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2/28:末期症状4

◆横浜・東京:くもり

 五輪期間中でもあり、タイミングを逸したので、もう触れないつもりでいたが、五輪も終了して書くこともなくなってきたところで、永田議員メール問題が一応の決着を見たようである。
 小生、前半戦は、民主党を擁護する立場であった。なぜなら、メールの真偽よりも、振込の真偽の方が重要なはずだからである。疑わしいから疑惑なのであって、追及する段階で、証拠が完全であることを証明する必要はないはずである。永田氏の質問の仕方が見苦しいというのはあるが、ここまでは仕方ないと思っていた。
 しかしながら、氏は、入院してしまった。お話にならない。もはやこれまでである。一昔前の自民党しかやらないようなことを民主党がやっては、弁護のしようがない。この程度のことで精神状態が不安定になるなら、議員はやめた方がよい。元日本新党党員の小生が見限るのだから、もはや積極的な民主党支持者は、ほとんどゼロに近いと思われる。こういうときに表に出てこない小沢一郎君も、お話にならない。唯一、株を上げたとすれば、鳩山氏ではないか。氏が動き出したことで、なんとなく落ち着いた感があった。
 一方、自民党では、「保守本流は心をひとつに」とかいうことで、大宏池会復活をめざす古賀氏が、津島派にも接近しているという。古賀氏が保守本流とは、あまりにもあんまりである。お話ににならない。保守本流なら、今こそ平沼赳夫君の出番である。
 しかし、平沼vs鳩山では、6、70年前から何も変わっていないとはいえる。あんまりである。
 ところで、冒頭で、「メールの真偽よりも、振込の真偽の方が重要」と書いたものの、武部氏の二男に本当にお金が振り込まれていたとしても、その何が問題なのだろうか?政治資金規正法違反なのだろうか?いずれにしても、大したことではなさそうではある。そのあたりをしっかり報道していただきたい。いずれにしても、実にばかばかしい2週間、五輪をンジョイしていて正解ということなのであろう。
 その五輪の視聴率が、史上最低から2番目とのことだが、何をどう比べるのだろうか?前回のソルトレイクは、上回ったという。その前は、長野だから視聴率が高いのはまぁ当然。リレハンメルともなるともう12年前。BSの普及率も違う。それでも紅白の視聴率などは、まだ比べやすいが、五輪番組といっても、すべての中継の平均をとることに何か意味があるのだろうか?12年前よりも、マイナー競技の中継時間や深夜の放送枠が増えていれば、視聴率は下がって当然である。ヨーロッパとアメリカでも、時差も違う。記事を書いていて、あるいは、共同通信の記事をそのまま転用していて、疑問を感じないのだろうか?子どもの学力低下以前に大人の学力に問題がある。

2/27:トリノ五輪回顧

◆横浜・東京:はれ時々くもり

 五輪終了。荒川の金メダルまでは、惨敗と騒ぎ立てていたけれど、ひとつのメダルで一変したようである。団長の目標5つというのに無理があったのであって、だいたい力通りの結果だったように思う。

<予想と結果>

◎(金有力):なし
○(銀有力):なし
▲(銅有力):
 フィギュア女子・荒川→金メダル
 男子500m・加藤→6位(及川が4位)
 女子500m・岡崎→4位
△(メダル圏内):
 フィギュア女子・村主→4位
 フィギュア男子・高橋→8位
 女子500m・大菅→8位、吉井→9位
 女子1000m・吉井→15位
 女子団体追い抜き→4位
 モーグル女子・上村→5位
 ジャンプLH・岡部→8位
 ジャンプ団体→6位
 男子アルペン回転・佐々木→棄権(皆川が4位)
 ショートトラック女子1500m・神野→9位

 入賞圏内の人は、実力通りに入賞。加藤がメダルを逃した分、荒川の色が金になったという感じ。4位が4つも5つもあるよりは、銅メダル1つが欲しいのだけれど、少なくとも惨敗ではないだろう。スノーボードやノルディック複合などは、初めから期待する方がおかしい。
 そういえば、フリースタイルスキーの女子エアリアルだったと思うけど、日本唯一の選手が、今回の五輪で最下位。これで引退するので、国内競技人口がゼロになるとか。「危機」とか書いてあったけど、別にそんなの危機でもなんでもないでしょ。選手がゼロなのに、協会だけあるのもどうかと思うけど。バイアスロンとかリュージュとかスキーの距離とか、とても世界レベルに達していないのに参加だけしている競技も多い。五輪代表がその種目のその選手しかいないような小さな国とかだったらわかるけど、日本は、有力競技がいくつかあって、大選手団を送っているのだから、自己ベストでも予選通過できないようなレベルの派遣は、いらないと思う。経験云々といっても、まずW杯でそこそこ結果だしてからで十分。その分、有力選手の移動をビジネスクラスにしたり、選手村の部屋を個室にしてあげたいもの。
 今回の団長は、何者だかよくわからないけど、とりあえず「最低の結果」と反省しているようだし、スノーボードの惨敗や、まったく勝負にならないバイアスロンなど個別に指摘しつつ、選手団のスリム化に言及していたので、今後の改革に期待したい。

<ライブで見た印象的な場面>

 1.フィギュア・女子フリー
  荒川、見事な金メダル。村主も4位。
 2.アルペン・男子回転
  皆川50年ぶりの入賞も0.03秒差の4位。無念。
 3.カーリング・女子 日本vsカナダ
  最後は、しびれました。すっかりカーリングにはまりました。 
 4.フィギュア・ペア
  競技を延々中断した中国ペアの2位は、いまだに納得がいかないです。
 5.モーグル・女子
  上村愛子には、メダルあげたかったですね。

<表彰>
 MVP:荒川静香、城田憲子強化部長
 殊勲賞:皆川健太郎
 技能賞:佐藤ファミリー(信夫コーチ・久美子コーチ・有香さんの解説)、小林さんの解説
 敢闘賞:上村愛子、女子カーリングチーム、刈屋アナの実況、女子スキーリレーの第1走者で1位だった選手

<五輪期間中の当ブログへの検索キーワード>
(第1週)
1 メダルゼロ 24
2 トリノ 20
3 ヴァイオリンサミット 10
4 スポーツイラストレイティッド 10
5 しんちゃん 9

(第2週)
1 カーリング 34
2 マリリン 31
3 佐藤有香 12
4 ボーンセレブリティ 8
5 荒川静香 7

2/26:男子回転/博士の愛した数式

◆宜野湾→那覇→横浜:あめ

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 昨晩23時。アルペン回転1回目。テレビのスイッチをいれると、いきなりイタリアの優勝候補らしき人がコースアウト。その後も失格や棄権が続出。
 8番スタート、日本のエース佐々木、1秒遅れ。就寝しようかと思うが、次に皆川がいるので、それを見てからと思うと、なんと3位。明日は日曜なので、就寝→起床ではなくて、このまま2回目まで起きていることにして、「博士の愛した数式」を読み始める。小生も、小学校の頃は、数学少年であったので、かねがね読んでおかねばと思っていた。
 少し早めにテレビをつけると、女子5000m。最後の2組のメダル争いは、なかなか好勝負で、一周毎のラップを見ながら一喜一憂する。小生も、小学校の頃は、数学少年であったので、ラップをみて、すばやくゴールタイムを予想しながら観戦。こういうときにアナウンサーや解説者が、あまりにも数字に暗いと見苦しいのだが、解説の白幡さんは、けっこうシビアに数字を計算していてよかった。
 2時30分から2回目。一本目30位の選手の記録が上位のままずっと残る。コースセッティングが変わるせいなのか、一本目と二本目でけっこう順位が入れ替わるようである。何しろ、日本選手が弱かったので、アルペンの試合をじっくり見るのは初めてである。途中経過のラップが出るので、一喜一憂する。木村公宣の解説は、多少日本人に甘いが、まぁ許そう。
 1回目17位の湯浅がすばらしいタイムでこの時点でトップ。2位に1秒以上の差をつけており、かなり順位をあげてきそうだ。佐々木、皆川の2枚看板かと思っていたが、3人目がいたとは驚いた。ひとりの天才に依存するだけでなく、層も厚くなってきているようだ。
 1回目8位の佐々木が一発狙って終了したのは仕方のないところ。問題は皆川。正直、1本目が出来すぎだったので、4位か5位に終わりそうな予感はしたが、1本目4位の選手が好タイム。女子500mの岡崎のときと同じような展開。皆川は滑り終わって3位。あと2人いるので、5位になりそうだが、なんと1回目2位の選手が終了。トリノの女神がキスをするかと期待したが、もう荒川にキスをしてしまったので、残念ながら、皆川にキスをしてくれることはなかった。やはり、勝負の種目には、刈屋アナの力が必要なのかもしれない。
 とにかく惜しい。あまりにも惜しい。フィギュアがスケートの華なら、スキーの華は、やはりアルペンである。夏の五輪でいえば陸上でメダルをとるようなもの。猪谷氏以来50年ぶりのチャンスとなった今回、その猪谷氏が、メダルのプレゼンテーターだったという。あまりにも無念である。スピードスケート500mなどは、今回ダメでも、またすぐにメダルを獲るだろうけど、アルペンのチャンスはそうそうないだろう。10年、20年の周期なら小生も対応できるが、次が50年後となっては、ハレー彗星のようなものである。48年後の五輪としても、84歳。ちょっと自信がないので、もう見ることはできないかもしれない。もちろん若い湯浅選手などの今後に期待したいが、今回は、何かいろんな条件が味方してくれたように思えたのだが・・・
 8時起床。入浴。パイナップルジュース、オレンジジュース*2、サラダ、パイナップル、スクランブルエッグ、ベーコン、鮭フレーク、豚キムチ、ザーサイ、梅干、味噌汁、ご飯。ニッカンと沖縄タイムス。
 朝から雨。しかも関東にも低気圧が近づいているので、11時チェックアウト。一本くり上げて、12時40分の便のキャンセル待ちは、種別Aの38番目。さすがに厳しいかと思うと、あっさり何とかなってしまった。通路側D席なら悪くない。購入を3日以内にしても、依然としてキャンセルは結構出るようである。よくわからない。
 多少揺れた機内で、「博士の愛した数式」を読了。すばらしい。小生も、小学生の頃は、張本の打率とか、小林の防御率とかで数字と戯れたものである。ここに野球とサッカーの大きな違いがある。近頃の子どもは、サッカーからスポーツに親しむ子も多いのだろうが、サッカーは、あまり算数のトレーニングの役にはたたなそうだ。

2/25:球春到来せず。

◆宜野湾:あめのちくもり

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 7時30分起床。入浴。ラグナガーデンの朝食ヴァイキングがどの程度だったのか忘れていたのだが、けっこう充実していた。オムレツ、グァバジュース、オレンジジュース*3、サラダ、パイナップル、オレンジ、ベーコン、パスタ、クロワッサン、コーヒー。50円だが競馬欄のないニッカンと沖縄タイムス。
 2/1と2月の最終土曜日は、スポーツ新聞の見出しは、だいたい決まっている。「球春到来」である。今日は、オープン戦観戦以外は特に予定がなく、せっかくの新館ツインでゆっくりくつろぐつもり。オープン戦は、名護まで行かなくてもファイターズの方から宜野湾まで出向いてきてくれる。すばらしいスケジュールである。球場は、ホテルの目の前、入場しなくても、部屋のバルコニーからでも、まったく死角がなく観戦できるくらいだ。
 最近、早起きして入浴して朝食をたっぷりいただくと、どうしても眠くなってしまう。昼寝するにしても、もう少し消化してからでないと体に悪い気がするのだが、がまんできない。11時半まで一眠り。
 11時半。開けっ放しの窓の外から、放送が聞こえてくる。なんとオープン戦中止。あまりにもあんまり。天気予報は、雨のちくもりなのだが、実際、まだけっこう降っている。
 急遽サイン会が開催されるという。仕方がないので、行ってみる。ごていねいにも、ホテルのショップで色紙とマジックを売っている。サインをしている選手は3人。石井琢朗と3番と10番の3人。てっきり石井が1番人気かと思うとそうでもないようだが、知らない選手のサインをもらっても仕方がないので、石井琢朗のサインをいただく。退場するときには、若手選手と握手をするようだが、さすがに小生、握手は遠慮しようと思っていると、7番が手をさしのべてきた。この顔は見たことがある。鈴木尚典である。このところ出番が少ないと思っていたら、ずいぶん厳しい扱いを受けているようでちょっと気の毒になる。(後で調べたら、3番は種田、10番は佐伯だった。サインは、ベテラン中心のようである。)
 ファイターズは、今日先発予定の須永ら、一部の投手がブルペンで投げているものの、あとは早々に退場してしまったようなので、小生も引き上げる。まぁ、こうなったら、徹底的にゆっくりするしかない。幸い、本をいっぱい持ってきているので、「起こさないでください」の札を掲げて、ゆっくりと読書。窓を全開にして、ちょうどよい温度。波の音が聞こえてくるのもよい。村山由佳の「星々の舟」を読了。最近エッセイばかりだったので、長編の小説をじっくり読むのはけっこう久しぶり。
 17時すぎからプールでひと泳ぎ。ここのプールは、広いのだが、コースがセパレートされていないので、特に背泳ぎは、泳ぎづらい。400mくらいで終了して入浴。読書。オリオンビール。

2/24:荒川選手、金メダル!

◆神戸→那覇→本部→宜野湾:くもり時々あめ

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 今朝の視聴率は、どのくらいになるのだろうか。五輪無関心のうしという方まで起きてきたのだから国民的行事といっても過言ではないだろう。るいさんは、4時半に起きて待機していたようだ。かんさんも起床。3時に起きると言っていたもーさんが登場しないが、まさか寝坊だろうか?
 小生は、5時に起きるか6時に起きるか迷ったが、一応、5時に起床して安藤美姫も見る。4回転は、当然失敗。まぁ、跳ばざるを得ないところに自分を勝手に追い込んでしまったわけだが、オリムピックの舞台で、練習でほとんど成功しないものに挑むのは無茶。しかも、後半は、スタミナ切れで、バタバタ。4回転失敗は仕方ないとしても、中野や恩田のためにも最後までしっかりと滑って力を出して欲しかった。残念ながら、この経験が4年後の役にたつとはあまり思えない。
 勝負は、あくまで最終組。3強の滑走順は、コーエン→荒川→スルツカヤ。この中で、失敗があるとしたら最初のコーエンのような気がしていたが、練習でも転倒。何かおかしい。表情もかなりナーバス。他の種目とちがうのは、フィギュア女子は、日本だけでなく、アメリカやヨーロッパでも、それぞれの国で圧倒的な期待と注目を背負っていること。今の荒川と村主は、自分の力を出し切ることに徹しているようにみえて、もう日の丸の重圧があるとは思えないが、コーエンには全米代表としてのプレッシャーがありそうな気がする。
 案の定コーエンが2回転倒。これを見て、荒川は、プログラムの難易度を落とすことができる。しかし、有利な立場が、逆にミスを招かなければよいとも思う。しかし、今の荒川にそんな心配は無用のようで、3回転の連続をやめた多少の安全策を完璧に演じきった。日本選手のメダルがここで確定。
 村主の演技もさすが。ハラハラしたジャンプも大きなミスなし。ひょっとしたらコーエンを抜くかと期待したが、佐藤有香さんの解説によると小さなミスがあったらしい。元々のプログラムの難易度が3強より少し落ちるので、4位は仕方のないところか。シーズン初めは、故障でほとんど跳べなかったのだが、五輪へ向けての調整と本番でほぼ力を出し切るのは、さすがである。
 こういうときに、松岡修造とかだとうるさいのだが、佐藤有香さんの解説は、日本選手びいきにならずに、冷静に技術解説をしてくれるので、すばらしい。八木沼純子さんあたりだとその点少し甘くなってしまう。しかも真面目一方ではなくて、刈屋アナが曲に聞き入っているとみるや、
「この曲は刈屋アナの大好きな曲ですね。」
 などと低い声でさりげなく突っ込みを入れる。さすがである。
 最終滑走のスルツカヤ。大本命であり、金メダルが一番欲しい選手のひとり。プレッシャーでミスをするタイプとは思えなかったが、まさかの転倒。SPの演技から切れを欠いていた感もあり、本調子とはいえないようだ。ミスがなくてもひょっとしたら荒川が勝っていたかもしれない。浅田真央にも敗れているように、残念ながら、五輪直前にピークは過ぎてしまったのかもしれない。
 荒川静香、堂々の金メダル。世界選手権と五輪の両方を制したのだから本当のチャンピオンである。すばらしい。フィギュアの採点というと、どうしてもうさんくさいイメージがあるが、新採点基準により、以前よりは、だいぶ明確になってきたし、今回は、明らかに差があったからよかった。何より観客の反応が、荒川の演技のすばらしさを証明していた。
 表彰式。サマランチ元会長が登場して衝撃を受ける。しかもすごい老け方である。政治家もそうだが、権力への執着が強い人ほど引退後の落差が激しいが、脂ぎっていたのが、パサパサになってしまっている。さわやかな朝、よりによって、サマランチ氏が荒川選手にキスしてしめくくるのかと思うと、そういうことはなかった。
 シドニーとアテネの女子マラソン、今回のフィギュア。代表選考で物議をかもす競技は、いつも金メダルという結果を残している。当然ではあるが、マスコミや大衆よりも、連盟の方が誰が勝てるかよく分かっている。今回、メダル候補はいても、世界と本当に戦える候補は、浅田と荒川しかいなかった。がんばれ日本のCMに選ばれた3人だから選ばれることが初めから決まっていたなどというバカがいたが、お話にならない。
 昨年の時点で設定していた代表選考基準は、各大会での順位をポイント化したのだが、GPシリーズは、各大会にすべての選手が出場するわけではないので、運・不運ができてしまった。荒川の出場する大会は、妙に出場選手のレベルが高く、そこで3位2回になったため、全日本選手権の結果次第で、選考順位4番目になる可能性があった。それでも、荒川を選んだとは思うが、そのとき3位の中野か恩田を落とすか、1位の安藤を落とすかは、かなり悩ましかったにちがいない。僅差で荒川が3位に入って、基準通りに選抜できてほっとしたはずである。せっかく絶対評価の採点になったのだから、順位ではなくて、パーソナルベストの点数で比較すればよかった。そうすれば、180点以上出せるのは、浅田、荒川、村主しかいない。
 代表選考で、いつも話に出るのは、「一発勝負にすべき」というもの。しかし、一発勝負は、公平かつ透明であるけれども、それが五輪の結果につながる保証はない。少なくとも日本のマスコミや大衆は、五輪が始まってしまえば、結果だけを求めているように見えるから、連盟としても、公平かつ透明な選考よりは、勝てる候補を選ぶことをめざすしかないわけで、それで結果を出した連盟は立派である。
 余韻にひたっていると朝食会場が込み合いそうなので、早めに会場へ。城山観光ホテル、パンパシフィックホテルとともに3本の指に入ると認定している朝食。豪華客船のデッキ風の海の見えるラウンジ。今年からは、飛び立っていく飛行機もビューの仲間入り。オムレツはもちろん、フレンチトーストもその場でシェフが作ってくれる。たっぷりとメイプルシロップをかけていただく。グレープフルーツジュース、グアバジュース、オレンジジュース、サラダ、フルーツ、鯛、カマボコ、納豆、ネギ、味噌汁、ご飯、コーヒー。
 8時半チェックアウト。平日とはいえ、この朝食付でシングル1万円は、パンパシフィックや城山観光ホテルと比べても断然安い。今回は利用しなかったけれど、プールも追加1050円と良心的である。唯一難をあげれば入口脇に、
「がんばろうや神戸 中内功 1995.7.7」
 と彫られていることであるが、まぁ、その頃は、彼もがむばっていたかもしれないので許すことにする。(※本当は、「功」の右側は、「刀」)
 タクシーで和田岬駅へ。兵庫-和田岬間一駅だけの山陽本線の支線に乗車してから三宮へ。ポートライナーで空港。スカイマークの東京行きは、全便満席であるが朝の1便はいきなり機体のトラブルで欠航したらしい。さすがである。
 予想はしていたけど、ラウンジなし。あまりにもあんまり。久々のJのつく会社は怖いが、旧JASスーパーシート仕様の777-200のクラスJの最前列は快適。日中の沖縄便ということで、めずらしく窓側を確保。雲の上に出てしまえば、陽射しが暖かい。隣には、美女が座っているようだ。いい感じであるが、機内のNHKニュースで、もう一度フィギュアのハイライトシーンをと思っていると、
「本日はトリノ五輪のため、NHKニュースの放映はありません。」
 とのこと。まぁ、そうなのだけれど、おはよう日本の枠で中継していたのだから何とかならないのだろうか。このへんがダメなところだ。
 那覇空港に到着すると、売店に、
「ニッカンゲンダイ、いよいよ沖縄でも発売!定価160円!」
 と書かれていた。衝撃的である。まぁ、時代はゲンダイということなのだろうけど、160円は、いくらなんでもあんまりではないか。たしか、沖縄は、スポーツ新聞が50円のはずである。
 2月の沖縄は、いつものことながら天気が悪い。トヨタレンタカー、緑色のヴィッツ号にて、美ら海水族館。ファイターズの名護キャンプは休日。
 宿舎は、もちろんラグナガーデンホテル駐車場側から入場すると、いきなり番長こと三浦が、シャドウピッチング。二段モーションは、どうなったのだろうか。
 新館ツインは、小生が泊まるホテルの中でもっとも高い部屋のひとつであるが、断然快適。リゾート気分にあふれている。いつのまにかインターネットにも対応している。さっそく入浴。窓を開けて、波の音を聞きながら、読書。朝から忙しかったので、早めに就寝。

 ○新たに乗りつくした路線:山陽本線・和田岬支線
 ○新たに乗りつくした距離:2.7キロ。
 ○今までに乗りつくした距離:15210.2キロ。
 ○まだ乗りつくしていない距離:4633.8キロ。
 ○乗りつくした路線の割合:76.65%(△0.01)
 ○会社別:JR西日本 72.2%(△0.1)

2/23:神戸空港マリンエア

◆横浜→神戸→三田→谷川→粟生→神戸:くもり時々はれ

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 5時起床。YCATから出発。羽田空港第2ターミナルの出発は、59番ゲート。手荷物検査場を抜けた目の前だったのだが、あまり使ったことがないゲートなので、ついつい左側の57番方面に向けて歩き出してしまった。1時間10分のフライト。非常口座席なので、ラクであったが、降りるとときにどうも見慣れない座席だと思ったら、機内誌のホルダーを上にあげて、足下を広くした新シートであった。非常口座席なので、どのくらい広くなったのは、体験できず、ちょっと残念。
 神戸空港マリンエア。関西の3空港の問題について検討すると長くなるので、ここでは議論しないが、とりあえず、横浜市民の小生としては、京都や大阪より神戸が好きであるし、ポートアイランドなんていうのも、みなとみらいの先輩のようなものであるから、応援している。三宮からポートライナーで16~18分というのも、大都市の空港アクセスとしては、かなり優秀である。
 時間があるので、空港内を散策。まずは、ロイヤルさんにて和朝食。日経とニッカン。ドリングバーなして、値段も通常より高いが、まぁそれはやむを得ない。目玉焼きが冷たいとかでクレームをつけているクレーマー風の感じ悪い人がいて、気になっていたが、小生も食べている途中のお盆を2人の店員にあいついでさげられてしまいそうになり、思わず声を荒げてしまう。
 神戸空港マリンエア。感想を一言でいえば、遺憾ながら「最低」ということになる。素人が見ても安っぽい建物、特徴のまったくないデザイン、看板が間にあわなかったのか、見苦しい張り紙。神戸らしいセンスなどとは、かけ離れている。これでは、岡山空港や広島空港などと何ら変わりはない。小規模なら小規模で、何らかのコンセプトを打ち出すことは可能なはずである。田中康夫さんあたりに反対されて、お金をけちったのだろうか。
 たとえば、展望デッキへのエレベーターには、「ベビーカー、車椅子専用」とあるが、大きなお世話ではないか。エスカレーターがないので、滑りやすい安っぽい木の階段をつえをつきながら歩いているおじいさんもいた。普通は、「優先」とすべきところであろう。
 空港内には、ところどころに警備会社のガードマンがいるが、この人たちが、「早めに手荷物検査場へ」などとアナウンスをかねるのもいかがなものかと思う。警備と客の案内は、別の人にやってもらいたい。グッズなども充実していないし、店舗にも神戸らしさが感じられない。天下りの人数によって利権が分配されたのであろうか。いずれにしても、わざわざ利用したい空港ではなかった。
 ポートライナーで三宮へ。最近の新交通システムとちがって、主要ターミナルの三宮、それも乗り換えの便利な中心部につけるのは便利。時間があるので、地下鉄で、谷上。神戸電鉄で三田。福知山線で谷川へ。
 加古川線。ここから加古川までのローカル線。眠い。西脇市で乗り換え。滝野で未乗区間が終わったので、粟生で神戸電鉄に乗り換え、神戸高速鉄道、阪急経由で三宮へ。
 中途半端な時間だが、ステーキランドさんにて、鉄板焼きをいただく。すき焼きやしゃぶしゃぶがリーズナブルになった昨今でも、2000円だいで本格的な鉄板焼きコースを食べられる店は少ない。年に1回は、神戸に行きたくなる理由のひとつである。昼間からビール。ガーリックライスを追加して堪能する。
 鉄板焼きの弱点は、お腹が終了してしまうことである。特にガーリックライスをたのんだときは危険である。うしという方のように、食事中に中座してしまうことは少ないが、だいたい30分で終了する。サイスさんのように正露丸を持ち歩く習慣もないし、るいさんのダンナさんのようにストッパを持ち歩く習慣もないので、送迎バスでホテルへ急ぐ。もちろんメリケンパークオリエンタルホテルである。ウォシュレットで一安心。
 プールへ行く元気はなくなってしまい昼寝。フィギュアに備えて、いっそ早寝すればよかったのだが、昼寝は、ちょっと失敗。
 神戸新聞夕刊一面は、「神戸空港、2006年度黒字」。なるほど、あそこまで徹底的にコスト削減すると利益が出るということなのだろう。ダントツで最下位でも1年目から黒字の楽天とある意味同じである。しかし、空港クラスのインフラは、安く浮かせばいいというものではないと思うし、コスト削減の中でも、アイデンティティを発揮する方法はあると思う。「空港なんて、わざわざカネかけなくても、使う人は使うし、使わない人は使わない」という考え方もあるが、これからはそうは言えないと思う。空港に魅力があれば、伊丹や関空や岡山から利用者をひきつけるし、新幹線やバスからも客は流れてくる。維持管理コスト削減とあわせて、長期的な戦略も考えて欲しいものだ。

 ○新たに乗りつくした路線:加古川線(滝野-谷川)
 ○新たに乗りつくした距離:21.2キロ。
 ○今までに乗りつくした距離:15207.5キロ。
 ○まだ乗りつくしていない距離:4636.5キロ。
 ○乗りつくした路線の割合:76.64%(△0.11)
 ○会社別:JR西日本 72.1%(△0.4)

2/22:ボーンセレブリティ号初勝利

◆横浜・東京:はれ

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 いったんは4時半に目覚ましをかけたのだが、結局やめにする。連日の不規則睡眠はよくないので、フリー一本に備えることにして7時起床。それでも、最後の3人、村主、コストナー、コーエンを見ることができた。コーエンの演技は、にくたらしいくらいであったが、地元開催ということで3位争いに食い込んでくることを恐れていたコストナーが転倒。3位荒川、4位村主となり、5位のマイズナーが気になるとはいえ、日本選手がメダルを獲得する可能性はかなり高まった。あとは、明後日の早朝ゆっくり楽しみたい。
 横浜の最高気温は15.6度。昨日は気分だけの春色だったが、今日は春の陽気。今日はスーツなので、そごうで購入した春色のネクタイをして、コートなしで出発。
 川崎競馬場。到着とともに、Sさんを探し、口取りの集合場所を確認。他の共同馬主さんの姿もみえる。
「もう口取りの段取りの確認ですか?」
 と驚いているが、ちょっと今日負けることは考えられない。落馬と故障さえなければ大丈夫。永年競馬をやっているので、そのくらいはわかる。もっとも、平日の1Rに来ているお客さんは、玄い人ばかりであるから、小生がわかることは、みなさんわかっているようで、単勝は1.2倍。
 しかし、出遅れ。後方追走。向う正面であわてて追い上げる。怪しい展開。どうにか3コーナーで3番手。4コーナーで2番手。逃げた馬をかわすのに意外とてこずってしまうが、どうにか勝利。内田Jとともに記念撮影。まぁ、正直、タイムも平凡だし、今回は休み明けとはいえ、こんなところで苦戦するようでは、大きいところを狙う器ではないような気もしてきたが、まずはめでたい。とにかく出走して勝ち続けないことには先がみえてこない。
 12時出社。Y氏のところへ。日頃は、なかなか話のかみあわない人であるが、今日ばかりはちがう。
「川崎で口取りしてきました。」
「え、それは、それは、大変おめでたいじゃないですか!いやぁ、すばらしい。」
 夕方。先月以来、難航していた仕事がようやく収束に向かい一息。Y女史のところでひと休み。
「このネクタイも春色。」
「いいじゃない。しんちゃん、いろいろ買ったのね。」
「昨日のシャツとこのネクタイとあとスーツ。」
「スーツも・・・買いすぎじゃない?大変ね。」
「でも、今日馬が買ったから半分くらいは取り戻したよ。」
「でも、エサ代があるでしょ?」
「・・・」
 残業。今度は、Y嬢のところへ油を売りに行く。
「沖縄キャムプに行ってきます。」
「いいですねぇ。でも、私はWBCに行きますよ。土曜のチャイニーズ戦です。」
「じゃあ、ファイターズの陽くんも出場するね。」
「いえ、私は、チャイニーズ戦ですよ。」
「チャイニーズ・タイペイは、台湾だよ。」
「そうですか?チャイニーズ戦のはずですけど。」
 まぁ、いずれにしても、たいしたものであり、楽しい職場であり、春好日といえよう。

2/21:春色

◆横浜・東京:くもり

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 2時10分起床。3時就寝。6時10分起床。
 今日は、スーツを着なくてもよいので、そごうで購入したばかりの春っぽい薄い黄色のニットのシャツを着て出社してみる。このテのものは、早すぎると見た目が寒々しいし、初夏になると着ている方が暑くなってくるので、意外と着る時期が難しいと思うのだが、店員さん曰く、
「今年はひとつ持ってないと困ると思いますよ。」
 とのことで、購入してしまった。正直、まだ寒々しいと思うのだが、カーリングもジャンプも終了してあとは、フュギュアだけ。そろそろ冬も終わりのはずである。しかし、今日もどんより曇っている。春一番も吹かないし、梅も咲かないし、花粉も飛ばないけれど、無理やり春の気分で出社。
 意外にも、F嬢、F嬢2号、Y女史などから、
「春っぽいですね。」
「春色ですね。」
 などと声がかかる。揶揄が交じっているのかどうかはわからないが、新しい服の初日に反応してもらえるとなんとなくうれしくなってしまう。小生などでもそう思うということは、女性が髪型を変えた翌日や、おしゃれをしてきた日には、やはりすぐに声をかけるべきということに今さらながら気づく。しかし、小生は、目の前のF嬢が髪型を変えても3日くらいしてからようやく気づくという有様なので、まぁ、お話にならない。
 春色といえば、「赤いスイートピー」。
 ♪春色の汽車に乗って海に連れて行ってよ
 でも、春色の汽車って、何色なのでしょうか?松本隆さんの春色は?あなたの春色は?

春色うらない

2/20:カーリング2

◆横浜:あめ

 9時30分起床。ロイヤルホストにて和朝食とサラダ。日経とニッカン。本日は、有給休暇。小生、休んでばかりいるように思われそうだが、遠征は基本的に週末である。夏休みや年末以外の休暇は案外少ない。
 平日にお休みでしかも遠征しないとなると、銀行とか役所とか病院でも行けばよさそうなものであるが、こういうときに限って、特に用事がない。
 たまには映画でもと思い、ワーナー・マイカル・シネマズのスケジュールをチェック。フライトプランか有頂天ホテルでもと思うが、いかんせん雨が降り続いているし、寒い。万葉倶楽部まで歩くのすら億劫である。
 遠征の計画を練る。ANA、スターフライヤーズ、JTBなどのサイトとにらめっこ。JTB時刻表。肩が凝る。入浴して、アーバン。また遠征の計画を練る。肩が凝る。入浴。アーバン。繰り返しているうちにあっという間に時間がすぎる。
 17時からカーリング。何しろ1試合3時間かかるので、今日はもういいかなとも思っていたのだが、始まってしまうと目が離せない。NHKも生中継を急遽増やしたようである。今日は、刈屋アナではないので、アナウンサーは、それほど詳しくないが、解説は、もちろん小林さんである。正直、何者だかわからないが、愛情がこもっているし、かつ冷静ですばらしい。自費でカーリング場を作ったりしているようだ。ただ者ではない。
 格下の地元イタリア相手に苦戦。前半、目黒選手の不振が痛い。リードの役目も重要ということがようやくわかってきた。我らがマリリンは、あいかわらず。ただし、このブログの検索キーワードは、メダルゼロ、カーリングなどとならんで”マリリン”が増えている。
 実は、日本の好調を支えているのは、林選手の確実なプレーではないかという気もしてきた。実に安定している。難しい場面で、作戦を考える時も、小野寺と林の2人で考えていて、マリリンは、ブラシをゴシゴシやっているだけである。あと、日系カナダ人の監督がいるのだが、日本語がカタコトで、あれで完全に意思が通じるのかちょっと心配である。
 イタリアもなかなか手ごわい。小野寺も、今日はチャンスに今ひとつ決められず、4-4の同点で、最終エンドはイタリアの先攻。最後の最後、石の配置は、スウェーデン戦と同じになったらしい。正直、絶望かと思われたが、小野寺が起死回生の一投。それでも主導権は後攻のイタリアだが、わずかのところで及ばず逆転勝ち。小林さんも、めずらしく絶叫。「よーし!」「よーし!」と連発。最後は涙声である。
 準決勝進出には、これでもなお、最後のスイス戦に日本が勝って、カナダが格下のデンマークに負けなければいけないので、絶望的ではあるが、冴えない話題の多いトリノに数少ない明るい話題を提供している。このままカーリングの時代が来てほしいものである。
 最終のスイス戦は未明3時。こちらはイッキマンに任せることにして、小生は、ジャンプ団体に備えて就寝。

2/19:ラージヒル/久留里線・内房線・外房線

◆横浜→木更津→上総亀山→木更津→館山→安房鴨川→横浜:くもり

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 2時10分起床。すでにおぎさんは起床している。イッキマンはカーリングを選択した模様。小生は、ラージヒル。
 ハラダマサヒコと最後の1議席を争った一戸が122mと健闘。いかにも2本目に終了しそうだが、全然ダメなよりはよい。しかし、五輪前にピークになってしまったと思われた伊東大貴は、やはり終了。これでは、団体戦も期待できそうもない。思い切って、はずすてもあるのではないか。
 直前の調子からは、奇跡を起こすとしたら、岡部より葛西ではないかと思っていたのだが、あっさり終了。2回目に力を見せただけにもったいないが、2本揃えても4-6位くらいが限界だったこともまたたしかである。
 岡部は、力は出し切ったが、条件が同じであれば、8位が現状では精一杯ということだろう。ペテルカ、シュミット、マリシュ、ビドヘルツェルといったおなじみの選手もよいところがなく、時代は変わったようである。そして、アホネンは、またしてもメダルに届かず。モルゲンシュテルンとコフラーは、ちょっと抜けていた。
 あとは、団体。オーストリア、ノルウェーが2強か。フィンランド、スイス、ドイツ、スロベニア、ロシアあたりとの争いになるのだろうか。ドイツは、ヘルが内紛で退場させられて登録が4人となったようだし、他の国も高いレベルで4人揃えるのには苦労しているので、チャンスはあると思うが、140m級のジャンプがないぶん、4人が120mをクリアする必要はある。今日の4人でのぞむ可能性が高いとは思うが、伊東はちょっと不安。かといって、一戸も不安。もう4位はいらないのだし、3位を狙うには、110m2本では足りない。墜落覚悟でハラダマサヒコに期待するしかないのではないか?
 4時就寝。7時起床。カーリングのスウェーデン戦、あまりにも惜しかったようだ。こうなってくると前半の取りこぼしが痛い。
 YCAT横のバスターミナルから出発。羽田へ向かう手前で分岐してアクアラインを渡る。45分で木更津。近い。車内はガラガラだが、横浜高校のゴルフ部の学生が乗っている。小生の時代は、アクアラインはなかったので、総武快速線で五井あたりをよく利用したものである。吉野家にて特朝定食。
 9時14分の久留里線で出発。上総亀山へ。国鉄末期に廃止にならずによく残ったものである。房総半島の内陸へ分け入って、行き止まりの終着駅へ。suicaが対応していない。車掌はいるが、車内にトイレもない。
 すぐに折り返して、木更津から内房線を南下。このあたり、途中までは以前乗っているとは思うが、館山まで乗ったかどうか定かでない。同様に、外房線も、上総一ノ宮までは、確実に乗っているが、その先が不明である。とりあえず一周せざるをえない。
 今回の日程については、時刻表と格闘して、何度も検討したのだが、(1)天気が悪い、(2)この館山行きを捨てるとあとの乗り継ぎが悪い、(3)どっちにしろあと1-2回は千葉方面に参戦せざるを得ない、ということから、フラワーセンターなどの観光は断念して、そのままひたすら乗り続けることになった。
 木更津から館山経由で安房鴨川までは、鈍行で2時間。安房鴨川からの列車は、途中から特急「わかしお」になる新型車両。意外にも途中で満員。東京駅まで乗っても、京葉線ホームが遠いので、蘇我で降りて、千葉で総武快速線グリーン車に乗り換えて横浜へ。バスもあわせると9時間近い乗り詰め。
 意外と早く戻ってきたので、そごうにて結局買い物。未乗3線区クリア&ストロングメモリー4着&カーリング日本チームの健闘を記念して、スーツ、シャツ、ネクタイ、セーターと徹底的にやってしまう。。。

 ○新たに乗りつくした路線:久留里線、内房線(君津-安房鴨川)、外房線(上総一ノ宮-安房鴨川)
 ○新たに乗りつくした距離:163.6キロ。
 ○今までに乗りつくした距離:15186.3キロ。
 ○まだ乗りつくしていない距離:4657.7キロ。
 ○乗りつくした路線の割合:76.53%(△0.83)
 ○会社別:JR東日本 71.5%(△2.2)

2/18:カーリング

◆横浜:はれのちくもり

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 8時起床。ロイヤルホストにて、パンケーキセットとサラダ。日経とニッカン。
 床屋へ。前回行ったときに、「今月で閉店するかも」と言われていたのだが、幸い、営業が継続されていたようである。残念ながら、沖縄帰りのイッキマンに遭遇することはなかった。
 そごうにて買い物。スーツなど盛大に買いこみそうになるが、午後に愛馬の出走を控えているために、自重して帰宅。
 15時から春望S。昇級緒戦のストロングメモリー、ちょっと人気がなさすぎる。久々に単複馬連を購入。好スタートから、直線先頭。これは、スーツ購入かと思い力が入るが、さすがに準オープンのハイペースを追走しただけに、最後もうひと押しがなく4着。しかし、初の1600万下で大健闘。ところが、クラブの年齢制限で、3月で引退になってしまう。さぁ、これから稼ぐというときにあまりにもあんまりである。何とかならないのだろうか?お買い物は、水曜日の川崎、ボーンセレブリティ号に託すことになった。
 昼寝。16時45分起床。入浴。
 17時からカーリング。今回の五輪では、どこかでカーリングをダイジェストでなくて、1試合じっくりと見たいと思っていたのだが、土曜日の夕方というベストな時間に生中継がある。日本女子は、すでに1勝3敗と苦しい状況で、しかも優勝候補のカナダ戦。状況は厳しいが、じっくり観戦してルールを覚えてかけひきを堪能したい。
 前半、カナダがミスを連発し、日本がリード。0-0だと後攻が継続するので1点とるより0点がよいということも初めてわかった。中盤には先攻でも1点獲得してかなり有利な状況。
 カーリングの代表選考で、不思議なのは、優勝チームのメムバーがそのまま日本代表になることである。普通なら、各チームから有力選手を選抜すると思うのだが、チーム青森がそのまま代表になっている。チームワークが重要ということなのだろうか?それとも力の差が断然なのか?小生としては、19歳のマリリンこと本橋選手のファンになることにする。解説者もカナダとアメリカを再三間違えるのはどうかと思うが、内容は、冷静かつ的確でわかりやすい。
 19時すぎに掲示板にイッキマンが登場。沖縄帰りとはいえ、さすがに押えるところはしっかり押えているようである。ところが、このあたりから、日本チームにもミスが目立ち始める。2点リードで後攻というのは、安全圏に近いはずなのだが。。。ここで、最初の選手は、相手の石をはじけないというルールがあることも初めてわかった。
 9回、10回は、目黒選手とマリリンは、ミスばかりでほとんど仕事をしていない。大量失点大逆転負けのピンチの連続を小野寺選手のミラクルショットでクリアするというドラマチックな展開。どっと疲れがでた。これを1日2試合やるのだから大変である。準決勝進出はまだ厳しい状況であるが、がむばってもらいたいものである。
 先日のスノーボードのレースみたいにもそうだが、このカーリングなどもゲーセンでバーチャルに楽しめるようになったらおもしろいと思うのだが、いかがなものだろうか?
 と思ったら、こんなものを発見。

カーリングゲーム

 今日は、カーリングの2試合目や、スピードスケート1000mなどもあるが、小生としては、ジャムプに備えて就寝する。

日本カーリング協会

2/16:美女オフin鹿児島

◆鹿児島:あめのちくもり

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 久々にオリムピックに無関係に熟睡。7時起床。朝風呂。朝食ヴァイキングは平凡。
 昨夜、小生が、鹿児島空港で掲示板を見たときは、うしという方のJALは、15分遅れとなっていたが、どうやらそんな甘いものではなかったらしい。小生のANAが何もなかったというのに、着陸やり直しで、最後は、機内に歓声とは衝撃的である。さすがは、内紛が起きているだけのことはある。
 16時すぎには、業務終了。いったんマリンパレスに戻って入浴。18時30分に、宮崎ナンバーのコルト号がお迎えにやってくる。
 緊急美女オフin鹿児島が開催。うしという方とW嬢。黒豚の老舗、「あぢもり」さんに参戦。個室を確保するが、老舗の常として、仲居さんが手ごわすぎる。七味はご遠慮ください、タバコの火をつけるのに何を持ってくるのか問題、内田さんはお元気ですか問題など、おおいに問題はあったが、卵ですき焼きのように食べるしゃぶしゃぶは、それなりに美味でった。
 城山観光ホテルのバァに転戦。ウイングインターナショナルを分からないと話にならない問題、シャンソンといえば、サントワマミーであり、忌野清志郎であり、やっぱり猫が好きであり、三谷幸喜の奥さん問題、松本といえばエースイン問題、ゆうぞう問題など検討して解散。24時までの入浴も間にあった。まずは好日といえよう。

2/15:女子500m/鹿児島へ

◆横浜・東京→鹿児島:はれのちあめ

 2時10分起床。一本目の結果次第では、即就寝の予定であったが、幸い、岡崎が3位につけている。4位との差もけっこうあるし、2回目は、インスタート。待望のメダルへ期待がふくらむ。
 ところが、1回目4位のひと組前の中国の任慧が、突然2回目に好タイムをマークしてしまう。これで、岡崎も、1回目より多少タイムを縮めないと3位になれない。インスタートだから可能性は十分あるとはいえ、暗雲が立ち込める。結局、大きなミスはないものの、1回目と同じタイムで4位に後退。連日連夜、あまりにもあんまりである。
 それにしても、りくおさんも指摘していたように、いただけないのは、堀井の解説である。まったくのワンパターン。
(号砲)
(アナ)さぁ、スタート。
(堀井)いいですよ。さぁ、氷をしっかり捕まえて!
(100m通過は、日本人選手はけっこう速い)
(堀井)いいです。いいです。さぁ、ここからしっかり前を追って!(アウトスタートの場合)
(最終カーブ)
(堀井)うまく回ってます!さぁ、ここからです!伸びて来い!
(ゴール)
(堀井)ああああぁぁぁぁぁぁぁぁ。。。。。。。。

 これでは、松岡修造である。あるいは、リンクサイドにいるコーチの仕事である。解説になっていない。及川と岡崎以外は、力を完全に出し切ったとはいえないのだから、何か素人にはわからない原因があるはずで、フィギュアの佐藤有香さんのように、それをレース中でも冷静に淡々と指摘してほしい。それに、堀井氏というと、長野での悲痛な場面ばかりが思い出される。なんとなく縁起が悪い。有力選手がメダルにあと一歩で手が届かないのも彼のせいにしたくなってしまう。(実は、彼は、その前のリレハンメルでメダルを獲得しているのだが)

 朝、りくおさんの「クハガタ」に春の気配を感じる。そして、今日は、春というよりは、初夏に近い陽気。

 18時55分発のANA最終便で鹿児島へ飛ぶ。なんと同じ時刻に、うしという方がJALで飛ぶ。恐ろしい偶然である。2社の最終便が同時刻というのはあまりにも芸がないが、後から出る方が本当の最終便ということで有利なので、なかなか調整が難しいのだろう。しかし、このご時世、内紛勃発のJALを選択するとは理解に苦しむ。案の定、ダイヤ上は、JALが5分先着するはずなのに、ANAが15分以上先着した。格が違いすぎる。
 当初の予定では、京セラ1泊、城山1泊のつもりで、これだと、うしという方と完全一致するところであったが、出張の場合、城山は、シングルでないと費用的に厳しく、なかなかとれないので、久々に隠し玉であるところのマリンパレスさんに参戦することになった。
 金生町でバスを乗り捨て、タクシーで海岸沿いへ。合成肉でおなじみのフォルクスをすぎて、本日マリーンズが到着したはずのサンロイヤルホテルもすぎると、なつかしい半円柱の建物が見えてくる。どっかの共済組合の施設なので、うさんくさいのであるが、ツインのシングルユースが10000円、部屋がやたら広く、最上階に浴衣で参戦可能な温泉大浴場、トイレはウォシュレット。バルコニーがあって、目の前は、桜島。実は、かなり条件が揃っている。さっそく入浴。ツアーが組まれるおぎさんにはとてもかなわないが、小生も、明日は、たくさんの聴衆の前で一席やるので、早めに就寝する。

2/14:男子500m/フィギュアペア/バレンタインデー

◆横浜・東京:はれ

 スピードスケート・男子500m。清水の時代は、終わり、加藤の時代は、始まりもしなかった。加藤についていえば、今回は、オリンピックで期待を裏切る要素がいろいろ揃っていた。次回に期待したい。層の厚いこの種目では、こういうときには、第2、第3の男が、メダルをとってきたものだが、今回も及川が検討して1回目4位。
 しかしながら、及川の2本目は、アウトスタート。3位の韓国選手に1本目で不利があったことを考えると、メダルの可能性は低い。未明1時半。残念ながらるいさんに任せて就寝することにする。
 6時10分起床。おはよう日本を見ようとすると、フィギュアのペアをやっている。出社前に漫然と見ていたが、最後の中国ペアがいきなり転倒。怪我をしたようで、終了。重傷のようである。ところが、ジャッジや、チームと延々と相談した挙句、演技再開。まぁ、転等した選手が、記念にゴールまで滑っていくようなものかと思っていると、高得点が出て突然2位になった。ちょっと理解できない。がむばっていたのは認めるが、技も怪しかったし、そもそも演技時間には制限があるはずだが、時計はどのように止まって、どのように再開されたのか?これが許されるなら、大事なジャンプをミスったときなので、タイムをとって、精神統一してからゆっくり続きからやってもよいのだろうか?
 せめてもの救いは、スタジオに松岡修造がいなかったことで、感動の秘話みたいにならず、スタジオでは、沈着冷静な佐藤有香さんが、「ひざですね。。。」「今はアドレナリンが出ているからよいけど、明日が。。。」などと解説。NHKのアナウンサーまでが、「ジャッジもスタジオの雰囲気に・・・」などと伝えていた。しかし、3位で待機していたペアは、転倒を見た時点で、自分達のメダルを確信していたはずである。突然再開された挙句、はじきだされて僅差の4位。同じ中国ペアとはいえ、ちょっと納得できないはずである。気の毒である。
 バレンタインデー。巷では、もはやあまり相手にされていないイベントのようであるが、小生は、チョコをいただくととてもうれしい。日記開始以来、5年連続で1個であったのだが、今年は、2個+ぬいぐるみをいただく。大きな進歩である。すばらしい。
 衝撃的にまずい中華料理店にて、うしという方と緊急オフ開催。「桜井よしこさんは、あまりにも偉大だ。昔は井田由美さんと同じくらいだと思っていたのに問題」、「衝撃の最終便出張問題」、「ブログ800万人の時代に撤退するのはイッキマンくらいだ問題」、「るいさんの(きっぱり)が出ると手に負えないのではないか問題」について検討。女子500mに備えて、22時に帰宅と同時に就寝。

2/13:ノーマルヒル

◆横浜・東京:はれ

 3時10分起床。ジャムプ・ノーマルヒル2回目。1本目の時点で、伊東と葛西が13位ということで、メダルは絶望。しかも2回目に順位を下げてしまった。まぁ実力ともいえるのだが、直前になって、各選手調子を上げていただけにちょっと残念。ラージヒルでは、もう少し見せ場を作って欲しい。アホネンがメダルをとれないのだから、わからないものだが、逆にいえば、日本勢にもチャンスはあるのかもしれない。
 紀子様のご懐妊以降、うし宅振り込め詐欺、りくおさんブログ開設、るいさん毘沙門参戦、鶴の湯雪崩、城山観光ホテル破綻、うし様美女オフin北の大地開催、実家に任天堂DS導入、ハラダマサヒコ失格、うし様のマイネルスケルツィきさらぎ賞直線いったん先頭など衝撃的な事件がまだまだ続いている。
 さすがに今日あたりは、一段落したかと思い、外出先から会社へ戻る途中エッジをチェックすると、今度は、イッキマンブセナテラス到着という情報が飛び込んできた。かんさんの日記にもあるように、小生も、「たのしく やさしく おだやかに すごしたい」と思っているのだが、これでは、まったくもって油断ができない。
 早めに帰宅して、一眠りしてから、スピードスケート男子500mの2本目に備える予定だったのだが、気がつくと23時。あわてて退社して、24時帰宅。心なしか、いつもよりマンションの灯りがたくさんついているようにみえる。もはや一眠りすることもできないので、明日の寝不足は覚悟して、1本目から見ることにする。ここでメダルを逃すと、いよいよ後がなくなってくる。さて・・・

2/12:モーグル

◆横浜:はれ

 昨夜は、22時から複合の距離。マンニネンが敗れる波乱。なんだかんだいっても、ジャムプ首位の選手は、周囲の計算以上にがむばって残ることが多いように思う。23時からモーグル予選。上村愛子の演技を確認していったん就寝。
 ヨーロッパの時差は、現地が昼間なら、日本では夜更かしですむのだが、冬季五輪は、ナイター競技も多いため、この場合は、深夜になってしまう。となると、日曜未明くらいしか見ることがなかなかできない。
 2時30分起床。ジャムプノーマルヒル予選。2番スタートのハラダマサヒコは、もう飛び終わっているはずと思うが、順位に名前がない。なんと失格だという。あまりにもあんまりである。本当に世の中、何が起こるかわかったものではない。今回は、参加することに意義がある状況だったとはいえ、リレハンメルの悲劇から、長野での栄光、そして、最後は、失格。衝撃的である。ラージヒルの出番はおそらくないであろうから、これで終了である。日本勢は、葛西が好調のよう。明日の未明に早起きするかどうか悩ましいところ。
 3時からモーグル女子。この競技はあまり好きではないのだが、上村愛子は、今回、メダルを何とかとらせてあげたい選手のひとり。美女であるのはもちろんだが、ちょっと似合わない低い声もカッコイイ。スタート地点の表情もよい。
 第2エアの3Dとかいうのも見事に決まったが、得点は期待ほど伸びず5位。負けたから言うのではないけれど、どうもこの競技はわかりにくい。エアの技がみんな違うのだから、タイムを計っても仕方ないような気がする。どうしても計るなら、エアとエアの間の部分を計るべきではないか?
 ターンの採点も、5人のジャッジがいるものの、基準がはっきりしないので、かなり差がある。優勝したハイルは、たしかに断然すばらしかったけど、ゴール寸前で小さなミスがあったのは、コーチの表情からもわかる。それでもターン点が1位というのが怪しい。3位の選手など、エアに大技を使わず、とにかく一気に滑って、タイムを稼いだようにも見える。ソルトレイクのときも、1位の選手はすごかったが、後は、素人には差がわからなかった。好タイムで一気に滑った3位の里谷よりも、6位の上村の方が完成度が高いように見えてしまった。
 上村としては、持てる力を出し切った満足感はあると思うが、やはり、採点競技では、他の競技と比べると、ちょっと釈然としないものが残ってしまうように思う。
 4時就寝。
 8時起床。
 久々に乗りつぶしも検討していたのだが、寒いし、体調も今ひとつなので断念。ロイヤルホストは、昨日以上の混雑なので、これも断念。
 NHK杯・羽生-谷川戦を見ながらブログ執筆。
 何が起こるかわからない世の中だが、きさらぎ賞だけは、事件が起きないで欲しいもの。

2/11:時代

◆横浜・東京:はれ

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 7時30分起床。ロイヤルホストがブックフル。パシフィコ横浜で、国際フィッシングショーが開催されているためのようであるが、朝からブックフルとは恐れ入る。少し待って、席には着けたものの、和朝食が一向に出てこない。ニッカンと日経を読み終わってしまう。
 紀子様のご懐妊以降、うし宅振り込め詐欺、りくおさんブログ開設、るいさん毘沙門参戦、鶴の湯雪崩、城山観光ホテル破綻、うし様美女オフin北の大地開催と、世の中があまりにも激動している。何が起こるかわかったものではない。もはや、信じられるのは、実家くらいしかないのではないかと思い、久々に参戦する。
 白金台駅を降りると、目黒通りの拡張がずいぶん進んでいるのに驚く。そして、実家に一歩足を踏み入れると、いきなり怪しげな健康マシンみたいのが置かれている。さらに、任天堂DSと脳を鍛えるソフトが導入されている。幸い、昨年末にサイスさんに紹介されていたので、計算100問など、格の違いを見せつけることができたが、まったく、何が起こるかわかったものではない。もはや、小生は、時代に取り残されているのではないか。しかし、中島みゆきの歌にもあるように、時代は回るものであるから、しばらく取り残されているうちに、一周遅れでまた先頭になっているかもしれない。
 うし宅振り込め詐欺問題について検討すると、母親の友人でも、2人すでに経験済みであるという。ひとりは、ダンナが痴漢で渋谷署に現行犯逮捕されたという。あまりにも酷似している。まったくもって恐ろしい世の中である。
 平沼赳夫君問題、雅子様問題、ホリエモン問題、沖縄の事件はみんな他殺というがたぶん自殺問題、植草氏復帰問題、鶴の湯で裸で避難する問題など検討して帰宅すると、品川駅構内が、一新されて、ショッピングセンターのようになっている。どんどん取り残されていく。

2/10:BRIO

◆横浜・東京:はれ

 夜間作業に立ち会うので、18時すぎにコンビニでグーサンドなど購入して待機。22時には無事に終了したので、「BRIO」を購入して帰宅。
 特集は、「もしも楽器が弾けたなら」。まったくもってうらやましい。記事の中で、秋元康(49)と書かれているが、ということは、おニャン子の曲を書いていた頃は、30歳くらいだったということになる。昔から、今と同じような風貌だった気がするのだけれど。。。
 第2特集は、「時間がないから本を読む」。まったくもっておっしゃるとおりだ。このところ、ブログも停滞する状況ではあるが、この週末くらいは、ゆっくり本を読むことにする。
 「都心の夜遊びは寿司屋から」。このへんになってくると、小生には手に負えなくなってくる。るいさんや、F嬢、ダンナといった面々の世界であろう。
 「田中康夫が聞く」は、イタリアンバールについて。立ち飲みで、エスプレッソや、ワインを軽くやるとのことだが、まだまだ小生には敷居の高い世界である。
 結局、新川崎で読み終わってしまった。680円もするのだから、せめて帰りの車中くらいは、持ちこたえてほしいものである。
 仕方がないので、エッジでサイトをチェック。ハラダマサヒコが練習で突然大ジャムプを連発したとのことである。まぁ、本番は墜落すると思うが、とりあえず、出場はできそうで何よりである。
 乳頭温泉郷・鶴の湯で雪崩。小生も以前行ったことがあるが、乳頭温泉郷の中でも、鶴の湯がもっとも人気で、秘湯とはいえ、まぁ普通に観光客が行かれるところであるし、冬もまたよさそうなだけにびっくり。まったくもって恐ろしい。亡くなった方もいるので、ちょっと不謹慎かもしれないけど、露天風呂で雪崩とか地震とかに合うと、助かっても逃げるときにちょっと困る。。。そういう意味では、小生、床屋で顔を剃られているときだけは、地震が来ないで欲しいとも思っている。

2/9:毒いろいろ

◆横浜・東京・さいたま:はれ

 前夜早めに就寝したので、こういう日は、出勤途中に、各氏のブログを読む楽しみがある。このところ、多忙で、ROM専門になりつつある。
 りくおと云ふ方のブログを読むと、構造計算書偽装問題につひて、簡潔かつ明瞭に問題の核心を指摘されてゐる。流石はりくおさんである。
 るいさんのブログを読むと、毘沙門に参戦している。衝撃的である。
 F嬢らと外出。早々に直帰したいところだが、会社に戻らなくてはいけない。車内で、るいさんの毒問題について検討する。
「毘沙門に行って、まずいと毒を吐かれてもねぇ・・・」
「”毒”と言っても、いろんな毒があるので、整理すべきですよ。」
「そういえば、インド人がどうのこうのという毒もあったよ。」
「アーユルヴェーダですか?」
「それそれ。」
 結論として、本当に体内にたまる毒素、ストレスとしての毒素、辛らつな発言という意味の毒の3つがあるということになったが、るいさんは、結局、全部持っているのではないかということに落ち着く。実は、そういうF嬢も同じだと思うが、そんなことを言うと大変なことになりそうなので、黙っておく。

2/8:いろいろ

◆横浜・東京:はれ

 昨日の日記で、いろいろな状況を想定すべきと書いたが、そういう小生も、まさか、うし宅に振り込め詐欺がふりかかってきたり、りくおさんが、ブログを始めるとは、とても読みきれなかった。わからないものである。
 1時就寝。6時10分起床。あいかわらず厳しい状況だが、流れは変わってきたようで、昨日に続き、今日も少し状況に改善が見られた。もうひとがむばりであるが、いかんせん寝不足が2日続くとしんどいので、F嬢らに後を託して、19時に退社する。
 流れが変わってきたといえば、平沼赳夫君の出番を待つまでもなく、あっという間に皇室典範改正は引っ込んだようである。女系天皇反対の小生としては、一安心であるが、改正案賛成派は、「安定的な皇位継承のため」と言っていたのだから、そういう意味では、男子が一人生まれたからといって、状況は劇的に変わるわけではない。この程度のことで、引っ込めるということは、逆にいえば、真面目に考えてなかったことを自ら証明したのではないかという気もする。
 日経一面は、「高速道ほぼ全線整備」。近畿自動車道の田辺-白浜間も着工が決まったようである。やはり時代は、アドベンチャーワールドということなのであろう。改革が骨抜きになったという意見もあるようだが、小生は、必ずしもそうは思わない。道路を作ることは、そもそも税金でやった方がわかりやすい。北海道縦貫道の七飯-大沼などは、とっくに着工されていてしかるべきではないかとも思っている。むしろうさんくさいのは、管理・運営の方であるのだから、ここを民営化すれば、天下りファミリー企業などを排除する効果は大きいと思われる。
 ただ、高速道路の規格は、もう少し見直すことはできなのだろうか。田舎の高速道路に、東名などと同様に100mおきのキロポスト表示などが必要なのか。一方で、高規格で片側一車線で作るのは、まったく無駄で、中央分離帯とか植え込みとか非常電話とか街灯などは、ある程度犠牲にしてもよいから、片側二車線で作ってもらいたいものである。
 姉歯氏以外の偽装物件が発覚したようであるが、「非姉歯」という言葉が、マスコミだけでなくて、お役人にも使われていた。世の中の物件のすべてを「姉歯」と「非姉歯」に二分したのだから、姉歯氏もたいしたものである。
 先月の日記で酷評した、松下からのハガキが到着した。さっそくシュレッダーへ。ピカパーからの封筒を空けると、グリーンチャンネルのキャムペーンで小生が当選したと書かれている。そんなもの応募した覚えがないが、まぁクオカードをもらえるのは悪いことではないので、こちらはいただいておく。

2/7:シミュレート

◆横浜→水戸→東京→横浜:くもり

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 1時就寝。雪が激しい。基本的に雪は大好きなのだが、今日の出張は、遅れるわけにはいかないので心配である。目覚ましも2個。余裕をもって5時10分起床。東海道線、横須賀線のダイヤは、多少乱れていたが、問題はなかった。
 上野駅構内は、ショップが充実している。大事な打ち合わせの前は、お腹が痛くならないように、食事は控えめにするのだが、朝食をしっかり食べたい気分にさせられてしまい、鮭と納豆の定食。
 7時30分の「フレッシュひたち」で出発。11時25分の「スーパーひたち」で戻る。2週間前から続いている厳しい状況も、少し明るさが見えてきている。
 昼すぎに帰社。最高気温16度のはずなのに、一向に暖かくなってこない。朝寒いのを我慢してでも、コートを着ないで外出しようかと思ったのだが、やめておいてよかった。しかし、翌日の予報が、ここまではずれるのもめずらしい。横浜では、夕方になって、10度を超えたようだが、都心は、最後まで平年より低い8度くらいで終わってしまったようである。
 23時まで残業して帰社。疲れているが、紀子様ご懐妊と聞いては、ブログを休むわけにはいかない。
 パ・リーグのプレーオフにしても、小選挙区重複立候補にしても、クセにあるルールを作るとき、それに対して意見を述べるときは、もっとも極端なケースを事前に想定してから意見すべき、と以前から主張してきた。皇室典範問題にしても、皇太子と雅子様が離婚して、再婚して男子が生まれるなどというケースも考えておくべきで、マスコミは、離婚した場合の制度の確認などをしておくべきと思っていたが、もうひとつ、紀子さまご懐妊というオプションがあるとは、小生もシミュレートしきれなかった。ちなみに、離婚しても、現時点では、愛子様は、皇室を離脱できず、雅子様が親権を持つということはできないらしいことは、週刊文春に書かれていた。さすがは、文春である。
 佳子さま誕生から11年経っており、いったんは、もう終了するつもりだったと思われるのだが、やはり、何か強い意志が働いているのかもしれないし、紀宮様の結婚以降、時代は、秋篠宮ということなのかもしれない。小生、秋篠宮様よりは、皇太子を応援している。しかし、愛子様のご子息が女系天皇になるよりは、秋篠宮の長男への皇位継承を支持することには、迷いはない。あとは、これをきっかけに平沼赳夫君の奮起を待つのみである。

2/5:鍋パーティー

◆横浜:はれ

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 7時起床。この時間帯に最低気温を更新していて、なんとマイナス2.2度。この冬一番と思われるる冷え込み。鍋日和である。
 鍋パーティーというと、近頃では、悪いイメージが定着してしまっているようであるが、もちろんそういうものとは、別である。もっとも、仮に無理やり飲ませようとしても、小生が真っ先につぶされるのは、目に見えている。
 美女軍団がひとつ屋根の下に集結というと、これまた、近頃では、怪しいイメージがあるが、もちろんそういうものとは、別である。今回は、Fs実松のファンであるところのY2嬢のカキファンドが、めでたく収穫を迎えたとのことで、カキ鍋。
 カキファンドというと、マネー誌に広告が掲載される牛ファンドと同様に、何やら怪しいイメージがあるが、そんなことはなくて、無事に収穫されたという。1万円で150個のカキが送ってくるというから、一口馬主よりは、確実な投資かもしれない。一度冷凍して保存していたので、まず電子レンジで解凍して、殻を開けて、身を出す。
 寝坊したF嬢2号が到着する頃には、味噌ベースのおいしいカキ鍋ができあがり。カニや鮭も加わってなかなか豪華。飲み役であり、かつ食べ役であるところのF嬢が体調不調ということで心配されたが、お酒は進まなかったものの、お鍋の方は、きれいになくなった。
 拙宅の台所のことは、もはや小生よりもよほど詳しい面々であるので、仕込みから片付けまですべてお任せで、ケーキをいただき、2回目のお誕生日パーティーということで、プレゼントまでいただく。まったくもって、ありがたいことである。小生はといえば、Y君のために、Nゲージを用意するのみである。みなさんお疲れの様子で、アーバンとフットマンが活躍したので、その分だけはお役に立てたかもしれない。
 最後は、トンチクイズ大会みたいのが始まる。小生、あまり得意ではない分野ではあるが、今日は冴えていた。
「301」に2本の直線を引いて立体を作る問題、「大小大小大小大?小?小大」の?を埋める問題、「1+1=2、1-1=12、3+11=2、3-5=?」の?を当てる問題など、意外にもすべて正解。

2/4:氷点下の立春

◆横浜:はれ

 立春。暦の上では、春ということだが、明け方の最低気温は、-0.9度。日中の最高気温は、5.7度と冷蔵庫にいるような冷え込み。
 8時起床。ロイヤルホストにて洋朝食。日経とニッカン。今日は何も予定がないので、久々にゆっくりできる。まず洗濯から。
 9時30分から「渡辺篤史の建もの探訪」。横浜のパイロット宅が紹介されていて、海が見えて、眺めのよい家。ビューバスとか吹き抜けのリビングとかなかなかよさそうだ。しかし、眺めだけなら、拙宅の方がよい。今日のような天気のときは、空気が澄んで、遠くまではっきりと見える。羽田に到着する飛行機が続々と。同時に3機見えることもあり、いかに過密ダイヤで飛んでいるかがよくわかる。その向こうは千葉県。
 部屋の掃除。12時10分からは、「囲碁・将棋ジャーナル」。昼寝。キーボードで、「AnotherSky」を少し練習してみる。外は寒そうだが、家の中は暖かく、のんびりと時間が流れる土曜の午後。
 高島屋へ。オフに備えて買い物。ヨドバシカメラで、E231系を衝動買いしてしまう。オフに備えて、Nゲージの配線。車両に比べて、ポイントが少し不足気味。脱線もショートもさせずに、引込み線へうまく誘導して、車両を入れ換えるのは、実は、けっこう頭の体操になる。
 そんなわけで肩が凝ったので、19時半すぎに万葉倶楽部へ。なんと外はうっすら白くなっている。日本海側の寒気の雪が、横浜まで到達するのは、非常にめずらしい。
 何はともあれ、マッサージの予約にいくと、23時からになるという。あまりにもあんまりであるが、
「ひと風呂浴びて、食事して30分休憩すればちょうどいいですよ。」
 と言われる。小生、入浴と食事に2時間半もかかることはない。入浴、ビア、21時から休憩室のテレビで、「ラヂオの時間」。23時から大福コース。

2/3:トリノ五輪展望

◆横浜・東京:はれ

 節分。いつのまにか、ヘンな巻物を食べる日になってしまったようである。理解に苦しむ。
 本来なら、受験生のために特急が臨時停車すべきか問題などについて、論評するところであるが、うしという方に先を越されてしまったし、ブログも5年目を迎えると、そのテの話は、もう飽きてきた感もあるので、五輪の展望でお茶を濁すことにする。
 五輪と選挙マニアの小生としては、冬季五輪も、参院選程度には盛り上がりたいところであるが、今回は、今ひとつ気分が乗ってこない。ジャンプを筆頭に、日本選手団が長野でピークを迎えてしまい、その後の長期低迷から抜け出しきれないのが原因であろう。
 今回、メダル圏内の選手は、ソルトレイクシティの時よりは、増えている。しかし、前回は、清水というメダル確実の選手がいたが、今回は、メダルゼロの可能性も否定できない。小生、1980年レークプラシッド大会の八木の銀メダルから記憶しているが、以降、メダルゼロの大会はない。なんとかがむばってもらいたいものである。
 展望にあたって、Numberを購入するが、日本びいきの展望ばかりで話にならない。本家のスポーツイラストレイティッド誌によれば、日本のメダルは、加藤と荒川の銅2つ。これがまぁ妥当な予想と思われる。
 世界記録保持者の加藤は、金メダルの可能性ももちろんあるが、いかんせん初の五輪だけに、全面的な信頼はおけない。荒川、村主、安藤の女子フィギュアは、スルツカヤには、一目置くとしても、コーエン、コストナーとの2位争いなので、メダル2つの可能性もある。しかし、コストナーが地元イタリアというのが採点競技だけに気になり、2位コーエン、3位コストナーとなると最悪。
 女子500mも、岡崎、大菅、吉井でメダル2つの可能性もあるが、4,5,6位となる可能性も十分ある。微妙。
 モーグルの上村にもそろそろメダルをとらせてあげたいが、運が必要。ジャムプは、運があってもなお厳しそう。がんばって欲しいのは、アルペン回転の佐々木と皆川。アルペンでのメダルとなれば、やはり価値は大きい。スノーボードは、W杯でいくら勝っても、五輪には、アメリカのプロ選手が出てくるから話にならないという。このあたりになるとよくわからない。
 まぁ、メダル圏内ギリギリの人が多いということは、声援には力が入る。時差があるので辛いところではあるが、後半は、休暇をとる予定もあり、じっくりと楽しみたい。個人的には、カーリングの試合を生中継で一度ゆっくりみてみたいと思っている。

◎(金有力):なし
○(銀有力):なし
▲(銅有力):フィギュア女子・荒川、男子500m・加藤、女子500m・岡崎
△(メダル圏内):フィギュア女子・村主、フィギュア男子・高橋、女子500m・大菅、吉井、女子1000m・吉井、女子団体追い抜き、モーグル女子・上村、ジャンプLH・岡部、ジャンプ団体、男子アルペン回転・佐々木、ショートトラック女子1500m・神野

2/1:ヴァイオリンサミット2006

◆横浜・習志野・東京:あめ

 6時10分起床。横浜7時8分発の横須賀線で出発。あいにく今日は津田沼行きではなかったので、東京駅で乗り換えて、津田沼へ。めでたくコートは戻ってきた。8時21分津田沼始発で戻る。9時出社。2時間の通勤をしたことになり朝から疲れる。
 17時40分退社。サントリーホールへ初参戦。東京駅からだと妙に不便。飯田橋乗換え南北線で六本木一丁目で降りると、泉ガーデンとかに直結してしまう。防衛庁跡地とは別にこんなものができていたとは知らなかった。都心の事情にはすっかりうとくなっている。アークヒルズなどもう古いのだろうが、溜池山王からも六本木一丁目からも微妙に距離があり、雨に濡れないとたどりつけないのが不便である。
 ヴァイオリンサミット2006。葉加瀬太郎さんとその仲間たちのコラボレーションである。見事に満席でギリギリでゲットしたチケットは、なんと舞台の反対側である。あまりにもあんまりと思ったが、距離はけっこう近いし、演奏している舞台裏から見るのもそれはそれでおもしろかった。
 第2部開始直後に、「ドン」と衝撃がある。演出にしては、妙な衝撃だと思ったら、どうやら地震のようだったが、演奏はそのまま続行。次に登場したゲストが、
「震度4だけど津波の心配はないから、安心して最後まで聞いてください。」
 と言って、場内を笑わせたが、実は、あまり安心でなかったようである。
 高嶋ちさ子嬢以外は、知らないゲストばかりだったが、たっぷり3時間。「AnotherSky」がなかったのは、残念だが、十分楽しめた。演奏しているメムバーがみな楽しそうだったのもよかった。あと、ある時は、カスタネット、ある時は、シンバル、ある時は、太鼓と孤軍奮闘しているパーカッションのお姉さんが妙に気になったのだが、パンフレットには、大石真理恵さんとある。どこかで聞いたことある名前かと思えば、美里のコンサートでもおなじみの実力者であったようだ。
 22時すぎに終了。南北線&目黒線経由武蔵小杉から帰宅するが、東海道線、横須賀線、京浜東北線が終了しているとは知らなかった。普通に残業などしていたら、終了するところであった。しかし、あの程度の地震で、なぜそこまで終了してしまうのか理解に苦しむところではある。
 うしという方に先に書かれてしまったが、小泉首相の
「成功者をねたんだり、能力ある者の足を引っ張ったりする風潮を慎まないと社会は発展しない」
 という今日の発言は、全面的に支持したい。何が嫌といって、ねたみやひがみ根性のある人とつきあうが一番嫌だ。多少勘違い気味でも自分に自信を持っている人の方がよっぽどつきあいやすい。

葉加瀬太郎

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