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3/30-31:砂漠でスキー!のち海水浴~須田鷹雄と行くドバイワールドカップツアー・第4、5日~

◆ドバイ→香港→成田→横浜:はれ

 さすがに疲れていて8時50分起床。ツアー参加者の半分くらいの方は、オプションでUAEの首都アブダビへの市内観光へ参戦するようだが、小生は自由行動。遅めの朝食ヴァイキングをいただいてからタクシーでモールオブエミレーツさんへ参戦。1泊20万円のバージュ・アル・アラブのすぐ近くで、こちらもフェスティバルに負けない巨大なショッピングセンターであるが、小生のおめあては、併設されているスキー・ドバイさんである。
 スキー・ドバイ。要するにザウスである。形も同じような感じ。砂漠に室内人工スキー場を作ってしまったわけで、このあたりも20年前の我らがトーキョーそっくりである。2時間券が150ディルハムだから約5000円。靴とスキーとウェアは貸してくれる。帽子と手袋はショップで購入。スキーの板は、170cmくらいかと思っていると、勝手に150cmのが渡された。そういえば、小生、実はスキーは10年ぶりくらいであるが、その間に、スキーの板は短いのがトレンドになっていたようである。センサー付のカードをウェアに格納してタッチでゲートをくぐっていよいよゲレンデへ。ストックを貸してくれなかったので、いつのまにかストックは使わないのがトレンドなのかと思ったら、そんなことはなくて、ゲレンデ入口に用意されていた。
 リフトの長さもザウスと同じくらい。途中で90度曲がっているので、外回りがゆるやかな斜面、内回りが急斜面と使いわけができるようだ。あまり深く考えずに内回りに侵入したら、「エキスパートオンリー」と書かれていて一瞬不安になるがどうということはなかった。さすがにべちゃっとした雪だが、それなりに楽しい。10年ぶりでも案外できるのがうれしいし、何より外は30度以上の砂漠であり海岸というのがまたよい。やはり、バブルは楽しいということに尽きる。ザウスの廃止は本当に無念である。

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 1時間ほどすべって撤収。そのままモールでお買い物。まったくもってお手軽である。モールオブエミレーツは、油断しているとタクシー待ちがとんでもないことになると言われていたのだが、お昼すぎではまったく問題なかった。
 ジュメイラ・ビーチ・パークへ転戦。こちらは、パブリックビーチである。入場料5ディルハム(150円)。パラソルはブックフルとのことで、椅子を借りる。(450円)。スキーの2時間後には、Tシャツ、短パンで海辺で日光浴だからクレイジーもここに極まるが、やはりバブルは楽しいということに尽きる。サイモン・シンの「ビッグバン宇宙論」(上)を読了、ipodで「マイアミ午前5時」など聞きながらしばし日光浴。油断していたらあっという間に真っ赤になって時計の跡がくっきりついてしまった。海の水もきれいで、波もおだやかで魚もいる。水温も高く、ジャブジャブ泳ぎたいところだが、水着を持ってこなかったのでつかる程度にしておく。

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 タクシーにてホテルへ戻り荷造り。20時に集合してドバイ空港へ。出国審査を終えたところで全員再集合するが、なんだか一気にどっと疲れが出た。ぐったり。日付変わって0時10分発のCX便は、帰りもバスでのご出発。追い風に乗って8時間弱で香港。覚悟していたので思ったよりは早く着いた。いよいよぐったりも極まってくるが、空港内の足裏マッサージでひと息つく。中国は嫌いだけれど、こういうときは、やっぱり香港もよいなと思う。行きと同じレストランで牛肉麺とハイネケン。3日ぶりのアルコールである。
 15時発の便も順調に飛んで、時計の針を1時間すすめて、20時前に成田着。香港乗換えだと24時間近くかかるので、行きも帰りも丸1日つぶれてしまいぐったりだけれど、今回は、すべての飛行機が定刻より早く着いたのはラッキー。YCATへはバスで90分。22時40分に帰宅。バブルの楽園ドバイ、日本が豊かでYENが強いうちにぜひ一度訪問することをおすすめしたい。

3/29:ぐったりドバイワールカップ~須田鷹雄と行くドバイワールドカップツアー・第3日~

◆ドバイ:はれ

 7時起床。朝食ヴァイキング。オレンジジュース3杯。競馬場参戦は午後からで午前中は自由行動。近くのクリークサイドパークへお散歩でもと思ったが、クルマ社会のドバイ、立体交差の大きな道路に沿って1キロ以上も歩くのは困難ということに気づき断念。タクシーにてフェスティバルモールへ。物価は特に安いわけではないけれど、タクシーはかなり安い。メーター制なので安心。
 フェスティバルモールは、ドバイに数あるショッピングモールの中でも昨年できたばかりで中東最大級という。コールドストーンクリーマリーさんや、IKEAなど、北の大地ごひいきのお店も揃っている。チョコレートなど購入してホテルへ。

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 13時にロビーに集合して、いよいよドバイワールドカップへ参戦。新競馬場建設中ということもあって、駐車場が不足するため、少し離れた砂漠の中に止めてシャトルバスで運ぶという。団体のバスも同様とのことで、シャトルバスに乗り換えて競馬場へ。行きは分散するからよいが、帰りはいかにもはまりそうである。
 14時の開門と同時に入場。スタンドにお席があるわけではなく、インターナショナルビレッジという外国人専用エリアの通行証のようなものが渡される。パドックなんかも近くまで行かれるし、雰囲気はエンジョイできるが、お席はないので、1日立ちっぱなし。おしゃれなレストランなどは、もう少しよいチケットでないと入場できず、飲食は、屋台村のようなところでいただく。とはいえ、飲み物、食べ物ともにいろいろ揃っているし、ドレスアップした人も多く、華やかな雰囲気。小生は、チノパンにジャケットだが、ツアーのメムバーの中には、スーツにネクタイで参戦している人も少なくない。しかしながら、日中は、あまりにも暑い。
 ドバイの競馬は、馬券がない。馬券がないということは売り上げがないわけで、どうして賞金が出せるのかというと王様のポケットマネーである。でもって、多くの場合、王様や王様の親戚の馬が勝つ。要するに、道楽以外の何ものでもないのであるが、世界中の活躍馬、良血馬を買い集めて強い馬を生産するようになり、世界最高賞金のドバイワールドカップは、わずか10年あまりで、アメリカのブリーダーズカップ、フランスの凱旋門賞に肩を並べる世界最高峰のレースになって、世界各国から強い馬とホースマンと観光客が集まってくる。王国経営上の宣伝広告費と考えれば安いものなのかもしれない。
 馬券がない代わりに、今日の7つのレースの1着を当てるピック7なる予想コンテストがあって、的中者には、これまた王様のポケットマネーから300万円くらいの賞金が出るようだ。その他にも、複数のレースで3着までを的中させる予想コンテストもある。
 グッズなど購入して、投票をすませて、17時からようやく1レース。サラブレッドではなく地元の純血アラブによるGIドバイカハイラクラシック。さすがにこのあたりは、まったく知識がないが、前日の須田さんの検討会では、3連覇中のマジャニを買っておけばここは間違いないとのことだったので、おとなしく7番に投票しておいたが、強引にまくっていって最後一杯になり2着。1レース目にして早くもピック7は終了。あまりにもあんまり。暑さでぐったりしてきたので、コースの裏手で行われている美女コンテスト予選などを見学してみる。

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 2レースのゴドルフィンマイルは、日本馬の出走はなし、3レースのUAEダービーは、イイデケンシンが参戦、果敢に先行するも一杯。まぁ、こんなものであろう。今年の日本勢は、馬インフルエンザの影響による出国手続きの問題などで回避馬が多く、例年ほどのメムバーが揃っていないのが残念。
 ケンタッキーダービーや、凱旋門賞などと同様、本日はお祭りのようなものなので、競馬にまったく興味のなさそうな紳士や淑女も多数参戦して、コースの見えないところで盛大に飲み食いしたり踊ったりしているが、馬券のない競馬というのは正直、退屈なものである。立ちっぱなしでぐったりしてきたので芝生に寝転んで休憩。
 19時頃からセレモニー。楽団が登場した後に、空から怪しい光を放つ宇宙人のようなものが飛んできたかと思えば、火がボーボー燃えたり、花火が盛大に打ち上げられるなど、これは、なかなかの見ごたえがあった。これをパドックでやってしまうところがすごい。日本もダービーや有馬記念のときは、このくらい盛大にやっていただきたいものだ。

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 セレモニーの余韻の残る中、第5レース、ドバイデューティフリーのパドック。今回、もっとも日本馬にチャンスがありそうな1戦。武豊のウオッカ、安藤勝のアドマイヤオーラの2頭が芝1777mに挑む。花火が盛大に上がったあとだが、馬たちは案外落ち着いている。こちらのファンは、フラッシュを盛大に炊くが、別にかまわないようで、馬も別に平気である。
 レースは、ウオッカは、果敢に先行。直線伸びそうで伸びきれない感じで差のない4着。まだ本来のウオッカではないのだろうが、思いきって前に行ったのは、よかったと思う。アドマイヤオーラは後方から伸びきれず。

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 6Rのドバイシーマクラシック、過去にステイゴールド、ハーツクライが優勝したことのあるレースで、今年もメイショウサムソンあたりが出走していればただもらいみたいなメンバーだったのが回避で残念。優勝したオーストラリアのサンクラシックの父は、フジキセキである。
 いよいよ最終レースのドバイワールドカップ。昨年4着のヴァーミリアンは、その後、国内GIを4連勝。自信をつけての再挑戦であるが、いかんせん手ごわい相手が1頭。アメリカのカーリンは、ブリーダーズクラシックの勝ち馬で現在のダート最強馬である。強引に先行して早めに先頭に立つと、後続をぐんぐん離して圧勝。恐るべし。ヴァーミリアンは、シンガリとはあまりにもあんまり。

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 正直、疲れ果てたけれど、まぁお祭りとはそんなものだろう。22時に再集合。須田さんと記念撮影して帰路へ。これだけの人が各駐車場へのシャトルバスに殺到したらどんなことになるかは予想通り。しかもここはアラブである。シャトルバスの列はめちゃくちゃだし、何台も連なっているバスの方が、途中でドアを開けて、列の後方の客を乗せてしまうから完全に無法地帯になっている。おとなしく前の方で待っていてもいつまでたっても乗れない。
 こういうときに、団体だとどうしても小回りが聞かない。20人そろって同じバスに乗れるとはとても思えないので、とにかく各自がむばって乗り込んで、駐車場で再集合するようにガイドさんへ提案。集合場所がわかりにくいので心配ではあったが、それしかない。怒号や罵声が飛び交う中、高齢の方も子どもたちも何とかそれぞれバスに乗り込んで、23時前には、駐車場で無事に全員合流。市内へ向かう道路も延々渋滞して路肩を走る輩もでてきたが、それでも24時前にはホテルに着いたから、金杯の中山や、日本グランプリなどに比べればずっとマシではある。
 馬券のない競馬のない競馬だから、「ドバイでぐったり」にはならないはずだったのだけれど、やっぱりぐったり。ホテルの部屋であらためて結果を確認しようと、ニッカンスポーツのサイトをチェックすると、トップページはOKだが、ドバイワールドカップ関連の情報は、ブロックされて閲覧禁止。イスラム社会ということで、ネットの閲覧制限も厳しいようだ。しかしながら、日本語で書かれたニッカンの「ヴァーミリアンシンガリ」というページをブロックしても仕方がないような気はする。幸い、小生の日記や掲示板は、今のところ閲覧を許されているようで何よりではある。

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3/28:バブルは楽し~須田鷹雄と行くドバイワールドカップツアー・第2日~

◆ドバイ:はれ

 4時50分起床。シャワーを浴びて6時にロビー集合。乗り継ぎで深夜到着にもかかわらず早朝集合という強行軍になるのは、競馬観戦ツアーゆえのことであって、明日の本番を前に調教の見学に参戦。須田鷹雄氏もここで登場して、バスにてナドアルシバ競馬場へ。世界最高賞金レースの行われるドバイの競馬場ということで、とてつもない競馬場かと思っていたら全然そんなことはなくて、スタンドは2つで、日本のちょっと大きな地方競馬場くらいの大きさしかない。たいしたことないじゃんドバイということになるが、そこは、モマメド殿下。2010年完成予定の新競馬場が隣に建設中で、こちらは1周2400メートルというから、府中の東京競馬場よりも広いくらいで、スタンドもとてつもないものになりそう。これが完成すれば、参ったドバイということになりそうだ。
 小さな競馬場に明日は自称10万人が参戦するとのことだが、調教の見学などに来るのは、日本人メディアと団体くらいのものである。ヴァーミリアン、ウオッカをはじめとする日本代表馬も順調な調整のよう。パドックでは、ウオッカが登場すると、我らのツアーの中から、
「パパ!」
 と声が飛んで驚く。お祖母さんとお母さんと子ども3人という不思議な一団がいたのだが、どうやらウオッカを管理する角居厩舎の調教助手のご家族ご一行様のようである。小学校1年生くらいで、「アメリカンオークス2007」の帽子をかぶっている男の子がいるので、これは手ごわいと思ったらそういうわけだったようだ。もっとも、小生も30年くらい前は、同じような感じで、競馬場や牧場へ出入りしていたような気がしないでもない。

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 ホテルに戻って朝食。ポーチドエッグ、ソーセージ、チーズ、ハム、フルーツ、オレンジジュースは2杯。お味はまずまず。インターネットに再挑戦するも依然としてつながらず。
 10時から現地ガイドさんが再び登場して市内観光。そこら中が建設ラッシュであるが、なかでも目を引くのは、バージュ・ドバイ。先日参戦した台湾で、「世界一高いビルだったが、ドバイに抜かれた」とガイドを悔しがらせたバベルの塔。すでに650mくらいまでクレーンは達しているようだが、まだ工事中。計画を発表すると後発のビルに1メートルだけ抜かれたりするので、何メートルで完成するかは公表されていないということだが、700mは突破しそうな勢いだから、200階近くになるのだろう。とにかく早く高い所をめざすために、上の方はかなり細い。あれでは、ほとんどエレベーターだけで終わってしまうのではないかという気がするが、まぁ、世界一になることに意義があるので、実用はどうでもよいのだろう。片側7車線のシェイク・ザイード通りをさらに西へ。ラッシュ時の交通渋滞はひどくなっているようで、切り札として、ドバイ初の鉄道となるドバイ・メトロの建設が進行中。鉄道となれば、やはり日本の出番で、工事も車両も日本が受注したようだ。ただ、ガイドさん曰く、夏場は、最寄り駅までの数百メートル歩くのさえも、あまりにも暑いので、どの程度利用されるか心配とのこと。実際、バス停は、ほとんどが冷房付でカプセルのようになっている。

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 西へ20分ほど飛ばして、いよいよドバイのランドマークであるところの、バージュ・アル・アラブさんへ到着。自称7つ星、ぐんぐんさんも注目のホテルである。海に向かって帆をかかげるようなスタイルは、我がみなとみらいのインターコンチネンタルホテルそっくりなのだけれど、残念がらスケールが違う。高さは、東京タワーよりも高く、お値段は、1泊20万円から。その一番安い部屋でも、200平米のメゾネットで、エントランスには、5人のコンシェルジュが待機しているという。以前は、3000円くらい払えばひやかし入場が許されたらしいのだが、今では、それもNGとなり、お部屋かレストランの予約がないと入場は許されないとのこと。日本からのツアーでもオプションで1泊するようなツアーもあって、それだと20万まではしないのだけれど、今回は、競馬観戦ツアーなので残念ながら、断念せざるを得ない。近くのビーチからの写真撮影のみで退場。
 沖合いでは、リゾート開発が進行中で、ベッカムが購入したとかいうパーム・ジュメイラも工事中らしいのだがよく見えず。基本的に土地は王様のものなので、ドバイ人には無料で貸与され、外人には、99年の定期借地権付などの住宅があるらしいのだが、買った人は住まずに転売、転売の連続で、何番目かに購入した人がさらに賃貸で貸したりするという。20年くらい前にどっかで聞いたような話でもある。オイルマネーをただ無駄に使わずに、インフラに投資して、国際貿易拠点として発展したドバイ。GDPに占める石油関係の比率は7%にすぎず、脱オイルマネーによるさらなる発展を続けているが、こういう話を聞くと、まぁ、バブルといえばバブルなのではないかと思わざるをえない。スケールは違うといはいえ、20年前のトーキョーというのは、外人からは、こんな目で見られていたんだろうなと思う。バージュ・アル・アラブの近くには、室内スキー場が最近オープンしたようで話題になっているが、なんのことはない、バブル華やかりし頃、我らが幕張にもザウスがあったのだ。ザウスが閉鎖されるとき、あまり話題にもならなかったけれど、小生としては、とても残念であった。バブルはいつか終わるけれど、バブルの遺産は大事に残しておきたいものである。日本のバブルとちがって、国策として進めているドバイ開発ではあるけれど、今後20年、30年たったら、どうなっているのだろうか?さしあたっては、フロリダのディズニーワールドクラスのドバイランドなんていうのも内陸の砂漠の方に盛大に建設中らしい。

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 市街地へ戻り、ジュメイラ・モスクを見学してから、水上タクシーでクリークを渡り、スパイス・スーク、ゴールド・スークを見学。スークは市場の意味である。本日は、金曜日で、イスラムは休息の日とのことで、市場は閑散としている。
 ホテル近くのシティセンター内のショッピングセンターで解散。車社会のドバイは、観光ポイント間の距離が離れているし、暑いので日本の感覚で歩くわけにもいかないのだが、タクシー不足も深刻になっているとのこと。今日は、金曜日なので、かなり空いているとのことだが、それでも20分待ちで、うっかりすると1時間待ちとかになるらしい。これも20年くらい前にどっかで聞いたような話ではある。
 朝の調教のときはそうでもなかったけれど、この時間になるとさすがに暑い。30度は超えていると思われる。ホテルに戻って昼寝。海外旅行のときは、早起きして活動する代わりに、もったいないようでも、いったん昼寝すると夜も元気になってちょうどよい。ネット接続もいつのまにかOKになっていた。やはり、あせらず、あわてず、あきらめずとのことのようである。

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 19時から須田さんを囲んでの夕食会。バイキング形式の料理は、案外食べやすいのだが、イスラム社会ということで、アルコールはなし。ソフトドリンクをいただきながら、明日のレース展望や観戦ポイントについての話を聞く。ドバイは、それほど厳しくないので、外人には、普通にお酒が出るところもあるようだが、このホテルは、政府系なので、それもないようだ。せっかくなので、3日くらいは禁酒してみようかと思う。ツアー参加者は、20代から30代の男性の競馬ファンが多い。いかんせん、小生は、最近不勉強なので、社台ファームの成田マネージャが亡くなったのは大きな損失だというような話題には対応できても、明日の高松宮記念は、外枠に穴っぽい馬がいないというような話には、あまり対応できないが、2時間あまり、まずまず楽しい夕食会を終えて解散。バブル体験の1日が終わり、明日は、いよいよドバイ・ワールドカップ・デー。

3/27:ダメじゃんドバイ~須田鷹雄と行くドバイワールドカップツアー・第1日~

◆横浜→成田→香港→ドバイ:はれ

 3時就寝、5時20分起床。あまりにも眠いけれど、スーツケースを転がしながら、YCATへ。6時30分のバスは、いつもの羽田行きでなくて成田行き。本日から3泊5日、「須田鷹雄と行くドバイワールドカップ観戦ツアー」に参戦である。
 成田空港第2ターミナルから出国。春休みの朝の出発のピークということで、出国審査もかなり込み合っている。ドバイへは、関空からのエミレーツ航空なら早いし快適なのだろうけれど、あいにくキャセイパシフィック航空にて香港乗り継ぎ。香港までが、まず5時間半。時差1時間。15時頃に到着。

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 香港の空港にてトランジット。無印良品さんがオープンしたようなので、飲み物と入浴剤などを購入。73香港ドル=1000円。日本円でお釣りがないようにぴったりとお買い物。さらに、レストランで牛肉麺と青島ビール。こちらはマスターカードで。早くもお腹が終了。ここで中部、関西からの組と添乗員さんも合流してツアーが開始。
 香港からドバイへはたっぷり9時間。乗り継ぎで後半の方が長いのは気分的にはしんどい。しかも、今度は、通路側ではなく窓側。おトイレにも気を使うので、あまり飲まないようにしなくてはいけない。それでも、サイモン・シンの「ビッグバン宇宙論」を熟読しながら、2度の機内食をいただき、少しまどろみ、DIMEや週刊ベースボールなども総動員して、時計をさらに4時間戻した21時半にドバイ国際空港に到着。

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 驚異的な発展を続けているドバイ。その玄関の国際空港も当然24時間オープンの最新設備の空港のはずなのだが、なんと我らがCXのエアバス330は、ターミナルからどんどん遠ざかる。なんとバスでのお出迎えである。あまりにもあんまりである。国のレベルは、航空機の何割がゲートにつけるかに比例すると思っている小生としては、いかにドバイが発展していると言われてもこれでは認められない。3台くらいのバスに分乗して到着ロビーへ。外国人が93%というドバイだが、アラブでおなじみの白や黒の衣装の方々もそれなりにいらっしゃって、アラブ世界に来たことを実感する。
 入国審査の列は、それほど長いわけではないのだが、これがなかなか進まない。いちいち何か話しかけているようなので、英語の苦手な小生としては緊張していたのだが、なんとカタコトの日本語で、「ドコカラキマシタカ?トーキョー、オーサカ?」などとだらだらやっている。ドバイは、親日的とのことで、それはうれしいけれど、やはり仕事ぶりは、アラブらしいというか、のんびりである。いかんせん、成田を出てから16時間以上、起床してからは20時間以上たっているので当方はぐったり。
 日本人の現地ガイドさんも合流。曰く、とにかく、「あせらず、あわてず、あきらめずだ」とのことである。超高級ホテルの林立するドバイだが、我らツアーのコンコルドホテルは、そこまではいかない。一流の下くらいだろうか。それでも、部屋は、日本のホテルのスイート並の広さ。でかいベッドルームの横にリビングが別にあって、トイレも2つ。
 何はともあれ、まずはネット接続。もちろんLAN接続OKなのだが、なぜかNG。いろいろとやってみた結果、ホテル側のシステムトラブルのようなので、エラーメッセージを示してフロントに訴えると、「後で部屋に行く」とのことだが、待てど暮らせど来ない。バスの中のガイドさんの説明曰く、「この国で15分はオンタイム。10分といったら1時間後、1時間後といったら、その日中くらいに思った方がよい。それでもサウジアラビアなどよりはずっとマシ」とのことなので、とりあえず入浴して明日に備えようと思うと、今度は、バスタブの栓がない。もうフロントへ行くのもめんどうだ。「あせらず、あわてず、あきらめず」とのことなので、そのまま就寝。

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3/25:意外とおもしろかったMLB開幕戦

◆広島→東京・横浜:はれのちくもり

 前夜から広島入り。ニッカン一面は、コズロースキー。午前中で打ち合わせを終えて、J社にて羽田へ。本日は、MLB開幕戦ということで、このままドームへ直行の予定だったのだが、年度末進行でやむをえず、いったん出社。メールのチェックや月末処理ものだけ済ませて退社のはずが、くだらないトラブルが続き、20時すぎに退社。そんなにどうしても見たいわけでもないのでもうやめようかとも思ったけれど、せっかくなので、タクシーでドームへ。やたらに赤信号にひっかかるが、なんとか20時半すぎに到着。

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◇2008/3/25:○R 6-5 A●(東京)

 試合開始から1時間半以上たっての入場。5回裏。一応まだ松坂が投げている。初回に2点とられたようだが、その後は立ち直った様子。当然ことながら、場内は、レッドソックスへの声援が圧倒的だが、実はこの試合は、アスレチックスの主催というかホームゲーム。もちろんレッドソックスあっての興行なのだが、地元で全試合満席のレッドソックスはホームゲームを東京で開催とはいかず、このような形になったようだ。まぁ、お金で解決したのだろうけど、アスレッチクスには気の毒ではある。場内放送は英語のみだが、ビジョンの選手名は、カタカナ表記というのがちょっとちぐはぐ。ビジョンは英語でもよいから、選手交代は、日本語でもやってくれた方が盛り上がるのだが。
 6回表、レッドソックス反撃。3-2と逆転。松坂に勝利投手権利が発生。この3点目は、2死2塁からのライト前ヒットだったのだが、ホームでクロスプレーにもならなかったのはいかがなものかと思う。
 6回裏、投手交代。1点ビハインドのアスレチックス、ノーアウト1塁で7番打者に送りバントなし。そして逆転ツーラン。これが大リーグ式なのか?松坂の勝利投手の権利は消滅。
 7回表、1点ビハインドのレッドソックス、ノーアウト1塁でこちらも送りバントなし。こちらはゲッツー。
 9回表、モスの起死回生のソロ。これがホームランになるのは、東京ドームか、市民球場か、改装前の神宮くらいだろう。抑え投手にはちょっと気の毒だった。
 9回裏、岡島登場。スタンディングオベーションとすさまじいフラッシュ。しかし、今日のお客さんの多くは、3年前まで、テレビで岡島に罵声を浴びせていた人たちではないかとも思う。危なげなく0に抑えて延長戦へ。
 10回表、ノーアウト1塁でついに送りバント。2死2塁となって、オルティスのところは、敬遠もあるかと思ったら、やはり敬遠。しかし、ラミレスに打たれ、1点ではなくて2点入ってしまったので、結果論としては悔やまれる敬遠になった。
 10回裏。パペルボン登場。メジャー屈指のクローザー、157、8キロを連発してくれるのかと楽しみにしていたのだが、152キロどまり。せいぜい馬原くらいのレベルか。1死から四球、そして外野を抜ける長打で1点差。しかし、バックホームのふりをしたところで、打者走者が2,3塁間に挟まれる。まだ1点負けているこの段階で、打者走者が挟まれているようでは話にならない。2死となって万事休すかと思いきや、ここからさらに連打。これでは、馬原どころか、小野寺や永川のレベルである。斉藤がメジャーでトップクラスの抑えになれるわけだ。
 
 松坂の勝利投手はなくなったものの、レッドソックスが追いついて延長になって岡島が勝利投手というよくできたシナリオでまるくおさまった。どうせならメジャーらしく延長無制限で深夜までやるのを見たかった気もするけれど、これでも帰宅は24時をまわったのだから、まぁいいところか。特にメジャーだからどうということはなく、日本のやきうのレベルが高いことを再確認したけれど、試合としてはなかなかおもしろかったのでよしとしよう。

3/23:完敗、ぐったり。札幌ドーム→みなとみらい3時間55分。

◆札幌→横浜:はれ

 7時50分起床。リッチモンドホテルさんは、有料だが新聞のお届けサービスがあるので、道新と道スポとニッカンをたのんでおいたのだが、何も届いていない。仕方がないので、フロントに行くと、完全に手配漏れのようで、道新と道スポだけはロビー販売用のものから確保されたが、ニッカンはごめんなさいとのこと。事前にクレジットカードで払っていたので、現金で返金。まったく些細なことだけれど、どうしてこの程度の仕事がきちっとできないのか。怒る元気もない。和朝食。喝!。二度寝。入浴。
 11時チェックアウト。春本番という感じのポカポカ陽気で実に気持ちがよい。ビックカメラで北の大地にお金を落とすかどうか思案するも断念。12時半前には、札幌ドームへ到着。

◇2008/3/23:●F 1-4 M(札幌)

 本日は、もがちゅーさんと外野席にて観戦。今日も3万人くらいだろうか。1塁側の空席がめだつ一方、ライトスタンドのマリーンズの黒い方々のボルテージは上がる。初回からグリン乱調で2失点。一方、苦手の渡辺俊介に対して、ファイターズ打線は、本日も低調。あまり書くこともない。
 席をはずすと試合の流れが変わるのではないかと思い、年パスの内野席へ移動して、ないるさん、くま&メッキーにごあいさつ。ここで高橋信二ソロが飛び出し、さらに左の代打攻勢で勝負をかけるがあと一本が出ず。8回からは、武田久。さすがに2回をぴしゃり。ただ、明日が休みだからとはいえ、ここで2回投げさせるなら、昨日の7回から使ってもよかったはずで、ちょっとちぐはぐ。逆に調整登板の意味なら、9回は、マイケルでもよかったはずだし、どうせ今日は負けっぽいんだから、今日は、豊島、宮西にも経験を積ませてもよかった。
 外野へ戻って9回裏。抑えはアブレイユかと思うとシコースキーが登場。1死からランナーが2人出たところで、ようやく「北の国から」。3試合観戦で1度もできないのはあんまりだと思っていたが、最後の最後で実現。稲田なら何とかしてくれるのではないかとも思ったのだが、投手が高木に交代すると、何と代打鶴岡。好調とはいえ、代打に出す選手か?せめて三木ではないか?併殺で終了。万事休す。

 まぁ、細かい課題はあったとはいえ、基本的には、マリーンズ先発3本柱が好調なら、なかなか打てないのもたしか。3連敗しなくてよかったと割り切るしかない。早々に退場して空港直行バスへ。今日は順調に進んで、17時15分に空港へ到着して、スーパーフライヤーズカウンターへ行くと、なんと17時30分発のキャンセル待ち締め切りにギリギリ滑り込んだ。申し訳ないけれど、優先カウンターで荷物検査を通していただき、一度クローズされていたらしいSKIPサービスを開放していただき入場。幸い、搭乗は少し遅れ気味でまだ並んでいる。ちょうど、千秋楽相星決戦らしきものが放映されていて、どうやら朝青龍が勝ったらしいのを確認。かに寿司を購入して、機内へ。最後の最後でゲットした割には2階窓側のけっこうよいお席だった。かに寿司をいただきながら日記を執筆。連休最終日の羽田にもかかわらず、順調に着陸して、滑走路からゲートも近い。PHSの電源を再投入したのが、19時15分で、19時24分発のバスに間に合って20時10分帰宅。ドアツードアでドームから3時間55分。試合終了から4時間。帰りの記録としては、ちょっと今後破れそうもない記録だ。この先の春の遠征の予約、決済を済ませて、「N響アワー ~心に残るN響コンサート2007コンサート編~」を見て早々に就寝。

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3/22:中1日で北の大地へ

◆横浜→札幌:はれ時々くもり

 5時20分起床。YCAT6時32分発のバスで第1ターミナルへ。搭乗口付近には、本日もマリーンズな方々の姿も見えるが、川崎フロンターレな方の姿も見える。そういえば、今週は、室蘭で、コンサドーレvsフロンターレの試合もあるのだ。しかしながら、残念ながらきっぱりるいさんの姿は、見当たらず。
 中1日の参戦ということで、さすがにぐったりしている。市内へ出るのも億劫なので、reraをひやかしてから、バスでドームへ直行。開幕2試合目の土曜日だが、今日は、けっこう空いている。まぁ、4万人入ると観戦も窮屈だし、3万人入れば十分なのではあるけれど、ちょっと意外である。本日は、かん姉妹、メッキーは欠場で年パスの席もゆとりがある。ないるさん、白石さんと観戦。もがちゅーさんは、本日も外野へ。

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◇2008/3/22:●F 2-3 M(札幌)

 ファイターズ先発は、移籍の藤井。人格者ではないようだが、1年間ローテーションを守ってくれないと困る。立ち上がりから低めに集めてゴロを打たせていい感じ。
 2回裏、スレッジに待望のヒット。そして、高橋のセンターフライのときに、タッチアップで3塁へ。次の塁を貪欲に狙う姿勢は意外だがうれしい。そして、この好走塁が、マリーンズの前進守備を誘い、小谷野の内野ゴロがタイムリーに変わって、成瀬から先制点だから値千金である。
 4回表、堀のヒットは、例によって死角に入ってしまいよく見えなかったのだが、2塁にいかれてしまった。糸井にエラーがついている。ここから満塁になって併殺崩れで1点。これは仕方ないが、5回の2死からの連打での1点は少しもったいなかったか。しかし、6回2失点は合格点だろう。一方、エラーの糸井には、見苦しい走塁もあった。こちらは、今シーズン大きな期待がかかっているので、我慢して使うだろうが、今日に試合に関してはあれも痛かった。
 賢介ホームランで2-2に追いついて7回。武田久につなぐ前のもうひとり。江尻故障、オッシー放出、建山故障で、もっとも懸念されていた場面。正直、坂元では厳しい。1死から今江への四球が無駄。2死をとってから堀に打たれて終了。フォークが抜けてど真ん中では幸一だって打つだろう。ヤクルト時代とちがって守り勝つファイターズでは、失投では済まされないのだ。昨日はたまたま抑えた3番手の星野ともどもちょっと厳しい。
 まぁ、成瀬相手だし切り替えるしかない1敗だが、緒戦で成瀬をKOしておけば、今シーズンの彼はけっこうやばかったのではないかと思うだけに、勝たせてしまったのは残念ではある。

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 本日は、今シーズン最終戦となるナイタージャムプもあって、ずいぶん迷ったのだけれど、ぐったりしているので断念。ダブルヘッダーに向かうないるさんをお別れして、ロイネットあらためリッチモンドへチェックイン。ひと眠りしたら、かえってどっと疲れが出てしまった。すすきのへ出てもがちゅーさんとS姉さんと合流して、一献。横浜でオープン戦開催中に札幌に参戦しているのは裏切り者ではないか問題、ファイターズが札幌に来るまでは知っている選手は高校野球で気になっていた上田くんだけだった問題、それでは齢がわかってしまう問題など検討して22時すぎに解散。足裏マッサージでほぐして早々に就寝。

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3/21:プロフェッショナル~小宮山の流儀~

◆横浜・東京:くもり時々あめ

 1時半就寝、6時起床。仕事がたまっているのがわかっているだけに、北の大地日帰りの翌朝の足取りは重い。せめてもの救いは、通勤途上、ニッカンで昨日の勝利をあらためて実感できることであるが、いきなり、「小宮山『頭を丸めて出直せ』」との見出しが飛び込んできた。小宮山が頭を丸めるのではなくて、故障降板の小林宏に対して、小宮山が「プロ失格」と酷評したということである。
 正直、昨日の途中までの投球は、ダルと互角以上、このまま0-0でどこまでいくのか?と思っていただけに、いきなりプロ失格呼ばわりとは衝撃的であるが、冷静になってみると小宮山の言っていることは正しいし、彼には、それを言う資格があるということなのだろう。さすがは小宮山である。大したものである。あっぱれである。
 そういえば、トレンディエースが本当のエースだった時代、常勝ライオンズに対して、ウインタースの驚異的な活躍であと一歩まで追い詰めたファイターズ、さぁ次も西崎で確勝!というところで、内転筋を痛めて3球くらいで降板、チームの勢いもそこで終了なんていうこともあったっけ。
 年度末であわただしい昨今、小さなトラブルが後をたたず。弟子たちにももう少しプロフェッショナルな仕事を求めたくもなる。まぁ、小林宏の何十分の一の年俸だけれど、イースタンの若手選手よりは、多くもらっているのだろうから、もう少し責任感をもっていただきたいものだ。
 そういうあんたはどうなのか?と言われると、めずらしく最終退出者まで残業したものの、仕事は片付かず。本来なら、この週末は、1日は休養、1日は休日出勤にでもあてるべきところであるが、仕事を放り出して荷作り。そうまでして北の大地に参戦するのはなぜなのか?そこに北の大地があるから?そこにやきうがあるから?そこに美女がいるから?
 しかし、よく考えてみれば、今のこの国でもっとも、プロ失格なのは、福田首相としか言いようがない。まったくもって、あまりにもあんまりである。

3/20:パ・リーグ開幕!日帰り北の大地で勝利!

◆横浜→札幌→横浜:くもり

 7時起床。パ・リーグ開幕というのに、二日酔いというか全体にぐったりしている。外は冷たい雨。飛び石連休ということで、今日は、11時25分のA社無料航空券しか確保できていないのだけれど、これでは試合に間に合わないかもしれないので、早めに空港へ行って、キャンセル待ちをゲットする必要がある。シーズン緒戦ということで、応援グッズの荷作りも迷ってしまうが、9時半前には、羽田空港第2ターミナルへ。食欲もないので、豚汁とおむすび1ケをいただき、10時の便のキャンセル待ちを無事にゲットして北の大地へ。
 空港からはバスでドームへ直行。北ゲート付近ごった返しているが、もがちゅーさんを発見。メッキー&くまと合流して、C指定席へ入場。年間パスポートなので、1年間このお席で周囲のメムバーも変わらない。特に見ずらいこともなくよかった。

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◇2008/3/20:○F 1-0 M(札幌)

 開幕セレモニーも終わり、ダルビッシュがマウンドへ。心配された立ち上がりを無事に乗り切ればあとは安心であるが、相手も小林宏。ちょっと打てそうもない。
 問題の5回。2死満塁での1塁でのクロスプレーは、かなりセーフっぽいのだけれど、そこへ行くまでに、四球の大松が、里崎のライト前ヒットで2塁までしか進めず、今江のヒットで、ホームに帰れずというのも大きかった。糸井・森本・稲葉の外野陣は今年も12球団トップクラスだろう。
 6回裏、1死満塁とようやくチャンスを作ったところで、小林宏終了。なにやらクライマックスシリーズのリプレイを見ているようだが、ここでなんと小宮山登場。衝撃的である。たしかに誰も準備はしていなかっただろうし、そういうときこそこの男の出番なのだろうが、彼が登場すると、少し応援したい気持ちが出てきてしまうのが困る。稲葉併殺くずれで貴重な1点。均衡破れてラクになった場面ならスレッジも初ヒットを打つチャンスだったのだが、ここでも凡退。かなりやばそうだ。
 残り3イニングで早くも守備固めに1塁稲田。これがあたって、8回には、西岡のライナーを見事なジャンピングキャッチ。あいかわらず守備は完璧。今江の見苦しいプレーが2つあったマリーンズとは対照的。9回も3人で片づけて見事な完封勝利!
 微妙な判定が2つあって、さらに、エースと3番が故障と遠征したマリーンズファンにはちょっとたまらない展開になったが、ファイターズらしい勝ち方は健在で、梨田采配もヒルマン流を当面は継承しそうなこともわかったので一安心。黒豚1・2・3に参戦して祝勝会。

 19時40分の快速エアポートで帰宅の途へ。明日は平日で試合もないので、遺憾ながら日帰りである。さすがに北の大地日帰りは初めて。無料航空券の帰りは、日曜日に使うことにして、本日はスカイマークさん。スカイバーゲンでなんと1万円とお得なのだが、機内はガラガラ。22時50分すぎに羽田着で23時45分帰宅。ギリギリ日帰り成立。長いシーズン、今年も一喜一憂の日々の始まりだが、まずは幸先よい1勝!

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3/19:美女と寿司オフでぐったり

◆横浜・東京:くもりのち雨

 年度末進行でいよいよ仕事がたまってきているのだが、現実逃避で18時半退社。Yo君のお祝いということで、Yo子さん、F嬢と喜久佳さんに参戦。F嬢も最近えらくなったので、そのお祝いも兼ねる。
 江戸川橋の近く、カウンター10席程度のお店は、若い板さんがひとりで、ホームページなどもなく、最近では取材も受け付けないという。
「グーグルで検索すると5番目くらいに私のホームページにぶち当たるんですよ。」
「犯人はあなたでしたか!」
「でも、私のページにたどりついても、『ぐったり』としか書いてなくて、肝心のお店の情報は何も得られないんですけどね。。。」
 プレミアムモルツとコーラで乾杯して、つまみをいただいて、名物のほたての磯辺巻きを堪能しているうちはよかったのだが、焼酎に切り替えて、そろそろ握るというところで早々に終了してしまった。眠い。そうこうしているうちに飲み役であるところのF嬢も終了。
「酔っ払って終了するのは、困ったものでしょ?」
「あんまり見たくないですねぇ。。。」
 中学をめでたく卒業したYo君、徹底的に巻物を食べて満足してくれたようで何より。足どりも怪しいF嬢をタクシーに押し込み、横須賀線終電のひとつ前のグリーン車で3人で帰宅。suica残高がすっからかんのYo君からJALSKYTIMEをごちそうになりどうにか横浜駅へたどりつくとみなとみらい線終了。あんまり。とぼとぼと歩いてぐったり帰宅。

3/18:嫌な感じ

◆横浜→名古屋→横浜:はれ時々くもり

 のぞみ号にてにゃごやへ。赤福を購入してみようかと物色するも売り切れ。N700系にて早々に帰宅。ニュース7に間に合った。
 日銀総裁人事。また大蔵次官を提示。あえて民主党を追い込んだつもりなのだろうが、だとすれば、政争の具にしているのは、民主党だけでなく、自民党も同じ。不同意は参議院の権利であり、直近の民意は参議院なのだから、きっぱりと断って欲しいものだ。
 高齢者のドライバーによる事故が問題になっている昨今、豊島区の商店街では、免許を返上した65歳以上の高齢者は、買い物の割引などの特典を受けられるという。それも商店街の自主的な企画ではなくて、警視庁の働きかけによる協議会ができたという。大きなお世話。なんとも嫌な感じ。
 祖父なんかは、80をすぎても免許を更新していて、那須あたりでは、最後まで運転していて、たしかに危なかったし、70を超えたら、個人の体力や判断力に応じて、自主返納を考えていくべきだとは思う。運転は無理だけれど、身分証明書が必要だから免許を返さない人が多いので、返納証明書を発行するのもいい。しかし、早く返した方がトクをするインセテンティブで返却させればいいっていうものではないだろう。66歳でも元気に運転している人が、弱っているからといって免許を返納した人に比べてお買い物などで損をするという制度はおかしい。こんなものは、本人と周囲の人間が考えることだ。うちの母親だって、今のところ、まったく問題はない。北海道や沖縄でヴィッツしか運転しない小生よりは都心の運転にも慣れている。65歳になったら免許を返せという国の首相が71歳という事実をどう考えるのか。
 プロ野球の試合時間をチームマイナス6%ということで、短縮をめざすという。話がヘンだ。環境がよかろうが悪かろうが、試合はスピーディにやっていただきたい。Co2の排出量とは無関係だ。そんなことを言い出すと、野球なんてやらない方がそりゃあ少しは環境にいいということになってしまう。6%だけ減らせばいいってもんじゃないだろう。以前も書いたけれど、原始時代へ逆行する覚悟ないなら中途半端なエセエコは自分で心がけるだけで、他人におしつけないで欲しい。河野衆議院議長は、環境対策でマラソンの沿道の小旗を禁止したとのことだが、小旗レベルのことで環境を考えているフリをする前に、自分が息子の肝臓をもらって長生きすることをどう位置づけるのだろうか?

3/17:セ・リーグ2008展望

◆横浜・東京:はれ時々くもり

 人格者であるところのイッキマン氏や夫人が多忙の中、小生だけ、なぜそんなにヒマなのか?とはよく疑問に思われるところであるが、そんな小生でも、2年に1度くらい煮詰まってくる。ここへきて、ツケがまわってきたところへ弟子が異動となりにっちもさっちもいかなくなってきた。休日出勤で挽回しようにも遠征の計画がびっしり。そんなわけで、19時すぎにようやく落ち着いたところで、さて、少しは前倒しで仕事を片づけようと思ったとたんに、本日は、T氏と銀座で一献だったことを思い出す。あやうくすっぽかすところだった。急遽銀座ライオンさんへ参戦。
 負け組時代は、Uという方と3人で、西武球場のプレーオフなどを見に行ったT氏も勝ち組になって2年。昨秋は、南紀白浜、広島、沖縄と徹底的に遠征しているようで大したものである。中嶋JrとピケJr問題、1600万下の除外ラッシュ問題、いつまでもF-15はいかがなものか問題、戦車の形式にまでこだわるのはいかがなものか問題、近頃のゲーセンには、ファイナルラップはないけれど、ガンダムみたいのがある問題、コミッショナー代行がいつまでも居座っているのではとにかく話にならない問題、とにかく福田氏ではどうにもならない問題など検討して解散。本日はセ・リーグの展望。

<読売>
 評論家は大本命視するけれど、結局、投手陣の底上げはどうなのか?クルーンはせいぜい幕張の防波堤程度で、昨年の上原には劣る。セットアッパーは今年も豊田か。グライジンガーもせいぜい10勝くらいだろう。日本代表に連れて行きたい投手が何人いるのか。可能性があるとすれば、内海か。層が厚いといっても、小笠原と阿部の代役はいない。荒木-井端の二遊間に対して、脇谷-二岡(坂本)では、どうにもならないのではないか?

 勝率予想:0.44~0.60
 期待要因:内海のブレーク、谷や二岡が故障でもすれば若手が育ちそう。
 不安要因:阿部の故障、クルーン終了、豊田終了、イ・スンヨプ終了。
 期待したい選手:清水

<ドラゴンズ>
 福留の穴は、和田では半分しか埋まらないけれど、リードしたら英智でカバー。主力流出の来年以降はどうなるかわからないけれど、今年までは大丈夫だろう。二遊間をはじめとするセンターラインの守備力も断然上位。川上、朝倉、中田、小笠原、山井、山本昌、佐藤など先発の充実はダントツ。岡本の抜けた中継ぎも鈴木、中里らでカバー。意外と心配なのは岩瀬かも。

 勝率予想:0.52~0.60
 期待要因:特に新戦力の台頭は不要。主力がきっちり結果を残すだけで十分。
 不安要因:たぶん大丈夫と思うが岩瀬の終了。
 期待したい選手:鈴木

<タイガース>
 毎年上がり目がなさそうに見えるのだが、これ以上の成績を残せないはずのJFKがさらに上を行くので、なんとか踏みとどまっている。昨年のウイリアムスの8月までの防御率は驚異的だった。補強もそれなりに行って、巻き返す可能性も十分だが、主力の高齢化でジリ貧の恐れもある。五輪期間FKが抜けても、中継ぎのレベルは高い。今年の成績がこれからの数年を占う感じ。

 勝率予想:0.46~0.56
 期待要因:今岡の復活。
 不安要因:アニキ終了、下柳終了、金村はたぶん終了、JFKの故障。
 期待したい選手:福原

<ベイ>
 昨年、もう少しやってくれると思ったが失速。今年さらに上をめざせるかとなると若干疑問。いつまでも仁志や琢郎では走れなすぎる。中継ぎのKももう上積みが見込めない。国産クリーンナップは魅力的な顔ぶれだが、上位をめざすには、総合力で見劣る。

 勝率予想:0.40~0.54
 期待要因:マシンガン打線復活。
 不安要因:外人投手全滅、エラー多発。
 期待したい選手:野中

<カープ>
 こちらも昨年、もう少しやってくれると思ったが浮上せず。そこから黒田と新井とナックルボーラーが抜けたのだから大変だ。しかし、こういうときは、一気に若手が出てきたりするものでもある。中東、天谷、梵あたりは楽しみ。しかし、いかんせん投手陣は厳しいか。若手を育てようにも、永川劇場でぶち壊しでは育つものも育たない。

 勝率予想:0.38~0.54
 期待要因:若手野手ブレーク、ルイスの活躍、ブラウン監督の活躍、
 不安要因:永川劇場開幕、エラー多発。
 期待したい選手:中東

<スワローズ>
 パ・リーグの穴がライオンズなら、セ・リ-グの伏兵は、スワローズではないか。グライジンガー、石井、藤井が抜けて30勝が消えた。しかし、加藤、由規のルーキーに加えて、2年目の増渕もいる。ファイターズから移籍のオッシーも中継ぎに厚みを加えそうだし、川島もチャンスを生かしてレギュラー争いに食い込みそうだ。福地なども加わって、足の使えそうな選手も増えた。さらには、五十嵐亮太も復活の気配があり、楽しみだ。

 勝率予想:0.42~0.58
 期待要因:若手投手ブレーク、五十嵐の復活、
 不安要因:ガイエル終了、リグス終了、エラー多発、木田終了。
 期待したい選手:橋本

<順位予想>
 3強3弱にはならないで欲しい。希望もふくめて、D→S→T→G→C→B。

3/16:ねんきん特別便来る

◆横浜・東京:はれ
 
 7時起床。今日も暖かいが、花粉の影響で目はかゆいし、全体にけだるい感じ。喝!を見てからYCATへ向かい、散髪を済ませて父のお墓参り。そごうでお買い物をして帰宅すると、ねんきん特別便が到着。昨日、実家に寄ったときに、亡くなった父の分は来たけど、自分のはいつくるんだ?と母が話していたけれど、小生のところには、意外と早く到着。転職をしていないので、学生時代に払った国民年金が正しく記載されていれば問題ないのだが、これは、数年前に確認の手続きをとっているので、今回はさすがにちゃんと載っていた。しかし、膨大な管理コストはあまりにもバカバカしい。これから20歳になる人からは、保険料の徴収をやめて、50年くらいかけて全額税方式へうまく移行させるしかないのではないかと思う。
 F1開幕。721で生中継を見ればよいのだけれど、昼寝してしまったので、フジの録画中継。ところが、直前にたまたまヤフーの画面を見てしまい、中嶋Jrの入賞を知ってしまった。あまりにもあんまり。やっぱり生で見るべきだった。それにしても、F1の舞台で中嶋JrがピケJrを抜いたりしているのだから、小生も年をとるわけである。
 アジの干物を焼いて春の遠征計画を検討して、早々に就寝しようとしたら、西の大地よりチョコが到着。まったくもってすばらしい。早急に富士号を手配する必要がありそうだ。

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3/15:パ・リーグ2008展望

◆横浜・東京:はれ

 7時に目が覚めるも起きられず。昼前までぐったり。なんとか起きだして、みなとみらい線~東横線~目黒線~三田線で水道橋へ。乗り換えは同じホームで1回だから楽ではある。ポカポカ陽気の東京ドーム、当日券の列はけっこう長い。試合開始ギリギリに入場。

◇2008/3/15:○F 4-3 D(東京)

 ドラゴンズ先発はなんと川上。ファイターズはスウィーニー。厳しい戦いが予想されるが、稲田の一発で先制。札幌ドームに慣れてくると、東京ドームはあまりにもホームランがでやすい。スウィーニーは、あいかわらずボール先行気味だが、5回を無四球無失点。今年もローテーションの一角は任せられそうだ。
 オープン戦の楽しみは、新戦力。期待のルーキー宮西が今日も無失点で1軍当確。何しろ中継ぎの左が不足しているのだが、山本や宮本よりは、明らかに期待できそうだ。さらに、高卒ルーキーの豊島も1回無失点。こちらは、やや運に恵まれた感もあるが、楽しみではある。
 打線では、糸井が好調。外野の最後の1議席の争いは、坪井、工藤、紺田、金子洋平もいてなかなかハイレベルになってきた。8回には岩瀬を攻略して、賢介犠牲フライ、稲葉タイムリーで4-0。派手さはなくてもファイターズらしいソツのない攻撃は健在だ。
 9回は、久かマイケルかと思っていたら、8回に好投した金沢が続投。オープン戦で期待していない旧戦力が健闘すると複雑な心境になる。今さら金沢に結果を出されて1軍に入られても困るのだ。昨年よりは、ストライク先行でテンポがよくなったとは思ったが、デラロサ3ランで3失点。やはり鎌ヶ谷が似合うのではないかと思う。

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 木曜日にはいよいよ開幕。ファンブックも購入して気分も盛り上がってきたところで、今年のパ・リーグを展望。正直、今年はまったく読めない。すべてのチームに優勝から最下位までの可能性があるように思う。

<ファイターズ>
 大きな補強もないが大きなマイナスもない。ダルビッシュ、グリン、武田勝、藤井、スウィーニー、吉川と先発は揃う。本当は武田勝を左の勝ちパターンの中継ぎにまわしたいのだけれど、梨田氏はやらないだろう。守り勝つチームだけに、中田くんは、1塁の守備が稲田レベルまで向上しないと使うのは厳しい。客寄せパンダにせずに、2軍に落とすのはよいけれど、だったら、なぜキャンプで徹底的に守備練習をしなかったのか。貴重な2月を無駄にしたのは惜しまれる。
 打線はスレッジがどの程度使えるのか。ジョーンズが故障で2軍落ちしたのは好材料。基本的には、昨年同様に、投手力と守備力で勝っていくしかない。五輪でダルと稲葉が抜けるときにどう戦うか。梨田氏が、ヒルマン野球のよいところをきちんと継承してくれるか。特に守備重視の姿勢は変えないで欲しいが。

 勝率予想:0.44~0.58
 期待要因:プラス材料は少ないが、2連覇した自信が生きるか。
 不安要因:梨田采配、五輪期間のダル不在、江尻と押本の代役不在、武田久とマイケルの故障リスク。
 期待したい選手:八木、飯山

<マリーンズ>
 YFKが抜けた穴がどうなるか。たしかに昨年は、不安定ではあったが、川崎、神田あたりでは怖くない。新外国人のアブレイユというのは使えるのか。先発は磐石。成瀬は昨年ほどは無理だろうが、小林宏、渡辺、小野、久保、清水のラインナップは強力だ。遺憾ながらZも今年は打ちそう。大きな崩れは一番なさそうだ。

 勝率予想:0.48~0.60
 期待要因:先発は万全。福浦も昨年のようなことはなさそう。あとはバレンタインマジックで。
 不安要因:中継ぎ、抑え。五輪で何人投手を抜かれるか。
 期待したい選手:小宮山

<ホークス>
 下馬評は高いが、危険な本命ではないかと思う。杉内は磐石だが、斉藤、和田が故障、新垣は今年も怪しく、大隣や大場は計算はできない。抑えは3年までと決めていたはずの馬原に4年目を託そうとした矢先の故障。
 打線は信頼できるのは川崎だけ。多村は今年はやるかもしれないが、松中、小久保ともども故障リスクが高すぎる。これでは、チームに勢いがつかないと思う。松田あたりがブレークするか。そして、あいかわらずの捕手難。もちろん優勝もあるが、思わぬ低迷もありそう。

 勝率予想:0.46~0.58
 期待要因:王監督有終への盛り上がり。
 不安要因:故障者続出による沈滞ムード。特に馬原。捕手難。
 期待したい選手:森福

<イーグルス>
 野村監督最終年、今年は楽しみかと思っていたが、長谷部の故障があまりにも痛い。抑えの小山もオープン戦で炎上して終了。打線も、山崎が昨年以上打つとは思えず、一方で、フェルナンデスに守らせるようでは、投手はやってられない。若手野手の台頭はあるかもしれないが、昨年からの上がり目はもうあまりなさそうだ。

 勝率予想:0.38~0.52
 期待要因:岩隈の復活、マー君の大車輪の活躍。
 不安要因:抑え不在、中継ぎ炎上、フェルナンデスのエラー。
 期待したい選手:河田寿司

<ライオンズ>
 25年続けてきたAクラスを逃したが、巻き返しの可能性はありそうだ。涌井、西口、岸、石井一と先発がそろい、岡本の加入も大きい。カブレラ、和田が抜けたが、あぁいう選手の穴は案外埋まるものである。片岡、栗山、中島あたりの上位打線はイキがよさそう。

 勝率予想:0.44~0.58
 期待要因:石井、岡本の加入、機動力野球の復活。
 不安要因:抑え不在、ナベQ采配、守備力。
 期待したい選手:江藤

<バファローズ>
 ラロッカ、ローズ、カブレラ、清原、浜中、古木。名前だけみると超強力打線が実現しそうだが、まぁ全員揃うことはないだろうし、守りがあまりにもやばすぎる。外人監督の活躍が続くパリーグだが、コリンズ監督は、どうもダメそうだ。投手陣には、金子、岸田、中山と楽しみな若手も出てきて、平野をふくめて揃ってきたが、守りも足を引っ張りそうだし、やっぱり今年もダメか。

 勝率予想:0.38~0.54
 期待要因:ラロッカ、ローズ、カブレラの大暴れ、清原の故障。岸田、金子らのブレーク。
 不安要因:清原の出場、ラロッカ、カブレラの守備、監督の途中交代
 期待したい選手:木元

<順位予想>
 かなり難しいので、なんとなく。M→L→F→H→E→B。

3/12:権力闘争のその先にあるもの~政治は楽しくなるか?・3~

◆横浜・東京:はれ時々くもり

 先週末から、「小説吉田学校」を再読。もう10回以上読み返しているのだけれど、何度読んでもおもしろい。どうしても吉田・池田・佐藤という吉田学校ラインを肯定的に読んでしまうのだけれど、今回、第2部をゆっくり読んだら、やはり、鳩山、三木、河野、岸という人たちも大したものである。この時代、権力闘争はすさまじいものがあるし、だからなのか、緒方竹虎や河野一郎のように、これからというときに死んでしまう人もいるし、石橋湛山のように病気になってしまう人もいる。あるいは、池田勇人のように完全燃焼して死んでしまう人もいるし、大平さんのように選挙中に突然死んでしまう人もいる。これは、竹下登くんの周辺で秘書が怪死したりするのとは違う。ただ、この時代、すさまじい権力闘争の一方で、権力を得た後には、それぞれの内閣は、やりたいことをしっかりやっていた。講和条約、日ソ共同宣言、安保改定、所得倍増、沖縄返還、日中国交回復。目的があるからこその権力闘争であったはずだ。三角大福中あたりから、権力闘争ばかりで何をやりたいのか怪しくなってきたが、小泉さんは、郵政民営化、安倍くんは、憲法改正、よいか悪いかはともかく、一応やりたいことはあった。しかし、福田氏は、親子二代揃って何をやりたいのかさっぱりわからない。
 日銀総裁人事不同意。制度がそうなっているのだから、何も気にすることはない。気に入らない人には反対すればいい。前回副総裁就任のときにも反対しているのだから、今回賛成したら、前回は、反対のための反対だったということを認めることになってしまう。ちなみに、小生、政策的なことはよくわからないが、あの顔は、中央銀行総裁には、あまりふさわしくないのではないかと思っている。
 それにしても、明日衆議院で同意の議決をするのは意味不明で時間の無駄だ。そんなひまがあったら、政府・与党は、次の人を探すべきで、まして、もう一度同じ人事を出すなんていうのはバカにしている。
 日銀総裁の空白を作る責任を野党に押しつけるのはおかしい。たかだか1週間やそこら日銀総裁が空白になったとしたって、あと1年も福田氏が首相をつとめることのマイナスに比べれば微々たるものだ。ガソリンの値段が一時的に混乱したって、そんなものは大したことないのも同じことだ。基本的に、政府・与党の権力が圧倒的に大きく、野党に打てるテは限られているのだから、倒閣のためにかなりのことをしても許されるべきだと思う。問題は、小沢氏が政権をとった後の1年間が、このまま福田氏に1年任せるのに比べてわが国にとってプラスになるかどうかである。
 道路特定財源問題、防衛省問題、株価の暴落、とにかく末期的な状態になってきた。福田氏では解散はできないし、だからといって、このまま任期満了したら大敗は必死。総辞職して麻生氏で選挙というのが自民党に残された最後の手段だろうか。しかし、いざとなったらウルトラCを使うのが自民党の強さ。気がついたら小池百合子首相なんていうのもありえないとは言えなくなってきた気がする。
 グータンヌーボを見て就寝。

3/9:美女と勝利の余韻

◆伊東→横浜:はれ

 7時10分起床。朝風呂。みんな寝ぼすけなので、小生のみ朝食ヴァイキング。ニッカンが入手できずスポニチと日経。オレンジジュース3杯。内藤は、ポンサクとドローだったようだ。チャンピオンはドローなら防衛である。つまりS嬢との次回の対戦は、同スコアでも小生の勝利ということなのだ。やはり最初に叩いておくことが重要である。
 喝!の途中で出発。タイムキーパーの斉須さんは、時間に厳しい。途中、大磯PAで休憩。いよかんジュースをいただき、昼前には横浜へ到着。中華街は、華正楼・新館へ参戦。斉須さんは、このご時勢に3日連続の餃子。30年来のつきあいだが、こんなに餃子が好きとは知らなかった。
 毒餃子事件の影響が心配された中華街だが、メインストリートはまずまずのにぎわい。メイド風というのか、バカっぽいお化粧の若い女性とすれ違う。女の子だとあぁなるかもしれないから心配だから男の子でよかった問題、でも、おタクっぽいところもあるから、逆にメイドカフェに行くようになるかもしれない問題、斉須さんには、そういう趣味はないから大丈夫だろう問題など、おっとりキャラだと思っていたS嬢は実はB型毒舌の手ごわい系だったことが判明する。油断できない。なんとしても次回も勝利しなくてはいけない。
 みなとみらいへ転戦して、おなじみのコールドストーンクリーマリーさんへ。勝者の余裕で、ここは小生のおごり。これだけ悔しがって楽しませてくれれば安いものである。ちょうど目の前で歌も披露してくれた。
 拙宅にて休憩して、盛大にお見送りして解散。花粉も盛大で苦しいけれど、勝利の余韻にひたりつつお昼寝。夜は、万葉倶楽部にて大福コースで疲れを癒して就寝。

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3/8:美女に快勝!

◆伊東→伊豆の国→伊東:はれ

 6時30分時起床。朝風呂。7時出発。決戦の地・伊東カントリークラブへ参戦。和定食をたっぷりいただき20球ほど練習していよいよスタートである。1年越しの待望の決戦。花粉は盛大に舞っているようだが、3月上旬とは思えない暖かさで、絶好のゴルフ日和。
 INスタートの10番ホール。小生のレディースドライバーは、予定通り、レディースティーまでも届かず。レディースティーからのS嬢のドライヴァーは、豪快なスイングからナイスショットで、このホールボギー。ちょっと手に負えない。
 ところが、3ホール目の12番。グリーン手前の大室の池で事件が発生。S嬢は3発放り込んで「11」。俄然やる気が出るというものである。
 勝利を確信したのは、5ホール目の14番ロング。ここでなんと空振り問題が浮上。世間は広いとはいえ、今どき空振り問題を検討するのは、ぐんぐん杯予選くらいかと思っていたが、アドレスは、バンカー内という難しいシチュエーションでまさかの事態が発生した。
 こういうときに、大事な戦いだから1打もおまけできないと厳しくでるのはよろしくない。これでも、小生、23年ゴルフをやってきているわけで、キャリア1年のS嬢に心の広いところを見せておくのが得策である。武士は食わねど高楊枝というやつである。これで精神的に余裕が出てきた。ドライヴァーはチョロばかり、アイアンは100ヤードずつの匍匐前進だが、グリーン外からの超ロングパットを寄せ、5メートルくらいのダブルボギーパットをねじ込めば、完全に小生のペースである。

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 前半を4打のリードで折り返し。スコアをみると、まんべんなく悪い小生に対して、S嬢は11が3つ。しかし、残りは5と6しかない。こういう人は、将来性という点では大変有望なわけであるが、今日のところは、お腹さえ終了しなければ、こっちのものである。お昼はおそば。ビールも半分だけ。3番ショートでどさくさにまぎれてパーをとり、5番ミドルでは、バンカー越えの3打目が、不思議なスピンがかかって、バンカーを越えたところで、シュルシュルと回転して、ぴたっと止まりボギー。少し気を抜いたところで、6番ミドル。前進4打をまたOBという失態を招くも、8オン1パットの9にまとめて勝利を確定。

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 背中に湿布を貼っている斉須さんが、対決の影でひそかに38で回っていたのにも衝撃を受けたが、まずは、完勝である。イッキマンに快勝するのと同様に実に愉快である。こういう喜びがたまにあるから、ゴルフもそうそう引退はできなくなるのだ。

 斉須夫人と合流して、韮山へいちご狩りへ。ここのいちご狩りは盛大で、JAが各農家をとりまとめいて、指定された農家へ誘導する。本日は紅ほっぺ。ついつい手前の方で食べてしまうのだが、みんながお腹にいっぱいになる後半の方がよいのがたくさん残っていたようだ。このあたりまだまだいちど狩り初心者なので、もがちゅーさんに指導を受ける必要があるそうだ。

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 帰りは、大仁から亀石峠経由。バブルダンナであるはずの斉須氏が、伊豆スカイライン料金を200円節約したと喜んでいるのが謎であるが、温泉で激闘の疲れを癒し、30分ほど昼寝してから19番ホールへ。もちろんかっぽれさんである。伊豆の美味しいお魚をいただきながら、本日の反省会。

「完敗じゃないのに。しんちゃんのドライバーなんか全然飛ばないし、その後もだいたい同じくらいずつしか進まないのに。悔しいー!」
「しかも、帰った後にブログ読んでまた思い出すことになるんだ。悔しい-!」
「次に勝っても、しんちゃんは私みたいに悔しがってくれないような気がする。それも悔しい!」

 猛練習で100を切るのを目標にするところまでやってきて、今年一度もクラブを握っていない小生に完敗では、やってられないとは思うけれど、おもいっきり悔しがってくれる美女というのは、なかなか魅力的である。20番ホールに転戦して、ストロベリーサンデーをいただき再度入浴して就寝。まったくもってすばらしい。

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3/7:決戦前夜

◆横浜→東京→伊東:くもり一時雨

 午前中に打ち合わせをひとつ終えると、S嬢との決戦を控えて落ち着かなくなってきた。ちょっと早すぎるのだけれど、17時半に退社して19時前には羽田空港第1ターミナルへ到着。ストロベリー杏仁とマンゴー杏仁を購入して、出会いの広場・北へ。斉須夫妻と合流して、大分からJ社にてやってくるS嬢をお出迎え。決戦の地・伊東へ向けて出発する。
 サイス号といえば、ムラサキのBMWとか派手なイメージがあるのだが、ゴルフバッグを積んだアベンシス号は馬力もなく、安全運転。横浜町田ICから東名~小田原厚木道路~真鶴道路。斉須さんにしてはめずらしく箱根へ上らずに、熱海ビーチラインで熱海へ。決戦を控えての0番ホールは、熱海の街にてラーメン。いわゆる中華そばというやつだが、寂しい熱海の街でそれなりに人がいただけあって、まずまず。斉須さんは、昼も夜も餃子。斉須夫妻は、待望の長男誕生が近いとのことだが、いくら夫人がアウトドア派とはいえ、50m10秒の斉須さんのジュニアにやきう選手は無理だろう、プロ棋士なら少しは可能性があるのでは問題など検討。
 ラーメン屋を出るといきなり雨。衝撃的である。小生が雨男ということで酷評されるが、これは、大気が不安定なための一時的なもので、明日は、さすがに大丈夫と思われる。伊東のハーベストさんに入場。入浴して早々に就寝。

3/5:グータンヌーボじゃなくてさだまさしを見て就寝

◆横浜・東京:はれ時々くもり

 月曜日は、Qさま!にはさすがに間に合わず。ふつうに仕事をしたような気がするけど、すでによく覚えてなくて、昨日、火曜日は、朝から不調。午前中はお腹が終了気味だったが、午後からは集中力もなくなり、外出先から直帰して17時帰宅。昨年も、2月の北の大地→仕事に戻ってから外出先で寒気→発熱→S嬢との決戦に不戦敗という展開だったのだけれど、今年も週末にS嬢とのリベンジマッチを控えて発熱するわけにはいかない。なんと21時就寝。
 それでも今朝は6時まで熟睡。それだけ眠れるのもおかしいが、一応、発熱することもなく、少し回復。どうやら、花粉の影響のようだ。薬を常用したりマスクマンになるほどの症状ではないけれど、鼻がむずむずするし、目もかゆい。花粉のない北の大地から戻ってきたあとに、シーズン最初の花粉のピークの日を迎えて、体が拒否反応でも起こすようだ。昨年も39度近くでたわりにはすぐに治ってしまった。
 本日は、めずらしくお仕事。北の大地からは、メッキー嬢がビール3杯という情報。花粉とともに球春も近づいてきた。21時過ぎまでお仕事。帰宅して、グータンヌーボを見て就寝しようかと思っていたのだが、予定変更。NHKのSONGSでさだまさしを見て、サイスさんとプロ野球チームを作ろう!第3ペナント最終日の近況を確認しあってから就寝。どうやらイッキマン・グターンズがメジャーに復帰するようだ。

3/2:美女とのんびり@北の大地

◆帯広→札幌→横浜:くもり時々はれ

 7時20分起床。朝風呂。朝食はヴァイキングではなくて、洋定食だが、飲み物は、フリードリンクというシステム。オレンジジュース4杯。日経と道スポ。
 本日は、宮様ジャムプ参戦なども検討したのだが、宮様はやはり宮様というだけあって、予選カットなどはなくて、全員が2本目にすすめるため、試合が長丁場になるようだし、冬の北の大地といえば、昨年も盛大にやった後に、帰宅後に熱発して、S嬢との決戦に不戦敗という前科がある。1年ぶりのリベンジを控えていることもあって、本日は、無理はせずに北の大地でのんびりくつろぐことにする。
 喝!を見てからチェックアウトまでうたた寝。今日は道東らしい爽やかな青空が広がり、雪景色が美しい。11時にチェックアウト。11時35分発のスーパーとかちで札幌へ。
 例によってJRタワー内プラウブランさんへ。本日も美女は登場しなかったが、あいかわらずみな腕はたしか。上半身がかなり張っているので、間隔をあけずに定期的にほぐした方がよいとのこと。最近、万葉倶楽部より参戦する頻度が高いので、ポイントカードを作る。大浴場からテレビ塔方向を眺める。1週間前の日曜日とまったく同じ時間帯に同じところにいるので、なんだか札幌で普通に生活しているような感覚になる。
 夕方、病院へお見舞い。さなさん、くまさん、J君とかんちゃんを囲みティールームで談笑。グロテスクな画像に衝撃を受けつつ、黒酢ゆずジュースの黒酢を抜くのがいけない問題、ウニの食べすぎがいけない問題、絶食して摘出しても2キロ増はいかがなものか問題、見舞い客がメンズばかりなのはいかがなものか問題など検討。るいさんのお花が届いたころは、一番弱っていて、涙、涙だったようだが、退院を控えてだいぶ元気になってきた。鹿児島から3000キロの旅を伴にしてきた芋けんぴとはここでお別れである。
 病院内の話題といえば、グッドルッキング氏である。女性陣の圧倒的な支持を得ているとのことで、ライバルの状況をうかがっておく必要がありそうだが、なかなか現れず。飛行機の時間も迫ってきたので、そろそろ引き上げようとしたところで、一瞬だけ現れたが、ほんの一瞬なので、意見するほどよく見えなかった。背が高くて、上品そうな感じだけは分かったが、女性陣曰く、今日はいつもと違う。いつもはもっとカッコよいとのこと。
 先週とうってかわっておだやかな北の大地の最終日。超割だけれど、1本前の便に変更できたので22時すぎには帰宅。

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3/1:すばらしき冬の北の大地(2)~ばんえい&彩凛詩&モール温泉~

◆ウトロ→斜里→釧路→帯広:くもり時々雪

 熟睡して目覚ましに起こされて7時起床。流氷を眺めながらの朝風呂。朝食ヴァイキング。最果ての地だが、日経と道新と道スポだけは入手できる。すばらしい。
 今日は長距離移動。まずは、9時20分発のバスで出発。冬は減便されているのだけれど、けっこうお客さんがいる。右手に流氷を眺めながらウトウトしているうちに知床斜里駅へ到着。
 リニューアルされてきれいになった知床斜里駅。1日に数本しか列車は来ないのだけれど、ノロッコ号も到着する時間帯なのでにぎわっている。キヨスクをのぞくと、数少ない文庫本の棚の中に、西村由紀江嬢のエッセイを発見。さっそく購入。斜里でコンサートをやったりしてご縁があるようだ。さらに、銀色夏生さんの「流氷にのりました~へなちょこ探検隊2~」も購入。最果ての地の小さなキヨスクで読みたい文庫が2冊もみつかるとはうれしいかぎり。
 上り下りの列車の到着にあわせて、近所のお店から出張販売が到着するようで、おにぎりやとん汁、シュークリームなどを持って人のよさそうなおじさんが登場。ビールのタンクも背負っている。
「(札幌)ドームみたいだ」
 と近くのおばさん。
「おじさんは、ドームができる前からやってるよ。ドームは高いけど、うちは500円だよ。」
 と混ぜ返す。何か買ってあげたい気分になったので、シュークリーム200円を購入。手作り感があって美味なり。
 釧網線快速「しれとこ」は、斜里から先は1両になってしまう。閑散路線で峠を越えて釧路まで直通するのは、1日に3本しかないのだが、さすがに1両だとけっこう混んでいてほぼ満席。平日はガラガラなのかもしれないけれど、週末は、網走~知床~摩周湖~釧路湿原というのは、冬もそれなりに観光客がいるルート。バスツアーがほとんどとはいえ、この車内をみると、増発して宣伝すれば、需要開拓の余地がありそうだ。
 西村由紀江嬢のエッセイを読みながらウトウトしていると、いつのまにか釧路湿原の中を走っている。茅沼駅では、越冬中の丹頂鶴を発見。もっとも、鶴はよいけれど、釧路湿原というのは、北の大地の観光地の中で、小生はあまり興味がない。学術的には貴重なのだろうし、守っていく必要はあるのだろうけど、いかんせん殺風景で見ていてもおもしろくない。原生花園の類も同様。湿原見る時間があったら、シバザクラやラベンダー見たほうがよいと思っている。同じ理由で尾瀬とかにも関心がない。
 退屈することもなく釧路へ。6分の乗り換えでスーパーおおぞら。久しぶりに乗ったけれど、普通車の座席の枕のあたりがよくできていていい感じ。振り子が苦手という人も多いけれど、帯広までの区間はそれほどスピードもでない。サッポロクラシックを飲みながらくしろ華寿司をいただいて、帯広到着。

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 北の大地らしいサラサラした雪が降り始めてきたが、タクシーにてばんえい参戦。ソフトバンクさんのサポートで存続が決まってからは1年ぶり2度目の参戦だが、ショップなどがさらに充実しているし、全体にきれいになっている。そして、何よりお客さんが増えた。若い人もいるし、全体に活気がある。これはとてもうれしいことだ。やればできるということだし、北海道遺産にも指定されたばんえいには、それだけのポテンシャルがあることが証明された。さっそく小生も馬券を買って貢献することにするが、雪が強くなって、馬場が軽くなってきたので、第2障害を先頭で越えても、後から来た平地の脚のある馬に差されてしまう。第9Rは終了。第10Rの桜月特別も6番のユウシテンザンが先頭で第2障害を越えて、いただき!と思ったところで、10番に差されて2着。馬複のみ的中では当たり損。残念ながら、大勝してグッズ購入とはならず、帯広市の財政に多少の貢献をして、ラーメンをいただき、引き上げる。ちなみに、ここのラーメンは、けっこうお気に入りである。

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 ホテル北海道さんへチェックイン。しかし、これは失敗だった。強気なネーミングで、たしかに市内ではグレードの高いホテルではあるのだが、いかんせん、本日のメインイベントの十勝川白鳥まつり「彩凛詩」は、十勝川温泉で開催されるのであって、市内から会場まではかなり遠いことが判明した。
 往復タクシーだとかなりの値段になりそうなので、最終の路線バスで十勝川温泉へ。会場へは徒歩5分とのことだが、オーロラファンタジーや然別湖コタンなどと並ぶ道東冬の7大イベントのひとつのはずなのに、バスターミナルに着いても案内もない。暗い雪道をとぼとぼ歩いて不安になってきた頃にようやく到着。
 しかしながら、苦労して来てよかった。オーロラファンタジー同様、文章で表現するよりも写真を見ていただいた方が早い。葉加瀬太郎さんやディズニーのマーチにのせて、2種類の光のショーが15分ごとに繰り返されるのだが、実に美しい。やっぱりこういうイベントは、空気が澄んできれいな冬の北の大地が一番である。幸い、今日は思ったほど寒くないし、いつまで見ていても飽きない。
 タクシーでホテルに戻り、モール温泉大浴場。世界でもバーデンバーデンと十勝地方にしかないモール温泉、こちらも北海道遺産に指定されている。独特のヌルヌルでじんわりと暖まれば疲れもとれる。読みたい本もあることだし、明日はのんびりだし、本日は、少し夜更かしをして就寝。

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