◆札幌→美瑛→富良野→美唄→札幌:はれ時々くもり
6時40分起床。値段に見合うかどうかは微妙だが、JRタワー日航のベッドはそれなりに眠れた。昨日の結果があまりにもあんまりなので、道新も道スポもニッカンも読む気になれず、なぜか部屋に配達された毎日でお茶を濁す。35Fの朝食ヴァイキングは、さすがにヴューはすばらしいのだが、北の大地もずいぶん高層マンションが増えたものである。小生が言うのもなんではあるが、ところどころにポツンと建つ高層マンションは、景観としてはかなりいただけない。せめてもう少し計画的に配置できなかったものか。オレンジジュースは2杯。
決戦は夜。せっかくの休暇でもあるし、気分転換にドライヴ。トヨタレンタカーは、ヴィッツ号ではなくECOカーを選択。8時15分にかん様を拾い、道央道を東へ飛ばす。まずは美瑛へ。2ヵ月半ぶりだが、秋の空もまた似合う。
何トカの木を見てから、今朝のNHKニュースでも紹介されていた四季彩の丘を堪能して、富良野へ。めずらしく順調かと思われたかん様の運転だが、ゴール前に突然、センターラインをふらふらと越えて肝を冷やす。
ファーム富田さんは、ラベンダーはもちろん咲いていないが、サルビアの紫と赤が美しい。遠く大雪の山は、早くもかなり白い。季節の野菜カレーをいただきひと休み。
ちょっと眠くなってきたが、山を越えて、三笠へ抜けて、美唄へ。安田侃さんでおなじみのアルテピアッツァ美唄へ。前回は、雪の中ですべての作品を堪能できなかったので、今回はじっくり堪能できたが、山の方は、熊出没で立ち入り禁止になっていて驚く。あいかわらず落ち着くカフェでコーヒーとケーキをのんびり堪能していると決戦の時間が迫ってきたので、先を急ぐ。
札駅でECOカーを返却。350キロ走っても、メモリが1/5くらいしか減っていないのだから大したものである。東豊線で暗くなったドームへ。平日ナイターは、日本一を決めた2年前の日本シリーズ以来かもしれない。
◇2008/9/29:○F 2-1 M(札幌)
ダルビッシュvs小林宏。ダルは前半から三振の山を築くが、小林もよい時の小林でちょっと打てそうもない雰囲気。今日も厳しい1点勝負を覚悟。
かん「今日は、試合中は貧○神に会わないようにしよう。」
しん「しかし、点がとれそうなイメージがないね。」
かん「ホームランじゃない。」
しん「誰か打ちそうな人いる?」
かん「・・・・・・・・・稲葉さん。。。」
などとネガティブになりかけた瞬間に賢介11号!先制!
しかし、7回に橋本タイムリーで無念の同点。しかし、なお2,3塁のピンチを踏ん張ったのが大きかった。
8回裏、糸井のところで、代打坪井はないかなとつぶやくが同意は得られず。そして、その糸井が2塁打。しかし、ここで坪井の姿がネクストバッターサークルに!鶴岡がバントを決めれば絶好の舞台が整うのだが、フライで終了。打てないのだから、バントくらいしっかり決めて欲しいものだ。
代打坪井。4万2000の場内大歓声。みんなひょっとしたら今日が最後になるかもしれないと思っているだけに力一杯の声援。そして、見事に1,2塁間を破るタイムリー!感動的である。バント失敗があったため、決勝タイムリーとならなかったのが無念だが、いかんせんカッコ悪い道を選んだ男だから、これもまた坪井らしいのかもしれない。そして、賢介の内野ゴロで糸井が突っ込みどさくさまぎれの決勝点!
9回。ダルは明らかにバテ気味だし、勝ち越したのだからマイケルと思ったのだが、続投。そして、サード稲田、ファースト小谷野という意味不明な守備固め。稲田のサードは下手だし、小谷野のサードはけっこううまいし、同点になったら打順の回る信二を引っ込めるのもどうかと思う。
しん「サード稲田は・・・」
ないる「信二の1塁は変えないと。今日も全然捕れてないし。」
しん「最後はマイケルで・・・」
ないる「エースを信じなくてどうするんですか!」
とネガティブ思考を叱られた直後に、痛烈なライナーが代わったばかりのファーストに飛び、小谷野が見事のキャッチ。梨田監督とないるさんの勝ち。2死から最後はサトザキを三振。勝利!プシュー!
ホーム最終戦の死闘を勝利で飾る。CS出場の道は他力だのみでわからないが、もうそれはいいじゃないかと思わせる内容で締めくくってくれた。梨田監督のあいさつも最終戦を勝てて本当にほっとしたという感じだった。2年連続優勝のチームを引き継ぐほどしんどいこともないと思うし、北の大地では、なかなか厳しい評価もあるようだが、まずはよくやったと思う。
待望の焼しゃぶで祝勝会。試合中我慢した分ビアも美味しい。焼しゃぶは、とろけるようなお味がさすがである。最終戦ということで、カルビも上を奮発。宴の最中にオリのCS決定という遺憾なニュースも入ってきたが、盛大なお見送りを受けて、冷たい夜風も気にならずに足取りも軽く札駅へ。あとは、やきうの神様の判断を待つしかない。
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