◆札幌→横浜:はれ
グランドホテルのシモンズのベッドはさすがにぐっすり眠れた。目覚ましのセットを間違えたようだが、7時50分起床。朝食ヴァイキングは、まぁ中の上くらい。サラダ、フルーツ、ベーコン、スクランブルエッグ、鮭、海苔の佃煮、味噌汁、ご飯、オレンジジュース3杯、コーヒーとニッカン。一面は、もちろんダルビッシュ。
急いで部屋に戻って”喝”を見る。張本さん、松井を酷評したかと思うと、意外にもイチローの200安打を絶賛する。芸風が変わってきたのだろうか?
開門前から大変なことになっているようなので、小生も早めにチェックアウト。今日も長袖シャツ一枚でちょうどよいくらいの爽やかさ。北の大地らしいすばらしい天気。大通公園で、TANAKA6に着替えて、東豊線でドームへ。内野自由席の列がぐるっと一周しているのは、開幕戦以来、けいこさんと合流して入場。白石さんがお席を確保してくれていた。ほどなくないるさんと甥っ子が到着。かん姉妹は、3列ほど後ろに陣取る。すでにアッパー指定席のみの販売となっていたが、まもなく売り切れたようである。
7のつく日は坪井デー。水色の坪井タオルを購入。持っている人はほとんどみかけない。来年あたりは、かなりレアなグッズになってしまっていそうである。
◆2006/9/17:○F6x-5M(札幌)
掛け値なしの超満員。試合開始前からボルテージはあがる。清水vs金村のエース対決。今年は、ぴりっとしない両エースだが、3回までは0-0。ファイターズは、初回、先頭の森本、2回にも稲葉が2塁打で出塁するも送りバントできず。清水から大量点は期待できなそうな雰囲気はないので、このミスは痛い。
4回表。お腹が空いてきたので、長丁場に備えて、席をはずして、チキンカレーをいただいていると、いきなり幸一に一発を浴びる。誤算。さらに、福浦ヒット、ベニータイムリー。あんまりなことになってきた。後ろのおっさんは、
「早く押本に代えろ」
と叫んでいるが、エースである。立石や橋本とは違うので、ここは、踏ん張ってもらいたいと思ったら、なんとか後続を断つ。
4回裏。稲葉がまた先頭でヒット。しかし、ここからの下位打線は、最近は、なかなか得点できない。しかし、マシーアスが奇跡的にヒット。チャンスとなって、けいこさんごひいきのさとぼうに期待がかかるが、あえなく2打席連続のファウルフライ。しかし、続く、かんさんごひいきの金子がタイムリーで1点を返し、ひちょりが、今日3本目のヒットで同点。すぐに追いついたのは大きい。
ぴりっとしないエース。5回表もノーアウト1,2塁のピンチ。後ろのおっさんは、早く代えろ代えろとうるさい。しかし、ここもエースが踏ん張った。
5回裏。小笠原、セギの連打でこちらもチャンス。稲葉凡退で打順が下位に向かって厳しいかと思われたが、SHINJOがタイムリーでついに勝ち越し!
6回表。またしても先頭に打たれるエース。あまりにもあんまり。ついに交代。復活した伊藤に期待するが、ワトソンに四球、平下タイムリー、青野犠飛で、逆転される。遺憾。
6回裏。1死からひちょりなんと4本目のヒット。マリーンズもとうとう清水をあきらめる。高木が昨日打ち込まれているので、早くも藤田投入。こちらも苦しい継投。ここで福の神ハミューことかんさん現る。すると、北の国からに乗せて、賢介同点タイムリー!昨日に引き続き、左投手から見事なヒット。みんなで輝く瞬間を待っていたかいがあるというものである。けいこさんも感極まっている。さらに北の国からが続き、ガッツタイムリーで一気に逆転!すばらしいのひとことである。しかし、まだまだ勝負は先であった。
ラッキーセブンは、武田久、薮田のリーグを代表するセットアッパーが簡単に片付けて8回表。1死から里崎があわやホームランという2塁打。正直、スタンドに入ってしまったかと思ったが、助かった。しかし、2死までこぎつけたものの、サブローに痛恨の同点タイムリー。あまりにもあんまりである。ここで岡島。2アウトだし、裏の守備でもないのになぜかパスクチ敬遠というちょっと理解できないヒルマン独特の采配だが、今日もとりあえず成功した。
アッパーの上までびっしり埋まる4万3000人大観衆。こうなったら、もうサヨナラ勝ちしかないはずである。8回裏、森本ついに5本目のヒットが2ベース。北の国から。小笠原歩かされてセギ終了。息詰まる死闘にけいこさんは、胃が痛くなってきたようだ。小生もぐったり。しかし、まだまだ勝負は続く。
9回裏。小林雅かと思ったが、薮田続投。3イニング目。稲葉の打球がその薮田を直撃、もんどりうって、2回転して倒れこむ。レフトスタンドからもがんばれ薮田コール。なんとむくっと起き上がって復活。SHINJO送りバントで1死2塁。
サヨナラのチャンス。後ろのおっさんは、代打小田を主張する。しかし、ここで小田を出せば歩かされてしまう。稲田でも高橋信二でも誰かダミーの代打を出して歩けばよいのだが、飯山がそのまま打席へ。北の国から。すると、なんと敬遠してもらえない。9回裏の1死2塁で勝負されるとはあんまりである。あっさり2死。これでは、次の小田が敬遠されてしまう。左の代打が一枚足りない。やはり坪井か木元が必要である。2死1、2塁でかんさんごひいきの金子だが、あえなく終了。延長戦。あまりにもあんまり。毎回同じような場面が多くて、誰がどこでどうなったのか、だんだんよくわからなくなってきた。
10回表。マイケル。JALグローバルクラブ専用電話に連絡するが、無料航空券の時間変更は不可とのことで、オープンにして次回利用することは可能だが、今日の帰りの分は正規料金29400円で買いなおすしかないという。あまりにもあんまりだが、この状況で帰るわけにもいかない。もう最後まで心中だ。
10回裏。小林雅かと思ったが、高木。これはチャンスか?先頭は、森本。打席たつたびに
「もうさすがに打たないよねぇ。」
とけいこさんと話しているのだが、ついに6打席目もヒット。6打数6安打。衝撃的である。賢介が送ってガッツ。ここで決めれば、まだ飛行機に間にあう。左の高木だから勝負してくれるかと期待したが、敬遠。北の国から。セギブレーキ。たのみの稲葉も終了。
11回裏。とうとう小林雅登場。万事休すか?ところが、SHINJOヒット。飯山もバントならできる。1死2塁。本来なら幸雄さんだが、打てそうにないのも確か。鶴岡がそのまま打席に入るも終了で2死。ここで、またしてもかんさんごひいきの金子登場。3列後ろのかんさんに合図を送り、プレシャーをかける。もう北の国からも何回目だからわからない。とにかく絶叫が続く。
そして、ついに打球は、奇跡的にセンター前へ!!!サヨナラヒット!!!
場内もう大騒ぎである。みな感極まっている。周囲の人たちともハイタッチ。ヒーローインタビューは、もちろん金子選手会長だが、明日の楽天戦に備えてこれから移動とのことで、早々に打ち切り。
当日移動は、小生も同じ。満員の北の大地のファンと勝利の余韻にひたりたいところだが、早々に退場。
もう福住からのバスはない。地下鉄で札幌へ戻っては、間にあわない。TANAKA6を着替える時間もなくタクシーをゲット。北広島へ飛ばす作戦。運転手氏は、小生が東京へ帰ると聞いて衝撃を受けていたが、なんと北広島の駅への行き方がわからないと言われ、こちらが衝撃を受ける。まぁ、本当は空港まで行きたいのであろうが、そうもいかないので、新札幌へ目的地変更。これも自信なさそうに地図を見ながらで驚いたが、なんとか18時に到着してホームへ上がると18時3分の快速エアポートに間に合った。これで、少し余裕ができて、千歳の地ビールで乾杯して味の時計台さんをかきこんでテイク・オフ!
まったくもってすばらしい2日間。ないるさん、甥っ子、白石さん、けいこさん、かん姉妹、みなさまお疲れさまでした&ありがとうございました。無事に帰宅したものの、遠足は終わったけど、今夜もなんか眠れそうにない。
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