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9/2:~スターアライアンス無料航空券で行くスイス列車の旅~(4)ユングフラウヨッホへ!

◆グリンデルワルト→ユングフラウヨッホ→アイガーグレッチャー→クライネ・シャイデック→グリンデルワルト→フィルスト→グリンデルワルト:はれ

 6時起床。外はまだ暗いが、山には霧っぽい雲がかかっている。陽が上ってくれば晴れてくれるだろうか。本日は、この旅行のハイライトであるところのユングフラウヨッホ参戦。6時55分の始発電車で出発。登山者で大混雑かと思っていたら、全然そんなことはなかった。観光客の出足も遅いようだ。たしかにこの時間だとホテルで朝食をいただくことができない。
 ラックレールでぐんぐん登って行くが、なかなか晴れてこない。3500mまで上って雲の中ではあまりにもあんまりなことになる。明日もう一度トライしようにもこの登山鉄道、スイスパス割引でも往復1万円以上もするし、この際、お金には目をつむるにしても明日から天気は下り坂になりそうな予報もある。F嬢あたりに「日頃の行いが・・・」と酷評されそうな予感がしてきたが、さらに上っていくと、雲の上に出たようで青空が見えてきた!
 クライネ・シャイデックで乗り換えでさらに上をめざす。アイガーグレッチャーから先はアイガーの岩盤にトンネルを掘って進んでいく。よくぞまぁ100近く前にここに鉄道を通したものだと思う。わずか9キロの間に一気に1500m上る。途中で休憩もしながら1時間近く、ついにヨーロッパ最高地点の駅、ユングフラウヨッホに到着だ。

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 頂上駅のユングフラウヨッホはなかなか広い。まずは、何はともあれスフィンクス展望台へ。エレベーターでさらに100m昇るので標高3571m。その眺めは・・・あまりの絶景に言葉も出ない。

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 うれしいことに、ここでは雪渓の上に出ることができる。標高3500mともなると気温0度。3年前、シャモニーからエギーユ・デュ・ミディのときもあまりにも寒かったので今回は、ファイターズ鎌ヶ谷ジャムパーを持参。昨日買ったばかりの氷河急行マフラーも役に立った。高山病になってもおかしくない高さなのだが、幸い、大丈夫なようだ。氷河へつながる雪を踏みしめながら周囲を見渡せば、名峰メンヒなんかは、手が届きそうなくらいですぐにでも登れそうな錯覚におちいる。

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 朝から何も食べてないので、山頂のカフェに寄ってみると、なんとインスタントラーメンが売っている。韓国製のようだが、十分食べられる。標高3500mで暖かいラーメンがいただけるとは思わなかった。700円也。展望台の案内は、ドイツ語、英語、日本語の3カ国標記。日本人も多いが、中国や韓国の方々もめだつ。ハイキング用のサ
ンドイッチも購入して、名残惜しいが下りの列車へ。
 朝寝坊の観光客が続々と登ってくるが、下りはまだ空いている。帰途はアイガーグレッチャーで下車。ここからクライネ・シャイデックまでの一駅をハイキング。ガイドブックでは、初級者向きだがスタートしてしばらくは滑りやすく狭い道なので注意と書いてある。断崖絶壁というほどではないが、左側は谷になっていてかなり怖いが、恐る恐る歩いているうちにおだやかな下りになってきた。登山列車の写真を撮りながらのんびり下っても1時間あまり、一昨日に比べれば楽チンである。終点のクライネ・シャイデックでビア。

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 クライネ・シャイデックでも標高2000m。快晴だが涼しい風も吹いて実に気持ちがよい。ここからはアイガー、メンヒ、ユングフラウの3名峰が並んで見られるのだが、広角対応のデジカメでも入りきらない。無理やりつなげてパノラマチックにしてみたが、光の加減が違うのでバレバレですね。

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 グリンデルワルトの街に戻ってメインストリートを散策。軽井沢銀座よりも小さいくらいの街だが、どこも花がきれいに飾ってあってとても美しい。このままのんびりしてもよいのだが、ゴンドラリフトでフィルストへ登る。簡単に登れるのかと思っていたが、途中2つの駅もあって、30分近くかかる。十数年前までは普通のペアリフトだったというから恐ろしい。一気に1000m以上上って、再び標高2000mへ。

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 ガイドブックによれば、ここからバッハアルプゼーというところまでのハイキングが強く推奨されている。初級者向きで1時間弱。しかしもう午後3時だし、このコースは、向こう側へ抜けられないので、そのまま戻ってこなくてはならず、往復だと2時間。ちょっとしんどいのでおおいに迷う。しかもいきなり上り。めげそうになって引き返そうとしたところでようやく平坦になりなんとか進む。暑くなってきたので、ジャケットをリュックにしまい、パスポートを尻ポケットにいれて、Tシャツ1枚で続行。30分くらい歩いたところで、まためげそうになり、引き返そうかとおおいに迷うが、我慢して進むと、「あと5分」の標識。そしてなんとか2つの湖からなるバッハアルプゼー到着。正直、あまり期待していなかったのだけれど、まったくもってすばらしい。ユングフラウヨッホにも負けない本日のベストショット。

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 すばらしい眺めに元気をもらって、帰りは気分的にも楽。5時すぎには、街へ戻っておみやげをいろいろと購入。通り沿いに、「とり肉入りうどん18SFR」という看板があって、さっそく入場しようとするが、朝がカップ麺で夜がうどんでは、ないるさんに酷評されそうな気もしてきたので、ひとりでも入場しやすそうなお隣のスイス料理のお店に。日本語メニュー付なので、地元料理っぽいポテトの上にピザの具を載せたような料理とサラダバーとビア。まずまず食べられたけど、小でも量が多すぎる。
 6時すぎにはホテルに戻る。入浴後、バルコニーから街を眺めるのがなんともいえず気持ちよい。リゾート地の夜の空気というのは、どこもおなじような匂いがするような気がするのはなぜだろう。
 夜になって外は雨。でも今日の日中晴れてくれればもうよし。歩きつかれたけれど、まったくもってすばらしい1日。

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