を小生が整理するなどということはめったにないのだが、遠征に行くと食欲がでる。
小淵沢周辺は、中央高速で都内から1時間半。都内から移住する人も多く、田舎でありながらも、都会的な住みやすさもあり、夏は涼しく、冬の雪も少なめ、温泉もあり、乗馬も盛んで、予想以上にすばらしいところである。69歳の高鳥さんは、昨年、移住するにあたって、クルマの免許も取得されたという。年齢をまったく感じさせない若さで、長距離レースにも積極的に参加されているようであり、一方で、朝から天皇賞の馬券も購入済みである。まったくもって理想的な生活といえよう。
充実した週末。マイナスイオンをたっぷり吸い込んで、サイスさんの運転で3時には帰宅できてしまう。久々に馬券を買った天皇賞大敗は、まぁご愛嬌である。
10月30日(土):横浜→小淵沢:あめ
5時20分起床。みなとみらい線の特急にて出発する。2週連続の遠征、今週は、山梨へ行く。もちろんJALで飛べるわけはない。自由が丘駅前に、サイスさん登場。おなじみの紫のBMWではなくて、なぜかトヨタ・アベンシス号である。サイス夫妻、HBUのセレクトツアーでおなじみのサイスさんのお弟子さんであるところのモガチュー氏と4人で参戦する。
今にも泣き出しそうな曇り空。寝不足の3人が熟睡する中、サイスさんが孤軍奮闘して、9時すぎには、「八ヶ岳ロングライディング」さんに到着する。オーナーの高鳥さんは、サイスさんのお知り合いである。69歳にして、小淵沢に移住して、乗馬クラブを始めたという。インターから5分、駅からも近く、甲斐駒ケ岳を望むすばらしい環境に5頭の馬たちと暮らす。さっそく馬場内でレッスン。登別のバンダナ以来4ヶ月ぶりである。速足になると、お尻が痛い。
残念ながら雨が降りだしてきたので、明日再訪することにして、「翁」へ向かう。小生のバイブルである「蕎麦屋で憩う」でも絶賛している有名な蕎麦屋である。店主の高橋氏は、広島へ引っ越してしまったようだが、お弟子さんにより営業が続けられているという。お昼前でも混雑している。メニューは、ざると田舎のみ。もちろん両方いただく。さすがに美味であるが、ちょっと期待が大きすぎたかもしれない。
翁から数百メートル。今度は、「清春白樺美術館」へ。白樺派の作家たちが建設しようとして果たせなかった幻の美術館を実現したという。梅原龍三郎や、中川一政の絵画を見てしばし休憩する。
さらに「サントリー白州蒸留所」へ。小生、最近は、ウイスキー党である。ここは、山崎と並ぶサントリーの蒸留所で、ウイスキーだけでなくて、「南アルプス天然水」もここで作られている。ウイスキー蒸留所ガイドツアーを見学して、最後に、「白州12年」と「北杜」をハーフロックでいただく。ツアーも試飲もすべて無料というのが驚きであり、場内は、とてもきれいに整備されている。山口瞳さんの時代から、サントリー宣伝部は有名であるが、こういうところにもサントリーらしさが感じられる。無料の試飲だが、意外にもサイスさんを除くと、あまり盛大にやっている方はいらっしゃらなかった。
最後は、小淵沢リゾートアウトレットへ。しかし、御殿場などとちがって、ここは、あまり有名なブランドがないようである。
今日の宿は、リゾナーレ。いわゆるバブル系のリゾートであるが、有名な建築家の設計で、設備もなかなか充実している。惜しむらくは、温泉がないことで、近くにある町営の「スパティオ・延命の湯」へ無料送迎バスで参戦する。小雨の中、露天風呂を満喫してホテルへ戻り、夕食はイタリアンをいただく。5000円のコースだが、わざわざ食べにいく価値があるほどの美味である。ワインを飲みながらデザートまで美味しくいただき、盛りだくさんの充実した1日が終わる。22時には就寝。
10月28日(木):横浜・東京:はれ
日本橋室町「あうん」さんにて、「ハセシュンタロウさんを囲む会」が開催される。室町「あうん」さんといえば、鴨川グランドホテルの経営である。事前にグーグルで検索してみると、以前うし様とオフを開催したこともあり、小生の日記がヒットしてしまった。
事前に4人の予約を3人に変更しようと電話すると、「ダメです。」という。まぁ、当日の予約変更だから仕方がないともいえるが、こういうときに、「じゃあやめます」と言ったらどうなるのだろうか?ホテルみたいに明確なキャンセルチャージが設定されているわけでも前金を払っているわけでもない。
それにしても、すべての料理が4人分ずつ出てくる。「どうせ食べきれないから、お金は4人分払うから料理は3人分だけ出してよ。」
言うと、これも「ダメです。」という。
終了後、場所を変えて、深夜2時まで飲む。ちょっとやりすぎである。タクシーにて帰宅。そのまま就寝するが、その時間帯に掲示板がにぎわっていたとは驚いた。
10月25日(月):横浜・東京:はれ
イッキマンさんは、仕事をほとんどすべて明日に回して早々に帰宅したとのことであるが、小生も仕事を明日に回して帰社。諸般の事情により、池袋に出て、もー嬢と合流して、湘南新宿ライングリーン車にて横浜へ。車掌ではなくて、アテンダントさんが改札に来て、コーヒーなども販売している。
新潟県在住で、地震の後、うし様もまず気にしていたというもー嬢は、ご無事で、何よりであるが、車中、イッキマンさんは、小生の上司なのか?と言う。どうやらかなり年配の方と思われていたようである。なお、もー嬢のホームページが完成したかどうかについては、残念ながらここに記すことはできない。
それにしても、北の大地にいて情報に取り残されていたが、あらためてニュースを見ると、今回の地震の被害は、想像以上である。ちょっと状況が違えば、死者も大幅に増える可能性もあったように思う。村中がヘリコプターで全員避難とか、ガソリンスタンドの行列に対して、給油する側は、停電のために手動で給与しているとか、ニュースで見るだけでも大変なことばかりである。しかし、以前とちがって、行政とか政府の対応を非難するような場面は少ないし、食料の不足する避難所などでも、混乱はなく、みんな天災さから仕方がない、自分達でがむばるしかない、という感じで、淡々としているのは立派である。今年は、豪雨、台風、猛暑、地震、クマととにかく自然災害が多発したが、ボランティアとか救援物資の運び方など、この国もずいぶん変わってきた感じはする。
ドラゴンズ終了。8回に突然登板した松坂、ちょっと理解に苦しむ。こんなことで、プロ野球界の至宝が故障したら、目も当てられない。イッキマンも終了。
10月24日(日):標茶→女満別→横浜:はれ
北の大地の朝は早い。7時に起床して、露天風呂へ。すばらしい天気で、紅葉した山を眺めながらの露天風呂は最高である。適温なので、いくらでも入っていられる。なお、石鹸とシャンプーは持参する必要がある。
二日酔い気味であるが、吐いてしまったところを掃除しようかと思い様子を伺うと、あらかた片付いてしまっている。まさか掃除してくれたとも思えないので、何か動物が食べてしまったのだろうか?そういえば、夜中に、人が通ると電気がつくようになっている防犯用のライトが一度だけ着いた。熊か鹿でもあらわれたのだろうか?北の海→小生→北の大地→動物という変則的な食物連鎖が完成したようである。
朝食は、サンマと雑炊。シンプルだが、美味である。コーヒーもいただける。希望者には、もちろん牛乳もある。
昨日はよくわからなかったが、朝になってみると、想像以上に広いところである。30万坪と言われてもピンと来ないので、常駐スタッフのセイコちゃんと常駐犬のメメちゃんにカートで案内していただく。ちなみにセイコちゃんは、おじさんである。夏に手伝いに来たまま住み着いているという。このあたりのノリも、ムツゴロウ動物王国に通じるものがありそうである。
カートで獣みちをぶっ飛ばすと、突然360度視界が開ける高台に出る。見渡す限り牧草地で、家は1軒見えるだけ。隣の高松牧場さんかもしれない。とにかく広大な原野である。標茶町の人口は9000人くらいとのことだが、面積もかなり広く、この近くの小学校は、全校生徒6人、2年生と4年生はいないという。夏の盆踊り大会の参加者は50人に満たないという。都会の上品な奥様と思っていたK君のお母さんがここでワイルドな生活をエンジョイされているのは、当時から考えると、実に不思議である。次回は、サイス夫妻と参戦して乗馬でもやってみたいものである。
鮭の遡上を見に行くという一行と別れ、小生は一足先に帰る。ずっとエッジ圏外にいたので、女満別空港でレンタカーを返却しながら、メールをチェックしていると、係員が話かけてきた。「それ、京セラの新しいPHSでよね?」「そうですよ。」「オペラがついてますよね。どうですか?」
係りの人もH”ユーザーで購入を検討しているとのことである。すばらしい。スズキ・スイフトは全然ダメだっただが、オリックスレンタカーさんは許すことにする。
帰りは、キャンセル待ちでクラスをゲット。アップグレードのキャンセル待ちにも、JGC優先が導入されたようである。旧仕様のクラスJ、すなわちスーパーシートなので、断然ラクである。行きは最低だったJALも許すことにする。
羽田空港に戻り、マダムにご挨拶して、うし様と雑談していると、サイス夫人が登場した。我々もと羽田に集まってくる感がある。すばらしい。
北の大地から帰ったばかりであるが、開催を熱望していた第2回マダムオフが開催されることになった。「しんちゃんさんの今後を見守る会」から中1日でマダムオフである。その間、るいさん、イッキマン夫人も激しく動揺しているようであるから、考えようによっては、小生も大したものである。強行軍であるが、いったん帰宅して、体調を整えてコンタクトレンズをつける。同じ強行軍といっても、名古屋まで行って胴上げを見られずに、月曜朝の新幹線で帰ってくるのとはえらい違いである。
日本シリーズ中継は見ていなかったのだが、イッキマンが「日本一が見えてきた」というので、テレヴィをつけると、1点リードしているだけである。いかにも危険である。好投山本昌が、低めに投げ続け、ファウルで粘り続ける和田の対決は見ごたえあったが、10球目に突然高めに入って終了した。
自宅でお迎えを待っていればよいのだが、マダムオフとなると、落ち着かないので、外へ出てしまう。ちょうどスカイライン号がやってきたので、赤レンガ倉庫に参戦。
小生が店を選ぶとだいたい9割は失敗する。さらに小生が料理を選ぶとだいたい9割は失敗する。オフを待望しておきながら、お疲れのマダムを横浜へ呼び出したあげく、注文は失敗である。我慢できなくなって、うし様が追加して、今度は食べ切れなくて残すというあんまりな展開になってしまった。反省すべき点が多々あるが、まぁ、名古屋まで行って胴上げを見られずに、月曜朝の新幹線で帰ってくるよりは、マシであると思うことにする。
10月23日(土):横浜→女満別→ウトロ→標茶:くもり時々はれ
急遽、北の大地に飛ぶことになった。小学校の同級生のK君のお母さんが、標茶に村を作ったという。ペンションとかではないらしい。スケールの大きな話のようであるが、詳細は不明である。乗馬バンダナか、ムツゴロウ動物王国かというところではないかと思われる。親同士も親しいので、親孝行をかねて、母親を同伴して、JAL無料航空券で参戦する。
諸般の事情で、北の大地へ飛ぶのは、3ケ月ぶりである。こんなことはめずらしい。前回は、千歳で降りられず、引き返してくるという事態になったが、今回も、恐ろしいことになった。
バーゲンフェアで混み合う空港。母は、現地の従業員におみやげを購入するというので、さっそく千疋屋さんへ誘導するが、うし様もマダムも不在で、お客も少ない。そうこうしているうちに、母は、東京ばななを購入してしまった。あまりにもあんまりである。
ラウンジでくつろいで、「ま泉」を購入して、A3Rで出発。北の大地の天気は、悪くないはずだったのだが、女満別に近づくと、急に風が強くなり、ガタガタと揺れながら、高度を下げていく。離陸時や上空では、多少揺れても平気だが、着陸時に揺れるのは嫌なものである。機内に緊張感が漂う。それでも、よろよろと空港近くまで来た。これだけガタガタ揺れていると、着陸の瞬間も、ドスンと着くのではないかと思い、窓の外に目をこらす。そして、空港内、滑走路に進入して、あと2,3秒で着陸というところで、いきなりエンジン音がとどろき、機体は上昇を始めた。衝撃的である。ちょっと記憶にない。乗客も動揺している。そこで、CAさんの様子を伺うと、ひとりは、同様しているが、ヴェテラン風の人は、ニヤニヤしている。どうやら、心配ないようである。
女満別空港強風のため、着陸を断念して、上昇、再度トライするとの報告があり、いったん落ち着くが、燃料の節約のためか、再挑戦までに描く半径が小さく、高度が低いので、けっこう怖い。あいかわらず揺れも激しく、どうなるかと思っていると、360度まわって、同じ方向から進入して、よろよろと着陸した。これまで国内線だけど200回くらい乗ったと思われるけれども、正直、今までで一番怖かった。着陸後、機内から拍手。そして、それまでは気づかなかったが、降りようとすると、気持悪くなってうずくまっているや、腰が抜けたようになって、降りられそうもないお年寄りなどがあちこちにいる。
さらにみぞれが降ってきた。気温5度。あまりにもあんまりである。今回は、オリックスレンタカーさんであるが、これが、実に運転しにくいクルマである。Sのマークが着いているので、スバルかと思ったら、スズキ・スイフト号である。ちょっとよくわからない。
母は、知床へ行ったことがないというので、かなりの強行軍であるが、ウトロへ向かう。天候は回復してきたが、風は強く、海は盛大に荒れている。遊覧船はもちろん全便欠航。知床峠も雪で通れない。となれば、知床五湖を散策すればよいのだろうが、最近は、熊が出没するらしいので怖い。ウトロで折り返す。
午後だけで250キロのロングドライブ。もっとも北の大地なので、1キロ1分のペースでだいたい計算できる。暗くなってしまったが、17時半には、標茶町に到着した。
めざすオーロラファームヴィレッジは、標茶の街から、国道274号線に入り、5キロほど分け入ったところを右に曲がる。このあたりから、突然ダートコースに変わり、不安がよぎる。ひたすら上っていくと、K君のお母さんが4WDでお迎えに来てくれた。後ろをついて来て、とのことだが、ダートコースをずんずん飛ばして、追走が一杯である。
暗くてよくわからないのだが、厩舎のような建物の母屋とログハウスというかプレハブというか小屋が10室、さらには、男女別内風呂棟と混浴露天風呂、パークゴルフ場などがあるようである。
さっそく入浴。近くの川湯とは違って、ここはアルカリ泉で、コンブのようなヌメヌメ感がある。源泉の温度が47度くらいということで、そのままかけ流しするだけで、適温。湯量も豊富なので、気持ちがよい。
夕食は、カニ、カキなど北の味覚を満喫する。カキは厚岸のようである。地元の人々がいろいろと応援してくれているようである。鹿撃ちの人がやってきて、鹿ジャーキーをくれる。困惑するが、食べていたところ、くさみなどはまったくなかった。人工飼料で飼育していないからヘルシーであるという。そういえばたしかにそうだ。
さらに近くの高松牧場さんが、絞りたての牛乳を持って登場する。観光牧場によくあるようなどろっとしたやつかと思いきやあっさりしていて、牛乳が苦手な小生も、意外と飲みやすい。しかし、沸騰させていないので、日頃牛乳を飲みなれていない人はあまりたくさん飲まない方がよいとのことであった。
囲炉裏を囲んでよく飲み、よく食べる。新潟で地震があったらしいとの情報が入るが、誰もテレヴィなど見ようともしない。調子に乗って、飲みすぎて気持ち悪くなってしまい、遺憾ながら、北の味覚は、北の大地に戻されることになってしまった。
10月22日(金):横浜・東京:はれ
「室町砂場」にて、「第1回・しんちゃんさんの今後を見守る会」が開催される。会の趣旨は不明であるが、小生以外の会員はすべて女性である。考えようによっては、小生も大したものである。もっとも平均年齢は高いので、天皇賞といえばマモクロス、F1といえば、セナ&プロストということになった。手ごわいメムバーがそろっているともいえるが、とりあえず久しぶりにコンタクトレンズを装着してみる。
日本橋にて上品に会食後、横浜のショットバーに場所を移して、APA金沢問題、指宿砂風呂問題、福岡グランドハイアット問題、福岡ハイアットレジデンシャルスイト問題について検討する。まぁ、これらの問題について検討できるということは、すばらしいことである。さらに、ロックにチェイサー問題について結論が出たこともすばらしいことである。そして、今日の結論としては流氷ということになった。やはり、北の大地ということである。
10月20日(水):横浜・東京→水戸:あめ
台風23号接近。毎週のように日本を直撃している。年平均2-3個、過去最高で6個の本土上陸が、10個目というのだから驚きである。
今日も出張。当初、19時発のスーパーひたちで出発の予定で、すでに西日本では被害が出はじめており、早めに出発したかったのだが、業務が終了せず、切符を変更しに東京駅へ。しかし、21時発以降は、発売停止になっているという。構内では、土嚢を積んでいる店もある。
20時半のフレッシュひたちに変更するが、上野駅到着は、20時35分。ところが、20時のスーパーひたちが40分遅れでまさに出発しようとしている。自由席はガラガラ。我孫子付近でスローダウンしたが、どうにかそれ以上遅れることなく、水戸に到着。居酒屋で一献するうちに雨のピークは過ぎたようである。ホテル・メッツさんにて1泊。
10月17日(日):横浜・東京:はれ
ロイヤルホストにて和朝食をいただく。3週間ぶりである。ちょうど家に戻ってきたところで、「本日の朝食はどこですか?」とのメールが届く。うれしいことである。
本日は、試験のはずだったが、体がだるいので欠場して、ゴロゴロする。昨日散財したばかりであるが、ひげそりが壊れたので購入する。父が入社祝いに買ってくれたような気がするので、12年使ったことになる。ヨドバシまで行けばポイントがつくのだが、やはり歩いていけるというのは魅力でデオデオで妥協してしまう。時代は変わってブラウンもかなり進化しているようだが、アルコール洗浄とか言われてもよくわからないので、ブラウンの一番安そうなのを購入。
久々に競馬中継を見る。東のスティルインラヴ、西のダンスインザムード、ともに危険すぎる1番人気。秋華賞といえば、ティコティコタックを思い出す。本命は飛びそうだが、何が来るかわからないので、結局見送り。予想通り2頭とも飛んだが、大荒れにはならなかったので、買わなくてよかったとも言える。
ホテルオークラにてお食事会。予約してあったにもかかわらず、なぜか盛大に待たされたあげく、オークラとは思えない店員さんの芸風に衝撃を受けるが、宴は盛大に開催され、700万の馬からスタートして、結論としては、2000万円の馬なら何とかなるのではないか?ということに落ち着く。
10月16日(土):横浜:くもり
休養。ずいぶん涼しくなってきた。周辺に風邪でダウンしている人が多いので要注意である。イソジンが手放せない季節である。
フィルターの清掃を業者に依頼してあったのだが、これまで一度も掃除していないのに、ほとんど汚れていないという。汚れていなくても料金は同じだから、業者さんは、お得である。よいか悪いかはともかく、生活感のない生活をしているので、空気も汚れないようである。
夕方までゴロゴロして、おもむろに起きだして、そごうへ。元々、水が漏るようになっていた靴だけは買いかえるつもりでいたが、なぜかスーツ、Yシャツ、ネクタイ、ジャケット、シャツ、下着、靴下と盛大に衝動買いすることになった。大変な出費である。これなら無料航空券で鹿児島に行った方がよっぽど安上がりである。
光文社新書「『極み』のひとり旅」を読了。寝台特急や船で全国を旅して、ホテルは大浴場付に限るというのだから、まったくもっておっしゃるとおりなのだが、こういう本を読むと、共感する一方で、先を越された感を抱いてしまうのも事実である。
10月15日(金):横浜・東京:はれ
ニッカンの一面は、「ライブドア急所」。。。ニッカンだけでなく、マスコミ各社は、昨日のヒアリングで勝負ありという報道である。ある意味、11球団のオーナー達よりもタチが悪い。もっと積極的にライブドア擁護の論陣を張ることはできないのであろうか?
うし様から勝ち祝いの打診が届いていたが、とても勝つとは思えないので、気にせず仕事に専念。結局、開催決定の連絡は届かず。2歳25万未満で5着に負けるとはある意味大したものである。
ちゃんこをいただき最終間際の東海道で帰宅。みなとみらい線に乗り換えると、車内には、「東横特急」のポスターが掲示されている。明日のJRダイヤ改正・湘南新宿ライン大増発を意識してのものと思われるが、速度ではかなわないので、本数の多さと乗り換えの便利さを強調しているのがいかにも苦しい。「ハイヒールの私を歩かせないで」というコピーは、理解できるが、もっと直接的に湘南新宿ラインの渋谷駅がいかに遠いかを指摘して戦って欲しかった。この程度では、所詮負け犬という感じがしてしまう。
以前も書いたような気がするが、渋谷文化圏(小学生の行動範囲は狭い)で育っている小生としては、東急にステータスを感じていた時期がある。そして、その渋谷に西武が進出してきて、街づくりを競っていたことに関心を持って、都市問題などを勉強したこともある。「西武vs東急戦国史」などもおもしろく読んだ。しかしながら、五島プラネタリウムもなく、セゾンも終了し、堤義明さんも退場である。だからといって、「ライブドアvs楽天」と言われても、まだまだ格が100枚くらい足りない気はしてしまう。
10月14日(木):横浜・東京・さいたま:くもり
昨日に引き続き、野球とサッカーの比較。新球団ヒアリング2回目。ライブドアが、アダルトサイト問題で終了のようである。まぁ、はじめからそういうことになっていたのであろう。しかしながら、自分たちで「プロ野球は、公共財」などといっているのは、思い上がりというか、勘違いもはなはだしい。あくまで、エンターテイメントである。だいたい、読売やオリックスが、子供たちに夢を与えているのであろうか?せいぜいロッテとヤクルトくらいではないか?ダイエーは再生機構、西武にいたっては、どう考えても上場廃止すべきである。よその会社をとやかく言えるのだろうか?
一方で、サッカー界では、キング・カズ代表復帰との情報が流れている。さすがである。やはり、神様ということなのであろう。まさにエンターテイメントである。
10月13日(水):横浜・東京:あめのちくもり
アジアカップたけなわの8月3日の日記で、「サッカー人気が野球を超える日も遠くないかもしれない」と書いたが、その後、球団合併に伴うストの問題と新規参入、イチローの大記録に伴う世論の盛り上がりは、巨人戦の視聴率低迷こそ続くものの、この国の野球人気の根強さを感じさせた。
追う立場のサッカーは、後退は許されない。W杯アジア1次予選オマーン戦。ドーハ以降、負けられない試合はすべて勝っている日本。前半は、どうなることかと思ったが、なんだかんだいっても、アジアでは、格が上になりつつあるようである。通訳退場というのは、驚いたが、やはり、世界のジーコには、中国の審判では、退場を宣告できないのであろうか?
一方のプロ野球は、ダイエーの再生機構入り、松中入院、堤オーナー退場。新球団では、田尾氏、オマリー氏の監督就任。しかし、新球団の審査の際に、監督とか選手を決めろというのは酷な話で、本来は、参入が認められてから、ゆっくり考えればよいはずである。
羽生王座防衛。13連覇達成。
10月11日(祝):隼人→横浜:はれのちくもり
京セラ2泊目は、隣室の騒音に邪魔されることもなく熟睡できた。さわやかな目覚めである。朝風呂、朝食。ニッカンによれば、ファイターズは、幸雄さんの特別待遇を約束したと書かれている。わざわざ記事にする必要があるのか意味不明であるが、まずは一安心である。ついでに片岡篤史の獲得なども検討していただきたい。
10時半にチェックアウトして、空港へ。ところが、帰りの便は、A3RからA3に変更されてしまっていて、クラスJがないという。仕方がないので、一般席を並びで確保して、ラウンジに入場すると、コーラがない。コーラがないラウンジというのは、ちょっと聞いたことがない。あまりにもあんまりである。グラスもなく紙コップだし、スポーツ新聞もない。あまりにもやる気のないラウンジである。やはり、時代はANAということなのだろう。
妙に揺れるボロボロのエアバスは、当然のようにゲートには向かわず、バスである。到着ロビーから、そのまま出発ロビーに向かえば、マダムが不在である。あまりにもあんまりである。仕方がないので、ぶどう杏仁は断念して、モンブランオムレットのみ購入して、帰宅。無料航空券で京セラ2泊で指宿で砂風呂という完璧な癒しのプランであったが、最後まで完璧に終わるのは、なかなか難しいようである。早急に次回の遠征計画を検討する必要がありそうである。
10月10日(日):隼人→指宿→開聞→知覧→鹿児島→隼人:はれ
ホテル京セラで熟睡できなかったのは、初めてである。なぜならば、大浴場入口のロビーでミーティングをしていたコーチ陣が隣の部屋で深夜まで宴会をしていたからである。子供たちを床に座らせて、自分たちは椅子にふんぞりかえって偉そうにして、あげくの果てに深夜まで騒いでいる。まったくもって話にならない。誠に遺憾だ。
朝風呂、朝食。南日本新聞の一面は、「鹿県、緊急事態宣言へ」とある。財政再建団体へ転落寸前であるという。しかしながら、日経では、まったく触れられていないようである。また、”鹿県”と中途半端に省略するあたりが、よくわからない。
マツダ・デミオ号で出発する。ホテル京セラ15回目くらいにして、ついに小生も指宿に参戦することになった。小生が師を仰ぐ山口瞳先生は、遠征に行ったら、いつも同じ宿、同じ店、同じコースであるが、小生も日頃、改革を口にする割には、遠征では、保守的であり、食わず嫌いである。ホテル京セラも、うし様が勧めるのを断り続けていたが、あるとき、突然参戦して、そのままやみつきになってしまった。今回、とうとう指宿の砂風呂に同行する。
高速と一般道でたっぷり70キロあまり。1時間半かかって、指宿「砂むし会館・砂楽」さんに到着する。さわやかな秋の陽ざしというか、夏を思わせる陽気である。
町営ということで、不安があったが、清潔で快適な施設である。さっそく、浴衣に着替えて、砂浜へ向かう。通常は、屋根の下のようであるが、本日は、混雑していて、屋根のない普通の砂浜で、そのまま砂をかぶる。かえってこちらの方が気持ちよさそうである。あっという間に、顔を残して埋まってしまった。ほどよい暖かさで、なんともいえず快適である。寝不足でもあり、うとうとしてしまう。汗がじんわりと出てくるが、体から疲れやストレスがそのまま出て行く感じがする。うし様は、小生が、3分くらいで退場するかと心配していたようだが、たっぷり20分は埋まっていた。その後、隣接する温泉につかる。これがまたお湯がよい。島津の殿様も愛用していたというだけのことはあって、塩素たっぷりの京セラの温泉とは、残念ながら格が違いすぎるようである。それにしても、老若男女、我も我もと入場してくる。古きよき時代から21世紀になっても対応できるレジャーということのようである。やはり、いつの時代も本物は、生き残っていくということなのであろう。
すっかり気持ちよくなったところで、半島内部をドライブする。かつて、日本最南端の駅(今では、沖縄にモノレールができた)として有名であった西大山駅を通り、まずは、開聞町営の唐船峡公園の「そうめん流し」に参戦する。ちょっとのぞくだけのつもりであったが、予想外に規模が大きく、大盛況で、予定を変更して我々もそうめんをいただくことになる。水がぐるぐるまわっていて、そこにそうめんを流すだけといえば、それだけのことなのであるが、エンターテイメントとして、こちらも老若男女広く受け入れられている。アイデアひとつでこれだけの人が集まってくるのだ。1日10万トンもの水が湧出からこそできるのであろう。まさにかけ流しである。
デミオ号は、”イッシー”でおなじみの池田湖に沿ってさらに内陸へ。指宿スカイラインを経由して、知覧へ向かう。薩摩の小京都ということで期待していたのであるが、いくら「小」をつけても京都に失礼である。特攻平和会館も沖縄の平和祈念公園の資料館に比べると芸がないし、武家屋敷も角館と違って、閉鎖的で、街並みとしての魅力に欠けるようである。仕方がないので、早々に退場して、鹿児島市内へ戻り、「黒福多」さんにて、とんかつをいただく。コースで1680円とは、あまりにも安い。まぁ、食に関しては、うし様に任せておけば安心ということのようである。
ひと休みして、入浴してラウンジでくつろぐ。結論としては、大崎電気に湧永製薬ということである。長年遠征を続けるには、このへんの価値観の共有がとても大事である。
部屋に戻ってF1を観戦する。いかんせん録画なので、事前に結果を知ってしまうおそれがあったが、幸いにして、わからないまま中継を迎えることができた。
4番グリッドスタートの佐藤琢磨、惜しくもそのまま4位。たまにしか見ないので、なんともいえないが、どう考えても2ストップの方が有利な気がしてしまう。しかし、ここへ来て、F1人気も盛り返してきた。相撲もどん底を脱した感があり、競馬だけが明らかに取り残されている。
砂むし会館、町営そうめん流し、黒福多、京セラ。時代は、鹿県である。しかし、これだけがむばっていて、どうして緊急事態が宣言されてしまうのであろうか?
10月9日(土):横浜→隼人:あめ後はれ
7時起床。台風22号は、予想より若干遅めに首都圏をうかがっている。朝の便は、予定通り出発している。こういうときは、断然先行逃げ切りである。予約した無料航空券は13時だが、いつもはバスのところを京急を利用して、9時50分には、羽田に到着する。
しかしながら、JGCカードを機械に投入すると、「お取り扱いできません」との表示が出てきた。こんなことは、T氏と参戦した長嶋ジャパンin北の大地以来であり、あのときは、欠航してしまった。大変心配である。
3連休に台風が接近して、すでに空港内は大行列であるが、JGCカウンターは、ガラガラである。大変心強い。午後の便の手続きは中止しているが、今なら、1便前の11時5分に空席があるという。至急うし様を呼び寄せ、無事に2人分のクラスJを確保する。
飛行機の手配が完了すれば、次は、マダムにご挨拶である。ご挨拶するには、列にならんでバナナオムレットを購入なくてはいけない。CDを購入したお客様のみ握手会にご招待、みたいなものである。列に並んでいるうちに緊張してしまって、あたりさわりのないお話しかできず、大変残念であるが、新商品モンブランオムレットと、ぶどう杏仁が発売されていた。秋の遠征気分が盛り上がる。このあたりが、創業以来170年間、浮き沈みの激しい世界をリードし続けてきた証ということなのであろう。まったくもってすばらしい。
大混雑の出発口。出発時間の迫った便のみ、優先的に割り込みを許すわけだが、勝手に遅れてきているわけだから、時間通りきちんと並んでいる客にとっては、いい迷惑である。さらに、出発時刻が迫っていないお客もどさくさにまぎれて前に割り込んでくる。「ちゃんとチェックしてよ。」
とつぶやくと、若い女性の係員が、割り込んだ客の搭乗券を徹底的にチェックして、出発時刻の迫っていない客は、元の列に戻し始めた。すばらしい。やればできるようである。「ダメなものはダメです。」と言える世界、「正直者が損をしない世界」がすばらしいということで、この時点では、うし様と見解が一致したのだが、これが、後の事件の重要な伏線となっていく。
さっそく「まい泉」を購入しに行くが、突然、「『まい泉』は、JALカードの割引対象外となりました」との掲示が出されている。あまりにもあんまりである。たかだか30円くらいのことであるが、こういうのは、かえって逆効果ではないか?少なくともこういうつまらないことで、小生とうし様は離れていくのである。崎陽軒さんの横浜チャーハンを購入して、ラウンジでくつろぐことにする。
A3RのクラスJで出発。思ったほど揺れなかった。それにしても、最近んでは、往復の飛行機もホテルも朝食も全部別という遠征が多かったので、うし様の隣の席で出発というのは、かなり久々である。機内にて、うし様は、「新幹線とか、高速道路とか、いろんな夢がだんだん実現して、国と国民がそれに向かって熱くなっていた時代に生まれたかった。」
と熱く語る。ひとつの見解であろう。わからなくもないが、小生としては、そういう時代は、列に割り込むのが当たり前の時代であり、トイレットペーパーに行列してしまう時代である。アメリカの生活を理想として、それが少しずつ日本に入ってくるような時代である。小生としては、大きな夢はなくても、「ダメなものはダメです」とか、ECOカーとか、無料航空券とか、大浴場付ホテルをエンジョイする社会で、小さなぜいたくを満喫できれば十分である。この話も、後の事件の伏線となる。
バジェットレンタカーさんのお世話になる。迎えにきたお姉さんが、うし様の顔を見つけるや否や、さっとドアを開ける。さすがである。
今年7回目のホテル京セラ。もちろん2人とも、あらかじめ住所がプリントされた宿帳にサインするだけである。しかし、ここで大変なことになってしまった。
小生、旅の窓口では、本館が確保できないような予感がしたので、多少割高なのを覚悟して、ホテル独自のサイトから申し込み、「本館希望」と書き込んでおいたので、無事の本館シングルが確保されているが、三木谷氏の軍門に下り、旅の窓口で予約したうし様は、新館である。あまりにもあんまりである。まぁ、まだ早い時間のチェックインであり、どうにでもなるだろうと思っていると、「ダメです」との衝撃的な返事がかえってきた。まぁ、ダメなものはダメということである。羽田空港で割り込んだおばさんをたしなめたうし様であるから、ここはおとなしく引き下がるしかないかと思っていると、徹底的に抵抗している。「ダメです」「そこをなんとか」「大きい部屋でも何でもと思いましたがそれでも無理です」「そこをなんとか」。。。
まぁ、こういうのは、生き方の問題である。本館が確保できている小生としては、横でニヤニヤするしかない。団体客で部屋がかなりふさがっているようだが、うし様は、かなりのお得意様であるはずだし、本館確約で泊まるプランが存在しないのだから、早く着いたうし様に本館をあてがうことは可能なような気はする。しかしながら、小生にもひとつだけ譲れない落としどころがあった。
端末を叩き続けること5分、ついに本館のお部屋が確保された。ツインのシングルユースということになった。フロントマンも、うし様もやれやれとなったところで、沈黙していた小生がおもむろに口をはさむ。「高い値段ではじめから本館を確保していた私よりいい部屋になるんですか???」まぁ、ある意味、小生もタチが悪いわけだが、ちょっと釈然としない。2時間前に、正直者が損をする社会はよくないと結論を出したばかりである。さらに端末を叩いて、結局、小生もツインのシングルユースになった。正直、ちょっと後味の悪いやりとりであったが、まぁ、我々が、京セラを絶賛してファンを拡大しているのは確かだから、許してもらおう。
うし様は、プールへ。小生は、アミューズメントスパ「エデン」にて、福田和也著「地ひらく-石原莞爾と昭和の夢」を読む。60年代にも夢はあったが、戦前にも、石原莞爾の夢があった。21世紀には、夢を描くことができるだろうか?
夕食は、もちろん「いちにいさん」で黒豚しゃぶしゃぶである。あいかわらず、女性の店員さんは、最低であるが、カウンターの板さんが、がむばっているので、よしとする。
ひと休みして入浴。大浴場入口のロビーのようなスペースで、じゅうたんに座り込む中学生くらいのハンドボールチーム。えらそうに椅子にふんぞり返る大学生らしきコーチ陣。ひとりひとりの生徒に、今日の反省だか、明日の抱負だかを言わせている。小生が、もっとも忌み嫌う光景である。自分たちの部屋で勝手にやってもらいたい。何も宗次郎が待つ大浴場の入口で20世紀の体育会的体質を癒しを求めに行く客の前にさらけだすことはないだろう。喧嘩になったらなったでおもしろいと思い、徹底的ににらみつけるが、相手にされなかった。数分後に到着したうし様も徹底的に不快になったようである。長年遠征を続けるには、このへんの価値観の共有がとても大事である。あるいは、住友ベークライトということである。しかし、この価値観をそのまま女性に求めるべきかどうかは、難しい問題ある。
ラウンジにて無料ドリンク券でくつろぎ、無事に1日目が終了する。
10月7日(木):横浜・東京:はれ
今週は、月曜からぐったりしている。なんとか週末までたどりついて、京セラにて宗次郎を聞きながら癒したいところであるが、小生の弟子筋であるところのF嬢は、出社するなり、うれしそうに、「週末は、台風で、鹿児島便は欠航ですよ。」
と言う。あまりにもあんまりである。
自由が丘にて、るいさんオフが開催される。るいさんオフを熱望していたうし様も緊急参戦してなぜかカレーライスを注文している。小生は、マダムオフの再度の開催を熱望しているのだが、こちらは残念ながらなかなか実現しない。
例によって、いろいろな問題が検討されたのだが、サイス氏ほかの面々が、ロイヤルホストに集まった際、「しんちゃんも、今ごろロイホで朝食だろう」
と言われていたようである。こういうのは、大変うれしい。日記冥利につきるというものである。しかしながら、最近は、中国政府の検閲により、当日記を読めなくなったとの情報もあり、油断はできない。
要するに、結論としては、住友ベークライトということである。
10月5日(火):横浜・東京:あめ
台風が去ったあとも、また雨が降り続いている。これだけ降っても、今のところ、都心ではさすがに災害は発生していないようだ。それにしても、先週の四国以来、雨ばかりである。
朝、いつもの電車に乗り遅れそうになる。勝手に早く出社しているので、別に遅刻するわけではないのだが、ついついあせってしまい、キヨスクで、140円置いて、あわてて日経を購入したつもりだが、無事に電車に駆け込んでみると、朝日新聞であった。あまりにもあんまりである。10円損したというよりも、読むところがない。
朝からどうも不吉な予感がしたのだが、やはりろくなことがない1日で、トラブルに追われて、うし様オフも開催できない。
どうにか22時に帰宅して「ニュース10」を見る。このとことイチローの話題ばかりだったが、イチローが一段落したら、今度は、韓国のトップスター出演である。まったくもって平和としかいいようがない。しかし、いわゆるヨン様とは違う方のようである。残念ながら、小生には、よくわからない。アジアの大砲と奥さんならわかるのだが。有働アナ、「好きなタイプは?」「最後に決めのポーズを」などとミーハな質問を浴びせるが、「ニュース番組ですからやめておきましょう」とあっさり却下されていた。国営放送の固いニュースのつもりで出演したので、かなり困ったようである。
中部国際空港のターミナルビル完成。大浴場が併設されるという。さすがは、民間企業中心の空港である。おおいに期待したい。
10月3日(日):東京・横浜:あめ
プレーオフは3戦目に突入した。今日は父の四十九日の法要。お経を唱えながら、ファイターズの奇跡を祈るしかない。
大雨の中、法事は無事に終わったが、帰宅するといきなり入来が押し出しである。この場面に限らず、主審の判定が見苦しかったのが残念であるが、ファイターズは、よく戦った。賛否両論のプレーオフ、小生も積極的には支持していないが、この3日間で、パ・リーグの熱い戦い、北の大地にファイターズありというところを全国に見せることができた。
法事も終わり、そろそろ遠征を再開しなくてはいけない。しかし、残念ながら福岡、名古屋への遠征は消滅してしまった。まずは、北の大地から出直しということである。
10月2日(土)
○ファイターズ 5-4 ライオンズ●
多くの関係者を巻きこんだマリーンズとの死闘に決着をつけ、いよいよプレーオフである。すでに前日は、りくおさんが、早退してまで参戦して、ビール8杯という勢いでライオンズを勝利に導いている。我々も特急「小江戸」で参戦しなくてはならない。幸いにして、チケットは、ドゥバイの競馬とマリーンズを愛するというワタナベソーさんが、先走って購入したものをいただくことができた。
タイガースファンであるところのタカハシ君も参戦することになった。独身3人の負け組が所沢に集結した感は否めないが、まずは、「獅子」に参戦する。中華ヴァイキング1470円は、堤義明氏らしからぬお買い得感がある。意外である。
ミチヒロのホームランで先制するが、石本の見苦しいバント失敗などもあり、予断を許さない展開。しかし、6回に、SHINJOのヒットをきっかけに怒涛の連打。ライオンズなら1,3塁で攻め続けるのであろうが、いかんせん、ファイターズは、1,2塁で攻め続ける。アップテンポな「北の国から」が徹底的に流れる。やはり、倉本總さんであり、さだまさしさんということなのであろう。満塁となっても、ライオンズは、併殺狙いでなくて前進守備。その1,2塁間を坪井が抜き、石本に代わる代打エチェバリアが押し出しで、5-1。なんとかなりそうになってくる。
7回頃に、突然、明日の予告先発が発表された。明日の試合があるなら、それはありがたいのだが、西武ベンチは釈然としないのではないか?
9回。ミラバル続投。小生も気持ちは同じである。しかし、2人走者が出て貝塚。満塁でカブレラとなれば、一大事である。ここで代打柴田。もう少し誰かいないのかと思うが、よりによって四球。舞台が整いすぎてしまった。
ミラバル続投。小生も気持ちは同じである。しかし、大変なことになってしまった。両チームのファンの絶叫を乗せて、センターバックスクリーンへ、と思いきやまさかの失速。5-2。
ミラバル続投。小生も気持ちは同じである。和田は、ホームランの心配は感じなかったが、ヒットを打ちそうな雰囲気。センター前。5-4。2死1塁。
交代するならここしかない。ヒルマン監督も気持ちはおなじようである。横山投入。ここで、和田が盗塁。これはいただけない。ランナー1塁で大きいのを狙うフェルナンデスなら怖くないのだが、ヒット狙いは怖い。しかし、奇跡的に抑えた。
すべては明日である。江尻が抑えるとは思えない。しかし、正直ここまでよく戦っている。あとは、運を天に任せるしかないようである。
10月1日(金):横浜・東京:はれ
1年の折り返しの10月1日。合併で新しい市がたくさん誕生。厚生年金保険料の値上げなどもあるが、富士山測候所の有人観測も終了。まぁ、役目を終えたということであろうが、寂しさを感じる。
東海道新幹線は、40周年。東京駅の地下街では、グッズの販売が行われているが、実際に使われていた備品なども売っているので、ちょっとひやかしてみる。しかし、「自由席」などというプレートが2万円もする。マニア需要は高いようで、強気の商売のようであるが、いくらなんでもあんまりである。
プレーオフに備えて早めに帰宅。BS朝日が生中継。テレビ朝日では、読売戦と二元は仕方ないとしても、時間をずらして録画放送しているという。先日のサッカーでも同じようなことをやっていたが、ちょっと理解できない。
両エースが、両チームの主軸に打たれる展開。金村を引っ張るのは、仕方がない。問題は井場である。9月20日の日記で書いたばかりであるが、井場で話にならない。これは結果論ではない。同じ打たれるなら芝草である。
しかし、その9月20日というのは、井場が4点とられたあと、SHINJOの奇跡で13-12でひっくり返している。今日も8回、3点とってなおノーアウト2塁までいったが、さすがにそこまで。しかし、幸雄さんも登場し、豊田を引っ張りだし、まぁ、見せ場は作った。とにかく明日である。
オレ流優勝。野球界の常識を変えると宣言して有言実行。実にカッコイイ。お見事である。
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