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9/14:なんといふ空

◆横浜・東京:くもり時々はれ:10673歩

 「なんといふ空」と言っても、北の大地の美しい夕陽でもなく、ましてやゲリラ豪雨なんかでもなくて、今日も東京の空は、9月としてはとても涼しく、爽やかで快適な空。表題は、昨日、北の大地で購入したエッセイのタイトル。
 昔から、大小さまざまな本屋さんで本を選んできたけれど、けっして大きいわけではないのに、なぜか欲しい本が次々と見つかるお店、ついついまとめて買ってしまうお店というのがあって、北の大地では、オーロラタウンの紀伊國屋さんが該当する。地下街のワンフロアだけだから、広さでは、新宿本店はもちろん札幌本店にもとても及ばないし、文庫の並べ方も出版社毎だから特別変わっているわけではない。しかしながら、文庫のエリアをひとまわりするだけで、次から次へと欲しい本、気になる本が出てくるし、初めての作家に挑戦したくなったりもする。新刊以外でも、書店の側のおすすめを積極的に並べたり、特集を組んだりしているからだろうか。昨日も、来週の連休に向けて、欲しい本が次から次へと出てきたのだけれど、帰りの荷物が重くなるだけなのでぐっとこらえて唯一購入したのが最相葉月さんの表題の1冊。
 最相葉月さんの本は、数年前に購入した「あのころの未来-星新一の預言-」だけしか読んだことがないのだけれど、ずっと気になっていた人で、そういう人の新刊でもない数年前に出たエッセイがふらっと目に入ってくるのが、紀伊國屋さんのすばらしいところである。そして、このエッセイも実によい。何がよいと言われてもうまく表現できないので、解説の重松清さんが言うように、「読めばわかります」というしかなくて、著者がバツイチだったり、競輪場に通ったりしているのもよいのだけれど、そればかりでもなく、とにかくいい。
 思えば、この日記も、文章修業のために始めた経緯もあったりするのであって、こういうエッセイを読むと、小生もがむばらなければという気にもなろうというものだ。
 めずらしく20時半まで残業して22時帰宅。すっかり日課になったBS-11のINsideOUTを見て就寝。

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コメント

そういう本屋さんと出会える幸せは、何物にも代えがたいと思います。
うらやまぴぃです。

最相葉月さんは、「東京大学応援部物語」しか読んだことがありませんが、強力にお勧めしたい一冊です。

「何物にも代えがたい」とは、まったくもっておっしゃるとおりなのですが、いかんせん北の大地で大量購入すると、荷物があまりにも重たくなってしまうので、セーブしなければならないのが残念です。「東京大学応援部物語」ですか、今度探してみますです。

北の大地の紀伊國屋さんには、「○○円以上お買い上げで送料無料」などのサーヴィスはないでせうか? そんなもんが三省堂書店本店に存在するのは、本の街・神保町だからなのかしらん。

送料サービス、そういわれてみればそうなんですけど、そもそも本を送るという発想がなかったです。同様にネット購入もほとんどしませんです。

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