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8/31:~スターアライアンス無料航空券で行くスイス列車の旅~(2)ベルリナ急行と氷河ハイキング

◆チューリッヒ→クール→サンモリッツ→オスピッツォ・ベルリナ→アルプグリュム→サンモリッツ:はれ時々くもり

 携帯のアラームで「銀河鉄道999」が流れて5時起床。日本時間12時。時差というより寝不足で眠い。荷物を整理して早々にチェックアウト。今回の忘れ物その2。デジカメのバテリーの充電器。これはかなり遺憾。やっぱりいざというときに電池で撮影できるものでないと困る。幸い、携帯の方はUSB充電が可能なので、特別な景色以外は、携帯で撮影することにする。
 靴をスニーカーに履き替えて出発。海外遠征は、貴重品の収納や、ホテルやレストランでのことも考えて、通常は上はジャケット着用で、靴もハッシュパピーさんなのであるが、今回は、ハイキングコースもあるのでスニーカーも持参。全行程スニーカーでもよさそうなのであるが、念のためハッシュパピーさんもスーツケースに保管しておく。少しでも荷物を軽くしたいので、トーマスクック時刻表のスイス以外のページを破いて捨てる。
 早朝のチューリッヒ駅にてスイスパスのバリデーション(利用開始手続)を済ませ、いよいよスイス列車の旅のスタート。キヨスクで朝食を購入。高いなぁと思いつつ、580円のサンドイッチにオレンジジュースとエスプレッソをつけたら、なんと1400円だという。500mlのオレンジジュースが500円もする計算になる。ちょっとやってられない。前途多難。
 気を取り直して6時37分発のICクール行で出発。車掌さんが来たので、さっそくスイスパスを見せる。「コニチハ」、「アリガト」とのこと。
 大都市チューリッヒも10分もすれば、チューリッヒ湖に沿ったのんびりした景色になって、ちょうど湖の向こうに朝日が昇ってくる。なかなかいい感じだが、この後、何倍もすばらしい景色に出会うはずなので、デジカメは温存。
 クールにて乗り換え。当初の予定では、ここからベルリナ急行でイタリア国境を越えてティラノ往復の予定であったが、ただ列車で往復するだけというのも能がないので予定変更。先行する急行列車で今夜の宿泊先のサンモリッツへ。後半になると、にわかに登山列車の雰囲気が出てきて、車輪の音を軋ませながら、左へ右へとカーブが続き、ループ橋やトンネルも使ってぐんぐん上る。終点のサンモリッツは、標高1700m以上さから、日本の鉄道最高地点の小海線よりはるかに高い。
 サンモリッツでコインロッカーに荷物を預けて身軽になって、さらに上をめざし出発進行。展望車両のベルリナ急行ではなくて、普通のローカル列車だが、最後尾に、日本でいうところのノロッコ号みたいなトロッコ車両がついている。これはラッキー。風を受けながら絶景を眺めることができる。ぐんぐん登って行いくと、右手には、モルテラッチュ氷河が見えてくる。そして、白い湖ラーゴ・ビアンコが見えてきたところで最高地点2253mのオスピッツォ・ベルリナ到着。ここから次のアルプ・グリュムまでの1駅は列車を降りてハイキングに参戦する。

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 まずは線路と湖畔に沿って平坦な道を進む。老夫婦が前にいるので追いかけていくがなかなか追いつかない。30分ほど歩くと、分岐があって、地球の歩き方によれば右を選んで上れとのこと。「緩やかなのでさほど苦にならない」とあるが、どうしてどうして運動不足の体にはこたえる。完全に息があがってしまったところで、ようやく頂上のレストラン、サッサル・マソンに到着。英語もほとんど通じないが、なんとかビアとソーセージ、ポテトサラダ添えのスモールサイズをゲット。疲れたからだにきゅっとしみるビアの美味しいこと。そして、終了間際に一瞬だけ雲が動いて目の前が壮大な氷河だったことに気づく。

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 ところで、めざす14時15分の上りベルリナ急行まであと45分しかないのだが、アルプ・グリュムらしき駅は、はるか下の方に見える。地球の歩き方によれば、「ゴールまではずっと下り。歩きやすい道が続くのでグラス1杯のワインなら大丈夫そうだ」とあるが、下りは下りで滑って歩きにくく、ちょっと間にあいそうもない。前を行く人を追い越しながら、ぐんぐん下るが、上りとちがって息があがらない代わりに、下りを急ぐと、いかにも足に負担がかかる。なんとか14時15分のベルリナ急行に間にあってパノラマ車両に座ればもうぐったり。うとうとしながらサンモリッツへ戻る。

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 市街地までは10分ほどの上り坂。疲れた足にはなんともしんどいが、どうにか本日のお宿であるところのハウザーさんにチェックイン。清潔なシングルは、バス付で本日は有線のインターネットが無料。すばらしい。1時間ほど昼寝。強行軍の遠征では昼寝が欠かせない。
 18時すぎに再び出発。夜も営業する唯一の展望台ムオッタス・ムラーユをめざす。まずは、バスでプント・ムラーユへ。列車とちがって、バスの乗り方は言葉がわからないとなかなか難しいのだが、スイスパスも使えるのでどうにかゲット。ケーブルカー乗り場は意外と閑散としていたが、100年以上前に開業した由緒あるケーブルカーで700mを10分あまりで一気に上る。ガイドブックでは往復2700円とあるがどうやら夜は割引のようで1500円なり。
 標高2400mの山頂からの眺めは爽快ではあるが、やはり氷河には微妙に雲がかかっている。寒くなってきたので、山頂のレストランで夕食。一応英語は書いてあるがこれもなかなかわかりづらい。白ワイン2杯とステーキで8000円。まぁ山の上で食べてるのだから仕方がないとはいえ、いよいよ手元不如意も極まってくる。
 20時をすぎて空も暗くなってきた。もう30分くらいすると夜景が美しくなりそうな感じではあるが、帰りのバスの都合もあり20時10分のケーブルカーで下る。帰りはお客さんは他に誰もいない。ガイドブックでは大きくとりあげられているのだが、ずいぶん寂しい。
 21時にホテルに戻り入浴剤をいれた湯船で暖まって疲れを癒す。足が相当張っているし、ねむねむである。本日も早々に就寝。

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8/30:~スターアライアンス無料航空券で行くスイス列車の旅~(1)セントレアからチューリッヒへ

◆横浜→名古屋→常滑→フランクフルト→チューリッヒ:あめのちはれ

 5時5分起床。眠い。外はあいかわらず雨。真っ先にNHKをつける。大雨情報をやっているが、今のところ今朝は落ち着いているようではある。JR東海のホームページを見るが、運行情報は、5時30分にならないと表示されない。荷造りの仕上げをして、一応正常通り運行予定であることを確認して5時45分発のみなとみらい線で出発。
 期限切れの近いマイルが相当あるので、ヨーロッパへのビジネスクラス無料航空券はかなり早い時期からキャンセル待ちしていたのだが、今年も遺憾な結果となった。以前より枠が減ったのだろうか?仕方がないので、提携航空会社にまで対象を広げた結果、ルフトハンザで中部→フランクフルト→チューリッヒ、アシアナでパリ→ソウ
ル→羽田というヘンテコな日程ながらようやく確保できた次第である。
 セントレアからの出発は2年連続。横浜からなら成田へ行くのと1時間ちょっとしか変わらないし、セントレアは好きな空港だからそれはかまわないのだけれど、いかんせん、週半ばから関東、東海ともに大雨続きで新幹線のダイヤも連日乱れている。当日朝の中部国際空港入りがこんなにリスキーになるとは予想もしなかった展開であるが、幸い、6時18分発のN700系、のぞみ1号は、定刻通りやってきた。道中、雨もそれほど強くなく、ニッカンを読んでおむすび弁当を食べてうとうとしているうちに名古屋駅到着。8時2分発の名鉄特急ミュースカイに乗り換えて8時31分には中部国際空港セントレアに無事に到着。のぞみ&ミューで行くセントレアへの道中なかなか快適
である。
 駅構内でスイスフランへの両替を済ませてチェックイン。無事に通路側もゲット。昨年の反省を生かして、バテリーなどの貴重品と1泊分の着替えは機内持ち込みにする。空港内の本屋で旅の友に何冊も買いこんでしまいリュックがかなり重くなってしまったがまぁやむを得ない。
 10時30分発のルフトハンザ737便フランクフルト行きで出発。ビジネスクラスのシートは、2-2-2配列でリクライニングシートはかなり倒れるし、マッサージ機能などもあって設備もまずまず。白ワインをいただきながら和食の昼食も意外と美味しくいただき、食後にひと眠り。昼間便なのであまり寝すぎるのもよくないので、その後は読書。東野圭吾の「容疑者Xの献身」を読みすすめるうちに早くもけっこう時間が経っている。最近、以前ほど12時間のフライトが苦痛にならなくなってきた。もちろん今回はビジネスクラスだからというのもあるが、ドバイのエコノミーのときも案外早く感じた。西へ向かう昼間便は、普通に1日を機内で過ごしていると思えば、時差も調整しやすい。唯一遺憾なのは、飛行機に乗るとやたらとトイレが近くなることであるが、幸い通路側なので、今回はその点も安心である。
 到着2時間前に2度目のお食事をいただき、なんだかんだ12時間が経過して、無事にフランクフルト国際空港へ到着。チューリッヒへの乗り継ぎは、すぐに出発する便もあるのだけれど、いかにも荷物が置き去りにされそうなのであわてずに3時間後の18時35分の便にしておいたので、スターアライアンス・ビジネスラウンジにて休憩。こういうときはラウンジが便利。ビアとソーセージとポテトとフルーツをいただく。これを現地時間の夕食、日本時間でいえば夜食にしてしまおう。
 18時35分発のLH3734便は、バスでの出発。737のビジネスクラスは、3人がけの間の席をテーブルにしてしまうだけの簡単なものだが、チューリッヒまではわずか50分だから問題なし。入国審査は、パスポートを見るだけでハンコもおさずに質問も一切なく5秒で終了。最短記録ではないかと思う。そして、問題の荷物の方もビジネスクラスということで5番目くらいにあっという間に出てきた。着陸後数分ですべて終了。地下に降りて鉄道駅へと移動。
 今回の忘れ物その1。短パンを忘れてきた。寝巻としても必要なので地下のスポーツショップみたいなところで購入。39.90SFR。1SFRはほぼ100円なので4000円。高い。
 20時すぎの列車でチューリッヒ中央駅へ。中央駅=ハウフトバーンオフ=HBというのは、ヨーロッパを盛大にまわった学生時代の卒業旅行の記憶がよみがえってくるが、どうもドイツ語系の発音というのはあまり好きになれないし、まったくしゃべれないとはいえフランス語なら標識に何が書いてあるかくらいはある程度わかるのだが、ドイツ語だとそれも怪しい。スイスの8割はドイツ語圏なのでちょっと不安であるし、これまでスイスを敬遠してきた理由もそんなところにあったりする。
 キヨスクでハイネケンと水とポテトチップとキットカットを買ったら1100円。やはりスイスも日本円換算すると物価は高いようなので気をつけなくてはいけない。本日のホテルは、レオネックさん。場所がわかりにくかったが、駅から坂をのぼって5、6分であっさり到着。鍵も朝食券も牛の形をしている、メッキーにおすすめである。★は3つでシャワーのみ。まぁ今日は寝るだけなのでこれでOK。心配されたネットも無線LANで一発で無事につながった。もう日本時間だと31日の5時だから、起きてから24時間が経過している。現地時間ではまだ22時だが、明日の朝は早いので早めに就寝。

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8/29:虎ノ門オフ

◆横浜・東京:くもりのちあめ

 五輪後半から、公私共にぐったりする状況が続いていたが、ようやく夏休みに逃げ込めそうである。早々に仕事は店じまいして、本日は、高校の同級生で一献。虎ノ門19時集合ということで、5分前に到着するも誰もいない。まぁ予想とおりで、だいたい予想とおりの順番に到着し、予想どおりタッキーは欠場で6人が集合。
 タッチパネルで飲み放題の注文という先進的な居酒屋にて、まずは近況を確認。小生以外は、みな既婚者であり、約1名、キャバクラ参戦回数が増えたという以外は、あまり変化のない日常。当初は、甲子園の話題や、タッキーの結婚式はあまりにもあんまりだった問題、次回は先生も招こうなどということで穏やかに進展していたが、店員さんがビール3杯を盛大にぶちまけ、竹氏が、しゃぶしゃぶの出し汁を盛大にぶちまけるうちに話題はディープな方向へ。スポーツ新聞下段の石和温泉のコンパニオン問題、北の大地でゴルフして第一滝本館でコンパニオンはいかがなものか問題、北九州の秘密基地問題、オランダの秘密の部屋問題、指紋認証は避けたい問題、こういうことを書くと突然アクセスが増える問題などなど盛大に検討して、最後は、築地に住むのは、いかがなものかと思うが、やはりネタが新鮮で何よりなのだろうということで大団円となる。
 明日早朝から夏休み遠征に出発ということで、雷雨の中、夜の街に消えるバブル紳士若干名を見送り、早めに引き上げるが、東横線終了。明日の朝、東海道新幹線が動かなければ、すべてが終了してしまう。雨雲レーダーをにらみながら早々に就寝。

8/24:北京五輪総集編~北京五輪最終日~

◆横浜・東京:あめ

 五輪最終日。諸般の事情によりマラソンは見られず。ぐったりした週末だったが、夕方には無事の諸般の事情も終了して帰宅。昼寝。BS-1で18時10分から北京五輪総集編。例によって小生の展望もふりかえっておくことにする。

 ◎予想(金メダル有力):7→金5銀0銅1

 金:男子200m平泳ぎ(北島)
 金:男子100m平泳ぎ(北島)
 金:男子100Kg超級・石井
 金:女子55Kg・吉田
 金:女子63Kg・伊調妹
 銅:女子48Kg級・谷
 ×:野球

 7つの金予想で実際に5個獲得は前回と同じ。固いところは取りこぼさなかったという感じ。

 ○予想(銀メダル有力):8→金2銀2銅0

 金:ソフトボール
 金:女子63Kg級・谷本
 銀:男子団体総合
 銀:女子78Kg超級・塚田 
 ×:男子60Kg級・平岡
 ×:男子90Kg級・泉
 ×:男子100Kg級・鈴木
 ×:ハンマー投げ・室伏

 ソフトボールが悲願の金。男子柔道での取りこぼしがめだつ。

 ▲予想(銅メダル有力):10→金1銀1銅1

 金:女子70Kg級・上野
 銀:女子48Kg・伊調姉
 銅:男子400mメドレーリレー
 ×:男子200m背泳ぎ(入江)
 ×:女子200mバタフライ(中西)
 ×:女子78Kg級・中澤
 ×:男子60Kg・笹本
 ×:女子マラソン・野口
 ×:男子種目別・床・沖口/内村
 ×:セーリング・女子470級
 
 当落線上やや上と見たところだが、競泳の2人は惜しくも届かず。野口の欠場も無念。マイナーなところで期待していたセーリングが初日から早々に終了したのも残念。

 △予想(入賞有力):27→金1銀2銅6

 金:男子66Kg級・内柴
 銀:フェンシング・男子フルーレ・太田
 銀:男子55Kg・松永
 銅:女子200m背泳ぎ(中村)
 銅:男子200mバタフライ(松田)
 銅:シンクロ・デュエット
 銅:女子52Kg級・中村
 銅:女子72Kg・浜口
 銅:男子4*100mリレー
 ×:女子200m平泳ぎ(種田)
 ×:女子100m背泳ぎ(伊藤)
 ×:シンクロ・チーム
 ×:男子3m飛び板飛び込み(寺内)
 ×:女子57Kg級・佐藤
 ×:男子66Kg・池松
 ×:女子マラソン・土佐
 ×:男子個人総合・富田
 ×:男子種目別・あん馬・鹿島
 ×:男子種目別・鉄棒・富田
 ×:トランポリン・男子・上山
 ×:バドミントン・女子ダブルス・オグシオ
 ×:卓球・女子団体
 ×:卓球・男子団体
 ×:自転車・男子チームスプリント
 ×:自転車・ケイリン・伏見
 ×:テニス・女子ダブルス
 ×:女子ホッケー

 当落線下やや下のこのあたりの選手たちが活躍してくれると全体の雰囲気がよくなる。27人中9人がメダルに届いたのは見事。なんといっても男子4*100mリレーが快挙。メダルには届かなかったが、卓球、バドミントンも前半のおおいに盛り上げてくれた。

 ノーマークのメダリスト→銀1銅2

 銀:男子個人総合・内村
 銅:自転車・ケイリン・永井
 銅:男子60Kg湯元

 個人総合は富田に○、競輪は伏見に△を打っていたので完全なノーマークは湯元だけ。一応それなりに目をくばっていたとはいえよう。

<LIVEで観戦した感動シーン>

 1・陸上・男子4*100mリレー:日本奇跡の銅メダル
 2・ソフトボール・女子:神様、仏様、上野様、3連投で悲願の金メダル
 3・柔道・女子78Kg:塚田、残り11秒、無念の銀メダル
 4・競泳・男子100mバタフライ:大ピンチのフェルプス0.01秒差の大逆転
 5・競泳・男子400mメドレーリレー:自由形佐藤も健闘して見事な銅メダル
 6・競泳・男子100m平泳ぎ:ワンセグ観戦。北島世界新でまず1冠
 7・陸上・男子200m:ボルト脅威の世界新で2冠
 8・卓球・女子団体:3位決定トーナメント2回戦。香港戦で見事なチームワークで逆転勝利
 9・柔道・男子66Kg級:内柴、下馬評をくつがえして見事な金メダル
10・競泳・女子200m背泳ぎ:後半追い上げて2大会連続の銅メダル

8/23:星野ジャパンの次は?~北京五輪第16日~

◆横浜・東京:くもりのちあめ

 諸般の事情により昨日からぐったり。7時に起床するも、ベッドでごろごろ。星野ジャパンを応援する元気もないというか、3位決定戦を見ても感動が得られそうな感じもしない。
 それでも、昼頃に一度、ニッカンのサイトをチェックすると、「GG佐藤」「3ラン」の文字が躍っているので、GG佐藤が昨日の借りを返したのか、それはよかったと思うと、そうではなくて、なんとまた落球で、その後に同点3ランだという。あまりにもあんまり。
 来年は、WBCがある。この大会もまぁいろいろと問題があるのだが、リベンジするとしたらここしかない。今日勝って3位なら、星野監督続投かと思っていたが、4位となるとそれもなさそうだ。となると次は誰に託せばよいのだろうか?長嶋→王→星野と来て、後継者がもういないのではないかとも思うのだが、そうなると、やはりここはノムさんしかいないのではないか?楽天の監督を続けて欲しい気もするが、今年も最下位になりそうだし、ここはひとつ最後のご奉公でノムラジャパンを見たいものだ。それが無理なら、ボビー・ジャパンというのも見てみたい。

8/22:奇跡の4*100mリレー~北京五輪第15日~

◆横浜・東京:くもり

 昨日の夜、雷雨の間の2時間にあっという間に気温が10度下がり、今朝の横浜の最低気温は20.6度。日中の最高気温は25.4度。北の大地にいるような快適さ。そろそろ夏も終わり。そして、そろそろ五輪も終わり。
 星野ジャパン終了。消化試合とはいえ、アメリカ戦に負けたために、準決勝の相手が韓国になったことも個人的には今イチと思っていたが、それよりも何よりも、平日デーゲームになったのがいただけない。夕方結果を確認するもあっさり終了。これでは盛り上がりようがない。しかも、岩瀬がイ・スンヨプに打たれて終了というのもなんだか東京ドームのやきうを見ているようでつまらない。勝ち試合も負け試合も何度かテレビ観戦したけれど、最後まで感動を与えてくれることはなかったのは、台湾での最終予選の感動を体験してしまっているだけに残念。金メダルだけを期待されていたチームが3位決定戦にモチベーションを維持するのは大変だけれど、柔道の谷の銅メダルにもみんなが拍手をした。アテネの中畑ジャパンもそこは死守したわけで、なんとかがむばって欲しいものだ。
 諸般の事情により昨日からぐったり。早々に就寝したいところであるが、23時からの男子4*100mリレーを見逃すわけにはいかない。展望でも書いたように、個人ではまったくダメな4人でなぜ世界で戦えるのか実に不思議なのであるが、バトンパスの技術というのは相当大きいのだろう。大阪世界陸上で5位。小生の予想では、現時点での実力は6位。アメリカも含めどこかひとつくらいはミスをしそうだが、それでもメダルは厳しいということで△だったのだが、予選でアメリカ、ナイジェリア、イギリスが終了。これなら実力通りに走ってもメダルの可能性が出てきた。
 1走の塚原が好スタート。末続は本調子とは思えないがなんとかつなぎ、高平は見事なコーナーワーク。そして、朝原。36歳の大ベテランが必死に踏ん張って見事な銅メダル。まったくもってすばらしいのひとことである。
 トラックでのメダルは80年ぶり、リレーでのメダルは初。大昔のことは知らないが、小生が観戦するようになってからのトラックといえば、まったく勝負にならないというイメージしかなかった。まぁ、黒人の独壇場でアジアでは無理だろうという感じだった。しかし、まず高野が400でファイナリストになり、伊東が100mで10.00秒を出し、為末が400障害で世界陸上の銅、末続が200mで世界陸上で銅。さらに1600mリレー、400mリレーで五輪4位。じわりじわりと世界に近づいてついに五輪のメダル。インタビューもよかった。選手たちも「弱い時代も必死に戦ってきた先輩も含めた日本短距離のメダル」と言っていたけれど、その弱い時代も含めて十数年を支え続けた朝原の最後の五輪で、考えられない幸運が重なってメダルが与えられたというのもスポーツの神様のイキなはからいと思う。「夢の空間を駆け抜けた」朝原選手。おめでとう!

8/21:順位決定のためのさまざまなシステムについての考察。そして、神様、仏様、上野様の金メダル☆~北京五輪第14日~

◆横浜・東京:はれ時々くもり

 五輪も終盤になると、勝ち残っている団体競技くらいしか日本選手の活躍は期待できなくなってくる。幸い、野球、ソフトボールだけでなくなでしこジャパンも3位決定戦まで勝ち進んできた。今日は、ソフトボールの決勝となでしこジャパンの3位決定戦。2日3連投上野を見るのは忍びないのでなでしこジャパンを観戦。
 ソフトボールのページシステムについて、昨日ふれたけれど、五輪を見ていると、順位決定のルールは、競技によってずいぶん違うことがわかる。陸上や競泳のように何人かが同時に競えるものはまだよいけれど、1対1で戦うもので多数の中から順位を決めるのはなかなか大変で、それぞれ工夫がこらされている。
 わかりやすいのは、総当りのリーグ戦と勝ち抜き戦。プロ野球のペナントレースと高校野球が代表的。もちろん前者の方が納得いく順位が決まるが、参加者が多く短期間で勝者を決める場合は、なかなか難しい。勝ち抜き戦なら参加者-1の試合数で決着がつけられる。
 勝ち抜き戦の難点は、組み合わせによる有利不利で、優勝者に1回戦で負けてしまえば、本当は2番目に強いのにあんまりなことになる。10位でも20位でもあまり関係はないが、五輪では、メダルの価値が大きいため、2位と3位になるべく納得のいくふさわしい人を選ぶことが考慮される。よく使われるのは、サッカーW杯でおなじみの方式。複数のブロックに分けてリーグ戦を行い、上位2チームをたすぎかけして決勝トーナメントを行う方式。予選の組み分けで多少シードも考慮しておけば、強豪国が早々につぶしあいという事態も避けられるし、各チームが2,3試合は参加できること、後半はトーナメントにすることで消化試合がなく盛り上がるなどの利点がある。バレーボールも同じ。やきうも同じといえば同じだが、参加が8チームしかなく総当りをできるなら、決勝トーナメントはいらないともいえる。やきうは、予選で苦労して1位になっても、それほどメリットがないので、その点では、ソフトボールのページシステムが優れている。予選で2位以内に入れば3位以内が確定。ただし、予選の1位と2位には差はない。
 その他では、柔道は、決勝進出の2者に負けた人にのみ敗者復活~3位決定戦参加のチャンスが与えられる。これも組み合わせの不利を考慮してのもの。3位が2人で3位決定戦をやらないのは連戦続きでかわいそうだからか?
 卓球もおもしろい。各組1位は、金メダルへ最短距離を進め、3位以内のチャンスも大きいが、各組2位は、3位のみ厳しい条件でわずかなチャンスが与えられる。連戦可能な卓球だからやりやすい方式ではあるが、なかなか合理性はある。
 最後に陸上と競泳の予選。決勝は8人しか参加できず、参加者が多いので、ある程度予選からしぼっていくのは仕方がないが、3着+タイム上位などの条件で周りを見ながら順位を確認して流せる陸上とちがって、競泳の場合は、タイム上位で決勝進出が決まるため、北島クラスの選手でないと予選だから準決勝だからといってそれほど流せるものでもない。スターの泳ぎを何度も見せたいというのはあるのかもしれないが、正直、準決勝の存在意義はあまり感じられない。予選一発タイム上位8人決勝でよさそうだ。
 さて、ここまで書いたところでなでしこジャパン終了。まぁこんなものだろう。そしてソフトボールはやはり上野3連投。日本先制するも雨で中断。上野の驚異的ながむばりには頭が下がるけれど、昨日の日本の作戦は今でも間違っていると思う。今や高校野球でもあんなことはしない。第2次世界大戦レベルの作戦ではないのか?勝てばすべてうやむやになってしまうのだろうし、もちろん勝って欲しいとは思うけれど・・・
 
 で、サッカーも負けて結局、気になるのでソフトボールにチャンネルを切り替える。雨も上がって試合は中盤。上野はさすがにスピードは出ていないようだが、コーナーをていねいについている。キャッチャーのリードも冴えている感じ。しかし、2-1のままではいかにも怖い。6回の裏、1死2塁でホームランを打たれている4番のおデブさんのところは、逆転のランナーになるのでおおいに迷うところだが、敬遠。上野に3連投させる斉藤監督だがここは冷静な判断か。しかし、その後に四球は計算外。神国日本ももはやこれまでかと思ったが、奇跡的に抑える。
 7回表に貴重な追加点。ここまでくれば、追い込まれていたのは常勝アメリカの方だったか。裏には広瀬のファインプレー。神風も味方したようだ。日露戦争の勝利後、第2次世界大戦では、神風を信じて玉砕していったけれど、ソフトボールは今回が最後、今日だけ神風が吹けばもうそれでいいということなのだろう。神様、仏様、上野様。お見事。3連投斉藤監督が正しかったと認めざるを得ない。金メダルおめでとう。

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8/20:2つのアメリカ戦とボルト世界新~北京五輪第13日~

◆横浜・東京:はれ時々くもり

 夕方から横浜のオフィスへ出て仕事。順調に終わればアメリカ戦でも見ようかと思っていたが、例によって予期せぬことが起こり、22時終了。仕方がないので、携帯でチェックすると、0-0のまま9回になっている。急いで帰宅してテレビの前に陣取るがすでに延長戦。マイナーのアメリカから1点もとれないとはあまりにも遺憾。とうとうタイブレークへ。こうなれば藤川に三振をとってもらうしかないのだが、そのまま岩瀬続投。バントをさせないという点でも藤川ではないのかと思うのだが、まぁ、消化試合ということなのであろう。初球、様子をみることもなくストライクを投げていきなりタイムリーでは、里崎のリードも疑問。北京入り後、彼は、まったくいいところがない。
 だらだらと4点とられて、なんとか2点返しなお2死満塁と攻めて、里崎に代えて阿部。なんとかなりそうな気もしたのだが終了。まったくもってあまりにもあんまりだが、韓国戦と違うのは、すぐにチャンネルを変えてボルトに間に合ったこと。本職の200m、さすがに欽ちゃん走りは封印して、マイケルジョンソンの脅威の世界記録を更新。五輪の決勝であれだけ差がつくとは、ちょっと次元が違いすぎる。同じ人類とは思えない。
 本日日中は、やきうに先がけてソフトのアメリカ戦。こちらも0-0の死闘からタイブレークで負け。その後、オーストラリアとの死闘を上野の連投でなんとか制して、明日再度アメリカ戦。ページシステムならではの再戦なのだけれど、本当に金メダルだけを狙うなら、今日のアメリカ戦は上野を温存すべきだったと思う。メダルは昨日で確定している。もうソフトボールにとって、銀か銅かはあまり関係ない。欲しいのは金だけ。ならば、最初のアメリカ戦を完全に捨てて、次のオーストラリア戦もなんとか坂井で勝たなくてはならず、そして明日、上野で勝負。坂井でオーストラリアに勝てるかどうかはわからないが、決勝まで上野を温存できない限り、アメリカに勝って金メダルは難しいのではないかと思う。これでは、シドニーの教訓が生かされていない。それとも、2日3試合連投でも上野が奇跡を起こしてくれるのか?

8/19:男子レスリング14大会連続メダル獲得~北京五輪第12日~

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 北の大地か軽井沢かという日曜日からわずか2日で灼熱の残暑が戻ってくる。スーツで朝から2ヶ所外出するともうぐったり。16時すぎに打ち合わせが終わったので、試合開始前にドームへ参戦することも可能だったのだけれど、いかんせん元気がないので、貧○○のも○ちゅ○氏に任せて直帰。食欲もないので、枝豆をゆでてビアを飲んでから、アジの干物と納豆とご飯。これが一番だ。
 △レスリング松永が銀メダル。決勝までに強い相手を次々に倒して、決勝の相手は弱そうだったので残念ではあるが、見事に日本レスリング14大会連続のメダルをゲット。(モスクワを除く)一応△は打っておいたとはいえ、毎回、下馬評をくつがえしてしぶとく誰かがメダルを獲得するのはたいしたものである。さらに無印の湯元銅メダル。こちらは、体操が始まってしまったためか、3位決定戦の中継がないのが残念だったし、ちょっとかわいそうだ。その体操、鉄棒のスペシャリストの演技はやはり見ごたえがある。森末さんの頃は、トカチェフだけやって着地さえ決めれば、10点という感じだったが、今や、トカチェフ、ギンガー、イエガーなどほとんど見られず、コールマン、コバチ、ベーレとかが続々でてくる。よくわからないがいかにも手ごわそうだ。残念ながらメダルはなし。
 やきうは中国戦。さすがにコールド勝ち。これで決勝トーナメント進出が決定。そして、韓国の1位とキューバの2位もすでに決定したために、明日のアメリカ戦は事実上消化試合。アメリカに勝つと準決勝はキューバと、負ければ韓国とというだけ。極端なことをいえば、キューバを避けたければアメリカにわざと負ければよいというわけだが、韓国も手ごわいので、とりあえず明日も普通に戦うしかないのだろう。ただ、ダルビッシュを温存して、明日は杉内で、準決勝ダルビッシュ、決勝が和田か成瀬という選択はあるかもしれない。
 もがちゅー氏単独参戦が心配されていたが、心強いことにけいこさんが参戦。9回には、マイケル-さとぼうのコンビも実現して、快勝。グリン待望の4勝目で貯金1とはすばらしい。
 夏休みの遠征計画詳細を詰めて早々に就寝。

8/18:後半戦へ~北京五輪第11日~

◆横浜・東京:はれ時々くもり

 お盆も終わり電車も混むようになり、五輪も後半戦。日本選手のメダルラッシュは一段落。ここから先は、やきう、ソフトボール、シンクロあたりに期待するしかない。なでしこがベスト4に残ったのも立派。22時からアメリカ戦。見事に先制。過去20戦一度も勝ってない相手に奇跡は起こるだろうか?
 やきうはデーゲーム。カナダ相手に成瀬→藤川→上原で完封リレー。稲葉ソロの虎の子の1点を守る。これで決勝トーナメント進出には大きく前進。それにしても、中国が台湾に勝ち、韓国とも接戦。キューバvs韓国、アメリカvs韓国、アメリカvsカナダ、キューバvsアメリカなどすべて1点差の接戦。まったくもって油断できないが、WBC同様、追い込まれてから力を発揮するのが日本やきうの本当の実力とも思うので、今後に期待したい。
 新しいお弟子さんであるところのI君が登場。大ボス、ボス、F嬢と歓迎会。ぐったり。

8/17:有終のメドレーリレー~北京五輪第10日~

◆横浜・東京:くもりのちあめ

 我が家は東向きの部屋なので、夏場はタイマーでクーラーが切れる頃には、強烈な朝日が差し込んで7時頃には自然に目が覚めるのだが、今日は9時まで熟睡。それもそのはず、北の大地にいるのではないかと思うくらい涼しい。最高気温の26.5度は、夜中に記録されたもので、正午の気温はなんと22.9度。
 そんなわけで女子マラソンのスタートを見逃してしまったが、残念ながら見るに値しない結果となった。野口欠場でたのみは、土佐の粘りこみ銅メダルかと思っていたが、土佐も故障とは知らなかった。中村の13位は、実力通りだから仕方ないだろう。マラソンの調整の難しさをあらためて感じるところであるが、ちょっと惜しいなと思うのは、渋井と福士という世界と闘える2人が北京にスタンバイしていたこと。補欠登録もしていないのでやむを得ないが、野口、土佐欠場でもあの2人なら見せ場は作ってくれたのではないかと思う。あと、驚いたのは、本命のヌデレバ。後方待機が彼女の得意パターンなのだが、その分、先頭のトメスクのスパートを知らなかったという。集団から抜け出してさぁ金メダルと思ったら、前にもうひとりいたのだからあまりにもあんまりである。
 今日の見所は、競泳最終日のメドレーリレー。宮下が4位でつないで北島がごぼう抜きで首位。ただ、日本と3位を争うロシアが意外と食い下がっていてこれではしんどいかと思ったら、バタフライの藤井が大健闘。いったん抜かれたフェルプスに最後は迫る勢いだった。
 日本の弱点は自由形。100mで予選落ちした佐藤にとってメダル圏内で引き継ぐのは相当なプレッシャーだったと思うが、オーストラリアには抜かれたもののロシアを振り切って見事な銅メダル。メドレーリレーでのメダルは底力の証明。シドニーで女子、アテネと北京で男子がメダルを獲得したのは立派。競泳で5個のメダルというのは正直高い目標かと思ったが見事にクリア。アトランタ惨敗以降の競泳強化は見事に結果を残している。
 柔道、競泳、女子レスリングが終わると五輪も落ち着いてしまう。横浜駅へ出てRAJAさんで足裏マッサージ+腰のオプション。態勢を立て直して夏バテ快勝、少しは働くつもりで調整していたのが、夕方の一本の電話で五輪どころではなくなってしまった。ぐったり。
 ◎伊調妹が金。△浜口の銅も立派。○室伏は残念だが、現状ではやむを得ないのだろう。本人もわかっていたようでギラギラしたものがなかった。△卓球男女団体無念。▲セーリング470級も無念。△女子ホッケーさくらJAPANも終了。ソフトボールはメダル確定。

8/16:金!銀!銅!銅!でも日韓戦でぐったり~北京五輪第9日~

◆横浜:はれ

 7時20分起床。日経3面は、「ヒト・モノ・カネ動かず」。小生も五輪三昧で、8月の週末は遠征もなくひきこもり。五輪は今日が折り返し点ではあるが、日本の得意種目は、前半に圧倒的に偏っているので、今日と明日が観戦の山場。まず朝は、昨日の録画のチームスプリント。自転車もけっこうおもしろいのだが、生中継が少ないのが残念。
 いったん外出して、ホームセンターで買出しをすませて、急いで帰宅。競泳も大詰め。11時から女子200背泳ぎ決勝。準決勝4位の△中村礼子、抑え気味に出て後半勝負が見事に成功。最後は余裕で2大会連続の銅メダル!お見事!
 次の種目が、100mバタフライ。フェルプスが負けるとしたらこのあたりではないかと思うが、やはり前半出遅れ。残り25mくらいから猛然と追い上げてくるが、さすがに届きそうもない。終了か?と思ったところで、相手のタッチが流れて、ん?と思ったら、0.01秒差の大逆転勝利!7冠!
 △卓球女子も気になるが、再びお出かけ。今日も猛烈に暑いが、Tシャツ・短パンでこげぱんになるのもだんだん快感になってきた。サカタのタネさんでお花をいろいろと買い込み、デオデオさんにて、PHSの機種変更。通話不要になったので、カード型に切り替え。店内の大型テレビでダブルス愛ちゃん&平野の逆転勝利を確認したので急いで帰宅。福岡が敗れ2-2となるが、最後のエース対決で、平野が気合の勝利でメダルまであと1勝。愛ちゃんもかわゆいけれど、福岡もなにかやってくれそうな職人風の風貌だし、平野はかっこいいし、女子卓球トリオはなかなか魅力的である。韓国は強いけれど、なんとかメダルをとらせてあげたい。
 ビアとソーメンで昼寝。そして、すでにメダルまであと1勝にきている△卓球男子。こちらも格上のドイツ相手に2-2と食い下がるが残念。ただし、まだ銅メダルのチャンスはある。
 札幌競馬12Rに愛馬ビターオレンジ出走。このときだけグリーンチャンネルに切り替えるが大敗。このあたりで大敗ではどうしようもない。
 レスリング女子開幕。○伊調姉。決勝は大敗だが強敵相手に接戦を勝ちあがって2大会連続の銀メダルは立派。本人もすがすがしい表情。そして、◎吉田は、圧勝で金メダル。とにかく強いのひとこと。
 やきう韓国戦に備えて近所のスーパーでちょっと高めのお肉を買ってきてホットプレートで焼いてスタミナをつける。キャベツとニンニク、大根おろしでいただく。〆のチャーハンもけっこう美味しくできた。さらにケイリンで銅メダルというニュースも飛び込んできた。永井選手、まったくのノーマーク。競輪選手としても知らなかった。お見事。生中継があればケイリンは見たと思うので残念。優勝したホイは、国際競輪で日本に来たときに車券を買ったような気がする。たしかに強かった。
 さて、日韓戦。和田はがむばった。しかし、勝ち越した7回に、先頭に四球で2ランは痛恨。投げた瞬間失投と分かったが、見逃してはくれなかった。頭から藤川か岩瀬に交代するテもあったと思うのだけれど、星野監督としては、延長やタイブレークに備えて少しでも和田を引っ張りたかったようで、2番手も川上だった。
 9回、1点とられるのは仕方ない。結果論ではなく1点ならなんとかなると思っていたのだけれど、その後の村田と阿部のミスはあまりにもあんまり。正直、今日は、何が何でも勝つという雰囲気がちょっと足りなかったような気がした。川崎に続いて西岡も故障で選手交代にオプションが封じられているのも痛い。あまりにもあんまりなので、23時30分から100m決勝を見て長い1日をしめくくろうとしたら、9回裏に抑え投手を打ち込んで猛反撃。しかし、この後に左のワンポイントで阿部が抑えられ、最後は、高津みたいな軟投派にやられた。それにしても、どうして日韓戦は、必ずしびれる試合になるのだろうか?そして、五輪では、いつもあまりにもあんまりな結果に終わる。あわてて、BS-Hiにチャンネルを変更すると、ちょうど100m世界新記録が終わったところ。あんまり。最後流して9秒69。ひとりだけ次元が違う走り。恐るべし。長い1日が終了。終わり悪ければすべて悪し。ぐったり。

8/15:終戦の日~北京五輪第8日~

◆横浜・東京:はれ

 東京の最高気温34.9度。弾丸トラベル明けの翌日、炎天下スーツでの外出はしんどい。地下鉄の出口を出て、都内のお客様の方へ歩くと、右翼の街宣車が暴れている。そういえば、今日は8月15日である。
 17時頃に業務終了。ほぼ同じ頃に慶応高校終戦。同行のゆうぞうになぐさめられるが、正直それほど無念という感じもない。接戦だっただけに残念ではあるが、とにかくここまでよくやったのひとことである。北神奈川大会決勝と昨日。最高の舞台で勝ちゲームを2つも見られてよかった。
 終戦といえば同じ頃同点に追いついたファイターズ、結局は、昨日の久に続いて今日はマイケルが打たれて終了。とうとう借金1。完全に終戦である。ホークス、マリーンズに抜かれることはあっても、ライオンズにあっさり逃げ切られることはないと思っていたのに遺憾である。10月以降、クライマックスシリーズ、日本シリーズと予定を空けているのにあまりにもあんまりなことになってきた。まだ3位とはいえ、ちょっとここから立ち直るという雰囲気ではない。ヒルマン野球の遺産を守って手堅くやってきたが、バントミスなど細かいほころびが目立ってきているし、スレッジの故障も痛い。そして、ダル&稲葉の離脱で完全に終了。来年以降、このまま遺産を守っていくのか、思いきっていちからたてなおしていくのか微妙な時期。後者ならば、陽くんと中田を徹底的に鍛える必要がある。
 18時すぎに帰宅。柔道までの時間つぶしに見ていたアーチェリーが意外とおもしろかった。なんともいえない緊張感がある。にくたらしいくらいの安定感で優勝目前だった韓国の選手が最後の最後にくずれてちょっとかわいそうだった。
 さて、柔道も最終日。◎石井、○塚田が決勝に進出。塚田の相手は、世界選手権で2度負けている中国のトンウェン。アテネ金の塚田が◎ではなくて○だった理由もそこにある。3年前は完敗だった相手に、昨年は、僅差まで詰め寄って、いよいよ最高の舞台で雌雄を決する大一番。当然完全アウゥーの中、有効を奪った後も終始攻めていたのだが、やや不可解な指導。これでもう一度反則がくると並んでしまうので、少しあせりがでたか。それにしてもあと11秒。まさかまさかの一本負け。あまりにもあんまりである。無念。メダルどうこうというより、とにかく勝たせてあげたかった。
 そして、石井。決勝の相手は、当然、フランスの巨人・リネールかと思っていたら、3位決定戦に出てきた。じゃあ、石井の相手は誰?と思うと、冴えないメタボおじさんみたいのが出てきた。トンウェンがいかにも手ごわかったのに対して、こちらは、いかにも弱そうだ。
 石井といえば、日本選手権で、棟田、鈴木相手にポイントを稼ぐセコイ柔道で解説の篠原さんも小生も酷評したのであるが、今日はここまですべて一本勝ち。決勝も終始攻めて快勝。インタビューでも言いたい放題だったが、まぁ大したものである。ただ、今日のハイライトシーンとしては、やはり女子の決勝。結果は残念だったけれど、感動的な試合。スポーツ生中継の醍醐味である。今回の五輪の名シーンのひとつになりそうだ。
 さすがにやきうは今日は大丈夫そう。なでしこジャパン準々決勝に注目。

8/14:灼熱の甲子園参戦!慶応高校ベスト8!~北京五輪第7日~

◆横浜→西宮→神戸→横浜:はれ

 6時5分起床。普段会社に行く時と同じ時間だが、YCAT発6時53分のバスで第2ターミナルへ向かう。空港は、お盆で混雑しているが、大阪便は出張が少ないこともあって空席がめだつ。
 五輪のテレビ観戦スケジュールについては、開幕前からいろいろと検討したのであるが、今日14日が目玉商品揃い。テレビガイドによれば、「いっそ休みをとるべし」と書かれている。そんなわけで、週の初めから、休みがとれるかどうか様子をうかがっていて、どうやらF嬢やYo子さんに任せて、小生は休みがとれそうになったのであるが、甲子園では慶応高校3回戦が行われるという。そもそもは五輪をゆっくり見るためにとった休みだったのであるが、ANA15便にて緊急参戦。
 まず、伊丹空港内の郵便局にて、大学の創立150周年および高校の甲子園出場応援の寄付の振込み。ついでに滞納していた小学校の同窓会費も払う。全部あわせるとけっこうな金額だが、この際、やむを得ない。これで準備万端。甲子園へは直行バス30分と便利だ。満員で乗れない心配があったが、臨時便が出て一安心。
 交流戦さかんな昨今も参戦を遠慮していたので甲子園は30年ぶり2回目くらい。流儀がよくわからないのだが、入場券は全席売り切れと書かれている。一瞬、あまりにもあんまりもここに極まったかと思ったが、その割には、列が延々と延びている。どうやら第1試合が終わるとある程度は入れ替えになるようだ。しかしながら、外野は無料開放だというので、この際なんでもよいので、センターバックスクリーン付近になんとか席を確保。ビアとかちわり氷を確保して態勢が整う。それにしても、高校野球の外野が無料とは知らなかった。超満員なんだし、1日ひとり1000円くらいとってもよさそうなものだが。
 試合開始前に準々決勝の抽選。今日勝った場合は、明日の第2試合で浦添商業戦に決まる。明日休んで3連戦になるよりは、連戦で明後日休む方がよいし、相手もここまで勝ち残っている強豪の中では、比較的恵まれた感もあり、今日勝てばまだまだ楽しめるかもしれない。 

◇2008/8/14:○慶応 2-0 青森山田 (甲子園)

 猛暑の中、ワンセグで北島2冠を確認してプレーボール。初回、先頭の内藤が四球を選び、福富が送って、頼りになるキャプテン山崎君のタイムリーであっさり1点を先制。一方、田村は無難な立ち上がりで投手戦模様。3回に意味不明なフィルダースチョイスでピンチを招くが併殺で切り抜ける。
 1-0で淡々と進行。こうなると、継投が難しい。明日も試合があるし、これまでの戦い方からもどこかで只野にスイッチしたいところだが、1-0で交代するのは、監督としても勇気がいる。結局、7回2死無走者でスイッチ。立ち上がりいきなり2塁打を打たれてどうなるかと思ったが、後続を抑えて一安心。そして、その裏、小技をからめて1死1、3塁のチャンスを作る。
 こうなるとどこでスクイズがあるのかお互いの読み合い。1-3となったところで、スクイズ成功で貴重な2点目が入ったのだけれど、四球で満塁でもよいのだから、青森山田としては、イチかバチかもう一度はずすテはあったのではないかと思う。助かった。
 只野は今ひとつテンポがよくないが、8回のピンチもしのぎ、9回も抑えて勝利!これでなんとベスト8進出である。いよいよ大変なことになってきた。塾歌を歌って、グッズを購入して退場。
 帰りは、五輪をゆっくり見ながら帰りたいので新幹線。せっかくなので、阪神電車で西へ向かい、三宮のステーキランドさんにて神戸牛ステーキランチを堪能。新神戸からのぞみ号。N700系だが、AC電源付の窓側が確保できなかったので、グリーン車を奮発。携帯充電器をセットして、ワンセグで五輪を観戦しながら帰宅。まったくもって便利な世の中であるが、日中プライベートで東海道新幹線に乗ることもあまりないので、車窓も案外新鮮だったりする。
 体操男子個人総合、内村が見事な銀メダル。あん馬で2度落下してからの挽回はすばらしい。まだ19歳なので今後も楽しみだし、人気のでさそうな好青年である。エース富田もつり輪のアクシデントから挽回しての4位。メダルには届かなかったが立派である。そして、卓球男子団体、相手のマッチポイント、5-10から追いついての大逆転勝利。ここれで予選リーグ1位通過で楽しみがでてきた。
 一方、柔道・鈴木桂治、まさかの大終了。北の大地では、ファイターズ大終了。あまりにもあんまり。
 この後は、やきうの2戦目・台湾戦。もう負けられないが、卓球女子の中継も気になる。神戸で買ってきたワインをいただきながらテレビの前に陣取ることにする。

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8/13:恐るべしキューバ野球~北京五輪第6日~

◆横浜・東京:はれ時々くもり

 さすがに今日は電車もガラガラ。早々に帰宅したいところであるが、20時すぎまでお仕事。
 △バタフライ松田が銅。こういうのはうれしい。心配された北島も準決勝は1位で通過。柔道も、○の泉は敗退するも、▲上野が金。柔道の金は早くも3個で小生の予想を超えた。まだ有力選手が4人残っているので、上積みを期待したいところ。練習で失敗して泣くような輩は参加資格がないと小生が酷評した女子体操が大健闘の5位。ごめんなさい。フェンシング太田選手もびっくりの銀。一応△をうっておいたのはちょっと自慢。
 21時すぎにあわてて帰宅。やきうの中継がないとはどうしたことかと思うと、NHK教育での放送だった。ストライクゾーンがよくわからないし、その影響か里崎のリードも冴えがない感じだし、ダルのコントロールも定まらない。それにしても、キューバは、いきなり三盗をしかけてきたのをはじめ、ひとつひとつの走塁が油断できないし、結果的には失敗してボークになったけれど、けん制のサインプレーもあってまったくもって油断できない。パワーだけの野球かと思っていたが、どうしてどうしてレベルが高い。そういえば、WBCの決勝でも最後の最後まで苦しめられたっけ。もう着る機会がないかと思っていたJAPANのDARVISH18を着て応援。リーグ戦だからまだ負けられるとはいえ、新井のすごい形相を見ると、昨年の台湾での予選のものすごい雰囲気を思い出す。
 途中からよくなっただけに、成瀬の代わりばなの失投がもったいなかったけれど、正直、力の差を見せつけられるような負け方。野球は、強い方が必ず勝つわけではないし、まだ予選リーグではあるのだけれど、アテネのときも予選で負けたオーストラリアに準決勝でも負けて終了したし、今回のキューバももう1回やったら勝てるという感じではなかったのは痛い。挙句の果てには、抗議はあきらめて次の打者に代打を出そうとしたら、星野監督に退場がコール(さすがに撤回されたが)されるなど踏んだり蹴ったりである。

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8/12:貧乏神参戦で自力優勝消滅~北京五輪第5日~

◆横浜・東京:くもり時々はれ

 11時23分、ちょっと席をはずして、女子100m背泳ぎ決勝。予選2位、準決勝3位の中村だが、決勝は6位。強豪ひしめく種目だけに残念だがまぁやむを得ないところではある。
 体操団体は銀メダル。じっくり見ることができず残念だが、今回は銀ならよしとせざるを得ない。個人総合や種目別でなんとか1ケメダルをとって、数ではアテネを上回って欲しいものである。
 クイーンズ伊勢丹内にてYo子さんとビアを一杯だけ飲んで帰宅。谷本金メダル。予想は○印だったので、よくやってくれた。オール一本勝ちが痛快だし、世界選手権の優勝は1度もないが、五輪は連覇というのもたのもしい。
 北島の200予選、前半抑え気味かと思いきや伸びず6位。まぁ、昨日の決勝だし、決勝は明後日ではあるが、200は楽勝と思っていただけにちょっと不安。200バタの中西は好記録で発進。
 レスリング男子笹本敗退。連続メダル獲得の記録を残りの選手が守れるかどうか。さくらジャパンは引き分け。なでしこジャパンは予想外の大勝。
 女子マラソン。野口の欠場はあまりにも残念だが、まぁやむを得ない。土佐がしぶとく銅に食い込むことを期待するしかない。
 それにしても、今回の五輪は、時差がほとんどないのはよいのだが、夜になっても競技が多数行われているので、夜に帰宅しても昼間の競技をハイライトでゆっくりふりかえる番組がない。どうやら民報にはあるようだが、小生は、NHKしか見ないので、22時か23時くらいにNHKでもハイライトが欲しいところだ。
 そういうわけで、今夜は、ソフトボール観戦。強豪オーストラリア相手にエース上野先発。ちょっとチャンネルをいじくっているうちに、初回の馬渕の3ランを見逃す。上野で3点あれば楽勝と思いきや、あっという間に2発被弾して追いつかれる。たのみの上野がこれでは、今後の戦いも厳しいものになりそう。宇津木前監督の解説はなかなか厳しいが、さすがにしっかりしている。バッテリーの配球にも課題があるようだ。
 ところで、五輪一色の中、中1日で貧乏神が所沢参戦という心配なニュースが飛び込んできた。それでも、7回に勝ち越して、やれやれ。武田久までくればもう安心だろうと思っていると、あっという間に同点に追いつかれ、なんと代打江藤3ランで終了。江藤とは・・・ちょっと考えられない。自力優勝消滅。こちらは残暑続いているが、北の大地は、いつのまにか秋風が吹いてきたようだ。あまりにもあんまりである。
 ソフトボールなんとか勝利。リーグ戦とはいえ、ページシステムは2位以内通過が圧倒的に有利なので貴重な11勝。しかし、やきうもこのくらい投高打低で7回制で2時間以内で終わると見ている方もラクかもしれない。

8/11:北島世界新でまず1冠!~北京五輪第4日~

◆横浜・東京:はれ時々くもり

 昨晩は、22時頃からオグシオ1回戦。格下の相手に、余裕な感じだったが、13-6のリードからなんと11連続失点。バレーボールほどではないとはいえ、ラリーポイント制でのこれだけの連続失点はちょっとありえない。そのまま1セット失いどうなることかと思ったが、なんとか逆転勝ち。正直、堅実だが決め手に欠く感じで明日は格上の中国ペアということで前途は険しい。ちなみに、小生、シオは美女でオグは普通と認定しているが、美女問題については、徹底的に意見の合わないイッキマンさんの見解を知りたいところである。
 お盆ウィークということで多少は空いた電車で出勤。10時からの打ち合わせが長引いて11時20分に終了。北島の時間である。ゆうぞうといっしょにいつもより少し早めにお昼に出てしまうことにして、店を選ぶのもめんどうくさいので、近場のジョナサンに入場。幸い、ワンセグがくっきり映る。世の中の進化を実感できる瞬間である。さぁ、いよいよスタートというところで、注文を取りにきてしまう。
「本日の日替わりは・・・」
「それでいいです。」
 前半は、ノルウェーのダーレオーエンがリード。いかんせんワンセグの画面は小さい。
「どれだどれだ。」
「黒い帽子じゃないか?」
「来た来た!」
「行ける行ける!」
「やった!」
「お客様、お静かに願います。」
「・・・」
 お店によっては、ランチタイムの五輪中継をウリにしているところもあるが、ジョナサン店内には五輪で盛り上がる雰囲気はまったくなかった。早々に退場。しかしながら、正直、昨日の時点では、厳しいかと思っていたが、さすがは北島である。勇気を持って前半抑え気味にいったのが勝因だろうか。ハンセンの4位はいかにもだが、正直、現状ではよくやったというところだろう。
 早々に退社するが、本日の柔道は終了。まぁ、今日は仕方のないところだ。一方、競泳では、中村、伊藤、奥村、北川、宮下が決勝進出。中村は全体3位でメダル圏内だし、奥村の200フリーでの決勝進出は価値がある。
 その他では、女子の射撃で中山が4位。正直、まったくノーマークだったが実に惜しかった。そして、大金星は、”スエマエ”。オグシオの影に隠れたもうひとつのペアが、なんと世界ランク1位の中国ペアをやぶっての4強。メダルまであと一息。そしてこの後は、オグシオの2回戦。こちらも中国ペア相手でラクではないが、一応見届けたい。
 そうこうしている間に、慶応高校2回戦快勝。横浜スタジアムにいっしょに参戦したS氏からビールのアイコン5個入りのメールが到着。6時40分ののぞみで日帰り、梅田でお好み焼きの朝食、試合後串揚げで祝杯、わざわざ名古屋で下車して味噌煮込みうどんで締めとはすばらしい。こちらも熱い夏はまだまだ続きそうだ。

8/10:金メダル第1号~北京五輪第3日~

◆横浜:くもり

 昨晩は、23時からバレーボール。やっぱり柳本ジャパンに期待してしまった小生が悪かった。アメリカの出来が悪く1セットとってしまったので、ついつい最後まで見てしまったけれど、メダルを争うチームのバレーボールではなかった。世界最終予選同様、相手がサーブをミスしたときだけ接戦になるが、いかんせん日本のサーブが弱すぎてどうにもならない。
 今朝は8時起床。久しぶりに喝!を見てから、ホッケー女子・さくらジャパンを観戦。マイナー競技をじっくり見るのも五輪の楽しみ。しかし35分ハーフとかなのでけっこう長い。テレビをつけたままバルコニーの植木の手入れをすませてから隣の寝室で読書していると、アナウンサーの悲鳴が聞こえてきたので、再びテレビの前に。後半のピンチの連続をしのいで、まずは1勝。ただし、ニュージーランドへの勝利は予定通り。決勝トーナメント進出には、格上2カ国のどちらかを倒す必要がある。
 お昼は、ビアとソーメン、メッキーからもらった秋刀魚をいただきながら競泳。北島の準決勝。予選よりタイムが悪い。ハンセンはタイムを伸ばしたものの平凡だが、ノルウェーの選手がさらに記録を伸ばしてきた。準決勝での0.4秒の差は危険信号。かなり怪しくなってきた。
 日頃あまり見ない競技が多いこともあって、五輪の中継は、解説者も大事。日本選手びいきではなくて、冷静に解説してもらわないと困る。柔道の篠原、山口両氏はなかなかよい。その点、競泳の野口さんは、ちょっと甘口で物足りない。
 夜に備えて昼寝。柔道の準決勝進出を確認してから、スカイビルへ出て散髪。サカタのタネガーデンセンターに寄ってから、帰りにマックを購入して急いで帰宅。遠く所沢では、貧○神であるところの○がちゅ○さんの目の前で、おかわりくんが満塁ホームランだという。まったくもってご苦労様である。
 19時からBS-Hiで柔道。基本的に五輪も開票速報も小生は、NHKしか見ない。最近は、受信料も口座引き落としできちんと払っている。まずは、52Kgの中村美里。まだ19歳だが、きりっとした表情がいい。人格者であるところのイッキマンも期待しているというだけのことはある。準決勝では、相手の方が一枚上手で敗れてしまったが、3位決定戦で見事に銅メダル獲得。ほどけそうな押さえ込みをよく我慢した。すばらしい。まだ若いのでこれからが楽しみだ。
 そして、内柴。準決勝も終始攻めて快勝。そして、決勝では、相手が突然ギブアップ。よくわからないが、2大会連続の金メダルはすばらしいの一言。アテネ後は苦戦が続いていたようだが、見事な復活である。
 昨日は、◎○で銅1ケだったが、今日は、△△で金と銅。やはり今回の柔道の予想は難しいが、帳尻は合ってきた。その他の競技でも、反町ジャパンが早々に終了、バレーボールもイタリアに完敗だが、これらは、まぁ予想通り。一方、背泳ぎの中村礼子が全体2位で準決勝という明るいニュースもある。あまりにもあんまりだった昨日に比べるとだいぶ落ち着いてきた。この後は、オグシオを見てから就寝の予定。

8/9:前途超多難~北京五輪第2日~

◆横浜・東京:はれのちくもり

 さすがの小生も開会式をずぅっと見ている元気はないので、昨夜は、沢木耕太郎さんのアトランタ五輪観戦記であるところの「冠」を読み返しながら、早々に就寝。
 いよいよ競技開始。大会期間中の休日ということで、じっくりテレビ観戦かというと、本日は、「情熱大陸 SPECIAL LIVE SUMMER TIME BONANZA'08」が開催。例年であれば、みなとみらいの新港埠頭なので、いったん帰宅したり、万葉倶楽部でひと休みしたりしながらライブを楽しめるのだが、Wホテルの工事が始まってしまったため、今年は、夢の島での開催。しかも猛暑のち雷雨というあんまりな予報も出ているのだが、今年は、ゲストが豪華なので、参戦しない訳にはいかない。ポカリとビタミンCと水を大量に凍らせてタオルでまいて重たいかばんをかついで参戦。みなとみらいのときは、椅子席だったのだが、本日は、芝生席のブロック指定。場所取りでもめないように、ひとり1枚の小型のレジャーシートが配布される。A-1ブロックなので、最前方のかなりよいお席は確保できた。
 佐藤竹善さんに続いて、西村由紀江さんが登場。古沢巌さんも参戦してのコラボ。その古沢さんのチャールダッシュもさすが。続いて、河村隆一。なつかしい曲。このあたりは小生でもわかる。「大人のためのリゾートフルライブ!!」というだけあって、R35だかアラフォーだか知らないが、安心である。
 押尾コータローさんと森山直太郎さんのところで、いったん席をはずして、新木場駅前の吉野屋で腹ごしらえをして、海沿いを散歩してから会場へ戻るとフミヤが登場。夕方になって雷雨が心配されていたが、なんとかなりそうな雰囲気である。このあたりで、やきうの結果をチェック。0と1が並ぶスコアボードがずれているので、なにかの間違いかと思うと、なんと1イニング10失点だという。しかも川上。ちょっと理解できない。
 ライブの方は、暗くなって会場の雰囲気もいよいよ盛り上がってきたところで、小田和正さんが登場。圧倒的な存在感で格の違いを見せる。葉加瀬さんもサポート。曲も小生でも全部わかる。最後はいわゆる東京ラブストーリーの曲。
 そして、トリはもちろん葉加瀬太郎さん。途中、何度もゲストで呼ばれているから今日は大忙しだが、最後もパワフルな演奏で盛り上がりフィナーレ。まったくもってすばらしい。
 この会場は、新木場駅へのコースが横断歩道で国道357号を渡る無茶な設計なので、時間差での退場を余儀なくされる。そろそろ谷の決勝かと思い、めったに使わないワンセグにチャレンジするとなんと銅メダルというあんまりな情報が飛び込んできた。
 三宅の6位はまぁいい。実力通りだろう。北島の予選もまぁまぁ。体操はやはり中国との差はいかんともしがたいようだ。しかし、平岡1回戦負け、川上めった打ち、野口入院、中西予選落ち、なでしこ敗戦。これはあまりにもあんまりではないか。競泳は、日本選手の記録は悪くないが、世界のレベルが予想以上に高いようだ。スポーツイラストレイティッド誌によると、柔道全階級で日本の金は谷だけという予想だったらしい。その谷が逃したのだから、いよいよ厳しい。金3個だけというアトランタの悪夢が思い出される。
 これだけ悪い話が続いたら、ひとつくらいよい番狂わせもおきないか?まもなく始まる柳本ジャパンの初戦に期待してみることにする。

8/8:北京五輪プレビュー(6)陸上・体操・その他の競技~北京五輪開幕~

◆横浜・東京:はれ

 都心の最高気温は、ついに35.3度。猛暑日。ぐったり。早々に帰宅。いよいよ開会式だけで、まだ展望が終わっていない。NHKで「まもなく開幕!北京オリンピック」を見ながら、残りのメダル候補を展望。
 メダル候補が2、3人しかいないのに、選手団だけは多い陸上。日本新記録でも決勝に出られないことが分かりきっている人を派遣する必要があるのかおおいに疑問であるがとりあえず期待は、やはり女子マラソン。本来なら野口は有力な金メダル候補なのだが、直前に不安説。やはり連覇というのはそう簡単にはいかないのかもしれない。土佐は、いかにも5位とかには食い込みそうだが、なんとかメダルをとれないものか。野口が失速したときの保険というイメージ。中村はまぁ、普通に考えればダメだろう。
 陸上のもうひとつは、室伏。特に不安があるわけではないが、2連覇はやはりラクではない。世界王者ティホンの動向が不明で予想が難しい。
 男子4*100mリレー。準決勝に出られる人もいないのに、なぜこの種目でいい勝負できるのか謎であるが、やはり強豪国にバトンミスなどのアクシデントがないとメダルまでは届かないのではないかと思う。

 ▲女子マラソン・野口
 △女子マラソン・土佐
 ○ハンマー投げ・室伏
 △男子4*100mリレー

 アテネではほとんど徹夜で応援した体操。ルール変更もあって、中国との差は開いてしまった感じだが、逆に3番手以降の国ともけっこう差がありそうで、銀メダルは有望。金メダルが難しい分、今回は、個人総合の富田、そして、種目別でいくつかはメダルが欲しい。ちなみに、女子のエースは、最年少15歳、身長140cmの鶴見虹子選手だが、昨日の跳馬の着地の練習で3回連続しりもちを含む6回連続失敗で泣き出してしまったという。こういう人も派遣しない方がよいのではないかとも思う。伏兵は、トランポリン。こういうところでメダルに届くとおもしろくなってくるのだが、採点競技でライバルが中国というのはやはり厳しい。

 ○男子団体総合
 △男子個人総合・富田
 △男子種目別・あん馬・鹿島
 ▲男子種目別・床・沖口/内村
 △男子種目別・鉄棒・富田
 △トランポリン・男子・上山

 開会式スタートが近づいてきたので、取り急ぎその他の競技。オグシオ。潮田選手は、たしかに美女であるけれど、メダルまではわずかに足りない。卓球団体女子。愛ちゃんにはがむばって欲しいし、平野もかっこいいし、福岡のサーブもおもしろい。なんとかメダルに届いて欲しいのだけれど、これも冷静に見ると4,5番手か。
 自転車チームスプリント、ケイリン。賞金を捨てて五輪に挑む伏見選手らにはがむばって欲しいのだが、やはり△まで。テニスの女子ダブルス。やっぱり△。
 マイナー競技での期待は、前回もメダルをとったセーリング(ヨット)。フェンシングの太田選手にも期待。女子ホッケー・さくらJAPANは、史上最強とのことだが、さすがにこのへんになるとよくわからない。いずれにしても、普段なかなか見ることのできないこのへんの競技をゆっくり見るのも五輪の楽しみであって見逃せない。

 △バドミントン・女子ダブルス・オグシオ
 △卓球・女子団体
 △卓球・男子団体
 △自転車・男子チームスプリント
 △自転車・ケイリン・伏見
 △テニス・女子ダブルス
 ▲セーリング・女子470級
 △フェンシング・男子フルーレ・太田
 △女子ホッケー

 さて、ここまでの合計は、◎7、○8、▲9、△27。実は、アテネのときも、◎7、○12、▲8、△20の予想で金16個だったからかなりうれしい誤算だったのだが、今回はさすがにそこまでは無理だろう。柔道ががむばれば、ギリギリ金10個の可能性は出てくるが、むしろ入賞圏内の△27、特にマイナー種目の中から、伏兵の銅メダルが増えてくれることを期待したいと思う。さぁ、そろそろ開会式です。

8/7:北京五輪プレビュー(5)柔道・レスリング

◆横浜・東京:はれ時々くもり

 都心の最高気温は、34.2度。いよいよ夏バテ。19時すぎに退社。この国の首相は、中国首脳の面子のためにサミット期間中に発覚した中国での毒ギョーザ事件を隠蔽するような方である。まったくもってお話にならない。とにかく一刻も早い退場を祈りつつ五輪の展望に専念。
 なんだかんだいっても、五輪でのメダルの数、特に金メダルというのは、柔道の活躍に大きく依存している。前回もあまり下馬評は高くなかったのだが、特に女子があれよあれよの大活躍。男女で8個というのは、あまりにもできすぎでとてもそこまでは望めそうもないし、不動の本命が少ないので、不安も大きい。勢いをつけるためにも、初日の谷にかかる期待は大きく、以前ほどの圧倒的な力は望めないとはいえ、じゃあ誰に負けるかというとあまりイメージできないのもたしかである。野村の4連覇の夢を阻んだ平岡にもその分まで期待したい。一方、日本柔道の代表となるべき100Kg超級の石井。相手の指導も含めてとにかくポイントを稼いで僅差で逃げ切るセコイ柔道で、まったく応援できないのだが、海外勢に勝つにはそれも必要と棟田らをさしおいて選ばれたのだから、がむばってもらわなくてはこまるのもたしか。鈴木、泉らにももちろん金メダルを期待したいが、一応、以下のような予想に。うっかりすると銀メダルラッシュになってしまいそうな心配がある。

  ○男子60Kg級・平岡      ◎女子48Kg級・谷
  △男子66Kg級・内柴      △女子52Kg級・中村
  …男子73Kg級・金丸      △女子57Kg級・佐藤
  …男子81Kg級・小野       ○女子63Kg級・谷本
  ○男子90Kg級・泉        ▲女子70Kg級・上野
  ○男子100Kg級・鈴木     ▲女子78Kg級・中澤
  ◎男子100Kg超級・石井    ○女子78Kg超級・塚田 

 もうひとつの期待種目女子レスリング。吉田と伊調妹の負ける場面は想像しにくい。一方、毎回、ノーマークながらしぶとくメダルを確保している男子。地味ながらも今回も笹本、松永あたりにはがむばってもらいたいものである。

 ▲女子48Kg・伊調姉
 ◎女子55Kg・吉田
 ◎女子63Kg・伊調妹
 △女子72Kg・浜口

 ▲男子60Kg・笹本
 △男子55Kg・松永
 △男子66Kg・池松

8/6:北京五輪プレビュー(4)サッカー・バレーボール

◆横浜・東京:はれ時々くもり

 昨日は、早めに帰って、早々にブログを更新して、プロフェッショナル・仕事の流儀スペシャルに備えていたはずなのだけれど、今日になってみると、更新されていなかった。ちょっと謎である。本日からサッカーが始まるので、昨日の時点で展望していたのだが、遺憾。
 ちなみに、プロフェッショナルについては、昨日に限らず、番組の作り方があまり好きではない。良い悪いというよりは、好みの問題で、プロデューサーの考え方と合わないという感じがした。そして、ファンタジーの作り手の舞台裏というのは、あえて見るものではないのではないかとも思ったりもした。
 五輪展望。反町ジャパンは、元々あまり魅力を感じないチームだったうえに、オーバーエージが誰もいない。大久保が役にたつかどうかはともかく、ヴィッセルがNOといったらそれが通ってしまうのもおかしい。曖昧かつ理不尽なルールというのは、やきう界のもので、サッカーの世界は、ルールが明確と思っていたが、そうでもないようだ。遠藤の病気は仕方がないとしても、中村憲剛でも、楢崎でも小野でもいくらでも補充はできたはずである。決勝トーナメント進出も厳しそうだ。
 なでしこジャパンの方が、世界全体の層が薄い分チャンスはあるのだけれど、いきなり今日ニュージーランドと引き分けてしまったようで厳しくなってきた。いずれにしてもメダルは難しいだろう。
 柳本ジャパンは、上積みの見込めないチーム。ベネズエラ以外からの1勝は確実とはいえないし、4位通過ではすぐに終了してしまう。緒戦のアメリカ戦に勝ってはじめて楽しみが出てくるというところだろう。
 植田ジャパンは、まだのびしろは感じられるが、現時点では、出場しただけでよしとせざるを得ない。こちらもベネズエラ以外からの1勝、できれば2勝が必要で、本来なら勝てるはずの中国もアウェーとなると侮れず、世界最終予選で追い詰めたイタリアに勝てるかというとこれも疑問で厳しい戦いになりそう。ただ、メダルは無理でも、団体競技が少しでも長く勝ち進むと五輪後半も楽しめるので、なんとか決勝トーナメントまでは進出してもらいたいところではある。
 展望が遅れ気味で、開幕までに全競技間に合うかどうか怪しくなってきたが、本日はここまで。
 
 …男子サッカー
 …女子サッカー
 …男子バレーボール
 …女子バレーボール

8/4:北京五輪プレビュー(3)競泳・シンクロ・飛び込み

◆横浜・東京:はれのちときどきあめ

 昨晩は、ぐったり気味のところ、眠い目をこすりながら、全英女子オープンで不動、宮里、上田を応援するもあんまり。いや、よくがむばっているのだが、韓国選手が強すぎる。残念。
 休み明けの仕事はほどほどで切り上げて22時帰宅。イッキマンさんからのリクエストもあったことだし、五輪展望を再開。前回同様、日本びいきではない冷静な分析で定評のあるダイヤモンド社の「TVステーション別冊」を参考に。前回は、小生ともども弱気すぎる予想となってしまったが、アテネはさすがにできすぎだったと思う。
 五輪のメイン種目といえば、やはり前半の競泳と後半の陸上。日本選手の活躍となると競泳にかかる期待は大きい。アトランタの惨敗以降は、強化策が実を結んで結果を出してきているが、今回も前回とほぼ同じメムバーに期待せざるを得ないところがやや心配。そして、水着問題で直近の記録も今ひとつアテにならないだけに、北島以外は予測が実に難しい。
 まずは、北島。本番に弱いハンセンだが、予選の本番で早くも終了してしまった。それだけアメリカの選考会が厳しいともいえるが、これで北島の金メダルの確率は相当高くなった。100mは予断を許さないが、ハンセンに負ける場面が想像しにくいので、ここは思いきって2冠と予想する。
 問題はここから。お家芸の女子200m背泳ぎ。中村礼子には期待しているが、前回同着での銅メダルをすでにとっているので、なんとなくもうプラスアルファが期待しにくい。伊藤も含めて混戦ではあるが△止まりか。
 記録的には有力な女子200m平泳ぎ。種田には、どうも本番に弱いひと昔前の女子選手のイメージが重なる。むしろおもしろいのは、男子200m背泳ぎの入江。不動の本命ピアソルがいるだけに大変だが、ジャパンオープンで自己記録を大幅に記録を更新しており18歳の若さに期待。なかなかかわゆい顔をしているので、メダルなら一気にブレークしそうな感じがする。そして全体を盛り上げるためにも、メドレーリレーのメダルも期待したい。ベテランの中西は、スピード社の着こなしがカギ。
 そして、シンクロ。毎回銀2つは計算できたのだが、今回は大ピンチ。採点競技で中国とメダルを争ったらどう考えても厳しい。かといって、スペインを負かすのも厳しそうだ。大穴は飛び込みの寺内の一発。
(◎:金有力 ○:銀有力 ▲:銅有力 △:メダル可能性はあり)

 ◎:男子200m平泳ぎ(北島)
 ◎:男子100m平泳ぎ(北島)
 ▲:男子200m背泳ぎ(入江)
 ▲:女子200mバタフライ(中西)
 ▲:男子400mメドレーリレー
 △:女子200m背泳ぎ(中村)
 △:女子200m平泳ぎ(種田)
 △:女子100m背泳ぎ(伊藤)
 △:男子200mバタフライ(松田)
 △:シンクロ・デュエット
 △:シンクロ・チーム
 △:男子3m飛び板飛び込み(寺内)

8/3:ハニカミごっこ

◆横浜・東京:はれ

 真夏の横浜・東京3DAYS最終日。本日もヴィッツ号にて出発。まずは、木場にある東京都現代美術館へ。かねてから一度行ってみたいとは思っていた美術館であるが、ちょうどスタジオジブリ・レイアウト展が開催中。アニメの設計図ともいうべき図面であるレイアウトが盛大に展示されていて、おなじみの作品のおなじみの場面を見ることができる。ゆっくり堪能してグッズも盛大に購入。みんなでオリジナルのまっくろくろすけを書こうというコーナーがあって、美術Cの小生としては、予想通り遺憾な結果に。美術館の方は、デザインもよいし、館内のレストランもいい感じである。

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 本郷三丁目へ転戦。「本郷も かねやすまでは 江戸のうち」と川柳によまれた「かねやす」をすぎて、東大赤門の手前を左に曲がると、恋するハニカミでおなじみの金魚坂さんがある。基本的には、金魚マニア向けのショップがメインと思われるが、喫茶店も併設している。そして、猛暑の中、ハニカミごっこがスタート。いくらメンズがひとりしかいないからといって、年齢くらいしか共通点のない小生が少し前まで知りもしなかった竹野内豊の役でよいのか問題については、延々と議論されてきたところであるが、鎌熊Tシャツでくまを買収して、DVDを北の大地から送ってもらって、涙ぐましい予習の結果、権利の行使が許されることになったので、さっそく金魚すくいに参戦。番組は菅野美穂と久本雅美の3人組であって、予習できなかったメッキーは権利が行使できず撮影係。番組では、金魚すくいが一番下手な人がアップルパイをごちそうすることになっていて、1匹しかすくえなかった菅野美穂がごちそうするハメになっていたところで、13匹もすくった竹野内豊氏が、「ここは僕が」とか言ってカッコよく支払いを済ませるのであるが、我らは全員1匹ずつで引き分けと早くも格好がつかない。それでもアップルパイは大変美味であって、一応、「ここは私が」ということで支払いを済ませる。しかしながら、カッコよく支払いを済ませた後にすぐに銀行に立ち寄るはめになって、猛暑の中、美女3人を炎天下にお待たせしてしまうあたりが、残念ながら本物と格の違うところである。

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金魚坂

 一昨日、昨日と暑さ一段落であったが、最終日にしてとうとう本格的な猛暑。みなさんぐったり気味であるが、せっかくなので1日くらい東京の真夏の暑さを体感していただきたかったところでもある。メッキーの要望で、最後は、東京タワーに参戦。大通公園のテレビ塔のイメージでいたようで、デカさに衝撃を受けているようだ。小生も記憶にないくらい久しぶりであるが、ディズニーシーのトラクション以上に混雑しているのにはびっくり。せっかくなので250mの特別展望台へ上るが、みなさんタワーオブテラーなみに動揺している。小生も高いところはそれほど得意ではないが、エレベーターで上に上がるのは別に怖くはない。このあたり150m級の高層ビルやマンションが増えて、はるか一望するという感じでもなくなってしまった。
 レインボーブリッジを渡って、羽田空港へ。いよいよお見送りのお時間であるが、ここでスペシャルゲストであるところのyayoiさん夫妻が登場。ダンナさんはお久しぶりであるが、前夜夕方から並んでゲットしたというiPhoneを片手に颯爽と登場。何しろ北の大地では、意外にも評価が大変高いので、ハニカミごっこで竹野内豊役を演じた後だからといって油断はできない。ロイヤルさんにて6人でお食事して最後まで楽しいひとときを過ごし、ないるさんも合流したところで、盛大にお見送りして解散。
 盛大な3日間を終えて、ぐったり就寝したいところではあるが、全英女子オープンが見逃せない。不動が首位、宮里が3位、上田桃子も9位でのスタート。もがちゅーいもうとさんにいただいた笹かまぼこをつまみにYEBISUで乾杯して、メッキーにいただいた小樽のチョコをつまみながら、ブログを更新して、フットマンでほぐして、テレビに前に陣取ることにする。

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8/2:ディズニーシー参戦

◆横浜→海ほたる→浦安→東京→横浜:はれときどきくもり

 真夏の横浜・東京3DAYS。2日目は、7時20分起床。あらためてヴィッツ号をゲッとして、モントレ横浜にてかん姉妹&メッキーをピックアップして、新山下から首都高速に乗ろうとしたら、ETCカードが入っていなくてゲートを抜けたところで急ブレーキ。まったくもって危ないところだった。気を取り直して、湾岸線を北上。せっかくなので、東京湾アクアライン経由で海ほたるへご案内。成田ならともかくディズニーリゾートへ行くのに、アクアライン回りというのは、想像以上に遠回りであったが、木更津キャッツアイの舞台となったあたりも見ることができて、それなりに満足していただけたようなのでよしとする。11時すぎには、2年ぶりに夢の世界へ到着。かぶり物廃棄処分発覚事件もようやく時効が成立したようなので、ミッキーの耳つきの帽子をかぶって入場。

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 ディズニーシーは全員初参戦。一番行きたがっていたメッキーも特に予習してきたわけではないようなので、ディズニーフリークであるところのyayoiさんのアドバイスにしたがって、まずは、タワー・オブ・テラーに参戦。お化け屋敷みたいなものかと思っていると、どうやら急降下系であることが直前になって発覚。かん姉妹、特にくま嬢が大の苦手ということで退場を検討し始めるが、夏休みの土曜日にもかかわらず案外空いていて列も短い。気がつけば1番の番号の上に整列。シートベルト着用していよいよスタートである。
 小生も、基本的に絶叫マシン系は一切NGで、ビッグサンダーマウンテンあたりがギリギリ許容範囲なのであるが、まぁ、ディズニーランドなら大丈夫だろうとタカをくくっていたら、あまりにもあんまりなことになった。ましてや、かん姉妹の悲惨な状況については、場内で撮影された写真がすべてを物語るのであるが、掲載できないのが大変残念である。
 冒頭から遺憾なことになってしまったため、yayoiさんの推薦アトラクションはすべて却下となってしまい、インディジョーンズは残念ながら欠場して、腹ごしらえをしてからショーをエンジョイする。チップとデールのクールサービスでびしょぬれになったところで、蒸気船に乗ってポートディスカバリーへ向かい、アクアトピアに参戦。こちらも案外空いているので、列はどんどん進み、いつの間にか分岐点をすぎて、我らは、びしょ濡れコースに並んでいることが発覚。またしても退場を検討するかん姉妹を無理やり説得して、そのまま入場。そんなに濡れることはないだろうとタカをくくっていたら、寸止めかと思っていた滝にそのまま突っ込んでびしょ濡れ。ディズニーシー、なかなか盛大でワイルドあるようだ。

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 この週末は、猛暑の予定だったのだが、北の大地から涼しい風を運んできてくれたのか、今日も暑さはそれほどでもない。夕方からは涼しい風も吹いてきていい感じである。ボンファイアーダンスを踊って水の精と火の精の盛大なショーであるところのプラヴィッシーモを堪能しておみやげも購入。さすがに帰りは混雑していたので、目印となるように小生のミッキーキャップのライトを点灯させて、無事に全員合流して、楽しい思い出とともにさぁ帰宅ということで、ゲートをくぐろうとしたところで、あまりにもあんまりなことになった。

「お父さん、頭光ってますよ!」
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「・・・」

 南紀白浜の写真屋とか、函館オーシャンスタジアムの道新ぶんぶんクラブはまぁ仕方がない。しかしながら、夢の世界の演出者であるところのウォルトディズニーさんともあろうものが、いきなり「お父さん」とはいくらなんでもあまりにもあんまりではないか。。。

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8/1:花火オフ☆

◆横浜・東京:くもり時々はれ

 6時45分起床。横浜の8月は、花火オフで始まる。花火オフの1日は、人間ドックから始まる。ニッカンを購入して、受付30分前に病院へ参戦して、今年も無事に1番札をゲットすれば、心電図やバリウムも順調にこなして、10時には終了。いったん帰宅して、下剤を飲んで、トヨタレンタカーさんにてヴィッツ号をゲットして、羽田空港へ。
 今年は、いよいよ北の大地からの花火オフ参戦が実現。日本橋へ向かうないるさんをお見送りして、かん姉妹を乗せて、表参道へ。月初めの金曜日ということで渋滞が激しい。まずは、ドラゴン何トカカフェに参戦。緑も多く気持ちがよさそうなので、ついつい屋外のテラス席を選択してしまうが、セミがミンミン鳴いていてあちぃ。もっとも、ここ数日の猛暑に比べればまだよい方ではある。これなら、花火の方もお天気の心配はなさそうだ。
 外苑方向へ移動して、ワタリウム美術館に参戦。ビルの中に自然が取り入れられていてなかなかおもしろいのであるが、いかんせん下剤の効果が出始めていて終了気味である。花火オフの日に会社を休むのでついでに人間ドックというこのプラン、やはりちょっと無理があるのではないか?本格的に終了しないうちに早く横浜へ戻る必要があるのだが、絶妙なタイミングで実家から呼び出しがあり、母と妹、姪っ子を乗せてみなとみらいへ。赤ちゃん付とはいえヴィッツ号に6人乗りは、道交法違反か?
 幸い、お腹の方も一段落したので、ヴィッツ号を返却して、コールド・ストーン・クリーマリーさんに参戦してyayoiさんと合流。北の大地では意外にも大人気のダンナさんは本日は残念ながら欠場である。
 夕方になって、メッキーも無事に北の大地から到着。続々とみなさん到着して、19時15分に花火開始。残念ながら昨年は欠場となったきっぱり2大巨頭であるところのるいさん、F嬢も無事に間に合ってにぎやかになってきた。

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 花火の方は、例年、若干の物足りなさを残すことが多いのだが、今年は、風の具合などもよく、なかなか盛大で、みなさん満足いただけたようでなによりである。その後、横浜スタジアムのオールスターに参戦していた人格者であるところのイッキマン夫妻も無事に合流。鉄橋が破壊されるなどのアクシデントも発生したが、もがちゅーさんのいもうとはあまりにもキュートで本当にもがちゅーさんの妹なのか問題、抱っこの仕方がひどすぎる問題、目が赤いのは年寄りがよくなるらしい問題、ドラえもんメガネはあまりにもすばらしい問題、まさかカープと3位争いをすることになるとはあまりにもあんまりだ問題などを盛大に検討して、Yo君と鉄道博物館に参戦する約束をして、めでたくお開きかと思われたのだが、最後の最後になって、てごわいF嬢の指摘により、うまたせ君ポロシャツの内に潜んでいた赤Tの正体は何か?問題が急浮上して、斉須さん一家に週末の話題を提供してしまったのは、遺憾であった。ピンクの下に赤をあわせようと、カビーTシャツを隠していたのが、まさか見破られるとは、あまりにもあんまりである。

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