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4/30:型をとる間の石川さゆり

◆横浜・東京:はれ

 連休の谷間。思ったほど電車は空いていないし、ランチタイムのお店も混んでいる。
 夕方から歯医者へ。前回とちがって、先生に対する安心感があるので、緊張がない分状況はよいが、いかんせん、今日は削ったり、型をとったりしなくてはならない。まずは、麻酔の注射。
 少しでも気分をまぎらわすには、何か別のことを考えればよい。キュートすぎる美女のことでも考えていればよいのではないかという意見があったので、さっそく実践してみるが、削っては休み、削っては休み、先生も気をつかってくれて、頻繁に中断するので、キュートかどうかよくわからないうちに終了。いずれにしても、一度もオェっとならずに削るのを乗り切ったのは大きい。
 続いて型をとる。これがまた難題。なるべく小さいのにしてもらって、まずは練習で、何もつけないで、口の中へ入れてみるが、すでにぐったりしてきていることもあって、あっさり終了。オェ3回。絶望的である。
 しかしながら、先生も知恵を絞ってくれて、次には、薄いガムみたいのが出てきてこれを2分間かんでいればいいという。辛いことは辛いがこれならなんとかなりそうだ。キュートすぎる美女だけでは2分間は長いので、歌の歌詞でも思い浮かべることにする。まずは、「MyRevolution」。しかし、1番が終わっただけでは、まだ2分たたない。ここで、突然、津軽海峡冬景色が思い浮かんでしまい、「上野発の夜行列車~」とやっているうちに見事に2分クリア。なぜ、ここで石川さゆりかと言われても答えに窮する。
 さらにもう1枚のガムを噛む。こちらは30秒。ここで、突然、「二人を夕闇がぁ~」と若大将が頭の中に浮かんできて、こちらも無事に乗り切る。「津軽海峡冬景色」にしても、「君といつまでも」にしても、小生の記憶の始まりの頃、すなわち昭和50年頃に、我が家の周辺、ラジオやクルマのカセット(当時は大きいやつ)でかかっていた曲ですりこまれてしまっているようだ。
 50分近くかかってなんとか第2回治療終了。これで、心おきなく北の大地に行かれる。夜は、大ボス主催の打ち上げ。横浜の神奈川宿に150年がむばっているという「田中家」さんで盛大に。元気印の女将が150年の歴史を語ってくれるのがすばらしいのだが、パワーポイント2007でプロジェクタで説明されるというのがまたすごい。会席料理にワインをいただき解散。みなとみらいの駅を汚すこともなく無事に帰宅して早々に就寝。

4/29:世界卓球2009横浜

◆横浜:はれ

 7時半起床。遠征続きだったので、部屋の掃除、バルコニーの植木の植え替え、洗濯。
 15時に母と妹が到着。今日は、姪っ子は、お留守番のようだ。とりあえず、Y150にご案内。メインイベントであるところの巨大クモのパフォーマンスを鑑賞するが、まぁ、たしかに大きいし、よくできているけれど、格別のこともなかった。あれが、街中へ盛大に繰り出してくれればたしかにおもしろいとは思う。クモにしても、昨日のアースバルーンにしても、入場料を払わなくても外からでも見えてしまうので、わざわざお金を払って入場する必要がないということがだんだん知れ渡ってしまうのではないかと思う。

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 関内まで歩いて、地下鉄で新横浜へ。横浜アリーナへは徒歩5分。世界卓球2009へ参戦である。
 今日はまだ予選や本戦1回戦なので、場内には何十台も卓球台がおかれているが、ランキング上位者は、中央手前の1番2番コートで、ここが国際映像に使われる。そして、日本選手の上位者は、右手前の3番コートで、こちらはテレビ東京の中継用。いずれも場所が広くとってある。

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 今日は自由席なので、日本選手が見られる3番コート近く、18時すぎに到着した割には、けっこう前の方に3席空いていたので、選手の表情までよく見える。テレビに映っていた可能性も高い。このエリアは、スポンサー企業からバルーンが配られて、ニッポンチャチャチャみたいな応援が行われている。
 男子ダブルス予選が終わると、ミックスダブルスの本戦1回戦。まずは、史上初の夫婦ペアという田勢ペアが登場。相手は、ベラルーシのペアでよくわからないが、世界ランキングの順位がそのままゼッケンになっているので、どの程度の選手かは検討がつくから便利だ。ランク的には、おなじくらいの格と思われたが、見事に4-1で快勝。
 続いて、シングルスの全日本チャンピオン同士のペアであるところの水谷&平野ペアが登場。チェコのペア相手に楽勝かと思われたが、平野の調子が上がらず、意外と苦戦。隣の4番コートには、16歳の石川佳純が岸川とのペアで登場。こちらは楽勝のようだ。
 しかし、今日一番盛り上がっていたのは、さらにその奥、国際映像用の2番コート。14歳の丹羽と17歳の森薗というフレッシュなペアの相手は、シンガポールのエース同士のペアで、特に女性は世界6位の強豪。だからこそ日本選手向けコートではなくて、国際映像用のコートでプレーしているわけであるが、少し離れていてよく見えないのだが、予想以上に善戦している。かろうじて手前側だけスコアが見えるのだが、ジュースになったりもしている。目の前の平野ペアの試合が弱い相手につきあう感じであまり盛り上がらないので、周囲の観客も遠くの2番コートの結果に一喜一憂するようになってきた。惜しいジュースの2ゲーム目を落としたので、いかんせんこれまでかと思われたが、その後も奮闘して、いったんは、ゲームカウント3-2とリード。最後は、3-4と逆転されて力尽きたが、14歳と17歳のペアだから今後が非常に楽しみだ。
 調子の上がらない平野ペアもさすがに貫禄勝ちで、いよいよ次は、愛ちゃんの登場。さすがに華がある。ペアは、年下の18歳、松平健太。相手が弱すぎて楽勝。緊迫したポイントがないので、「サァー」を聞くことができなかったのがちょっと残念だ。
 今回は、団体戦ではなく個人戦なので、中国勢の牙城を崩すのは厳しいが、地元開催でもあり、少しでも上位をめざしてがむばって欲しい。北の大地から帰ってくる頃まで勝ち残っていてくれればメダルも見えてくる。

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4/28:開国博Y150開幕!

◆横浜・東京:はれ
 
 横浜開港150周年のメインイベント、横浜開国博Y150がいよいよ開幕。早々に帰宅して参戦することにする。久しぶりに乗った電動アシスト自転車がバテリー切れで出鼻をくじかれるが、会場までは、重たい自転車をこいで5分もあれば到着。便利である。
 9月末までの5ヶ月の開催ということで、全期間通しの入場券(1万円)を購入。使いまわしされないように、スピード写真で撮影した写真を貼付させられて、まずは、「Y150はじまりの森」に入場。おなじみの巨大クモがお出迎えだが、夜は動かないようなので、こちらは明日のお楽しみ。ENEOSナイトピックニックということで、夜の場内はなかなかいい雰囲気。夏場はさらによいのではないかと思う。

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 フードコートでビアと冷麺をいただき、第2会場の「Y150トゥモローパーク」へ移動。こちらは、宇宙飛行士の向井千秋さんプロデュースのアースバルーン「HOME」。直径20メートルの地球儀が美しく浮かび上がる。こちらは、夜しか楽しめない。ちなみに、各会場は22時まで営業してくれるので、近隣住民としては、会社帰りにふらっと散策するには手ごろである。アースバルーン終了後は、未来シアターにて、アニメ映画「BATON」。こちらは、1回20分だが、3部作なので、5月末にまた来ないと続きが見られないように工夫されている。

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 もうひとつ「NISSANY150ドリームフロント&スーパーハイビジョンシアター」もあるのだが、次回以降にして、はじまりの森へ戻る。実は、有料会場はベイエリアではこの3つだけ。夏になると、ズーラシア近くにヒルサイド会場がオープンするが、いわゆる万博レベルと比較すると、相当小規模である。そもそも、横浜駅~みなとみらい~赤レンガ倉庫~大桟橋~中華街~山下公園というのは、日頃からにぎわう観光ルートなので、今さらあれこれハコモノを作るよりは、それらをつなぐ場所にいくつかパビリオンを用意して、後は、横浜の観光コースと組み合わせて自由にエンジョイしてもらおうという趣向。これはなかなかよかったのではないかと思う。ちなみに、50周年のときは、開港記念館、100周年のときは、マリンタワーが作られたが、今回は、ハコモノはなくて、新たに作られるといえば、6月にオープンする象の鼻パークくらい。これも住民としておおいに賛同できるところだ。
 グッズを買いこんで今日のところは引き上げようとすると、たねまるが登場。最初は、違和感があったけれど、慣れてくるとこいつもなかなか愛嬌がある。それにしても、グッズの充実ぶりは相当なものである。直前になって、ヒールキャラのペリー・テイトくんも参戦してきた。

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 けっこう冷え込んできたので、隣接する万葉倶楽部に参戦。何しろ開国博周辺には、温泉あり、映画館あり、ショッピングセンターあり、美術館あり、遊園地あり、ホテルあり。ぜひ自由に組み合わせて、多くの人に2009年の横浜をエンジョイしていただきたいものだ。

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4/26:貧乏神に雨男、ローズにやられ、雨雲居座る。

◆神戸→横浜:あめときどきくもり

 「ピュゥゥゥゥ。。。」未明、嵐の気配で目が覚めてしまう。メリケパークオリエンタルホテルは、全室バルコニー付がすばらしいのだけれど、窓をきっちりと閉めなかったのがいけなかったようだ。それにしても、外は、あんまりな様子。時間は、午前3時。ないる式になってしまった。
 二度寝して7時起床。メリケンパークオリエンタルホテルの朝食ヴァイキングは、とてもすばらしいのだけれど、ホテル内の売店が8時にならないとオープンしないため、ニッカンが手に入らない。神戸新聞とオレンジジュース2杯、グレープフルーツジュース、オムレツ、フレンチトースト、ハム、ベーコン、サラダ、鮭、とろろ、麦飯、パイナップル、オレンジ。

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 雨は上がっているが、疲れはとれないし、昨日以上に寒そうだ。喝!を見てから、部屋でぐったり。もう一度プールに参戦しようかとも思ったけれど、ぐったりして起き上がれず、11時半までだらだらとすごす。
 三宮駅前では、インフィオラータ神戸が開催中。数年前にも北野の方で見た覚えがある。富山のチューリップの開花後に、球根をとるために早めに摘んだ花びらを使っているのだという。ビューティフルなのだけれど、いかんせん寒いし、また雨が降ってきた、そして、風が強い。嵐である。あまりにもあんまりなことになってきた。

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 ミント神戸にて三たびないるさんと合流して、地下鉄でグリーンスタジアムじゃなくて、スカイマークスタジアム参戦。天然芝のグラウンドは、あいかわらず美しいのだけれど、いかんせん寒いし、雨は止みそうで止まず、時々盛大になる。中止にならないでよかったとはいえるけれど、GW前の神戸でふるえるような寒さの中でやきう観戦とは、あまりにもあんまりである。

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◇2009/4/26:●F 3-11 B(神戸)

 外野席に腰を下ろし、坪井タオルで雨をさけながらの観戦。寒くてとてもビアどころではない。ファイターズ先発は榊原。いったん2軍で調整しての再挑戦。なんとか、初勝利をゲットして欲しいところだが、ファイターズは、稲葉がなぜか欠場。
 1回表のファイターズの攻撃は、わずか2分で終了。その後も、オリ・岸田の前に、まったく打てず。スカイマークスタジアムは、ストライクとボールの数が表示されるのだが、ほとんどストライクで、あっという間に追い込まれ、変化球も切れていて、ちょっと打てそうもない。
 榊原もまずまず健闘して、3回まで40分弱で試合が進むが、4回裏、ローズに一発。450号とのこと。これで試合が動きだしてしまう。次のラロッカへの四球がいただけなかった。さらに、日高のタイムリーは、糸井の怪しい守備。

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 5回裏、雨もけっこう降ってきたし、あまりに寒いので、ラーメンなどいただいて一息つこうとすると、遺憾ながら須永の登場。負け試合だから仕方ないけれど、だったら、ここらで徹底的に打ち込まれてくれれば鎌ヶ谷行きになるのにと思っていたら、ローズ3ラン。さすがである。さらに1点とられて、0-7。幸い、試合中にファーム行きが通告されたようである。
 どうせ負けるなら、完全試合でもやるか、などと考え始めたら、一転して、集中打。ラロッカの送球をフェルナンデスがそらすというさすがのプレーもあって、3点返して、なお1死2、3塁でスレッジという場面を作る。今こそチャンステーマと思うのだが、ここも出し惜しみしているうちに終了。鳴子を持ってきたときに限って出番がない。
 一瞬晴れ間が覗いたかと思うと、すぐに雲に覆われてまた冷たい雨。どう考えても風邪をひきそうである。試合の方は、弥太郎が出てきて少し落ち着いたので、8回裏に、トイレに行くと、ちびっこ谷元が簡単に2死をとる。9回の攻撃を見逃さないようにあわてて席に戻ると、無駄な四球からまたピンチとなって、ローズに回ってきてしまいドカン!金子に月間MVPをとらせるためにも、ローズは抑えて欲しかったのだけれど、ちょっとどうにもならない。夕刊紙だか何かで、「ローズも40歳になって、さすがにエース級は打てなくなってきた。その分、ビデオやデータを研究して、二線級は徹底的に打つ」と書いてあったが、榊原、須永、谷元。まったくもって打ち頃ということなのだろう。
 冷たい風雨に体力を消耗。早々に退場して三宮へ戻り、カフェで暖をとろうと思うが、雰囲気のよいところはみなブックフル。ぱっとしないチェーン店で、とりあえずコーヒーを飲んで一息つき、ないるさんと今後の遠征計画を確認。小生はあちこちで雨男呼ばわりされているが、ないるさんも最近の遠征は雨が多いという、6月の広島など、いかにも雨のリスクが大きいので心配である。
 2時間早い便で帰るないるさんを三宮でお見送りして、小生は、ステーキランドさんへ参戦。ニンニクといっしょにじっくり焼いたお肉をいただき、最後は、オプションのガーリックライス。隣で食後の一服をしていたはずのおばさんがこれに注目して、お店の人にたずねている。
「それ、何?」
「ガーリックライスです。」
「そんなのメニューにあったっけ?」
「これは、裏メニューです。」
「それ、私もたのんでいいの?」
「どうぞ。」
 どうやら、ガーリックライスは裏メニューだったようだ。あまりなじみのお店のない小生であるが、裏メニューといわれると、ちょっと常連みたいでうれしい。

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 神戸最後の30分は、諸般の事情により、そごうにて、お買い物タイム。ぐったりだし、ビアも飲んでしまったし、よい選択かどうかは、大変不安である。
 23時帰宅。ほとほとぐったり。3日前、東京ドームでサヨナラ勝ちした勢いで、「ローズがなんだ、カブレラがなんだ、雨雲なんて、ぶっとばっせ!」と書いたけれど、何のことはない、終わってみれば、ローズに徹底的にやられ、雨雲は最後まで居座った。(カブレラは故障)結局、ないるさんがよく晴れた奈良をエンジョイしているところへ、雨男が雨雲を連れ、貧乏神が黒星を持参したということである。何しろ、小生が観戦していない試合の成績は9勝1敗である。あまりにもあんまりだ。
 雨の中、修行して、収穫は、わずかに須永の2軍落ちと、帰りの飛行機が10分早く着いたくらいで、まったくもって、どうしようもないが、連休はまだまだ長い。とりあえず早々に就寝。なんとか2日だけがむばってみよう。

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4/25:雨の神戸

◆横浜→泉佐野→和歌山→五条→高田→天王寺→大阪→神戸:あめ

 4時50分起床。眠すぎる。YCAT5時33分発のバスで出発。今日は、羽田空港は第1ターミナルからJ社で出発。2週間前と同じ6時25分発だが、本日は関西空港へ。久々にMD-90の乗る。
 グリーンスタジアム神戸のデーゲームの前に、和歌山線を乗りつぶしておくには、早朝出発のこのプランしかなかったのだけれど、いかんせん雨。どうみてもやきうは中止の気配。南海特急を乗り継いで和歌山市へ。ここから、JRで和歌山駅へ。紀勢線のこの区間も初乗り。同じ電車がそのままこちらも初乗りの和歌山線に化けて五条へ。地味な景色だし、雨だし、ロングシートだし、ねみぃのでぼんやりとすごす。

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 五条で同じような電車に乗り換えて、高田へ。これで、和歌山線完乗。ここからは、大阪圏らしい都市型の電車に変わって、天王寺へ。環状線で大阪、新快速で三宮。
 ミント神戸にて先乗りしているないるさんと合流してお好み焼きをいただく。やきうも中止になったので、2月にあまり時間がとれなかった酒蔵めぐりに参戦するという。小生もお誘いを受けるが、いかんせんぐったりしているので、ご辞退して、酒蔵めぐりバスをお見送りして、早々にメリケンパークオリエンタルホテルさんへ参戦。
 当初は、アパを予約していたのだけれど、東京ドーム3連戦でぐったりだし、週末の神戸は、やきう中止濃厚でホテル滞在時間が延びそうなので、直前に変更しておいた。残念ながら、お値段はお安くないのだけれど、ロケーションもいいし、朝食も充実しているし、プールもあるので、お気に入りのホテルではある。
 ひと眠りしてから、プールに参戦。ここのプールは、海に面しているので、晴れているととても気持ちがよいのだけれどいかんせんどんより。プール自体は小さいので、10往復しても400mあるかないか。ジャグジーに入り、チェアにねそべって休養。
 多少元気になったので、ホテルバスで三宮へ出て、酒蔵めぐりから帰ってきたないるさんと再びミント神戸で合流。食については、ないるさんに任せておけば安心だし、小生が選ぶとロクなことにはならないのだけれど、ないるさん事前調査済みの3軒から、スペイン料理をセレクト。そのままミント神戸の8Fに上がるだけだから楽チンではある。
 ミント神戸というのもよくわからないけれど、まぁ、昨日のモアーズと同じようなものであって、昨日に引き続きワインをエンジョイする。料理のセレクトも、小生が選ぶとロクなことにはならないのだけれど、今日は、めずらしく、メインのブイヤベースもヒット。2杯目のワインが、焼酎をロックでいただくようなグラスで登場したのはいかがなものかと思うけれど、スペインヤギリシャなど南欧に思いをはせつつ、パエリアまで美味しくいただき解散。

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 とにかく腰が張っているので、マッサージをして早々に就寝したかったのだけれど、予約23時30分までとれず。それまで起きていられるかどうかちょっと心配ではある。

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 ○新たに乗りつぶした路線:和歌山線、紀勢本線
 ○新たに乗りつぶした距離:76.0キロ。
 ○今までに乗りつぶした距離:17353.6キロ。
 ○まだ乗りつぶしていない距離:2491.1キロ。
 ○乗りつぶした路線の割合:87.45%(△0.39)
 ○会社別:JR西日本 79.1%(△1.5)

4/24:ワインに酔い、ダルに酔い、そろそろ連休モード

◆横浜・東京:くもり

 7時起床。サヨナラ勝ちで疲れを吹き飛ばしたはずであったが、いかんせん眠いし、腰も痛い。しかし、まぁ今日を乗り切れば、来週からは、ゴールデンウイークモードである。さすがに16連休とかではないが、期間中出社が5日だけだから、もはやまとまった仕事は連休明けに先送りである。
 ニッカン一面は、もちろん草なぎ容疑者。しかし、イ・スンヨプじゃあるまいし、「なぎは弓ヘンに前の旧字体その下に刀」っていうのもねぇ。。。それに、正直、「裸になって何が悪い」って思うよ。現場にいたわけじゃないから、近隣にどの程度迷惑かけていたか知らないけれど、裸で騒ぐ酔っ払いなんていくらでもいるし、からんでこない限りどうってことない。通報されたから仕方なく捕まえたのかもしれないけれど、自宅捜索とは意味不明。
 午後から外出、2月3月とバタバタした仕事の総仕上げ。16時からのアポのつもりで、そのまま直帰しようと思っていたが、アポは15時からだったので、16時には打ち合わせが終わってしまう。まだ陽も高いし、お腹も空かないが、今さら会社に戻る気にもなれず、そのまま直帰して、Yo子さんとモアーズに参戦して、ワインをいただく。モアーズというのは、正直、まったくご縁がないのだけれど、いつのまにかリニューアルされて、けっこうきれいになっている。モアーズのメインターゲットは20代ではなかったのか?バブルの頃に20代だった人をターゲットに変
更したのか問題など検討しながら、スパークリングの白に始まり、赤、ロゼと3杯。仕事に区切りもついたし、気分は早くも連休モードである。
 ワインを3杯エンジョイしてもまだ19時というのがうれしい。帰宅して、Jスポーツでオリ戦。すでに7-0とリードしているので、ほろ酔いでも安心して見ていられる。小松をボコボコにして快勝。ダルビッシュの快投に酔う。 
 明日は早朝から遠征なので、早々に荷造りして就寝すべきなのだけれど、いきなり部屋の掃除など始めてしまう。NHK教育の園芸講座みたいのを見てそのままつけっ放しにしておいたら、「劇場への招待 NHKシアターコレクション2009」で、「夜光ホテル」とかいうお芝居。モダンスイマーズとかいう劇団らしいけれど、これがなかなかおもしろくてついつい最後まで見て、24時近くなってしまった。明日はたぶん雨。

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4/23:執念のサヨナラ勝ち!

◆横浜・東京:くもり時々はれ

 6時起床。昨日、一昨日の敗戦の疲れが抜けない。20代の頃は、3連戦皆勤などめずらしくなかったけれど、いかんせんアラフォーの身には応える。しかし、2連敗のまま引き下がるわけにはいかない。緑ユニを青ユニに変え、応援バットもカビー仕様から、ノーマル仕様に変更して出社。
 幸か不幸か今日も平和な1日でひまっこなので、18時すぎには退社。もうひとつ縁起をかついで3塁側に入場。一昨日などレフトスタンドも隙間だらけで、ホークスファンもずいぶん減ったなぁと思っていたのだが、2連勝の勢いか、いつのまにかにぎわっていて、3塁側内野自由席もかなりアウェーの気配が漂っている。

◇2009/4/23:○F 7x-6 H(東京)

 入場直後の3回裏、2死1塁で、森本が左中間を破ると、1塁ランナーのルーキー大野は、真喜志コーチの制止を思いっきり無視して劇走。絶妙なスライディングで1点を先制。しかし、すぐに松中に一発。その前にボテボテの内野安打で川崎が塁に出ていたのが痛かった。今日の武田勝は、決してできは悪くないのだけれど、アンラッキーな当たりがけっこうあった。
 金子が牽引してきた打線もさすがに下降気味かと思われたが、直後にヒメネス3ランで逆転。盛大。
 しかるに、直後の5回、またポテンヒットを足がかりに1点差に迫られ、なお2死2、3塁で前の打席に打たれている松中にノーストライクツーボール。実は、次の小久保は、前の打席を見る限りまったくタイミングが合っていなかった。左の松中よりも右の小久保という選択はセオリーからはありえないけれど、思いきって敬遠もありかと考えていたら、吉井コーチが出てきてファイターズベンチも同じ選択。小久保は相当燃えるとは思うが、それが空回りすればとも思った。ここが勝負どころ。
 しかしながら、さすが小久保、意地の2点タイムリーで逆転。6回にも田上に一発を浴びて、いよいよあまりにもあんまりなムードが漂ってくる。やはり、今日の日記のタイトルは、「惨連戦・惨戦・完敗」しかないのだろうか。実際のところ、勝ったときのタイトルがあまり思い浮かばないのだ。
 今日負ければ、観戦成績は1勝7敗となって、この後は、神戸に乗り込む。明日のダルビッシュだけは勝つかもしれないけれど、小生の参戦予定は土日。しかも天気予報も怪しい。すでにないるさんは先乗りしていて、このままでは、「貧乏神と雨男が黒星と雨雲を連れてきた」なんていうことになりかねない。ネガティブな想像ばかりいろいろと膨らんでくる。
 試合も長くなって、体力的にもいよいよしんどくなってきた7回。先頭のひちょりに四球でようやく大隣が交代。しかし、まだ左が続く。昨日結果を出していない神内と森福なら怖くない。果たしてどちらか?と思うと、森福。しかし、こちらもストライクが入らず。稲葉四球で、いよいよチキチキバンバン。スレッジ凡退で投手交代。延々と長いチキチキバンの中、小谷野が粘って四球。満塁でニ岡のところで代打坪井。10分以上続くチキチキバンバン、これで1点もとれなくてはしゃれにならないが、さすがは、坪井!センター前タイムリーでついに同点!カッコ悪い道を選んだ男だけのことはある。そして、今度は北の国からに変わって押せ押せムードだが、惜しくも同点どまり。
 なんとかなりそうな雰囲気が出てきた直後に、ちびっこ谷元がいきなり先頭の柴原に四球。須永とはちがって、彼は、コントロールは安定していたのだが、同点に追いついて固くなったのか?すると、なんと次はボーク。あまりにもあんまり。1死1,3塁となって、森本を三振に討ち取ると、好調宮西に交代して本多も打ち取った。ここをゼロに抑えたのはあまりにも大きい。
 9回裏は、稲葉からの好打順。神内は出せないだろう。馬原以外なら怖くない。ホークスも2連勝しているからそこまで無理はしてこないだろう。やはり攝津。そして、稲葉凡退の直後にスレッジがレフトへ叩き込んで試合を決めた!数字的には不調に見えるけれど、しっかり四球は選んでいたし、やる時はやってくれる。さすがは、頼れる4番である。ヒーローインタビューで曰く、
「長い試合で疲れていたので早く決めたかった!」
 まったくもっておっしゃるとおりだ。すばらしい。そして、サヨナラ勝ちなら、疲れもどっかにいってしまうというもの。急げばプロ野球ニュースには間にあいそうだ。さぁ、いざ神戸へ!ローズがなんだ、カブレラがなんだ、雨雲なんて、ぶっとばっせ!

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4/22:オエッ、オエッ、オエッ、終了。。。

◆横浜・東京:晴れときどきくもり

 6時起床。昨日の敗戦の疲れが抜けない。歯をみがくといきなり、「オエッ」となる。そう、本日は、3年ぶりに歯医者に参戦するのだ。すでに今から「オエッ」となっているようでは、あまりにも前途多難である。
 ひまっこであるが、昨日の敗戦の疲れが抜けず、ねみぃ。しかし、16時頃になると、緊張からか唾液がやたらと出てきて、気持ち悪くなってきた。トイレに行って、「オエッ」となる。別に吐くわけではなく、ただただ、「オエッ」となるだけである。もはや、今日の治療は絶望的である。
 小生、これまで、歯医者には、3軒しか行ったことがない。最初は、子どもの頃、実家の近くの母親が行きつけだったところのおばあちゃん先生。この頃は、嘔吐反射はなかった。
 社会人になってから、当時のオフィス近くの歯科が2軒目。この頃は、盛大に「オエッ」となってかなり迷惑をかけたのだけれど、治療する先生自身が反射で苦しんでいるとのことで、とても理解があり、椅子の傾斜を高くしたり、極力短時間で済むようにいろいろと工夫してくれた。
 3軒目は、3年前。優勝争いが佳境のときに歯が痛くなってはまずいと思い、夏の初めのうちに家の近くの歯医者へ。こちらは、嘔吐反射にまったく理解をしめさず、先生の指を噛んだら露骨に嫌がられた。もう二度と行きたくないけれど、お客も少なかったようで、その後、みなとみらいから撤退したようだ。
 今回は、週末が当分遠征続きとなるので、会社の近くで、新しくてきれいでなんとなくやさしそうな雰囲気の歯医者へ飛び込み。さっそく、事情を伝えるが、椅子の傾斜をいきなり寝かせようとするので、立ててもらう。う~ん、先生、あまり分かってないのか?
 よりによって、今回、詰め物が取れたのは、一番奥の歯である。口を開けるだけでも終了寸前である。
「では、歯を見せてください」
「(オエッ)」
「では、このくらいならどうですか?」
「(オエッ)」
「・・・」
「すみません、今日は無理っぽいです。。。」
 それでも、先生も分かってきたようで、一瞬のスキをついて、小型カメラで写真を撮る。今日は、レントゲンだけで終わりにすることにしたが、これがまた難題である。フィルムみたいのを指で奥歯にあてて我慢できるとは思えない。
 ところが、さすがに新しいお店で、前歯で何かを噛んでいるだけで、全体をぐるりと撮影できる新型があるとのことで、レントゲンは無事にクリア。次回、もう少し体調のよいときに削ることにして、一瞬のスキをついて、仮の詰め物を塗っていただく。次回、とにかく一瞬で削るようにがむばるので、あとは、なんとか型だけとりましょうとのことで今日は終了。遺憾な状況ではあるが、先生に状況を理解してもらえたことで、気分的には、だいぶラクになったので、次回はもう少しなんとかなるかもしれない。1週間後に再挑戦。

 プレッシャーから開放されたものの、完治したわけではないので、気分すっきりとはいかないが、会社に戻る気にもなれないので、ドームへ直行。試合開始前に到着。今日も内野自由席。ビールと焼き鳥とタコ焼。
 もがちゅーさん、けいこさんも相次いで参戦したようだが、今日はけっこう混んでいて、発見できず。
 
◇2009/4/22:●F 2-3 H(東京)

 ファイターズ先発は、ルーキーの2006年、44年ぶりの日本一を支えた八木。その後、あまりにもあんまりなことになってしまっているが、復活を賭けたマウンド。なんとしても今年は復活して欲しいし、先発不足のときにダメ元で使ってみた昨年、一昨年とちがって、今年は、イースタンで3戦3勝と結果を出しての登板だけに期待も大きい。球速は、140キロソコソコだが、それは当時もそんなものだった。球の出どころが見えにくい独特のフォームからの切れが戻ってきたように見える。
 好調の打線は、ヒメネス2ランで先制。しかし、ホールトンならいくらでも点がとれるとタカをくくっていたら、その後は追加点がとれず。3回にせっかく牽制で川崎を誘いだしたのに、挟殺プレーのミスで失点したのが痛い。1,3塁での挟殺プレーはリスクが大きい。
 最初から飛ばしたという八木は、後半はいっぱいいっぱいだったが、なんとか6回を1失点でしのぐ。これなら、今後、ローテーションの中心として期待できそうだけれど、勢いをつけるためには、なんとしても勝ち投手にしてあげたい。

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 右の下位打線の7回は、菊池が好投。ランナーが1人でて本多にまわったところで、宮西かと思ったが、続投で抑えた。川崎、松中の8回こそ、宮西からと思ったら、頭から建山。まぁ、それだけ信頼しているのだろうけど、東京ドーム、ホークス戦というと、建山が一発を浴びそうな予感がしてきてしまう。松中内野安打は仕方ないけれど、その後の暴投がいただけない。得点圏にランナーをすすめて小久保も気合が入ったところで、ドカン。終了。
 1番の賢介からの8回裏、神内か森福か。格なら神内だが、今日に限っては、森福の方が嫌だなと思っていたら、神内。なんとかなりそうな予感。ストレートの四球。須永なみだ。森本にも2球ボールでバントがもったいないくらいだったが、まぁやむをえないだろう。そして、1死2塁で、稲葉ジャムプ、ライト前へ!しかし、これはホーム無理かもと思ったら、ストライク返球で終了。げんなり。それでも2死2塁でスレッジなのだけれど、さすがにあきれたのか、神内から森福へ交代。今日も左から左への継投。しかも四球で摂津に交代。ここでようやくチキチキバンバン。「打って!打って!小谷野!」と叫びましたよ。小生も。しかし、終了。
 9回は馬原。鶴岡のところで、代打坪井かと思ったら、なぜか二岡だったが、ヒット。しかし4割8分打者の金子が今日は結局ノーヒットで万事休す。まだまだ貯金はあるけれど、元気のないホークスに連敗はいただけないし、八木に勝ちをつけられなかったのが残念だし、何より観戦成績が1勝6敗とはあまりにもあんまりである。プロ野球ニュースを見る必要がなくなったので、グータンヌーボで見て就寝。

4/21:大敗でもエンジョイ、2009年型ファイターズやきう

◆横浜・東京:くもりのちあめ

 夕方から外出。何度も通ったお客さんなのに、銀座線と半蔵門線を間違えてしまい、「いつまでたっても赤坂見附に着かないなぁ」と思っているうち、青山一丁目に到着してしまう。ようやく間違いに気づき、渋谷から副都心経由で新宿三丁目から丸の内線へ乗り換えてなんとか事なきをえる。
 17時すぎには、打ち合わせが無事に終了。となれば、もちろん向かうは、東京ドーム。乾杯シートにするか迷ったけれど、指定だと周囲が埋まってしまうと窮屈なので、内野自由席を購入して入場。すでに1点先制されているようだが、今のファイターズ、多少のビハインドなどゴミみたいなもの。ノープロブレムだ。

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◇2009/4/21:●F 5-10 H(東京)

 入場すると、稲葉が2ベース。スレッジタイムリーですぐに同点に追いつく。なおも好調小谷野が2ベース。2,3塁のチャンスとなるが高橋信二終了。しかし、続く2回に鶴岡ヒット、賢介ヒット、糸井タイムリー2ベースですぐに逆転。なおも2,3塁のチャンスとなるが稲葉終了。
 3回に松中2ランですぐに逆転されるが、今のファイターズ、多少のビハインドなどゴミみたいなもの。ノープロブレムだ。しかし、4回に、2死ランナーなしから、森本ヒット、本多ヒット、川崎ヒット、松中ポール直撃の2打席連発。なんと5点差。さすがにあまりにもあんまりである。
 それでも、今のファイターズ、すぐに反撃開始。ヒメネスヒット、金子ヒット、賢介四球で満塁。ここでローを交代されてしまうと思ったが、幸いにも続投してくれたので糸井タイムリー。4-7。なおも稲葉、スレッジという絶好のチャンスだったが、神内に抑えられてしまう。4回のうち3回が2,3塁に残塁したまま終了。
 さすがに試合が落ち着いてしまうかと思われたが、5回、5割打者の金子の当たりは、ライト前にポトリと落ちて早くも今日2安打目。5-7。ここまでもチャンスの連続だったはずなのだけれど、ここで、ようやく待望のチキチキバンバンが始まった。しかし賢介終了。残塁は早くも8。
 ヤングマンまで2時間15分。先々週盛大にやっていたグラウンド整備のお兄ちゃんはさらにパワーアップして徹底的にやっている。すばらしい。
 こういう試合は、案外途中で落ち着いてしまうもので、ホークスで小生が応援している数少ない選手であるところの森福に左3人が完璧に抑えられてしまうと、いかにも打てそうな水田にまで抑えられてしまう。一方のファイターズ中継ぎ陣もがむばったが、須永は死球2つに四球1つ。あいかわらず不愉快だ。このまま鎌ヶ谷に置いて帰って欲しい。
 9回は、馬原で終了かと覚悟していたが、表にちびっこ谷元が打たれて、5点差となったこともあり、藤岡が登場。しかし、99%登板するつもりで肩も作っていたはずだし、こういう場面はセーブがつかなくても予定通り馬原を出した方がよいのではないかと思う。坪井が出塁して、ヒメネスヒットで稲田。もう一度チキチキバンバン。特にファイターズのファンとも思えない人たちも楽しそうに声援を送り、かなり盛り上がったが終了。
 チームが9勝6敗なのに、小生の観戦成績が1勝5敗というのはいかがなものかと思うけれど、今日は大敗でもけっこう楽しめた。やはり打線が元気だと盛り上がるし、明らかにホークスよりもファイターズの方がみんな元気だ。後ろのオッサンは、阪神ファンだったらしいけれど、
「今日は、ホークス応援するつもりだったけど、ファイターズの方がええ野球やっとるから、応援したくなるな。」
 とのこと。負けていても何かやってくれそうな雰囲気がある。東京ドームの1塁側内野席というのは、とりあえず券をもらったから来たというファイターズに関心のないサラリーマンが多いのだけれど、終盤には、めずらしくみんな心がひとつになっていた。
「最後に5割打者までまわせばわからなかったのになぁ。」
 なんていう声も聞こえてくる。おそらく金子のことはよく知らないけれど、スコアボードの打率に衝撃を受けたのだろう。
 一方のホークスは、たしかに松中は打ったけれど、すぐに守備固めでひっこむし、小久保はレフト線を盛大に破ってもシングルヒット。9回にも3塁まで進んだところで突然代走。前の方で、
「2塁ならともかくなんで3塁に行ってから代走なんだ?」」
 との指摘。もっともである。まぁ、外野フライで帰るにも心配なのだろうし、結局は、田上のホームランでうやむやになったけれど、いかんせん見苦しい感じがある。その他にも、バント失敗ダブルプレー後にヒット、直後にやけくそ盗塁失敗。松中の守備固めのはずの井手にまたちがう守備固めが登場、左の神内から左の森福など、結果オーライもあったけれど、秋山采配は、どうもよくわからない。
 明日は、復活をかける八木。ホールトンなら打線の援護も期待できる。ぜひとも勝利を!小生もぜひ参戦したいものだが、その前の歯医者をクリアできるかどうか、大変心配である。

4/18:桜満開!天童人間将棋参戦

◆横浜→天童→山形→左沢→山形→横浜:はれ

 7時起床。4月といえば、お花見なのだけれど、北の大地で、西の大地でと美女オフにうつつをぬかしているうちに桜前線はどんどん北へ遠ざかってしまった。来週も関西遠征が決まっているので、今週をのがすと今年の桜は終了してしまう。歯の詰め物もとれたし、ぐったり気味だけれど、東京駅9時発のつばさ号にて出発する。

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 南東北への旅は、土日きっぷが便利。18000円で指定席も4回まで利用できる。しかしながら、第1希望の9時24分発のつばさ号の指定席は3日前の時点ですでに満席。JR東日本のポスターの効果は大きいようで、東北の桜もここ数年ですっかりメジャーになったようだ。
 幸い、自由席の窓側をゲット。横須賀線車内ですでにシウマイ弁当をいただいてしまったので、ニッカンと日経を読み終えたあとは、しばしまどろむ。山形新幹線は、新車が投入されたようで、窓側にはAC電源が完備しているが、知らなかったので、バテリーを持って来なかったのは、ちょっと遺憾。
 福島からは、ノロノロと走って、12時前に山形到着。4月の東北とは思えないポカポカ陽気で絶好のお花見日和。置賜さくら街道も魅力的であるが、小生は、後続のつばさ号に乗り継いで、天童へ。天童さくら祭り、すなわち人間将棋へ待望の初参戦である。
 駅前からシャトルバスで舞鶴公園へ。2000本のソメイヨシノが見事に満開。まったくもってすばらしいタイミングである。

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 13時からいよいよ人間将棋開始。本日の対局は、里見倉敷藤花対上田女流二段の女流若手対決。特に里見倉敷藤花は、弱冠17歳であり、美女というか美少女であって、女流棋界のホープである。
 何やら大げさなチャンバラゴッコみたいのがあってから、40枚の駒になる人が入場し、いよいよ両対局者が登場して対局開始。

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 特に持ち時間とかそういうのはなくて、適当にどんどん差していくようだが、駒の人が座ったままではかわいそうなので、なるべくすべての駒を1回は動かすというのが、人間将棋独特の流儀である。したがって、なるべく持久戦模様にして駒組みをじっくりと進め、両者銀冠で桂馬を跳ね、端の香車もあまり意味もなくひとつ上がったりして、のんびりと進む。
 解説の村山五段がちょっと今いちでもあり、ちょっと退屈してきたので、ブラブラして、桜を眺めたりしているうちに、決戦となり、里見倉敷藤花の勝利。山頂からの展望もまたビューティフルである。

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 帰りは、歩いて、駅まで戻り、駅に併設の将棋資料館などをひやかしてから、普通列車で北山形まで戻り、左沢線に初乗りして左沢を往復。車中でうたた寝して山形へ戻る。
 せっかく山形まで来たのだから、米沢牛でも食べて、1泊して温泉につかって花見の続きでもしたいところであるが、諸般の事情により、17時5分のつばさ号にて帰宅の途に。
 ファイターズ勝利を確認して、プレミアムモルツを飲みながら、牛肉弁当を堪能。イーモバイルにて車内で日記を更新して、帰宅後は、早々に就寝の予定。

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 ○新たに乗りつぶした路線:左沢線
 ○新たに乗りつぶした距離:24.3キロ。
 ○今までに乗りつぶした距離:17277.6キロ。
 ○まだ乗りつぶしていない距離:2567.1キロ。
 ○乗りつぶした路線の割合:87.06%(△0.12)
 ○会社別:JR東日本 84.2%(△0.4)

4/16:さようなら、ウィルコム

◆横浜・東京:はれ時々くもり

 昨日の帰りが遅かったので、今日は午前中お休み。もっとも、7時すぎには目が覚めてしまうので、部屋の掃除などをしてすごす。
 9時になったところで、ウィルコムに電話。10年以上使ったPHSをついに解約。実は、昨日、zoomzoomスタジアムに参戦する前に、近くのビックカメラでイー・モバイルさんのUSB型の通信機器を購入してしまったのだ。
 DDIポケットと初めて契約したのは、12年くらい前ではないかと思う。携帯電話に比べて断然音がよかったし、通信では、携帯が9600bpsの時代に、PIAFSとかいう技術で、32kbps通信を実現した他、ISDNのアクセスポイントが使えるのも当時は利点だった。ジェニオなんていう端末もあったし、その後も、opera搭載端末の登場や、他社に先がけた定額制通信サービスなど、小生にとっては、それなりにメリットがあった。雑誌の取材を受けたこともあったっけ。五輪予選の台湾ではローミングサービスも活躍したし、通話用、通信用と一時は2契約していたこともあったのだが、とうとう終了である。
 通話用は、昨年、モバイルsuicaの誘惑に負けてとうとうauに切り替えてしまった。(通話料はかなり高くなった)その後も、定額制の通信カードは残していたのだが、イーモバイルのエリアが拡大する中で、さすがの小生ももはやメリットを見つけることが困難になってしまった。月額料金は、若干ウィルコムが安いけれど、プロバイダのH”オプション料金を考慮するとそれも変わらない。購入を検討しているVAIO-Pには、カードスロットもなく、ウィルコムでUSB対応するには、今のx8のカードからわざわざx4のUSB対応機種にさらに性能を落とさなくてはならない。速度は1桁ちがう。全国的にLAN対応のホテルが増えた今、確実にウィルコムのお世話になるのは、滝本インくらいのものだが、その登別温泉もイー・モバイルのエリアであることを確認できたため、もはやこれまでである。
 ということで、誠に残念であるが、あとは、F嬢やないるさんにお任せることにする。さようなら、ウィルコム。

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4/15:mazda zoom zoom スタジアム参戦!

◆横浜→広島→横浜:はれ

 久しぶりの広島出張。8時5分YCAT発のバスで出発、ラウンジで横浜チャーハンとニッカンとオレンジジュース。A社はストライキに突入しているが、欠航は、八丈島とか稚内とか限られた路線で、広島線は定時運行。
 15時半には打ち合わせが終了して、広島駅へ戻る。そのまま帰宅する弟子を見送り、小生は、コインロッカーに荷物を預けて、Mazda zoom zoomスタジアムに参戦だ。
 繁華街のど真ん中にあった旧市民球場に対して、新球場は、広島駅からJRに沿って、岡山方向へ10分ほど歩く。以前があまりにも便利すぎたのでどうかとも思ったけれど、そんなに遠くはないし、広島駅を使う遠征組には便利である。今日も初夏の陽気。まだ日の高いうちから、明らかにやきう場へ向かう人の流れができている。まだ新球場は5日目でみんなうきうきした表情で、早く参戦したいという感じがにじみでている。とてもいい感じ。小生も急ぐ。

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 スロープを登って3塁側のゲートから入場。東京ドームと同じような感じで、入場したところがグラウンドレベルに対して、少しだけ高くなっていて、ここが3階扱い。グラウンドに向かって降りていく感じ。出入りがラクだし、全体が見渡しやすい。また、場内をぐるりと1周できるので便利だ。入場しただけでは、何も見えず、トイレに行くにも階段を登って降りなくてはいけない札幌ドームは、最悪の設計だとあらためて思わざるをえない。
 市民球場よりもぐっと広くなった球場は、天然芝でとても美しいし、座席もいろいろと工夫がこらされている。砂かぶり席はもちろん、センターバックスクリーン横の寝ソベリアはクッションに寝転がってのんびり見られるし、テーブルと椅子があるテラス席、スポーツバーなどもあって、ボールパークと呼ぶにふさわしい。内野席もとても見やすそうなのだけれど、3階エリアは全席指定でちょっとお高いので、地元ファンの多くが、6階(通常の2階)の内野自由席に集まってしまうのが少しもったいない。平日は、内野席の外野寄りは自由席にするか、東京ドームの乾杯シートのような企画席にして、もう少し活用してもと思う。小生も、お好み焼とビアを購入して内野自由席に陣取る。

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◇2009/4/15:○C 3-2 B(広島)

 カープ先発は、斉藤ゆうき。ベイは知らない外人。地味な試合は淡々と進むが、涼しい夜風の中のやきう観戦は気持ちがよい。やはり、初夏から夏のやきう観戦は、屋外に限る。
 天然芝に慣れないのか、斉藤がピッチャー前のバントをエラー。しかし、せっかくのチャンスにベイの石川は牽制死。その裏カープがエラーがらみで先制。今日もカープはざっくざっくと盛り上がっているが、今度は、得点してもらった直後の先頭打者に四球を出してあっさり逆転。そのベイも続く5回には、スクイズ失敗。どうにもあまりレベルの高い試合とはいえない感じ。
 このままのんびり見ていても悪くないのだけれど、いかんせん横浜へ帰れなくなってしまうので、残念ながら途中退場。まぁ、6月の遠征の下見としては悪くない。ちょうど球場を出るときに赤松の犠飛で同点に追いつき、その後、6回の喜田剛のタイムリーでカープが勝利。まだまだ新球場初めてという人も多かっただろうし、勝って何よりである。

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 19時57分発ののぞみ号が東京行きの最終。飛行機だと広島空港20時40分発に乗るには、19時半にはバスに乗らないと不安だから、JRの方が遅くまで滞在できる。新横浜まではたっぷり3時間半かかるけれど、このところ新幹線の出張も増えて、エクスプレス予約のポイントがだいぶたまったので、グリーン車にアップグレード。最終ということでお隣も空席なので、実に快適である。
 そして、今回は、この春から始まったN700系車内での無線LANインターネット初体験。HOTSPOTの1日券を事前に購入して、朝、羽田のラウンジで練習しておいたので、新大阪に到着したところでさっそく接続するとあっさりつながった。(無線LANサービスは、東海道区間のみ)その後は、270キロでトンネルを通過しようが、橋を渡ろうが切れることもなく、自宅で使っているのと特に違和感のない速度でネットやメールが利用可能。AC電源付の座席で、ファイターズ大勝、金子誠日本新記録の7試合連続2塁打を確認して、日記も更新できるのだから、まったくもってすばらしい。まもなく名古屋に到着。新横浜までは、あと1時間半だ。

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4/12:JR九州完乗&ヤフードーム参戦

◆ハウステンボス→有田→伊万里→唐津→福岡→横浜:はれ

 6時起床。朝風呂。マスターズ中継を少し見てから朝食。朝食会場へは、いったん中庭へ出て歩くのだけれど、今日もよく晴れて、朝の少しひんやりした空気がすがすがしい。和定食と毎日新聞。朝食付セットだからよいけれど、これで2940円とはねぇ。7時30分チェックアウト。結論として、一流の下のホテルにしては、お値段が高すぎるという感想。まぁ、団体しか相手にしていないのかもしれないが、それではますます厳しくなるはずだ。
 園内を散策しながら、出国ゲートへ。人通りはまばらだが、チューリップその他の花が美しい。なんだかんたいっても、ヨーロッパの街を歩いている気分に少しはさせてくれるのだから、たいしたものであって、なんとかがむばっていただきたいとは思う。

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 8時18分発のシーサイドライナーで出発。次の早岐で特急「みどり」に乗り換えて、さらに次の有田で松浦鉄道に乗り換えて伊万里へ。少し時間があるので、ホームで桜花賞の投票を済ま筑肥線のディーゼルカーに乗り込んだ途端にドアが閉まって驚く。3月のダイヤ改正で発車が2分早くなっていたようだ。危ないところだった。

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 本日も初夏のようなポカポカ陽気。車内でうたた寝していると、山本駅到着。ここで、JR九州全線完乗を達成したのだけれど、ぼーっとしたまま再び就寝して終点の唐津へ到着。

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 唐津からは、通勤型電車で福岡をめざすが、筑前前原までは、乗客も少なく、玄界灘に沿ってのんびりと進む。筑前前原で乗り換えて、姪浜からは、地下鉄線に直通。ユニを取り出して、いよいよ臨戦態勢。予定通り、正午前に唐人町に到着。今春から、大分から福岡へ転勤になったS嬢と合流して、久しぶりの福岡ヤフードームへ参戦。

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◇2009/4/12:●F 4-5 H(福岡)

 2日続けて大勝で貯金も1つできたファイターズとしては、まぁ今日は余裕の1戦ではあるが、今日の杉内を打って3タテとなれば、元気のないホークスはぐったりとなって、しばらく立直れなくさせることができる。そして、小生にとっても、5月に予定されるS嬢とのゴルフ対決の前哨戦であり、夕食の水炊きがかかった大事な一戦である。本来は、スワローズファンだったはずの、S嬢は、いつのまにかホークスグッズをそろえて万全の態勢。稲葉と川崎のフィギュアのついた企画チケットで入場。3塁側も選択できたはずなのに、間違えて1塁側を指定してしまったために、完全アウェー。緑ユニの小生はかなり浮いている。

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 0割打者や1割打者の並ぶホークスに対して、好調ファイターズは、5割打者2人を筆頭に、豪華な数字が並ぶ。2回に、5割打者のひとり、高橋信二がレフトスタンドへ叩き込み先制。打った瞬間にホームランではないかと思ったのだが、まわりがシーンとしているために、どうにも雰囲気がでない。
 一方のスウィーニーは、そんなに悪くも見えないのだが、要所で球が高めにいってしまう。長谷川、高谷とまったく打ちそうもないところで1点を失うと、続く3回には、1死3塁のピンチでまったく打ちそうにないアギーラを打ち取ったまではよかったが、昨日の落球の流れのまま沈黙させておきたい松中にタイムリーを打たれあっさり逆転される。
 しかしながら、4回には、S嬢がクレープを買いにいったスキをついて、稲葉ヒットの後、スレッジが逆転2ランをバックスクリーンに叩き込む。ジャパンの中継ぎエース杉内相手でも、今年のファイターズ打線は十分に戦える。まったくもってすばらしい。
 美女を相手に水炊きをおごらせるのは、あまりにもひどいか?とちょっと甘いことを考えてしまったのだが、長谷川、森本とまったく打ちそうもないところであっさり同点にされて、いかにも打ちそうな本多に逆転タイムリー。それでも、まだスウィーニー続投で、6回には川崎タイムリーで痛い追加点。

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 7回からは、宮西がぴしゃりと抑えたので、反撃の雰囲気がでてきたところで、中継ぎが崩壊しているホークスの8回は、ファルケンボーグ。いかにもなんとかなりそうだったのだが、小谷野ダブルプレーで終了。
 ジャパンのセットアッパー馬原登場とあっては、さすがに厳しいかと思われた9回、ニ岡に代わって代打坪井。坪井タオルをふって声援を送ると、見事に2ベース。ここから1点返して、なんとかなるかと思われたが、あと一歩及ばず終了。
 ホークス勝利ということで、花火に続いて、屋根を開ける。外は初夏の陽射しだが、風が入ってくるとやはり気持ちがよい。だったら、始めから屋根をあけてやきうをすればよいじゃないかということになるが、まぁエンターテイメントとしては十分に楽しめる。

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 まぁ、負けてもまだ5割だし、余裕のあるところなので、花火が見られてよかったじゃないかという気もするのだが、いかんせん水炊きをご馳走しなくてはならない。博多へ出て華味鳥さんへ参戦。まずコラーゲンたっぷりのスープをいただく。いかにもヘルシーである。
 途中、席をはずしたところで、桜花賞の結果を確認。小生の選んだ上位5頭で決まったようで、3連単的中。これなら、1人分の水炊き代くらいは出せそうなので、一安心する。やわらかいお肉とお野菜。ハツとレバーは元々あまり得意でないけれど、クセもあまりなくて自分の分くらいならいただける。

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 しかしながら、ちょっと不安になったので、途中、ふたたび席をはずしたところで桜花賞の投票結果を確認すると、200円買っていたはずの馬券を100円しか買ってないことが判明して、本日の成果は240円のプラスにしかなっていないことが判明する。これでは、ブランデー梅酒1杯分にもならない。あまりにもあんまりである。
 ハヤトくんが、AB型というのはいかがなものか問題など検討しつつ、雑炊、デザートまで美味しくいただくが、気がつくと、飛行機の時間が迫ってきたので、あわてて退場。盛大なお見送りを受けて福岡空港へ。空港カウンターでついた瞬間になぜか2日分の疲れがどっとのしかかってきた感じがするので、貴重なポイントを使ってプレミアムクラスにアップグレード。調子にのって機内販売でネクタイなど購入して帰宅。
 ゴルフ対決を前にこんなところでミソをつけてしまったのは、ちょっと遺憾であるが、JR九州全線完乗も果たしたし、ドームの屋根も開いたし、桜花賞も的中したし、水炊きも美味だったので、まぁよしとする。しかし、なんだかやたらと疲れた。ぐったり就寝。

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 ○新たに乗りつぶした路線:博多南線、三角線、長崎本線(浦上-喜々津)、筑肥線(山本-伊万里)
 ○新たに乗りつぶした距離:83.3キロ。
 ○今までに乗りつぶした距離:17253.3キロ。
 ○まだ乗りつぶしていない距離:2591.4キロ。
 ○乗りつぶした路線の割合:86.94%(△0.42)
 ○会社別:JR西日本 77.6%(△0.2) JR九州 100.0%(△3.5)

4/11:博多南線、三角線、ハウステンボス

◆横浜→福岡→熊本→三角→天草→長崎→ハウステンボス:はれ

 4時30分起床。さすがにねみぃ。5時25分YCAT発のバスで羽田空港へ。ラウンジにて、ニッカンとオレンジジュース。まだまい泉の販売も始まっていない。このまま北の大地へ向かえば、るいさん夫妻と行く円山動物園の旅に合流できるのであるが、諸般の事情により、6時25分発のA社便にて福岡へ飛ぶ。この便は、おそらく羽田を朝一番最初に飛び立つ定期便と思われる。

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 定刻8時5分に福岡空港到着。西の大地は、初夏の陽気。すでに18度あって、半袖余裕。
 今回の日程は、土日の2日間でJR九州の未乗線区すべてを踏破しつつ、やきうも1試合は見たいということで、ずいぶん早くから時刻表と格闘した結果、土曜6時25分出発で、日曜のデーゲーム参戦という日程が成立したのだが、その乗り継ぎは非常にきわどい綱渡りである。
 まずいきなりタクシーにて博多南駅へ向かう。おじいちゃん運転手で心配していたら、案の定、南福岡駅へ向かってしまったが、幸い、方向がそんなに違わなかったので、なんとかなった。メーターも少し手前で止めてくれたのでまぁよしとする。
 8時49分発の博多南線で博多へ。博多南というのは、新幹線の車両基地であって、回送列車を使って、博多までの区間を客扱いしている。小生が乗ったのは、博多からひかりレイルスターになって新大阪へ向かう車両なので快適。乗車券190円の他に特急券100円也。ちなみに、JR九州ではなくて、JR西日本の運行。
 博多南をでると、建設中の九州新幹線の真新しい高架橋が近づいてくる。あと2年もすれば、鹿児島中央までつながる。

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 10分ほどの乗車で博多駅に到着。鳥めしとお茶を買って、今度は、リレーつばめで南下。787系つばめ号は、さすがに多少古くなってきてはいるが、やはり快適。1時間半弱、九スポを読みながら、鳥めしをいただき、うたた寝すると、熊本に到着。

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 熊本からは、三角線に初乗り。1両のディーゼルカーで約1時間。ぼんやりとすごす。

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 次の目的地は、長崎なので、来た道を鳥栖まで戻れば早いのだけれど、さすがに芸がないので、天草を抜けていくことにする。レンタカーがあれば便利なのだけれど、三角駅前にはレンタカーが存在しない。前述のように、ここから先の日程は、非常にきわどいものであるのだが、トップバッターであるはずの12時10分発松島行きというバスがなぜか存在しない。
 かなり不安になったが、どうやら代替と思われる12時15分発のさんぱーる行に乗車。終点のさんぱーるは、天草四郎メモリアルホールに隣接しているが、時間がないので、スルーして、12時53分発の本渡バスセンター行きに乗り換え。熊本空港からのバスなので車内は快適だけれど、ものバスが予定より遅れていて、乗り継ぎが気になって落ち着かない。

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 幸い、遅れをほぼ回復して、14時前に本渡バスセンターへ到着。このあたりが天草の中心部であるが、時間がないので、スルーして、14時5分発の富岡行きバスに乗り継ぎ。今度は、一転して、田舎のコミュニティバスである。街道をはずれて、細い路地を縫うように走る。終点の富岡からは、フェリーで長崎へ渡るのだけれど、ここも乗り継ぎが9分とあわただしい。バスが遅れているようで落ち着かなかったが、目の前のフェリーにそのまま乗るだけなので、あまり問題はなかった。
 15時10分発のフェリーで長崎の茂木港をめざす。フェリーといっても、クルマは数台くらいしか積めなそうな小さな船。しかし、ローカル線とバスを乗りついできたので、船の中は、だいぶくつろげる。雲ひとつない快晴、波もなく穏やか。日記を途中まで書く。

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 16時20分に茂木港到着。16時27分のバスで長崎駅前まで30分。ここもスルーして、17時5分発の佐世保行き普通列車へ。長崎へは何度か来たことがあるけれど、長崎本線には、海側をまわる旧路線があって、こちらが初乗り。喜々津で1分乗り換えで後続の快速に乗り継いで、ようやく今日の乗り継ぎは無事に完了。18時40分ハウステンボス駅に到着。

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 もう日も暮れてしまったし、ハウステンボスに参戦する必要はないのだけれど、明日の日程を考えるとこのあたりに泊まるのが便利である。JR全日空ホテルなら大浴場があるのだけれど、せっかくなので、園内のホテルヨーロッパさんに初参戦。ANAの割引でもけっこうなお値段で、たしかに部屋は広いけれど、ちょっと勢いが感じられない。部屋まで案内してくれるのはよいが、リュック1つの小生は自分で荷物を持っているのに、2人もついてくるというのもよくわからない。
 TVQでファイターズリードを確認して、せっかくなので、園内を散策。好天の週末ということでそれなりに人はいるけれど、こちらもあまり勢いは感じられない。日本のテーマパークとしては、ディズニーランドをのぞけば、他を寄せつけない圧倒的なスケールだし、コンセプトも悪くないので、応援しているのだけれど、いかんせんこのご時世では、厳しいようである。
 20時45分からのHANABIを堪能して早々に就寝。

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(本日の行程)
みなとみらい5:00→徒歩→5:15YCAT5:25→バス→5:55羽田空港6:25→ANA981便→8:05福岡空港8:15→タクシー→8:40博多南8:49→博多南線→8:59博多9:31→リレーつばめ39号→10:52熊本11:03→三角線→11:51三角12:15→バス→12:35さんぱーる12:53→バス→13:53本渡BC14:05→バス→15:01富岡港15:10→フェリー→16:20茂木港16:27→バス→16:55長崎17:05→長崎本線(旧線まわり)→17:41喜々津17:42→快速シーサイドライナー→18:40ハウステンボス

4/9:オウンゴール6連発

◆横浜→東京→京都→横浜:はれ

 今日もかなりひまっこな予定だったのだが、急遽京都へ日帰りすることに。東京駅のホームにあがると、なんと500系。東海道では、たしか1日2往復くらいしか残っていないはずで、先日の名古屋の帰りで乗り納めかと思ったが、ご縁があるようだ。東京の桜は終了気味だけれど、静岡や岐阜近辺、沿線の桜はなかなかビューティフル。帰りは、N700系。19時半すぎには帰宅。

 帰宅して、ニッカンのサイトを見ると、こんな記事が。
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 サッカー協会は9日、東京・本郷のJFAハウスで理事会を行い、珍事とも言える敗退行為を指示した新潟の中学生フットサルチームのコーチ(教頭)を1年間のサッカー関連活動停止処分とした。これは1月12日に、新潟県選抜中学生フットサル大会で、Aチームが決勝リーグで強敵との対戦を避けるため、コーチ(教頭)指示の元、大量失点での敗退を計画。実際に6連続オウンゴールで0-7で大敗した。

田嶋幸三専務理事は「スポーツマンシップを前提にしているので、こうしたケースでの処罰は考えていなかった。」
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 スポーツマンシップもいいけど、組み合わせを見ながら作戦を考えられるような日程を組む方が悪い。最終戦を同じ時間にやればいいだけの話。ローカルな大会だから難しいケースもあるだろうけど、だったら処分する資格もない。たとえば、WBCの韓国との4戦目。内海-小松で勝ったけれど、日本も韓国も本気でなかったのは記憶に新しい。わざと負けようとはしないけれど、何がなんでも勝とうとはしない。この中学のチームも何も6発もやらないで、さりげなく1点だけオウンゴールしておけばめだたなかったのではないか?(得失点差の関係で0-7で負けないといけなかったのかもしれないが)
 古くは、甲子園の松井の5打席連続敬遠も話題になったけれど、基本的には、ルールの中で知恵をしぼって戦うことを否定するのはいかがなものかと思う。サッカーで負傷者が出たら、中断する代わりに次のボールを相手に返すなんていうのもどうもしっくりこない。そもそも審判が中断すればいい。
 いずれにしても、今回のケースで、セコイとかそこまでやるか、という批判をうけることはあっても、公式に処分されるのはちょっと気の毒だ。すれすれの抜け道で成功したホリエモンや村上ファンドをあとづけの論理で叩くのと同じ土壌を感じてしまう。

4/8:なつかしき東京ドームのファイターズやきう

◆横浜・東京:はれ

 今日も初夏のような陽気。昨日は遺憾な事態となったが、今日は朝からひまっこ。17時を待って早々に退社。試合開始前には、1塁側内野自由席へ陣取り、TANAKA6のユニに着替える。

◇2009/4/8:○F 8-7 M(東京)

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 ファイターズ先発は、ルーキー榊原。オープン戦でも好投しているし、即戦力として小生の期待も大きい。1回表にいきなりピンチを招くが井口を三振に打ち取り0点で切り抜けると、その裏、賢介四球、稲葉四球。小谷野の打球は、レフトスタンド最前列へ、東京ドーム限定の105m弾。1安打で3点。しかも、札幌ドームならただのレフトフライ。大嶺には気の毒だが実に美味しい。
 榊原は、3回にもピンチを招くが、なんとか1点で切り抜ける。今日の球審は、全般に低めに辛い気がするが、それなのに同じようなところにばかり投げさせてカウントを悪くする鶴岡のリードもいかがなものかとは思う。しかし、その裏、糸井四球、稲葉の当たりはライトスタンドへ110m弾。これも東京ドームならではの一発。2安打で5点。

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 さすがに楽勝かと思うが、4回表、バーナムジュニア、サブロー、今江、早川と4連打でついに榊原KO。しかも須永。正直、勘弁して欲しいが、奇跡的にゲッツー崩れの1点で抑えた。5-3。
 5回は、軽快なメロディに乗せて弥太郎の登場。先日は気の毒だったが、休養十分の今日は、借りを返すチャンス。これで、試合も落ち着くかと思ったが、なんと大松2ランで同点。あまりにもあんまりである。しかし、その裏、稲葉2号、小谷野2号で突き放し7-5。この2発は、東京ドームじゃなくてもスタンドに届くホームランらしいホームランだった。
 5回裏のヤングマン、グランドキーパーのお兄さんもトンボを持って踊るのだけれど、ひとり徹底的にやっているお兄さんがいって場内の注目を集める。最後は、トンボを捨てて踊りだしてしまった。あっぱれである。

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 そして、6回裏には、小宮山が登場。長い試合の先行きはまったく読めないけれど、エンターテイメントとしては、楽しくなってきた。その小宮山にぴしゃりと抑えられ、建山がサブローに105m弾を打たれついにまた同点。あんまり。
 7回裏、左が3人並ぶところで、なぜか小宮山続投。たしかに糸井は小宮山のスローカーブにまったくタイミングが合わず。格が違いすぎるようだ。そして、稲葉のところで、交代。さすがにここは左の川崎あたりにスイッチかと思うと、なぜか右のシコースキー。そして、レフトへ3打席連発の105m弾で勝ち越し。まったくもってすばらしい。

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 そして、9回は、武田久が抑えて待望の今季初セーブで8-7で勝利。小生もようやく開幕である。

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 それにしても、打てなくても打てなくても最小失点で逃げ切る北の大地のヒルマンやきうから、打っても打っても打たれ続ける、なつかしい東京ドームのファイターズやきうが完全によみがえってしまった。あの頃は、片岡が、小笠原が、幸雄さんが、ウイルソンが、オバンドー選手が、打っても打っても、岩本が、今関が、芝草が、新谷が、黒木が、シュールストロムが、イチローやローズやクラークや松中や中村ノリや城島に徹底的に打ち込まれたものである。こんな試合こんな試合もあったけれど、こんな試合や、こんな試合もたくさんあった。先日も書いたように、正直、これでは、優勝争いは難しいとは思うけれど、エンターテイメントとしては、これはこれで、エンジョイできるのもたしかである。
 22時30分帰宅。グータンが海外に進出したとのことではあるが、もちろん23時からは、プロ野球ニュースだ。45歳工藤は徹底的に打ち込まれたようだが、41歳の金本が3発打って、東京ドームファイターズやきうの象徴であった40歳の下柳が快勝、40歳の木田が11年ぶりに先発で勝利すれば、43歳の小宮山も快投、40歳ローズも大暴れ。39歳の小生も元気をもらって就寝。

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4/7:あんまり1勝

◆横浜・東京:はれ

 東京ドームでのマリーンズ戦に備えて、カバンにユニを忍ばせて出社。
 お昼頃、ハセシュンタロウさんより、ハセシュンタロウ杯に欠員がでたとの連絡があり、急遽イッキマンさんに声をかけるも、温泉旅行につき欠場とのこと。最近は、週末は、お掃除ロボットに掃除を任せてぼんやりしているとの情報もあったが、その割には、交流戦@北の大地も欠場とのことで、大変遺憾である。
 本日は、あらかじめ内野自由席を購入済みで、せっかくなら早めに参戦したいので、17時すぎには退社の準備を整えるが、いくらなんでも早すぎるので、弟子たちのかみあわない議論に割って入る。ところがなんだかんだと熱くなっているうちに、今度は、お客様から急ぎの用件をたのまれてしまう。トラブルというわけではないけれど、日頃お世話になっている方からの依頼でもあり断れない。F嬢以下、緊急対応しているうちにもう20時。しかも二岡1号とのニュースが飛び込んでくるではないか!誠に遺憾である。
 20時30分に退社する頃には、東京ドームはかなり盛大なことになっていたようで、重ね重ね遺憾。
 明日のチケットを購入して22時前に帰宅して、メジャーリーグハイライトでも見ようかとBS-1にチャンネルを合わせると、ちょうど金本のサヨナラヒットでカープ終了。こちらもあまりにもあんまり。
 仕方がないので、23時からフジテレビTWOのプロ野球ニュースを堪能。明日は、期待のルーキー榊原。なんとしても今季観戦初勝利を!

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4/5:げんなり3連敗

◆札幌→横浜:はれときどきくもり

 まさかの連敗では、スポーツニュースを見る気にもなれず、昨夜は、世界弾丸トラベラーまで起きていることもできずに22時前に就寝して6時起床。朝風呂。朝食。ニッカン、道スポ、道新、オレンジジュースはたっぷりと4杯。
 今日もまずまずの天気で暖かい。喝!を見てから再びベッドに入り、昨日に引き続きグダグダとすごしているところへキュートすぎる美女からお散歩のお誘いがあり、中島公園をぶらぶら散策。雪は解けたけれど、4月の北の大地はまだ春という感じもでないので微妙な季節である。
 大通へ戻って、ファビュラスさんに参戦。F嬢もはるばる東京からやってきたというお店は、アンティーク家具があってゆったりとした喫茶店でもあり、お食事もできて、おしゃれな服とか雑貨も売っていてうまく表現できないお店であるけれど、なかなか雰囲気はよい。朝食を食べたばかりであるけれど、おすすめのホットドックは美味。ビアでいただく。しかしながら、白いズボンにケチャップとマスタードがべっとり。
 店内は、外人さんの姿もめだち、店員さんの方から積極的にアプローチしていたのが気になったが、残念ながら、浜頓別で英語の先生をしているとのことで、話はまとまらなかったようである。ケーキもアイスクリームも美味しいので、ゆっくりとすごし、12時半にドームに向けて出発。

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◇2009/4/5:●F 6-9 E(札幌)

 入場すると、ランナーがすでに2塁にいる。トイレでユニに着替えて座席に着こうとした瞬間に、セギ様にタイムリーを打たれ、今日も1点先制される。そして、落ち着く間もなく、中村ノリに2ラン。なんと今日も初回に3点。あまりにもあんまりとしか言いようがない。
 この3連戦、楽天のヒットは、クリーンアップに集中しているが、3回にも打順がまわってきて、鉄平ヒット、セギヒット、ノリ四球でノーアウト満塁。前進守備ではなくて、ニ遊撃は、併殺狙いの中間守備で注文通り山崎武を併殺に打ち取ったけれど、痛い追加点。
 4回裏、糸井がバントヒットで出塁。スレッジがレフトスタンドへ叩きこみ、まず2点を返す。今年のスレッジは、かなりやってくれそうな雰囲気がある。さらに、信二ヒット、ヒメネスヒット。ニ岡のところで、今日も北の国からではなくてジンギスカンが始まり、見事にヒットを打って満塁。ここで、昨日からブレーキの小谷野が意地の同点タイムリー、さらに好調の金子が逆転のタイムリー。見事な集中打で一挙6点!盛大である。
 3連戦で初のリードを奪って、ここで試合を落ち着けたいところだったが、5回表に、またしても恐ろしいクリーンアップに打順が回ってきてしまう。セギノールの強烈な当たりは、ライトゴロか!と思ったが、ファーストのヒメネスが対応できず、打者走者を2塁まで進めてしまい、中村ノリの当たりは、金子が追いつきそうになるもグラブにあてるのが精一杯で、打球が死んだ分、逆に2塁からセギの生還を許してしまう。痛い失点。6-5。なんだか、とってもとってもとられてしまう東京時代のファイターズ野球に戻ってしまった感がある。これはこれで盛り上がるけれど、年間を通しての成績となるとやはり守りの野球でないと厳しい。
 その裏、ファイターズも1死1、3塁のチャンスを作るが無得点。ヒメネスが犠牲フライでも打てればあっさり勝てる展開だったとは思うけれど、あまり打てそうな雰囲気もなかった。
 6回からは、スコアボードには0が並ぶのだけれど、試合が本格的に長くなったのはむしろここから。今日はリードしていたにもかかわらず6回は須永投入。不愉快である。案の定、四球。中継ぎで無走者の場面で出てきて四球は本当に困る。急遽チビッコ谷元を投入するも、ピンチはさらに広がり、鉄平まで打順が回ってきてしまう。もはやこれまでかと思ったが、宮西までつぎこんでなんとかしのぐ。7回にはその宮西がセギに四球を出してしまい、今度は菊池。マイケルのいないブルペンはしんどい。その裏、追加点のチャンスもニ岡終了。上位打線が好調なので、ニ岡にはやたらとチャンスが回ってくる。
 8回は建山。ようやく逃げ切り態勢だが、なぜか大野くんがこの場面ででビュー。信二に代走が出たからではあるけれど、まぁ鶴岡だろうと思っていたら、いきなり大野くん登場とは驚く。ヒット2本でピンチを招き、総力戦の楽天は、代打小坂。しかしここはなんとかしのぐ。
 9回。武田久のクローザーデビューは、わずか1点のリードで鉄平から。しかも受けるキャッチャーはルーキーというあまりにも厳しい場面。いきなり鉄平に2塁打を打たれ、セギ三振も、中村ノリに打たれてついに同点。ぐったり。
 幸か不幸か今日の帰りの飛行機は20時45分なので時間はたっぷりある。しかし、9回裏、10回裏は、いずれも1死1塁から送りバントで2死2塁とするも得点なし。ヒメネスにかけた9回はともかく、賢介敬遠で糸井勝負がわかっていた10回は、好調金子に打たせるテもあったと思うし、糸井のところで代打坪井というテもあった。積極的に勝負をかけるノムさんにくらべると、ファイターズは、やや采配が後手にまわった感は否めない。
 そして11回表。投手は昨日3イニング投げた弥太郎しか残っていない。武田久がもう1イニングいくかとも思ったが、弥太郎の登場。しかし、9回とまったく同じで、鉄平にいきなり2塁打を打たれてしまう。セギか中村ノリのどちらかひとりは敬遠気味でよいと思っていたが、セギを三振にとったにもかかわらずノリと勝負して万事休す。さらに解せないのは、7点目をとられた後に山崎武を敬遠してさらに傷口を広げたこと。敬遠して塁を埋めて勝負をかけるのは同点の間だからこそで、セギとノリで勝負して決勝点をとられてから、山崎武を敬遠というのはまったく理解できないし、実際、この後の8点目、9点目が致命的になった。いずれにしても、3イニング投げた翌日の弥太郎は責められない。誰か投手はいないのか?吉井が投げれば?などと話していたら、ないるさんが、糸井が投げられることを発見。さすがである。
 11回裏、稲葉、スレッジが連続ヒット。楽天ももう投手は残っていない。しかし、2死となって最後は、ニ岡。とにかく徹底的にチャンスに打順がまわってくる。北の国からが延々と続くなか粘りに粘ったが、最後は、バットを折られて万事休す。最後まで北の大地の心をつかむことはできなかったようである。
 試合終了は18時。5時間ゲーム。日曜日の長い試合はここ数年、何度か経験したけれど、最後は劇的なサヨナラ勝ちが多かったし、悪くても引き分けだったような気がする。北の大地の開幕3連戦に遠征して3連敗。あまりにもあんまりもここに極まる。げんなり。
 この時間になるとバスでは心配なので、札駅に戻って、快速エアポートで空港へ。味の時計台さんでビアと餃子と味噌ラーメンをいただくが、おつまみキムチをズボンの上にこぼしてしまう。白いズボンに昼間はケチャップ、夜はキムチではどうにもならない。
 4月1日から改装されたANAラウンジ。ネットくらいつながるようになったのかと思うと、無線LANのみ対応とのことでつながらない。まったく何もかもダメである。仕方がないので、コーラをいただきながら、細々と日記を書いていると、見覚えのある顔が入場してきた。ゆうじである。さらに、賢介、金子と内野陣3人が揃ってビアで乾杯している。乾杯している場合か?という気もしなくはないが、まぁ、くよくよしていても仕方がないし、気持ちの切り替えが早いのは何よりである。そして、入口近くのカウンターで、ひとりでおつまみをうれしそうにいただいているのは梨田監督だ。采配はちょっとどうかと思うところもあったけれど、人柄のよさがにじみでているのでまぁよしとせざるを得ない。そして、さとうぼうらしき大男は、ビアを2杯。
 搭乗開始のアナウンスがあったので、ラウンジを出ると、隣のゲートに飛行機が到着したので、いったん搭乗を中断するとかいうアナウンスがある。あまりにも意味不明であるが、どうやら、隣のゲートから到着ロビーへの導線が我らの搭乗とクロスしてしまうため、保安上の問題があるようだ。しかし、あまり聞いたことのない理由で、かなりお粗末な話である。ラウンジにいた選手たちも搭乗に備えてゲート付近に集まっている。仕方がないので、搭乗口近くのテレビで梨田監督の隣でクルーン劇場を観戦。四球連発で山口に交代。さらにブラウン監督がダブルスチール敢行と目が離せない展開。気がつくと、周囲には、須永、弥太郎、武田久。白井前コーチにいたっては、須永に荷物を見張らせたままトイレに行ってしまった。
 やがて搭乗が再開されたが、G戦は佳境。梨田監督は、隣に賢介をお伴させながら、
「おれ、これ見たいから、次の便で行くよ。」
 などとわけのわからないことを言い始める始末。仕方がないので、弥太郎、久の後に続いて小生も搭乗。レギュラークラスはスーパーシートかと思いきや、クローザーの久でも一般席とはちょっと気の毒である。
 幸い、22時20分、定刻に到着。梨田監督の姿も無事に確認された。トイレで再び須永を発見。23時15分帰宅。休暇までとっての3連戦3連敗で深夜帰宅では、明日からがむばろうという元気もでないし、とにかくあまりにもあんまりであるが、監督や選手があっさり気分を切り替えているようなので、小生だけいつまでもぐだぐだしているわけにもいかない。幸か不幸か次の試合は東京ドーム。絶対勝つぞファイターズ!

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4/4:ぐったり連敗

◆札幌:くもり時々はれ

 昨日は、日記も更新できずに早々に就寝したため、6時30分起床。朝風呂。朝食。ニッカン、道スポ、道新。アートホテルズのジュースグラスは小さめなので、オレンジジュースはたっぷり4杯。
 1ゲームのボウリングと30分の卓球なのに、下半身がぐったり。とても東京マラソンどころではない。FFFFFを見ながらベッドでだらだらとうたた寝していると、もう起き上がることができない。11時半までごろごろして、ようやく出発。東豊線は北の大地では例をみないほどの混雑。

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◇2009/4/4:●F 5-6 E(札幌)

 本日は、やきう小僧。昨日とは一転してテンポの悪い長い試合が予想される。初回、リックの痛烈な当たりは金子のファインプレーでショートライナー。この守備を見せられると、陽くんの時代はまだまだと認めざるをえない。そしてやきう小僧にしてはめずらしく簡単に2アウトをとる。
 ここで、鉄平内野安打。これはまぁ仕方がないが、次のセギの四球がいただけない。案の定、中村ノリの外野を真っ二つに割られて早々に2点を献上。セギ様はややスリムになって、動きがシャープなようで、一気にホームインされてしまった。その裏、森本、稲葉の連打もスレッジが併殺。昨日と似たような展開。2回にも小谷野が併殺。今年の年間パスポートの周囲の方々は、ネガティヴ指向が多いようで、小谷野あたりには、早くも厳しい声が飛んでいる。
 いただけないのは3回。鉄平、セギ様と簡単に2アウトをとりながら、中村ノリ、山崎武に連続四球。見ている方がぐったりだ。そして、手ごわい高須にあわや3ランの2点タイムリー。2死から、四球、四球、ドカンでは、どうにもならない。そして、次の宮出には、移籍初ヒットとなる内野安打を打たれてしまう。このとき、鉄壁の二遊間にしては、ちょっとミスがあって、ヒットは仕方ないのだけれど、2塁ランナーの生還を許してしまう。結果的にはこの最後の1点が痛かったのだが、やきう小僧のリズムでは、守っている方も好プレーが出ないのも仕方がないという気がする。
 あまりにもあんまりな試合になるかと思われたが、3回裏に金子が一発。年に3本くらいしかホームランを打たないのだけれど、小生の前ではよく打つ。このバッティングを見せられると、陽くんの時代はまだまだと認めざるをえない。そして、ここから勢いがついて、稲葉、スレッジ、高橋の3連打で3-5。さぁ、あとはニ岡!という場面ができるが、あえなく三振。素人目にも打てそうな感じがまったくない。
 しかし2点差となれば、弥太郎の出番。怪しげなB級ポップスのメロディをバックに今日も颯爽と登場。ロングリリーフでなんども試合を作ってくれた彼には、小生も北の大地も暖かい。テンポよい投球に守備も好プレーがでるし、4回裏、長谷部からグウィンに変わったところで、ヒメネスに待望の一発。どうも昨日から、左投手にはまったくタイミングがあっていなかったので、右に代わってくれたのがよかった。これで1点差。
 長期戦に備えてトイレに行っている間にセギ様に一発が出たようでまた2点差。しかし、3回をこの1点だけで、テンポよく投げきった弥太郎は十分仕事をしてくれた。打線も6回に追加点で再び1点差。
 1点ビハインドの7回は誰を使うか悩ましかったが、よりによって須永。今日はなるべくポジティブに考えてきた小生もこれではネガティヴにならざるを得ない。先頭打者に内野安打で早くも怪しい雰囲気。奇跡的に2死までこぎつけるが、中村ノリ、山崎の右の大砲2人に通用するとは思えない。「たのむから代えてくれ」と思っていたら、願いが通じて吉井コーチ登場。ルーキーの谷元。球界一のちびっこは公称166センチ。どうせ少しくらいサバよんでいるだろうから、要するに、小生と同じくらいことである。しかし、小気味よいピッチングで、次の8回までをゼロで抑える。あっぱれである。
 8回裏、ニ岡についにヒット。ちびっこルーキーに勝利をプレゼントとしたいところだが、小谷野の送りバントはフライ気味となり、代走紺田が一瞬躊躇したため2塁封殺。
 そして、9回。1番賢介からの好打順も、楽天6番手の川岸の前にあっさり2死。稲葉も2ストライク。万事休すかと思われたが、ここから粘って四球。俄然なんとかなりそうな雰囲気が出てきた。今日はポジティブ指向、ここは、スレッジのサヨナラホームランが飛び出しそうな予感がある。そして、弾丸ライナーが期待通りにファイターズ応援団の待つレフトスタンドへ一直線!場内総立ち!プシュー!と思ったら、なんとファウル!!!あまりにもあんまり。

 まさかの連敗で足取りも重く退場。だるまさんでもいただきたい気もするけれど、まさか、ミサイルが発射されようかという日に参戦するわけにもいかないし、何よりぐったりしている。温泉に入って、明日に備えて早々に就寝。

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4/3:2009年プロ野球開幕!

◆横浜→札幌:はれ

 ぐったり続きでどうにかたどりついた開幕前夜の昨日は、夜のお誘いを辞退して、早々に帰宅。だらだらとテレビでも見ながら荷造りと思ったが、見たい番組がないので、2006年のファイターズ日本一のDVDを見ながら、テンションを上げ、23時からは、フジテレビTWOでプロ野球ニュースの開幕スペシャル。しかし、どの解説者も読売と西武の優勝を予想しているのは、あまりにも平凡。読売は、戦力が抜けているとのことだが、グライジンガー、内海、高橋尚、谷間、谷間、谷間のどこがダントツの戦力なのか全く理解できないし、ライオンズだって、ブラゼルが抜け、GG佐藤も怪しいし、西口、石井一がどこまで計算できるのかは不透明だ。オリの評判がやたらによいようだが、若手投手がさらに上積みするとは限らず、フェルナンデス、カブレラ、ローズ、ラロッカのうちの3人が守備についたら確実に崩壊する。小瀬あたりの出場機会が減ってしまうのは実にもったいない。別にファイターズが優勝すると主張する気はないけれど、パ・リーグは大混戦、セ・リーグもベイ以外は十分にチャンスがあるというのが正直なところではないかと思う。特に、セ・リーグは、オレ竜がこういうときこそ真価を発揮しそうな気がする。

 今朝は、5時40分起床。7時7分YCAT発のバスで8時のANA53便だからちょっと慌しい。愛用している53便だが、ポケモンジェットになることが多く、本日も子ども連れの団体さんで混みあっている。非常口座席窓側からは、富士山もよく見える。ぶた丼をいただき、ニッカンを読んでひと眠りすると、北の大地へ無事に到着。

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 モバイルsuicaをパシっとタッチして、9時49分の快速エアポートで札駅へ。ビックカメラで時間をつぶしてから、開店直後のプラウブランさんに参戦。一番風呂は気持ちがよい。フットマッサージでほぐして、ラウンジでうたた寝。
 
 道庁前の「をとわ」さんでランチオフ開催。スパで休んだばかりでテンションが上がっておらず、いつも以上にもごもごしている。竹籠御膳やお刺身御膳が美味しそうだったのだけれど、もごもごしているうちに天ぷら御膳をたのんでしまってちょっと後悔。それでも、いろいろとおすそ分けにあずかり、ご飯をお代わりする。小生がご飯をお代わりするというこでは非常にめずらしいことであって、このことでもって、「をとわ」さんの評価がよくわかるというものである。
 
 東京では、ようやく桜が満開になったようだが、こちらも気持ちのよいポカポカ陽気。赤レンガの道庁前を散歩してから、すすきの方面へ。観覧車でおなじみのノルベサさんに入場。かなり久々であるが、館内は、フロアごと閉鎖されているところも多くあまりにもあんまりな状況。この立地で、どうしてこういうことになってしまうのだろうか。

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 開幕前にこちらも体を動かすべく、ボウリングに参戦。社内の大会でもソコソコ健闘する小生がかん姉妹と接戦になるというのは、まったくもって理解できないのだけれど、今日も、大苦戦。10フレームにダブルをだしてかろうじて逆転。

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 ボウリングの受付の奥で、ピンポンの音が聞こえてきたので、待望のピンポンに転戦。まぁ、こちらは、ちょっと勝負にならないだろうから、適当にラリーをと思っていたが、スマッシュ攻撃を受けて驚く。まったくもって侮れない。昼間ほぐしたばかりなのに、30分ほどで、足がパンパンになってきた。

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 北の大地に似合わないバブリーな喫茶店でストロベリーティーをいただき、いよいよ札幌ドームへ。

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◇2009/4/3:●F 1-3 E(札幌)

 場内が暗くなり、なにやらセレモニーがあっていよいよ開幕。7番センターで糸井。さすがのひちょりもスタメン落ちとあっては、パフォーマンスのしようもないのだろう。1番賢介は小生がおすすめしていた打順。一方の楽天も、1番リック、4番セギ、5番ノリ、6番山崎武で代打の切り札に高須。だいぶ格好がついてきて侮れない感。

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 世界が注目するダルビッシュ-岩隈の投げあい。しかしながら、初回にリックヒット、鉄平3塁打、セギ様2ランであっという間に3点。ダルビッシュが打たれるとしたらこのパターンしかないとは思うけれど、ないるさんも到着しないうちにもう3点。あまりにもあんまりである。
 ダルビッシュはおそらく立直るので、とにかく1点でも2点でも返しておくことが大切。もたもたしていると、このまま0-3で負けることが予想される。しかし、1回の裏、先頭の賢介がヒットで出るも小谷野ピッチャーゴロゲッツゥー、そして稲葉がヒットとあまりにもちぐはぐ。3回にも、セギ様の見苦しい野選で1点返してなお1死1、3塁のチャンスに、スレ様がゲッツゥー。これがあまりにも痛かった。

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 場内は満員の4万2000人。ハムリンズも参戦したし、ユニ型の大きなフラッグも登場して盛大だが、7回以降、岩隈が降板した後もイーグルスの中継ぎ陣を打てないのだからどうにもならない。稲葉のスーパープレイが出るも流れは変わらず、お子ちゃまはお腹が終了して途中退場、おとな2人で最後まで観戦するもあっさり終了。残念ながら、ニ岡が北の大地のファンの心をつかむこともなかった。

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 本日のお宿は、アートホテルズさん。1泊朝食付5800円は安い。シーズンオフの北の大地のホテルは、過当競争でかなり厳しいようだ。あまり温まらない温泉につかって、湯上りラウンジでビアとチキンライス。隣のテーブルでは、道内からの遠征組と思われる年輩の一行が、反省会をやっているが、あまりにもネガティブで聞き苦しいので早々に退散。幸い、明日は、マーくんではなくて、長谷部。やきう小僧にテンポよく投げてもらって、今年最初
のプシューを見たいものである。

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4/1:げんなり新年度

◆横浜・東京:あめ時々くもり

 年度末ということで、事務処理を粛々とこなして、夕方からは、新しいパソコンのセットアップなどをのんびり進め、夜は、年度を越えるための作業があるので、F嬢やYo子さんに任せて小生はただ待機していたのだけれど、遺憾ながら予想外の展開になり、急遽バタバタ。いつのまにか日付が変わって新年度になってしまう。一時は、あまりにもあんまりなことになって、寿命が縮まるかという状況になりかけたが、なんとか収束して25時30分終了。タクシーで帰宅すると、運転手氏の機嫌もよい。
「不況だけど、お客さんみたいに忙しい人もいるんだねぇ。」
 仕事が多すぎて残業しているのなら、いいけど、単にトラブルフォローで残業しているのだから好景気とはいえないのだけれど。なぜか、都内スケート場事情などについて盛り上がり30分ほどでみなとみらいへ。ねむねむだから、すぐに就寝すべきところなのだけれど、なぜか、何十回も読み返している山口瞳さんの「男性自信 卑怯者の弁」などを読みながら就寝。
 3時間弱眠って5時20分起床。夜は、大ボス、元ボスと神保町にて一献。大ボスといっしょだと午前様確実なのだけれど、雷もなって雨も激しくなり本日はめずらしく21時解散、ぐったりのところへ紹興酒を飲みすぎたけれど、北の大地遠征を控えて、ホームにゲ○するわけにはいかないので、なんとか無事にみなとみらい駅へ。喉が渇いたので、ホームの自販機で見慣れないオレンジジュースを購入すると、これがいまどき果汁20%。プラッシーじゃないんだから、ちょっと勘弁して欲しい。

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