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12/14:火事場泥棒でどこが悪い

◆横浜・東京:はれ時々くもり

 先生も走るほど忙しい師走ということで、社内に残っている人も少ない。ヒマなのは、小生と新人さんくらいということで、F嬢2号と2人だけでランチに行く。娘と2人きりのランチにとまどう父親というところであるが、TOKIA内にオープンした「野の葡萄」さんへ参戦。
 11:30に会社を出たものの、TOKIAまで行くとけっこう遠い。しかも、大盛況で、30分以上待たされる。しかしながら、これは流行ると認めざるをえない。いわゆる何トカさん家の有機野菜みたいなヘルシーメニューが中心だが、ランチビュッフェの種類が豊富でとても充実している。あれも食べたいこれも食べたいけど全部は食べられないという、ビュッフェのあるべき姿で、ドリンクも甘いものも充実して1600円。すでに有名なのかもしれないが、かなりお薦めである。
 往復30分、待ち時間30分以上、お食事1時間弱ということで、昼休みが2時間になってしまった。帰社すると、睡魔が襲ってくる。18時退社。
 姉歯氏の証人喚問がトップニュースなのだろうが、小生が非常にガッカリしたのは、大手証券会社が、ジェイコム株で得た利益を返上するというニュース。先日来、市場の論理の明快さを褒めたばかりなのだが、大変残念である。与謝野氏あたりが、火事場泥棒呼ばわりしたのが発端で、もちろん強制力はないが、イメージダウンを恐れての自主的返上なのであろう。しかし、食うか食われるかの相場の世界で、火事場泥棒もへったくれもないはずである。まして、今回は、食われるのは、みずほ証券一社である。まぁ、もちろんデイトレーダーが食われても一向に構わないのであるが、いずれにしても弱者保護とかで、政治が介入する問題ではないはずである。あるいは、みずほ証券だけなら見殺しにするつもりが東証にも責任が出てきたので、大手証券会社も配慮せざるを得なくなったのだろうか。
 売りと買いが一致したから取引が成立するわけで、成立しない場合は、売り手と買い手の手口は、最後までわからない。もし今回誤発注が正しく取り消されていれば、野村やUBSがすかさず買いを出したことは、公にならなかったはずである。手口だけが公開されてしまい、利益を得られず、火事場泥棒呼ばわりされるのは、どうみても割に合わない。セリの際、自分は買う気がなくても、価格を吊り上げることはできるが、万一その後誰も声がかからなければ、自分が引き取るしかない。ポーカーだって同じで、すべてはかけひきである。
 相場の世界なんて、元々泥棒の集まりみたいなものである。銀行だって同じであろう。火事場泥棒おおいに結構。今回、外資系証券会社の名前が多かったが、野村の名前もあって、むしろ「さすが野村」と感じさせた。名前が出なかった証券会社こそ無能をさらけ出したのではないかと思う。

ぶどうの樹

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