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9/8:ボーナスゲームin神戸

◆福岡→神戸:はれ時々くもり

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 2時頃まで起きていたので、8時30分起床でも眠い。少し胃に疲れがたまってきているので、今日は、ヴァイキングではなくて、ビジネス和朝食。地下の売店には、なぜか報知しかなくて、一面は、「李」と書かれているので断念して、日経を読みながらいただく。どうやら、今週のフィンランド航空のチケットがとれなかったのは、国際会議があったからのようで、小泉首相も参戦しているようである。
 部屋でぐだぐだして、11時59分のひかりレ-ルスターで東へ向かう。ニッカンとスポニチと西スポを購入。北の大地とちがって、当然、鷹びいきなわけだけど、その分、昨日の試合の扱いが大きいから読み応えがある。西スポの一面は、「打てよ!松中!」。「三振してバットを地面に叩きつけるより、結果である。」と手厳しい。小笠原が打っているのだから、お前も何とかしろという論調。昨日は松中の一打で1-0で勝ったのにね。正直、昨日の武田勝から左打者に打てというのは、酷な気もするが、やはり主砲は結果責任ということなのだろう。小生が、金村に厳しいのも同じ理由。しかし、そういう意味では、中途半端で気の毒なのは、森脇代行。ニッカンの一面は、「王直ゲキが欲しい」。「王監督のために」ということで一丸になるのが怖かったけど、ここまで出すぎてしまうと、逆効果に思う。報道されていることだけなので、よくわからない点もあるが、肝心なときに1回くらい登場するのが効果的だったのではないか。

 神戸までは、2時間半の快適な旅。本はたくさん持ってきているのに、駅の売店で、北杜夫と阿川弘之の対談を購入してしまう。何しろ、あわせて160歳くらいのお2人だから、活字は大きいし、葬式の話とか、病気の話がばかりで。正直、360円の価値はないと思われるし、マンボウ先生にいたっては、「死にたい」ばかり連発しているが、それにしては、対談当時からもう10年以上がんばっておられる。なんだかんだ小生が本好きになったきっかけは、マンボウ先生である。吉村昭さんも亡くなってしまったし、愛読する作家がずいぶん鬼籍に入ってしまったので、がむばってもらいたいものである。
 「のぞみ」とちがって、「ひかりレールスター」の快適な座席なら、5時間でも6時間でも座っていられるが、14時30分には、新神戸到着。地下鉄で三宮へ。車内のポスターは、キヨ選手。「意地みせたる。」もう今年は、無理しなくていいよ。。(実際、試合中に、併殺打で1塁へ走って、ヒザ痛再発、途中交代。。。)
 今回の宿は、モントレアマリーさんに初参戦。ヨーロッパ風の外観と内装。わざとなのか、あるいは、中古のビルでも改装したのかちょっと年季の入った雰囲気。床はフローリング。賛否両論ありそうだけれど、北野散策の女性には、評価されそうな感じ。インターネット対応OK。
 ボーナスゲームの前に腹ごしらえ。おなじみのステーキランドさんへ参戦する。ビアで前祝。お肉はウェルダン。にんにくをたっぷりと。〆は、ガーリックライス。お腹が終了してもよいように、いったん部屋に戻るが、なぜか平気。17時すぎに地下鉄で出発。

 天然芝美しいグリーンスタジアム神戸(スカイマークスタジアム)。どうやら5年ぶりのようである。今日は、予備日に組まれた試合ということで、ガラガラかと思ったら、そうでもなかった。案外入っている。こんなすばらしい球場があるのに、来年は、ほとんど大阪ドームでやるというのは、本当に残念だ。
 入場の際、いただくパンフレットには、OB紹介のコーナーがあって、大石大二朗が載っているけど、なんか違和感がある。今週末は、オールド何トカデーとかで、土曜日は、加藤英司で、日曜日は、栗橋が来るらしい。OBを大切にするのはいいんだけど、どう考えてもこの2人ライバルとして戦ってたわけで。。。鈴木啓示さんと山田久志さんを両方OBと呼ぶのは、やっぱり無理があるのではないかと思う。近鉄はもう無いことにした方がよかったのではないかしらん。

◆2006/9/8:○5-2B(神戸)

 徹底的にカモにしているオリ戦。じっくり見ると、中村元GMの采配にも、かなり疑問があるように思った。1回、3回と、先頭の村松が出塁する。次打者の早川というのは、足が速いらしい。手堅くバントか?あるいは、盗塁か?はたまたエンドランか?ところが、何もせずに、初回は併殺。3回は三振。次の打席では、代打に下山が出たけど、悪いのは、早川というよりベンチの指示ではないかと思う。
 それから、7回、賢介のところで左の山本投入はいいけど、結局、小笠原のところで、びびってしまい敬遠。何のための左か?でもって、稲葉までは、続投がセオリーなのに、セギのところでユウキ。まさかスイッチヒッターってことを知らないわけではないだろうけど、次は稲葉だし、セギも右打席の方が怖くないはずだから、左投手続投が当たり前で、他チームはみなそうしている。結局、右のユウキが、左打席のセギにあっさり打たれた。この1点が勝負を決めたようなものだから、ベンチの責任は大きい。これは、結果論とはいえないと思う。先日の中山、今日の高木と先発は好投しているのだが、勝ち星が全然つかないから、育たない。どうせ5位なんだから、今年は、もう少し先発をひっぱってみるのもひとつの方法ではないかと思う。
 
 一方のファイターズは、立石が苦しんで2番手トーマス。例によって、2イニング目に怪しくなってくるが、なんとか踏ん張る。今日は、ブルペンがよく見える席。この後、6回、7回をどうしのぐか。建山の一発病が出るか出ないかが、今日の勝負の分かれ目と思っていたが、なんとトーマスをさらに引っ張る。四球病が始まり、ピンチとなったところで、オッシー。しかし、ここで小笠原のファインプレーが飛び出した!
 その小笠原、先制タイムリー、逆転2ランにダメ押し2塁打。すばらしいの一言に尽きる。「打てよ!松中!」とは大きな違いである。ホームラン王争いも独走態勢、マイケルは小林雅に並ぶ34セーブ目で、江夏の球団記録に並んだ。武田久は、球団新の68試合登板。ファイターズとして新記録の72勝目。記録ずくめのボーナスゲーム。すばらしい!

 外野席で応援団と応援歌を歌って、余韻にひたってから、地下鉄で戻る。ホームに元野球選手としか思えない大男がいる。それも並みのデカさではない。金石級である。たしか、阪急の人ではないか?えーと、誰だっけ?思いだせない。仕方がないので、あきらめて、ないるさんのブログをチェックすると、本日の解説は、山沖とのこと。そうだ、あの大男は、山沖投手である。背中を丸めてなんか文庫本読んでおりました。三宮で下車せずに、そのまま新神戸へ向かわれたようです。彼も、今のオリックスにOBとしての愛着は持てるのかしらん。。。

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コメント

小笠原は本当に素晴らしいですね。ホームランはもちろんのこと、ファインプレーも各局のスポーツニュースで取り上げられてました。

熱烈な阪急ファンだった私の先輩によれば、オリックスになった瞬間にもう応援する気が失せた、あれは完全に別のチームだ、とのこと。近鉄OBの方はもちろん、阪急OBの方も「もう自分のチームはない」という感覚なんじゃないでしょうか。

小笠原、給料が高すぎると思った時期もありましたが、ここへ来て優勝争いの中での頼もしい働きは、さすがの一言です。しかし、来季、オレ竜続投の場合、竜入りが噂されておりますです。。。移籍するなら、せめて今年優勝させてください!

オリと近鉄。まぁ、南海ファンがソフトバンク応援しているかというとそれもない気がするし、巨人、阪神、中日あたり以外の球団の継続という概念は、あまり意味がないのかもしれませんが、一応どっちを継承したのかは、はっきりさせておいた方がよかったかとも思います。

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