2024年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

« 2/26:ばんえい&然別湖コタン | トップページ | 2/28:東証暴落 »

2/27:JR北海道全線完乗

◆然別湖→新得→滝川→札幌→千歳→横浜:はれ

 久々の和室だがぐっすり眠った。まぁ、要するに、どこでもぐっすり眠れるということなのだろう。6時半起床。
朝風呂。昨日転倒したときの内出血で左手が痛いが、実は、お尻にも5センチくらいの大きなミミズ腫れができていて、バスタオルも血がついている。ずいぶん盛大だったようだ。温泉で消毒。それにしても、まったくもって危ないところだった。
 早朝のコタンを散策。氷点下14度くらいまで下がっているが、もう慣れっこになってきた。なんといっても、静かなのがいい。ホテルに戻るが、新聞がまだ到着していない。
 朝食ヴァイキングをいただき、再度入浴すると、ようやく道新と道スポが到着。最後にもう一度コタンを散策して、然別湖に別れを告げる。H”は圏外だし、テレビもまともに映らないところだが、お湯もよいし、なんといっても氷のお風呂に氷のバァは、すばらしい。北の大地には、まだまだ未知の魅力がいっぱい隠されているということなのだろう。
 帰りは、宿の送迎バスで新得へ。マイクロバスに6名乗車。近くの展望台で、キタキツネがいるので撮影タイム。宿で餌付けして撮影用に待機させているのではないかという気もするが、あえて突っ込まずに素直に感動しておくことにする。ここから、帯広方面の平野が一望できて、眺めもよい。

D070227aD070227b
D070227cD070227d
D070227eD070227f
D070227gD070227h

 新得から石勝線に乗れば、昼過ぎには札幌に到着できるのだけれど、1両編成のキハ40にて、狩勝峠を越える。JR北海道最後の未乗区間が、もっとも景色のよい路線になったのは意外ではあるが、それだけ不便なところであるのもたしかである。しばらく食べ物にありつけそうもないので、立ち食いの天ぷらそばを容器に入れてもらって持ち込む。新得は、蕎麦が名産のようだ。
 一面の雪景色、新得を出発してすばらくすると、峠越えにさしかかり、ディーゼルカーは、音ばかり盛大で、なかなか前に進まない。本当は、夏の方が美しいのだろうけど、真っ白な山をゆっくりと登っていく。
 なんとか峠を越えて、幾寅駅到着。ぽっぽやのロケに使われたところである。出発したときはお客さんは小生ともうひとりだけだったが、少しずつ増えてきた。
 富良野駅到着。JR北海道全線完乗達成。四国はすでに完乗しているし、九州もあとわずか。どうしても楽しそうなところから乗ってしまうので、中国地方の地味な路線がだいぶ残ってしまった。まだまだ先は長い。
 滝川からスーパーホワイトアローで札幌へ。JRタワー内プラウブランさんにて旅の疲れを癒す。せっかくの然別湖の温泉を循環塩素のお風呂で流すのもどうかとは思うけれども、かん姉妹がお見送りに来てくれるということなので、みだしなみを整えておくことにする。湯上りラウンジでブログの更新。
 留守中、小生の残した仕事をこなしてくれたヤッシーにおみやげを奮発して、かん姉妹と黒豚123をいただき、盛大なお見送りをうけて帰京の途へ。流氷が見られなかったのだけは残念だし、明日もう1日休める予定が、出っ社になってしまったのは残念だが、せっかくの鳴子温泉が、歯医者に始まり出社に終わった方もいるのだから、ぜいたくはいえまい。北の大地5泊6日、ペンギンの散歩あり、奇跡のメダルあり、ばんえい競馬にアイスバー。美女の歓待もうけて、大変充実した旅であった。さすがは、北の大地である。あっぱれである。そして、大活躍してくれたNORTHFACEさんの女性用ブーツと帽子にもあっぱれ!を送って旅日記をしめくくることにする。
D070227iD070227j
D070227kD070227m

 ○新たに乗りつくした路線:根室本線(富良野-新得)
 ○新たに乗りつくした距離:81.7キロ。
 ○今までに乗りつくした距離:16781.8キロ。
 ○まだ乗りつくしていない距離:3054.1キロ。
 ○乗りつくした路線の割合:84.60%(△0.42)
 ○会社別:JR北海道 100.0%(△3.3)

« 2/26:ばんえい&然別湖コタン | トップページ | 2/28:東証暴落 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

旅行・地域」カテゴリの記事

旅・北海道」カテゴリの記事

旅・JR全線乗りつぶし」カテゴリの記事

温泉」カテゴリの記事

コメント

車窓の雪も、またいいもんですよね。
去年、2月に秋田に行ったんですが、
盛岡から田沢湖を通る間などは、ずっと外を見ていたくなります。墨絵のような、黒と白に惹きつけられます。


北の大地では、夏の夕方、岩見沢から札幌へ向かう列車の中でみた、水平線に沈んでいく太陽の、赤(太陽)と黒の光景が、忘れられないですね。

北の大地の冬のイベントは、
雪まつりと、雪あかりの路くらいしか知りませんでしたが、然別湖もよさそうですね。

骨折しなくてほんとよかったですね!。
足の指の先っちょでさえ、2週間もたつのに、意外とまだ痛いし腫れています。

プラウブラン、いいですよね。
大好きです。いつも静かですし。

女湯の方は、北大側なので、海(石狩湾?)の方まで見えたと思います。

今日も明日も残業ですが、週末は新橋の「なまはげ」さんに参戦しまーす。

 私は1月に新得を訪れて、「そばの館」でそばうち体験の講習を受けてきました。
 北海道は全域がそばどころだと思いますが、ニセコのそばが撤退した今、おそらく新得のそばの館が日本一だと思っています。
 ちなみに冬場の帯広→然別湖間の拓バスが無料なのは知ってますが(一昨年はバスを利用した)、新得やかんの温泉を訪れたかったので、私はレンタカーを利用しました。
 (かんの温泉への道中は、路面がつるつるなので結構スリリングですけどね)
 然別湖が大好き(東ヌプカウシヌプリが大好き)なので、また今年も何度か行こうと思ってます。

 つけたしです。
 新得→新狩勝信号所→落合間の石勝・根室本線新狩勝ルートですが、とても大きなΩカーブ(14‰程度の勾配)2つとスノーシェードで高低差を乗り越えて、旧狩勝ルートの急勾配・急曲線を克服しました。
 代償に、世界3大車窓と言われた絶景を失いましたが、今でも農業試験場が新緑の頃は素晴らしいです。
 あの狩勝越え、キハ40(各駅・快速)だと本当にゆっくりですが、キハ283は圧倒的なスピードで駆け抜けます。
 私の鉄道写真の定番撮影地の一つ、オグラ山からだとコースの全体が見渡せます。冬場は除雪がされてないのと、冬眠中の熊さんにご対面しちゃうので要注意ですが(^^)。

ばんえい競馬のある帯広のあたりは、氷点下20度近くまで下がりますが、今年に限らず雪は少ないんですよ。ですから、冬でもばんり競馬が開催できます。ですから、スキーよりは、スケートが盛んですね。

北の大地の冬のイベントは、知床のオーロラ何トカとか、川湯のダイヤモンドダスト何トカとか、まだまだ行ってみたいものがありますです。

プラウブラン、お安くないですが、いい感じですよね。JRタワーは、いつも満室でなかなかとれないです。

今週末は、また遠征なので、バタバタしてます。ummさんもなまはげさんをエンジョイしてくださいね。

東ヌプカウシヌプリですか。。。鹿追の営業所からかんの温泉の分岐のあたりまで寝てしまったんですよね・・・

狩勝峠は、もう旧ルートではなかったんですよね。忘れてました。ちょっと期待しすぎたかもしれないですが、夏の天気のよいときに乗るとまた印象が変わるかもしれないです。

 狩勝峠の旧ルートは使われなくなってもう久しい、というよりも私が生まれる前にルートが切り替わったのです。
 R130の急曲線と連続25‰の急勾配なので、当時のSL貨物では極端に輸送力が落ちてしまい、現行ルートの建設が急がれたのでした。
 「新得そばの館」の脇に廃線跡(現遊歩道)があります。
 狩勝峠に向かう国道に沿って廃線跡が伸びているので、道路からだと以前の”世界三大車窓”が楽しめます。
 今の新狩勝ルートも、日本三大車窓(篠ノ井線姥捨、肥薩線真幸)の一つですから充分素晴らしいですが、十勝平野の眺望はないんですよね。
 北の大地の冬は夕暮れが早いですから、今度は是非夏場の昼間にご乗車ください。
 *根室本線だけではなく石勝線でも経由するので、特急乗車時にも楽しめますよ。

姨捨は、夜に通過してしまいましたし、肥薩線のときは、雨だったんですよね。ぞれぞれ、よい季節のよい天気のときに再訪したいものです。餘部鉄橋もじっくり見たことがないんですし。でも、なんだかんだいっても、東海道線の根府川付近も好きです。中央東線の旅も車窓を眺めているだけでも飽きない気がします。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 2/27:JR北海道全線完乗:

» 小布施温泉 [温泉好き]
小布施温泉行きました 温泉らしい温泉で幸せ [続きを読む]

» 東京土産 [東京土産]
東京土産を買う場合、出張や観光などで荷物が多いときは、駅や空港で選べるものが便利ですね。 東京土産の定番である東京ばななならとてもおいしくて、冷蔵庫で冷やせばさらにおいしくなります。 東京ばななは「見ぃつけたっ」が定番で美味しいのですが、黒ココアスポンジの「黒ベエ」もあります。ただこれは1週間ほどしか日持ちがしないので、気をつけましょう。 東京土産の東京ばななをもらって食べきれない時は、冷凍庫で凍らせてばななアイス... [続きを読む]

» 北海道の思い出 [北海道の思い出]
北海道の思い出についてのブログです。 [続きを読む]

» 北海道旅行1日目 ~風花舞う登別温泉~ [ぴろろの新婚生活]
北の大地へ 飛行機はほとんど揺れずに新千歳空港に舞い降りた。滑走路にはところどこ [続きを読む]

» 東ヌプカウシヌプリの風景 [The Weblog of buschan へようこそ!]
 しんちゃんさんのJR北海道完乗を記念して、このたびしんちゃんさんが訪れた然別湖手前、東ヌプカウシヌプリの風景を再掲載いたします。  [画像] ここを訪れるまで、然別湖とコタンのことは知っていましたが、東ヌプカウシヌプリについては全く予備知識がありませんでした。  ですが、この道路に迫り来る山容をみて、この山をみるために十勝までやってきたのだなと改めて思いました。  大げさにいうつもりはありませんが、とてつもなく巨大で人を寄せ付けない厳しさを感じたのでした。  この05年以来、毎年必ず来たくなるよう... [続きを読む]

» 東京駅お土産の店 [東京駅の土産物ランキング]
東京駅の土産屋としていたるところにあるのが、東京銘品館。なんと東京駅構内だけで五店舗を数える。東京駅の土産を買う上で絶対にチェックを忘れることができない店にひとつだといえるでしょうね。東京駅土産 東京駅新幹線中央乗り換え改札前の店舗ひよこ、東京ばな奈、芋ようかんなどの定番東京みやげからブールミッシュやコロンバンのおしゃれなお菓子が揃った店です。 東京駅土産 東京駅八重洲中央改札外の店舗改札外唯一の銘品館。八重洲の中央に位置し、新幹線改札の横と好立地。資生堂パーラーの東京限定「...... [続きを読む]

» 温泉:登別温泉の旅館をご紹介!温泉オーベルジュゆふらん [温泉:登別温泉の旅館を紹介します]
温泉オーベルジュゆふらんは、こんな旅館です! 人気の天然にごり湯と、新鮮北海道食... [続きを読む]

« 2/26:ばんえい&然別湖コタン | トップページ | 2/28:東証暴落 »