8/18:衆議院選挙公示~総選挙展望・比例代表編~
◆横浜・東京:はれ時々くもり:10381歩
横浜の朝の最低気温は、23.9度、日中の最高気温は、30.1度。ここへ来て、安定した晴天ではあるけれど、本格的な夏が来ないまま若干秋の気配も漂うようになってきた。しかしながら、政治の夏は、いよいよ本番。衆議員選挙公示。
解散から延々と待たされてだれてしまった感もあるけれど、すでにあちこちで予測が出回っている小選挙区とちがって、比例代表名簿は、本日初公開。小選挙区比例代表並立制ということで、各党の選挙戦術の差も注目される。
○自民党
前回、小泉氏が送り込んだ比例単独の目玉候補の処遇が焦点。注目の猪口氏が重複立候補者より下位の当選絶望圏を与えられ出馬辞退となったが、フタをあけてみれば、けっこう比例単独の上位候補者がいる。
北信越比例1位の元山古志村村長、近畿1位の元キャスターは、前回に引き続きの単独1位。猪口氏との差はどこにあるのか。古賀氏あたりにゴマをすったのか?その他、コスタリカ方式がまだ残っているようなところや、重複立候補でも、ひとりだけ他の候補より上位に処遇されている人もいて、詳細は謎であるが、小選挙区での苦戦が予想されるだけに、比例復活をめぐる重複立候補者の戦いもかなり厳しいものになりそうだ。
○民主党
1位に小選挙区の候補者が全員並ぶ。実にシンプル。何もしないでも当選できる比例単独上位は認めないというのは、小沢一郎くんらしい。前回の自民党の太蔵氏のように、下位には職員でも何でもいいから並べておかないと、小選挙区で圧勝した場合に、比例単独候補が足りなくなる心配がある。ちょっと足りないような気もするが、そのあたりも小沢一郎くんならちゃんと計算はしているのだろう。たとえば、北海道。比例単独候補は4人。比例定数8で、民主党の獲得予想は4だから、小選挙区全勝の場合でもギリギリ足りる。比例5議席の可能性もゼロではないが、現実的には、小選挙区も11勝1敗がMAXだろうから、ぴったり。
小生が上位厚遇を恐れていた小林興起氏は、幸い25位。微妙なところだが、東京は自民党もソコソコ抵抗しそうなので、繰り上がる可能性は低いか。南関東35位は、藤井裕久氏。本人はまぁ引退するつもりだったろうが、千葉、神奈川、山梨の結果次第では、十分出番がありそうだし、大蔵大臣の可能性もある。
○公明党
重複立候補なし。東京の太田代表も、ヤッシーの挑戦を受ける兵庫の冬柴氏も背水の陣。潔いといえば潔いが、いかんせんこの党の候補が落選するのを最近見たことがないので、重複立候補しないということは、当選の自信があるのだろう。しかし、前回は、郵政民営化賛成のために投票した自民党支持者も、今回は、公明党の候補者に投票するかどうか不明だし、小選挙区で8つも本当に勝てるのだろうか?住民票の移動が完了したのだろうか?いかんせん不明なことが多い。1人でもいいから誰か落ちた方が、かえって国民を安心させることができるのではないかと思う。
○その他
新党大地は、鈴木宗男くん1位で八代英太氏が2位。2位で当選の可能性はほぼないが、鈴木宗男くんは、最高裁で有罪が確定すると失職する可能性があるので、その場合は、繰り上がることになる。
国民新党、綿貫氏は、比例のみ。北信越での1議席は厳しいのではないかと思う。事実上、引退を決意しているのだろうか。
先日、銀座でみかけた、新党本質。なぜか、北の大地のみで比例候補者2名。「自殺するなら臓器移植を」という主張は、わかりやすいといえばわかりやすい。
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