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12/31:5周年

◆横浜:はれ

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 7時40分起床。ロイヤルホストには参戦しないで自宅で朝食。日経とニッカン。
 掃除。BGMとして、何かないかとBS朝日をつけると、葉加瀬太郎さんのライブをやっている。ダブルアンコールのフィナーレが、「Another Sky」。ANAに62回搭乗した今年の結論としては、やはり、葉加瀬太郎さんということのようである。唯一、不思議なのは、彼をダンナに選んだ高田万由子さんが、札幌の宿に、ジャスマックを選んだということである。ちょっと理解できない。
 外は寒い。MXTVで、TCKに参戦する。まずまず充実した番組。ジャパンネット銀行からSPAT4へ2万円入金して、7RのC1から参戦するが、手広く買った端っこの方にひっかかる程度で、当たり損が続く。泣いても笑っても今日で最後なので、投資額を増やす。メインのゆりかもめオープンも元返しに終り、11RのC1ジルベスター賞を1万円購入するなど、ヤケクソになってくる。しかし、当たり損の連続。結局、3万6500円も投入したが、回収は、2万5350円。
 気がつくと肩が凝っている。万葉倶楽部は、いかにも混雑しそうなので、てもみんに電話するが、桜木町、関内ともに18時で終了。話にならない。仕方がないので、万葉倶楽部へ参戦。20時30分の予約を確保して、入浴。湯上りラウンジでハーフ&ハーフ。ラウンジの大型テレビには、
「このテレビは、19時20分から、NHK(紅白歌合戦)を放映します。」
 とわざわざ書かれている。トラブル防止ということのようである。
 休憩室へ。紅白のオープニングだけ見る。ゴリエもD51もわからないが、北酒場くらいはわかる。しかし、いかんせん見苦しい雰囲気になってきたので、早々に退場。休憩室全体では、この時点では、紅白5:格闘技3:ドラえもん1:その他1というくらいの割合のようである。
 ネットコーナーにて執筆。2000年12月31日に始まったこの日記も丸5年を迎えた。2年前からは、毎日ではないが、まぁ我ながら大したものである。しかし、一方で、あまりにも進歩がないような気もする。30歳と35歳の間で進歩がないようでは、問題である。わずかに前進したことといえば、家を買ったこと、地方競馬の馬主になったこと、JGC会員になったこと、ANA・SUPERFLYERS会員になったことくらいである。まぁ、このくらいでヨシとすべきなのだろうか?
 2004年は今ひとつだったが、とりあえず2005年は、楽しいことも多く、よい1年だったといえそうである。20時から再度入浴。20時30分からてもみ庵、21時30分からジルベスターコンサートで年越し。みなさまよいお年を。

12/30:落車

◆横浜:はれ

 7時30分起床。ロイヤルホストにて和朝食。オレンジジュースを3杯。日経は、薄くて読むところが少ない。ニッカンで、KEIRINグランプリを検討。
 固定資産税、お墓の管理費、NHKの受信料などを払う。NHKの受信料については、小生が以前から主張していたスクランブル化が見送られそうな感じになっている。技術的には簡単なのに、なぜやらないのか?
 しかし、よく考えてみると、定時ニュースと災害時の臨時報道以外をすべてスクランブル化すると仮定した場合、国民の何%くらいが費用を払って契約するだろうか?朝の連ドラや大河ドラマの神通力も薄れた今、実はほとんどの人が払わないのではないかという気がしてきた。その結果、民放のくだらないバラエティしか見なくなり、国民の知的水準は、ますます低下。一方、NHKも、ごく一部の人の払う契約料だけでは、今までのようなお金のかかったドキュメンタリーなどは、作れなくなってしまう。悪貨が良貨を駆逐することになる。かといって、今のように、各家庭を訪問する徴収員の人件費の無駄や、払わなくても見られる不公平感を残したままもいただけない。となると、結局、税金で運営するしかないということになってしまう。あるいは、スクランブル化して契約料+税金か。
 KEIRINグランプリ2005。心情的には、神山に勝たせたいし、武田-神山-後閑とラインも充実しているが、条件がそろいすぎて、かえってダメそうな感じがある。小嶋-加藤のラインは押さえにして、伏見-佐藤のラインと佐藤を頭で手広く。結果次第では、Mac緊急購入、やよいさんのダンナが予約したシャープの携帯端末の購入、あるいはNゲージのレイアウト化など、いろいろと皮算用していたのだが、結果は、なんと落車。あまりにもあんまりである。カジノ、有馬記念、東京大賞典と徹底的にやられている。もはや、明日のTCKにすべてを託すしかない。しかし、この時期は、毎年同じようなことを書いているような気がする。
 ここまで書いたところで、念のため、昨年の12月30日の日記を読む。曰く、

「この時期になると、毎年同じようなことを書いている気もするが、もはや明日のTCKにすべてを託すしかないようである。」

 あまりにもあんまりである。

12/29:営業終了

◆横浜・東京:はれ

 お仕事最終日。今日まで平日ダイヤだが、電車もガラガラ。グリーン料金は休日料金になっている。日経も薄くて読むところがない。午前中から掃除。昼休みに東京大賞典投票。シーチャリオット、アジュディミツオー、スターキングマンから手広く。
 午後、ひとつだけ会議をやって、また掃除。東京大賞典は、当たり損。もう少しタイムパラドックスにかぶるかと思ったが、そうでもなかったようである。
 18時すぎに退社。夕刊紙は、年末スペシャル版。とりあえず、明日のグランプリの展望だけ読みたかったのだが、なんと載っていない。正月のスポーツ紙同様、2006年展望みたいな記事ばかりで、中身があまりにもない。
 19時半から、うしという方と2005年回顧オフ。待望の海南亭グリルさんにて鉄板焼き。絶品と言うわけではないが、同じようなものをホテルで食べると平気で1万5000円くらいかかるので、牛刺し、サラダ、焼き野菜、サーロインステーキ200g、ガーリックライスで7000円ならリーズナブルではある。東証バブル化問題、それでも上がらない東京スター銀行問題、遺憾な行為問題、褒めて育てる七田式問題、新年会問題、もりちゃんさん問題など検討後、馬車道のロイヤルホストにて不可解な生演奏を聞きながら、新年の遠征日程を調整。

12/28:美女→フルーツ→ぐんぐん→ミレナリオ→イッキマン

◆横浜・東京:はれ

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 年末進行。11時15分にランチへ。千疋屋総本店にて美女とランチオフ。うし様来る。ショートケーキ。フルーツ盛り合わせ。日本橋付近では、歌舞伎の何トカ氏の襲名披露が寒い中開催されているようだが、いかんせんよくわからない。式守伊之助みたいなものかと思ったが、231年ぶりの襲名とかで格が違うようだった。13時15分に帰社。
 うしという方から年末最終打ち合わせの打診があったが、夕方から、部内で打ち上げのため、明日に延期する。会議室で、一同一献していると、
「しんちゃんさん、お客様がお待ちですよ。」
 と連絡が入ってきた。押し詰まってお客様もないだろうと思うと、ぐんぐんさんである。
「お客様、しばらく待たせておいて。」
「いいんですか?」
「OK。」
 19時すぎにぐんぐんさんと帰社。ならば、うしという方のオフをくり上げ開催するのも一興であるが、諸般の事情により召集は見送られた。ぐんぐんさん、ミレナリオに行きたいという。氏の芸風からは、ちょっと考えられないところである。あまりにもあんまりな人ごみに身を任せ、有楽町まで抜ける。
 横浜へ。イッキマン現る。もりちゃんさん問題、寒すぎるゴルフ問題、でも氷点下10度の乗馬よりはまだよいのではないか問題、バツイチが多すぎる問題、ALFEE3連闘問題、けなす野村式問題、西伊豆で大渋滞問題など検討して23時すぎに解散。
 横浜駅のみなとみらい線ホームに降りると、京浜東北線と横須賀線が終了だと言う。見事にぐんぐんさんとイッキマンさんを狙い撃ちしたものだと関心するが、よく考えてみると、イッキマンはセーフかもしれない。ぐんぐんさんにさっそく電話。
「京浜東北線終了したでしょ。」
「いや、動いているけど。」
「おかしいなぁ、終了したって表示されてるけど。。。」
「(車掌の声)この電車、東神奈川にて、運転を見合わせます。。。」
「終了!」
「終了。。。」

12/27:申し訳ない?

◆横浜→大津→横浜:ゆき

 今週は、もうお休みモードに入りたいのだが、諸般の事情により、5時40分起床。雪の影響を考慮して一本くり上げたのぞみ号で出発。さすがに出張も少ないようで、まだ帰省にも早いので、いつもより空いている。新幹線は、リクライニングを倒しても誰も文句を言わないし、だから、わざわざ後ろに声をかける人もいないし、車内放送で、「後ろの方にご配慮ください」と無責任な放送が流れることもない。
 名古屋をすぎると例によって雪。徐行運転で京都到着は10分の遅れだが、だいたい読みどおりで、アポイントには間にあった。
 大津市内も日中、雪が降り続く。帰りも徐行運転だが、遅れは5分。
 週末の全日本フィギュアの視聴率は、30%を超えたようだ。しかも、小生などは、フジテレビ739で見ていたので、カウントされていないのだから、すごい数字である。その中継の途中、羽越線の脱線事故の速報が流れたのだが、いつも思うのは、番組に割り込む「ニュース速報」って、本当に必要なのか?ということ。極論すれば、戦争でも始まらない限り、番組に割り込む必要はないと思う。
 福知山線のときは、報道のされ方がいろいろと不愉快で、しばらくニュースを見る気がしなかったが、今回は、マスコミは、必死に探しているのだろうが、今のところJR東日本には、落ち度らしいものが見つからないようだ。局地的な突風というのは、地震と同じで、現在の技術では、予測不可能で、現在の風による速度規制基準を厳しくしても、運休や遅れが日常的に増えるだけで、根本的には解決しない。
 JR東日本の社長が現地を訪れて、「申し訳ない」と言っていた。立場上そう言わざるをえないのだろうが、本当に謝罪する必要はあるのだろうか?ある意味、同じ被害者ではないのだろうかとも思う。原因の究明と再発防止は、簡単ではない。たしかなことは、吹雪の中、捜索にあたっている方々は、大変だろうということくらいである。

12/26:機会不平等

◆横浜・東京:はれ

 先日のリクライニング問題について再考する。この件を、近頃の若者のコミュニケーション不足と片づけるわけにはいかない。小生だって、同じマンションの人とエレベーターで会えば、挨拶くらいはするのである。この一件には、小生のもっとも嫌うところの機会不平等と偽善の問題が含まれている。
 偽善についていえば、「後ろの方にご配慮ください」というアナウンスは、何かを伝えているようで、実際は、責任を放棄して、「あとは、前後の人の間で勝手にやってください」と言っているだけである。PL法以降見られる、「一応書いておく」「一応言っておく」という責任逃れの無責任である。しかし、まぁそれはいい。
 問題の機会不平等。後ろの人が「ノー」と言ったら、リクライニングできないのか?しかし、小生は、前の人が倒してきたときに「ノー」という勇気はない。例えば、食事中は、不可とかルールを決めるならまだよい。(ただし、上昇、下降中も不可なので、国内線では、ほとんどできないことになってしまう。)
 もう少しわかりやすい例を挙げると、機内の新聞である。早いもの勝ちで、特に日経とニッカンからなくなってしまうし、後ろの方にはそもそもまわってこないことが多い。だったら、最初から配らない方がよいというのが小生の見解である。スーパーシートのみ配布というのでもかまわない。同じ料金の中で、前の方の人、あるいは、ずうずうしく勝手に持っていく人だけが読めるというのがいただけない。
 この他にも、自由席を廃止して、全車指定席を主張するのも同様の見解。やるべきことをやった人よりもタナボタでトクをすることは少ない方がよい。もちろん、世の中、そういうこともある。運も不運は避けられない。しかし、だからこそ、そういうことは、できるだけ少ない制度が望ましい。トイレの串刺し並びなんかも普及して、ずいぶん変わってきてはいると思う。
 こだわる理由のもうひとつは、損する側だけでなく、得する側も素直に喜べないからである。ずうずうしく徹底的にやることはできないので、どうにも気まずい思いをしてしまうから。

12/25:メリークリスマス

◆横浜:はれ

 昨晩は、フジテレビ739で、フィギュアの女子SPを見ようと思っていたら、その前に、競馬予想TVが3時間スペシャル。見れば見るほど、ディープインパクトが負けると確信する。1時半からフィギュア。五輪代表候補が全員ほぼノーミスの演技。しかし、そうなれば荒川の格が一枚上手である。真央ちゃんが出られないとなれば、現時点で、スルツカヤを負かす可能性があるのは、荒川しかいないと思う。3時就寝。
 10時起床。ロイヤルホストにて洋朝食+サラダ+ベーコン。ニッカンと日経を読みながらゆっくりといただく。バースデー割引券にて20%OFF。
 中山8RフェアウェルSにて万馬券を的中して、有馬記念へ。ディープインパクトは、マイナス4キロ。大敗の予感がする。ただし、何が勝つかはわからない。ペリエさんから総流し、グラスボンバーから総流し、ディープ以外の有力馬のボックス。
 ディープ敗れる。しかし、よく2着に来たともいえる。追い込み一辺倒のハーツクライを、「前に行きたい」と渋る橋口師に直訴して先行したルメールが見事というしかない。一銭にもならなかったけど、ディープの敗戦を読めたのは、長年やってきたからこそと勝手に自賛する。
 母親と妹夫婦が来て、ファミリークリスマス。横浜にて会食。
 帰宅して、21時から再びフジテレビ739。いよいよ女子フリー。極限のプレッシャーの中で、トップ6がほぼ完璧な演技。荒川の演技を見て、これなら五輪大丈夫と思ったが、恩田とわずか1点差。そして、大きく上回る村主の完璧な演技。この演技なら村主もスルツカヤに挑戦できそうだ。
 最終的には、村主、荒川、安藤と無難な選考になったが、安藤が恩田に負けていたら、選考は難航したと思われる。中野の得点が伸び悩んだのもちょっと気の毒な感じはある。事前に選考基準をある程度明確にしていたのでよかったが、連盟は、本音では安藤を落としたかったのではないかという気もする。今の安藤では、ちょっと世界では戦えない。ダメ元で4回転に挑んでもらいたい。
 真央ちゃんが出られない問題についていえば、マリーンズが優勝してからプレーオフにケチをつけるのと同じで、初めからわかっていたこと。ただ、五輪に出られないなら、グランプリシリーズにも出られないようにした方がお互いに納得するような気もする。日本に有力選手がいなければ、連盟ももっと暴れたかもしれないが、これだけ層の厚い選考では、真央ちゃんを入れれば、もう一人落とさなくてはならないこともあり、まぁ仕方ないと思う。そういう意味でも、村主が、真央ちゃんの得点を大きく上回って優勝してくれたことは、よかったと思う。

12/24:敗軍の将、兵を語らず

◆ソウル→横浜:くもり

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 8時起床。入浴。8時30分朝食。ジンさんが運んでくる。お部屋にて、韓式朝食、ジュース、コーヒー。
 読書。二度寝。入浴。11時30分、ジンさんが冷蔵庫のチェックにやってくる。Wホテルのスタッフは、あまり日本語が堪能とはいえない。
 12時チェックアウト。カジノへ参戦。BJ、ルーレット、BJ、大小。
 まぁ、正直、チャンスがなかったわけではないのだが、負けは負けである。負けたギャンブルをふり返るのは、ギャンブラーの悪いクセである、とたしか伊集院静氏も言っていた。ただ立ち去るのみである。技術以前の問題として、やはり格負けしている。しかし、負け犬になる訳にはいかない。チャレンジあるのみである。
 金浦空港へは、地下鉄65分、150円。空港内フードコートでは、冷麺が600円。隣国は、敗者に寛容である。
 ラウンジにてネットがあっさりつながった。正直嫌な予感がしていたので、恐る恐るJRAホームページにて、うしという方のラジオたんぱ杯の結果をチェックするが、何のことはなくて、すべてが終了していたようである。

12/23:イイ男のクリスマスは?

◆横浜→ソウル:くもり時々雪

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 5時40分起床。YCATから出発。第2ターミナルから国際線ターミナル。8時15分のJL8831便にて出発。2ヶ月前と同じ慣れたコース。B747は、機材が新しくなっていた。無料航空券エコノミークラスなので、わずか14500マイルで行かれる。
 ベルト着用サインが消えて、リクライニングを倒すと、いきなりうしろから椅子を激しく叩かれる。事前に声をかけずにリクライニングを倒したということで、後ろのオヤジが激怒している。声をかけるのがマナーかもしれないが、世の中いろいろあるマナーの中でもあまり実行されていない方ではないだろうか?たまたま飲み物でもこぼれそうになったのかもしれないが、後ろから2回も座席を叩く方もジェントルとはいえない。機内アナウンスなどで、
「リクライングを倒す際は、後ろの方にご配慮ください」
 と言う場合があるが(今日はなかった)、後ろの人がNOといったら倒せないのだろうか?同じお金を払っているのに、後ろの人の虫の居所で利便性が変わるような座席を作る方にも問題がある。後ろに大きな迷惑がかかるなら、初めから全員リクライニングしない座席にしてもらった方がすっきりする。
 小雪舞うソウルは、氷点下5度。北の大地なみの寒さである。地下鉄で中心部へ出て、前回、サイス夫人と美女にご馳走するつもりで果たせなかったノビチブさんにて、骨つきカルビをいただき、ウォーカーヒルへ。今回は、Wホテルさんである。ロビーから、正直、かなりばかっぽい雰囲気が漂っている。
 部屋に入ると、白と赤。真っ白なデスクのガラスの向こうにバスがあり、シャワーブースは独立、真っ赤なベッドカバー、真っ赤なソファーとクッション。予想していたとはいえ、衝撃的な部屋である。おそらくうちの母親はダメだろうし、うしという方もダメだと思うが、小生は、これはこれでよしとしている。入浴してから昼寝。
 再度入浴して、読書。中公新書「経済学的思考のセンス-お金がない人を助けるには-」。「さおだけや~」の上級編みたいな内容で、なかなかおもしろい。「イイ男は結婚しているのか?」もしそうなら、負け犬は今から相手を探しても遅い。しかし、「結婚したからイイ男になったのか?」。後者であれば、30代女性も今からでも遅くはないという。その他、「女性はなぜ、背の高い男性を好むのか?」、「プロ野球における戦力均衡」、「人は節税のために長生きするか?」など、日常的なテーマを経済学的思考で解こうとする試みがおもしろい。
 しかしながら、背が低くて、Wホテルで中公新書を読む男性が「イイ男」でないことだけは、たしかである。仕方がないので、ブログをチェックすると、久々にみなさん更新されている。ミノのトークショーあり、ALFEE3連闘あり。ないるさんも上京している。クリスマスになってもお歳暮の話ばかりの方をのぞいては、みな徹底的にやっているようである。小生もカジノに参戦することにする。

12/22:ニジンスキー・シアトルスルー・シンボリルドルフ

◆浜松→東京・横浜:はれ時々くもり一時雪

 オークラアクトシティ浜松の朝食は、何とかパックで、本来2079円のところが500円になるという。そこまでするなら、初めから朝食付パックにすればよいような気もするが、予想以上に充実していた。部屋に届けられる新聞は、なぜか産経。高速インターネットが低速だったり、エアコンの調節が今いちなどの問題もあるが、一応満足。
 小雪舞う浜松駅。上り新幹線は、軒並み30分から60分の遅れ。こだま号自由席にて帰京。
 有馬記念枠順確定。さすがに今回は盛り上がっている。今年は、女子ゴルフを筆頭に、F1や相撲などバブル期以降長期低迷のスポーツの人気が復活の気配を見せたが、ディープインパクトで競馬もどん底を脱出するか。
 歴史に残る無敗の3冠馬といえば、まずは、イギリスの至宝ニジンスキー。セントレジャーで3冠達成後、凱旋門賞で敗れる。アメリカ史上初の無敗の3冠馬シアトルスルー。3冠達成後の初戦スワップスSで敗れる。そして、シンボリルドルフ、3冠達成後の初戦ジャパンCで敗れる。
 シックスセンスの香港2着をものさしにしなくても、ディープインパクトが現在世界最強であることは、ほぼ間違いない。海外からもジャーナリストが多数かけつけるようである。しかしながら、冬の中山、コーナー6回の2500m、ダイユウサクがメジロマックィーンを負かしたこともある。オグリキャップが奇跡の復活をしたレースでもある。ディープインパクトが生涯一度負けるとしたら、3冠達成直後のこの有馬記念しかないのではないか?前記3頭が、敗戦でその名声に傷つくことがなかったように、来年何ごともなかったかのように勝ち続けてくれればよい。
 惜しむらくは、狙ってみたい穴馬がどうにも役不足。となれば、やっぱりオリビエ・ペリエであり、安藤勝巳さんということにならざるをえない。

 ◎デルタブルース
 ○スズカマンボ
 ▲ビッグゴールド
 △ハーツクライ
 △コイントス

 こんなんで年が越せるのだろうか。

 21時すぎに帰宅。何年ぶりかで「とんねるずのみなさんのおかげでした」を見る。それぞれ大一番を控えて、負けぐせをつけたくない吉田秀彦と武豊の「食わず嫌い対決」。両者譲らず引き分け。さすがにしぶとい。

12/21:ターニングポイント

◆横浜・東京→浜松:はれのちあめ

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 昨日、来年度予算の財務省原案が内示された。景気回復による税収増、定率減税廃止による税収増、歳出削減の継続により、国債発行額は、大幅に減額された。日経の見出しを借りれば、”財政・金融「危機」から「平時」”ということになる。なんだかんだいっても、竹中平蔵君の路線の成功であり、彼を登用し続けた小泉首相の経済政策の勝利ということは認めざるをえないのではないか。勝ち組と負け組の格差の問題、少子高齢化の問題、凶悪犯罪の増加の問題などもあるかもしれないが、これらは、必ずしも小泉首相一人の責任を問えるものではない。こと内政に関しては、かなりの結果を残しつつあると思う。
 その2005年は、ジャイアンツ戦視聴率の低下、ヴェルディのJ2降格など読売が本格的に終了、朝日やNHKも不祥事が続き、フジテレビ、ニッポン放送、TBSなども、社長が無能なことをさらけだした。これから、案外、すばらしい時代が到来するのではないか?という期待感も出てくるが、そんな中、マリーンズ小坂が読売入りとは、誠に遺憾である。
 ひかり号にて出発。浜松の街はおそらく初めて。アクトシティオークラさんは、部屋も広く機能的で、なかなかよい。ヘルスクラブの大浴場2100円も気になったが、断念して早々に就寝。

12/20:ふぐオフ

◆横浜・東京:はれ

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 忘年会シーズン真っ盛り。ぐんぐんさんを招いて、年に一度のふぐオフが開催される。八重洲の「ひよく割勘亭」さんは、一応天然ふぐを強調している。8800円税サ込みで、刺身、唐揚、ちり、雑炊を満喫。お酒も飲んでひとり1万円でお釣りが来るのはリーズナブルである。上達しないゴルフ問題、そうは言っても120でまわられるとぐんぐん杯をさらわれかねない問題、となればサイスさんに期待するしかない問題、W杯日本3敗問題、ルービン財務長官問題、1ドル147円でUSMMFを購入するのはいかがなものか問題、うしという方から会社にメールが届くのはいかがなものか問題、それを録画するのもいかがなものか問題など久々にゆっくりと歓談。
 ぐんぐんさんは、マンダリンオリエンタルホテルへの転戦を希望されたが、寒いし遠いので、丸の内ホテルさんへ参戦するが、例によって入場できない。やはり時代がミニバブル化しているようである。仕方がないので、丸ビル36Fのバーへ転戦して、マッカランのロックをいただきながら、N嬢、Y嬢、もりちゃんさん、Tミキさんら美女がみんなイッキマンさんに取り込まれてしまったのはあんまり問題について検討して、京浜東北線にて帰宅。

12/18:氷点下11度

◆清里→小淵沢→横浜:雪のちはれ

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 寒波襲来。6時30分起床。朝風呂。あまりに寒そうで、露天風呂に入る勇気がないので内風呂。洋朝食をゆっくりいただいて、9時にチェックアウト。
 一歩外へ出た瞬間、ちょっと経験したことのない冷え込みである。あまり雪の降らない清里であるが、夜の間にうっすら積もってしまい、それが凍りついている。ちょっと、アベンシス号には、手に負えない状況である。なんと、クルマの中のお茶が夜の間に凍っている。衝撃的である。
 駐車場を出るのが精一杯で、チェーンを装着することになるが、こういうとき、小生はまったく役に立たないので、撮影に専念する。標高1400メートル、なんと外気温はマイナス11度!北の大地でも札幌あたりでは、なかなか経験できない温度である。一冬に一度あるかないかくらいの寒波襲来、おそらくもーさんの家あたりは、大変な大雪になっていると思われるが、気温だけならこちらの方がずっと低い。
 小淵沢まで降りてきてもあまり状況は変わらない。氷点下の乗馬とはちょっと考えられないが、サイスさんは、やる気十分である。サイス夫人はリタイア。小生はといえば、仕方なくリンクス号にまたがるが、馬もやる気がなく、昨日以上に言うことを聞かない。後半は、馬が勝手に中央へ集まってきて終了を促すありさまである。
 ほうとうをいただいて帰京。もーさんの日記の更新が遅れている。大変心配である。イッキマンさんが、酷寒の中、今年の目標を達成できたのか?大変心配である。もりちゃんさんが、この酷寒の中、無事にホールアウトできたのか?大変心配である。

八ヶ岳ロングライディング

12/17:小海線と乗馬と星座

◆横浜→小諸→小淵沢→清里:はれのち雪

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 4時40分起床。いくらなんでも早い。5時半の横浜駅では、忘年会のまま飲み明かして始発で帰る若者の姿がめだつが、一転して、6時の東京駅では、ボードを片手に上越新幹線をめざす若者の姿がめだつ。ガーラ湯沢行きのMAXたにがわ号は、グリーン車まで満席というから驚く。小生は、あさま号にて出発。
 佐久平駅のホームに降りた瞬間、強烈な冷え込み。ここから小海線。いったん逆方向へ向かい、小諸ですぐに折り返す。途中までは、けっこうお客さんが乗っている。野辺山駅は、JRでもっとも標高の高い駅。次の清里との間に、JR最高地点。清里でおばさんがたくさん乗ってきて、10時24分に小淵沢到着。
 当初は、「美女と乗馬」の予定であったが、諸般の事情により、やや遺憾ながら、「サイス夫妻と乗馬」である。サイスさんの忠実なお弟子さんであるところのモガチュー氏も欠席という。しかるに、サイスさんは、はりきっており、小生を迎えに来る前に、もう乗ってきたという。一方、サイス夫人はというと、3時まで飲んだとかで、いかにも体調が悪そうである。
 かなり冷え込んでいるが、北の大地ばりの重装備で、久々の乗馬。リンクス号は、あまり言うことを聞いてくれないが、雪景色の中の散策は気持ちがよい。サイスさんなどは、5年後には、レースに出たいと張り切っている。
 清里駅前でランチ。るるぶをたよりにハンバーグのお店を探すが、いくら探しても見つからず、電話をすると、
「倒産しました。」
 とのこと。仕方がないので、ビーフシチューをいただく。
 前回に引き続き、清里高原ホテル。夫妻は昼寝。小生は、入浴、昼寝、入浴。ここの温泉は、万葉倶楽部同様、近所から運んできているので、まぁうさんくさいのであるが、雪がちらつく中の露天風呂は悪くない。
 18時から夕食。サイス夫妻は旅の窓口で、小生は、オフィシャルサイトで予約したこともあり、なんとメニューが別々である。チェックインをいっしょにしたのであるから、そのときに一言あってもよさそうであるが、昼に盛大に食べてしまったので、いずれにしてもとても食べきれない。
 まぁ、いろいろ問題もあり、それにしては、けっして安くもない清里高原ホテルであるが、それでも泊まるのは、天文台があるからである。本日は、天候不良とのことで、土星と月の講義になってしまったのだが、途中で、少し回復したということで、急遽観測再開。月、土星の輪などを堪能する。どちらかというと、乗馬よりは、天文の方が小生には似合いそうだ。サイスさんが乗馬の大会に出る5年後までに、小生も天文について薀蓄を語れるくらいにはなっておきたいものである。
「瞬いているのは恒星、瞬かないのは惑星です。」
 と教えていただくが、前回、山小屋と火星を間違えたサイスさんがみつけた”瞬いている星”は、恒星ではなく、飛行機であった。

 ○新たに乗りつくした路線:小海線
 ○新たに乗りつくした距離:78.9キロ。
 ○今までに乗りつくした距離:14902.4キロ。
 ○まだ乗りつくしていない距離:4941.6キロ。
 ○乗りつくした路線の割合:75.10%(△0.40)
 ○会社別:JR東日本 69.3%(△1.1)

清里高原ホテル

清里高原ホテルBlog

12/14:火事場泥棒でどこが悪い

◆横浜・東京:はれ時々くもり

 先生も走るほど忙しい師走ということで、社内に残っている人も少ない。ヒマなのは、小生と新人さんくらいということで、F嬢2号と2人だけでランチに行く。娘と2人きりのランチにとまどう父親というところであるが、TOKIA内にオープンした「野の葡萄」さんへ参戦。
 11:30に会社を出たものの、TOKIAまで行くとけっこう遠い。しかも、大盛況で、30分以上待たされる。しかしながら、これは流行ると認めざるをえない。いわゆる何トカさん家の有機野菜みたいなヘルシーメニューが中心だが、ランチビュッフェの種類が豊富でとても充実している。あれも食べたいこれも食べたいけど全部は食べられないという、ビュッフェのあるべき姿で、ドリンクも甘いものも充実して1600円。すでに有名なのかもしれないが、かなりお薦めである。
 往復30分、待ち時間30分以上、お食事1時間弱ということで、昼休みが2時間になってしまった。帰社すると、睡魔が襲ってくる。18時退社。
 姉歯氏の証人喚問がトップニュースなのだろうが、小生が非常にガッカリしたのは、大手証券会社が、ジェイコム株で得た利益を返上するというニュース。先日来、市場の論理の明快さを褒めたばかりなのだが、大変残念である。与謝野氏あたりが、火事場泥棒呼ばわりしたのが発端で、もちろん強制力はないが、イメージダウンを恐れての自主的返上なのであろう。しかし、食うか食われるかの相場の世界で、火事場泥棒もへったくれもないはずである。まして、今回は、食われるのは、みずほ証券一社である。まぁ、もちろんデイトレーダーが食われても一向に構わないのであるが、いずれにしても弱者保護とかで、政治が介入する問題ではないはずである。あるいは、みずほ証券だけなら見殺しにするつもりが東証にも責任が出てきたので、大手証券会社も配慮せざるを得なくなったのだろうか。
 売りと買いが一致したから取引が成立するわけで、成立しない場合は、売り手と買い手の手口は、最後までわからない。もし今回誤発注が正しく取り消されていれば、野村やUBSがすかさず買いを出したことは、公にならなかったはずである。手口だけが公開されてしまい、利益を得られず、火事場泥棒呼ばわりされるのは、どうみても割に合わない。セリの際、自分は買う気がなくても、価格を吊り上げることはできるが、万一その後誰も声がかからなければ、自分が引き取るしかない。ポーカーだって同じで、すべてはかけひきである。
 相場の世界なんて、元々泥棒の集まりみたいなものである。銀行だって同じであろう。火事場泥棒おおいに結構。今回、外資系証券会社の名前が多かったが、野村の名前もあって、むしろ「さすが野村」と感じさせた。名前が出なかった証券会社こそ無能をさらけ出したのではないかと思う。

ぶどうの樹

12/13:リカちゃんオフ

◆横浜・東京:はれ

 ありがちな社交辞令といえば、何年も会っていない友人への年賀状に「今度飲みましょう」と書くのがなんといっても筆頭格であるが、オフの際に、相手の方が親しい共通の知人の名前をあげて、「今度○○ちゃんも誘ってね」などというのも、なかなか実現しないものである。先日の蕎麦オフの際、N嬢のご学友であるところのリカちゃんによろしく、と伝えたものの、まさか4日後にオフを設定していただけるとは思わなかった。
 めでたくオフが実現することになったものの、いざ実現するとなると、いかんせん数年前に一度だけお会いしただけなので、実は、よく思い出せない。こういうときは日記が実に便利である。今の家に引っ越す前で、たしか春頃だったとたどっていくと、2003年3月12日であることがわかり、当日は、青い稲妻・松本問題、呂明賜問題について検討したようである。30代女性の話題としては、衝撃的であるが、これなら何とかなりそうである。
 千疋屋総本店2Fレストランにて無事にオフ開催。うしという方のご好意により、奥の方のよい席が用意された。呂明賜問題を持ち出すと、衝撃を受けていたが、呂明賜の偉大なところは、深く議論しなくても、口に出すだけで、何となくおかしみが漂ってくるところである。30代独身者ばかりであり、川崎球場問題、竹内結子問題、夜に爪を切ってよいのか問題、霊柩車が来たら指を隠すか問題、横浜そごうでは誰が見ているかわからない問題など予想以上に盛り上がり、デザートのストロベリーパフェまで満喫して解散。

12/12:イライラ月曜日

◆横浜・東京:くもり時々はれ

 ストレスのたまる会議。建設的な提案をしない人に限って文句ばかり。
「自分で何もやらなかったくせに、後になって決まったことにぐちゃぐちゃ言うな!」
 と言いたいのをこらえて、時間をかけて、名より実を取る。徳川家康か。
 しかし、帰りの車中で、急に不快になってくる。やっぱり暴れるべきだったか。なぜか、るいさんの顔が浮かぶ。やっぱり、我慢して実をとって正解か。
 東証暴騰。ジェイコムの決済は、91万円で、個人も法人も区別なく強制的に適用するという。さすがは、市場の論理は明快である。しかし、みずほ証券が取り消せなかったのは、東証のシステムにも不具合があったとなると、損失の分担はどうなるのか?みずほ証券の400億は、いざとなったら、みずほFGで何とかするのだろうが、東証の場合、そんなに負担できるのだろうか?たしか株式会社だったと思うけど、倒産したりするのだろうか?以前、村上ファンドが大証を買い占めたとき、
「買占めが嫌なら上場しなければよい、個人的には、取引所の上場は自分も反対だ」
 と村上氏は言っていた。民営化論者の小生だけど、公共財に近い独占企業の民営化って、結局、政府や官僚の影響を否定しきれないので、なんか中途半端な気がするのも事実である。
 先日、東証が黄金株に反対したとき、政治家や財界がそろって文句をつけたけど、大きなお世話だ。そんなに嫌なら札証とか名証に上場すればいいのだ。いろいろ問題もあるが東証にはがむばってもらいたい。
 帰宅すると、朝から洗面所の水が流しっぱなし。。。昨日からあまりにもあんまり。キング・カズ終了。

東京証券取引所

12/11:寝坊→閉め出し→運休→満席→遅延→終了

◆札幌→横浜:はれ

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 6時に目が覚めるが早すぎるので二度寝。その後も何度か目が覚めるが、いつまでたっても目覚ましが鳴らないので、おかしいと思い、時計を見ると、なんと9時半。目覚ましは、セットされていなかった。
 朝風呂は終了。あわてて朝食会場へ。ニッカンと日経を購入するが、ゆっくりいただく時間がない。あわただしく済ませて、部屋へ戻ろうとすると、インキーして閉め出されてたことに気づく。
 10時半チェックアウト。中島公園前から10:42発という空港行きのバスがあるらしい。徒歩1分なので、便利。夜の間にまた数センチ積もったようで、新雪をキュッキュと踏みしめながら歩く。気持ちのよい快晴。
 ところが、バス停に着くと、「高速道路通行止めのため運休」と掲示されている。どうも夜の間にけっこう降ったようだ。仕方がないので、駅へ出て、快速エアポート。長距離列車のダイヤはやや乱れている。快速エアポートは、定時運行だが、Uシートは満席。
 予約は15:30だが、いつもおなじみの12:30発の62便に変更。ラウンジで出発を待つが、使用機材が到着しない。新千歳空港も滑走路が一時閉鎖されて、ダイヤがかなり乱れているようだ。50分遅れ。
 こうやって書いていると、あまりにもあんまりのようだけれど、別に急ぐ旅ではないので、まぁ実害はそれほどでもない。少なくとも、うしという方にうらやましいと思われたくて旅をしているわけではないのだ。たしかなことは、小生は北へ、るいさんは西へ、うしという方は、引きこもりということである。
 とまぁ、余裕を持っていたのも、中山最終レースで、スプートニク号の勝利を確信していたからである。中山芝1600で、デザーモなら負けられない。遠征代くらいすぐに戻ってくるはずである。
 YCATへ戻ってきて、スカイビルで散髪。最近は、イッキマン夫妻だけでなく、もりちゃんさんにも目撃されたらしいので、周囲に注意して帰宅。香港国際レース中継の後、いよいよグリーンチャンネルのレースリプレイを見る。
 10R、内田が武豊を差して、デザーモ3着。メイン朝日杯、内田がデザーモを差して2着。そして、最終レース、スプートニクは、絶好2番手から伸びず、内田に差されて3着。あまりにもあんまりであるが、世界のデザーモより大井の内田ということだけは、間違いなさそうだ。
 P.S.
 まぁ、そうは言っても、日記もアップしたことだし、サントリー・ザ・プレミアム・モルツでも飲みながら、ゆっくり資生堂のカレーでもいただこうと思うと、ご飯が炊けていない。「炊飯」ではなくて、「保温」を押してずっと待っていたようである。最後の最後まであまりにもあんまり・・・

12/10:やっぱり北の大地!

◆横浜→千歳→苫小牧→夕張→追分→岩見沢→札幌:くもりのちゆき

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 W杯の抽選会にあわせて起きる予定だったが、目覚ましをセットするときには、忘れてしまい、6時起床。テレビをつけると、ブラジルと同じ組。まぁ、強いチームが2ついるより、めちゃくちゃ強いチームが1つの方がよいという考え方もできなくはない。それと、ブラジル戦が第3戦なので、それまでにブラジルが2勝して、「日本戦は引き分けでも1位通過」みたいな状況になっていてくれれば、ジーコ監督だし、少しは、可能性が出てくるかも。
 YCATから出発。8時のANA53便。ジャムボの2階席の最前列の2人がけで隣がいないというエコノミークラスでは、最高ともいえる環境。
 今回は、室蘭本線の沼ノ端-岩見沢間と石勝線の新夕張-夕張間がターゲット。当初の検討では、効率よくすべて廻るには、苫小牧発10:24に乗る必要があり、新千歳空港着9:35ではそれは無理という結論だったのだが、千歳線との分岐駅は、苫小牧ではなくて沼ノ端なので、沼ノ端10:32なら、空港からタクシーを飛ばせば間にあうことに気づく。もっとも、超割は、前の便には、変更できるのだから、早起きしてW杯の抽選を見て、7時頃の便に乗れば、タクシー代4600円は節約できたはずではある。
 遠浅、早来、追分と社台グループの牧場名でおなじみのコースを進み、追分から新夕張、さらに夕張。乗り換えても、白地に緑のラインのJR北海道カラーのキハ40の単行ばかり。終着の夕張は、なんと無人駅。
 8分で折り返して、追分から今度は、室蘭線を北上して岩見沢へ。絶妙の乗り継ぎが続くが、これを逃すと、次は夜まで列車がなかったりする。今日のコースは、レンタカーで何度か通っているコースなので、特に目新しいところはない。1両だからといえばそれまでだが、意外とお客さんは乗っているようだ。
 冬の北の大地。当然冷え込んでいるのだが、車内はむしろ内地より暖かいくらいなので、落差が激しく、着たり脱いだりが大変である。また、駅で列車を待つときに、普段のクセで数分前からホームで待機したりすると、わずかな時間の間でも、強烈に冷える。よく見ると、他の人は、みんなギリギリまで待合室から出ようとしない。
 ボックス席にずっと座っていて、お尻が痛くなってきた。岩見沢からスーパーホワイトアローでようやく札幌入り。お昼を食べ損ねたので、さっそく味の時計台さんで腹ごしらえをすると、雪がにわかに激しくなってくる。アートホテルズさんにチェックインして、さっそく入浴してようやく一息つく。
 ひと休みしてから完全防備で外へ。下着の上に長袖の保温下着を着て、シャツにセーターを2枚重ねてジャムパー。マフラー、耳あて、手袋、靴用ホカロン。氷点下7度の大通公園にてホワイトイルミネーション。北の大地には、50回くらい来ていると思うが、初めて札幌テレビ塔の展望台へ。
 入浴、マッサージ、氷いちごミルク、入浴、足裏マッサージ。就寝。

 ○新たに乗りつくした路線:室蘭本線(沼ノ端-岩見沢)、石勝線(新夕張-夕張)
 ○新たに乗りつくした距離:83.1キロ。
 ○今までに乗りつくした距離:14823.5キロ。
 ○まだ乗りつくしていない距離:5020.5キロ。
 ○乗りつくした路線の割合:74.70%(△0.42)
 ○会社別:JR北海道 83.9%(△3.3)

12/9:美女と蕎麦2

◆横浜・東京:はれ

 早朝、SBIホールディングスを押し目買いすべく追加注文してから出社。日経でみずほ証券誤発注の記事を読んでいるうちに、正しく注文したかどうか不安になってくる。つい先日も、70000円のSBIと700円の双日を同じ日に注文した際、まちがって、双日の指値を70000円と入力してしまい、警告メッセージで気づいたばかりである。インターネット投票でも馬券の場合は、口座残高までしか買いようがないが、株の場合は、受け渡し日までに現金を用意すればよいので、うっかり注文が成立してしまうので怖い。
 今回のような単純ミスでも市場は許してくれないので、買い戻さなくてはいけない。一人の社員の単純ミスが、300億の損失になってしまう。まったくもって恐ろしいが、それが、市場の市場たるゆえんであり、スジの通った世界である。
 ところで、姉歯建築士の問題で、マンションの住民を税金で救済すべきという声は大きくなっても、今回のみずほ証券を救済すべきという声は皆無である。もちろん同列に論じられる問題ではないが、もし、住民は、人間だけれど、みずほ証券は、企業だから、ということであれば、ちょっとおかしい。入力ミスをした社員は、人間である。もちろん小生は、みずほ証券を救済するべきとは思わないけれど、姉歯がらみ物件を購入した人だけを税金で救済するのがフェアか?という疑問は残る。
 風邪がなかなか完治せず、熱っぽい。ドリンク剤を飲んで、18時30分退社。神楽坂・蕎楽亭さんにて、「第8回・しんちゃんさんと蕎麦を食べる会」が開催される。今回は、F嬢がゲスト参加。小生以外の会員は、すべて女性であり、考えようによっては、小生も大したものであるが、N嬢、A嬢は、イッキマンオフにも参加して、ぐんぐんさんにも会ってきたという。油断ならない。さらに、大ヴェテランのKさんにも寿司オフにおよばれしていたという。油断ならない。
 帰宅すると、イッキマンさんから美女とゴルフのお誘い。大変魅力的であるが、諸般の事情により参加できず。無念。
 SBIホールディングス暴騰。小生の指値では購入できていなかった。無念。

12/7:ちょっとバブル

◆横浜・東京:くもり時々はれ

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 うしという方とランチオフ。マイネルスケルツィ号の勝ち祝いということで、マンダリンオリエンタルホテルさんに入場してみる。ホテル直通エレベーターの乗り場から、ゴージャスな雰囲気が漂ってくる。野村が何かイベントをやっているらしく、「The Nomura ナントカ カントカ」と手ごわそうな英語の看板が出ている。ちょっと相場が元気になってくると、やはり、野村が格を主張し始めるようである。
 38Fへ。このあたりでは、一番高いので、ビューがすばらしい。しかしながら、ランチをいただこうとすると、どこもブックフルであるという。まぁ、オープンしたばかりで、人気なのであろうが、小生、今日はラフな格好だったので、ひょっとすると、入場をお断りされたのではないか?という疑いもある。ちょっと景気がよくなってくると、世の中手ごわくなってくるようである。
 仕方がないので、2Fの千疋屋総本店さんパーラーにて、Aランチをいただく。新店舗は、吹き抜けで天井が高く、店内のデザインも小生好みでいい感じである。1575円でデザート、コーヒーも付くので、案外リーズナブル。るいさんの高血圧問題、もーさん日記問題、yayoiさんブログ問題、三重県在住のM君問題、クラス会問題、K君の妹問題、ハウステンボスジェイアール全日空ホテル問題などについて、久々に意見交換をしながらAランチをいただき、お腹も一杯になったところで、うしという方が、アメリカンショートケーキ945円を2人分注文する。正直とても食べられないと思っていたが、さすがにすばらしいお味で、ペロリと平らげてしまった。yayoiさんにもおすすめである。
 東証反発。しかし、SBIホールディングスは、小生購入後いったん暴騰した後、暴落を続けている。やはり北尾氏恐るべしである。トッパンフォームズも続落。ここでひるむわけにはいかないので押し目買い。
 ワム!や達朗が流れ、ライトアップも美しい年の瀬、ちょっとバブルっぽくなってきた。もちろんホンモノではないだろうが、バブルっぽい気分になるだけでも、「やっぱり野村かぁ」のCMが流れていた2000年頃以来だから、ずいぶん久しぶりである。スイスオテルからぐんぐんさんが戻ってきたら、ふぐオフでも開催したいところである。

12/6:100年後のワム!と達朗

◆横浜・東京:くもり時々はれ

 もーさん家付近では、すでに大雪となっているようだが、今日は横浜もかなり冷え込んだのでコートを着て出社。いよいよ年末らしくなってきたが、会社へ向かう途中の地下街でも、朝からワム!が流れてくる。小生、今さらクリスマスが来ても来なくてもあまり関係ないような気がするが、なんだかんだいって、ワム!が流れてくると、気分が盛り上がってしまうのもたしかである。
 それにしても、洋楽をほとんど聴かない小生としては、ワム!と言われても、実はよくわかっていない。他の曲はひとつも知らない。たとえば、アバとワム!は、どちらが格上なのかもよくわからない。
 せっかくなので、少し調べてみると、アバもワム!も「日本でアルバムチャート1位になった洋楽アーティスト」というのにランク・インしている。ビートルズ、カーペンターズ、マライア・キャリー、サイモン&ガーファンクルなど35年間で30組くらいしかいないようであるから、たいしたものである。ちなみに、「ラスト・クリスマス」は、シングルチャート(週間ベスト100)に、10年連続チャートインというすごい記録を持っている。年末になると、いつのまにか100位以内に再登場しているのである。
 しかし、その上をいくのが、達朗で、こちらは19年連続通算20年のチャートインだという。1980年代から毎年欠かさず年末にランクインしているのだから衝撃的である。きっかけは、やはりJR東海なのだろうか?
 たとえば、「卒業」というと、尾崎豊だったり、菊池桃子だったり、斉藤由貴だったり、松田聖子の「制服」だったり、ハイ・ファイ・セットやユーミンの「卒業写真」だったりするのだろうが、クリスマスといえば、達朗とワム!が突出している。あとは、「きよしこの夜」とか「ジングルベル」でないと対抗できそうもない。あるいは、第九か。
 外国のクリスマスもやっぱりワム!なのだろうか?というのも謎であるが、100年後のクリスマスもやっぱり、日本では、ワム!と達朗が流れているのだろうか?そのとき、ワム!や達朗は、ベートーベンのような存在として語られるのだろうか?

クリスマスソングといえば

日本で1位に輝いた洋楽アルバム

 

12/5:戦力外通告と男女論

◆横浜・東京:くもり時々はれ

 寒い福岡からの遠征帰り、入浴して暖まり、ジャンクスポーツを見ながらビール。ついでに明日の日記も書いてしまうことにする。たぶんかなり冷え込んでいるはず。
 プロ野球に続いて、サッカーも戦力外通告のシーズン。ファイターズからは、岩本、芝草、上田、石本、西浦、高橋憲といった、小生が応援し始めた頃のおなじみの面々が退場してしまった。横浜FCにいたっては、半分近くの選手が終了。W杯初出場のトリニダード・トバコ代表のシルビオも退団、クラブ創設時からのメムバーである小野信義も終了してしまった。
 もちろん、かつて声援を送り、あるいは、ヤジを飛ばしたなじみのある選手の引退、移籍は寂しいのではあるが、一方で、「自分がGMや監督でも同じ決断をしているだろう」という気持ちもある。コーチをしていた大貝や西俊児が退場したのも、寂しいけれども、「彼らがいつまでもコーチやってるようじゃヤバイ」とも思う。
 昔から、「男だったら一度はプロ野球の監督をやりたいと思うもの」と言われている。あるいは、連合艦隊司令長官とオーケストラの指揮者とプロ野球の監督が3つ並べられることもあるようだ。小生ももちろんやってみたい。ここで、注目すべきは、4番打者やエースをやりたいのではなくて、監督をやりたいという点である。居酒屋でプロ野球談義をするおっさんたちは、自身は中間管理職なのであろうが、みなそれぞれに、自分が監督だったら、1番打者は誰で、4番は誰、代打の切り札は?、先発ローテーションは?、クローザーは?、左のワンポイントは?とチーム像を描いているはずである。特定の選手に声援を送りながら共感するというよりは、戦力を束ねて指揮することに魅力を感じている部分がある。当然、来年は、誰にお引取り願うか、ということもここには含まれる。
 例によって、何でもすぐ男女別に単純化しすぎると言われそうだが、昔から、軍隊や、政治のトップを男性がやってきていること、女性は、家庭を守ってきていることが、戦力外通告に対する、男女の反応の差になっているのではないかと考えてみた。団体競技の女子チームの監督に、まだまだ男性が多いというのも無関係ではないと思う。もちろんどちらがよいとか悪いとかいうことではないし、すべての人がそうだというつもりもないし、これからもそうだというつもりもない。野田聖子さんが終了した今、女性首相は当分誕生しそうもないが、例えば、野中ともよさんが、三洋電機をどう再生するのか、ちょっと興味はある。

12/4:唐津線・筑肥線(唐津-姪浜)

◆ハウステンボス→佐賀→唐津→福岡→横浜:くもり時々あめ

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 7時30分起床。朝風呂。ゆっくり暖まってから朝食ヴァイキング。ニッカンと西日本新聞を読みながらゆっくりといただく。オムレツは一応焼いてくれる。サラダバーのレタスが今ひとつフレッシュでないが、とろろと納豆でご飯が進む。オレンジジュース3杯、コーヒー。
 外は嵐になっている。今日は、唐津線と筑肥線に乗って、福岡空港から帰るだけなので、まぁ、雨でもかまわないが、風が強いし、寒い。夜には雪になるかもしれないなどと言っている。飛行機が飛ばないと困るので、早く帰りたい。
 ハウステンボス発9時47分の普通列車で出発。JR九州は、ローカル車両も座席が快適である。老朽化した485系なんかよりもよっぽど乗り心地のよい車両がある。早岐、肥前山口で乗り換えて久保田へ。何もないところだが、一応ここが乗り換え駅で、ここから唐津線が分岐。唐津へ向かうには、有田から松浦鉄道で伊万里経由というのもあり、その方が近いのだが、乗り継ぎがうまくいかない。いずれにしても今回両方は乗れないので、もう一度来ることになる。中途半端に残してしまうと効率が悪いのだが、まだ長崎本線の旧線なども未乗なので、そのへんと組み合わせるしかなさそうだ。
 唐津競艇の新聞を読んでいるおっさんや学生くらいしか乗らない地味な路線で1時間ほど北へ向かい唐津。反対ホームにいる福岡空港行きに乗ればずいぶん早く帰れるけど、あと一駅西唐津まで乗っておくことにする。終着の西唐津で、折り返しに40分あるので、お昼でも食べようかと思っていたが、博多から直通する列車の終点でもあるのにこれほど何もないところとは思わなかった。待ち時間がつぶせないので、阪神ジュベナイルフィリーズの馬券を購入してしまう。さらに、うしという方の2歳馬が勝ち上がったという遺憾な情報が飛び込んできた。
 低気圧が通過して、寒冷前線の後ろ側に廻ったためか、強烈に冷え込んでくる。通勤型の電車なので、駅に着くと、4つの自動ドアが開くので、めちゃくちゃ冷える。今日は、たしかマラソンをやっているはずだが、いくらマラソンは寒い方がよいといっても、これは、ちょっとあんまりである。福岡空港に着くと、表示はなんと4度。おそらく今晩から明日の朝にかけては、雪になるだろう
 超割で抑えていたのは、18時40分だが、15時20分にくり上げて帰宅。なんとめちゃくちゃに買った阪神ジュベナイルフィリーズが的中していたようである。帰りの航空券代くらいは出た。
 さっそく、日本地図を塗りつぶす。今回は、特急の走る未乗線区で、乗り継ぎもまずまずだったので、効率よく廻れたが、それでも414.5キロ。全線の2%にしかならない。まだまだ先は長い。

 ○新たに乗りつくした路線:豊肥本線、久大本線、佐世保線(肥前山口-早岐)、唐津線、筑肥線(唐津-姪浜)
 ○新たに乗りつくした距離:414.5キロ。
 ○今までに乗りつくした距離:14740.4キロ。
 ○まだ乗りつくしていない距離:5103.6キロ。
 ○乗りつくした路線の割合:74.28%(△2.09)
 ○会社別:JR九州 80.0%(△19.6)

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12/3:九州横断*2

◆霧島→鹿児島→八代→大分→鳥栖→ハウステンボス

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 7時起床。風邪気味なので自重することも考えたが、やはりまずは朝風呂。日経を読みながら、朝食ヴァイキング。日経土曜版は、「もらってよかった年賀状」。1位は、「手書きでコメントが添えてある」。まぁ当然だと思うが、何も書いてない年賀状もあいかわらず多い。何も書くことがないからといって、ノーコメントで出すくらいなら、そういう人には出すのをやめた方がよいのではないかと思う。「あまり印象のよくない年賀状」の第5位が、「子供だけの写真が載っている」。これもあいかわらず多い。「子供がほしくてもできない人がいる」(42歳女性)という意見も掲
載されているが、それ以前の問題として、「人の子どもに興味なし」(33歳男性)という意見に尽きる。「家族全員の写真が載っている」は、「もらってよかった」の6位にランクインしているが、独身男性の支持は低いという。小生もあまり好きではない。結婚報告とかならまだしも、家族写真って、本来、他人に送りつけるものなのか?正直、ちょっと恥ずかしい気がする。
 実は、今日の宿がまだ決まっていない。チェックアウトギリギリまで悩んでJTBで予約完了。
 今日の行程は長い。隼人発9:24の普通列車で出発。鹿児島中央からは、つばめ号。あいかわらず空いている。ニッカンを読む。矢部美穂さんがいよいよ大変なことになってきたようだ。
 新八代からは、リレーつばめではなくて、九州横断特急。名前が大げさだが、車両は2両。人吉から肥薩線経由で、熊本へ出てから、今度は豊肥本線に入って別府へ向かう列車。隼人から肥薩線で峠を超えて始発の人吉から乗ることもできたのだが、新幹線経由の方が2時間ゆっくり寝られる。
 豊肥本線が初乗り。熊本市街地を抜けると、右手に阿蘇外輪山が見えてくる。なかなかの眺めである。当初、夜に乗ってしまう案もあったのだが、ここは、昼間ゆっくり眺める価値がある。冬の旅は、寒くて、日が短いのが難点であるが、空気が澄んでいるので、遠くの眺めはきれいである。暖かい車内から景色を眺めるだけの乗りつぶしは、案外冬向きかもしれない。
 立野駅では、Z字型のスイッチバック。運転手も前に行ったり後ろに行ったり忙しい。スイッチバックの分岐を先頭の窓から眺めると急勾配を実感できる。このあたりは、まだエッジ圏内なので、うしという方の新馬の終了を確認。これで安心してうたた寝できる。14時すぎに大分着。
 ここで唯一30分以上乗り換え時間があるので、お弁当を購入。14時58分発のゆふいんの森4号でもう一度九州を横断する。ハイデッカーに改造されたリゾート気動車もだいぶ古くなってはきたが、観光案内や、沿線みやげ、グッズの販売もあり、それなりに観光気分が盛りあがる。由布院駅で大量に乗車があり、車内は8割方埋まったからたいしたものである。景色を眺め、日経TRENDYを読み、ipodで音楽を聴き、またうたた寝。九州といえでも、初冬の日は短く、鳥栖に到着する頃にはすっかり暗くなっている。
 鳥栖から783系ハイパーサルーン。みどり号で早岐へ。佐世保まで乗らないとまずいと思っていたが、過去の記録で、早岐-佐世保間は乗車済みであることが確認されたので、早岐で乗り換えて、ハウステンボスへ。
 超割で2ケ月以上前に購入した明日の帰りの便は、福岡から。当初は、グランドハイットでゆっくりする予定であったが、福岡の宿が、まったくとれない。続いて、別府・杉の井ホテルが浮上、さらに日田の温泉などが候補に挙がったが、最終的には、おそらく日本で、最も長い名前のホテルであるところの、ハウスエンボス・ジェイアール・全日空ホテルに落ち着いた。
 前回ハウステンボスを訪れたのは、うしという方と、ビッグエヌスタジアムでの下柳と堀の長崎出身対決を見に来て以来。そのときも寂れていたが、もっともっと寂れてしまったようだと思ったのは、早合点で、「ハウステンボス冬物語・2005光の街」は、大盛況である。やっぱり、野村ということなのであろう。おそらく、うしという方は、入場料をけちって、ホテルから入口付近を眺めたものと思われるが、これでは、イクスピアリと見てTDLを語るようなものである。
 花火を堪能してホテルに戻り、グラン・スパで入浴。園内のホテルも検討したのだが、やはり、天然温泉の魅力には勝てない。かけ流しとはいえ、28.3度の源泉に加温ということで、海水を温めたような温泉であるが、じっくり暖めて、長旅の疲れを癒し、フットケアでしめくくり就寝。

12/2:やっぱり九州!

◆横浜・東京→霧島:はれ

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 12月2日。師走である。ummさんほどではないと思うが、先生も走るほど忙しいので、うしという方のランチのお誘いは丁重にお断りして、O君と地下街のレストランで軽く済ませる。「本日のおすすめ・和牛ハムバーグ900円」というのをたのんでから、よく見ると1900円であることに気づき、思わず、
「高いね・・・」
 と言うと、店長さんらしき人に聞こえてしまう。
「お客さん、コーヒーサービスしますから・・・」
 とのことで、了承する。このところ、割引に恵まれているようである。たのきんトリオを知らないO君と、紅白出演者問題について検討。
「D-51とかスキマスイッチって、知ってる?」
「知らないですねぇ。」
「でしょう。普通知らないよね。あと、ゴリエは?」
「え、ゴリエ。ゴリエは知ってますよ。っていうか、ゴリエを知らないのは、まずいと思いますよ・・・」
「・・・」「それって、長州小力とどっちが有名?」
「ゴリエの方が有名だと思いますよ。」
「・・・」
 1900円の和牛ハムバーグは美味だった。
 東証暴騰。「もうはまだなり、まだはもうなり。」押し目を待つよりも、ここは押せ押せで行く。日経マネー推奨銘柄から、アサヒビール、双日、トッパンフォームズ、SBIホールディングスを購入。根拠は特になし。よりによって、北尾氏の軍門に下るのは、はなはだ遺憾ではあるが、やむを得ない。
 18時55分発のANAで鹿児島入り。向かい風が強いが、何とか10分遅れで踏みとどまる。ホテル京セラへ。前回来たのは、たしかマリーンズがパ・リーグ優勝を決めた日だったから1ヶ月半ぶり。まだ体調が万全でないのが残念だが、定宿ならではのなんともいえない安心感がある。
 入浴を終えると、ちょうど「花より男子」が終わったところのようなので、「恋するハニカミ」を見て就寝。よりによって、長州小力とは。。。

12/1:世代間ギャップ

◆横浜・東京:はれ

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 今日から12月。もーさん宅のように、先走っているところも多いが、小生、クリスマスツリーは12月1日から12月25日までというローカルルールがあるため、本日、会社にツリーを持参して机の上に飾り、バーバパパのぬいぐるみをぶらさげる。。
 昨日はバタバタしたが、今日は落ち着いているので、11時30分にはランチへ。いっしょに行くのは、同期のN君、ほぼ10年下になるO君、S君の4人。普段は、まぁ、それなりに話がかみあっているのだが、今日、なにかの拍子にアイドルの話題が出ると、まったくかみ合わない。N君は、菊池桃子だという。小生は、斉藤由貴だったのだが、O君や、S君の時代には、そういうアイドルはいなかった、強いて言えば、SPEEDか、広末涼子だが、大して思い入れはなかったという。
 驚くことに、おニャン子と言っても、名前が浮かばないという。秋元康と結婚したのが、高井麻巳子で、河合その子が、後藤次利だっけ、とN君と2人で勝手に盛り上がる。
 さらに驚くことに、たのきんトリオと言っても、3人の名前が浮かばないという。「シブガキ隊なら分かる」と言うわりには、聞いてみると、少年隊とごっちゃになっている。
 さらに驚くことに、岡田有希子の自殺という事件そのものを知らないという。当時高校1年か2年の小生のクラスでも、後追い自殺には至らなかったものの、登校拒否になった生徒がいたものである。
 一方、小生は、というと、紅白出場歌手を見ても、知らないグループばかり。AI?ゴリエ?スキマスイッチ?D-51?WaT???
 美里初出場。「MyRevolution」を知らない人も増えているんでしょうね。しかし、ユーミンもそうだけど、今さら出場すると、かえって人気が落ちたのを証明するような感じになってしまって、本人にも番組にもプラスになるとは思えない。今度のニューアルバムは、久々によかったと思うのだけれど。
 流行語大賞。「想定内」はわかるけど、「小泉劇場」なんて、使いましたかね。小泉チルドレン、刺客ならずいぶん使われたけど。「ブログ」は、うしという方が始めたくらいだから、受賞は当然でしょうが。
 nifty、有料の既ユーザーのブログの障害対策を後回しにしていて、無料の新サービス開始に力を入れていて、しかも、そちらは、新機能がついているとか。ちょっと考えられない。頭がおかしいのでは?まぁ、それでも画像が消えるBIGLOBEよりは、マシなのか?

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