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2/10:眠れない夜の算数教室~3割打者を探せ~

◆横浜・東京:はれ時々くもり

 先週からあわただしい日が続き、昨日もトラブルでオフをドタキャンするなどバタバタしていたのだが、一段落したら突然ひまっこになったので、18時すぎに退社。残りのご飯でチャーハンを作る。
 で、21時頃になると、もう眠くなってしまった。ここで、中途半端に寝て、未明に起きてしまうと、ないるさんのように、眠れなくなってしまい、翌日もすっきりしない目覚め&寝坊ということになるので、一気に朝まで眠る予定だったのだが、遺憾ながら24時すぎに目が覚めてしまい、ないる式になってしまった。
 さすがに眠れないので、りくおさんのブログなどチェックすると、

 「5×14」の場合、(1)筆算する、(2)「5×2×7」として「5×2」を先に計算する、(3)「5×10+5×4」とする、(4)答へを覺えてゐる、の4つくらいの方法が考へられるが、(4)の人は論外としても(3)を最初に選擇する人はアタマがいいんぢやないかと思ふ。意外な人に驚かされることがある。

 とある。いや、5*14は、14*10/2=140/2=70じゃないかなと思うと、こばさんが同様の指摘をしていて安心する。

 最近は、すっかりさびついているとはいえ、暗算は、数少ない小生の特技であるけれど、特に割り算の役にたっているのは、打率の計算である。
 3打数1安打は.3333
 4打数1安打は.2500
 このあたりまでは、誰でもわかると思うが、
 7打数2安打は.2857とか、11打数3安打は.2727、13打数4安打は.3077、17打数6安打は.3529あたりを知っておくと、シーズン当初は、ビジョンの打率表示を見ただけで、打数まで推測することができるし、1回アウトになったらどのくらい打率が下がるかを予測することができる。
 小生がやきうをそれなりに理解するようになった最初のシーズンである昭和51年。読売に移籍してきた張本の打率は、513打数182安打で.35477。しかしながら、ドラゴンズ谷沢の打率が.35484で首位打者はとれず。何でそんな細かいことまで覚えているかというと、どうしてこんなに僅差になるのだろうかということに興味を持っていろいろ考えたからである。そして、2人の差が、17打数6安打であることを発見する。17打数6安打は、0.3529であるから、.355の世界で争っている2人にとっては、ほんのわずかながら打率を下げてしまうことがわかり、納得する。(当時は最多安打の表彰はたしかなかった。)
 この考え方を適用すると、いろんな計算をある程度推測することが可能になる。たとえば、26/87と0.3はどっちが大きいか?Qさま!の9番目くらいに出てきそうな問題だ。筆算していては時間が足りない。

 87打数26安打。あと13打数4安打すれば、100打数30安打で3割。3割に到達するのに、13打数4安打(.3076)しなくてはいけないということは、今は3割に届いていないわけだから、たぶん.299くらいか。
 同様に、80打数24安打なら3割。そこから2試合で7打数2安打(.2857)すると、87打数26安打。やはり、3割からほんの少し打率が下がるから、.299くらいか。電卓を叩くと、正解は.29885・・・である。
 
 こんなのもある。99打数33安打は.3333。これは誰でもわかる。100打数33安打は.3300。これもわかる。このくらいの打席数では、1打席凡退すると、約3厘打率が下がっているようだ。となると、もう1打席凡退して、101打数33安打は、.327くらいではないかという推測が成り立つ。正解は.32673・・・である。

 やきうに関係する数字ばかりなので、0.3近辺ばかり覚えているけれど、4/13=.3077を知っていれば、8/13=.6154も自動的にわかる。

 まぁ、こんなの電卓叩けば一発だし、エクセルで作業することも多いだろうけれど、電卓やエクセルを信じ込んでいる人の作業の間違いをチェックするときには役にたつかもしれない。あとは、大ボスやボスと予算の打ち合わせをしているときに、原価率はどのくらいか?というような話になったときに、間髪をいれず、「0.615ですね」と答えて、電卓を叩いて確認したボスを驚かしてちょっといい気分になるくらいのものではある。

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コメント

算数・数学好きはいかに面倒な計算をエレファントでなく、エレガントに解くかに異常なまでの情熱を燃やしますからね。少し離れたところから最短な道筋を見つけるのがエレガント、電卓を必死で叩くのはエレファント。仮説を立てられるのがエレガント、現実に引きずられるのがエレファント。

なるほどエレガントとエレファントですか。実際、数学者は、定理の美しさにかなりこだわりますね。

早い時間に寝る→2~3時間で目覚める=夜の昼寝=ないる式

…と命名されてしまったのですね。

 日常生活でぼけはじめの私の場合「どっちも」です。
 今でも「25×25」あたりまでや「87×32=2784」は覚えてるし、「49×245」を「49×50×5-245」ないし「49×((100÷2)-1)×10÷2」と解くことができてます(答えは12005)
 やくにたったことといえば、やっぱりスーパーの特売で、「350g298円」「540g468円」のどっちが安いか、電卓がなくても感覚でわかることでしょう。(グラムと円の双方同時に引き算してみればわかりやすいですよ。)         今日も仕事で単価・市場シェア計算していて役に立ちました。

>ないるさん

目が覚めた瞬間、あ、しまった、これはまだ夜中だ、ないる式だ!とひらめいてしまいましたです。(^^)

>buschanさん

2桁くらいの掛け算、割り算はいいのですが、桁数が多い足し算が最近はもうだめですね。1,2,4,8,16,32,64...なんていうのも以前は、16777216くらいまでスラスラ言えたのですが、最近はすっかりダメです。まぁ、これは、麻雀の点数計算くらいにしか役に立ちませんね(@_@)

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