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1/21:山線で行く渚亭

◆札幌→函館:雪

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 熟睡。8時20分起床。快適な目覚め。さっそく入浴してから朝食。日経、ニッカン、北海道新聞。北海道新聞は、やはり、BSE問題の扱いが大きいようだ。
 部屋で一息入れて、11時28分のニセコライナーで出発。今回の目的は、函館本線の余市-長万部間。いわゆる”山線”である。函館本線は、函館-旭川の大動脈だが、長万部-札幌間は、遠回りでも平坦で、途中に都市や観光地の多い室蘭本線・千歳線回りがメインルートになっている。ニセコ回りの山線も、以前は、特急が通っていたのだが、最近は、完全にローカル線である。過去の記録を調べても、どうも乗った記録がでてこない。
 札幌を出て、しばらくすると、右手が日本海。東海道線の根府川付近同様、大都市近郊で、手軽にすばらしい車窓が眺められる区間。小樽を過ぎたらほとんど無人になるかと思ったら、そうでもなく、2両の気動車は、意外とお客さんが乗っている。朝食ヴァイキングをたっぷりいただいたのに、もうお腹が空いてきて、札幌駅で購入しておいたカニめしをいただく。
 余市から先が未乗区間。外は、うっすら明るいものの、細かい雪が降り続いている。倶知安、ニセコでほとんどのお客が降りて、長万部に着く頃には、やはり数人になっている。
 特急北斗に乗り換えて、函館をめざす。長万部名物のカニめしは、予約制なのだが、余りが出たらしく、車内販売で売りにきたので、さっそく購入。遠征中は、小生でもやたらとお腹が空くのだ。
 ぼんやりと車窓を眺める。野球場が雪に埋まっている。考えてみれば、道路は除雪すれば道路の役割を一応は果たすけれども、雪国の公園やグラウンドは、1年の1/3くらい、まったく用をなさないわけで、あらためて、雪国のハンディを感じる。
 森到着。うっかりしていた。ここで、ホームの反対側に止まっている砂原周りの各駅停車に乗り換えれば、もうひとつ未乗区間を制覇できたのだが、盛大に荷物を広げてしまっていて、降りられない。断念。2回目のカニめしをいただき、駒ケ岳を眺めながら、夕暮れの函館駅へ。ホーム反対側には、八戸行の特急が発車を待っているが、お客さんは、数えるほどしかいない。
 元町や五稜郭ではライトアップも行われているようであるが、寒いし、めんどうになってきたので、タクシーで渚亭へ直行。さっそく入浴。源泉を館内循環させているが、そのまま使い捨てているらしいので、一応かけ流しになるのだろうか。なんといっても、目の前が津軽海峡の露天風呂。氷点下5度。雪がだいぶ激しくなってきていて、照明の下、白い雪が舞っている。いい気分でゆっくりつかっていると、いつのまにか、髪が白くなってくるほどだが、体は温まるので、ゆっくり入っていられる。城山観光ホテルもよいけれど、やはり露天風呂は、渚亭である。
 今日は、ワールドカップジャムプ札幌大会。スケジュールをきちんと確認しなかったので、昨年に続き現地で観戦することはできなくなってしまったが、幸い、BSで中継がある。早めに入浴を済ませて、ビールをいただき、これからゆっくり観戦。トップクラスが来日していないので、岡部はチャンス。勝てば、おそらく最年長優勝記録になるはず。さて。。。

 ○新たに乗りつくした路線:函館本線(余市-長万部)
 ○新たに乗りつくした距離:120.3キロ。
 ○今までに乗りつくした距離:15022.7キロ。
 ○まだ乗りつくしていない距離:4821.3キロ。
 ○乗りつくした路線の割合:75.70%(△0.60)
 ○会社別:JR北海道 88.7%(△4.8)

湯の川プリンスホテル渚亭

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コメント

しんちゃんさん、こんにちは。
今週もまた、よい週末をすごされたようですね。

札幌から小樽への、海ギリギリの区間、いいですよね。冬景色もまたいいものです。

数年前、めったにない出張で富山に行ったときにも、
海沿いを電車で通ったのですが、そこもすごく海ギリギリでした。
場所はどこだったか忘れてしまったのですが・・・。

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