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4/29:祝!富山ライトレール1周年

◆富山→砺波→金沢:はれ

 6時起床。東向きの部屋なので、自宅同様に朝陽がさしこんできて目が覚める。ドーミーインのシモンズのベッドで熟睡して、気持ちのよい朝。超行楽日和のすばらしい天気。早朝から出発。
 富山駅まで15分ほど歩き、地下道で北口へ。今回のおめあてのひとつ富山ライトレールに乗車する。JR西日本の富山港線をリニューアルして、中心部は、路面電車として生まれ変わったもので、乗りつぶしの範囲には含まれないけれど、路面電車再生のモデルケースとして一度乗ってみたいと思っていたが、北信越BCリーグにあわせようとしたので、ずいぶん遅くなってしまった。
 どうやら今日がちょうど開業1周年だったようで、セレモニーの準備が行われている。7時発の列車で、終点の岩瀬浜へ。朝からけっこうお客さんが乗っているのがうれしい。2駅だけ路面電車として道路上を走り、その後は、旧富山港線の線路を使うが、車両も駅もリニューアルされ、列車も15分間隔の運転でとても便利。利用者も2倍になったようで、初年度から黒字化に成功したという。富山港線といえば、宮脇俊三さんの「時刻表2万キロ」の第1章でおなじみではあったが、地味なローカル線だったのがずいぶん変わるものである。
 日本では衰退する一方だった路面電車だが、近年、ヨーロッパでは見直されている。温暖化対策には、自動車に乗らないのが一番であるし、かといって、最近の地下鉄は、深いところを通らざるをえないので、高齢者でなくても、不便極まりない。そしてもうひとつ、富山ライトレールには、市街地の空洞化対策の役割も期待されている。人口が増えない昨今、地方都市では、郊外の大型SCの発展の裏で、中心街の空洞化が進んでいるが、富山市では、コンパクトシティ構想を打ち出して、中心部の活性化をめざしている。要は、高齢者が増えて、人口も増えないのだから、クルマのいらない街づくりをすすめて、みんなで真ん中に集まりましょうということで、その政策の柱のひとつが、ライトレールなのである。北陸というと、森喜朗君であり、綿貫民輔氏であって、保守的なイメージが強いのだが、地方都市の将来を占うモデルケースとしておおいに応援したい。北陸新幹線開通にあわせて、富山駅の高架化が実現した際には、繁華街のある南側にも路線を延長して、環状化する計画もあるという。グッズの販売などにも力を入れているので、チョロQ(緑)を購入して応援。

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 喝!の時間が近づいてきたので、急いでホテルへ戻り、朝食ヴァイキング。北日本新聞と北国新聞とニッカン。北日本新聞の一面は、「サンダーバーズ白星発進」。もちろん北信越BCリーグである。
 10時すぎにヴィッツ号で出発。北陸道を西へ。富山市の最高気温は、24.8度。昨日は、あんなに寒かったのに、一転して半袖余裕の好天。雪の立山をバックに新緑が美しく映える。小生は、どちらかというと春より秋の方が落ち着いていて好きなのだけれど、こういう天気になると、春のエネルギーのすばらしさを感じざるをえない。
 砺波ICで降りる。本日第2の目的地は、「2007となみチューリップフェア」。チューリップ公園周辺には、450種類100万本のチューリップが満開である。中湧別のチューリップ公園のようなものかと思っていたが、こちらの方がスケールが全然大きい。さすがに場内はにぎわっていて、チューリくん、リップちゃんも大忙し。

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 再び北陸道を西へ進み、金沢東ICへ。右に曲がって、金沢競馬へ参戦するのも一興であるが、左へ曲がって市内へ。朝から歩き回って疲れたので、ひと休みしたいところであるが、まだチェックインには早いので、そのまま第3の目的地である金沢21世紀美術館へ。金沢という街は、どうもあまり得意でないのだが、ここは一度見ておかなくてはいけない。展示されている現代美術は、まったくよくわからないのだけれど、芝生に囲まれて建つ妹島和世設計の美術館は、とても美しいし、中を歩いても、外を散歩しても気持ちがよい。「スイミング・プール」は、誰でも楽しめるし、タレルの部屋から眺める青空もすばらしいし、中のライブラリには、カラフルなスワンチェアが置かれて、くつろぐこともできる。美術に興味がなくても、散歩がてら家族連れが集まってくるようで、カフェなどは、大行列。こういう美術館が街中に増えてくるのもうれしいことである。

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 本日もドーミーインさんに参戦。一昔前は、北陸遠征といえばAPAだったのだけれど、同じ大浴場付でも、ドーミーインさんの方が部屋が広いし新しいので快適。さっそく入浴してからお昼寝。遠征先でお昼寝とは、もったいないともいえるのだけれど、温泉に入って、部屋の窓を開けて、シモンズのベッドでくつろぐのもまた気持ちのよいものである。幸雄さん2試合連発。ファイターズ3連勝。カープ3連勝。

ポートラム(富山ライトレール)
富山市中心市街地活性化基本計画の概要
となみチューリップフェア
金沢21世紀美術館

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コメント

砺波は、以前、管外出張で行きました。
駅前のアパさんに泊まったなぁー。
2月に行ったので、雪しかなかったです。


小生も北陸といえば、APAだったのですが、最近は、ドーミーインの方が部屋が広くて快適かもしれませんです。チューリップフェア、予想以上に盛大でした。チューリップだけで、何百種類もあるようですが、なんだかんだいっても、赤と黄色のオーソドックスなやつが一番きれいだったりします。

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