5/15:世界遺産と日本のエースと不可解な結末と~広島遠征第1日~
◆横浜→岡山→姫路→広島:はれ:23073歩
アップルストアでiPadの予約を完了したのが、0時45分頃で、就寝が1時頃。しかるに、4時20分起床。荷造り。お腹終了気味。朝風呂で温めて、あわただしく、5時すぎに家を出る。5時14分のみなとみらい線は始発の次の列車。新横浜駅では、まだシウマイ弁当が売ってないのでおむすび弁当でがまん。日経とニッカンと文藝春秋を購入してホームへ。
ひかり493号は、1日に1本だけの新横浜始発列車。新横浜駅のホームの端でゆっくり撮影できるのは初めてだ。ひかり号といっても、N700系だし、朝一番だから先行列車もなく、けっこう速い。
エクスプレス予約のポイントが使えるので今回はグリーン車。というよりは、6月でポイントが大量に期限切れになるので、新幹線に乗らざるを得ないというのが本当のところで、普通車料金でグリーン車に乗れるのはありがたいけれど、実は、特割で飛行機に乗る方が新幹線の普通車料金よりも安い。
早朝のグリーン車はほとんど無人で、AC電源も無線LANもあるから快適なのだけれど、いかんせん眠すぎる。静岡あたりで就寝。熟睡とはいかないけれど、新大阪までほぼ眠ってしまい、無線LAN区間は終了。西明石では、後続の6時品川始発と6時東京始発ののぞみ号にとうとう追いつかれるけれど、まぁよく逃げた方である。9時21分に岡山駅へ到着。
乗り換え時間が4分しかなくて心配していたけれど、無事に赤穂線上り列車に乗車。けいこさんの到着前に未乗線区をひとつ消化しておこうということでこんな早起きになった。
のんびりと列車に揺られながらぼんやりと車窓を眺めていると、川に沿って並んでいる盛大な鯉のぼりを発見。たしか1本後の列車でもけいこさんのお迎えには間に合うはずなので、名も知らない駅で突然途中下車。あちこち旅しているけれど、こういうのはめずらしい。無人駅でsuicaが使えず、車掌さんにお金を払う。赤穂線・西片上駅。2、3分歩くと、列車から見えた鯉のぼりを発見。なかなか盛大ですばらしいが、後で考えてみると、カープ戦の前に鯉のぼりはいけなかったかもしれぬ。
30分後の列車で赤穂線に復帰して、播州赤穂で乗り換えて姫路へ。JR西日本は、ローカル線で車両がよいので快適である。
11時59分着ののぞみ号でけいこさんが到着。世界遺産であるところの姫路城へ参戦する。徒歩15分。けいこさんは、姫路の街が大きいことにかなり驚いている。後で調べたら人口50万人だから当たり前といえば当たり前だったのだけれど、駅前から大きな通りが姫路城方向に伸び、並行するアーケードの商店街も盛大。なかなかにぎわっている。
世界遺産であり、国宝であり、日本を代表するお城である姫路城さんであるが、実は初参戦。しかるに、今年の春から数年かけての大規模修復工事が始まってしまい、天守閣への入場は許されず、横にはクレーンが立っている。昨年は、干潮で変わり果てた姿の宮島を見たけれど、今年もちょっとストレンジな姫路城。最近の日本の観光地は、アジア系の団体さんが圧倒的だけれど、ここは、欧米の個人旅行者がめだつ。もっとも、週末で好天の割には観光客そのものが意外に少ない。
お城の周辺のお堀の近くに、町屋風の家が何軒か残っていて、けいこさんの事前調査により、町屋カフェ「しょうあん」さんに入場。2階の畳のお席でのんびりとくつろぎながらいただくランチがとてもよい。けっこう歩いたし、惜しむらくは、ビアが欲しいところだけれど、そういうものはないようなので我慢。天気もよく気温もちょうどよい。あまりに気持ちがよく、まったりしすぎてしまい、予定していた15時ののぞみ号にはとても間に合わず、16時ののぞみ号にて、広島へ。球場へは現地集合として、それぞれ別々のホテルにいったんチェックイン。
◇2010/5/15:●F 0-1x C(広島)
グランヴィアがブックフルで、初めて泊まるアーバインさんからマツダスタジアムまではすぐ。18時近くなっても、5月の広島の日はまだけっこう高い。JRの線路を越えると、駅から球場へ向かう人の波に合流。正面の少し高い位置にスタジアムが見えて、たくさんの赤いユニの人たちと、一本道を登っていく。なんともいえないワクワク感。球場の一部が開けているので、遠くからでも中が見えるのもいい。野球観戦はやっぱりこうでなくっちゃと強く思う。場内は3万2000人の大観衆で満員。いろいろ楽しそうな食べ物もあるのだけれど、かなりの行列なので、比較的空いているホットドックと前田健太プロデユースのたこ焼きをおせんべいではさんだ不思議な食べ物とポテトとビア。
3週連続の土曜日の観戦は、今日ももちろんダルビッシュ。相手は、ファイターズ戦3戦3勝というカープの若きエース前田健太。先週に引き続き投手戦になるとは覚悟していたが、今日も先週に引き続き息詰まる攻防。唯一のチャンスらしいチャンスというか、チャンスになる可能性があったのは、先頭の糸井選手のあわやホームランという当たり。クッションボールをもたつく感に、なんと2塁を蹴って3塁へ向かって暴走。しかもきちんとスライディングできず、オーバンラン気味で謎のタッチアウト。イトイセンシュらしいといえばそれまでだが、この後2本もヒットが出ただけにあまりにも惜しかった。
点がとれそうもないけれど、とられそうもないのも先週と同じ。6回の裏に、1、2番コンビにダブルスチールを決められ、1死2、3塁となっても、三振が欲しい場面で天谷を三振。栗原を敬遠せずに150キロの速球連発でピンチをしのぐ。
先週とまったく同じで、9回までは両エースが譲らずに延長戦か?と思った9回裏。なんとダルビッシュ交代。しかも谷元。まぁ、はっきりいって、もうこの時点で結末は見えていたと言わざるをえない。先週、9回156球投げたダルビッシュがなぜか99球で交代。来週中5日で金曜日に投げさせたいのだろうけれど、だからといってあと1イニング投げられないとはまったく思えないし、前田健太にも失礼だ。まぁ、百万歩譲って交代を認めるにしても、宮西か建山が武田久だろう。ダルビッシュの後に谷元では荷が重過ぎる。正直、栗原は四球でもいいと思っていたのだが、2ベースを打たれてしまう。続く中東のショートゴロでどさくさにまぎれる感じで栗原が3塁に進んだのが好走塁で、赤松タイムリーで終了。あまりにもあんまりとしかいいようがない。ダルビッシュは小生が観戦した5月の3試合でなんと26イニング無失点でなのに。
1泊2日の遠征で、初日のナイターでサヨナラ負けではテンションは下がるばかりで、しょんぼりと退場。おだやかな好天の土曜日のナイター、満員のスタジアムから帰る赤ユニの人々はみな満足げで、子どもたちもうれしそうにはしゃいでいる。地元の3万人のファンみんながすばらしい試合をエンジョイしたことは、うれしい気もするし、勝負だから負けるのは仕方ないのだけれど、ダルビッシュが打たれたのなら仕方ないのだけれど、延長で宮西で負けたのなら仕方ないのだけれど。。。
アーバインさんには、会員さん専用の中浴場もあるようなのだけれど、あまりにもあんまりな結末に面倒くさくなってしまう。弾丸トラベラーまで起きている元気もない。コーラショックを飲んで、文藝春秋「王貞治が初めて語った『国籍』『長嶋茂雄』」を読んで早々に就寝。
○新たに乗りつぶした路線:赤穂線
○新たに乗りつぶした距離:57.4キロ。
○今までに乗りつぶした距離:18156.7キロ
○まだ乗りつぶしていない距離:1688.0キロ
○乗りつぶした路線の割合:91.49%(△0.29)
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コメント
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西片上は私も降りたことはないですけど、片上は片鉄の跡地を見にいったことがあります。赤穂もごちゃごちゃした町ですけど、結構すきな町が赤穂線沿線は多いですね。
姫路城、新幹線からでも充分みれるので、近くまで見に行ったことはないです(笑い)
私も6月の交流戦、マツダスタジアムデビューするつもりです。
投稿: buschan | 2010/05/15 23:30
姫路城 しんちゃんさんが 初めてとは 以外でした。私は数年前 鳴門の帰りに 閉門後だったので 隣りの好古園に行き 昨秋は 入れましたが 今年のGW前から 本格工事とかで 混んでいて 途中源平の須磨浦に寄った後で 親と一緒でしたので 疲れていて 天守は諦めました。昨夜は 試合終了後 ふて寝状態の早寝で もう目が覚めました・・チビ谷選手には 悪いけど 15回くらいなら いざ知らず 他にいくらでも! 投手いますよね!?ホントウに あの場面では 荷が重すぎデス!先週の函館の逆パターンで この継投に広島は ラッキーと思ったはずですよね!?
投稿: ke-ko | 2010/05/16 06:47
>buschanさん
片上は、同和鉱業片上線のあったところでしたね。うっかりしてました。suicaで乗ってしまったので、車掌さんに迷惑をかけました。時間があれば、赤穂の町も散策したいところでした。
マツダスタジアムはまだデビューしてませんでしたか。エンジョイできると思います。
>ke-koさん
姫路城、空いてたんですよね。やっぱり工事が始まったからでしょうね。
今朝もよいお天気で、部屋の窓から、マツダスタジアムが見えます。昨日はあまりにも不可解でした。本日は、打線の奮起を期待しましょう。
投稿: しんちゃん | 2010/05/16 09:27