9/7:決戦!ヤフードーム!
◆釜山→福岡:はれ時々くもり
なんか不気味な夢を見て寒気がして、3時半に目が覚める。眠れなくなって、そのまま朝。帰る日になって、天気が回復してしまい、すっきり晴れている。6時半に朝食ヴァイキング。8時前にタクシーでフェリーターミナルへ。怪しげなチョコレートをおみやげに購入して、10時にコービーで帰国。JR九州のビートルと共同運航の韓国の会社の船である。今日は、天気はよいが、波が高い。乗り物酔いしない小生だが、朝食ヴァイキングを食べたばかりでもあり、ちょっとぐったり。
12時55分に接岸すると、13時20分には、ホテル日航福岡にチェックイン。帰国しても旅が終わらないというのも羽田や成田から飛行機で飛ぶのとちがうところである。株主総会の2日後に増資を発表するような会社のホテルには、泊まりたくないのだけれど、ここは旅の窓口だとかなり安いし、プールが気持ちがよい。スタッフもCAさんなんかよりよっぽど愛想がよいように思う。チェックインと同時に何も言わずにLANケーブルを持ってきてくれた。
ヘルスクラブへ。プールの屋根が稼動式になっていて、初秋の午後の陽がふりそそいでいる。釜山でこげぱんになりそこねたので、500mほど泳いでから、読書しながらひなたぼっこ。
大きな荷物を自宅へ送って、16時半に出発。博多駅地下の一蘭さんで腹ごなしをして、交通センターからバスでヤフードームへ。開幕2連敗した昨年3月以来だからかなり久しぶりである。周辺では、グッズが盛大に販売されていて、北の大地のおこちゃまが喜びそうなものがいろいろ売っているので、ちょっと物色してから入場。
◆2006/9/7:○4-2H(福岡)
平日18時開始でも、かなり埋まっているからホークスは大したものである。3塁側、前から3列目というかなりよい席だが、もちろん圧倒的なアウェー。周囲には、父がホークスファンだが、息子はファイターズという親子と、スーツ姿で目立たないようにこっそりファイターズを応援しているおっさんがひとり。あとは、すべてホークスファン。99:1くらいの比である。もちろん、「TANAKA6」を来て「OGASAWARA2」のタオルを巻いて応援。
若手左腕38番対決。ホークス神内は、ストライクが入らず。初回2死満塁は無得点だが、2回は、1死2、3塁から内野ゴロでかろうじて先制点。
一方、武田勝は、ファイターズでもっとも信頼できるピッチャー。大村、川崎、松中の左には打たれそうな気配もないが、Z砲にまさかの一発。かんさんの情報によれば、Zは、母親が来ているらしい。1塁守備でもハッスルしていたが、気合の入りすぎで、足を痛めたようである。
お互いに負けられない一戦。ホークスは、大怪我する前に、神内に見切りをつけ、3回途中から吉武。吉田修司、柳瀬、三瀬、藤岡、篠原と早めの早めの継投。しかし、この大事なところで、吉田修司の力を借りざるを得ないというのは正直苦しい。代わりっぱなに森本の盗塁が好判断。ワイルドピッチで3塁に進み、犠牲フライで1点というライオンズのようないやらしい点の取り方ができたのは大きい。
3回、飯山のバント処理が見事。以降は、ほぼ完璧な武田勝。7回、松中を抑えたところで、交代。これも予定通りで、文句のないところ。武田久も、打者5人に4三振と完璧なピッチング。
9回、1死1、3塁で田中賢介。負けられない継投をしてきてホークス、ここは、イチかバチか馬原で勝負ではなかったかと思う。155キロならスクイズは難しい。怪しいスクイズがラッキーな内野安打(1塁はアウトのように見えたが・・・)。ここで篠原。吉田修司は39歳だが、篠原は、今日が30歳の誕生日とのこと。まだ意外と若い。1年だけだけど、全盛期は、本当にすばらしかったのだけど。ここで「北の国から」。小笠原タイムリー。そして幸雄さん。ここで決めれば最高だったけど、追加点はならず。
2-1でも逃げ切れるつもりでいたので、ちょっと気が抜けた感のある9回裏。ヒルマン監督もそう思ったのだろうけど、だからといって、岡島投入はいただけない。北の大地の人たちに比べれば、小生、岡島も高く評価しているけれど、3点リードは、セーブのつく場面。左だろうが右だろうが、ここはマイケルしかないはず。ここまで来たら、ヘンな奇策はしない方がいい。負けても後悔しない戦い方をして欲しい。松中には打たれるかもしれないが、3点あるのだから、Z砲とカブレラで切れば十分のはずである。
1死後、守備の乱れから川崎内野安打、田上ポテンヒット。松中がホームランなら同点である。場内が騒然としてくる。実際、こういう場面で何度も松中にはやられているのだ。左左なのに半分敬遠気味の四球でようやくマイケル。本人だって釈然としないものがあるだろう。Z砲一発なら、サヨナラという場面までいってしまったが、見事に抑えてゲームセット。
直接対決5試合を3勝2敗。1位通過には、4勝1敗が欲しかったところだけれど、いずれにしてもプレーオフでもう一度戦う可能性が高い両チームにきっちりと結果を出したことは大きい。特にホークスに対する苦手意識が完全に払拭されている。短期決戦で斉藤和にフル回転されると辛い面もあるが打線や中継ぎは、元気がない。
外野席へ移動して、勝利の余韻にひたる。総勢100名程度。明日の神戸に転戦するのは、小生を含めて10数名しかいないようだ。「ホークスに勝ち越した後のバファロース戦はボーナスゲームみたいなもの」とのこと。おっしゃるとおりである。
次に福岡へ来るとしたらプレーオフ。できれば来ないで済ませたいものである。ということで、年内最後になるかもしれない福岡。天神で降りて、中州を散策。てもみんに寄るつもりだったが、肩の凝りもどこかへ吹き飛んでしまったようだ。鉄鍋餃子とビールで乾杯!
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TBありがとうございます。
しんちゃんさんご指摘どおり、かつての中継ぎエースとはいえ、同い年で今年大台の吉田修司は、緊張もあったのでしょうが球が全く走っていませんでした。
おそらく本人も認めるでしょうが、まだ下(二軍)から上がってくるのが早すぎたと思います。
ホークスは夏バテ?なのかチーム全体に元気がないですね。
これでは、プレーオフが憂鬱になります。
それにしてもお金持ち~なしんちゃんさんさすがですね。
サンライズで福岡移動、そこからビートルで釜山往復、宿泊はパラダイスホテルとは・・・
うらやましい限りです。
PS;ちなみに私も今晩福岡入りします。
投稿: buschan | 2006/09/08 12:24
こんにちは。buschanさんも、あいかわらず北へ西へと活躍されておりますですね。小生は、凱旋門賞参戦も検討していたのですが、断念しまして、夏休みだし、ファイターズの優勝争いはめったにないということで、今週は、盛大にやっております。ホークス、たしかに元気がないのですが、やはりこの大事なときに監督不在というのがじわじわ響いてきているように思います。(森脇代行の采配が悪いということではなくて、最高責任者がいないという意味で)プレーオフでの再戦濃厚なので、このまま元気が出てくれない方がよいのですが、ファイターズが、短期決戦で、斉藤和を打てるのか?と言われるとおおいに不安です。
投稿: しんちゃん | 2006/09/08 15:07