11/29:きらきら&みのり
◆横浜→東京→新潟→酒田→新庄→古川→仙台→東京→横浜:はれ
6時起床。6時54分発のみなとみらい線から、7時2分の横須賀線グリーン車で東京駅。平日ダイヤと休日ダイヤの違いはあるものの、ここまでは、普段の通勤とほぼ同じ。
3連休初日の先週とちがって、今週は、東京駅も平穏。お弁当もラクに購入できるが、あいかわらず魅力に乏しいラインナップなので、2週続けてシウマイ弁当。今週も10時間以上の乗り継ぎの旅。今回のトップバッターは、上越新幹線・Maxとき307号だ。2階席の端の方は、階段の関係で、ひとり掛けになっていて快適。もっとも、車内は閑散としており、二人席だろうが、三人席だろうが、ひとりで座れる状況。
お弁当をいただき、日経とニッカン。冬ばれの北関東の車窓を眺めているうちに、少しずつ山が深くなり、トンネルの連続で、越後湯沢。国境の長いトンネルを抜けても、今日は、日本海側も晴れ。ひと眠りして新潟駅に到着。けっこう暖かい。
第2ランナーは、「きらきらうえつ」。485系改造車で、座席はそれほど豪華でもないが、ラウンジカーでくつろげるようになっている他、ハイデッカーになっていて前面展望がすばらしい。幸い、先頭の1号車窓側だし、お天気もよいので、流れる景色を見ているだけでもいい感じである。惜しむらくは、おばさんの団体やらマナーの悪い子どもやらで、車内がかなりうるさいことだが、利用客が少なくすぎて終了しても困るので、まぁやむを得ない。
村上あたりからは、日本海に沿って進む。進行方向左手窓側の席なので、ビューはすばらしい。粟島もよく見える。東野圭吾の「卒業」を読みながら、2時間半で、終点酒田へ到着。
今回も乗り継ぎは絶妙を極めるのであるが、先週の函館同様に、ここで1時間だけ小休止。駅前の東急インの中には、山口瞳さんが愛用したフランス料理の「ル・ポットフー」があるはずで、天気が悪ければ参戦も検討していたのであるが、今日は、初冬の日本海側とは思えないほど穏やかに晴れて暖かいので、少し街を歩く。日本海側の港町として栄えた酒田、みどころはいろいろあるようだが、それほど時間もないので、駅から徒歩5分の本間美術館に参戦して、庭園を散策して、駅に戻り、きつねそばをいただく。
酒田からが、未乗区間。最上川ラインこと陸羽西線、1日1往復だけの快速「最上川」。左手には鳥海山が美しい。陽射しも暖かく、ついうとうとして、気づくとまわりは、雪景色。50分ほどで新庄へ到着。
東京行きのつばさ号の姿も見える新庄駅だが、7分の乗り継ぎで。今度は、陸羽東線。この秋デビューの「リゾートみのり」。キハ48系の改造だが、前後の間隔も広く、きらきらうえつよりも快適。こちらも左右の窓は大きく、前面展望もすばらしい。海を眺めるうえつとちがって、こちらは、雪の残る山道を進むが、ローカル線らしい風情があって、なかなかいい感じ。温泉も多く、衝動的に途中下車したい誘惑にかられる。
鳴子温泉で車内はほぼ満席になり、日も暮れて、車窓を眺めるのも退屈になってきたところで、加賀恭一郎の推理も佳境にさしかかる。このまま乗っていても仙台まで行かれるのだけれど、古川から先は以前乗車したこともあるので、東北新幹線に乗り換えて、1時間ほど節約。牛タンタイムをひねりだす。仙台まで15分の車中で「卒業」は読了。
久しぶりの仙台駅。楽天グッズショップをひやかしてから、おなじみの牛タンストリートへ。あいかわらず利久さんだけが大行列だが、喜助さんで妥協。みそとしおのミックスセットをビアを堪能。
順調に予定を消化して、最後は、予定より一本早いこまち号に変更。土日きっぷは何度でも変更できるので便利。こまち24号は、お隣も空席で快適、一眠りするともう大宮。東京着は、19時47分だから、朝、Maxとき号で出発してから11時間59分で東京駅へ戻ってきた。約1000キロの旅で、未乗線区も127.7キロを踏破。東京駅でぶどう杏仁を購入して21時には帰宅。「プロ魂~王監督のメッセージ~」を見て就寝。
○新たに乗りつぶした路線:陸羽西線、陸羽東線
○新たに乗りつぶした距離:127.7キロ。
○今までに乗りつぶした距離:16973.6キロ。
○まだ乗りつぶしていない距離:2871.1キロ。
○乗りつぶした路線の割合:85.53%(△0.64)
○会社別:JR東日本 83.8%(△1.7)
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