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12/16:函館クリスマスファンタジー

◆→→→青森→木古内→江差→木古内→函館:はれときどきくもり

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 未明、何度か停車の衝撃で目が覚めたものの、まずまずよく眠れて、6時47分に秋田到着。この5分停車の間にお弁当を調達しておかないと後で大変なことになる可能性があるので、着替えてホームへ降りる。無事に秋田こまち弁当とお茶をゲット。早朝から幕の内弁当は正直重たいのだがやむをえない。
 青森までは、3時間。今回の旅行に備えて読まずにとっておいた文藝春秋を読む。「新・がん50人の勇気」をはじめ、「激突!日中大闘論」、「硫黄島 栗林忠道の士魂」、「文春夢の図書館~読書の達人が選ぶ337冊~」など、新年特別号ということもあって読み応え十分。特に、吉本隆明氏の「いじめ自殺 あえて親に問う」がよかった。まったくもっておっしゃるとおりだ。
 そんなこんなで青森到着。上野から12時間、まったく退屈することはなかった。やはり、夜行列車は、このくらいの乗車時間がちょうどよさそうだ。
 乗り継ぎ時間が5分しかないので、あわただしくニッカンと日経を調達して、スーパー白鳥95号へ。青函特急もすっかり定着したようでなかなか混みあっているが、幸い指定席を確保済み。「青森・函館フリーきっぷ」は、B寝台も利用できてなかなかお得であるというか、このきっぷがなかったら、今回の遠征はなかったと思われる。
 半年ぶりに青函トンネルを抜けて、木古内で下車。北の大地の数少ない未乗線区のひとつ、江差線で江差へ。途中、山越えなのか、1両のディーゼルカーは、ノロノロと進んでいく。車内は、ボックスにひとりずつくらいの乗りで、鉄道ファンらしき人の姿もけっこうめだつ。
 もうお昼どきだが、終点の江差駅前は、予想通りまったく何もないので、売店でポテトチップとお茶を購入して、折り返す。文藝春秋を読みながら、車窓をぼんやりと眺めるのも悪くない。まだ雪はわずか、特に風光明媚な路線ではないが、初めて乗る路線には、必ず初めて見る景色がある。
 木古内で特急に乗り換えて、15時12分函館駅。タクシーで1年ぶりの湯の川プリンスホテル渚亭へ。さっそく入浴。津軽海峡を望む露天風呂はあいかわらずすばらしい。夜行の疲れをとりようやくさっぱり。
 ひと休みして、無料送迎バスで函館クリスマスファンタジーへ。18時にクリスマスツリーに点灯するとともに、花火が打ちあがる。どのあたりにあがるのか読みきれず、パンフレットにあるようなクリスマスツリーと花火が重なった写真がとれず残念だが、なかなか美しい。ただし、雪が全然ないのは残念。冷え込んできたので、塩ラーメンで暖まり、ハリストス正教会周辺を散策してから、市電で宿へ戻り再び入浴。渚亭は、客室露天風呂付の部屋が増えたため、大浴場が空いている。目の前が海という露天風呂がほとんど独占状態ともったいないが、うれしい限り。アド街ック天国の温泉スペシャルを見ながらもう一度入浴して就寝。気がつけば、咳もとまっている。やっぱり、北の大地に来ればすべて解決ということのようである。

 ○新たに乗りつくした路線:江差線(木古内-江差)
 ○新たに乗りつくした距離:42.1キロ。
 ○今までに乗りつくした距離:16664.8キロ。
 ○まだ乗りつくしていない距離:3171.1キロ。
 ○乗りつくした路線の割合:84.01%(△0.21)
 ○会社別:JR北海道 95.3%(△1.7)

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コメント

「特に風光明媚な路線ではないが、初めて乗る路線には、必ず初めて見る景色がある。」
いい感じですね。

いつも見る景色にも初めて見る色がある、ってこともありますね~。そういうわけで、同じ場所に何度も行ってしまいます(龍泉洞4回とか←行きすぎ)。

今回は乗り鉄でしたか、いいですね~。

アド街は温泉でしたか、見逃したぁ~。私は、純情きらり~達彦さくらの総集編~を見ました。達彦ラヴ。

ところで、どうやって旅先から更新しているのでしょーか?
ノートPCですか?

そうなんですよね。同じ場所でも、季節やそのときの自分の気分によって、また違う感じ方になりますしね。でも、龍泉洞4回はびっくりです。小生は、まだ行ったことがないですが、近くを通る岩泉線という超ローカル線がまだ未乗るで残っているので、来年は行く機会があるかもしれません。
更新はノートPCとH”をUSBケーブルでつないでます。どこへ行くにもノートPC(999g)を持参するので、小生の場合は、W-ZERO3を買う必要はないという結論になりました。

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