◆和歌山→白浜:くもりのちあめ
6時45分起床。ダイワロイネットホテル和歌山さんは、普通のロイネットとちがって、宴会場やレストラン街を併設した本格的なシティホテルスタイル。しかしながら、小生の部屋だけは、和歌山城が見えず。朝食ヴァイキングは、ニッカンとわかやま新報、オレンジジュースは2杯に抑えておく。
8時半すぎにカローラ号で出発。阪和自動車道を南下。海岸線を走るのかと思いきや、延々とトンネルが続き、ときおり見える段々畑や梅林を眺めつつ、もがちゅーさん問題などについて検討しながら田辺ICまでは1時間あまり。そして、国道42号線に出て、ハーベストの横を通り、白浜へ。温泉付50坪298万円の分譲地の看板を見て、みんなでシェアすることを検討しながら、テンションを高め、いよいよ3年ぶりのアドベンチャーワールドへ到着!
けっこうな入場待ちができているので、急いでエレファントライドを予約。ギリギリセーフ。手続きに時間がかかるので、申し訳ないのだけれど、うっちーさんにお任せして、我らは、エンペラーペンギンのひなを餌付けを鑑賞。しかしながら、すでに大きくなってしまっていてちょっとあんまり。しかもお腹が終了しているようで、魚を3匹ほど食べて、下痢をしたところで早々に終了となってしまった。
入場口近くでパンダのかぶりものをしてみんなで記念撮影。テンションがあがりきっておらず、美女3人の横でやる気のない顔で写ってしまう。お父さんというよりは、添乗員か。いや、添乗員だって、もうちょっと愛想がありそうなものだ。
いよいよパンダへ参戦。最前列のみ移動しながらの観戦となるが、ごった返すというほどではなく、双子パンダを堪能。盛大にじゃれ合っていて実にかわゆい。キュートすぎる美女もちょっとかなわないほどの愛くるしさである。ところで、双子をほったからして、お母さんはどうしているのかというと、屋外の木の上で豪快に休憩中。
イルカか何かのショーが終わり、パンダが混み始めたところで、いったん退場して、早めにお食事を済ませて、ペンギン館へ。特に何かやってくれるわけではないけれど、いつまで見ていても飽きない。キングペンギンの足元に雛が隠れているのをないるさんが発見。こちらは、正真正銘の生まれて間もない雛だが、よく見ると、他にもいる。産卵~子育ては特にめずらしいことではないようだ。
再びパンダ舎を見てから、サファリゾーンへ入場。ゾウやチーターの餌付けで盛り上がる。チーターは、意外にも自分より大きいものや視線の高いものはダメなようで、お姉さんにも逆らわないし、バッファローのでかいやつみたいのにも反撃されて、エサをとられそうになる始末。お姉さんは美女なのだけれど、チーターに強い態度でしつけをしているので、きっと手ごわい人になるだろうという点で意見が一致。
あまり盛り上がらないサイエリアを通り、ライオンを見てどうにか1周。心配された雨もぱらぱらと降りはじめ、最後は、足が上がって、かなりぐったり気味。ここで、パンダ肉まんをたべてエネルギーを補充。
パンダにお別れを告げて、最後は、エレファントライド。直接背中に乗れるのかと思いきや、椅子がついていて、しかもパドックのようなところを2周回るだけで、ひとり1500円で別途お写真だから地面からの高さだけではなく、お値段の方もちょっと高い感は否めない。昨晩の小海老の唐揚とともに小生の数少ないリクエストは、あいかわらず冴えないようだ。
みんなでおみやげを盛大を買って、後ろ髪をひかれつつもアドベンチャーワールドを後にして白浜温泉へ。パンダやペンギンを盛大にエンジョイした後、ゆっくり温泉に1泊できるところが今回のプランのよいところである。
白浜の温泉街の中心近くの湯崎館は、建物はけっこう古いし、夕食は18時半とお願いしたのに18時には並べてしまうし、布団もさっさと敷きたがるという典型的な日本の温泉旅館であるが、たまにはこういうのもいい。大浴場は、特に豪華ということはないが、やはり歴史のある名湯で、ほかほかと暖まる。
18時半から夕食。小生はビア、うっちーさんは地ビア、ないるさんとかんちゃんは、梅酒で乾杯。
・先附(ホタルイカ沖漬け)
・季節の味前菜
・吸い物 つみれほか
・焼き物 黒毛和牛の陶板焼
・温物 地元鯛の海鮮しゃぶしゃぶ
・お凌ぎ 紀州伝統の味(さんまの押し寿司)
・地魚刺身(鮪.カンパチ.イカ.エビ)
・酢の物(太刀魚の菊和え生姜酢)
・蒸し物 柚子の香りいっぱい茶碗蒸し
・フルーツ
※クエ鍋(2人前)
クエ鍋を追加したこともあるが、食べきれない以前にテーブルに乗り切るのがやっとという衝撃的なボリューム。お腹一杯になることは確実なので、クエ鍋も早めに火を点けて、めいめい好きなものからいただく。
初体験のクエもまずまず美味しかったし、お肉もじうじうと焼いたし、パンダをエンジョイして、湯上りのキュートな美女に囲まれて、テンションも上がり、日本酒をいただくことにすると、これがまた飲みやすい。まったくもってすばらしい。いくらなんでもすばらしぎてバチが当たるのではないか?と思ったあたりで、いきなり終了。座布団を枕に就寝。
しばらくすると、頭上で鍋が提げられたりしている気配があり、気がつくと、横に布団が敷かれている。美女たちは、宴を続行しているようだが、会話は聞こえず。4年前の福岡ふぐツアーのときも、美女に囲まれてフグ鍋と日本酒を堪能していたら、早々に終了して、小生だけがグランドハイアットに担ぎこまれるという事件があったが、4年たっても、まったく進歩していないというか、さらに退歩しているというか、あまりにもあんまりである。
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