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1/30:80年代なら小生だって・・・

◆横浜・東京:くもり時々はれ

 昨日は、鹿児島へトンボ帰りしただけなので、朝から仕事に集中。来年度の予算編成。昨年は、2月末が締め切りで、旭山動物園まで問い合わせが来てしまったので、今年は2月上旬に休みをとろうと思ったら、今度は2月初めが締め切りになってしまった。名護まで問い合わせが来るとやっかいなので、早めに着手。
 午後になると少し疲れたので一休み。F嬢とYo子さんらの雑談に加わる。なぜか森高千里の話をしているようだ。
Yo「しんちゃんさん、森高わかる?」
しん「・・・」
F嬢「やっぱり、ダメですか・・・」
しん「わかるに決まってるでしょ!80年代なら対応できるんだよ。こっちが高校生のときに高校生くらいだったタレントはわかるよ。」
F嬢「ホントですか?」
しん「たしか、ポカリスウェットのCMに糸井重里といっしょに出たんだ。」
F嬢「糸井重里ですか?ホントですか?」
しん「何言ってるの、話題のCMだよ!」
M君「一色紗英と間違えてません?」
しん「それは、三井のリハウスでしょ。」
F嬢「(Wikipediaを調べながら)あ、ホントだ。。。」
しん「ほらみなさい。(Wikipediaを調べながら)1969年生まれ、ほら、やっぱり同級生だ。しかも向こうが年上だ。」
F嬢「・・・」
 まぁ、だからといって、尊敬されるわけでもないので、おとなしく仕事に戻り、21時半まで残業して帰宅。グータンヌーボには間に合った。ハンドボールは無念。
 つなぎ法案取り下げ。笹川氏が窓から脱出したときは、もはやこれまでかと思われたが、さすがに与党も押し切る自信はなかったようだ。いくらなんでも無茶苦茶。これが許されるなら、2/3を与党が持った時点で、もう国会を開く意味がなくなってしまう。また、これを議員立法で出してくるあたり、福田くんの無責任ぶりはいよいよ極まる。最初から分かっていたとはいえ、史上最低の首相ではないか。あまりにもあんまりだ。
 それにしても、河野洋平衆議院議長、江田五月参議院議長というのは、あらためて考えるとおもしろい組み合わせである。25年くらい前、80年代にタイムマシンで飛んでいって、新自由クラブの河野氏と社民連の江田氏に、首相にはなれないけど、大臣は経験して、25年後には、衆議院議長と参議院議長になっているといったらどんな顔をするだろうか?

1/29:ハンドボールの時代は来るか?

◆横浜→鹿児島→横浜:くもり時々あめ

 いよいよハンドボール五輪予選のやり直し試合。本来なら、現場へ駆けつけたいところなのであるが、あいにく明日のチケットは売り切れで入手できず、今日は、鹿児島へ出張ということで断念。しかし、15時すぎに業務が終わり、空港へ着いたのだが、16時8分。16時20分のANAには間に合わないので、JALへ振り替えようとANAカウンターへ行くと、16時20分に乗せてくれると言う。地上係員付き添いでゲートまで走ってセーフ。特に他のお客様に迷惑をかけることもなく間に合った。
 18時に羽田着。急いで帰宅してBS-1の中継には間に合った。マイナー競技も気になる小生だが、さすがにハンドボールは現地はもちろんテレビ観戦も初めて。ハンドボールで思いつくところといえば、大崎電気、湧永製薬、大同特殊鋼といったところだが、これは、新幹線のぞみ号の住友ベークライト、あるいは、ウシオ電機のウシオ会長のようなもので、名前は知っているけれど、どんな会社だかまったくわからない。バレーボールなら、古くは、新日鉄、日本鋼管、富士フィルム、あるいは、日立、サントリー。バスケットボールだって、JALにJOMOが思い浮かぶ。一方は、大崎電気、湧永製薬、大同特殊鋼であるから、この時点でかなりの格の差を感じる。(シャンソン化粧品というのは、業界では、有名なのだろうか?)
 そんなハンドボールだけれど、ここにきて千載一遇のチャンスを迎えた。女子ゴルフなども一時期は、完全に終了していたのに、藍ちゃん以降、突然復活したし、カーリング、卓球、バドミントン、ビーチバレーなど、誰も興味のなかったところからちょっとしたきっかけで急浮上してきたスポーツも少なくない。大相撲だって、ほとんど終了していたのに、突然、国民的な一番を迎えた。なんとか男女のどちらかだけでも五輪の切符をとれば、時代はハンドボールになるかもしれない。
 しかるに、今日の試合は、あまりにもあんまり。ベテランの田中選手とゴールキーパーはソコソコがむばっていたけれど、あとは、ミスも多く、見所がなかった。速攻のスピードなど違いすぎる。もちろん細かい技術的なことは、小生などにはわからないけれど、同じ負けるにしても見ている人の心をつかむ試合ではなかった。
 問題の昨年のアジア予選のときには、1点差で日本が勝ったというのでちょっと期待してしまったのだけれど、あの時は、アラブの国にとっては、強豪の韓国が日本に負けてくれた方が都合がよいので、日本有利の笛だったのだという。(そして、実際に韓国は優勝を逃がした)昨年の試合の中継は見ていないけれど、これだけ力差があるのに、日本が勝ったということで、いかに昨年の試合の判定がひどかったが、逆にわかってしまったという皮肉な結果となってしまった。明日の男子も厳しい戦いが予想されるが、ジャンクSPORTSにも出演してがむばっていた宮崎選手の活躍で奇跡を起こすことはできるだろうか?

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大崎電気
湧永製薬
大同特殊鋼

1/28:ミソもクソも

◆横浜・東京:くもりのちあめ

 NHKの職員のインサイダー取引疑惑。本当ならば大問題であり、きちっと処罰してもらいたい。だけど、どうして会長が辞めなくてはいけないのかがよくわからない。勤務中の犯罪といっても、組織の犯罪ではなくて、個人の犯罪である。以前、オリックスの前川の無免許ひき逃げで球団社長が頭を下げるのはおかしいと書いたけれど、また同じことになっている。今回の場合、橋本会長は、その他の問題もあって、どうせ辞める予定だったので、責任をとった形にして世間の批判を少しでも和らげようと考えたと思われるが、謝る必要がないことで謝るのはよくない。
 その後の報道となるともうめちゃくちゃで、勤務時間中に株取引をした職員が何人、株取引をしたことのある記者が何人いるとか全然関係ないことばかり。勤務時間中の株取引がよいか悪いかは、所詮は、NHK内部のルールの問題で、世間に迷惑をかけるわけでもなく、NHKの規程で処分すればよい。基本的には、私用電話をしたとか、携帯でプライベートのチケットの予約をしたとか、ちょっと買い物にでかけてしまったとかと同じレベルで、インサイダー取引の悪さに比べたらゴミみたいなものだ。まして、記者が株取引の経験があるかないかなどは、まったくもってどうでもよいことで、むしろ一度も株取引のないような人が経済記事を書いているようではまずいのではないかと思う。
 こういう重箱の隅をつつくというかトンチンカンな方向にばかり話を持っていくから、昨年の株価の上昇率が、主要国でビリから2番とかなるわけで、本日もまた暴落。今月は、給料よりも含み損の発生の方がはるかに多い。あまりにもあんまり。

1/27:源泉と離れのお宿「月」(2)

◆伊東→横浜:くもり時々はれ朝一時雪

 源泉と離れのお宿のベッドはキングサイズで豪華で寝心地もよいのだけれど、横がめちゃめちゃ広い一方で、縦が短い。身長164cmの小生でも短く感じる。枕元にスタンドがないので本が読めない。空気が乾燥しそうなので、2階の暖房だけつけて寝たのだけれど、当然ながら暖気はそのまま2階にたまるので1階は寒い。4時に目が覚めてしまう。しかしながら、トイレが2階にあるので、螺旋階段を上らなくてはならず面倒。展望露天風呂は2階がよいとしてトイレは1階に作るべきと思われる。デザイナー旅館ということで、使い勝手の面では、改善の余地がありそうだ。
 7時起床。部屋の露天で温まってから、今度は、森の中の露天風呂へ。ここでもおしゃれな暖簾が2枚かかっていて、どちらが男湯なのかがわからない。しばし思案して、「殿」と「姫」をくずしたデザインだったことに気づいたけれど、こういうものは、あまり凝らないで欲しい。
 入浴中に雪。露天風呂の雪というのはよいものだけれど、東伊豆で雪はめずらしい。南岸低気圧が近づいているわけでもなく、あまりの寒気の強さに、山を越えてきた雪がパラパラと舞ったようだ。
 8時朝食。昨晩の夕食に続いて、こちらもなかなか充実している。趣向を凝らしたたくさんのおかずとホタテ貝のおかゆ。おかゆはお代わり。食後にコーヒーがもらえるのもうれしい。新聞はないとのこと。
 喝!を見て、再度入浴。名残惜しいが10時チェックアウトで出発。おなじみの伊豆高原周辺を散策してから、伊東駅前で干物など購入して踊り子号にて帰宅の途へ。あいかわらず活気のない伊東駅前。67年間営業してきた伊東合同タクシーさんも廃業するとのことで、いよいよ末期的症状である。
 14時20分に横浜駅到着。マラソンの結果をネットで時々チェックすると、20キロでは「福士独走」だったのだが、30キロでは「福士あやうし!」となっている。14時50分すぎにようやく帰宅してテレビをつけると、ちょうど放送が終了するところで、福士が抱きかかえられて手を振っているので、なんとか逃げ切ったのか、やれやれと思うが、全然違う結末だったことを後で知る。
 そのまま競馬中継。フジの競馬中継はめったに見ないので、いつのまにか川合が司会になっていて衝撃を受ける。
 大相撲千秋楽。これほど相撲に注目したのも久しぶりである。個人的には、朝青龍を勝たせたかったので残念ではあるが、いずれにしてもすばらしい内容だった。
 ビアをいただき、伊東の老舗で買った高級アジをいただきくと突然眠くなってしまう。「シベリア鉄道2008」の続きを見たかったのに、22時まで起きていることもできずに早々に就寝。

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1/26:源泉と離れのお宿「月」(1)

◆横浜→下田→伊東:はれ

 7時起床。9時23分発の踊り子105号に乗車。1ヶ月間の姪っ子の育児のサポートを終えて、客室露天風呂のある高級旅館でひと休みしたいという母の要望により伊豆へ向かう。何度も通った伊豆であるが、下田まで踊り子に乗りとおすのは初めて。旧型の踊り子号だが、土曜日ということで案外お客さんも多い。
 トヨタレンタカー・ECOカーにて出発。下田をきちんと観光したことがないので、この際、見ておくことにするが、まずは、下田東急ホテルにてランチ。小生が5歳くらいまでは家族でここへよく来ていたらしいが、さすがにほとんど記憶はない。わずかに泣き叫ぶ中、何度もプールに放り込まれたことを記憶をしているが、そのプールも含め、当時と変わらない姿で営業しているようである。

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 日米和親条約が締結された了仙寺、お吉の墓のある宝福寺、初代アメリカ総領事館となった玉泉寺とあわただしく回る。なんだかんだいっても、日本とアメリカが本格的に交流してからまだわずか150年である。

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 爪木崎で水仙を見てから、135号線を北上。途中、稲取で雛のつるし飾り祭りが開催されているらしいので、寄り道してみる。初めて見るのだけれど、遠目には、華やかで美しく、近くで見るとかわいらしく、なかなかのものである。何度も伊豆に来ていたけれど、こんな見ごたえのあるものだとは知らなかった。
 ただ、惜しむらくは、分散している会場間の連携があまりよくないようで、わかりづらい。入場券なども共通になっていないし、どうも相乗効果が出ていないようである。稲取といえば、たしか、旅館組合が民間から事務局長を募集して話題になったところである。文化公園なども建設中で、まだまだこれからなのかもしれないが、せっかくの観光資源を生かすためにもう一工夫欲しい感じもする。

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 いよいよ本日の宿であるところの、「源泉と離れのお宿 月」さんへ参戦。伊豆高原から海側の裏道へ出て、城ヶ崎海岸をすぎて、川奈の手前くらいのところ、普通の住宅地の中の細い道を抜けて、海の手前、もう行き止まりというあたりに突然宿が出現する。
 源泉と離れのお宿ということで、10室はすべて独立したつくり、メゾネットになっていて、1階が寝室で、2回にリビングがあり、バルコニー脇の客室露天風呂から海が見える。さっそく入浴、さらに母屋2階にある岩盤浴も堪能。さらにもう一度入浴してから夕食会場へ。

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 このお宿は、どうやら元々は、掛川で創作料理のお店を経営していたようで、なかなか凝ったお料理が楽しめる。オードブル、お刺身、伊勢海老、サラダ、どんぐりを食べているとかいうスペインの豚、アワビ、そして、最後のデザートまで美味で、味にはかなりうるさい母も、満足しているようで何よりである。イカ墨のおにぎりはおみやげにいただいて部屋に持ち帰り、「シベリア鉄道2008」を見ながらいただき、さらに2回入浴して就寝。

下田市観光協会
稲取温泉旅館協同組合
源泉と離れのお宿 月

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1/22:イチロー選手は足の選手

◆広島→横浜:くもり時々ゆき

 7時30分起床。ホテルに泊まったときは、乾燥でのどを痛めないように、極力暖房をかけずに寝るのだけれど、さすがに寒くて何度か目が覚めてしまった。午前中で打ち合わせは終わり、広島空港へ着く頃には、雪が激しくなってきた。なんとかA社は無事に離陸して羽田へ。
 午前中しか働いていないけれど、羽田の到着ロビーに着くと16時過ぎ。一応、会社に電話は入れるけれど、あまり相手にされていないようなので、YCAT行きのバスで直帰。ビックカメラなどひやかして18時すぎには帰宅。
 せっかくアクセス数も増えたことだし、長編のコラムを連載するつもりで書き始めたのだけれど、断念。ディーン&デルーカをいただきながら、「プロフェッショナル・仕事の流儀」、イチロースペシャルでも見て早々に就寝しようと思うと、いきなり、ホテルでイチローがフットマンをエンジョイしているシーンが流れる。さらに、遠征のときのカバン拝見ということで、開けてみると、出てきたのは、愛用の枕とユンケルらしきドリンクとフットマンである。色まで拙宅のものと同じ。衝撃的である。
 フットマンといえば、登別第一滝本館。湯上りラウンジで、セールスマンのトークを聞きながらのお試し利用を何年か続けているうちについに購入してしまったのであるが、セールスマン氏曰く、
「イチロー選手も使っています。イチロー選手は足の選手です。」
 とのことであり、さらに、
「ライオンズの選手も使っています。」
 とたたみかけてきた。カール・ルイスも使っているとか言っていたような気もする。当時のライオンズは1番松井を筆頭に全員が足を使えるいやらしいチームで、ライオンズとイチローが使っているといえば、非常に説得力があったのだが、まさか、本当にイチローがここまで愛用しているとは思わなかった。遠征に持ち歩くとは相当なものである。
 ちなみに、ぐんぐんさんが足の選手かどうかは知らないけれど、氏もフットマンを愛用していたはずで、イチロー、ぐんぐんさん、小生、Uという方といったマニアックでわがまま面々をすべて納得させるのであるから、さすがは、世界のマルタカ、世界のフットマンといえよう。

プロフェッショナルの道具・枕と足裏マッサージ器

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1/21:アクセス急増

◆横浜→東京→広島:くもり

 この日記は、だいたい毎日、アクセス数200、実訪問者数100前後で推移しているのだけれど、昨日は、訪問者数374で611アクセスと激増。いったい何ごとかとログを調べると、niftyのトップページから直接飛んできている人が多い。さっそく確認すると、niftyのトップページの「旬の話題ブログ」に掲載されていた。niftyの担当者が、旬の話題をキーワードで検索したうえで、1日3回、5つのブログを紹介しているのだという。ココログだけで、数万人くらいいそうだから、まぁ光栄なことである。8時間ほど掲載されていたので、その間だけアクセスが激増して、すぐに元に戻り、本日はいつものペース。幸い、炎上することはなかったが、これをきっかけに一人でも常連さんが増えてくれればうれしいことである。
 未明にかけて雪の予報ということで楽しみにしていたのだが、朝起きても何もない。雪雲は南側を通過してしまったようである。年に2、3回は、20cm級の大雪が降って欲しいのだけれど、ここ数年ほとんどなくなってしまい残念である。
 17時に会社を出て、羽田空港第2ターミナル。牛肉弁当とスーパードライを購入。機内で音楽を聞くことはあまりないのだけれど、さだまさし特集を聞きながらいただき雪の残る広島空港へ。気温は2度とのことだが、リムジンバスの車内はあまりにも暑く気持ちが悪くなりそう。30度はあるだろう。狭い車内でコートだけは脱ぐとしても、ほとんどがビジネスマンで冬物のスーツだからたまらない。温暖化以前の問題として、こういうのはいいかげん何とかしてもらいたい。グランヴィアにチェックインして早々に就寝。

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1/20:ガソリン税をめぐる議論の混乱~政治は楽しくなるか? 2~

◆横浜:はれ時々くもり

 再議決でテロ対策の給油法案が可決して、次のテーマは、暫定税率と道路特定財源の問題。賛否拮抗していた給油法案とちがって、こちらは、暫定税率維持の与党案への賛成は、今のところ1/3くらいのようであり、民主党も、世論は味方とみて、攻勢を強めようとしている。しかしながら、どうにも議論がかみあっていない。
 前回も書いたけれど、本来、この問題への対応の方向性は3つあったはずだ。
 (1)は、与党案の通りの現状維持。暫定税率は維持して道路目的にしか使わない。
 (2)は、暫定税率の収入は維持するけれど、一般財源化する。安倍内閣で一度は打ち出された方向である。
 (3)は、民主党案の通りの暫定税率廃止。結果としてガソリンは安くなる可能性が高い。
 本来、国論を二分して議論すべきは、(2)か(3)かの選択であるべきで、(1)は、論外のはずである。しかしながら、いつのまにか、(1)か(3)かの議論になってしまったため、論点がおかしくなってしまった。特に、与党の言い分は、(1)と(2)を意図的に混同させようという作戦で、(1)案を主張しながら、(2)の支持者もとりこもうとしているように見える。

○「ガソリン値下げは環境問題にマイナス」か?

 昨日、町村官房長官が主張したこの意見が、(1)と(2)を混同させる作戦の象徴。地球環境が大きな問題になる時代に、ガソリン代を下げるのは時代に逆行との主張だが、それを言うなら、そのお金で道路を作ることこそ、時代に逆行している。暫定税率を恒久化して環境税として、省エネ技術のへの補助に使うのならわかるが、今の与党案では、民主党案に対して、環境に配慮しているとはまったく言えないはずだ。

○今回の民主党案はバラまきではない。

 今回の、暫定税率廃止には、社民党、共産党も賛成している。与党案に対して、野党の足並みが揃うときというのは、減税か歳出の拡大、つまりバラマキ型の大きな政府型の政策であることが多く、責任がある与党はそれはできないが、野党は無責任に何でも言えるという傾向があり、小生なども賛成できないことが多い。しかし、今回の民主党案は、ガソリン税を下げた分は、道路を作れないのだから、収支の帳尻は合っている。だからこそ地方から反対の声も出るのだけれど、少なくとも無責任なバラマキではない。部分的には、小さな政府の方向の政策に共産党も賛成するのはめずらしいことである。

○パニックなど起きるわけない。

 もうひとつ、与党サイドの主張として、時間切れでガソリンが下がると、小売店での売価への転嫁が混乱したり、直前に買い控えが起きて、混乱するというものがある。産経新聞などは、この点を主張して、与党案を擁護しているが、これもおかしい。消費税率だって上げるときは、駆け込み需要が発生する。何でも制度を変えるときは、多少の混乱は起きる。だから現状維持というのでは、すべての制度が変えられないはずである。ペイオフのときだって同じような主張でずいぶん延ばしたけれど、やってみたら何も起きなかった。
 また、今回の日切れ法案には、その他にも、牛肉の関税なども含まれているから、牛肉の値段が上がってしまうという意見もあるが、それなら、法案をきちんと分離しておけばよいだけの話である。

○ガソリン値下げ隊だけでよいのか?

 今のところ、民主党は、「ガソリン値下げ国会」、「ガソリン値下げ隊」など、25円下がることのみを前面に押し出している。わかりやすいのはたしかでこれだけで4割くらいの国民の支持は得られるだろうが、自民党の議論のすりかえにだまされないためにも、本丸は、道路特定財源の廃止であり、今回の25円値下げは、そのための第一歩であることをきちんと主張した方がよいのではないか?今のままだと、時間とともに、都市部では、ただ値下げしても仕方ないという声が強まり、地方では、やっぱり道路が欲しいという声が高まっていき、世論の支持が思ったほど広がらない可能性がある。

○今こそ安倍晋三くんの出番では?

 4月まではまだ2ヶ月以上ある。与野党がきちんと議論を深めていけば、落としどころとして、(2)の案が浮上ししてくる可能性はあるのではないか?時間切れで25円下げただけでは根本的には何も解決しないし、それを2/3で再議決して、道路特定財源を温存するのは、世論が許さないだろう。
 たとえば、10年ではなく、1年間だけの延長を認める、あるいは、1年間だけ税率を下げて、緊急景気対策としたうえで、一般財源化、環境税化を議論する。テロ対策とちがって、こちらは、足して2で割る余地がある。そして、足して2で割る案の方が長期的にはよさそうだ。そして、それは、安倍晋三と塩崎氏らお友達グループが主張していた案でもある。今こそ、安倍晋三くんの出番である。参議院で否決された後に、一般財源化を持ち出せば、国民的合意は得られるのではないか?公明党なども本音はそっちだろう。完全に終了したと思われていた氏だが、文藝春秋で手記も発表したことだし、ここは、復活のチャンスである。がむばっていただきたいと思う。

1/19:日本ハム商品・販促ご説明会

◆東京→横浜:はれ

 ホテルメトロポリタンにて7時30分起床。1Fロビーにてもがちゅーさんと待ち合わせ。いもうとさんのご好意により本日のイベントの券をいただく。残念ながらお仕事というもがちゅーさんには、ようやく北の大地からのプレゼントであるところのまり○っこり○ッキーなどを贈呈。
 いったん部屋に戻り、入浴してから朝食ヴァイキング。中華系も多くまずまず充実していたが、深夜まで飲んでいたので、それほど食べられず。日経、ニッカン。オレンジジュース3杯ほか。
 りんかい線直通の埼京線にて出発。池袋→大崎→国際展示場というルートは、マニアにはなかなか楽しめるコースなので、先頭車両の運転席の後ろに待機していたが、大崎でカーテンを閉められてしまった。東京ビックサイトもけっこう久しぶりである。
 選手が誰か来るらしいとは聞いていたものの、基本的には、ハムの商品紹介イベントなので、まぁそれほど期待せずに参戦したのであるが、入場すると、いきなりヤキベータが登場。もちろんハミューもいてテンションがあがってくる。おばさんやこどもに交じって、試食に参戦するのは、なかなか疲れてぐったりではあるが、それでも、各種のハムの他、ヨーグルトや冷麺などもいただく。場内では、カビーも活躍。どっかで見たことのある顔が立っていると思ったら、大社オーナーだったりもする。その他、札幌闘将会の姉御や、船橋屋の姿もあるのもうれしい。1回100円のハミューくじが開催されているので、北の大地にハミューぬいぐるみを届けるべく、子供たちに交じって2回参戦するも無念。
 11時からファイターズイベント。梨田監督以下、W武田や、金子会長、高橋信二など選手・コーチが30名ほど参戦。もっとも、ファイターズファンというよりは、主婦がメインなので、金子会長のあいさつも、「日本ハムの新商品をよろしく」と大人のあいさつである。
 ビックサイトからYCATへは、直行バスがあり便利。まどろんでいるうちに45分で到着。本日は、横浜スタジアムで松坂vs欽ちゃんがあるのだけれど、あまりにも寒いので、断念。ボーリングで足が張ってきたので、RAJAさんにてほぐして帰宅。
 レスリングで吉田の連勝が止まる。衝撃的である。一方、千代大海の連敗止まらず0勝7敗というのも衝撃的である。さらに、L和田のFAドラゴンズ入りの人的補償が岡本というのも衝撃的である。和田と岡本のどっちがチームが貢献するかといえば、岡本のような気がする。おそらくクローザーになるだろう。さらに和田の年棒の8割がもらえるのだから、ライオンズぼろもうけである。昨年の工藤も衝撃的ではあったし、ネタとしてはおもしろいけれど、やはり、日本のFA制度は相当おかしいといわざるをえない。ファイターズ選手も飲んでいるとかいうCBEXSOUPをいただき早々に就寝。

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1/18:社員旅行

◆横浜→東京:はれ

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 本日は、社員旅行。最近は、あまり流行らないのかもしれないが、わが社は、アットホームな雰囲気の職場であって、都心のホテル1泊・土曜早朝解散にしてからは、参加率も高い。昨年は、小生が幹事だったが、今年は、弟子のO君が幹事。以前は、ランドマークのロイヤルパークなんかにも泊まれたのだけれど、数年前から予算が削減されて厳しくなってきた。今年は、池袋のメトロポリタンさんへ。Yぞうと相部屋。まぁ、普通のツインルームである。
 渋谷文化圏で育ち、その後も、横浜や東京駅周辺勤務が多いので、池袋はほとんどご縁がない。中華料理をいただき、ロサ会館へ転戦して恒例のボーリング大会。
 なぜか大ボス、ボスとの3人チームにされてしまい、平均年齢が高く、断然のビリ候補。ところが、人生59年間でベストスコア140というボスが、192を叩き出すから不思議である。小生も3ゲームでターキーが2回。とにかくヘッドピンにソコソコの角度で当てておけば、だいたいストライクになる。レーンに恵まれた感は否めないが、大ボスも健闘して、管理職ばかりのチームがぶっちぎりの優勝。昨年から用意された”杯”は、ぐんぐん杯にも負けない立派なものである。
 3ゲーム合計475で、ボスに続いて個人戦は2位。北の大地でこの快投を見せておきたかったものである。以前は、馬券を売っていたので、大波乱となるところだったのだが、何年か前ににトトカルチョで逮捕された会社があったので、最近は自粛になってしまったのが残念。
 大ボスは、この寒い中、明日4時に起きてゴルフに行くとのことで、ホテルには戻らずに帰宅。JO君ら4人は、徹夜マージャンに消え、ボス、Yぞう、O君、ヤッシーとホテルで軽く飲みなおして就寝。

1/14:’08・白い北海道(3)

◆登別→千歳→横浜:はれ

 滝本インの暖房は、全館にお湯が回るような昔風のやつで、個別調節ができない。冬場にチェックインすると、異常に部屋が暑くなっているので、窓を開けて調節する。外はマイナス10度くらいだから、少し開ければすぐに温度は下がる。どうせ寝ている間にまた暑くなりそうなので、部屋を冷やした状態で就寝。
 ところが、寒さで目が覚めてしまった。どうやら、夜の間に暖房が切れるようだ。衝撃的である。布団にくるまってみるのだが、1時間おきくらいに起きてしまう。熟睡できないまま6時起床。体が冷え切ってしまったので、露天風呂で温めようとすると、これが今度は熱すぎる。露天風呂への階段は、あいかわらず凍りついたままで、あまりにも危険。さっそくおじいさんが転倒。ちょっと見ていられない。かけ流しのお湯でも流しておかないと危なすぎる。
 それでも40分ほど朝風呂を堪能して、朝食ヴァイキングは、道新と道スポとニッカンでいただく。9時半にチェックアウトして空港へ。
 満タン返しということで、おなじみのモダ石油さんへ。カード不可とはあんまりなのであるが、このご時勢に、1リットル137.6円(税込)は、衝撃的な安さといえるのではないか。ちなみにトヨタレンタカーの営業所で給油すると158円である。
 初めての本格的な冬の北の大地の運転であったが、なんとか無事にトヨタレンタカーポプラ店へ返却。いきなり追加料金を請求されてびっくり。48時間におさまるように10時返却で予約していたのをすっかり忘れていた。40分くらいおまけしてくれてもよさそうなものではあるが・・・ちなみに店員さんの話では、この時期は、1日に2、3台は事故があるとのこと。
 3連休で航空券が高いので、J社無料航空券で買えるUという方と別れて、小生は、帰りは、スカイマークさん。正規運賃でも19000円とは大したものである。急いでチェックインして、味の時計台さんに参戦。しょうゆとビアをいただいていると、Uという方がやってきた。奇遇である。
 羽田第1ターミナルは、バスでのご案内。しかも、飛行機は所定の位置に着いたのに、お迎えのバスの到着が遅れているということで、機内で待たされる。日本ではあまり聞いたことがない失態であるが、まぁ19000円だからやむを得ない。ほとんどの新規参入会社がA社の軍門に下っているなか、独立を貫いているのは立派である。タラップから降りると、北の大地から帰ってきた身には空気が暖かく感じられるのではあるけれど、よく考えてみると、東京にしては冷たい気もする。どうやら首都圏はこの冬一番の冷え込みのよう。もっとも富良野の朝に比べればレベルが2段階くらい違う。東京近辺では、日中も寒い日に、「冷蔵庫の中にいるよう」というたとえを使うけれど、北の大地の本当に寒いときは、「冷凍庫の中にいるよう」だから、相当な違いである。
 バスでYCATへ。久々に関内のてもみんに参戦してみるが、ベッドは、夕方までブックフルということで、上半身だけ。本当は腰が張っていたのだけれど・・・
 帰宅してジャムプをテレビ観戦。大倉山は、今日も天気に恵まれて気持ちよさそうだ。1対1の変則的な試合だけれど、なかなかおもしろそう。かに寿司とビアをいただき、Qさま!!を見て早めに就寝。

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1/13:’08・白い北海道(2)

◆富良野→札幌→登別:ゆき時々はれ

 6時30分起床。ナチュラックスホテルさんは朝風呂に入れないのが残念。ニッカンと洋朝食。
 今日の予定は、午前中、引き続き富良野近辺を散策するか、早めに札幌へ行ってしまってジャムプを見るかのどちらかなのだが、今日も雪の予報。幸い、まだ降っていないので、とりあえず札幌へ向かうことにする。朝の最低気温は、マイナス15度近く。クルマにかかっている雪はサラサラで、車内の冷え方もハンパじゃない。以前、真冬の清里に斉須さんのアヴェンシス号で参戦したときにクルマの中でお茶が凍っていたことがあったけれど、あの時の感じに近い。
 富良野から札幌というと、国道38号線で滝川へ出て、道央道という平凡なルートしかないと思っていたのだが、富良野市内を出て数分北上したところで、カーナビは、左へ曲がれという。芦別→桂沢湖→三笠というマニアックなルートを指示している。たしかに距離は近いようだが、高速があまり使えなくなるし、何より、この冷え込みの中の山越えルートは不安である。行くだけ行って、途中で冬季通行止めとかなったら目も当てられない。かなり迷ったが、時間もあるので、とりあえず信じてみることにする。
 道々美唄芦別線。もっとも美唄には通じていないらしい。山が険しくなるとトンネルで抜けるので、極端なヘアピンカーブがないのでまだよいが、雪はどんどん激しくなるし、クルマが少ないので、轍もはっきりしない。昨日の要領で、ブレーキもハンドルもほとんど動かさずに淡々と進むしかない。こういうときに、ウィルコムは当然圏外であって、何かあっても、助けの呼びようがないのが不安である。

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 国道452号になっても、状況は変わらず、桂沢湖付近では、雪も激しくなり、かなり厳しくなってきたが、なんとか事なきを得て三笠へ。ここからは道央道だからもう安心かと思うと、高速も真っ白で50キロ規制。さすがに50キロで走っているクルマは少ないが、雪は降ったり止んだりで、ジャムプが順調に行われるかどうかも怪しい。短い間隔で、雪と晴れを繰り返しながらも、札幌市内に着く頃には、よいお天気。タイムスにヴィッツ号を止めて大倉山へ急ぐ。
 本日は、コンチネンタルカップを兼ねたSTV杯。すでに1本目の競技が始まっている。天気さえよければジャムプ観戦は、実に気持ちがよい。ラーメンで腹ごしらえをしてから山を上り、ないるさんとあやさんに合流。藤井は素行は悪いけれどやってくれるはずだ問題、川島くんはサードはたぶんできない問題、スタンプラリーもよいけれど、その賞金を選手育成に使って欲しいくらいだ問題など検討しながら観戦。たまに豪快なジャムプが出たと思うと、外国勢ばかり。W杯組でない名前も知らない選手たちが、130m超を連発して、日本選手はというと、120mにも届かないのだから、お話にならない。ベテラン岡部が今日も孤軍奮闘の5位。前途はあまりにも険しいようだ。

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 円山公園の駅で解散。あやさんは、早く帰って馬券を買わなくてはという。有馬記念でマツリダゴッホで大もうけしただけあって勢いがある。タイセイアトムを買いたいと言っていたから、今日も儲けてそうだ。さすがである。
 小生は、極楽湯さんに転戦。登別に行く前に温泉に入ることもないといえばないのだけれど、わずか390円でジャムプで冷え切った体を温めて、アウトドア仕様からインドア仕様へ着替えつつ時間調整できるのだから、喫茶店などよりはずっとお得である。一風呂浴びて態勢を整えると外は大雪。忙しい中、駆けつけてきてくれたくま嬢とメッキー嬢と札駅のAfternoon Teaさんに参戦。お誕生日プレゼントをいただく。しかしながら、同じパスタを注文したのに、小生のは小さいお皿で、メッキーの大きいお皿である。店員さんは何も言わずに去っていく。衝撃的であるが、合理的ではある。
 かんちゃんも合流して、生島さんより絵が下手だろう問題、もがちゅーさんへのおみやげを渡していないのはいかがなものか問題、『美女』と『ぐったり』ばかりだ問題など糾弾されるが、『小生』を『コイキ』と読んだのはいかがなものか問題など反論し、滝本インのご飯はとても食べる気にならない問題で意見の一致をみたところでお開きとなり解散。
 かに寿司を購入して、あいかわらずの雪の中を出発。札幌北ICへ向かうと、事故で札樽道が通行止めだという。札幌新道へ迂回。高速下のこの道がやたらに滑る。幸い、伏古ICで高速に乗れば、大谷地あたりからは、ほぼ雪もなくなり、快調に南下。5296の予習をしながら、20時前には、登別に到着である。
 滝本インにチェックイン。この週末は、Uという方の参戦も噂されていたので、フロントのパソコン画面をのぞいてみようとしたが確認できず。しかし、なんのことはない、大浴場に参戦してみれば、目の前で歩行浴に精を出しているのは、Uという方であった。氷点下10度くらいの露天風呂に転戦。のぼせてきたら、体を冷やし、寒くなったら、またつかる。この繰り返しなので、いつまででも続けていられる。昔の人が美男だったのはわかったが、今月の文藝春秋は、あまりにも読むところがない問題、政治家の手記は、なぜいつも文藝春秋なのか、たまには諸君!とかに掲載されることはないのだろうか問題などについて意見の一致をみて、二度あることは三度あるという結論を確認したところで、氷いちごをいただき解散。早々に就寝。

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1/12:’08・白い北海道(1)

◆横浜→旭川→美瑛→白金温泉→富良野:くもり時々ゆき

 5時起床。6時11分YCAT発のバスで羽田空港へ。第1ターミナルなので、まい泉3ケ入りが買える。ラウンジにて、日経とニッカンとオレンジジュース。3連休で航空券が高いので、今回は、母親からもらったJ社株主優待券で北へ飛ぶ。
 旭川空港へ。トヨタレンタカーのカウンターへ行くと予約がないという。そんなはずはないと思ったら、旭川駅前店を予約していたらしい。最初からあんまりであるが、冬の北の大地、レンタカー利用者も少なく、無事に空港店からヴィッツ号で出発。
 今回の目的は、冬の美瑛&富良野。以前から気になっていたのだが、自宅の北の大地のカレンダーの1月の写真を見ていたらすぐにでも行きたくなったので、緊急参戦。青空と白い大地のコントラストをイメージしていたのだが、昨日の時点で、天気予報は大雪。あんまりであるが、幸い、旭川空港では、晴れ間も見える。気温は氷点下7.5度だが、寒いのはかまわない。頭も体も足もNORTHFACEでバッチリである。
 本格的な雪道の運転はほとんどやったことないので、恐る恐るスタートするが、いきなり滑る。かなり手ごわい。車間をあけ、ブレーキをちょろちょろ踏みながら進む。11時のペンギンの散歩にギリギリ間にあいそうなので、予定を変更してまず旭山動物園へ参戦。

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 東門から入場してさっそくペンギン散歩コースに陣取る。あいかわらずにぎわっているが、15分前の到着で十分見られる。2年連続3回目だけれど、何度みてもかわゆいの一言である。老若男女、自然に笑い声がこぼれてしまう。そして、近くでみると表情がなんともいえない。動きはキュートなくせして、顔はけっこうシニカルである。通り過ぎた後も先回りして、何度もくりかえし見る。今日は、先頭右のヤツが、何度もヘッドスライディングをしていた。すばらしい。
 
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 このまま1日いてももちろん飽きないのだけれど、今回の目的は、白い大地なので、名残惜しいけれど、モグモグテラスで腹ごしらえをして早めに退場。先を急ぐ。
 国道237号を南下して美瑛へ。時おり晴れ間ものぞくが、少しずつ雲が多くなり、雪も舞ってきた。夏に走ったコースなのだけれど、景色が全然違うので、同じところだと気づかない。パッチワークの路の看板で、あわてて右折。急に曲がったので、後ろでクルマがすべっていた。まずは、ケンとメリーの木。
 ところどころで降りて歩いてみる。しんと静まり返り、キュッキュっと雪を踏む音だけが聞こえる。雪には、音を吸い取る効果があるのではないかと思うくらい静かである。そして、一面の雪景色。白一色で、余計なものがすべて隠されているのがよい。これで青空だったらコントラストがとても美しいのだけれど、あいにく、空も白いので、上から下まで真っ白だ。
 カレンダーでおなじみの美馬牛小学校。プロの撮影ポイントは別にあるのかもしれないが、今日の天気では、なかなかきれいに撮れないので、簡単に見学して退場して、白金温泉へ。山道が心配だったけれど、ここまでは除雪されていて問題なし。湯元白金温泉ホテルさんで日帰り入浴。源泉かけ流しの雪見の露天風呂がすばらしい。
 さすがにここから十勝岳温泉方面は、通行止めなので、来た道を戻り、途中から上富良野方面へ抜ける。雪道の運転もようやく慣れてきた。ハンドルはほとんど持ったままで、気持ち回す程度、ブレーキは、遠くを見ながら早めに少しずつ。要するに、ソリで下っているような感覚である。時速60キロくらいで軽快に山道を下り、国道へ合流。ファーム富田さんでひと休み。冬でも営業しているのだけれど、さすがにお客さんは3人しかいない。夏のにぎわいがウソのように静まり返って、ラベンダー畑は一面白く塗られている。
 16時すぎにナチュラックスホテルさんへチェックイン。昨年できたばかりのおしゃれなホテルで「Pen」などでも紹介されている。それほど強行軍ではないけれど、雪の上を運転したり歩いたりは、やはり疲れる。スキーの後のような体がほてるような感覚。しばしベッドで休憩。夜は、プリンスホテルでは、アイスバーみたいなこともやっているみたいだし、富良野塾の講演などもあるようなのだけれど、ぐったりしてきたので、ホテルでのんびりすることにする。
 大浴場に入ってから、ホテル内のレストランへ。地元の業者の新年会か何かで貸切のようでどうなることかと思うと、隣の別室でいただけるという。先客が2組いて、知り合いでもなさそうなのに話し込んでいると思ったら、ひとりは、ホテルのオーナーのおばあさんであった。義父の時代から、富良野の駅前で旅館をやっていて、借金を返すために、ずっとがむばってきて、借金を返し終わって、ダンナも死んでのんびりしようとしたところで、駅前再開発の話が持ち上がり、諸般の事情からおばあさんが土地を買って、このホテルを経営することになったようである。娘婿が歯医者だとか、おしゃれなホテルのイメージとはほど遠い話が延々と話が続いていたところで、先客が帰ってしまい、矛先が小生に向かい、同じ話をまた聞かされ始めたところで、おばあさんがすっと席をたった。隣の宴会が終わったようで、あいさつに向かったようである。ただの話好きではなかった。さすがは経営者である。
 外は氷点下10度以下になっていると思われる。バブルへGo!!を見て早々に就寝。

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1/11:政治は楽しくなるか?

◆横浜・東京:はれときどきくもり

 平日の日記のネタに苦労する昨今、7年も続けていると、時事ネタへの意見もだいたい出尽くしてしまったということもあるのだけれど、福田氏になってから政治があまりにもつまらないということも一因である。とにかく、何もやりたいことがない人が国のトップにいるのだから話にならない。ここへ来て、ようやく多くの人も気づきつつあるようだけれど、彼が何もやらないことは始めからわかりきっていたのであって、今頃になって批判している人たちは、見る目のなさを反省すべきではないかとも思う。
 そんな中、給油再開の法案が衆議院で2/3の再議決で可決。正直、給油の問題は、もう旬を過ぎている気がして、どうでもよいのだけれど、これが、今後の世論と政局にどう影響するか。久しぶりに政治が楽しくなりそうな気配もあるのだけれど、肝心の小沢一郎くんが退席では、あまりにも見苦しい。タカ派議員の造反を防いだと思ったらこれでは、どうにもならない。数日前から、参議院で自民党案を否決せずに、継続審議にしようと言い出したり、あまりにも見苦しい。今は、自民党の自滅を待っていればよい時期で、こういうときは、余計な策は考えずに、菅さんあたりを代表にして、スジだけ通している方がよい。やはり、大連立のときに小沢一郎くんを降ろして、選挙対策にでも専念させておくべきだったのではないかと思う。それに、山岡氏とか、輿石氏とか、小沢一郎くんの側近は、あいかわらず、顔がダメだ。あれは、自民党の古賀氏などと同じで国民から愛されない顔である。
 衆議院の解散があるのかどうか。常識的に考えれば、2/3を持っている側から解散する理由はまったくない。しかし、勝負するなら今ではないかという気もする。今なら自民党は勝つ可能性がある。このままダラダラと福田氏が続けていくと、景気は悪くなり、支持率は下がり、もうどうにもならなくなりそうだ。しかし、福田氏には、とても解散はできないだろうし、そうこうしているうちに、民主党が自滅する可能性もあるから、何ともいえないところである。
 注目されるのは、ガソリン税等の暫定税率。小泉・安倍の改革路線では、一般財源化するはずで、それはそれで説得力がないわけではなかったが、いつのまにか立ち消えになってしまって、継続か、廃止かの二者択一。予算とちがって、衆議院優位がないので、参議院で否決されたら、2/3で再議決するしかない。しかし、1月末までに衆議院で最初の可決をしなければ、時間切れになる可能性が高い。4/1に突然ガソリンが25円下がるのだろうか?そうなったら、このガソリンの高い時期に、2/3の再議決で、再び25円高く戻すことができるのだろうか?予算が執行できないと国民生活に支障がでると訴えるのだろうけど、道路特定財源がショートしても、道路工事が進まないだけで、一般会計には関係ないから、行政サービスに影響は出ない。原油高は環境税の実験ということを先日書いたけれど、また逆の実験も見られるかもしれない。
 給与法案は、もう旬を過ぎていて、再議決してまで成立させるべき問題かと書いたけれど、では、57年ぶり2回目という再議決の57年前はなんだったかというと、「モーターボート競走法」というのが衝撃的である。要するに、競艇の法律である。これこそ、なぜそうまでして成立させる必要があったのかまったくもって謎である。笹川良一先生に早期成立を約束したとかの事情でもあったのだろうか?それに比べれば、まだ、給油法案の方が、再議決を使うに値すると言えなくもない。

1/10:熊と鹿とバカ

◆横浜・東京:くもり 

 いつもより早く7時40分出社。コーヒーを飲みながら日経を読むと、常用漢字表の見直し作業を進めている文化審議会国語分科会漢字小委員会なるところが、新たに、鹿児島の「鹿」や大阪の「阪」など計11字を、新常用漢字表に含めることを決めたという。いずれも都道府県名に使われており、広く普及していると判断したとのことである。その他にも、「奈」「岡」「熊」「梨」「阜」「埼」「茨」「栃」「媛」。
 常用漢字といえば、たしか2000字くらいあるはずで、小生が書けない字も読めない字も当然あると思われるのだが、どうして、その中に、”鹿”や”熊”が入っていなかったのか。理解に苦しむとしかいいようがない。従来は、固有名詞を中心に使われる漢字を載せなかったとのことだが、47都道府県とその他の固有名詞を同列に扱うのもおかしな話だし、熊や鹿や梨は、都道府県名以外でもいくらでも使うはずだ。
 はっきりいって、えらい人が集まって、常用漢字なるものをケンケンガクガクを決める必要があるのかという問題もあるけれど、まぁ、どこかに線を引かないといけない場面もあるので、百歩譲ってそれは許す。今回、11字を追加するのに、えらい人が集まって、ケンケンガクガクやったのもバカバカしいけれど、それも許す。しかし、過去何十年か知らないけれど、当用漢字や常用漢字の制定の際に、理屈をこねまわして、”鹿”や”熊”を除外してきた役人だか有識者の人はいったい何だったのか?あきれてものがいえない。馬鹿としかいいようがないけれど、今までだったら、”馬か”としか書けなかったわけだ。
 たとえば、当用漢字から常用漢字になるときに、追加された字の中には、拐、矯、曹、俸なんていう字があって、まぁ使わないとはいえないけれど、その前に”熊”と”鹿”だろう。常用漢字に入っていないということは、当然、国語の授業の書き取り試験には出ないのだろうけど、社会の授業で、「大さか」なんて書いたら先生によっては、減点したと思う。
 紙の時代ならともかく、今だったら、新聞やその他の文献で使われている漢字について、頻度順に統計をとることだって簡単なはず。よく使われる漢字ベスト2000を選んで、毎年入れ替えたっていいくらいだ。
 バカを相手にしていても仕方がないので、とりあえず忘れることにして、早々に退社。RAJAさんでプチリフレを25分。沖縄ソバが食べたくなったので、ポルタ内の沖縄料理店で、オリオンの生とゴーヤーチャンプルーと沖縄そば。るるぶ沖縄2008を購入して早々に就寝。

常用漢字 - Wikipedia

1/7:Qさま!!

◆横浜・東京:くもり時々はれ

 実質的な仕事始めということで、会議も多いし、早くもいろいろと難題も起きるが、本日は、Qさま!!3時間スペシャルであるという。先日のミッドナイトQさま!!は、あまりにも見るべきところがなくて早々に寝てしまったのだけれど、今度は大丈夫だから見るべしという北の大地からの指示により、早々に帰宅。我が家には、ビデオもDVDレコーダーもない。さすがに19時には間に合わず20時すぎから観戦。
 クイズ番組を見るのは、最近では、お正月にミリオネアをたまに見るくらいだったのだが、予想以上に楽しめた。アナウンサー軍団vsインテリ芸人軍団ということで、吉田照美あたりができるのはまぁ予想通りなのだけれど、芸人もなかなか侮れない。しずちゃんは英語でがむばっていたし、ハリセンボンとかいう人も健闘していたし、なぜかアナウンサー軍団にいた青木さやか嬢もアインシュタインで舌とは大したものである。京大のロザン何トカとかいうのもすごかった。それに比べて、生島アナはあまりにも見苦しい。残念ながら、ぐんぐんさんに酷評されたW大の海パン芸人も、今日のところはよいところがなかったようである。最後は、渡辺宜嗣アナの神がかり的な活躍でアナチームの逆転勝ち。なかなか興奮の2時間であった。
 掲示板の常連さんでチームを組んだらどんなものだろうか?正直、小生、雑学には自信を持っていたつもりだったのだけれど、全然ダメ。宮本武蔵が関ヶ原に参加していたとは夢にも思わないではないか。北の大地であっさり回答していたという野口英世の黄熱病も悩んでしまった。その点、ぐんぐんさんやきっぱりるいさん、うっちーさんあたりは頼りになりそうである。小生やイッキマンは、前半でお茶を濁すしかなさそうだ。

クイズプレゼンバラエティー Qさま!!

1/6:ホットケーキを焼く

◆横浜:はれ

 実質的な正月休み最終日。ポカポカ陽気が予想されたので、日帰りでどこかでかけることも検討したのだけれど、購入済みの食材を使わないといけないので断念する。
 「パンを焼く」が、各方面で誤解を招いたようなので、そこまで言うなら、パン生地から作ってやろうかとも思ったのだけれど、諸般の事情により断念。仕方がないので、ホットケーキを焼いてみることにする。
 小学校の頃、日曜日の朝食はだいたいホットケーキに決まっていて、ホットケーキの上に、めいめい自分で好きな形に作った覚えがある。ホテルニューオータニのバニラタイプ。なぜかホットケーキだけは、ニューオータニという印象がある。
 6ケ買ってあまり気味の卵、コーヒーのために購入してあまり気味の牛乳。実に効率がよい。コネコネしているとそれらしくなってきた。
 ホットプレートもあるのだけれど、面倒になってきたので、フライパンでやってみる。フライパンの場合は、サラダオイルを少々とのこと。しかしながら、油断しているうちに真っ黒にこげてしまった。失敗。
 ホットプレートを取り出して出直し。今度はうまくできた。メイプルシロップをかけていただく。なかなか美味である。フライパンでは、ハムエッグ。これで卵も残り1ケとなった。

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 充実の朝食の後は、眠くなるのだけれど、いくらなんでも食べて寝てのくり返しはヤバそうだ。そういえば、昨日、ズボンを買うときに、少し緩めのはずのウエスト74のものがぴったりだった。
 散歩に行く。横浜美術館~ランドマークタワー~汽車道~ワールドポーターズとひとまわり。ランドマークタワー近くの日石ビルの前に、美唄でおなじみの安田侃さんの作品を発見。美唄のとは少しちがって、ぐぅっと迫ってくるような躍動感のある感じの作品。なかなかいい感じである。
 お昼は、うどんの予定だったのだけれど、いっこうにお腹が空かないので、今度は、電動アシスト付自転車で出発。港の見える丘公園まで遠征。もーさんのご城下であるが、残念ながら姿は発見できず。最高気温14度。風もないので、日向はとても暖かい。ベンチに腰を下ろして、ipodを聞きながら読書。1時間ほど。
 帰路の途中で、バテリー切れ。運動不足解消にはよいかもしれないが、数キロももたないとは、あまりにもあんまり。
 結局、お昼は抜きになり、夕方に、アジを焼き、ご飯を炊いて納豆といただく。この正月休みは、遠征がまったくなく、のんびりしたこともあって、パンだの餅だのホットケーキだのいろいろと試してみることができた。この後は、しばらく遠征も続くので、ひとやすみ。最後に残った卵1ケは、みゅーじんでも見ながら夜食のうどんでいただく予定。

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1/5:JRAプラス10の怪

◆横浜・東京:はれ

 昨日が仕事始め。もっとも、今年のカレンダーだと休みたい人も多いわけで、日頃の罪滅ぼしに小生が留守番として出社して、F嬢ら弟子たちが優先的にお休み。オフィスに人が少ないし、お客様からの電話やメールもほとんどないので、仕事がはかどる。年末にやり残した作業があっという間に進み、普段の2倍くらいの生産性が出ているのではないかと自分をほめるのだが、その分夕方になると、ぐったりしてしまい、結局、いつもの1.5倍くらいしか仕事は進まず。18時に留守番終了となったところで、歩いて10分くらいのところにいるUという方からお誘いがあり早々に退社。霞町交差点近くで辛い鍋をいただきく。
 本日は8時起床。朝はハムエッグとトーストとコーヒー。日経とニッカン。しかしながら、いただいた直後にお腹が終了。昼は、メッキーにもらったグランドホテルの鮭雑炊とスーパードライの小さい缶。
 本日がJRA初日。あいかわらず元気なもがちゅーさんは、さっそく中山へ参戦しているようだが、小生も、在宅ながら、IPATで参戦してグリーンチャンネルで観戦。今年から、「JRAプレミアム」なるものが実施され、正月の金杯とダービー、有馬記念などが、通常より控除率を5%程度下げて配当を上乗せすることになっているので楽しみだ。
 しかしながら、金杯一本で行くはずが、京都9R、中山10Rにも手を出してしまい大敗。プレミアムの中山金杯でも、馬連42点買いを敢行するも大敗。いくら控除率を下げてもらっても、ハズレては何もならない。東京大賞典→KEIRINグランプリと続いていた好調もあっさり終了。公営で儲けてJRAへ還元するというのは誠に遺憾である。
 ところで、JRAでは、もうひとつ、「JRAプラス10」というのも今年から始めた。配当が1.0倍となるのはあまりにも見苦しいので、最低でも1.1倍になるようにするというもので、こちらは全レースで実施される。固い馬券でも1.0倍では買えないが、1.1倍ならドーンと買う人が出てくるかもしれないというわけだ。しかし、配当金の計算ルールはかなり複雑で、法律の制約もあって、実は、今後も1.0倍のケースがありうる。ところが、JRAでは、「すべてのレースで100円元返しの場合、10円上乗せする」というような宣伝をしていて、隅の方や別のところに小さな字で、「100円となる場合があります」などと書いてある。我々マニアはわかるけれど、普通の人には、これではわからないだろう。誇大広告ではないかと、昨晩もUという方と話していたのだが、本日の京都競馬1R、3歳未勝利戦。断然人気で武豊騎乗のコロナグラフ号(1着)の複勝の配当金は、いきなり100円である。この馬券をプラス10だと思ってたくさん買っていた人は呆然としたのではないだろうか?暴れるべきではないかと思う。ほとんど詐欺のようなものである。
 正直、1.1倍にしてもらっても、ドーンと買える馬券などというのはほとんど存在しない。最近でいえば、せいぜい、ディープインパクトの複勝くらいのものだろうが、そのクラスになると結局は、1.0倍になるのだから、あまり意味がない。何よりも、起死回生のための目玉商品が、新年早々の1レースでコケるあたりが、昨今のJRAのダメっぷりを象徴しているといえよう。

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1/3:パンを焼く

◆横浜:はれ

 7時に目が覚めるが2度寝。8時半頃に起床。ローソンにてヤマザキパンを購入。手前にあるのを買おうとしたら、賞味期限が今日までであることに気づき、奥の方にある7日が賞味期限のものと取り替える。それでも6枚を5日で食べなくていけないから大変だ。オーブントースターで2枚焼く。タイマーセットして4分たっても何もかわらないと思ったら、コンセントが入ってなかった。やり直し。千疋屋総本店のオレンジママレードとブルーベリーのジャムでいただく。ついでにハムもフライパンで焼く。それから、キーコーヒーさんのブルーマウンテンブレンド。いわゆるフィルターみたいなやつ。コーヒー用のミルクがないので、小さい牛乳も購入。日経とニッカンとオレンジジュースのパック。
 ユニクロでスラックスを2本買って、横浜駅へ出て、ヨドバシカメラをひやかすが、無駄使いせずに帰宅。川崎競馬の新聞を購入してきて、参戦を検討するが、自重。結果的にも正解だった。
 お昼寝。読書。遅めの昼は、パスタを買ってきて茹でる。100gほどを7分茹でて、ペペロンチーノのソースをかけるだけ。簡単。カットサラダとスーパードライの小さい缶でいただく。
 夕方から外出の予定がキャンセルになったので、そのままひきこもる。読書再開。安藤忠雄さんの「建築を語る」を読む。その後は、北と南への遠征の計画を練りながら、ご飯を炊く。30分たって、保温になったのを確認して開けてみたら、何も変わっていない。間違えて最初から保温を押してしまっていたようだ。やり直し。北の大地でいただいたさんまのレトルトと、年末の残りの納豆とインスタント味噌汁と海苔とさけ缶とスーパードライの小さい缶でいただく。
 まがりなりにも3食自宅でまかなったのは初めてと思われる。まぁ、年に数回のおもちとパンのために7000円のオーブントースターを買ってしまったり、735円の千疋屋総本店のジャムを2つ買ってしまったりするので、コスト削減には、あまり寄与してしないような気もするが、一歩前進ということにして早めに就寝。

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1/2:もちを焼く

◆横浜・東京:はれ

 昨日は、ライブの終了が18時半という中途半端な時間だったこともあって、夕食は抜いちゃおうかと思ったのだけれど、さすがに寝る前にお腹が空いてきたので、購入したばかりのオーブントースター(オーブンレンジではなかった)の出番。年末に買っておいたお餅を焼いて、海苔と醤油で磯辺巻きにしていただく。あっという間に4ケ。
 その後、寝ながら遅くまで読書したので、めずらしく9時45分まで熟睡。朝も磯辺巻き。2ケ。

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 今日もよいお天気で、今年のお正月はのんびりするにふさわしい冬晴れ続き。湘南新宿ライン特別快速で新宿までは27分。早い。総武緩行線に乗り換えて、大学選手権でにぎわう信濃町へ。新年早々から営業の千疋屋総本店さんにて、杏仁豆腐を購入して、ババ宅まで歩く。

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 87歳のババ(祖母)は、耳が遠くなったとか、歯がダメになったとかいいながらも健在。世の中のことにはほとんど関心がないといいながらも、有馬記念の結果には納得がいかないとのことで、競馬のことになるとあいかわらず詳しいし、昔の情報だけでなく、最近の情報までインプットされているので油断ができない。
 実家に転戦して、姪っ子を囲んで鉄板焼き。みんなは大きくなったというが、そんなに大きくなったような気もしない。動物の赤ちゃんに比べると成長のペースが遅いようだ。寿命が長いのだから当たり前かもしれないけど。比較的おとなしくしていたのだけれど、帰る頃になって、ウンチだオシッコだと騒ぎが大きくなってきた。まだまだ大変そうだ。
 帰宅して、早めに就寝して、荻原浩著「明日の記憶」を読了。若年性アルツハイマーの話。2日間で一気に読みきってしまった。このテの重い話は、正月休みでもないとなかなかじっくり読めない。父は、アルツハイマーではなかったけれど、心の病という点では同じなので、共感できることや、いろいろと考えさせられることも多かった。ガンやエイズも大事だけれど、これからの日本では、心の病も相当大きな問題になっていくと思われる。しかし、現状では、身近なところで体験しないとなかなか理解できないこともたしかで、誤解や偏見もまだまだ多い。有名人の体験記などもようやく増えてきたし、「博士の愛した数式」とかもそうだけれど、こういった小説が少しずつ増えていくことで、多くの人の理解が進んでいくとよいのだが。だんだん症状が進行していくので、救いようのないところがあって、いったいどういう結末になるのかと思っていたが、なかなかよい終わり方でほっと一安心。渡辺謙主演で映画化されていたらしいので、そちらも楽しみだ。


1/1:美里で幕開け2008

◆横浜・東京:はれ

 6時5分起床。今朝も冬型で冷え込んでいるけれど、初日の出には絶好の天気。このお正月は、ずうっと冬晴れに恵まれそう。年間を通して雨や雪が少ないという場所は他にもあるかもしれないが、おだやかにすごしたいお正月の時期にかなりの確率で晴れると言う点で、関東地方というのは、とても恵まれている。早朝から野球つくONLINEに参戦して、レジェンドカード(リー☆9)をゲット。これは、新年早々縁起がよい。
 6時半すぎに臨港パークへ。マンションも増えたので、以前よりは人が増えているけれど、まだまだ余裕がある。昨年は、いよいよ日が昇るという緊張の高まったところで、いきなり地元の町内会かなにかのラジオ体操第1が始まってしまい、「元旦くらい休んだらどうか」と日記で苦言を呈したのだが、今年はもうやっている。しかも、初日の出を見に来た観光客たちも、いっしょに体を動かしている。小生の負けのようである。
 6時50分すぎに初日の出。春・秋だと、ちょうどベイブリッジの中央から上ってくるのだけれど、冬は、どうしても右側からになってしまう。それでも、なかなか見事である。

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 パンパシフィックホテルへ移動して朝食ヴァイキング。絞りたてのオレンジジュースが美味しい。6杯は新記録か。サラダ、フルーツ、オムレツ、ベーコン、ポテト、マカロニ、お雑煮。日経とニッカンと神奈川新聞。正月の新聞の一面というのは、今年一年の表紙にふさわしいようなスケールの大きな話題が選ばれるのではあるが、ニッカン一面は、「ダル今オフヤンキース入り」。あまりにもあんまりである。
 ここまでは、例年通り。いつもなら、昼頃の踊り子号で伊豆へ向かうのだが、姪っ子が生まれたばかりということもあって、今年は見送り。まずお昼ね。朝食ヴァイキングを徹底的に食べてすぐに寝るというのは、いかにも体に悪そうであるが、なんだか眠い。11時頃起きだしてきて、近所のデオデオさんでオーブンレンジを購入。抽選で500円の金券が当たる。これまた新年早々縁起がよい。
 昼過ぎから上京。東横特急もさすがに空いている。渋谷で乗り換えて原宿へ。明治神宮に参戦。オーストラリアからホームステイに来ていたマークさんを案内して以来だからここも20年ぶりくらい。臨時ホームで降りて参道を進む。さすがに混んでいて、なかなか近づけないし、ようやくお賽銭が届くところまで来たと思うと、すぐに出口へ向かわなくてはいけない。ゆっくりお願い事をする時間もないので、思い浮かぶ人たちの健康だけをお祈りして早々に退場。
 おみくじに参戦。東京大賞典的中→KEIRINグランプリ的中→野球つくONLINEレジェンドカードゲット→デオデオ金券ゲットとくれば、当然大吉だろうと思うと、なんと「耳」と書いてある。昭憲皇太后御歌とある。

 人ごとのよきもあしきも心してきけばわが身の為とこそなれ

 人の言葉を聞き流さず、また左右されることもなく、注意深く聞いて自分のためとしなさいとのことで、まぁ納得なのであるが、どうもここのおみくじは、すべてこのような感じで、大吉とか吉とか凶とかではないようである。北海道神宮でも熱田神宮でも普通のおみくじだったのだけれど、明治神宮ともなると格が違うのだろうか?よくわからない。このおみくじ、帰宅して、ブログに書こうとしたら見当たらず、シュレッダーしてしまったのかと青くなって、クズを探したが、それらしき紙片はみつからず、ゴミ袋の中からシワシワになってでてきた。「今日の参拝の記念に大切に保存しましょう。」と書いてある。危ないところだった。

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 原宿から渋谷方向へ。そう、今日元旦のメインは、なんと美里inCCLemonホールである。明治神宮参戦はあくまでついで。9月にも参戦したココロ銀河ツアーのファイナルということで、開場前からにぎわっている。
 昔とちがって、開演前は、案外ぐったりしていてなかなか気合が入ってこないことが多いのだけれど、始まってしまえば、そんなことは忘れてなんとかなってしまうものである。そんな気配を察してか、1曲目は「LongNight」。すばらしい。その後もシングル曲を立て続けに5曲で会場のテンションが上がる。
 バラードで着席して少しぐったりしかけたところで、スペシャルゲストとして、槇原敬之が登場。意外な展開にふたたび盛り上がり、マッキーが曲を提供したトマトをコラボで。後半も、「JUMP」「すき」「eyes」などお気に入りの曲が多数登場してたっぷり3時間堪能。これで、とりあえず、今日のところは、今年もがむばってみようという気にはなってくる。
 元旦の渋谷ということで治安が心配されたが、さすがに人も少なく無事に帰宅。帰りのコンビニでレシートに当たりと書いてあって、午後の紅茶をゲット。新年早々縁起がよい。

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