4/29:世界卓球2009横浜
◆横浜:はれ
7時半起床。遠征続きだったので、部屋の掃除、バルコニーの植木の植え替え、洗濯。
15時に母と妹が到着。今日は、姪っ子は、お留守番のようだ。とりあえず、Y150にご案内。メインイベントであるところの巨大クモのパフォーマンスを鑑賞するが、まぁ、たしかに大きいし、よくできているけれど、格別のこともなかった。あれが、街中へ盛大に繰り出してくれればたしかにおもしろいとは思う。クモにしても、昨日のアースバルーンにしても、入場料を払わなくても外からでも見えてしまうので、わざわざお金を払って入場する必要がないということがだんだん知れ渡ってしまうのではないかと思う。
関内まで歩いて、地下鉄で新横浜へ。横浜アリーナへは徒歩5分。世界卓球2009へ参戦である。
今日はまだ予選や本戦1回戦なので、場内には何十台も卓球台がおかれているが、ランキング上位者は、中央手前の1番2番コートで、ここが国際映像に使われる。そして、日本選手の上位者は、右手前の3番コートで、こちらはテレビ東京の中継用。いずれも場所が広くとってある。
今日は自由席なので、日本選手が見られる3番コート近く、18時すぎに到着した割には、けっこう前の方に3席空いていたので、選手の表情までよく見える。テレビに映っていた可能性も高い。このエリアは、スポンサー企業からバルーンが配られて、ニッポンチャチャチャみたいな応援が行われている。
男子ダブルス予選が終わると、ミックスダブルスの本戦1回戦。まずは、史上初の夫婦ペアという田勢ペアが登場。相手は、ベラルーシのペアでよくわからないが、世界ランキングの順位がそのままゼッケンになっているので、どの程度の選手かは検討がつくから便利だ。ランク的には、おなじくらいの格と思われたが、見事に4-1で快勝。
続いて、シングルスの全日本チャンピオン同士のペアであるところの水谷&平野ペアが登場。チェコのペア相手に楽勝かと思われたが、平野の調子が上がらず、意外と苦戦。隣の4番コートには、16歳の石川佳純が岸川とのペアで登場。こちらは楽勝のようだ。
しかし、今日一番盛り上がっていたのは、さらにその奥、国際映像用の2番コート。14歳の丹羽と17歳の森薗というフレッシュなペアの相手は、シンガポールのエース同士のペアで、特に女性は世界6位の強豪。だからこそ日本選手向けコートではなくて、国際映像用のコートでプレーしているわけであるが、少し離れていてよく見えないのだが、予想以上に善戦している。かろうじて手前側だけスコアが見えるのだが、ジュースになったりもしている。目の前の平野ペアの試合が弱い相手につきあう感じであまり盛り上がらないので、周囲の観客も遠くの2番コートの結果に一喜一憂するようになってきた。惜しいジュースの2ゲーム目を落としたので、いかんせんこれまでかと思われたが、その後も奮闘して、いったんは、ゲームカウント3-2とリード。最後は、3-4と逆転されて力尽きたが、14歳と17歳のペアだから今後が非常に楽しみだ。
調子の上がらない平野ペアもさすがに貫禄勝ちで、いよいよ次は、愛ちゃんの登場。さすがに華がある。ペアは、年下の18歳、松平健太。相手が弱すぎて楽勝。緊迫したポイントがないので、「サァー」を聞くことができなかったのがちょっと残念だ。
今回は、団体戦ではなく個人戦なので、中国勢の牙城を崩すのは厳しいが、地元開催でもあり、少しでも上位をめざしてがむばって欲しい。北の大地から帰ってくる頃まで勝ち残っていてくれればメダルも見えてくる。
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