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5/31:雨乞い・2

◆横浜・東京・さいたま:はれのちあめ

 地元・横浜でのファイターズ戦。もちろん早くから照準を合わせておいたので、午後から外出してそのまま直帰して18時には、横浜スタジアムに間に合うという段取り。ただ、今日も心配なのは、お天気。夜から雨の予報で、もがちゅーさんは、昨夜の時点で参戦回避を決定したようだ。小生も応援グッズを盛大に持参する気にはなれず、デジカメだけ持って出社。
 お昼頃は、けっこう晴れていたのだが、果たして、夕方から、にわかに雲行きが怪しくなってきた。予定より打ち合わせが長引いて17時頃にお客様のところを出る時点では、すでに大雨である。
 埼玉方面へ出ても、湘南新宿ラインがあるので、最近は便利であるが、18時頃に池袋の駅に着くと、東海道新幹線が、品川-新横浜間大雨のため運転見合わせだという。これでは、ちょっと無理そうである。ヤフー速報を見ても、試合開始が遅れているようだ。今日の分は、月末の交流戦最後の方の予備日に組み込まれるはずだから、それも悪くない。無理に強行されて、雨の中で観戦するよりは、仕切りなおしの方がありがたい。
 気持ちを切り替えて、早く帰って家でのんびりするつもりで、念のため、車中で再度ヤフー速報をチェックすると、なんと大幅に遅れたものの、いつのまにか試合が開始されている。1回表にセギタイムリーで1点先制はよいのだが、本当に試合はできるのだろうか?念のため横浜駅で外に出てみると、あいかわらず大雨で雷もなっている。京浜東北線に乗れば、横浜スタジアムまでは5分であるが、今晩いっぱいは、天気の回復の見込みもないし、ちょっと参戦する気になれない。明日の予備日をすでに使ってしまっているし、横浜は、先日のマリンの試合も流しているので、何が何でも5回までたどりつきたいのであろうが、(実際、神宮は無理やり5回までやってコールド)貴重な横浜での試合がこんな形になってしまうのは、あまりにも遺憾である。どうせなら、もっと降ってノーゲームになれ!と昨日に引き続き雨乞いしながら、横浜駅地下街でまんてん餃子さんをいただきながら待機。
 北の大地の晴女が不在とあって、雨乞いに関しては、貧乏神の力は強いようである。見事に雨と雷が強まり、2回表で中断、そのままノーゲーム。ホークスやライオンズが今日も負けて、ますますいい感じである。明日は、天気も回復しそう。万全の態勢で応援したい。北の大地でいただいた幸雄さん2000本安打達成のDVDを見ながら、明日に備えて早めに就寝。

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5/30:雨乞い

◆横浜・東京:くもりのちあめ

 昨日の段階で、本日の日記のタイトルは2つ用意されていて、ひとつは、「のぞみ号で行く!ファイターズ9連勝!」であり、もうひとつは、「貧乏神、のぞみ号で来る」というものである。交流戦の横浜主催試合は、6戦全敗だというし、ダルビッシュ苦手の屋外ゲームでいかにも連勝を止めてしまいそうな予感はあったのだが、とりあえず、会社を18時すぎに出て、東京から新横浜まで新幹線を使えば、19時半くらいには、相模原に到着できそうという計算はたてていた。
 しかしながら、朝起きると、微妙にだるい。相模原では、帰りも遅くなるし、のぞみ号でかけつける元気はなくなってしまい、明日の横浜スタジアム一本にしぼることにして応援グッズも持たずに出社。
 午前中から、ポツリポツリと雨。そういえば、天気予報では、午後から雨が降りやすいとのことだった。年に一度?の試合を楽しみしている相模原の方には申し訳ないけれど、今日の試合が中止になってくれれば、振り替えは、おそらく横浜スタジアムのはずで、小生にとっては、うれしいことである。ちなみに、交流戦期間中、本来の本拠地以外での試合がけっこう多いのだけれど、交流戦は、それ自体がめずらしいカードなのだから、本来のフランチャイズ球場で開催していただき、地方開催は、通常のリーグ戦を行えばよいように思う。今年でいえば、神宮でファイターズ戦が見られないのは大変遺憾である。
 ということで、午後から雨乞いをする。時折り、窓の外を眺めるが、降ってはいるものの、雨足は弱い。試合中止には、もうひとがむばり欲しいなぁというところ。この感覚、なんか懐かしいなぁと思ったら、高校時代の部活動を思い出す。ゴルフ部は、特に軟弱なので、雨が降ると練習は中止になるのだ。(建前上は、帰宅して各自練習場でプロにでも習えということになっていた。)5、6時間目になって、ポツポツと雨が降り出すと、もっと降れ!と窓の外が気になったものである。軟弱でないやきう部やソッカー部あたりの方々も雨の日のトレーニングの方がだいぶ軽いようで、この点では、意見は一致していたように思う。
 祈りが通じたのか、夕方から少しずつ雨が強くなり、18時10分、雨天中止。ヒルマン監督はやりたかったようで、ベンチで、「プレーボール! プレーボール!」と甲高い声で絶叫したとのことであるが、小生にはラッキー。代替試合は、予想通りで横浜スタジアムで開催されるようだ。もっとも、振り替えは、6月下旬頃かと思っていたのが、明後日とのことで、明日、明後日と連投できるかは、さすがに自信がない。とりあえず、本日は、中止の間にライオンズとホークスも敗れていい感じである。
 22時すぎに帰宅。プロ野球ニュースも見る必要がなくなったので、23時からは、秋山雅史と平原綾香がゲストのNHKの「SONGS」か、~山本モナ内田恭子キスと失恋マル秘涙~のグータンヌーボか迷う。前者を選んだ方が好感度アップしそうなのだけれど、やっぱり後者を選択。あややゴルフまでは、ちょっと起きていられないので就寝。いつのまにか、雨は上がって、開港祭のリハーサルのレーザー光線が美しいです。

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5/29:コロコロ伝説

◆横浜・東京:はれ

 このところ、昭和がブームだったり、回顧物が流行っていたりするようである。可処分所得が多い30代独身者が増えたので、そこをターゲットに80年代頃のノスタルジーを感じさせるような商品を作れば売れるだろうなとは思っていたのだが、コロコロ伝説が発売されたということで、さっそく購入する。
 小生が漫画を読んだのは、ほぼ小学校の頃だけで、ドラえもんやオバQなどのてんとう虫コミックスくらい。その後、中学や高校でクラスメートが、ジャンプやモーニングなどを読んでいるときには、全然話についていけなかったのであるが、コロコロコミックは懐かしい。今回の第1号は、1977-1978ということで、ドラえもん、オバQの他、「いなかっぺ大将」、「ザ・ウルトラマン」、「がんばれ!ドンベ」、「ゴリポン君」、「王選手756号への道」などが掲載されている。コロコロというと、藤子作品を別にすれば、「ゲームセンターあらし」と、「とどろけ!一番」の印象が強かったのだが、それらは、もう少し後の巻に掲載されるようだ。小生がコロコロを買ったのは、小学校3年だった78年なので、第1号は買っていなかったような気もする。今回の復刻版でも、全然思い出せない作品もあった。あと、付録にてんとう虫コミックスの「新オバケのQ太郎」の第1巻がついているのもうれしい。こちらは、ほとんど覚えていた。バケラッタ。
 忘れていた作品で、なつかしかったのは、「リトル巨人くん」。小学校の3年生が、巨人のリリーフエースとして活躍するという支離滅裂な話であるが、今回掲載されていた作品では、第1話では、平松が投げ、松原、田代のクリーンアップのホエールズと対戦。第2話では、スワローズ松岡と投げ合って、王のホームランで勝利。何しろ小生も、この頃は、G党だったのである。柴田、高田、張本、王の時代である。
 毎月配本されるようで、次月は、79-80年。ここで、「ゲームセンターあらし」も読めるようだが、次号予告には、「怪奇!口裂け女」の名前もある。コピー曰く、「大人になったあなたを、再びあの恐怖が襲う!!!決して一人では読まないでください!!!」とある。まったくもっておっしゃるとおりだ。当時、この作品は、本当に怖かった思い出がある。30年近くたったいまでも、次号予告を見るだけで怖いものは怖い。
 なんだか風邪の気配がしてきたので、ルルうがい薬でうがいして早めに就寝。

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5/28:Good-bye My Loneliness

◆横浜・東京:はれ

 6時起床。プロ野球ニュースの再放送でファイターズの勝利を確認。東向きの窓からあまりにも強い朝陽が入ってくるので、昨日に続いて東京は暑いのかと思って半袖で出かけるが、今日は北風に変わっていて一転して涼しかった。昨日のANAのトラブルは、うまく逃れたのだけれど、今朝は、朝から東海道線が終了。グリーン車も寿司詰めで、ニッカンを読むこともできずぐったり。
 午前中は、なんだかんだと打ち合わせで忙しくて、お昼もパス。ようやく13時すぎに一段落して席に戻ると、昼休みを終えたYぞうらが、騒いでいる。何事かと思うと、ZARDが事故死だという。なんだかんだ部内も若返っているので、若手には、あまりピンとこない人もいるようだが、Yぞうや小生など30代後半組の間では、かなりの衝撃が走る。yahoo!でいろいろ探していたYぞうが、「こんなのもありました」とついでに報告したのが、松岡大臣の自殺。こちらも衝撃的であるが、部内ではあまり話題にならなかった。
 今でこそ、芸能ネタにまったくついていけない小生であるが、90年代前半くらいまでは、ヒットチャートにはそれなりに対応していたのであり、ZARDのCDも5枚ほど残っている。T・コムロとともに織田哲郎の全盛期で、DEENとかWANDSとかは、一応小生も区別はできていた(と思う)。ZYYG、REV、ZARD&WANDS featuring 長嶋茂雄による「果てしない夢を」なんていう曲もなつかしい。まぁ、ZARDだけが女性のなので、美女好きの小生としては、ZARDを応援していたわけであるが、当時は、ライヴもやらないし、テレビにも出てこないので、実在しないのではないかと言われていたこともあって、実は、美女かどうかはよくわからなかった。
 ZARDといえば、「揺れる想い」か「負けないで」あたりが代表曲になるのだろうけど、個人的には、デビュー曲の「Good-bye My Loneliness」がやっぱりよい。その他、「きっと忘れない」、「マイフレンド」、「心を開いて」あたりもお気に入り。がんが転移していたとのことで、事故ではないのかもしれないけれど、いずれにしても大変残念。ご冥福をお祈りします。
 松岡氏については、ノーコメントということで、ご冥福をお祈りします。まぁ、彼の場合、元々灰色なのは、わかっていたわけで、大臣に任命した安倍首相の責任は重いし、ある意味、大臣にさえならなければ、灰色のままでもそんなに糾弾されることはなかったのにとは思う。

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5/27:北の大地の休養日

◆札幌→横浜:くもりのちはれ

 昨晩は、冷たい雨の中のやきう観戦でさすがに疲れて、日記も書かずにすぽると!の冒頭で、ファイターズの勝利だけ確認して就寝。そのままぐっすり眠って7時45分起床。ロイネットさんは、このクラスのホテルにしては、めずらしく、有料とはいえ新聞を届けてくれるというので、道新と道スポとニッカン。和朝食をいただきながらオレンジジュース2杯。
 かん姉妹もさすがにお疲れのようなので、午前中はゆっくりすることにして、喝!を見てから入浴。チェックアウトギリギリまでのんびりしてから出発。残念ながら北の大地らしい爽やかな好天とはいかなかったものの、昨日よりはだいぶ暖かい。丸井今井さんにて、稲葉Tシャル、ファイターズマウス、ファイターズジャムパーを購入してから、かん姉妹邸へ。

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 めずらしくやきうのない北の大地での休日ということで、郊外へドライブという案もあったが、みなさんお疲れ気味ということで、市内でのんびりすることに。ご近所の美味しいスープカレー屋さんへ参戦。朝連を終えたメッキー嬢も急遽かけつけてきてくれたが、残念ながら本日も遅刻。
 小生は、スープカレーそのものが、ほとんど初めてであったが、昨日のハムバーグ屋さん同様に、野菜が充実しているのがうれしい。北の大地の美女たちによれば、今日はいつもより油っぽいとのことだが、小生としては、十分に堪能。今回は、天気には恵まれなかったが、その分、食が非常に充実している。

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 あいかわらず生活感のない新居に戻り、中華街のお茶をいただきながら、北の大地の披露宴問題、946問題など、ややシリアスな話題を検討した後、メッキーと別れて3人ですすきのへ参戦する。
 すすきのの南西、ややいかがわしい地域の江戸城さんと大阪城さんの間を入っていくと、めざすスパ・サフロさんに到着。温泉でゆっくりくつろぐという作戦である。中は、予想以上に広く、露天風呂もあり、ジャスマックなどに比べると空いているのでゆっくりできる。ちょうど、日本ダービーの時間。サウナの中でテレビ中継をしているので、普段は入らないサウナで我慢。しかもここはかなり熱い。ぐったりしてきたので、いったん退出して、スタートにあわせて再入場。皇太子殿下、安倍首相夫妻参戦の前で、牝馬ウオッカが、牝馬としては64年ぶりのダービー馬に。クリフジ以来というから衝撃的である。ゴール前は、けっこう感動はしたけれど、馬券は、はずれ。何十年も競馬をやっていると、応援する馬と馬券を買う馬を簡単に一致させられなくなってしまう。安倍首相夫妻は、的中したとのことで、油断できない。
 北の大地で食が進み、体重は大台ちょうどまで回復。サウナで少し絞ったところで、露天風呂でくつろぐ。天気も回復してきてなかなかいい感じ。8階の湯上りラウンジでかん姉妹と合流。美女の前でガウンはいかがなものかと思い、一応、稲葉Tシャツに着替えて、ビアと氷いちごミルクをいただきながら、葉加瀬太郎夫妻がジャスマックを愛用しているのは不思議だ問題、中国のパンダは汚かった問題、ハワイのフライドチキン問題、アドヴェンチャーワールド再訪問題について検討して、南北線大通駅にて盛大なお見送りをうけて帰宅の途へ。

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 ということで、小生は、北の大地で穏やかな1日をすごしたのであるが、本日、ANAは、早朝からシステム障害で大変なことになっているようである。夕方までは、めちゃめちゃだったようだが、めずらしく少し遅めの20時35分発を予約していたのが幸いして、15分の遅れで飛ぶようである。とりあえず、味の時計台さんをいただき、まだ遠征は完全に終わっていないけれど、signetにて、ファイターズ勝ち越しを確認したところで、日記を更新。

5/26:交流戦in円山

◆横浜→札幌:くもりときどきあめ

 5時50分起床。YCATからバスで出発。signetにてニッカンを読みながら、まい泉とオレンジジュース。ポケモンジェットにて北の大地へ。例によって、機内では熟睡。夢の中で、木下くんがボコボコに打たれて0-5となったところで、目が覚める。
 千歳は、どんより曇っているが、雨は上がっている。小生、貧乏神ではないと思っているけれど、雨男であることは否めない。入学式、卒業式などのイヴェントは雨が多かったし、ぐんぐん杯も何度も雨に悩まされてきた。幸い、北の大地の美女たちは、晴女を自認しているようなので、何とか今日1日持ちこたえてほしいものである。
 このところ、ぐったりした状態で北の大地入りすることが続いていたが、今回は、比較的体調がよい。早くもお腹が空いてきたので、ホテルに荷物を預けてから、味の時計台さんに参戦して、しょうゆラーメンとビアと餃子。念のためかんちゃんにメールしてストッパを手配。大通公園では、ライラックがきれいに咲いている。
 2年ぶりの円山球場。到着してピンバッチをゲットすると、ないるさん、白石さんに遭遇。ヤクルトファンの☆さんは、3塁側に参戦しているようだ。我ら4名は、ネット裏指定席へ。小雨模様。なんとか試合はできそうだが、いかんせん寒い。この時期の北の大地は、暑い日と寒い日の気温差が大きく油断できないとわかってはいるものの、さすがに冬物を持ってくる気にはなれないので、かなり厳しい状況。るいさんからいただいたかっぱが頼りである。試合開始直前にかん姉妹到着。横浜からの友人来訪のために有休をとってくれたという情報だったメッキーは、本日も遅刻。

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◇2007/5/26:○F 6-4 S(円山)

 先発投手陣にリタイヤ続出のファイターズ、誰か投手が補充されているのかと思ったら、なんと8番サード木元。イースタンでグリーンが2発打っていたので、心配していたのだけれど、木元とは、完全に油断していた。何も小生の遠征に合わせて復帰しなくてもよいではないか。しかも今日は左の石川である。
 先発の木下は、初回からアップアップ。前回の完封は見ていないから何とも言えないけれど、まだちょっとシンドイようである。3回に2失点。
 その裏、先頭の木元が、三塁線へゴロ。左打者なら楽々内野安打となるところだが、いかんせん足が遅いので、間一髪。彼が入団するときに、片岡2世として期待されたのだけれど、足の遅さだけは、しっかり受け継いでいる。それでも開幕戦以来の2安打目が出た。打率は、0割7分台へ!
 木元にヒットが出れば、打線がつながるわけで、金子のバントの後、セギの死球をはさんで4連打で、4点。盛大である。どれだけ点が入るかと思ったが、幸雄さんゲッツーであっさり終了。
 木下に早めに見切りをつけるのは仕方がないのだけれど、いかんせん中継ぎが不安定。武田勝を明日のドラゴンズ戦の先発に回すようなので、武田久につなぐまでが長い。オッシー、江尻で行くしかないのだが、オッシーは、例によって、必ずどこかで1回は炎上してしまう。同点にされて、7回のピンチで、江尻から久へ。途中、雨が激しくなり、いよいよ寒い。暖めようにも売店も充実していないし、女性用トイレなどは、例年のこととはいえ、大変なことになっている。夏の間の何試合か、円山で見たいという人も多いと思うのだけれど、もう少し整備できないものかとは思う。
 7回裏、ひちょり、賢介、稲葉の見事な3連打で勝ち越し、幸雄さんに代打が出されてしまい、その小田のサードゴロを度会がエラーで試合は決まった。昨日は飯原、今日は、度会。先日のオリ戦と同じで、ファイターズが強いというより、相手が勝手に負けてくれている。片岡が抜けた後のファイターズがサードの守備でも苦しんだように、岩村が抜けた後のサードの守備でもスワローズは苦労しそうだ。そういえば、今日は、サードの木元のところに、ゴロが飛んでこなかったのが、勝因かもしれない。長い試合をマイケルがしめて、6連勝、貯金2。先発投手陣崩壊の中で、何でもいいから結果が出ているのは大きい。八木や金村が戻るまで5割ラインを守ってくれれば十分だ。

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 本日は、メッキー宅オフが予定されているのだが、あまりにも寒いので、まずは、おしるこをいただく。円山界隈は、上品な甘味処が充実している。落ち着いた雰囲気のお店でほっと一息。しかるに、今度は、そのままハムバーグを食べに行くという。試合中も、次から次へと何か食べていたようだし、あいかわらず、美女軍団の食欲は旺盛である。
 それでも、宮の森のハムバーグ専門店「North Continent」 さんは、すばらしかった。お肉とソースを選べるのもうれしいし、よく焼きたい小生などのために、石が出てくるにも楽しい。そして、何より野菜が充実している。たまねぎ、じゃがいも、アスパラなど、北の大地を満喫できる。ご飯も美味しい。おしるこ直後にもかかわらず、小生もぺろりといただいてしまった。これで、ワインも飲んで4人で6600円というのは、ちょっと考えられない安さである。さすがは、北の大地である。あっぱれである。

 メッキー宅訪問。円山界隈は、札幌では人気のエリアと思われるが、予想以上に広くてゆったりしていい感じである。ビデオ上映会。幸雄さんの2000本安打を再確認してから、4月の東京オフのビデオが早くも上映される。やきうの結果などについて、みな楽しそうに語っているところまではよかったのだが、千葉マリンの話題から、ディズニーランドのかぶりもの処分問題について話が展開してしまい、糾弾シーンが延々と流される。一部始終が完璧に録画されていたとは誠に遺憾である。さらに、コズミックボウルのガーターまでが録画されている。それほどビデオを回し続けているわけではないのに、肝心なところだけは、しっかり押えられている。大変遺憾である。
 雨の中の観戦で、みなお疲れ気味ではあるが、23時すぎまで楽しいひとときをすごし、最後は、ドラえもんメガネを堪能して、解散。

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5/25:北の大地にサマータイムを!

◆横浜→名古屋→東京→横浜:あめ

 参議院選挙の支援を自民党が経団連に要請した際に、経団連からは、サマータイム導入の提案があったようだ。ヨーロッパでは当たり前のこの制度、どうも日本では人気がなくて、戦後の一時期だけ実施され、すぐに廃止されたらしい。その後も、景気対策などで議論されることはあっても、国民の間では、全然盛り上がってこない。
 別に何でもヨーロッパの真似をする必要はないし、何より、日本は、ヨーロッパに比べると緯度が低い。夏と冬の日照時間の差がヨーロッパほど大きくないので、効果がでにくいのはたしかである。
 その点、北の大地は、条件がよい。夏至の札幌の日の出は、3時55分。日の入りは、19時18分。思いきって2時間時計を進めても、朝は、5時55分には明るくなるから十分だろう。そうすれば、夜は、21時すぎまで明るくできる。正直、景気対策や環境対策にどの程度の効果があるのかはわからないが、やきうが終わったあとの大通公園がまだほんのり明るくて、ビールを飲んだり、じゃがいもを食べたりできるだけで十分ではないか。デノミや、ふるさと納税、あるいは、地域振興券などの景気対策、地域振興策とちがって、サマータイムの導入には、ほとんどお金がかからない。みんなで時計を進めるだけだから、看板の書き換えも不要であるし、北の大地と内地を直通する交通機関も限られているから、影響も少ない。デメリットがめだつならすぐにやめればよい。
 タイトルには、!マークをつけたけれど、本当のところ、サマータイムを何が何でも導入して欲しいとは、小生も思っていない。でも、北の大地や沖縄には、その地理的、あるいは歴史的な特色を生かして、もっともっとアイデアを出して独自路線をめざして欲しいと思う。サミットも安倍首相が北の大地にこだわったようだし、中川氏が政調会長だし、今ならいろいろ認められそうであるし、地方分権の議論を盛り上げるきっかけにもなる。そういう意味でも、やる気のなさそうな知事を再選してしまったことは非常に悔やまれる。参議院選に北海道選挙区から出馬する秀吉に期待するしかないようだ。
 しかしながら、その前に重要な問題は、明日のお天気である。ウェザーニューズホームページのコメントによれば、「週末は太陽もお疲れ気味。ザーッと雨が降って、ゴロゴロと雷が鳴る心配もあります。日頃の疲れをユックリ癒したいお父さんにはもってこいの週末となりそうです。」というが、あんまりである。たしかに、お父さんは、疲れているけれど、日頃の疲れをユックリ癒したいから、円山にやきうを見に行くのである。あまりにもあんまりである。円山に太陽を!

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5/24:再び道州制について

◆横浜・東京:はれ

 参議院選挙が近づいてきたけれど、どうも盛り上がってこない。安倍首相が憲法改正をやりたいのはわかるけれど、今すぐできるわけでもないので、今回の選挙の争点にはなりにくいだろう。ふるさと納税なんかも、選挙での人気とりみたいに出てきたのだろうけど、本来ならば、三位一体の改革、平成の大合併などの総括をきちんと行ったうえで、地方分権全体のあり方と議論してもらいたいものだ。(多くの給与所得者は、6月の給与明細を見て、住民税が突然高くなってびっくりすることになる。)
 地方分権に総論で賛成する人はけっこういても、道州制の評判はあまりよくない。都道府県をいくつかにまとめるだけで、何もかわらないというイメージが強いのだろう。しかしながら、道州制の本来のあるべき姿は、市長村単位での自治であり、道や州は、それをおおまかにひとくくりにする単位という程度でそれほど大きな役割があるわけではない。国-県-市の3階層を、国-(道州)-市の2.5階層くらいにしようということである。
 地方の県庁所在地でいつも思うのは、県立○○と市立○○の重複の無駄である。県立美術館があり、市立美術館があり、県民文化会館があり、市民ホールがあり、県営野球場があり、市営球場があったりする。県が作るなら、市が作る必要はないし、市で作れるなら、県で作る必要はない。役割が整理されていないので、両方でおなじようなハコものを作ってしまう。
 基本的には、こういうものは、すべて市町村単位でかまわないと思う。小さすぎて作れないなら、周辺と合併してもよいし、別に町にひとつも美術館がなくても、小学校の遠足では、隣町の美術館に行けばよいことだ。都道府県でやっていることのほとんどは、市町村に降ろせるのではないか。既存の県の施設は、県内の市町村に人口にでも比例させて譲ってもよいし、入札みたいな形で払い下げてもよい。美術館に力を入れるもよし、動物園に力を入れるもよし、野球場に力を入れるもよし。よいものをひとつ作れば、お客さんは、市外からもいくらでもやってくるだろう。
 そうして、市町村単位で多くのものやことが完結した結果として、情報交換や広域連携の場としての、道州があればよい。九州の各市町村が意見交換をする。だから、場所は、持ち回りでやってもかまわないわけで、州都の奪い合いなんていう議論もばかげているということになる。
 そして、高校野球の代表なんかは、47都道府県からではなくて、各道州から2,3校えらべばよい。プロ野球のフランチャイズも、ある意味、道州制を先取りしつつある。大分でも佐賀でもソフトバンクファンは多いだろうし、カープも岡山や米子で試合をやっている。今年の仙台フルキャストでのオールスターゲームは、52年ぶりにデーゲーム開催だというが、これは、東北各地からの日帰りを考慮したという。こういう小さな取り組みから少しずつ意識が変わってくるのかもしれない。

5/23:交流戦たけなわ

◆横浜・東京:はれ

 先週は、東京ドームへ3連投、その後も、にゃごやに青森に広島と、公私いろいろあるとはいえ、ほとんどオフィスにいなかったことになる。さすがに仕事がたまってきたので、外出先から戻って21時まで残業。帰宅しようとすると、幸雄さん決勝ホームランでG倒、そして5割復帰というすばらしいニュースが飛び込んできた。引越しで遠くなって重くなりがちな帰りの足取りもがぜん軽やかになるというものである。
 昨日とうってかわって、各地でセ・リーグがリード。Gだけ2連敗で、ファイターズだけ2連勝で、他は1勝1敗になるというのは、なかなかすばらしいシナリオであるが、横須賀線が新川崎に着く頃には、永川劇場が盛大に始まってしまった。四球、四球、バント、四球、2塁打、四球、併殺とは衝撃的である。外から見ていると、一昨年あたりよりは、ずいぶんよくなったのではないかと思っていたのだが、カープファンの評価があいかわらず厳しかっただけのことはある。なんだかんだいっても、マイケルは大したものである。一昔前までは、ファイターズの抑えもひどいものだった。記憶に新しいところでは、北の大魔神こと横山で、今思えば、永川に似たタイプであるが、その前も、金石、黒木、シュールストロム、ミラバルなど、安心できる人はほとんどいなかった。
 交流戦効果か、掲示板もにぎわっている。オレ竜は、「もうファンも飽きているよ」と冷めたコメントであったが、そんなこともないようである。2連戦の日程には不満もあるが、なんだかんだ楽しいし、立浪などがDHで出場できるのも悪くない。
 たまには、時事問題にでもふれようかと思ったのだが、もう23時。カープの勝ちはなくなってしまったようだが、プレミアムモルツでも飲みながら、プロ野球ニュースをゆっくり楽しむことにしようと思う。

5/22:Gに黒星を!ヒゲなしに三振を!

◆広島→横浜:はれ

 広島は、夏のような天気。いつも長引く打ち合わせも、まずまず順調に終わり、15時には広島駅へ。とはいえ、ANAは、17時まで便がないので、YCATに到着するのは、19時すぎになってしまう。閉店間際のそごうで、割引になっているうな重を購入して帰宅。BS朝日にて、F-G戦を観戦。本日のスローガンは、「Gに黒星を!ヒゲなしに三振を!」である。
 札幌での交流戦のG戦といえば、スカパーのプロ野球セットに加入していない小生としては、テレビで見られる数少ないファイターズ戦なのだけれど、昨年は、大差でリードしていたのに、リーが打ち込まれ、いたたまれなくなって入浴して出てきたら、まだGの攻撃で、久がめった打ちというあんまりなことがあった。今日もちょっと気になったけれど、まずは入浴。グリンは、無事に6回も切り抜けたようだ。
 追加点をとれそうな場面もあったのだけれど、3-1のまま逃げ切り勝ち。Gに黒星をつけるのは、1勝以上に気持ちがよいものである。ヒゲなしには、2安打されてしまって、三振がないのがちょっと残念だけれど、8回の打席では、ブーイングも起きたようである。北の大地の方々はやさしいので、ヒゲなしにもひそかに声援を送ってしまったりするのではないかと思ったが、ちゃんとブイーングしていたようで何よりである。
 ファイターズ、7連敗していた魔の火曜日に待望の初勝利。本日の交流戦は、すべてパ・リーグの勝ち。すばらしいのだけれど、上位との差が縮まらないはもどかしい。
 ファイターズホームページで「田中幸雄2000本安打記念タオルマフラー」を購入。プロやきうニュースとすぽると!を見て就寝。

5/21:青森から広島へ

◆八甲田→青森→横浜→広島:はれ

 7時30分起床。朝風呂。朝食。りんごジュース、スクランブルエッグ、サラダ、ソーセージ、ヨーグルト、メロン、パン、コーヒー。朝食ももちろんおいしい。
 昨日はキリがかかって寒々としていたが、今日は、山頂までよく晴れている。名残惜しい宿であるが、9時半すぎにチェックアウトして、山を下り、青森空港へ。

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 今日は、お引越しの振り替えでお休みをとったのだけれど、明日の出張の前夜移動で、広島まで入らなくてはいけない。青森発12時5分のJ社で羽田第1ターミナルへ13時20分着。帰宅して、洗濯、昼寝、掃除。
 YCAT発18時6分のバスで羽田第2ターミナルへとんぼ帰り。19時30分のANA最終便で広島空港へ。さすがに疲れるので、ポイントを使ってスーパーシートへアップグレード。20時55分広島空港着。もがちゅーさんから市内の居酒屋を教わったのだけれど、そんな元気もなく、駅前のグランヴィアへチェックイン。なんとかNHKスペシャル「パンダ子育て物語」に間に合った。アリナミンVドリンクを飲んで、幸雄さんの記念バットを購入して就寝。

5/20:おともでマイル割引で行く青森の旅(2)

◆八戸→十和田湖→八甲田:くもりのちはれ

 7時30分起床。朝風呂。8時朝食ヴァイキング。ビジネスホテルに泊まることのほとんどない母親は、キーを差し込むと電気がつくとか、洗面台とお風呂の蛇口が共用になっているとか、ビジネスホテルの設備にいろいろと感心している。
 幸雄さんの2000本安打のあっぱれ!を見てから、9時半に出発。雨はやんで、曇り空。午後には、天気が回復しそうだ。
 十和田湖へ向けてヴィッツ号を走らせると、八戸市を出たあたりで、いきなり「キリストの墓」が登場して衝撃を受ける。平家の落ち武者伝説とかなら東北には、よくあるが、キリストの墓である。なんでも、処刑されたのは、身代わりになった弟のイスキリであり、本物のキリストは、日本へ流れ着いて、ここ新郷村で106歳まで生きたという。ディティールも細かい。それにしても、キリストが生き延びているとなると、聖書の物語が根底から覆されてしまうことになる。クリスチャンの人からみると、これは、ちょっとしゃれになっていないのではないかと心配である。たとえて言えば、南米あたりに旅行したら、仁徳天皇の墓があって、日本の墓は偽者で、天皇家の血筋もこちらで続いているのが本物だ、などと言われるようなものである。

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 そんな奇怪な村を抜け、十和田湖畔へ。中学の修学旅行以来だから、ずいぶん久しぶりだ。乙女の像を見てから、時間があるので、湖をぐるりと一回り。ちょうど反対側のプリンスホテルのロビーラウンジでケーキとお茶。例によって、どこのプリンスも同じようなレイアウトと眺めではあるが、我々の世代には、それなりの安心感があるのも事実である。幸い、ここのプリンスホテルは、存続するようだ。東北のリゾートは、どうしてだめなのか問題について親子で検討。幕末に幕府の味方をするようでは話にならないのでは仮説、東京から北の方には、お金持ちがいないからではないか仮説など議論しながらヴィッツ号を走らせる。

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 ぐるりとひとまわりして子ノ口へ着く頃には、すっかり晴れてきた。ここから、14キロ。奥入瀬渓流を下る。車道と散策路が適度に交差するので、ところどころで車を停めて散策することができる。JRの春もみじのポスターでもおなじみの光景。ちょうど新緑の美しい時期で、いい感じである。

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 本日の宿は、八甲田ホテル。何やら有名な高級リゾートホテルがあるらしいということで、予約したのだが、太い木で立てられたロッジ風の建物は、なかなか上品で、室内の装飾もバブルっぽくなくて、センスがある。上高地帝国ホテルとか、軽井沢の万平ホテルのようなイメージ。てっきり首都圏資本が昔から経営している由緒あるホテルかと思ったのだが、なんと千人風呂で有名な地元の酢ケ湯温泉の経営で、ホテルの開業はバブルピークの1991年だという。
 せっかくなので、部屋は、少し高めのメゾネットタイプを予約。1階がバスルームで中2階がリビングで、2階がベッドルームという作り。
 酢ケ湯とは別の源泉のようだが、大浴場があるのもうれしい。青森の温泉は、どこもなかなかよいが、ここもなかなか。山々の雪景色を眺めながらじんわりと温まる。
 このホテルの目玉のひとつは、ディナーであるらしい。8000円のフランス料理のコースをいただく。シャンパンで乾杯してから、桜鱒のスモーク。さらに、トゲクリガニのスープ。濃厚でなかなか美味しい。
 赤ワインに切り替えて、お魚料理をいただき、さらに、お口直しのシャンパンのシャーベット。青森牛ロースのステーキ。デザートのフルーツソースがたっぷりかかったアイスクリームまで、実に美味である。フランス料理があまり好きでない小生も、逆に、フランス料理にはうるさい母親もそれぞれ大満足なのだからすばらしい。料理を食べるだけでここへ来る価値は十分ありそうだ。パンフレットによれば、料理長は、パリで修行してからドイツ大使館、森英恵のレストランなどを歴任とのこと。いずれにしても、東北のリゾートがどうしてダメなのか問題については、仮説撤回である。東北だろうが四国だろうが、よいものを作ればお客さんは来るようだ。日曜日の夜にもかかわらず、個人客がけっこうたくさん利用しているから大したものである。しかも、当然、冬季は休業かと思うと、通年営業だという。十和田湖側の道路は閉鎖されるが、青森市側の道路は、ギリギリここまでは、一年中通れるとのこと。しかし、5月でも十分寒い。外は、なんとマイナス1度である。これでは、冬場は、大変なことになりそうであるが、それでも根強いファンがいるということなのだろう。

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 母が風林火山を見ている間に再度入浴。本来なら、すぐ近くにある千人風呂の酢ケ湯へ行くべきで、ホテルから送迎もしてくれるのだが、さすがにちょっと億劫なので、ホテル内の大浴場でゆっくりと温まる。日曜の晩ということで、サンデースポーツでも見て就寝するところであるが、ETV特集「東京を創った男 後藤新平 ~その思想と戦略~」を見ようということで意見が一致。昭和通りや同潤会アパートなど、関東大震災後の東京の都市計画の基盤を作った後藤新平の話。ちょっと専門的な内容だったが、なかなかおもしろかった。番組の最後の彼の言葉によると、「金を残すのは下、仕事を残すのは中、人を残すのは上」だという。なるほどと思わせる。それを聞いて、母曰く、
「田中角栄は金を残したから、やっぱり”下”ね。」
「あ、でも、人も残したわね。弟子から総理大臣がいっぱいでたわ。」
「とすると、”上”かしら。」
 という意外な結論になったところでお開き。

八甲田ホテル

5/19:おともでマイル割引で行く青森の旅(1)

◆横浜→青森→八戸:あめ

 寝不足が続いているが、5時15分起床。YCAT6時11分発のバスで羽田空港第1ターミナルへ。おともでマイル割引にて青森へ飛ぶ。誰がおともかというと、小生が母親のおともである。親孝行といっても、だいたい妹に任せきりであるが、妹は旅行嫌いであり、旅好きの母のおともくらいは、小生の数少ない出番である。
 クラスJ最前列にて青森空港へ到着。当然、飛行機から降りるのも1番最初なのであるが、ここで早くもお腹が終了してしまった。寝不足にまい泉、ラウンジでオレンジジュース2杯、揺れた飛行機と条件がそろいすぎてしまった。幸い、青森空港のトイレは、ウオシュレット完備であったが、ここで出遅れてしまったため、1番最初に飛行機を降りたにもかかわらず、トヨタレンタカーの整理番号は12番になってしまった。
 今回から、トヨタレンタカーさんのTSCUBICカードが使えるので、10%OFFかと思っていたら、P1クラスは対象外だという。提携カードではよくあることであるが、TSCUBICカードの申込書には、そんなことはひとつも書いていなかったのだが、入会後に送られてくるご利用のしおりのスミの方にはたしかに小さく書いてある。しかし、割引がないなら、別にTSCUBICカードに入会する必要はなかったので、ちょっと納得がいかない。
 あいにくの大雨。まずは、三内丸山遺跡に参戦。ふたりともあまり興味はないが、二度と来ることもなさそうなので、一応立ち寄ってみる。隣接する青森県立美術館は、美術館建築ガイドみたいな本でもとりあげられていたように、なかなかおしゃれな作り。寺山修司とか棟方志向さんなどの展示もあって、それなりに充実しているのだが、いかんせんあまりにも立派なので、青森県の財政の方が心配になってしまう。

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 青森といえば、秀吉のご城下。夕張市民はなぜ秀吉を選ばなかったのか問題などを議論しながら、ヴィッツ号は、下北半島へ。ここに横浜町という町があって、日本最大級の菜の花畑が一面に広がっているというので、楽しみにしていたのだが、広範囲に分散してしまっていて、見渡す限り一面という感じになっていない。東藻琴のシバザクラのような一面の菜の花を期待していたのだが、ちょっと残念。やはり、東北は演出がダメだという結論に達しつつ、雨の中を南下して八戸へ向かう。

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 今回の青森旅行の目的は、母親が60年くらい前に疎開していた八戸再訪。当時の幼稚園や小学校がそれぞれ立派になって今でも残っていた。
 ウミネコで有名な蕪島へ。三陸の浄土が浜のように遊覧船に群がるのを想像していたのだが、ここは、繁殖地ということで、神社を囲む小さな島一体に完全に住み着いている。ちょうど繁殖期ということで、岩場よりも、草むらに丸まっていて、卵を温めている。にゃあにゃあと叫ぶものの、人間のことは、まったく無警戒。4万羽くらいいるとのことで、草むらにうまく巣を作っているのもいれば、ほとんど土や石の上にむき出しに近いのもいる。ちょうど雛がかえり始める時期のようで、1組だけ親子を発見。生まれたばかりのようで、巣が快適になるように、割れた卵のカラをわざわざ親がくわえて、近くに捨てに行くのがおかしかった。
 母との旅というとホテルの選択が難しいのであるが、明日は、ちょっと豪華なリゾートホテルなので、本日は、ルートインさんへ。大浴場付シングル6000円という典型的な最近のビジネスホテルのスタイルにもそれなりに満足してもらえたようである。夜になっても雨は止まず、繁華街へちょっと遠いので、近くの怪しげな居酒屋へ参戦するが、そんなにひどいこともなく、人工温泉大浴場にて運転の疲れを癒して、無難に第1日目は終了。

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5/17:幸雄さん、2000本安打達成!

◆横浜・東京:くもりときどきあめ

 昨日も4時間ゲームで23時半帰宅。プロ野球ニュースのエンディングを見て、すぽるとを見て、あややゴルフを見て、プロ野球ニュースの再放送を頭から見て2時就寝。6時10分起床。連日の早帰りなので、せめて早めに出社しなければならず、寝不足もピークであるが、そんなことは言っていられない。
 年間8試合しかない東京ドーム主催ゲームがこの時期に組まれていたことも幸運だが、いかに早帰りの小生といえでも、3日間とも、遠方への出張やイベントがなくすべて参戦できる状況だったというのも幸運である。野球の神様に感謝しなければならない。
 しかしながら、好事魔多し。16時すぎにトラブル発生。本日は、午後からF嬢が南の島へバカンス出張に行ってしまったので、小生が何とかしなくてはいけない。17時すぎにようやく解決すると、別のトラブルが発生。同じくソワソワしていたYa嬢の助けを借りて、なんとか17時半すぎに解決。やれやれである。
 ボスへの報告をすませて、退社しようとすると、Ya嬢がまだ何かやっている。
「早くしないと間に合わないよ。」
「えぇ、ちょっと、先ほどの件を調べていたのですが。。。」
「解決したから、原因調査は、明日でいいよ。早く行こう。」
「そうですね。」
 ということで、いっしょに退社して、ドームへ直行。何しろ、王手がかかっているので、今日は、第1打席を見逃すわけにはいかない。南北線の後楽園駅は深い。長いエスカレーターの右側をふたりで駆け上がる。1回裏から、盛大にやっているようで、2死満塁で金子まで打順が進んでいる。急がないと危ない。
 ダンナさんと内野で観戦するYa嬢と別れて、外野へ入場すると、もがちゅーさん、カープファンのBさんがすでに参戦している。今日はさすがに混雑していて、少し離れたところに何とか席を確保。幸雄さんの第1打席は、サードフライ。

◇2007/5/17:●F 6-11 E(東京)
 
 本日は、なぜか斉須さんが参戦している。なんとなく運が強そうであり、いかにも美味しいところだけ持って行きそうな予感がするが、それはそれで心強いことである。当初、本日の参戦は厳しそうだったもがちゅーさんも、いかに師匠とはいえ、ここまで来て、肝心なところだけ斉須さんに持っていかれる訳にはいかないということで、なんとか都合をつけて参戦できたようである。
 金澤vs山村ということで、今日も長時間ゲームの予感。正直、金澤では、どうにもならないのだが、一昨日、昨日と中継ぎが酷使されていて、引っ張らざるをえないし、2番手が伊藤では、火に油を注ぐのもわかりきっている。まぁ、東京ドームから鎌ヶ谷は近い。前回の山本同様、直行してもらうしかないのだろう。まぁ、今日は、試合の結果はどうでもいい。
 そして、運命の4回裏。初球、見逃し。2球目も見逃し。あっという間に2ストライクと追い込まれる。うみゅみゅみゅみゅみゅ。。。そして、
 3球目の外角ストレートをライト前!!!きれいなヒットで2000本安打達成!感無量である。言葉にならない。
ただただよかったと思うだけである。幸雄さん!おめでとう!

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 今日もヤングマンは、8時15分すぎ。念のため試合の成立まで確認したところで、この後飲み会の予定とかで、斉須さん退場。本当に美味しいところだけ持っていってしまったが、福の神だったかもしれないので、まぁ許すことにする。カープファンの方々には、前田様の2000本が控えている。夏場に関東15連戦があるらしいので、そこでの達成を願わずにはいられない。
 伊藤炎上で試合は壊れてしまったが、東京ドーム内をうろうろしていると、じわじわと喜びがこみあげてくる。冴えないチームだったファイターズが、すばらしいチームに生まれ変わったのは、北の大地のファンの方々のおかげなのだけれど、冴えなかった時代を支えてきた幸雄さんの2000本だけは、最後のおみやげとして、この東京ドームで、冴えない時代を共にすごした東京のファンの前で達成できてよかったと思う。野球の神様の粋なはからいに感謝である。

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 試合後、特別なセレモニーはなかったのだけれど、楽天応援団も最後まで残ってくれて、幸雄ジャンプを披露してくれた。これまたとてもうれしい瞬間である。ファイターズ応援団も、ヤマサキの応援歌をお返しする。これまた、心温まる瞬間である。そして、幸雄さんが、ライトスタンドへ登場。派手なパフォーマンスはなかったけれど、それもまた幸雄さんらしい。
 「YUKIO 6」を着たまま帰宅。知らない人と盛り上がってしまった総武線、中央線まではよかったけれど、横須賀線、みなとみらい線では、おもいっきり浮いていたと思われるが、まぁ、今日だけは許してもらおう。帰宅して、水割で祝杯。すぽると。プロ野球ニュース。明日も早いのだけれど、ちょっと眠れそうもない。

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5/16:幸雄さん、カウントダウン!Part2

◆横浜・東京:くもり

 4時間半寝ただけでいつもどおり、6時10分に起床して、6時50分に家を出る。さすがに眠くて、ぼんやり。デジカメを忘れたことに気づくが、2000本安打の瞬間は、カメラではなくて、目と心に焼きつければよいと思い直して、そのまま出社。
 東京ドーム3連戦。今日がもっとも万全の体制で参戦できるのだが、今日は、決めてくれそうな予感がある。Ya嬢も今日は参戦するようで、朝から落ち着かないようだ。小生は、午後から外出して、17時に、麻布十番で業務終了。南北線で後楽園へはすぐ。試合開始前に入場。もがちゅーさんもほどなく到着。「今日は無理かも」と言っていたカープファンのAさん、Bさんもなんだかんだと応援にかけつけてくれた。本日も総勢4人で応援。

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◇2007/5/16:○F 8-6 E(東京)

 1回の裏、死球、バント、死球、セギ様3ラン!。さらに四球、四球、左飛で、幸雄さんにいきなりまわってきた。場内大歓声の中、無念の四球。何しろ今日ここにいたっては、四球ほど無駄なことはない。ぐっとこらえた幸雄さんはえらいのだが、貴重な1打席が終わってしまいあんまり。2死満塁。ビッグバン時代は、こういうときに初回に5,6点とって、試合を決めてしまうこともよくあったのだが、小谷野終了。
 2回表、建山が、憲史に打たれたあと、ウィットを討ち取ったところで、アクシデントで突然降板。防御率9点台の男、オッシー登場。試合が壊れそうな予感。しかも、昨日の試合でW武田&マイケルが2イニングずつ投げているのだから、前途多難であるし、試合があまりにも長いのも前途多難である。
 オッシー、江尻のリレーは、それでも、なんとか踏ん張っていたのだが、5回2死満塁で山崎に打たれ終了。しかし、その裏に、美作男児の心意気で再度逆転!6-5。それにしても、8時半にヤングマンとは、あんまりである。寝不足でちょっとフラフラしてきて、正直、このあたりでは、ちょっと応援どころではなかった。
 6回、谷中登場。俄然なんとかなりそうな雰囲気が漂ってくる。そして、幸雄さんに1999本目のヒットが出ると、疲れもどこかに吹っ飛んでしまった。谷中が執拗に幸雄さんをけん制するので、場内は、ブーイング。そして、ここで、突然、
「ハシレ!ハシレ!ユキオ!」
 の大合唱である。しかも、応援団もしゃれのつもりだったにもかかわらず、なんとエンドランのサインで本当に幸雄さんが走り出したので、衝撃を受ける。誰もが三振ゲッツーを覚悟したのだが、これが成功して、内野ゴロでも併殺を逃れて、次のひちょりの貴重なタイムリーを呼ぶ。
 しかし、7回表、楽天も反撃。おなじみのチャンステーマ、「杜の都のナントカカントカ、ワッショイ、ワッショイ!」が延々と続き、最後は、1点差で2死満塁で代打フェルナンデスという恐ろしい場面がやってくるが、武田勝が抑えてやれやれ。もう9時半近い。延長戦にでもなったら、大変なことになる。
 そして、8回裏。今日のその時がやってくる。幸雄さんの4打席目。ユキオコールが続く中、楽天ルーキー松本の対決。再び2点差になって走者もいないということで、球場全体にヒットを期待する雰囲気が漂ってきたのだが、8球粘って、セカンドゴロ。万事休す。しかし、スタンディングオベーションだ。
 泣いても笑ってもあと1本。明日、東京ドーム3連戦最終戦。絶対に決めよう!「行くぞ幸雄ホームラン!」

5/15:幸雄さん、カウントダウン!

◆横浜→東京→水戸→東京→横浜:はれ一時雨

 午後からスーパーひたちで水戸へ外出。帰りは、17時52分のフレッシュひたちを予約してあったのだけれど、打ち合わせが長引いて水戸駅に着いたのが、17時48分。さすがに無理かと思われたが、同行者がダッシュしようというので、追走。なんとか間に合う。
 幸雄さん2000本安打がかかる東京ドームシリーズ。3日で3本というのはなかなか微妙な数字であり、とりあえず、今日は欠場して、明日以降に備えようと思っていたのだが、もがちゅー氏が、早々に参戦して、席を確保してくれているという。19時すぎには上野へ到着。730チケットでドームへ入場。

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◇2007/5/15:●F 2-3 E(東京)

 入場すると、いきなり幸雄さんの2打席目、あわてて立ち見エリアから声援を送るが、あえなく三振。ビールとカレーライスを購入して、席を探しているうちに楽天に2点目が入る。東京ドームのライトスタンドは、もしかすると、初めてかもしれない。ここでは、さすがにファイティーの帽子もめずらしくない。もがちゅーさんと、開幕戦でごいっしょしたカープファンの方Aさんと、先日の千葉マリンでごいっしょしたカープファンの方Bさんと4名で応援。カープファンの方にこれだけ応援されては、小生も気合を入れないわけにはいかない。それに比べると、まーくん先発ということで、北の大地の方では、今ひとつ応援に力が入っていないようである。
 7回から2点ビハインドで武田勝。昨年ならば、負けている場面でも、建山、オッシー、トーマス、清水、岡島などいろいろ選択肢があって、誰も試合を壊すことはなかったのだが、いかんせん、今年は、信頼できるのが、W武田とマイケルしかいない。ちょっともったいないけれど、勝が簡単に三者凡退に抑えると、7回裏、幸雄さんの打席。まーくんのスライダーをとらえた打球は、なんとレフトスタンドへ!!!1998本目は、またしてもホームランである。もう二度と見られないかと思った幸雄さんのホームランが、札幌に続き、東京ドームでも見られるとは、感激である。場内のボルテージは最高潮。
 まーくんが交代して、ナベツネ、松本、有銘と聞けば、逆転は時間の問題というムードであるが、8回のチャンスで誠さん走塁死。ホームもギリギリのタイミングかと思われたので、おとりになったのかとも思ったが、そうでもなさそうだ。その前のヒットのときに、磯部が無理して3塁へ投げたスキをついて、2塁を奪ったのはよかったのだが、ここで一気に逆転できなかったのは痛かった。
 7、8回が、武田勝。9、10回は、マイケル。11、12回は武田久。11回まではすべて三者凡退。12回、小生が、外野席に座って最初のランナーが出ると、ヒットを一本も打たれたないまま終了してしまった。ノーアウト1、3塁の場面、ウイットといえば、アダムみたいなものであり、ここで三振をとれればなんとかなりそうな気がしたのだが、2-1と追い込んで、ちょっと勝負を焦ったのが痛かった。12回裏は、鳴り物禁止時間帯に突入、声だけで北の国からを合唱するも、無念。小倉-福盛とつながれるとイーグルスも侮れない。
 これでは、また貧乏神疑惑が浮上しかねない状況であるが、とにかく2000本まであと2本である。ファイターズが勝とうが負けようが、明日も明後日も参戦するしかないではないか!

5/13:貧乏神休養して、みんな勝利

◆横浜:くもり時々はれ

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 7時に目は覚めたが、ぐったりしている。日経とニッカンと明太子おにぎり。ニッカンの一面は、もちろんわれらがキング・カズである。
 るいさんは、小瀬スポーツ公園へ、もがちゅーさんは、横浜スタジアムへ、うっちーさんは、神宮へ。さらにイッキマンさんも東京ドームへとみな精力的に休日をエンジョイしているようだ。小生も、ファイターズ戦なら長野、愛馬の応援なら府中と魅力的な選択肢はあるのだが、体が言うことをきかない。今月、唯一遠征しない週末でもあるし、休日出勤の翌週は、体調を崩すというジンクスもあるので、自重。喝!を見てから、スカイビルで散髪だけすませて帰宅。
 東京競馬4R、3歳未勝利戦。愛馬ビターオレンジ号、単勝2倍の1番人気。この時期の未勝利戦は、2戦目の馬の上積みは、大きい。もしこの馬が将来、準オープン、オープンまで出世できる器だとすれば、ここは間違いなく勝てる。父ジャングルポケット、母オレンジピール。血統的にも当然オープン入りの期待をしているわけで、めずらしく自分の馬の単勝を5000円も買って、グリーンチャンネルで観戦。
 しかるに、行きたがる様子を見せたとはいえ、あまりにも最後の伸びがジリっぽい。まぁ、両親もそういうタイプだったといえば、それまでだが、同じ2戦目でもマンハッタンカフェ産駒とステイゴールド産駒に抜け出されてしまい、3着。未勝利はいつでも勝てるだろうが、どうやら大した馬ではなさそうだ。あまりにもあんまり。これでは、昼寝でもせざるをえない。
 そのまま3時近くまで寝てしまう。4Rの負けを取り返すべくヴィクトリアマイルに参戦。パドックでよくみえたデアリングハートから総流し。絶好の手ごたえから先頭をうかがう。相手は、コイウタとアサヒライジング。この2頭となら、どっちが残っても大万馬券である。いただきっ!と思ったら、そのまま2頭が残ってしまい3着。複勝で回収したとはいえ、どう考えてもできあがっていたはずなのにあまりにもあんまり。
 とりあえず、ファイターズの勝利は確認できたので、夕方から横浜美術館へ。「水の情景~モネ、大観から現代まで~」を鑑賞して、万葉倶楽部へ。ゆっくり入浴して、ハーフ&ハーフ。カープとフロンターレの勝利を確認して、湯上りラウンジでジャンクスポーツを見るが、裏のG-D戦がなかなかいい試合で、目が離せなくなってくる。8回に福留タイムリーを確認して、マッサージ。今日はなかなかうまい人で、大吉コースでたっぷりほぐしてもらうと、だるさがいつの間にか消えている。そして、ドラゴンズとタイガースもなんとか勝利したようだ。なんと現地観戦の方々は、全員勝利。そして、小生が欠場したファイターズも勝利。今日は、プロ野球6試合、すべて小生にとって都合のよい方が勝利した。こんなことはめったにない。プロ野球ニュースをゆっくり見てから就寝しよう。

5/12:お引越し

◆東京→横浜:はれ

 APAHOTEL<日本橋駅前>の朝は早い。6時45分起床。朝風呂。7時朝食。サラダ、鮭、煮物、フルーツ、ふりかけ、お味噌汁、温泉玉子、ご飯としっかりいただく。意外にもお米がけっこう美味しかったが、納豆と生卵がないのが残念。
 8時に新しいオフィスへ。運び出しが深夜までかかっていたはずなのに、ダンボールはもちろん、キャビネから机、PCなどすべて運び終わっているからさすがである。
 昨日解体した機器類をまた組み上げなくてはいけないのだが、いかんせん昨日で力を使い果たして、足が動かない。F嬢に叱られながら、ヨタヨタと機器を運び、線をつないでいく。こういう機会にテプラを貼って整理しておくと次がラクなのだが、弟子の一部には、なかなか徹底せず、途中からなし崩しになってしまう。
 山積みのダンボールの整理は残っているが、LANと電話関係の移設が無事に終わったので、とりあえず小生の責任は果たしたということで、お昼へ。ビールと餃子。体を動かしているので、昨日から食べ物が美味しいのは何よりである。午後は、自席の整理をする余裕も出てきて、17時すぎには無事に終了。
 やれやれ一安心であるが、まぁ、こういうのは、うまくいって当たり前なので、誰もほめてくれない。となれば、例によって、自分で自分にご褒美をするしかないのだが、今日のところは、愛馬コリンズグラス号が新潟競馬で3着と好走、ファイターズもライオンズに競り勝ち、横浜FCもリーグ戦久々の勝利、それもキングカズのゴールと、ご褒美がいろいろついてきたようだ。
 さて、明日は、長野オリムピックスタジアムへ幸雄さんの1998本目を見に行くか、あるいは、府中へ愛馬ビターオレンジ号の初勝利を見に行くか、万葉倶楽部でくつろぐか。結局、どこにも行かないでごろごろしそうな気もするけれど、ご褒美の選択肢がいろいろあるのはよいことだ。

5/11:APAHOTEL<日本橋駅前>

◆横浜→東京:はれときどきくもり

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 世界カーリング選手権のポロシャツを着て出社。ドラッグストアでマスクとチョコラBBとのど飴を購入。本日は、会社のお引越し。3年近く通ったオフィスを離れるのだが、小生も含め、大多数の人が通勤が不便になるので、みなブルーな引越しである。
 夢の国のかぶりものを廃棄した問題で窮地にたたされたように、小生は、ポイポイ捨てるシンプルライフなので、自分の荷物などは、ほとんどなく、梱包はすぐに終わるのだが、部の引越しの副隊長なので、最後まで見届けなくてはいけない。動きの悪い弟子にハッパをかけつつ、サーバ類をひたすら解体。超タコ足の配線をひたすらほどき続ける。
 現オフィスでの最後の昼食は、東京駅地下の但馬屋さんにて980円のしゃぶしゃぶをたっぷりいただく。小食の小生も、肉体労働中ということで、今日ばかりは食が進む。
 19時すぎに解体・梱包は一段落し、業者さんが登場して、運び出しが始まる。ここでほとんどのメムバーはお役後免となり、小生を含む3人だけがチェックのために残留。21時すぎには終わると思っていたのだが、キャビネの解体やら、机の運び出しやら、業者さんが10名くらいでがむばっているのだが、どうしてどうして終わりそうもない。文藝春秋を読み、飴をしゃぶりながら待機するも終わらず。明日は明日で、新オフィスで準備をしなくてはならないので、23時すぎにいったん引き上げることになった。
 こんなことになろうかと、APAHOTEL<日本橋駅前>を予約しておいた。もちろん自腹なのだけれど、遠征にもいかれず休日出勤になる週末なので、ちょっと気分転換。さっそく15F大浴殿へ。温泉ではないのでじんわりとは暖まってこないのだけれど、とりあえず疲れが少しはとれるというものだ。

5/10:名球怪

◆横浜・東京:はれ

 日中、北の大地からかつての同僚がやってきた。今は、仕事で札幌と東京を往復してばかりなので、JGCダイヤモンドになってしまったという。羽田空港のダイヤモンドラウンジには、エビスやプレミアムモルツがあるとのこと。千歳の400万のマンションについて訪ねると、新しそうに見えて、けっこう古い(新築未入居のまま何年もたっている)のでおすすめしないとのこと。
 休日出勤を予定しているので、今日は遅くまで残って、少しでも早めに片付けておきたかったのだが、ダルKO、幸雄さん3試合連続ノーヒット、ファイターズ3連敗では、げんなり。敗戦の知らせが届く22時には退社。
 東京ドームでの2000本には、あまり札幌で打たないでと思ってはいたが、1本も出ないのでは東京ドーム3連戦すら通過してしまう恐れすらあるし、小生も火・水・木すべて参戦できるかというと不安である。なんとか長野で1本か2本は打って、安心して来週を迎えて欲しいものだ。
 ところで、2000本安打といえば、名球会であるが、名球会の入会資格は、昭和生まれで日米通算の成績が200勝か2000本安打か250セーブである。なぜ昭和生まれかというと、川上哲治氏を排除するためで、金やんがいばれるからであるようだ。資格を満たしながら、入会していないのは、打撃の職人だけかと思っていたが、江夏豊、榎本喜八、そしてNOMOも不参加のようだ。
 ちなみに、イチロー、松井のように日米通算で記録を達成した人も出てきているが、昭和生まれで日米通算2000本となると、外国人もけっこう該当するようだが、入会者はいない。まぁ、大リーグで1900本打ってから来日して、日本で100本打った人もいるし、メジャー出身者は、金やんなんか相手にしたくないだろうけど、クロマティなんかは、誘えば入りそうな気もしないでもない。
 打高投低、投手は、分業で中5日当たり前の時代ということで、2000本より200勝の方があまりにも厳しくなってきているのは間違いないが、このあたりはどう考えているのだろうか?名球界のホームページを見ると、ちゃんと質問と答えが用意されている。

(以下引用)

Q.これから(今でもですが)投手分業制がどんどん進み、名球会の投手の基準である200勝はなかなかでにくくなってくるのではないのでしょうか。その点については、基準の変更などの話などはでてこないのでしょうか?また、投手の方たちはどう思っていますか?

A.この質問に答えてくれたのは鈴木啓示選手です!
投手が1試合投げ切る練習を日頃からやっていない。球数も少なく走り込みもなく体力が落ちている。一見体は大きいが体力に欠ける。ゲームで投げる少なくとも倍以上の球をキャンプ時などで投げ込んで筋力を付けておく。(練習でやっていない事がゲームでまず出来ない)
 
(引用終わり)

 まったく答えになっていないところがすごい。さすがは、鈴木啓示さんとしか言いようがない。あっぱれである。やはり、打撃の職人やNOMOが正しいということなのだろう。

日本プロ野球名球会

5/9:広島へ

◆横浜→広島→横浜:はれ

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 いつもなら前夜入りの広島出張だが、今日は午後から打ち合わせなので、当日朝の移動。これが、効率が悪くて、10時10分の便だとギリギリで不安なので8時20分の便で出発。早起きは苦にならないけれど、広島市内に入ってから、2時間近くあまってしまう。ファミレスや喫茶店で時間をつぶすのが小生あまり得意ではない。水を替えられたりするうちにいづらくなってしまい、1時間持たずに退場してしまうことが多いのだ。
 空港からのバスは、例によって45分くらいかかるのだが、タイヤの真上みたいな座席に座ってしまい、やたら振動がつたわってくる。乗り物酔いなんてまずならないのだが、ちょっと気持ち悪くなってしまった。さらにお腹も終了。
 時間をもてあますので、可部線に乗ることにする。かつては、中国山地へ分け入って、三段峡までの長大なローカル線だったのだが、可部から先が廃止され、短い通勤路線になってしまった。20分間隔で運転されていて、2両編成の電車は、案外混んでいる。特にみどころがあるわけではないが、1時間半で往復すると、ちょうど午後の打ち合わせにいい時間である。
 ゆっくり始まった1日だが、打ち合わせが予想以上に長引いて、帰りは、飛行機の最終便ギリギリ。広島空港へタクシーを飛ばすハメになった。運転手氏もご機嫌で、黒田、前田、新井が住んでいるマンションを教えてくれる。前田様は、さすがに立派な高層マンションだったが、黒田は、案外普通のマンションである。さらにラジオのスイッチを入れて、カープナイターを聞かせてくれたのだが、すでに大竹が炎上して終了している。ファイターズも終了。このところ、両チームの浮き沈みがすっかり同じ波長になっている。
 広島空港までタクシー1万4880円。所持金が1万8000円なので、最後は、ちょっと緊張した。お好み焼きをたべて、ビールを飲んで、文芸春秋と日経TRENDYを購入すると、財布は空っぽである。
 文芸春秋を読みながら、ANA最終便で帰宅。「大研究 昭和の陸軍」は、なかなかおもしろかった。その他、平沼赳夫君の独占手記「脳梗塞からの生還」も掲載されている。先日、軽井沢でみかけたが、やはり意外と早く復活しているようで、何よりである。
 23時帰宅。なんとかグータンヌーボに間に合った。ぐったりしているけれど、るいさんの指示とあれば、すぽるとも見ないわけにはいかない。そうこうしているうちにあややゴルフの時間だ。

 ○新たに乗りつくした路線:可部線
 ○新たに乗りつくした距離:14.0キロ。
 ○今までに乗りつくした距離:16795.8キロ。
 ○まだ乗りつくしていない距離:3040.1キロ。
 ○乗りつくした路線の割合:84.67%(△0.07)
 ○会社別:JR西日本  72.6%(△0.3)

5/8:ふるさと納税

◆横浜・東京・多摩:はれ

 このところ、ふるさと納税なるアイデアが浮上している。大都市に住民税を納める納税者を一人前に育てたのは、ふるさとである地方の自治体であることも多いのだから、住民税の一定割合を出身地の自治体に還元しようという話で、まぁ、それなりにスジが通らないわけでもない。就任以来、憲法改正への道筋をつける以外に内政面で何をやってきたのかよくわからない安倍氏としても、参議院選挙前に何かひとつわかりやすい政策を打ち出したいところなのであろう。1億円ずつばらまくよりは、よさそうにも見える。
 ただ、具体的にどうするかとなると、手続きが面倒そうだ。過去の住民票の移動履歴をさかのぼるのも大変だし、自己申告でどこかの自治体を「ふるさと」として届け出るのだろうか?世の中で徴税コストほどくだらないコストはないので、ただでさえ高コストな住民税の徴収をさらに複雑にするのは、あまりおすすめできない。費用対効果だけでいえば、1億円ばらまく方がよいかもしれない。
 もう少しコストを抑えるために、ふるさとに限らず、好きな自治体に自主的に納められるようにするという案もあるようで、これなら、小生も、北海道や札幌市へ税金を納めることができるので、わざわざ札幌駅のビックカメラでデジカメを買ったり、旭屋書店で本を買い込む必要もなくなりそうだ。ふるさとの港区に愛着がないわけではないが、小生がわざわざ住民税を払わなくても、六本木ヒルズやミッドタウンの法人税が潤沢に入りそうだし。ただ、こうなると、ふるさとというよりは、自治体の人気投票のようになり、趣旨があやしくなるのもたしかである。自治体への寄付と税額控除の制度を充実させればすむという意見もある。いずれにしても、本来は、道州制を含む地方自治のあり方全体として議論して欲しい問題ではある。
 ところで、幸雄さんは、本日ノーヒット。札幌ドームでの達成は微妙になってきた。今でこそ北の大地がホームだけれど、幸雄さんを育てたふるさとといえば、やっぱり東京ドーム。北の大地の方々には申し訳ないけれど、ここまで来たら、2000本安打は、東京ドームで!!!ふるさと納税の趣旨にも沿うというものである。見たい!見たい!見たい!

5/6:F嬢あらわる

◆札幌→横浜:はれのちあめ

 たくさん寝るはずだったのだけれど、6時半には目が覚める。道スポとニッカンと北海道新聞を購入して、今日は、洋食会場。こちらは、定食ではなくて、ヴァイキングだった。蟹肉入りオムレツ、サラダ、じゃがいも、ハム、フルーツ、パンとはちみつ、オレンジジュース*2コーヒー。一面が幸雄さんだから朝食も美味しくいただける。

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 本州は、西から天気が崩れているが、北の大地は、今日もさわやか。今回の連休は、最後の最後まで、好天で暖かい日に恵まれた。今日の予定は、11:30のANAで帰るだけなので、ホテル前からゆっくりバスに乗ってもよいのだけれど、せっかくなので、札幌駅まで駅前通りを歩いて、札幌駅9時25分発の快速エアポートで南千歳へ。リニューアルオープンした千歳アウトレットモールReraさんへ参戦。広さが1.5倍くらいになってお店も充実。御殿場や軽井沢には一歩譲るが、小淵沢あたりよりは、店がそろっている。dunhilのお財布をチェック。いつもは、夏休みに海外に行ったときに買うのだけれど、DFSに払うくらいなら、どうせなら北の大地へお金を落とした方
がよさそうな気もするし、さわやかで気持ちがよい天気だし、幸雄さんもホームランを打ったし、ということで、衝動買いしそうになるが、デザインにちょっと難があり、かろうじて思いとどまる。

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 午前中の便で帰るのは、最終日はゆっくりしたいからというのもあるけれど、旅割が適用されるのは、この便までというのが大きな理由。連休中でもこの便だと19700円だが、この後は、一気に料金が上がるのだ。おみやげを持った家族連れで込み合う搭乗口にギリギリに到着して、ジャムボの写真を撮って、荷物を整理していると、目の前の椅子で見慣れた顔が悠然と本を読んでいる。F嬢である。衝撃的である。
 F嬢は、ANA派であり、超割の時期の有給休暇希望などがかち合うくらいしょっちゅう旅に出ているらしいので、いつかどっかで遭遇しそうな予感はあったが、北の大地にはあまり来ないので油断していた。F嬢は、基本的には、プライベートは、秘密にしておきたいタイプなので、さすがに動揺しており、ホテルの名前を聞いてもモゴモゴ言っている。
「まさか、座席は隣じゃないでしょうね?」
 とのことだが、お互いに、非常口座席を狙っているに違いないから、おおいにありうる。結果は、見事に隣同士。。。非常口座席の窓側が小生で真ん中がF嬢である。後で冷静に考えてみると、これも恐ろしい確率なのだが、そのときは、そんな気がして、あんまり驚かなかった。
「おかしい、私は、いつも窓側か通路側で、真ん中なんてとらないのに・・・」
 とのことだが、それは、お互い様である。今日に限って真ん中をとってしまったのは、F嬢の方である。
 羽田空港混雑で出発が遅れたが、無事に離陸。いざ隣に座ってしまえば、話好きなのは、向こうの方であり、よくしゃべる。札幌3DAYSで、ノボテルとANAホテルに1泊ずつして、ファクトリー周辺のおしゃれなレストランや、円山公園近くのカフェ、モエレ沼公園などを散策していたようだ。まったくもって油断できない。小生も旅の荷物の少なさでは、自信があるのだが、F嬢はそれ以上で、今回もスーパーにでも買い物に行くようなカバンひとつである。謎である。
 少し揺れたが、無事に羽田へ到着して解散。そごうで買い物をして、ヤフーをチェックすると、ファイターズ1-0でリード。元エースが8回まで無失点。エースなら続投だろうけど、元エースの場合は、9回は、マイケルだろうと小生も思う。昨日のマイケルは、よいマイケルであり、あれなら打たれそうもない。
 YCATやそごうからタクシーに乗ると露骨にいやな顔されるのだけれど、大雨なので、やむを得ない。そのタクシーの中で、ヤフーをチェックするたびに、ランナーが増えていく。いったいどうなっているのか?ノーアウト満塁で武田久。あまりにもあんまりだが、ラロッカを討ち取った時点で、なんとかなりそうな予感がした。見事に1-0で勝利。結果次第では、また監督批判問題でも浮上しかねなかったので、久さまさまである。ファイターズ4連勝。オリックスは、9連敗。9連敗というのは、GW9連戦全敗ということで、遠征したファンも多いだろうから、さすがにちょっと気の毒ではある。

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5/5:幸雄さん、ホームラン!

◆札幌:はれ

 7時45分起床。パークホテルの朝食は、ヴァイキングではなくて、和洋別会場の定食。お腹にやさしそうなので、和食を選択。お粥もあるのだが、200円増しとのことで、普通の和食に。内容は特にどうということはないが、11Fからの中島公園の眺めはすばらしい。道スポとニッカンと日経を読みながらゆっくりいただく。和朝食の後も、どうしてもコーヒーが飲みたくなるのだが550円もするので断念。
 朝食後、公園内を散歩。日本一の翌朝に来たときは、紅葉が美しかったのだが、今日は、桜が満開で美しい。
パークホテルは、まぁ設備としてはやはり古くなっているのだけれど、札幌駅からも地下鉄に乗ってしまえばすぐだし、名前の通り緑豊かな公園の中にあるのはやはり魅力ではある。今回は、2連泊早割りプランとかで、GWにもかかわらず1泊朝食付9000円なので、文句はない。

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 今日も気持ちよい天気。GW中、行く先々は、すべて好天に恵まれた。こんなのはめずらしい。大通り公園まで歩いて、かん姉妹の新居を再び訪問。あいかわらず何もない。くまきちさんは、デザインやインテリアに凝っているので、いろいろと段取りは考えているようだが、肝心の引越しが進まず、かんちゃんの部屋は、布団くらいしかなく、リビングには、ハムリンズのすごろくくらいしかない。
 本日は、メッキーは欠場。代わりに、くまきちさんのご友人のハセガワさんが、早くからお席をとっておいてくれた。昨日以上に込み合うかと思ったが、観衆は、3万3000人。

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◇2007/5/5:○F 7-3 B(札幌)

 「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」とか言われるけれど、今日の勝利は、不思議の勝ちといえよう。昨年新人王を争った2人に対決だが、オリックス平野は、立ち上がりから好調。昨年よりストレートも早くなったようで、手に負えない。一方の八木は、今シーズンのこれまでと同様、悪いなりのだましだましのピッチング。しかし、6回にこらえきれず、3点を失う。このままあっさり負けそうな雰囲気。見ている方も眠くなってくるので、久々に更新されたるいさんのブログを読みながら、GWの話を書く前に白浜の詳細が知りたい問題、でもそんなことるいさんに言えない問題など検討。
 ところが、その裏すぐに、陽くんの暴走気味の3塁打で勢いをつけると、ひちょりがホームランで1点差。さらに、チャンスを作って、金子のサードゴロが併殺くずれどころかオールセーフとなり、昨年のプレーオフ第2戦を思わせるかのような走塁でどさくさにまぎれて同点。続く7回にも、陽くんのピッチャーゴロ内野安打でチャンスを広げ、北の国からが流れた直後に、ポテンヒットで勝ち越し。なんとなく平野には、気の毒な感じ。あるいは、キャッチャーのリードはどうだったのかという気もするが、要するに、昨年のファイターズの勢いが戻り、昨年のオリックスの弱さが戻ってきたということなのだろう。
 そして、8回。幸雄さんの打球は、なんとレフトスタンドへ弾丸ライナー!本拠地移転後札幌ドームでは初というホームラン!!!これで1997安打。あと3本。来週の平日の札幌ドームで決めてしまう可能性が高くなったので、2000本の瞬間を見られなそうなのは残念だけれど、先週の仙台で見逃したので、もうひょっとしたら見られないかと思っていた幸雄さんのホームランを目の前で見られるとは感激である。
 9回はマイケルがピシャリと抑えて勝利。金色のプシュー。
 今日は、「ぼくたちのボールパーク2007」。子どもたちが、場内アナウンスから、オルガン演奏、ヤングマン、ボールボーイなどありとあらゆるスタッフをつとめる。イベント上手になったファイターズの企画の中でも特に気に入っている。ヒーローインタビューも子どもがインタビュー。幸い、今日のヒーローはひちょりなので、盛り上げやすい。
最後に、ひちょりが、「明日も来てくれるかな?」と聞くと、少年は、「明日は、野球なので・・・」と答えていたのが笑えた。サッカーとか塾でなくてよかった。
 
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 福住近くの公園でも桜がきれい。姉妹の空白はピークに達し、地下鉄車内でウーロン茶を飲んだり、カステラを食べたりしている。そんなことをすると、るいさんに怒られる問題について検討しているうちに札幌駅へ到着。
 姉妹ごひいきの回転寿司へご案内してくれるとのことだが、なんとその前にラーメンを食べるという。すごい食欲である。ESTAラーメン共和国内の「雅」さんの焼き醤油ハーフは、たしかに美味しかったのであるが、お父さんは、すでにぐったり気味である。花まるさんでは、なんとか4皿ほどいただく。連休中ということで、ネタが限定されてしまっていたようだが、けっこう美味しかったし、何より3人で2800円とは安い。びっくりである。
 かろうじてお腹の終了は避けられたようで、Onちゃんぬいぐるみをいただき、大通駅で姉妹の見送りを受けたのだが、このあたりで、足が重たくて、動かなくなってきた。すすきの駅で下車して、札駅へUターンして、JRタワー22Fのスパへ。腰と足を中心に60分のマッサージ。担当のホリサワさんが美女であり、さらに力が強くて、ツボをはずさないのですばらしい。しかし、足と腰がパンパンに張っていたので、かなり衝撃を受けたようである。
「たくさん歩いたのですか?」
「歩きました。」
「相当張ってます。たくさん寝てください。」
 まぁ、桜を求めてあちこち歩き回ったし、ボーリング3ゲームも久々だったからお父さんとしてはやむをえない。満開の桜と幸雄さんのホームランも見られたし、今日はぐっすり眠れそうだ。たくさん寝ることにしよう。

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5/4:決戦!コズミックボウル!

◆函館→札幌:はれのちくもり

 6時45分起床。ちょっともったいないのだけれど、ホテルの朝食はパスして、市電の始発で函館駅へ。コインロッカーに荷物をあずけてから、朝市へ。活イカ刺し定食。例によって、足が動いているのをいただく。夏はマイカだが、今の時期は、ヤリイカとのことで、どちらかというと、マイカの方が美味しいような気もする。
 タクシーで五稜郭公園へ。ここの桜もほぼ満開で見事。朝から観光客でにぎわっている。タワーに登ると、星型の公園に沿って桜が咲いているので、ピンクにふちどられていて実に美しい。ゆっくり散策したいのだが、イカが暴れだしたのか、お腹が終了。タワーのお手洗いをお借りしてからあわただしく駅へ戻り、特急北斗5号にて出発。イカ飯やかに飯を食べたいところだが我慢して、道スポ、ニッカン、道新を読みながらひと休み。

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 12時59分に札駅着。南北線で中島公園へ出て、13時15分には、今回のお宿であるパークホテルのフロントに到着したのだが、さすがに早すぎたのか、少し待たされる。チェックインしてからあわただしく入浴して列車の旅の疲れを癒して、身だしなみを整えてから、タクシーを奮発してドームへ急ぐ。運転手氏曰く、パークホテルからは、西崎を乗せたことがあるとのことで、審判の方々もよく泊まるという。
「お客さん、観光かい。」
「まぁ、そうですね。」
「今日は、ダルビッシュだから、混んでるみたいだよ。」
「そうらしいですね。」
「ファイターズも、お客さんを呼べるのは、ダルビッシュと稲葉くらいになっちゃったね。森本は軽いね。」
「はぁ・・・」
「今年は、巨人が強いから、巨人戦も混むよ。」(運転手氏は巨人ファンなのか?)
「最近は、阪神戦も混むでしょう?」
「北の大地にも隠れ阪神ファンがいるからね。それに、阪神の選手からは、気合が伝わってくるよ。それに、比べて、金子なんかは、やる気が見えないよ。」(いきなり金子が引き合いに出されるとは。。。)
「まぁ、彼は淡々とやりますよね。」
 今ひとつかみ合わないまま、ドームへ到着。本日は、Tシャツチケットなので緑色の「MORIMOTO 1」を着れば、そのまま入場できる。びっしり埋まっていて3万8000人。かん姉妹、メッキー、そしてかん母と1塁側にて観戦。
 
◇2007/5/4:○F 3-1 B(札幌)

 今日もダルビッシュは、まったく打たれそうもない。松坂が日本を去るのにあわせるかのように、日本を代表するエースになったようだ。一方のデイビーは、キャッチャーからボールが戻るとそのまま投球。こういうのは、試合のテンポが早くてよい。
 試合は淡々と進んでいたのだが、5回裏に、やる気の見えない?金子がレフトへホームラン。ここから、チームが勢いづいて、2死ランナーなしから、陽くん、ひちょり、賢介、稲葉と4連打でこの回3点。もうこれで試合は決したも同然である。9回にラロッカに一発打たれたものの、見事に完投。5試合連続の完投は、ファイターズでは、西崎以来だという。まったくもってすばらしい。
 試合後は、グラウンドウォーキング。だいぶ待たされたけれど、勝利の余韻にひたりながら、ついさっきまで選手たちが走っていた人工芝の上でくつろぐのは、実によい気分である。

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 うどんをいただいてから、いよいよ決戦の地へ。ドームの広告でおなじみのスガイさんに参戦。社員旅行以来のボウリングである。かん姉妹&メッキーは、事前練習を積んで気合十分で、4ゲームやろうという。体力が持つかどうか不安であるが、まぁ、50は無理としても、30はハンデをあげても負けないだろうと思われる。ところが、ハンデなどいらないという。ずいぶんばかにされてしまったようだ。
 しかるに、なんと第1投は、Gである。あまりにもあんまりである。ちょっと考えられない。その後もまったくスコアが伸びず、4人の大混戦に巻き込まれてしまう。9フレーム目まで終わってかろうじてトップにたつも、最後に一杯となってしまい、84でまさかの3位。
 なんだかすべるので、靴のサイズを大きくして、2ゲーム目にのぞむ。いきなりダブルで好スタートを切るが、意外にもかんちゃんもダブルで追走。侮れない。後半になったところで、21時をまわり、場内が暗くなり、DJが登場して、うわさに聞いていたコズミックボウルが始まる。DJのしゃべりがうるさいが、ストライクコンテスト中にもう1回ストライクをだして景品をゲットし、このゲームは136とまぁまぁ。
 3ゲーム目は、さすがに全員ぐったり気味で、スコアが伸びず。本日はここで打ち切り。もう少しよいところを見せられるはずだったのが無念。まぁ、札幌のソメイヨシノも開花宣言がでたし、ファイターズも連勝、ナックルボーラーも2勝目をあげたので、よしとしよう。

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5/3:MD-81で青森へ桜を見に行く

◆横浜→三沢→五所川原→青森→函館:はれ

 昨日は、あややゴルフを見た後も、遠足の前の日の子どものようになってしまい、2時にようやく就寝。5時40分起床だからあまりにも眠い。YCATから第1ターミナル。さすがに空港は混雑しているが、こういうときは、JGCカウンター利用がありがたい。三沢行きのJALは、なんとバスでの出発。第1ターミナルでバスを引き当てるとはあんまりであるが、まぁ三沢行きは、MD-81だからやむをえないとはいえる。
 窓側最前列の1Aという席をとっていたのだけれど、お飲み物もいただかずに熟睡。南紀白浜と同じくらいの小じんまりした三沢空港に到着。例によって、トヨタレンタカーさんヴィッツ号で出発する。
 お花見遠征は、開花時期の見極めが難しいのだが、4月中旬の時点で、北日本の今年の開花はけっこう遅くなりそうとわかったので、GW後半、北の大地へ行く途中の青森に照準をあわせた。弘前の桜はもちろんすばらしいのだけれど、以前にも見たし、あまりにも混みそうなので、今回の予定は、三沢空港→十和田市官庁通り桜並木→芦野公園の桜→十三湖→竜飛岬(青函トンネル記念館、階段国道)→青森→函館というものであったのだが、カーナビにこのコースを設定すると、なんと距離が250キロもあり、6時間ではとても回れないことが発覚。あまりにもあんまりである。結局、芦野公園以外はすべて断念することにして、みちのく有料道路を飛ばす。12時前になんとか到着。こちらも混雑しているが、かろうじて駐車場を確保。
 先週に負けず劣らずの好天で今日も暖かい。そして、まさに満開になったばかりという絶妙のタイミング。まったく散り始めておらず、勢いがピークで実に美しい。他の目的地をすべて断念しても、まぁ、このタイミングで桜が見られれば、満足である。冬のストーブ列車でおなじもの津軽鉄道の列車が、桜のトンネルをくぐるように駅へ入ってくるおなじみの風景も堪能。公園内は、お化け屋敷とかスマートボールなどの出店や、演歌歌手のショーなどもあって、盛大。あまりに気持ちよいので、うっかりビールを買ってしまいそうになり、あやうく思いとどまる。レンタカーの旅で、間違って飲んでしまったら、一歩も進めなくなってしまうから要注意である。このあたり、太宰治の生地でもあるらしいのだが、いかんせん小生は、よくわからないので、ただただ桜を眺めてくつろぐ。千葉からは、ファイターズリードの知らせも入り、気分は上々である。
 園内のはずれの方に人だかりがしているので、のぞいてみると、闘犬が行われている。檻の中で犬と犬が戦っているのだが、ルールがよくわからない。番付みたいのがあって、GW中連日行われているようで、ちょうど結びの一つ前、関脇の玉竜が横綱の大龍に挑戦して、善戦するも及ばなかったようだ。しかし、ひとつの取り組みに平気で10分くらいかかっているし、どうなったら勝ちなのかも不明。TKOみたいに飼い主がタオルを投げるまでやるのかもしれないが、結局、よくわからなかった。地元のオッサンたちはかなり熱くなっている。
 あわただしく青森駅へ引き返し、臨時特急「さくらエクスプレス」で函館へ向かう。桜の季節だけ弘前-函館間を結ぶ観光列車で、ほとんどの人が、函館から弘前の桜を見に行った団体客の帰りのようで、青森から乗り込む人は少ない。すでにほろ酔いのオッサンに話しかけられる。
「なんで、青森からなのに、わざわざこの列車に乗るの?」
「まぁ、せっかくだからこの列車に乗ってみようと・・・」
「マニアかい?」
「マニアというほどでも・・・一応、青森で桜を見てきたんですけどね。」
「そうかい。あんたは、片道なのかい?」
「そうです。北海道の人じゃないんですよ。」
「なんだ、東京かい。でも、ファイターズの帽子かぶってるじゃないか?」
「えぇ、明日は札幌ドームに行きます。」
「おぉ、そうかい。オフィシャル・ファンクラブだな。ハハハ。」
 酔っ払っているわりにはファンクラブのピンバッチまでチェックしているのだから油断できないが、一応わかりあえたようでなによりである。臨時特急なので、行き違い待ちばかりでノロノロ進む。そもそも道内のスキーリゾート用のディーゼルカーなのだけれど、青函トンネル内は、ディーゼルカーはNGなので、電気機関車が引っ張っている。普通の客車とちがって重たいから実に効率が悪い。オッサンの言うとおり、マニアでなければ、青森からわざわざ乗る必要はないのである。
 PHS圏外になる前にファイターズ勝利を確認して、さすがにぐったりして熟睡。19時すぎに函館へ。駅の寿司屋でアマエビをいただくが、これがなかなか美味。しかしながら、ホテル・シエナさんは、期待はずれ。まぁ、他にどこもとれなかったのだから仕方がない。函館山に登るのも一興であるが明日からも強行軍だし、朝市でイカでも食べたいので、早めに就寝。

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5/2:イッキマンをたずねてからマリンスタジアムへ行く

◆横浜・東京・千葉:はれ

 連休の谷間だが、会議があるので、午後から少し離れたオフィスへ。ここはイッキマンの仕事場でもある。4月から小生の部署とイッキマンの部署は親戚筋になっており、場所も離れているし、ボスも別だが、大ボスは同じだったりするのだ。会議開始まで10分ほどあるので、さっそくイッキマンをひやかしに行く。

イッキマン「遊んでいるヒマないんだけど。」
小生   「・・・」

 あまりにもあんまりである。まぁ、連休中もハイシャに行ったりカイシャに行ったりで、その間ドラゴンズが負け続けているのだから、人格者といえども、ご機嫌ナナメにならざるをえないのだろう。
 1時間半ほどして会議が終わり、もう一度ひやかしに行くと、今度は、かろうじて相手をしてくれた。

イッキマン「明日は、千葉方面に行くの?」
小生   「実は、今日行こうと思うんだけど・・・」
イッキマン「・・・」

 とてもごいっしょできる雰囲気ではない。「しんちゃんさんは、やきうに行っちゃいました。」とか、「しんちゃんさんは、トラブルがおきてもあめをしゃぶっているだけです。」などと大ボスに言わないようにお願いしてから早々に辞去。

 実は、来週末に向けて小生もけっこう忙しいのだけれど、夕方から江東区方面へ外出なると、マリンが気になってしまう。今日は、楽天を3タテしたあとに雨をはさんでのM渡辺俊介相手というのは、いかにも打線が沈黙しそうな予感がするし、北の大地へ向かう前にこんなところで負けグセをつけたくないのだけれど、早々に乗り込んでいるもがちゅーさんを見殺しにはできない。東西線とJRを乗りついで幕張本郷へ。
 仕事が終わってからかけつけるときのバスの中の時間というのはもどかしいものである。大差がついてしまうのも困るのだけれど、0-0でどんどん試合が進んでしまうのも寂しい。
 それでも、どうにか19時半前には、到着したのだけれど、当日券の列が長い。到着してからの15分というのも実にもどかしい時間。ようやくファンクラブ割引のビジター応援席をゲットして、エビスビールとステーキサンドとポテトフライを抱えて入場しようとすると、何やら歓声が聞こえてきて、スウィーニーが退場する場面。あまりにもあんまりである。
 開幕シリーズ以来のビジター応援席だが、今日はガラガラ。もがちゅーさんとカープファンのご友人が必死に声援を送り、ポツポツとランナーは出るのだが、たたみかけそうな勢いがまったくない。ランナー2人ためて幸雄さんというところで、盛大に幸雄ジャムプしたものの無念。.056の代打小田も終了して、.053となる。その後、今江の2本目のホームランで大勢は決した。ぐったり。仕方がないので、金子が6番というのは末期的ではないか問題、明日はダルかと思ったら、建山とはがっかり問題、陽くんの守備はやばいらしい問題、木元はダメだけど、曲はよい問題、ヤクルト2番手木田ならなんとかなるのではないか問題、明日のカープは、先発が足りない、ひょっとしたら中1日でナックルボーラーか?それはいかがなものか問題など検討。そうこうしているうちに試合終了。
 
 終了後、明日に備えて、もがちゅー氏とご友人は、シート貼り。ご苦労様である。待っている間に少年が2人小生のところにやってきて、あの人たちは何をしているのか?と聞く。

 マリンからの帰りは遠い。23時帰宅。ぐったり。久しぶりにグータンヌーボ。今日はなかなかおもしろかった。明日に備えて早々に就寝すべきところであるが、あややゴルフ2を発見。これは見逃せない!

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