4/30:トナカイ木田熱投で心ひとつに。今年もサヨナラ勝ちのGW@北の大地
◆札幌→旭川→美瑛→美唄→札幌:あめときどきくもり:11653歩
5時30分起床。朝食ヴァイキングもソコソコにすませ、7時45分にフィット号で出発。本日はドライブなり。あいにく冷たい雨がしとしと降る中、8時にかんちゃんをピックアップして、けいこさんの待つリッチモンドさんへお迎えに行こうとすると、交差点で停車中に隣のクルマがじろじろこちらを見ている。何事か?と思うと、目の前からクルマが!なんと一方通行と勘違いしていたら、普通の対面通行で、反対車線で信号待ちをしていた。恐ろしすぎる。今回、かんちゃんの運転に備えて、同乗者傷害保険をいつもより増額していたのだけれど、あまりにもあんまりなお誕生日になりかねないところだった。危険すぎる。
慎重に道央道を走って、それでも、10時半には、旭山動物園に到着。まずはペンギンさんのもぐもぐタイムから。
アザラシ、ホッキョクグマなど冬もおなじみの面々を確認したのち、夏季開演中しかお目にかかれないカピパラさんを発見。なんともいえずおかしい。
その後、オランウータン、チンパンジーなどもエンジョイしたのだけれど、いかんせん寒すぎるので、早々に撤収することとし、美瑛へ。あと1ヶ月もすれば、木々の緑や色とりどりの花々が美しいのだけれど、あいにくの寒々しい景色。しかし、美瑛選果さんのランチは、あいかわらず野菜が美味しく美しい。出始めたばかりのアスパラが美味。店内の雰囲気もよく、まったくもってすばらしい。これでランチ2625円だから、さすがは、北の大地。アスパラはおみやげに買って帰りたいところだけれど、送料の方が高くなるので断念。
寒い中を歩き回った後に、お腹もいっぱいとなって、眠くなってきたけれど、なんとか道央道を飛ばして、久しぶりのアルテピアッツァ美唄へ。1週間前に熊出没ということで恐ろしいけれど、カフェの雰囲気がよいし、体育館の匂いもなつかしい。
市内へ戻り、実家へ向かうかんちゃんをお見送り。朝から盛大に運転して、ぐったり気味ではあるが、我らがトナカイ木田が先発とあっては、見捨てるわけにいかず、HBCラジオで声援を送りながら、フィット号は、雨の中を札幌ドームへ。突如オープンしたファイターズパーキングさんにクルマをとめて、19時前にようやくドームに到着。
◇2010/4/30:○F 3x-2 L(札幌)
1点はとられたものの、奮闘を続ける41歳のトナカイ木田。それに応えるべく、本調子でない涌井を攻略したいところだが、3回1死満塁で信二、稲葉、4回2死満塁でひちょりがそれぞれ終了。それでも5回に糸井の特大の一発で追いつくが、ライオンズが1番から始まる6回、2死をとったところで、中島に痛恨の一発。ぐったりする木田。しかし、おかわりくんを討ち取り、6回2失点。小生が到着してからは、中島の一発だけ。涌井相手に41歳大健闘である。
6回に早くも4打席目がまわってきた賢介がタイムリー3塁打で再び同点。7回は宮西がぴしゃり。しかし、7回が宮西だと後が続かない。8回は、信頼と実績の久かと思いきや、ちびっこ谷元。正直、かなり不安だったが、8回を3人で片づける。今日は、守りも固い。8回裏は、先頭のニオカセンシュがヒット。小谷野がきっちり送るが、故障者続出で代打が枯渇しているのが痛い。涌井も奮闘し、あと一押しがでず。
9回も谷元。上位打線に回りどきどきであるが、中島のヒット1本に抑えると、その裏、今日4打席すべて出塁の賢介が絶妙のセーフティバント。すばらしい。ひちょりが送れば、もちろん糸井は敬遠されてしまうけれど、いよいよ、信二と稲葉が決めるときが来たということであろう。どちらが決めても涙抜きには語れない。見事にお膳立ては整ったのであるが、信二がまたしても終了すると、なんと稲葉敬遠。ニオカセンシュがやってくれるかと思いきや終了。残塁の山でとうとう延長戦。一瞬たりとも目が離せないので、ここまで飲まず、食わず、トイレも行かず、掲示板もチェックできず、つぶやきもせず。
10回表はウルフ。2死から内野安打がでて、どきどきしてきたが、ここで小谷野のファインプレー。ようやく昨年までのような固い守りが戻ってきた。
そして、10回裏。1死から鶴岡がヒット。しかし、飯山が送れば、絶好調の賢介は敬遠されてしまう。ひちょりが2ストライクと追い込まれたところで、万事休すかと思いきや、ここから粘って、センター前へ!サヨナラか?!と思いきや、極端な前進守備で鶴岡で帰って来れない。これは、止めて正解。2死満塁。何度目の満塁だろうか?何度目の北の国からだろうか?そして、糸井の一撃は、豪快なサヨナラ満塁ホームランか?!と思いきやファウル。しかし、さらに粘ってからの一打は、ついにライト前へ!!!サヨナラ勝ち!!!けいこさん参戦のGWはこれで3年連続4回のサヨナラ勝ち。順位やチーム状態は関係なく、トナカイ木田の熱投に、選手もファンも心ひとつになった。2イニングを踏ん張った谷元もえらかったし、野手はみんなしっかり守り、バントもしっかり決めた。やるべきことをしっかりやって、最後はサヨナラ。昨年までのファイターズがようやく戻ってきたのではないか?
飲まず食わずで延長戦となって、さすがにお腹が空いたので、美味しいラーメンで祝勝会と思うのだけれど、気の利いたお店がみつからないまま都心へ戻ってきてしまい、くるまやさんで可もなく不可もない、いやどちらかといえば、不可のラーメンをいただき解散。ペンギンもカピパラさんもオランウータンもよかったけれど、やっぱり頼りになるのは、我らがトナカイ木田ということなのであろう。そして、明日はダルビッシュ。全勝でGWの北の大地をしめくくりたい。
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