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5/31:直島散策

◆直島→宇野→倉敷→広島→横浜:はれ時々くもり:8696歩

 6時半起床。朝風呂。多少雲が増えたものの、今日も爽やかな好天。海辺を散歩して、パーク棟近くのテラスレストランで朝食ヴァイキング。オレンジジュースは3杯。
 朝食会場に、李ウーファンさん現る。小生はよく知らないのだが、母曰く、有名な美術家とのことで、来月ベネッセハウス内に安藤忠雄さん設計の李ウーファンプロジェクトがオープンするらしい。昨日が竣工式だったとのことで、本人が参戦しているようだ。しかしながら、母が写真をいっしょに撮りたいと声をかけると、丁重にお断りされる。こちらもベネッセハウスに宿泊しているのだし、まさか断られるとは思わなかったのでちょっと驚く。

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 グッズショップなどをひやかし、せっかくなので部屋でのんびりして10時半にチェックアウト。直島といえば、もうひとつ、家プロジェクトが欠かせないのだが、遺憾ながら月曜日は休館。とりあえず、様子だけでも伺おうとたずねてみると、地元のおじさんみたいな人が「今日は休みだよ」と言いながら、最初は、藤田観光が売りにだしていたこと、町長と親しい福武書店の先代社長がキャンプ場として買い取った後亡くなったこと、2代目がまずミュージアムを作ったこと、一方、古民家が売りに出されていたのが最初に角屋として再生されて家プロジェクトが始まったことなどなどいろいろと教えてくれた。様々な幸運が重なりあって生まれた瀬戸内の小さな島の奇跡が、少しずつ周辺の島にも広まって、今年の7月からは、瀬戸内国際芸術祭2010が開催される。これからもまた新しい展開を期待したい。

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 赤かぼちゃのある港からフェリーで宇野へ渡り、倉敷へ。大原美術館も休館ということで、アイビースクエアでお昼を食べて、美観地区を軽く散歩して、山陽道を広島へ飛ばして、しまなみ海道~松山・道後~さぬきうどん~直島~倉敷とぐるり一周のコースが完結。17時45分のJAL1616便で帰宅。

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5/30:ベネッセハウス参戦

◆松山→高松→直島:はれ:7323歩

 早々に就寝してしまったので、さすがに3時に目が覚めてしまう。2度寝して6時半起床。朝風呂。オールドイングランドの朝食は、いつも洋定食。今日も雲ひとつない好天で爽やか。
 9時に出発して松山道を東へ。12時40分のフェリーの前に、うどんをいただかなくてはいけないので、けっこうあわただしい。鋭意検討の結果、大行列が予想されるなかむらうどんは断念して、高松郊外のまるやさんに参戦。ネットでの評判がなかなかよいので期待していたが、県道沿いでクルマもとめやすく、セルフとはいえ、テーブル席もあって、ディープすぎないので安心。それでも芸風のわからない我らがうろうろしていると、店のおばさんが助けてくれた。ぶっかけ2玉とちくわ天とやさい天。コシがあって、美味。

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 高松の港は、水際がなかなかきれいに再開発されていて、いい感じににぎわっている。海の何とかフェアとかで、週替わりで、いろいろな船が展示されるようで、今週は、自衛隊の掃海艇がいる。なかなかの迫力で、地元の人たちもみなカメラを向けている。
 12時40分発のフェリーで直島へ。鬼ケ島やら、大槌島やら、島々の間を縫うような感じで進む。少し遠くには、瀬戸大橋も見える。空は青く、海は穏やかで実に気持ちがよい。

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 50分ほどの船旅で直島へ。待望のベネッセハウス参戦。チェックインは15時からとのことだが、14時前に入場を許される。ミュージアムツインは、目の前が海でビューがすばらしい。
 ケーブルカーみたいのに乗って、オーバル棟を散策してから、いったん部屋に戻って、地中美術館へ行く前に、とりあえずダービーでも見てからという点で母と意見の一致をみるのはよいのだが、なんと部屋にテレビがない。曰く、「日常の喧騒を忘れてゆっくりしてください」とのことで、母も小生も普段からそれほどテレビは見ないし、この趣旨にはまったくもって賛同するところであるが、いかんせんダービーは見たい。曰く、「1000円で貸し出しします」とのことで、まったくもって恥ずかしいのだけれど、液晶テレビがフロントから持ち込まれてダービーを観戦。しかしながら、超スローペースで大敗も大敗。見なきゃよかった。

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 シャトルバスにて地中美術館へ。こちらも安藤忠雄さんの設計。モネの睡蓮や、ジェームズ・タレルのオープンフィールド、オープン・スカイなどを堪能。してシャトルバスでいったんパーク棟まで出て、海岸を散策。おなじみのかぼちゃに西日があたってこれもいい感じ。

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 夜は、ミュージアム棟1Fにてビアと懐石料理。部屋に戻って、母が龍馬を見ている間に、バルコニーで星空を眺め、波の音を聞きながら、VAIOで日記を書く。ぜいたくな時間。ミュージアム棟に泊まると、静かな夜の美術館をエンジョイできるのもいい。
 21時からサッカーイングランド戦。決定力不足のはずの日本の衝撃的な3得点を見て就寝。

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5/29:しまなみ海道で行く砥部動物園

◆横浜→広島→砥部→松山:はれ:12400歩

 5時30分起床。6週連続遠征のいよいよ最終週は、母と行く四国・瀬戸内の旅。親孝行らしい親孝行といえば旅くらいしかできないので、マイレージを使っての参戦。母のリクエストは、ベネッセハウスと砥部動物園ということなので、せっかくなのでしまなみ海道を渡り、広島イン広島アウト。羽田空港第1ターミナルに集合して、ラウンジでまい泉6ヶ入りを2人で半分ずつにして、8時15分のJA1603便は、遺憾ながらバスでの出発。

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 東京は今にも降りだしそうで肌寒い感じだったけれど、広島は快晴、半袖余裕。今日もニッポンレンタカー・フィット号で出発。尾道からしまなみ海道へ。松山側から適当なところで折り返したことはあるけれど、全線渡るのは初めて。

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 たくさんの島々をつなぐ橋を渡って、今治へ。海沿いの国道を走り、道の駅で鯛めしをいただき、松山市内をいったん通過して砥部動物園へ。好天の土曜日の午後ということでなかなかのにぎわい。
 たしか昨年参戦したばかりなのだけれど、ペンギン舎が改築されたのか泳ぐところが見やすくなっている。ここは、各種のえさが充実して、アシカ舎の前では、100円入れてポストみたいのをあけると、魚が3匹入っている。放り投げると、アシカがすごい勢いで飛び上がってきて、水を盛大にはねて、ズボンがびしょぬれ。衝撃的だけれど、臨場感はある。
 あいかわらずサルも充実しているけれど、トラ舎に柵がないのもすばらしい。動物園のライオンやトラというと寝ているか、神経症的に同じところを行ったり来たりするだけというのが多いのだけれど、ここは、子どものトラがいて、猫のようにじゃれあっている。
 ゾウやカバもあいかわらず健在だし、トラ以外にもライオン、チーター、ピューマ、ジャガーなど各種取り揃っている。アドベンチャーワールドと行き来している動物もけっこういるようだ。
 一番奥がキリン舎。母のおめあては、どうやらこのキリン舎で、キリンと同じ目線から眺められるというのを楽しみにしていたようなのだけれど、あいにく日曜限定の事前予約制とのことで断念。とはいえ、あいかわらずなかなか充実している。

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 市内へ戻って、坂の上の雲ミュージアムへ。ここは、正直、特別な展示物は何もないのだけれど、安藤忠雄さんの設計で雰囲気がいい。ライブラリーでお茶も飲めるようになった。さらに、裏山の殿様の別荘みたいのを見学してから、本日のお宿の道後温泉へ。もちろんオールドイングランド道後山の手ホテル。温泉場にありながら洋風ホテルという微妙な芸風が母に受け入れられるかどうか心配されたが、幸い合格のようである。何より、るいさんの心のふるさとでもある、愛媛・松山・道後の街づくり全体が予想以上に評価されたのはうれしい限り。曰く、市長が良いに違いないとのことで、実際、中村市長は有名なのだけれど、あらためて調べてみると、親子2代の市長で、慶応法学部から三菱商事とのこと。ボンボンじゃないかいえばそれまでであるがとりあえず我らとしてはおおいに共感しておく。入浴してから、温泉街を散策。母は何やらみやげを盛大に買いこんでいる。ホテルに戻って、テラスでディナー。ビアとワイン。22時前には眠くなってしまい早々に就寝。

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5/27:メディアが一番遅れてる

◆横浜・東京:くもり時々あめ:11076歩

 ぐんぐんさんはすでに飽きてしまったとのことだけれど、いよいよ明日、iPAD発売。読書や音楽については、先々週書いたけれど、本当は新聞が読みたい。iPhoneはさすがに小さいが、iPADならちょうどいいサイズだ。産経新聞のiPhoneのアプリはよくできているので、あれをiPADでと思うけれど、いかんせん産経新聞というところが残念である。日経のHPは、肝心なところで、続きは電子版で、となってしまいイライラさせられるし、HPを無料から有料へといいう試みそのものには反対ではないので、iPAD購入を気に電子版に乗り換えようかと思ったけれど、ダウンロードして読めないようだし、産経新聞のようなインターフェースでもない。しかも宅配の人は、プラス1000円なのに、電子版のみの人は、宅配とほとんど同じ月額4000円というのはちょっとバカにしている。いかんせん数百万部単位で宅配することで成り立るビジネスモデルなので、電子版になったら困るということである。これでは、どうにもならない。だいたい、日本の新聞は、護送船団を批判して、規制緩和を訴える割には、いまだに平気で各紙いっせいに休刊するし、規制に守られている典型である。昼間日中家にいる人に無作為の電話をかけて、「世論」調査と言うけれど、そんなものが本当に世論を代表しているのだろうか?とりあえず小沢一郎くんの悪口でも書いておけば何とかなると思っているとしか思えない。
 iPhoneを購入したときに楽しみにしていたもうひとつのアプリは、ラジオであって、何種類かあるようだけれど、これもいろいろあって、Wi-Fi限定になったり、IPアドレスで地域を制限するようになり、要するにラジオの電波が届く範囲でしか聞けなくなってしまった。ラジオNIKKEIが世界中どこでも聞ければ競馬中継も聞けるし、便利だと思っていたのだが誠に遺憾。また、美里25周年ということで、ここ数日全国のFM局をジャックしているようなのだけれど、これも聞けない。
 一方で、コミュニティFMアプリなんていうのがあって、こちらは、札幌の三角山放送局から、中津のNOASFMまで楽しむことができる。まったくもってすばらしい。考えてみれば、TOKYO-FMをキーステーションに全国ほぼ全都道府県に○○FMやFM○○があったり、テレビも東京のキー局の系列の下、47*5局(実際はもう少し少ないけど)存在しているのはまったく無駄としかいいようがない。1日のほとんどをキー局の番組を流し、ところどころに自社製作のローカル番組をはさむくらいなら、むしろ、地方局は、地域に1~2社でいいから、独立して、独自の番組を作ってもらい、それを全国どこでも見られるようにしてもらえば、小生もFFFFFとか見られるじゃないか。個人的には、カラカミ観光のCMが流れても別にかまわないけどね。まぁ、これも電波とか、既得権益の問題だから、すぐには変わらないかもしれないけれど、民報のビジネスモデルも崩壊しつつあるし、一方では、CSも普及しているのだからあとは、案外時間の問題かもしれない。20年もすれば、どこの家にも宅配の新聞があって、その最終面のテレビ欄に、東京キー局系列の各地方局が並ぶという状況は、さすがに変わっているのではないだろうか?

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5/26:松本隆と聖子ちゃんを見て就寝

◆横浜・東京:くもりのちあめ:16536歩

 例によって、早朝に出社して、日経を読んでいると、iPAD発売を控えて、各社モバイルルータが値引きキャムペーン競争とのことで、小生が先週購入したばかりのイー・モバイルのポケットWi-Fiも本体大幅値引き+月額利用料金13ヶ月1000円引きとのこと。当然ながら、先週購入した小生には何も還元されない。iPAD購入に合わせて買えばよかったので、先週じゃなくても全然かまわなかったのに、あまりにもあんまりである。だいたいOAや通信機器に関しては、こんなのばっかりだ。そうかと思えば、あいふぉんにしろ、ツイッターにしろ、ぐんぐんさんの後追いばかりだし、あげくの果てには、2死2塁で自動スタートである。まぁ、所詮、小生のレベルなんてそんなものである。
 夕方から外出。弟子と業者さんに作業を見守る。業者さんはしっかりしているし、新弟子のI君もだいぶ慣れてきたし、オフィスには、F嬢とYo子さんのコンビが待機しているので、小生がやることは何もない。トラブルが起きないよう祈りつつ、飴玉をしゃぶっているだけである。することがないので、うろうろと歩き回るので、万歩計の歩数だけがやたらに伸びる。
 当初は、SONGSにさえ間に合えばいいので余裕と思っていたが、今日は、その前の22時から、松本隆特集もあるのでちょっとあわただしい。幸い、タイムスケジュール通りに順調に消化して21時には帰宅。入浴して、カルピスサワーなど飲みながら、「音楽のチカラ」松本隆特集。アラフォー世代としては、やはり彼の詩は欠かせない。ユーミンやKinKiKidsや薬師丸さんも登場して豪華な顔ぶれと懐かしい曲の数々。ルビーの指輪も松本隆だったのか。「あなたを・もっと・知りたくて」とか、薬師丸さんの歌もなつかしい。あの頃は、NTTっていう会社もまだ初々しいイメージがあったね。ナレーションが斉藤さんというのも小生にとってはすばらしい。そして、後半になって、聖子ちゃんの名曲の数々を流してから、そのままSONGSにバトンタッチ。さすがは、みなさまのNHK。実にすばらしい。90分間たっぷり堪能して就寝。

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5/25:浜スタ参戦

◆横浜・東京:はれ:10511歩

 2日続いた雨もようやくあがって夏日。ひまっこなので早々に退社。ナイター観戦日和だけれど、なぜかスワローズvsファイターズだけが今日が予備日になっていないので試合がない。大学野球との兼ね合いかなんかよくわからないけれど、もったいない。明日の北陸の予報もかなり悪く、6月中旬がかなり窮屈になりそうだ。
 プロントでビアでも飲んで帰ろうかと思ったが、よく考えたら、浜スタでベイ戦が行われている。交流戦は、組み合わせによっては、どっちを応援するか迷うことも多いけれど、ベイvsホークスなら、文句なくベイを応援できるし、清水直先発ですでにリードしている模様。関内でシウマイ弁当を購入して内野自由席に参戦。中止の試合の代替だから指定席はガラガラで、内野自由席だけが妙に混んでいる。全席自由にすればいいのではないかと思う。観衆は8167人とのこと。たぶん実際はそんなにいない。

◇2010/5/25:○B 8-0 H(横浜)

 ビアを購入してスタンドへあがるとすでに4回。3-0でベイのリード。ホークス2番手は陽くん兄。けっこう球が速いようだ。ベイは、先日とほぼ同じメムバー。1、2番の打率はあいかわらず高いけれど、西岡-荻野などと比べると、まったくワクワクさせるものがない。一方のホークスは、サード・オーティズ。レフト・松中、センター・柴原。これでは、ちょっと野球にならないのではないかと思う。しかもこの状況でぺタジーニを獲得したのだから、まったくもって理解に苦しむ。
 清水直はあぶなげない投球で試合は淡々と進み、7回裏、陽くんから甲藤に変わったところで、1死1塁で内川。しかし、藤田が盗塁失敗で2死ランナーなし。ところが、ここから、内川がヒット。これが、松中と柴原の間に飛んで2人とも見苦しい追い方であっさり2ベースに。男・村田のところで、村田の打球は、レフト前へ。ところが、事実上試合を決める1点とわかっていて、前に守っていたはずにもかかわらず、バックホームもできない松中。ちょっとお話にならない。そして、スレ様の一発で試合は完全に決した。ちなみに、スレ様の応援歌は、やはり、昨年までのファイターズの歌が部分的に採用されているようである。
 8回表には、なんでもないサードゴロを村田がエラー。気の抜けたプレー。実に見苦しい。ショートの藤田もあいかわらず怪しい。8回裏には、さらにダメ押しの2点が入って、8-0となって、2死1,3塁のところで、突然、秋山監督が出てきて、右の久米から右の藤岡へ交代。8点負けている8回裏2死でなぜ右から右へ交代するのか?まったくもってお話にならない。しかも攻撃陣も主力はひっこめて、もう負けを覚悟している状況での悪あがき。時間の無駄としかいいようがないではないか。ちなみに、この試合、記録によれば、エラー1、盗塁死1、走塁死3とのこと。レベルが低すぎる。
 清水直完封で9時前には終了で9時20分には帰宅だから便利。カープの猛追が及ばなかったのは残念だが、今日もセ・リーグの2勝1敗でファイターズにとってはいい感じ。荻野の故障でロッテは終了気配だし、ホークスもこの体たらく。ライオンズ独走の懸念はあるが、残りの4球団なら、まだまだファイターズも十分追いつけそうである。

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5/23:モエレ沼公園へ

◆札幌→横浜:はれのちあめ:9159歩

 5月の北の大地の朝は早い。本日もカーテンの隙間からの朝日で早々に目が覚めてしまう。カーテンくらいちゃんとしめておけよという気もするが、まぁ、日の出とともに目が覚めるというのは、生き物として理にかなっている気はする。おはよう日本を見てから、ローソンにて、日経、道新、ニッカン、道スポを購入。ファイターズ快勝の翌朝の朝食は美味しい。オレンジジュースは2杯。
 ファイターズは東京へ移動して、神宮でナイター。ということで、小生も参戦の可能性を検討していたため、本日は、昼の便のスーパー旅割を購入済み。東京は朝から雨のようだし、北の大地は、早々と帰宅するのはもったいないくらいの快晴。たまごパーキングさんからカローラ号を出して、モエレ沼公園に参戦してみる。
 久しぶりの参戦だが、何しろ天気がいいので気持ちがよい。ガラスのピラミッドが太陽を反射して輝くのも美しいし、雲ひとつない青い空をバックにして緑の山もビューティフル。調子にのって、山へ登りはじめると、早々にひざが悲鳴をあげ、なんとか登りきると頂上は強風で立っているにもやっと。名残惜しいところであるが、早めに撤収して千歳へ。年代物のカローラ号で、カーナヴィのデータむ古くずいぶんはめられたが、560キロを32リッターなら、燃費としては相当健闘している。

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 ラウンジでビアをいただき、オークスの投票を軽く済ませて、おなじみの12時30分発の62便。非常口座席でかに寿司をいただき14時すぎには羽田へ。帰宅してオークス。押さえで的中したものの当たり損。ゴール前の大接戦、どうせ当たり損だし、馬連だからどっちでもいいのであまり熱くならなかったのだけれど、同着とはびっくり。記憶にないなぁと思ったら、やっぱりGI史上初。グリーンチャンネルのライブで見ていたときは、内が出ているのでは?と思ったけれど、パトロールフィルムではたしかに並んでいる。まぁ、しかし、GIでも同着ありなら、ウオッカとダイワスカーレットの天皇賞は同着にしてあげたかったよね。
 魁皇1000勝。何年も10勝していない大関もどうかと思うし、今日も、琴欧州はすでに勝ち越していたから、あまり本気にも見えなかったけれど、相撲中継なんか最近はまず見ない小生も、その時だけテレビをつけたのだから、まぁ大したものだと言わざるをえない。
 神宮は早々に中止。第5の先発は糸数といううわさもあるので、どうせなら明日も中止にならないかな。最下位を争っているオリと楽天のみ試合があり、BS日テレをつけてみるが、ファイターズのためには、Gを応援すべきなのに、ついついオリの連打やGのエラーにテンションがあがってしまう。ビフォーアフターに切り替えて早々に就寝。

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5/22:爽やか初夏の道央ドライブのち快勝☆

◆旭川→美瑛→芦別→札幌:はれ:歩数計測忘れ

 ドーミーインさんは、シモンズのベッドで快適なのだけれど、カーテンの隙間から初夏の日差しがそそいで5時半に目が覚めてしまう。朝風呂。朝食ヴァイキングは時間指定で、7時45分から。フロントで新聞各紙売っているのだけれど、道スポを読む気になれず、なぜか1紙だけ無料の朝日新聞でお茶を濁す。
 多少雲はあるけれど、回復傾向との予報もあり、9時に出発。まずは、市内の神楽岡公園へ。あわよくばと思った桜はまったく残っていなかったけれど、何気ないただの木の緑と青い空が実に美しい、北の大地の初夏。

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 国道237号を南下。震える寒さだったGWドライブからわずか3週間だけれど、気分も景色も一変。美瑛の丘は、まだ花は少ないけれど、木々の緑や土の色が、いかにも美瑛らしい景色になってきた。ときどき桜がポツンと咲いているのもまたよい。

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 新栄の丘で一休みしてから、ここもおなじみの四季彩の丘へ。本格的な花の季節は6月くらいからと思われるけれど、チューリップが盛大。桜の木は、ハート型。

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 美瑛のあとは、芦別の桜でも見てから札幌へと思い、それならば、道道70号線経由が近い。カーナヴィ曰く、冬季規制区間ですとのことだが、このポカポカ陽気ならなんの問題もないだろうと思うと、なんと通行止め。5月27日開通だという。あまりにもあんまり。もっと早く教えて欲しい。仕方がないので、富良野まわりで芦別へ向かうも、旭丘公園の桜は完全に終了。
 音信不通だった美人姉妹が、どこかで桜をエンジョイしているとの情報が入ってきたが、どこにいるか不明。仕方がないので、聖子ちゃんを聞きながら道央道を飛ばして早々に札幌入り。オークラにて昼寝。

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 夕方になって気温は下がってきたけれど、大通公園も爽やかで実に快適。じゃがいもととうもろこしをいただいて、かん姉妹&メッキーと合流して札幌ドームへ。

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◇2010/5/22:○F 3-1 B(札幌)

 武田勝も中5日。ベイの内川、村田の右の2人をどう抑えるかが課題と思っていたが、初回にあっさり先制されてしまうが、その裏に稲葉犠飛ですぐに追いつく。記録はヒットだけれど、先頭の賢介の飛球のライトの処理もかなり見苦しかった。
 ベイ先発は加賀。まったくわからない人だが、新人のようだ。打線は、金城もいないし、橋本も早川もいない。内川、村田、スレッジだけを警戒すればよさそうな感じで、勝はまったく危なげないのだが、打線の方がいつでも打てそうでなかなか打てない。
 福原美穂さんが生で歌った直後の6回、ひちょりヒットの後にボーク。稲葉進塁打でニオカセンシュのときは、前進守備。まぁセオリー通りなのだろうけど、この前進守備なら間を抜けるだろうと思ったら、案の定、ボテボテながら二遊間を抜け、勝ち越し。さらに糸井盗塁のときにまたエラーがからみ、小谷野タイムリーでダメ押し。ファイターズの勝ちパターンというよりも、弱い横浜の典型的な負けパターン。
 7回には、江尻登場で北の大地は盛り上がったのだけれど、ピンチを作ってあっさり終了してしまう。結局稲田の出番はなし。まぁ、若い二遊間を育てたいのだろうけど、代打にしても守備にしてもチームが苦しいときだからこそ、もう少し稲田の使い道はあるだろうに、尾花氏では、稲田の価値をわかってくれなそうで遺憾である。
 8回には、賢介のスーパープレーも飛び出して、勝はほぼ完璧で交代。そして9回、そろそろ久をクローザーに戻すかと思ったが、今日も建山。打順は2番から。一人出すと一発が怖いし、スレッジまで回ったら、宮西なのだろうか?しかし、クローザーとして任せる以上は、それも情けないと思っていたら、スレッジのところでも建山続投。いきなりノースリーになってしまう。とにかくホームランだけは勘弁して欲しいので、四球もやむなしかと思ったが、宝刀シンカーの連投で見事に三振。これはあっぱれである。プシュー。
 今日もパ・リーグが5勝もしたので、あいかわらず上位との差は縮まらないけれど、交流戦首位はキープ。そして、何より札幌ドームでの観戦は5連勝。トータルでも7勝4敗と順位に関係なくエンジョイできているのはうれしいことだ。早めにホテルへ戻って、もう一度ビアを飲んでスポーツニュースをはしごして就寝。明日の神宮は中止がいいな。

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5/21:2010シバザクラ@大空町

◆横浜→女満別→東藻琴→上湧別→旭川:はれのちあめのちはれ:13623歩

 6週連続遠征5週目は、金曜日に休暇をとって北の大地。交流戦も気になるところであるが、5月3週目といえば、もちろん芝桜。しかしながら、網走の天気予報は、くもりのち雨。シバザクラは、青空の下でないと映えない。横浜は、朝からピーカンで、東京は真夏日になることが予想されているが、長袖にジャムパーでYCATから
出発する気分は冴えない。7時55分発のJ社女満別行き。公的資金を投入しておきながら、羽田の国際線の枠を要求したり、株主優待の存続を検討したりするような会社には乗りたくないのだけれど、朝からシバザクラをエンジョイするにはやむを得ない。20番ゲートは死角になって機体の写真がとれず。

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 飲み物もいただかずに機内で熟睡してあっという間に女満別空港へ。意外にもけっこう晴れている。なんとかなりそうなり。俄然元気になって、ニッポンレンタカーさんへ。くたびれたカローラをゲットして、大空町の東藻琴芝桜公園へ。3年連続7回目くらいの参戦かしら。今朝のおはよう日本に登場したらしいけれど、平日なので渋滞もなくスムーズ。

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 昨年だったか、古い温泉の建物を撤去して、きれいに整備されたし、西側へも少し拡大されたような気がする。今年は開花が遅れ気味だったけれど、ぎりぎり間に合ったようでほぼ満開。西側斜面の上の方では、サクラもまだ咲いている。青い空とピンクや白や赤や紫のシバザクラのコントラストがまったくもってビューティフル。何度来てもまた来たくなるところであって、中国からの観光客もあいかわらずめだつ。

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 今夜は、ライトアップもあるとのことで、大変名残惜しいのだけれど、先は長いので、12時すぎに出発。シガーソケットのトランスミッターでiPhoneを充電しながらiPodを再生してロングドライブも快適。
 美幌から333号へ。ここで、複数の対向車からパッシングされる。警戒してスピードダウンすると、果たして取り締まりの真っ最中。ありがたやありがたや。そういえば、最後に違反で捕まったのも、7、8年前にシバザクラを見に来たとき。ゴールド免許に復帰するのにずいぶん時間がかかった。気をつけなければ。
 大空町は青空なのに、遠軽の天気予報は14時から雨。何とかなるだろうと思って、上湧別チューリップ公園へ参戦するが、14時の到着と同時に雨。遺憾。ここへ来るときは、最近いつも雨だ。一応見ごろとの情報だったが、開花も遅れていて、一番きれいな時を知っているだけにかなり物足りない。雨も激しくなり早々に撤収に追い込まれる。

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 お天気ならば丸瀬布のいこいの森にも参戦したかったのだけれど、雨で断念。無料の高速道路がいつのまにか丸瀬布まで延びていて、運転はラクではある。長いトンネルを抜けると、雪がたくさん残っていて驚く。さらに長いトンネルを抜けると、一転して天気が回復。ややこしい。

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 すっかり晴れて、気温も暖かくなって、17時すぎに旭川へ到着。旭川まで来たのなら、もうひとがむばりして、キュートすぎる美女の待つ札幌へという気もするのだけれど、江尻が気になっていて相手をしてくれなそうだし、すでに300キロ走っているので、本日はドーミーインさんにピットイン。オープンしたばかりで清潔だし、ベッドもシモンズでグッド。10Fの天然温泉神威の湯の露天風呂を満喫してから街へ。
 旭川は、北の大地第2の都会。人口は多いけれど、旭山動物園をのぞけば、観光客としては、あまり魅力を感じないために、これまでほとんど泊まることがなかったのだけれど、天気もよくて、爽やかな夕暮れ時、駅前から伸びる歩行者天国の散策は悪くない。ふらっと入りたくなるような居酒屋もあったのだけれど、なぜか井泉でロースカツ定食をいただき、ホテルに戻ってNHKでファイターズ戦。ダルビッシュの月間自責点ゼロをひそかに期待していたのだけれど、かつての盟友スレッジにやられてしまった。遺憾。7回は、せっかくバントを失敗させたのに、鶴岡のパスボールが遺憾。9回も林続投で別にかまわないのに、ちびっこ投入でピンチ拡大のうえ宮西まで使わせられたのが遺憾。そもそも、土曜日固定だったダルビッシュをここで中5日する必要があったのか、中6日固定のままだったら、先週の土曜日の広島戦でも9回もダルで行けたのでは・・・と愚痴の連鎖になりかねないので、もう一度天然温泉を満喫して早々に就寝する。

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5/16:やきう日和。被爆地のボールパークに想う平和~広島遠征第2日~

◆広島→横浜:はれ:14035歩

 目覚ましを8時45分にかけて、たまにはゆっくり寝ようと思ったのだけれど、結局6時半には目が覚める。それでも、ぐだぐだと2度寝、3度寝を繰り返して8時半に起床。アーバインさんは、可もなく不可もなしといったところであるが、今回のお部屋は、窓からマツダスタジアムと新幹線が見えるから合格点。コンチネンタルスタイルの朝食は、パンとコーヒーだけではなくて、おにぎり、ゆで卵、ひじき、漬物、味噌汁があって、今日はニッカンを読む必要もないので、これはこれでいい。
 11時にチェックアウト。コインロッカーにリュックを預けて、鎌ヶ谷ポロシャツでマツダスタジアムへ向かう。今日も半袖余裕、絶好のやきう日和。スタジアムへ向かう人たちのテンションは高く、足取りは軽い。

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(わくわく)

 12時前に入場。本日のお昼はスタジアムグルメ。庭園を散策しているけいこさんを待ちきれずにビア。お好み焼き。緑の芝生と青い空。食も充実して楽しい。レフトスタンド側では、北海道物産展が開催。北の大地をぺろりと食べてしまうのはいかがなものかとるいさんに怒られたけれど、アスパラとソーセージ、がまんできない。ビジターだから打撃練習が見られる。高橋信二のホームランが飛び込んでくる。ほどなくけいこさんも到着。名物のつけ麺。
 今日もスタンドは赤いカープファンで盛大ににぎわっている。気温もぐんぐん上昇してきたので、名物の苺氷りをいただく。かき氷600円はあまりにも高いけれど、高知県さんの苺たっぷりで、台湾風のさらさらした氷の食感も美味。まもなくプレイボール。被爆地広島に生まれたすばらしいボールパーク。平和とはこういうものなんだとつくづく感じる日曜の午後。

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(新幹線をバックにキャッチボール)

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(北の大地の味覚を満喫)

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(苺氷り☆)

◇2010/5/16:○F 6-2 C(広島)

 ファイターズ先発は、武田勝。相手エースとの投げあいや、不運な失点もあって、ここまでまだ1勝。今日は、なんとしても白星をつけたいところだが、初回にあっさり先制されてしまう。
 しかし、すぐに2回表、金子2ランで逆転!すばらしい。その裏、カープは先発の今井に早くも代打。しかし、代わった篠田が準備不足で四球を連発、2死満塁となったところで、金子が2点タイムリー。ほぼ試合を決めてくれて、余裕ちゃんの観戦。
 武田勝は5回で1失点でお役ごめん。まだ行けそうだったけれど、救援陣も休養十分。久か、林か、金森か、あるいはウルフ?と思っていたら、なんとトナカイ木田の登場。たくさんピッチャーいるのに、木田だけが酷使されている気もするし、たくさんピッチャーいるのに、なぜ昨日谷元?というところへ話が戻ってしまうけれど、木田、林、武田久と危なげなくリレー。けいこさんは心配していたけれど、もう久も大丈夫。クローザーに戻してもいいのではないかと思う。
 9回は、建山。カープは、石井、前田、広瀬とスタメンの選手よりずっと怖い代打攻勢だけれど、あいかわらずの安定感はたいしたものであっさり片づけて快勝。長い試合だと帰りが心配になるところだったけれど、まったく問題のない勝利ですばらしいの一言。
 西日を浴びながら退場。3万人が一気に退場しても、もちろんスムーズに出られる。やっぱり札幌ドームは何かがおかしい。カープには、がむばって欲しい気もあるので、1勝1敗でまぁよし。けいこさん曰く、広島の人は声が大きいとのことで、フィオを2軍に落として、堂林を上げろなどと語り合うカープファンの波にまぎれながら広島駅へ。
 空港へ向かうけいこさんと別れ、のぞみ56号にて帰宅の途へ。帰りもグリーン車だから楽チン。VAIO-Pで日記を書いて、DIMEを読んで、新大阪まで来れば、無線LAN対応。あなごめしを食べて、文藝春秋を読んで、iPodで音楽でも聴いていれば、新横浜まではすぐのはずなので、予定稿をアップ。22時半には帰宅できそうだから、プロやきうニュースには十分間に合いそうだ。すばらしいボールパークの週末。来年もファイターズ戦を週末に、そして、願わくば今年のようなすばらしいお天気で。

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(今日もびっしり)

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(マシーアスとは・・・)

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(盛大☆)

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(久しぶり☆)

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(帰りものぞみ号)

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(ブログ更新も楽チン)

5/15:世界遺産と日本のエースと不可解な結末と~広島遠征第1日~

◆横浜→岡山→姫路→広島:はれ:23073歩

 アップルストアでiPadの予約を完了したのが、0時45分頃で、就寝が1時頃。しかるに、4時20分起床。荷造り。お腹終了気味。朝風呂で温めて、あわただしく、5時すぎに家を出る。5時14分のみなとみらい線は始発の次の列車。新横浜駅では、まだシウマイ弁当が売ってないのでおむすび弁当でがまん。日経とニッカンと文藝春秋を購入してホームへ。
 ひかり493号は、1日に1本だけの新横浜始発列車。新横浜駅のホームの端でゆっくり撮影できるのは初めてだ。ひかり号といっても、N700系だし、朝一番だから先行列車もなく、けっこう速い。

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 エクスプレス予約のポイントが使えるので今回はグリーン車。というよりは、6月でポイントが大量に期限切れになるので、新幹線に乗らざるを得ないというのが本当のところで、普通車料金でグリーン車に乗れるのはありがたいけれど、実は、特割で飛行機に乗る方が新幹線の普通車料金よりも安い。
 早朝のグリーン車はほとんど無人で、AC電源も無線LANもあるから快適なのだけれど、いかんせん眠すぎる。静岡あたりで就寝。熟睡とはいかないけれど、新大阪までほぼ眠ってしまい、無線LAN区間は終了。西明石では、後続の6時品川始発と6時東京始発ののぞみ号にとうとう追いつかれるけれど、まぁよく逃げた方である。9時21分に岡山駅へ到着。
 乗り換え時間が4分しかなくて心配していたけれど、無事に赤穂線上り列車に乗車。けいこさんの到着前に未乗線区をひとつ消化しておこうということでこんな早起きになった。

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 のんびりと列車に揺られながらぼんやりと車窓を眺めていると、川に沿って並んでいる盛大な鯉のぼりを発見。たしか1本後の列車でもけいこさんのお迎えには間に合うはずなので、名も知らない駅で突然途中下車。あちこち旅しているけれど、こういうのはめずらしい。無人駅でsuicaが使えず、車掌さんにお金を払う。赤穂線・西片上駅。2、3分歩くと、列車から見えた鯉のぼりを発見。なかなか盛大ですばらしいが、後で考えてみると、カープ戦の前に鯉のぼりはいけなかったかもしれぬ。

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 30分後の列車で赤穂線に復帰して、播州赤穂で乗り換えて姫路へ。JR西日本は、ローカル線で車両がよいので快適である。

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 11時59分着ののぞみ号でけいこさんが到着。世界遺産であるところの姫路城へ参戦する。徒歩15分。けいこさんは、姫路の街が大きいことにかなり驚いている。後で調べたら人口50万人だから当たり前といえば当たり前だったのだけれど、駅前から大きな通りが姫路城方向に伸び、並行するアーケードの商店街も盛大。なかなかにぎわっている。
 世界遺産であり、国宝であり、日本を代表するお城である姫路城さんであるが、実は初参戦。しかるに、今年の春から数年かけての大規模修復工事が始まってしまい、天守閣への入場は許されず、横にはクレーンが立っている。昨年は、干潮で変わり果てた姿の宮島を見たけれど、今年もちょっとストレンジな姫路城。最近の日本の観光地は、アジア系の団体さんが圧倒的だけれど、ここは、欧米の個人旅行者がめだつ。もっとも、週末で好天の割には観光客そのものが意外に少ない。

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 お城の周辺のお堀の近くに、町屋風の家が何軒か残っていて、けいこさんの事前調査により、町屋カフェ「しょうあん」さんに入場。2階の畳のお席でのんびりとくつろぎながらいただくランチがとてもよい。けっこう歩いたし、惜しむらくは、ビアが欲しいところだけれど、そういうものはないようなので我慢。天気もよく気温もちょうどよい。あまりに気持ちがよく、まったりしすぎてしまい、予定していた15時ののぞみ号にはとても間に合わず、16時ののぞみ号にて、広島へ。球場へは現地集合として、それぞれ別々のホテルにいったんチェックイン。

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◇2010/5/15:●F 0-1x C(広島)

 グランヴィアがブックフルで、初めて泊まるアーバインさんからマツダスタジアムまではすぐ。18時近くなっても、5月の広島の日はまだけっこう高い。JRの線路を越えると、駅から球場へ向かう人の波に合流。正面の少し高い位置にスタジアムが見えて、たくさんの赤いユニの人たちと、一本道を登っていく。なんともいえないワクワク感。球場の一部が開けているので、遠くからでも中が見えるのもいい。野球観戦はやっぱりこうでなくっちゃと強く思う。場内は3万2000人の大観衆で満員。いろいろ楽しそうな食べ物もあるのだけれど、かなりの行列なので、比較的空いているホットドックと前田健太プロデユースのたこ焼きをおせんべいではさんだ不思議な食べ物とポテトとビア。

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 3週連続の土曜日の観戦は、今日ももちろんダルビッシュ。相手は、ファイターズ戦3戦3勝というカープの若きエース前田健太。先週に引き続き投手戦になるとは覚悟していたが、今日も先週に引き続き息詰まる攻防。唯一のチャンスらしいチャンスというか、チャンスになる可能性があったのは、先頭の糸井選手のあわやホームランという当たり。クッションボールをもたつく感に、なんと2塁を蹴って3塁へ向かって暴走。しかもきちんとスライディングできず、オーバンラン気味で謎のタッチアウト。イトイセンシュらしいといえばそれまでだが、この後2本もヒットが出ただけにあまりにも惜しかった。
 点がとれそうもないけれど、とられそうもないのも先週と同じ。6回の裏に、1、2番コンビにダブルスチールを決められ、1死2、3塁となっても、三振が欲しい場面で天谷を三振。栗原を敬遠せずに150キロの速球連発でピンチをしのぐ。
 先週とまったく同じで、9回までは両エースが譲らずに延長戦か?と思った9回裏。なんとダルビッシュ交代。しかも谷元。まぁ、はっきりいって、もうこの時点で結末は見えていたと言わざるをえない。先週、9回156球投げたダルビッシュがなぜか99球で交代。来週中5日で金曜日に投げさせたいのだろうけれど、だからといってあと1イニング投げられないとはまったく思えないし、前田健太にも失礼だ。まぁ、百万歩譲って交代を認めるにしても、宮西か建山が武田久だろう。ダルビッシュの後に谷元では荷が重過ぎる。正直、栗原は四球でもいいと思っていたのだが、2ベースを打たれてしまう。続く中東のショートゴロでどさくさにまぎれる感じで栗原が3塁に進んだのが好走塁で、赤松タイムリーで終了。あまりにもあんまりとしかいいようがない。ダルビッシュは小生が観戦した5月の3試合でなんと26イニング無失点でなのに。
 1泊2日の遠征で、初日のナイターでサヨナラ負けではテンションは下がるばかりで、しょんぼりと退場。おだやかな好天の土曜日のナイター、満員のスタジアムから帰る赤ユニの人々はみな満足げで、子どもたちもうれしそうにはしゃいでいる。地元の3万人のファンみんながすばらしい試合をエンジョイしたことは、うれしい気もするし、勝負だから負けるのは仕方ないのだけれど、ダルビッシュが打たれたのなら仕方ないのだけれど、延長で宮西で負けたのなら仕方ないのだけれど。。。
 アーバインさんには、会員さん専用の中浴場もあるようなのだけれど、あまりにもあんまりな結末に面倒くさくなってしまう。弾丸トラベラーまで起きている元気もない。コーラショックを飲んで、文藝春秋「王貞治が初めて語った『国籍』『長嶋茂雄』」を読んで早々に就寝。

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 ○新たに乗りつぶした路線:赤穂線
 ○新たに乗りつぶした距離:57.4キロ。
 ○今までに乗りつぶした距離:18156.7キロ
 ○まだ乗りつぶしていない距離:1688.0キロ 
 ○乗りつぶした路線の割合:91.49%(△0.29)

5/14:iPadオフ@川崎

◆横浜・東京・川﨑:晴れ:14696歩

 18時前に退社して、東海道線で川崎へ。本日は、ぐんぐんさんとのiPadオフが開催。氏は、オフを打診しても、のらりくらりとかわされることが多いのであるが、今回は、iPadをゲットということで、すんなり開催が実現。というか、今週は、北の大地からのメールかしら?と思ってあいふぉんをチェックしたら、「ぐんぐん」「ぐんぐん」「ぐんぐん」ばかりという状況。本人曰く、「なんか発売前日に少年ジャンプとかドラクエを手に入れて喜んでいる小学生のようですな。」とのこと。
 ぐんぐんオフといえば、双方の中間点ということで、例年、川崎での開催。夏は「若」、冬はふぐオフというのが定番であるが、遺憾ながら「若」が終了してしまった。iPadオフといえば、やはりWi-Fiが必要ではないかということで、ラゾーナ川崎内のWIRED CAFEさんに参戦。もっとも、実際は、WIREDではなくて、もちろんWIRELESS。まずは、プレミアムモルツで乾杯。
 さっそくお披露目か?と思うと、そんなことはなくて、まずは、小生のあいふぉんのアプリをチェックされる。暮れのふぐオフのときは、まだあいふぉんなどまったく関心がなかったのだから、変われば変わるものである。その後、新党ヒロシ問題、ブログにパスワードをかけても普通に読めていた問題、ニセうし問題、イッキマンブログが更新さんれなくなった理由問題、SONYがやってくれるかと思ったら、ピンクになっただけでは話にならない問題などを検討し、さらにワールドカップの予想対決をおこない、料理をだいたい食べ終えて机の上が片付いてきたところで、いよいよiPADが登場。

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 大きさや重さは分かっていたつもりではあるけれど、あいふぉんと同じで、実物を手にとると、欲しくなってしまうところがさすがであって、ふぐオフのときに氏が自慢していたkindleは、もはや使うきになれないという。標準でついているらしいプーさんを読む。画面を指でなぞって、紙をめくるような感覚が実によろしい。夏野氏も絶賛していたように地図も見やすい。もちろん映像もクリア。日本とちがって、USでは、ビデオのレンタル配信などがあって、24時間と時間が経過すると、勝手に消えるという。お店に行かなくてもポストで返せるとかそんな利便性をアピールしているようでは、とても話にならないということだ。画面上のキーボードからのタッチ入力も案外大丈夫で、掲示板への書き込みもスムーズ。

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 手に持って寝ながら本を読むには重たいとか、ブログを更新しようとすると写真が取り込めないとかの問題もないわけではなかったが、前者はスタンドなどのアクセサリで解決しそうだし、後者もいずれなんとかなるだろう。もちろん最大の課題は、著作権問題だろうけど、まぁ、需要がある以上は、時間が解決するにちがいない。とりあえず、雑誌と新聞と藤子不二雄全集だけでも読めるようになっれくれればありがたい。アプリもこれから続々と出てくるに違いないし、教育現場などでも使い道がありそうだ。あいふぉんではバテリーの弱さが気になったが、iPadでは、閉店間際まで使ってもラクラクというのもすばらしい。
 WIRED CAFEを出て、Hotel Nikkoさんのバァに転戦しようとするが、23時閉店。ホテルのバァで金曜の夜に23時に終了してどうするんだ?という気がするけれど、まぁ、Nikkoさんに期待する方が悪いのだろう。明日の朝も早いので、解散。

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 すでに店頭での予約受付が終了してしまっているのだけれど、幸い、アップルストアでは、予約受付中。別に孫さんから買う必要もないので、帰宅して早々に申し込み完了。納品予定は、6/7。

5/13:いくつの夜明けを数えたら

◆横浜・東京:はれ時々くもり:12459歩

 表題は、松田聖子の新曲。30周年だから、今年はコンサートに行かねば!と思いつつ、だったら、新曲くらい聞かねば!ということで、iTunesで購入。200円也。
 しかしながら、いわゆる配信というか、ダウンロードというかで曲を買ったのは実はこれが初めてである。着メロダウンロードくらいはあるけれど、1曲まるまる購入したことはなかった。昭和なアラフォーとしては、LPへのこだわりはそれほどないけれど、やっぱりCDが手元にないとね、ということで、iPOD&iTunesを利用するようになっても、まずは、CDを購入していたのだけれど、iPhoneのアプリを購入してダウンロードするうちに抵抗がなくなったのか、とうとう曲も購入してしまった。
 まぁ、今回は、シングルだからというのもあるけれど、こういうのは、一歩を踏み出してしまえば、後はずるずる行くのかもしれない。シングルCDだと、カップリング曲とそれぞれのインストゥルメンタルがついて1200円だからどう考えてもばかばかしい。ちなみに今朝のニッカンによれば、この曲は、初登場12位で6000枚の売り上げ。まぁ、全盛期と比べるのは酷だし、松田聖子としては、最近にしては上々なのかもしれないけれど、そもそも1位でも4万枚くらいだし、もはや、CDの売り上げ枚数だけでチャートを作るのもかなり厳しくなっている感がある。ミリオンセラーなんていうのも死語になりつつあるのだろう。
 となると、次は、本。思い出の品をぽいぽい捨てて顰蹙を買う小生も、本だけは捨てられない。好きな本の背表紙がすべて見えてないと気がすまないし、自宅に招いた人が、本棚をじっくり見てくれればうれしいし、そうなれば、自己紹介もいらないかなと思う。iPADがどんなにカッコよくても、本という形がなくなるのは耐えられないつもりでいる。
 そうはいっても、iPADは気になっていて、予約はしていないけれど、おそらく購入することになる。日本では、さまざまなしがらみで、なかなか電子書籍が普及しないけれど、ニーズがあれば、いくら出版社が抵抗したところで、最終的にはどうにもならないはずで、遠からずiPADで多くの本が読めるようになるのだろう。電子化されても著作者の権利は守られるのだから、本そのものが読めなくなる心配はないし、個人的には、むしろ、図書館に新刊が置かれることで、本が売れなくなっていることの方が大きな問題だと思っている。
 そして、気がつくと、アマゾンからダウンロードとかするようになっていて、そうなると、我が家の本棚は空っぽということになってしまう。本棚と背表紙に自己満足しているのだから、そうなるのは嫌だ嫌だ、と今は思うけれど、果たしていつまでそう言っていられるものか。実際、雑誌なんかは、電子化されて、iPADで読めるようになれば、DIMEとか日経TRENDYとか、出張の旅にカバンに入れる必要もなくなるし、すでにちょっと期待している。実は、あいふぉんの中にも、「歩くパリ」なんていうのがすでにダウンロードされていて、これは、アプリじゃなくて、ただのガイドブック。実際、海外で地下鉄乗る時なんか、いちいちガイドブック広げると、おのぼりさんだってアピールしているようなものだし、あいふぉんで読めれば、実に便利である。我が家の壁一面の本棚は、これからどうなっていくのだろうか?明日のぐんぐんさんiPADオフで答えが見つかるのだろうか?
 考えてもわからないので、ファイターズ勝利を祝って、プロントでブロンズグラスのプレミアムモルツをいただき、プロやきうニュースを見て就寝。

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5/12:お台場でお勉強

◆横浜・東京:くもり時々はれ一時雨:11656歩

 朝いったん出社して会議だけすませてから、久しぶりにゆりかもめにてお台場へ。本日は、東京ビックサイトのイベントを見学。
 まず、午前中は、外人の講演2つ。もちろん同時通訳つき。最初は、セールスフォース・ドットコムのマークベニオフ氏。不勉強でよくわからないけれど、時代は、坂の上のクラウドであって、クラウドといえば、セールス・ドットコムであるようだ。しかも会長兼CEOが直々にご来場ということで気合も入っている。プレゼンテーションもうまい。数ある顧客の中から、2社をゲストに招いて事例紹介。日本通運ともうひとつは、人形町の料亭の若女将を登場させるあたりも実にうまい。そして、次の講演が、マイクロソフトであるにもかかわらず、マイクロソフトに比べて、コストは半分、スピードは5倍!と言い切って、颯爽と退場していった。よくわからないけれど、かっこいいのはたしかである。
 同じ基調講演の2人目が、前任者に酷評されたマイクロソフト。バイスプレジデントというのは、そんなにえらい人でないということくらいは小生でもわかる。「マイクロソフトの考えるクラウド戦略」というわりには、マイクロソフトのこの25年の実績ばかり強調して、説得力にかける。いかにも保守的であり、マイクロソフトも中年になったということなのだろう。そして、セールスフォース・ドットコムへの反論は、「15年前、サンも同じようなことを言っていたが、今、サンはどうなっていますか?」というもの。そうなんだ、15年前、サンとjavaがマイクロソフトとウインドウズの独占を打破してくれるのではないか?とアンチ巨人・大鵬・卵焼きの小生もエールを送ったものだ。たしかに、ウインドウズの時代はそれなりにまだ続いているけれど、だからといって、今日のプレゼンでは、何も夢を語ってくれなかった。というか、もはや語る夢を持たないのであろう。あんまりである。お腹が空いてきたので、途中で退場。
 午後からも講演2つ。まずは、ソフトバンクモバイルの副社長氏。あいふぉんを社員全員に配った話。それなりにおもしろいプレゼンだったけれど、午後一番ということで少しうたた寝してしまう。
 2番目は、夏野剛氏。日経のコラムなどで、なかなか言いこというじゃないか、と思っていたのだけれど、まったくもって不勉強で、iモードを作った人だということを知らなかった。松永真理さんだけじゃないのね。2007年にドコモを退社して、今は、慶応の教授その他いろいろやっているとのこと。第一声、「ドコモをやめてよかった。」と。今では、すっかりあいふぉんびいきで、あいぱっどもすばらしいとのこと。しかし、お財布ケータイがやめられないので、2台持ちしているというのもよくわかる。ツイッターを最近始めたとのことだが「なう」は使わないとのこと。これもよくわかる。ガラパゴス携帯というけれど、海外では、ガラパゴス諸島の特異性がそもそも知られていなくて、このたとえは、説明に苦労するらしい。アップル、グーグルの戦略と、日本の携帯の可能性について、なかなかおもしろい話だったし、やはり話術も巧み。
 ビックサイトからは、YCAT行きの直行バスがあり便利。日も長くなって、明るいうちに帰宅できたので、植木の手入れと掃除。交流戦開幕。BSで中継しているのは分かっていたけれど、途中まで我慢して、9回になってテレビをつけてみたら、稲葉2ラン!3点あればもう大丈夫、9回は建山で、と思ったら、ケッペル続投。まだ継投の形が確立しない。そして、鳥谷ホームラン、新井ヒット。見ていられないので、入浴して、恐る恐る結果を確認したら、勝利。すばらしい。遺憾ながら、ビアを切らしているので、グレープフルーツサワーで祝杯。宮川のうなぎ弁当で栄養をつけて就寝。

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5/9:桜前線、北の大地へ♪~2010函館遠征第2日~

◆函館→札幌→千歳→横浜:くもりときどきはれ:11070歩

 ルートインさんは、立地は駅前で、隣がニッポンレンタカー。展望温泉大浴場付きで、素泊まりなんと5200円。5000円台のホテルに泊まる機会は少なくなったけれど、お部屋も機能的でコストパフォーマンスは高い。ただ、ベッドや枕は多少難があって、熟睡とはいかず。途中何度か目を覚まして6時半に起床。
 朝風呂を満喫して、8時過ぎにチェックアウトして、朝食はもちろん今日も活イカ定食。せめてお店くらい変えようかと思ったのだけれど、行列している店も多く、昨日とおなじお店で。運転するのでビアはなし。道スポをよみながらいただく。

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 ニッポンレンタカー・インサイト号で出発。ホンダのハイブリッド車は初めて運転するけれど、エンジンのかけかた、クリープ現象、ブレーキの感覚など、いたって普通でプリウスのようなおもしろみはない。今日も冷たい曇り空の予報だったが、おもったよりも天気がよい。まずは、柏木町付近の住宅街の桜並木を散策。

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 かん姉妹をピックアップして、五稜郭公園へ。開花が遅れてどうなることかと思ったけれど、5~7分咲きくらいまでは来たのではないだろうか。場所によっては、満開に近いし、星型の園内を二重に取り囲むくらい本数が多く盛大。北の大地を代表する桜の名所。2月の沖縄、さらに4月になってからは、横浜、松山、高遠、三春、白石、北上と桜を徹底的に追って少しずつ北へ向かってきたけれど、最後に北の大地の桜を満喫。しかも、キュートすぎる美女同伴とあれば、まったくもってすばらしいことである。
 園内には、ファイターズユニの姿もちらほら。試合開始までまだ時間があるので、ないるさんもごいっしょできたのに、などと話していたら、前方からないるさん登場。メールを見落としていたにもかかわらず、広い園内で遭遇とは奇遇であって、すばらしい。少し黒い雲が目立ちはじめたが、気象予報士の希望的予報を伝え、本日の応援を託してお別れ。インサイト号は北へ向かう。

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 大沼の手前のトンネルを抜けたあたりで再び晴れ間がのぞき、大沼だんごに参戦。さらに以前、ないるさんやみきさんとも参戦した湖畔(沼畔?)のレストランでパスタをいただく。どういうわけか大沼は、「千の風になって」の発祥の地とされていて、インストゥルメンタルバージョンがエンドレスで流れている。窓の外では、高級カメラを構えてひたすら待ち続けるおじさんがいって、何を撮っているのかと思うと、桜の木に鳥がとまる瞬間をもう5時間も待っているという。ご苦労さまである。

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 そんな感じで、あいふぉんで押尾さんなどを聞きながら、時間はのんびりと流れていたのだけれど、よく考えると、札幌までは、まだ250キロもある。札幌経由で千歳だから18時には、札幌へ到着する必要があり、逆算すると、道央道をひたすら走ってもギリギリである。昨年は、さくらんぼ狩りとか小樽のお寿司をエンジョイしたのだが、出遅れたこともあって、計算が狂ったようだ。当初の計画では、羊蹄山の名水公園とか、余市のニッカ工場や宇宙館みたいのとか、いろいろ検討されていたのだけれど、すべてパァとなって、ラッキーピエロさんすらも通過。幸い、1区間延びた落部から道央道に入る。札幌が近づくにつれて、天気はさらによくなって、のんびりと散策したいところであるが、家畜の臭いのするサービスエリアで飲むヨーグルトとソーセージをいただくだけで、ひたすら札幌へめざす。最後の方は、かなり眠くなってきたけれど、幸い、高橋信二満塁ホームランというニュースも入ってきて、なんとか18時前に札幌へ。これだけ乗れば1000円高速の効果も大きい。札幌市内も、けっこう桜が咲き始めている。

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 運転をがむばったこともあって、先週よりはだいぶ盛大なお見送りを受けて、再び道央道へ。いよいよ眠くなりそうなので、聖子ちゃんを歌いながら千歳空港へ。リッター19キロだから、ハイブリッド効果もけっこうあったようだ。
 諸般の事情により、味の時計台は自粛しているし、それほどお腹も空かないので、空港内のレストランにて、時ビアとかに酢と鮭のから揚げ。ロングドライブの後のビアは美味。店内には、例によって、サインがいろいろ飾ってあって、幸雄さんや、バレンタインなどもあるが、我らがトナカイ木田にものが2枚。似顔絵付きで芸が細かい。さすがである。
 J社最後の株主優待券。1便早い20時のクラスJに繰り上げて帰宅。プロやきうニュースに十分間に合った。
 ドライブといっても、ほとんど走るだけになってしまったけれど、美女とサヨナラゲームと活イカに北の大地の盛大な桜を満喫。これで、桜を追いかける旅は今年は完結と言いたいところであるが、もうひとつシバザクラが残っている。北の大地が本当によい季節を迎えるのはこれから。ファイターズも勢いが出てきたし、ますます北の大地から目が離せない。

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5/8:ダルビッシュ、約束の快投~2010函館遠征第1日~

◆横浜→函館:くもりのちときどきはれ:14055歩

 5時20分起床。GWからすっかり暖かくなった横浜は、今日も初夏の陽気を思わせるけれど、北の大地ではまだ遅い春。重装備にてYCATから出発。今回はJ社にて函館へ。ニッカン一面は、玉置浩二。4回目だか5回目だか、彼の場合は、数え方も難しいのだけれど、よりによって、バブル青田とは。。。

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 久しぶりの函館空港。お疲れのようなので、無理しないでゆっくりしてくださいといっておきながら、ひょっとしたらキュートすぎる美女の盛大なお迎えが?と期待してしまったものの、案の定、そんなことはなくて、ひとり寂しく函館駅へ。朝市にて活イカ。

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 北斗4号で到着するないるさんをお迎えと思ったら、途中で見失ってしまったが、偶然同じバスになって、オーシャンスタジアムへ。市内の桜は、思ったより咲いている。北の大地では、開花から満開までが短い。

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◇2010/5/8:○F 1-0 E(函館)

 今シーズン、土曜日は、ダルビッシュと決まっているので、チームの成績の割には、遠征の勝率は悪くない。しかしながら、今日は、相手も岩隈なので油断はできない。しかも、現状、頼りになる数少ない選手である糸井が欠場。
 ダルビッシュは、5回に1死2,3塁というピンチを迎えるもさすがの連続三振。ただ、最近は、すっかり技巧派という印象。日本シリーズで川上と投げ合っていた頃なんかは、もっとストレートで押していたような気がする。寂しい気がしなくもないけれど、安定感は抜群で点をとられそうな気配はない。しかしながら、技巧派といえば、岩隈も負けていない。こちらもまったく点をとれそうな気配がない。WBCで日本野球を世界一に導いたNPBを代表する2人の投げあい。しかも、本日、ないるさんがゲットしたA指定席は、ネット裏前方のすばらしく近い席。ぐんぐんさんは何をやっているのか問題、ピザを食べた相方とは誰か問題などを時おり気にしつつも、息詰まる投手戦を堪能する。1点勝負は間違いないので、うっかり席をはずせない。

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 7回裏、ノーアウトでニオカセンシュが2塁打。故障者続出で打つ手が限られる中、代走紺田で勝負をかけるが、ここから2割打者がずらりと並ぶ。信二が送りバントできず三振。陽くんや鶴岡では、今日の岩隈は、打てそうな気配もない。あっさり終了。
 覚悟していたとはいえ、外でやきうを見るにはかなり寒いのだけれど、これだけしまった投手戦だと集中できるので、それほど寒さも気にならないし、打てなくても悔しくないというか、両エースの投球は、芸術を見ているような気分になる。ずっと見ていたい気もするけれど、結局、9回まで0-0で両投手降板。
 引き分けにしてあげたい気分だけれど、試合は延長へ。ファイターズは宮西。抜群の安定感でぴしゃり。イーグルスは、小山。以前の小山なら、四球、四球、暴投とかで自滅するのだけれど、最近はそうでもないらしい。しかし、賢介が今日3本目のヒット。セットポジションにさせれば、やはり小山は、怪しくなってくる。きわどいタイミングながら盗塁を成功させ、2死3塁となって、稲葉。左投手に交代か、それとも敬遠して小谷野勝負のどちらだろうか?と思っていると、なんと小山のままで稲葉で勝負。なめられたものである。USTREAMで中継。稲葉ジャムプに北の国から。そして、打球は見事にセンター前へ!!!勝利!プシューがないかわりに、ちょうどサヨナラの瞬間に太陽が顔を出して明るい日差しがスタジアムにふりそそいだ。すばらしい☆

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 ヒーローインタビューは、稲葉とともにダルビッシュも。ちょうど1週間前、函館から来た少年のインタビューで、
「来週もヒーローになる」と約束したダルビッシュ。ちゃんと覚えていて、ちょっとプレッシャーになったらしいけれど、見事なピッチングで約束を守った。すばらしすぎる。

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 ルートインさんにチェックインして温泉大浴場で一休み。最下位独走の中、これで観戦4連勝。まったくもってすばらしい。
 本日は、かん姉妹ではなくて、かん3兄弟とごいっしょさせていただく。函館遠征といえば、いか太郎であるが、本日は、函太郎さんへ。なかなかの大盛況。プロレスラーみたいな店員さんのかけ声が響く中、活タコやヤリイカなどをいただく。

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 しーあーるぶい号が登場してくれたことでもあるし、天候も回復してきたので、函館山参戦が浮上するが、すでに夜間交通規制の時期が始まってしまったようで断念。いか納豆とコーラでお腹が破裂寸前のおこちゃまはねむねむの気配なので、早々に解散して、おとなの時間。ベイエリアを散策して、おなじみの喫茶店でコーヒーをいただく。
 再度入浴して、氷結サワー。スポーツニュース、弾丸トラベラー。美女と桜、エースの好投に主将のサヨナラヒット、活イカに温泉。言うことなし。

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5/5:汽車、花、やきう、ビア、馬、温泉、ビア、マッサージ。

◆横浜→東京→小山→ひたちなか→柏→鎌ヶ谷→船橋→横浜:はれ:19309歩

 7連休最終日。最後の日くらいはゆっくり昼寝でもというのが普通だけれど、そうすると、かえって最終日の夜に眠れなくなったりすることがあるので、最終日の前に休養をとって、最終日はほどよく疲れてぐっすりという作戦。何より、これだけ天気のよいGWはめったにないので、当初案通り、5時45分発のみなとみらい線で出発する。東京駅からは、Maxやまびこ号で小山へ。この時間の下りは、さすがにガラガラ。ニッカンと日経、神奈川新聞とカレーパンとコーヒー。空いているのはいいが、冷房が効きすぎ。

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 小山駅で5分乗り換えで水戸線が初乗り。いきなり車内の電気が消える。なるほど、東北線は黒磯までが直流で、常磐線は取手から先が交流だから、どこかで切り替えが必要になるわけで、小山駅を出てすぐのところにデッドセクションがあったようだ、
 今日も好天のはずなのだけれど、何やら靄がかかっている。車内もガラガラ。うとうとしているうちに、天気も回復してきて、水戸へ。常磐線特急なら上野から1時間だけれど、早起きして未乗線区をひとつ消化した次第。

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 水戸から1駅の勝田駅下車。乗り換え時間2分のバスに駆け込んで、9時半には、国営ひたち海浜公園に到着。本日のお目当ては、ネモフィラハーモニー。
 初参戦の海浜公園は、広大。こどもの日でもあって、入口は、混雑しているけれど、中に入れば余裕がある。西ゲートを入ったところでは、チューリップがまだ見ごろ。

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 さらに奥へと進むと、いよいよネモフィラが見えてくる。丘一面の青。シバザクラの青いバージョンというところ。菜の花とのコントラストもビューティフル。さすがに盛大ににぎわっている。

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 雲もとれて青空。気温も上がってきて、さらに時おり海からの風も通ったりしてまったくもって快適で、のんびりと美しすぎる市議のお弁当でもいただきたいところであるが、諸般の事情により早々に退場。子ども連れで1日すごすには、最適ではないかと思う。

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 勝田駅にてモスバーガーをいただき、11時46分発のフレッシュひたちにて戻る。午前中の上りで始発だからラクラク座れる。このまま上野経由でまっすぐ横浜へ向かえば、14時すぎには帰宅できて、連休最終日の午後をのんびりすごせるのだけれど、諸般の事情により柏で下車して東武野田線に乗り換え。

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 柏からは、東武野田線。15分あまりで鎌ヶ谷駅に到着。発車ベルがファイターズ賛歌という我らがホームタウンである。タクシーを飛ばして、日本シリーズのパブリックビューイング以来のファイターズタウンに到着。
 鎌ヶ谷でもファミリーシリーズが開催中。一昨日から発売になった黄緑色のユニをさっそくゲット。正直、かなり怪しい配色である。抽選用のメダルをくれたので、何やらガチャポンとまわすと、優勝記念Tシャツももらえた。
 絶好のやきう観戦日和。スタンドはけっこうにぎわっている。さっそくビアを購入して、外野芝生席に寝る。子どもの日ということで、野球少年や家族連れも目立ち、子どもは、芝生の上を走り回る。満員のドームで身動きできないのとはまったく別の世界。どちらがやきうの原点かは、言うまでもないだろう。しかしながら、レフトスタンドの一角は、なぜか畑になっていて、じゃがいもを作っている。ファイターズとマックがコラボしているようだが、ここでとれたじゃがいもが、マックフライポテトになるのだろうか?

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◇2010/5/5:○F 8-4 S(鎌ヶ谷・イースタン)

 ちなみに本日は、スワローズ戦。せっかく鎌ヶ谷まで来たのだから、期待の若手のプレーを楽しみたいのだが、1,2軍ともに故障者続出。翔くんも鵜久森もいない。仕方がないので、杉谷くんでもじっくり見ようかと思うと、なぜかライトをやっている。とにかく選手が足りないようで、キャッチャー登録の渡部がファーストで、荒張がDH。けいこさんから、代走の準備をするように指示があって、その気になったものの、よく考えたら、ビアを飲んでしまっていた。眠い。
 ファイターズ先発は、木下。まだ若いし、一時はかなり期待したのだけれど、どうにも冴えない。5回を7安打。奇跡的に0に抑えたけれど、これでは、1軍ではとても無理そう。亀田ブームが去るとともにぱっとしなくなってしまった。ちなみに、7安打のうちの2安打が、投手の高木。なぜDHと使わないのか?と思っていたが、たしかにバッティングがいいし、点はとられたものの、投球も悪くなかったので、1軍昇格後打席に立つことを視野に入れているのだろうか。

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 芝生のうえで日向ぼっこしながら、ぼんやりやきうを眺めているのは、実に気持ちよいものなのだけれど、諸般の事情によりタクシーを呼んで途中退場。ちなみに、小生が退場した直後に、大平くんの場外ホームランが出て、6回からはルーキー中村勝が、7回からは、運天・ジョンが登板したというから、もう少し見たかった。
 鎌ヶ谷駅から船橋駅へ出て、京成線に乗り換えて2駅。愛馬フレンチマリー号が出走する船橋競馬場へ緊急参戦である。
 9R新緑特別。9頭立て8枠9番。4ヶ月の休み明けにもかかわらず体重が増えていないし、パドックでの見た目もぱっとしない。いかにもダメそうではあるが、その分人気も落ちているし、B2あたりでモタモタされては困るのだ。単・複・馬連総流し。うどんを食べて待つ。

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 スタートはまずまずだったが、外枠ということで逃げられず3番手の外。いかにもダメそうな雰囲気が漂う。3コーナーでもまくれず、4コーナーからは下がる一方。ビリかブービーかというあまりにもあんまりな結末。本日は、この後の10Rには、交流GIかしわ記念があって、エスポワールシチー、サクセスブロッケン、フリオーソなどの豪華メムバーが見られるのだけれど、早々に退場することにする。そもそも手元不如意でもう馬券が買えない。

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 船橋へ戻り、総武快速線グリーン車で横浜までは1時間だから案外早い。17時すぎには、いったん帰宅。ファイターズ(1軍)の勝利を確認して、ルンバに掃除を任せて、万葉倶楽部へ。ビア。マッサージ。さすがにコリコリ。汽車に乗って、花見をして、やきうを見て、競馬を見て、温泉入って、ビア飲んでマッサージ。我ながら盛大すぎるけれど、最後に連休の疲れもとって、とりあえず2日だけがむばりますか。

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 ○新たに乗りつぶした路線:水戸線
 ○新たに乗りつぶした距離:50.2キロ。
 ○今までに乗りつぶした距離:18099.3キロ
 ○まだ乗りつぶしていない距離:1745.4キロ
 ○乗りつぶした路線の割合:91.20%(△0.25)

5/4:ぐったり休養

◆横浜:はれ:5573歩

 本日も好天。半袖余裕。関東地方は、最初から最後まで天気に恵まれるGWになりそう。少しは景気に追い風になるだろうか。元気があれば、日帰り遠征プランがあって、一応5時半には目が覚めたのだけれど、あいかわらず体が重くとても無理。ニッカンと神奈川新聞を読みながら朝食。朝寝。
 なんとか起き上がって、床屋に参戦して、そごうとサカタのタネガーデンセンターに寄って帰宅。CSでマリンの試合を見てもどうせ不愉快になるだけだと思うので、NHKで楽天戦など見ているが、それでもマリンの不愉快な途中経過が入ってくるので消す。BBQの残りの野菜で焼きそばを作りバルコニーでいただく。
 午後は、ひきこもり。植木の手入れ。夏用のニチニチソウやマリーゴールド、さらにはカーネーションなどもデビューしたが、まだまだシクラメンやビオラも健在。昨年買って、放っておいたマーガレットが盛大なことになってきたし、ゼラニウムはあいかわらずムクムクと伸びてきて、我ながらなかなかにぎやかなバルコニーになった。地上40mくらいのところにあるのに、ミツバチもたまにやってくる。
 その後は、読書と昼寝。衣替えと称して、クローゼットの左右の中身の入れ替え。夜は、高級アジを久しぶりに焼いて、納豆ご飯。ほとんど隠居である。

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(ビオラ、やきそば、トトロとミニシクラメン)

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(マーガレットとロベリア。赤いのは不明)

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(ニチニチソウ、マリーゴールド、トレニア、サフィニア、バーベナ、カーネーション)

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(肥大化するゼラニウム)

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(ラベンダー)

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(なかなか盛大)

5/3:めいっことBBQ

◆横浜:はれ時々くもり:歩数計測忘れ

 GW後半も好天。北の大地も今頃になって暖かくなったようだけれど、横浜は半袖余裕。絶好のBBQ日和。11時すぎに妹と妹のダンナさんとめいっこが野菜を持って到着。その後、母がお肉を持って到着。11時半すぎには、食べ役&飲み役として招待されたYo子さん&Yo君がデザートを持ってきてくれて準備完了。
 久しぶりのBBQブース利用。着火剤と炭が2年くらい前にものがまだ残っていた。台と網を借りてきて、セッティング完了。妹のダンナさんは、アウトドア系であって、BBQには慣れていることが後で発覚するのだけれど、せっかちな母親が炭をたくさん入れろと号令し、さらに小生が新聞紙など入れてしまって、何やら燻ってきたところで、網も温まらないうちに母親が高級牛肉をのっけてしまう。ジュウともならずにじわじわと焼けていかにも不味そう。
 あまりにもあんまりなので、いったん網ごとお肉を引き上げて、妹のダンナと交代して、うちわで仰いでもらって、ようやく炭がいい感じになってきたところで再開。牛さん、鳥さん、ニンニク、タマネギ、ソラマメなどなど。もちろんビア。
 BBQブースの裏がちょっとした遊び場のようになっていて、めいっこもなかなかご機嫌。しきりにアンパンマンに連れて行ってとせがまれる。
 終了する頃に炭がいい感じになってきたので、次の人たちに贈呈して撤収。デザートをいただき、Nゲージなどを広げてみるが、めいっこは関心を示さず。遺憾。ぬいぐるみの方は人気のようで、トトロやネコバス、ファイティー、たねまるなどが盛大に広げられた。
 17時前に解散すると、連休中の疲れが猛烈に襲ってきた。北の大地をエンジョイして、夜行で帰ってきたりしたのだから当たり前ではあるが、体の芯から疲れたという感じ。疲れすぎてすぐには眠れずいったん読書。夕食抜きで早々に就寝。

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5/2:美しすぎる桜の下で美しすぎる市議のお弁当

◆→(車中泊)→青森→八戸→盛岡→大曲→横手→北上→東京→横浜:はれ時々くもり:18156歩

 青函トンネルらしき走行音で目が覚めたりして、うつらうつらしていると、やがておはよう放送が流れ、青森には5時39分の到着。八戸まで直通してくれれば便利なのだけれど、ここで在来線に乗り換えなければならない。このつがる2号だけは指定席がとれず不安であったが、はまなすからの乗り継ぎ客も弘前方面へ向かう人が多く、自由席にラクに座れた。ありがたいといえばありがたいのだけれど、こういう繁忙期は自由席はやめて全車指定席にしないと、こんな風に自由席に空席を作るのはもったいない。指定席がとれずにあきらめた人もけっこういるはずである。

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 八戸ではやて号に乗り換え。1本遅らせて乗り換え時間に余裕を持たせて、売店をチェックすると、「藤川優里のいちご煮日記(第1章)」を発見!さっそく購入。北の大地の美女オフを満喫したあとに、みちのくの美人すぎる市議弁当をゲットとは、我らながら充実している。

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 盛岡からは、こまち号にていったん西へ向かう。角館の桜も気になるけれど、乗り継ぎの都合上パスして、大曲駅で奥羽線に乗り換えて、横手。あわただしい乗り継ぎが続いたけれど、ここでようやく1時間ほど時間があるが、駅前は、特に何もないようなので、天皇賞の投票と、ブログの更新。

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 横手からは、初乗りとなる北上線。錦秋湖なんていう名前からもわかるように、沿線は、紅葉の頃が美しいのだけれど、やむをえない。このあたり不思議な地名も多く、和賀仙人なんていう駅がある。そういえば、奥羽線の横手の手前には、後三年なんていうのもあった。なんか歴史で習ったような。

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 最相葉月の「星新一」をよみながらうとうとしているうちに、北上に到着。マリリンの始球式をあきらめ、北の大地の美女の不評をかってまでめざすは、北上展勝地の桜。吉永小百合さんのポスターでおなじみである。駅から徒歩数分で、河川敷に出ると、盛大な桜並木と鯉のぼりがお出迎え。

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 以前来たときは、散り始めだったのだけれど、今日は7~8分咲きくらいか。まぁ、雰囲気的にはほぼ満開。美しすぎる桜の下で美しすぎる市議のお弁当とビア。まったくもってすばらしい。

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 豪快な桜並木が延々と続くのだけれど、惜しむらくは、みんな同じような写真になってしまうこと。端の方まで歩いていたら、だんだん時間がなくなってきて、最後は小走りで北上駅へ戻る。預けておいた荷物を引き取って、やまびこ56号。昼間の上りということで、案外空いている。このまま乗っていても夕方には東京に着けるけれど、仙台で後続のはやて号に乗り換えて16時すぎに東京駅。札幌駅から18時間かけて到着した東京は、半袖余裕。心配した植木も無事に元気。盛大に水をやって、夜は、BS-HiでSONGSプレミアム「中村雅俊」を見て、早々に就寝。 

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 ○新たに乗りつぶした路線:北上線、奥羽線(横手-大曲)
 ○新たに乗りつぶした距離:79.8キロ。
 ○今までに乗りつぶした距離:18049.1キロ
 ○まだ乗りつぶしていない距離:1795.6キロ
 ○乗りつぶした路線の割合:90.95%(△0.40)

5/1:美女と3連勝でGW勝ち逃げ@北の大地

◆札幌→(車中泊):くもりのちはれ:15869歩

 目覚ましを9時にセットして、たっぷり熟睡しようと思ったのだけれど、結局、6時45分起床。ニッカンと道スポを購入して、朝食ヴァイキングは、オレンジジュース、りんごジュース、グレープジュースをたっぷりといただく。
 気持ちよく部屋へ戻ろうとしてポケットからカギをとりだすと、なんとフィット号のカギ。朝からインキー。フロントへお願いに行くと、食堂のお兄さんが追いかけてきて、「上着をお忘れです」。。。ぼけぼけ。
 ニッポンレンタカーさんをすすきの店にて返却して、札駅のきのとやさんでサプライズケーキをゲット、コインロッカーに荷物を預けて、東豊線で月寒中央へ。本日は、試合前に、ないるさん宅にて、手巻きパーチーが開催。
 たぶん2006年に優勝を決めたとき以来ではないかと思われるないるさん宅は、全国のカトちゃんをはじめ、なつかしい時代からのファイターズグッズが壁にきれいにディスプレイされていてすばらしい。2009年を特番でふりかえりながら、お刺身や納豆を巻き巻きする。
 かんちゃんも到着して、ハッピーバースデー♪ネット注文のきのとやさんのケーキは、フルーツ盛りだくさんで美味なのだけれど、15cm*20cmというから5人ならちょうどよいかと安心していたら、高さが15cmくらいあって、冷蔵庫に入らないくらいの相当なボリュームでなんとか食べきる。サプライズ効果は十分であったが、予定より1日早い帰京が発覚して、ポイントダウン。ケーキ効果は早々に相殺されてしまった。
 ないるさん宅から、札幌ドームへは、徒歩10分あまり。実に便利。

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◇2010/5/1:○F 5-0 L(札幌)

 2連勝してダルビッシュということで気持ちの上ではずいぶん余裕がある。しかしながら、6番尾崎、7番陽、8番鶴岡、9番飯山という絶望的な下位打線では、ちょっと得点する見込みがなさそう。
 一瞬たりとも息の抜けなかった昨日と異なり、ジンジャーハイボールなどいただきながら、緩~く観戦していると、2回に陽くんタイムリーで先制。意外なり。審判が辛いのか、ダルビッシュは、ボールが多く、下位打線をちょこちょこと出塁させるが、クリーンナップは完璧に封じて怖いところはない。5回にも、先頭で陽くんがヒット。ここから、ゆうじチャンスを広げて好調賢介のタイムリーで2点目。6回にも稲葉タイムリー、鶴岡犠牲フライ、7回にも小谷野タイムリーでコツコツという感じでいつのまにか5点で余裕ちゃん。ダルビッシュは150球を要したが、あぶなげなく完封で快勝。本日もファミリーシリーズ恒例の少年のヒーローインタビュー。函館から来たという少年の前でダルビッシュが来週の函館での好投を約束。これでGW遠征はなんと3連勝。あまりにもあんまりなチーム状況の中で3連勝とは、まったくもってすばらしい。

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 A社にて帰京するけいこさんは、希少価値が高いので、盛大にお見送り。小生はというと、以前、はまなすに乗るときには、ホームで盛大にお見送りしてくれたものだけれど、そんなことあったっけ?と忘れられている昨今、かろうじてイノダコーヒーさんにmogoオフ開催が許されて、大丸さんにてささやかなお見送りを受けてプラウブランさんに入場。夜行の前に一風呂あびてリフレッシュしてから、ホームへ。
 桜前線はまだ東北でもたもたしているし、久しぶりに昭和雰囲気の汽車旅をと思って、急遽予定を変更してゲットした夜行急行はまなす。さすがに本日は、増結車両も含めて満席で何よりだけれど、ボロボロの14系だか24系で、車内に入れば、個室でない2段寝台では、身動きもとれず、ベッドメークをして、早々に就寝するしかない。それでも、おなじみのなつかしいチャイムや、独特の揺れは、子どもの頃エンジョイしていたブルートレインの旅を想いおこしてはくれる。苫小牧くらいまでは、一応記憶があるけれど、疲れていることもあって、いつのまにか夢の中へ。

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