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7/27:熱闘!延長13回!慶応高校46年ぶりの夏の甲子園出場決定!

◆札幌→横浜:はれのちくもり

 5時55分起床。6時開始の朝風呂を堪能してから、朝食を断念してチェックアウト。今週も弾丸トラベラー。涼しい北の大地を今日いっぱい堪能したいところであるが、諸般の事情により予定を早めての帰浜。7時35分の快速エアポートで新千歳空港へ。無料航空券は当日に限り変更が可能なので、9時5分のJ社クラスJをゲットして、羽田へとんぼ帰り。10時35分定刻の到着で10時45分のバスに間に合って、11時10分にはYCATに到着。すでにあちぃ。荷物だけ自宅に放り投げて、みなとみらい駅でシウマイを購入して、ご近所のS君と合流。日本大通りから横浜スタジアムへ。12時プレーボールと同時に入場。内野は立ち見と言われたのだけれど、ポール際になんとか2席を確保。

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◇2008/7/27:○慶応 9-6 東海大相模 (横浜)

 早慶戦は何度か行ったけれど、高校野球の応援は初めて。母校に対する思い入れは、まぁ人並みにはあるつもりだが、軟式野球部出身のS君とちがって、高校の野球部に対してはそれほど思い入れがあるわけではないというか、以前は弱くて話にならなかった。この日記では、あまりそのテの話は書かないようにしていたのであるが、46年ぶりの夏の甲子園をかけて横浜スタジアムで決勝となれば、近所に住んでいるご縁もあるし、はるばる北の大地からでも駆けつけようという気にもなるというものだ。どうせ2時間くらいで終わるだろうから、終了後は、花火オフに備えてゆっくり買い物でもしようかと考えていたが、とてもそんな甘いものではなく、炎天下、想像を絶する試合展開となった。横浜の最高気温は、33.7度。スタンドはとにかくあちぃ。あっという間にビール2杯。
 プロ野球とちがって、成績が手元にないので、記憶をたよりに書くしかないのだが、前半は、力道山の孫であるところの慶応の田村、東海大相模の大城両エースが好投。どちらかといえば、押し気味なのだが、本塁憤死などもあり先制できず、不安になってきたところで、4回に東海大相模の3番大田にレフトスタンドへ一発をくらう。後で調べたところでは、予選5本目のホームランで大会新記録だという。
 幸い、すぐに5回に1番からの好打順で同点においつく。浜スタ名物のみかん氷を購入しようと売店へ向かうがこちらも大行列。しかも今日はなぜかパイン氷だった。おそらく知り合いも相当いるのだとは思うが、スタンドは超満員でよくわからず。

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 少し陽もかげって、氷でひと息ついていたら、6回の裏に勝ち越しを許す。先攻だけに厳しくなってきたが、7回表、2つの四球でチャンスを作って、福富のタイムリーで逆転、さらに山崎のタイムリーで追加点。4-2。久しぶりに若き血を盛大に歌う。
 2点リードで残り3イニング。ここで投手交代。2番手の只野を投入。昨日が休養日なので、まだ田村もいけそうではあるが、ここまでも継投で勝ち上がってきたようだし、まぁここでの交代もひとつの考え方ではある。しかしながら、スライダーが真ん中に集まるところを集中打。守備の乱れもあってあっという間に4失点。4-6。あまりにもあんまり。特に逆転された後の最後の1点が重くのしかかりそうな予感がする。いきなりめった打ちされた只野は、打つ方でもいいところなく追い込まれて低めで2三振。S君曰く、「これで彼はもう今日で野球をやめるんじゃないか」とのことだったのだが・・・
 9回、たしか代打でヒットを打ったえらい子がいて、さらに四球だか何か忘れたけれど、とにかく2人のランナーが出て1死2,3塁で、頼りになる3番山崎くんの内野安打で1点差。彼は守備でも投手に積極的に声をかけたり、守備体系を整えたり活躍していたが、後で調べたらキャプテンだった。さすがである。なお1死1、3塁でここまであまり打ってない感じの4番鈴木裕。しかしセンターへ大きな犠牲フライでついに同点。ミラクルである。
 このへんからは、もうよくわからいのだけれど、後攻めの東海大相模が終始押し気味。外野の肩に差があるので、ランナーが2塁に進むだけでかなりのプレッシャー。しかし、3番の大田くんを2度も敬遠して、4番の角を抑えるなどしてなんとかピンチを切り抜ける。一方、攻めては、11回表、再び1死1、3塁と攻めて、4番の鈴木裕という絶好の場面を迎えるが、なんと初球スクイズ失敗で万事休す。流れから考えてもあの場面で4番にスクイズはないのではないかと思う。普通に考えればこれで裏にサヨナラ負け確実であるが、ここもしのぐ。それにしても、延長戦の先攻はしんどい。野球をやめるかもしれなかった只野もよく立ち直ったが、東海大相模の攻撃も3者凡退がないので、とにかく疲れる。
 13回表。先頭バッターが出塁。たしか前の回からピッチャーが2番手の熊谷くんに変わっている。送りバントで1死2塁。1番の内藤が打ち取られ2死2塁となったところで、突然、3番ショートの主砲大田くんがマウンドに登場。右から右への交代だし、ピンチで三振が取りたいにしても、なぜ2死からの投入なのかもよくわからない。ただ、いかにも体がでかく、球が速い。おそらく打ってよし守ってよし投げてよしなのであろう。S君曰く、あの球は打てそうにないという。
 しかしながら、どうもこれは策におぼれそうな予感がした。これまで、投手交代やらスクイズやらどうしても先攻の慶応があせりがちで、先々と動いて失敗してきたが、ここは相手の方から動いてきた。そして、7回にもタイムリーを打っている2番福富が、速球を打ち返して右中間3ベース!勝ち越し!1点ではまだわからいので、ここは気落ちした大田くんにつけこみたいと思ったら、頼れる3番山崎キャプテンがなんとライトへ2ラン!!!すばらしい!!!9-6!
 延長13回裏、投手交代も考えられたが、只野続投。7イニング目。7回に集中打を浴びた後は、開き直ったのが、粘りのピッチングで0に抑える。13回裏も2死無走者から、2番の秦を出塁させてしまい、大田くんを打席に迎えてしまったが、幸い3点リードなので、ホームランを打たれても大丈夫だ。ここでヒットを打った大田くんも立派ではあるが、4番の角を抑えてゲームセット!!!ついに46年ぶりの夏の甲子園出場が決定!高校野球で4時間20分とは衝撃的である。
 高校の校歌も一応存在するのだが、歌ったことがないので不安だったが、幸い、塾歌が流れたので、久々に歌って退場。後半は、飲まず食わずでぐったりなので、ロイヤルホストでS君と乾杯。後輩諸君、おめでとう&ありがとう!

 慶   応 000010302 0003 9
 東海大相模 000101400 0000 6
 
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コメント

たぶん「●●す」だよね
数年前の決勝で桐光学園に敗れたリベンジで今回も行ってたんですよ。熱かった…
内野の外野よりにいたけどわかんなかったなあ。数人知っているやつらしき(たぶん・・・って感じ)人は見たよ。年代層高い慶応の応援席って感じだね。
こうなったら甲子園(雨の順延なければ8/5)応援に行くぞー
追伸)一塁側内野の外野より、マクドナルドの隣でミカン氷うってたけどなあ・・・

 夏の甲子園出場おめでとうございます。
 私の出身校は、公式野球部がないので、羨ましいかぎりです。
 こうなれば、是非リニューアルされた甲子園現地まで行かれるといいですね。

>tsumuさん

 ごぶさたしております。●●すです。暑い中参戦したかいのある試合でしたね。たしかにみかん氷を食べている人がいっぱいいたので、謎でしたが、パインも美味しかったです。小生は、甲子園は行かれなそうなので、応援よろぴくお願いします。

>buschanさん

 ありがとうございます。残念がらよっぽど勝ちあがらないと甲子園には行かれそうもないですが、出場してくれただけで満足ではあります。常連校ではないので、感激が大きいですね。

一回戦行ってきたよ
田村君の出来は今一つながらまあまあ問題なく勝てました。只野君は相変わらず立ち上がり悪いですな。
彼につなぐ前に点差がついていないと危ない気が。
アルプススタンドは一回戦ながら満員札止め。内野指定までおじちゃんOBが占拠して異様な集団でした。(本人たちはノリノリですけど)
二回戦は残念ながら行く予定にはしていません。なんとか勝ち続けてもう一回行きたいな!!

お疲れさまでした。まずは、危なげない勝利だったようですね。今日もニッカンスポーツ一面でした。スタンドは、ずいぶん平均年齢が高かったようですね。なかなか土日にあたらないようで、小生は参戦は難しそうです。

慶應高校 幻の校歌・・これで練習
http://jp.youtube.com/watch?v=nFLEpnRNOgY


塾雄さん、ありがとうございます。しかし、聞いてみても思い出せませんでした。入学式や卒業式でも歌っていないのかもしれません。まさに幻の校歌ですね。

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