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6/30:モネの庭へ

◆パリ→ヴェルノン→ジヴェルニー→ヴェルノン→ルーアン→パリ:はれ:24614歩

 クーラーをつけて寝ると喉をやられそうだけれど、止めるとけっこう暑い。窓を開ければちょうどよいのだけれど、ちょっと物騒な感じもする。そんなこんなであまり熟睡できず、6時半に起床。朝食は、ハムとチーズとクロワッサンとフルーツポンチとコーヒー。iPad。オレンジジュース2杯。
 サン・ラザール駅へ向かう途中、ラファイエットやプランタンの前に行列。どうやら今日からバーゲンが始まるらしいのだが、いくらなんでも朝早すぎないか?と思ったら、初日の今日は、8時開店とのこと。テレビの中継なども出ていて、ご苦労なことである。
 8時20分発の列車で出発。9時5分にヴェルノン着。さて、ジヴェルニー行きのバスは?と思ったが、人の流れに沿っていけばすぐに見つかった。日本人を含む40名くらいが乗車。往復4ユーロ。運転手からチケットを購入。15分でジヴェルニーに到着。

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 ジヴェルニー、そうモネの庭である。睡蓮である。パリには何度も来ているし、ノルマンディ方面の列車も何度も乗っているけれど、ここは初参戦。人の流れに沿って行くとモネの庭に入場。6ユーロ。美術館との共通券は12ユーロ。
 まずは、様々な花が咲いている庭を見学してから、地下道を通って、反対側へ。いよいよ、睡蓮の池。オルセーやオランジュリーでおなじみの景色が目の前に。光の加減や角度によって、微妙に雰囲気が変わるので、ついついたくさん写真を撮ってしまう。モネがたくさん描きたくなる気持ちがわかるというもの。

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 何時間いても飽きないのだけれど、バスの時間もあるので、近くにある印象派美術館へ転戦。今年は、ノルマンディー地方で、印象派フェスティバルなるものが開催されているようで、ここも「セーヌ河畔の印象派」なる企画展が開催中。これがなかなかいい。モネはもちろん小生の好きなシスレーもあるし、ルノワールが描いたセーヌ川なんていうのは、ルノワールの絵によく出てくる女性が、船を漕いでいたりして小生でもすぐにわかる。今年はオルセーが改装中ということでこういうイベントができるのだろうけど、六本木に大混雑に比べれば、天国である。
 あまり時間がないけれど、ここの庭のカフェがよいとのことで、ビア。メニューがフランス語で全然わからないので、サラダ・ドゥ・何トカをたのんだら、サラダの横にライスが添えてあった。まぁよしとする。
 
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 12時20分のバスでヴェルノンに戻り、13時6分の列車でルーアンへ。ここも初参戦。まずは、駅前のジャンヌ・ダルク通りを歩く。この街は、ジャンヌ・ダルクが処刑された街であって、その跡地には、ジャンヌ・ダルク教会が立っている。ちょっと不思議な建物。中のステンドグラスが美しい。

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 通りを渡って、大時計の下を歩く。このあたりが町の中心で、やはりバーゲンということもあって、混雑していて活気がある。さらに進むと、ノートルダム大聖堂。モネが描いたやつである。でかい。中へ入るとき、子どもが2ユーロ要求するので、不審に思いつつも払うが、どうやら入場は無料で、子どもは物乞いであったようだ。まぁ、いいけどさ。
 
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 駅へ戻る途中のルーアン美術館でも、印象派の企画展。ここもなかなかいい。大聖堂の絵もたくさんある。モネもいいけれど、気になったのは、Charles Frechonとかいう人の絵。セーヌを描いた絵がとくにいい。撮影禁止なので、絵葉書を買おうかと思ったら見当たらない。仕方がないので、めずらしくプログラムみたいのを買う。

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 2時間ほどで駆け足でまわって駅に戻り、16時9分発の列車でパリへ戻ろうとすると、何やら表示が出ていて、駅が少しざわついている。「supprime」。はて何だろうか?しかし、前後の列車には、「a L’Heure」とあって、これは、おそらく「定刻」と思われる。そうなると、これはどうも嫌な予感がする。仕方がないので、ローミングをオンにして、iPhoneで検索。やはり「運休」。あまりにもあんまり。
 すでに2万歩近く歩いて、足が棒のようになっているけれど、街へ戻って、ぶらぶら。ファイターズ勝利を確認して、駅へ戻り、16時59分の列車でパリへ。まだまだ明るいけれど、ぐったり。オペララーメンの隣の中華飯店さんで冴えないチンジャオロースーとビア。せっかく南アと時差のないところにいるのに、今日と明日はサッカーがない。ブログを更新して、「夏から夏へ」を読みながら早々に就寝。

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6/29:TGVで行くパラグアイ戦中継@パリ

◆グリンデルワルト→インターラーケン→バーゼル→ストラスブール→パリ:はれ:

 本日の予定は、昼頃までグリンデルワルトでのんびりして、インターラーケン13時8分発のゴールデンパス・パノラミックでビューを堪能しながら、モントルーへ出て、ローザンヌからのTGVでパリへ、というものだったのだけれど、これだとパリ到着が21時59分。リヨン駅からホテルまでは、比較的土地勘のあるあたりではあるけれど、ちょっと怖い。せっかくここまで順調なのに、狩られたりしたくないということで、予定を繰り上げることにする。ゴールデンパス経由なら8時19分にグリンデルワルトを出発、ゆっくり寝た場合は、9時49分に出発して、バーゼル経由で同じTGVに間に合って、いずれにしても17時34分パリ着と決めた。
 例によって5時起床。ところで、本日は、パラグアイ戦である。17時34分にパリ着では、TGVに乗っている間に試合が終わってしまう。せっかく早起きしたのだから、もう少し何とかならないか?ということで、トーマスクック時刻表を格闘。ローザンヌからのTGVが少ないので難しいかと思ったが、よく考えてみると、パリへ向かうルートはいろいろありそうだ。休日運転の列車などもあってまぎらわしいが、熟考の結果、どうやら7時19分の列車で出発すれば、バーゼル、ストラスブール経由で14時34分にパリに着けそうだ。もう外もだいぶ明るくなって、6時半。急いで荷物をまとめてチェックアウト。

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 昨日乗ったクライネデャイデック行きの始発列車を隣のホームに見送って下りの列車で出発。インターラーケンでの乗り換えは7分だからあわただしい。バーゼル行きの列車は、何やら新幹線風だなと思ったら、ドイツ国鉄が誇るICEで、なんとベルリン行き。ベルリンまでは、9時間の長丁場であるが、平日にリゾート地のインターラーケンから乗る人は少なく閑散としている。
 1-2配置の1等車は広々として快適。食堂車がついているので、クロワッサンとコーヒー。セットで450円だから、車内にしてはまぁ高くはない。ノートPCを叩いているビジネスマンを観察していると、座席にACバテリーがついているようでさっそく試す。それにしても、ヨーロッパの人々は、あいかわらず巨大なノートPCを使っているよね。2~3キロはラクにありそう。よくあんな重いものを持ち歩けるものだ、以前、レッツノートがあまりに小さいので、注目されたことがあったけれど、VAIO-Pはさらに小さくて軽い。指が大きくて小さなキーボードは打てないのかもしれないし、力持ちだから重さは気にならないのかもしれないけれど、基本的には、小さくて軽い方がいいに決まっているのだから、SONYには、もう少しがむばって売りこんでもらいたいものである。ちなみに、スイスでも、携帯端末は、圧倒的にiPhone。iPadは、まだ見かけなかった。
 気がつくと、時速190キロまで速度が上がっている。快適な車両で2時間弱でバーゼル駅に到着。

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 ここで、10時2分発のTGVに飛び乗ってしまえば、パリまであっという間なのだけれど、一応TGVは全席指定になっている。乗ってしまえば何とかなりそうな気もするが、言葉も通じないので、おとなしく次の列車の指定を購入しておきたい。バーゼル直通はないので、ストラスブール乗り換え。駅の時刻表に10時47分発のストラスブール行きが見当たらず不安になるが、どうやら無事に存在するらしいことを確認して、一安心したところで、窓口に並ぶ。指定席の確保は、筆談で楽々と思ったら、何やら話しかけてきた。
「アンタ、ナニゴシャベルカ?イングリッシュ?」
「アー、ウー、エー、イングリッシュ。。。」
「ユーレイルパス ヨウノ シート ハ ウリキレ。フツウ ニ カウシカナイ。ヨイカ?」
「イエス。」
「ファーストクラス?」
「イエス。」
「191スイスフラン」
「・・・」
 ユーレイルパスが使えないなら、せめて2等にしておけばよかったと思うが、時すでに遅し。パラグアイ戦をテレビで見るだけのために1万6000円の出費。ここまでけっこう倹約していたのに。
 とにかくチケットを確保したので、次はトイレ。ここで今回の旅で初めて有料トイレのお世話になる。女性と男性の大は170円、男性小は130円也。
 バーゼルは国境駅で、駅舎は同じだけれど、フランス国鉄(SNCF)のホームは、国境の向こう側にあって、歩いて国境を越える。かつて入国審査をしていた形跡は残っているけれど、今は何もない。

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 10時47分発のローカル列車でストラスブールへ。 検札も終わり、やっと落ち着いたので、読書など始めると、再び、車掌がやってきて、全員、隣の車両へ移れというような事を叫んでいる。故障か?といっても、フツウに走っているのだけれど、とにかく全員移動。まぁ、列車が打ち切りとかでないだけよかったけれど、どうも今日は落ち着かない。あわてて移動したら、帽子を忘れて、後ろにおじさんに「ムッシュ!」と声をかけられる。メルシ。

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 ストラスブールでの乗り換えは10分。今日は天気もよいし、運河沿いを散策すると気持ちのよい街なのだけれど、パラグアイ戦のために素通り。何かお腹の足しになるものを買いたいので、サンドイッチを指さし、さらに「ウオーター」と言ったら、なぜか「コカ」になってしまったけれど、この際、まぁよいことにして急いで乗車。

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 指定された席は、12号車65番なのだけれど、どこが65番だかさっぱりわからない。何度もTGVに乗っているけれど、こんなことは初めて。うろうろしていたら、近くのおじさんが、座席の背もたれの間に座席番号の表示があることを教えてくれたけれど、同じ番号が他の席にもあったりして不可解。仕方がないので、適当に座っておくが、検札に来た車掌が何も言わないところをみるとどうやらあっていたようだ。まったくもって落ち着かないし、なんだか疲れてきた。この旅で初めてiPodのお世話になりながらうたた寝。2時間あまりでパリ東駅に到着。
 東駅からは、メトロ7号線。iPhoneのアプリの地下鉄路線図が便利。自販機で切符を購入しようとするが、よくわからないので、窓口へ。
「キャルネ・シル・ヴ・プレ。」
 毎年のようにフランスに来ているけれど、ボンジュールとボンソワとメルシ以外で唯一のフランス語がこれ。無事に通じてカルネ(地下鉄回数券)を購入。これで一安心。オペラのひとつ手前の何チャラ・カンチャラ・ラファイエットで降りると、見慣れた景色になって、めざすリッチモンドさんはすぐに見つかった。リッチモンドさんといっても、日本のリッチモンドさんのような快適さは期待できず。かろうじてテレビとエアコンはあるが、これで3つ星ねぇ、という感じだし、部屋も狭い。まぁ、オペラ座裏の中心地だからまぁ仕方がない。お湯はちゃんと出るので、シャワーを浴びて、1泊2500円だけれど、とりあえずネットも繋がった。さぁ、パラグアイ戦だ!

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 むぅ。PK戦で終了。無念。押され気味ではあったけれど、決定的なピンチを何度かしのいで、逆に、パラグアイのお株を奪うカウンターで一発という予感もしていただけに残念。まぁ、しかし、仕方がない。強豪パラグアイでさえも、過去に何度も8強の壁にはねかえされてきたので、まぁ、順番というものがあるだろう。
 ファイターズ快勝&岡田ジャパンお疲れさんということで、オペララーメンさんにてビアと餃子と醤油ラーメンと日経。日本戦終了後ということで、混みあうかと思ったら、ガラガラ。日本人観光客の多いエリアだけれど、一時期に比べれば明らかに少ないし、グリンデルワルトの方がよっぽどめだつ。三越も終了してしまったし、今度来るときまで存続しているかどうかちょっと心配になる。
 
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 パリは、夏の北の大地くらいの暑さだろうか。湿度が低いけれど、7時半になっても陽射しはけっこう強い。コンコルド広場でアイスを買って、ルーブルまでチュイルリー公園を散歩してホテルに戻る。iPadで先に接続したため、PCでネットに繋ぐと二重ログインになってしまい、ブログの更新ができず。スペイン戦を見て、早々に就寝。

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6/28:ユングフラウヨッホ参戦

◆グリンデルワルト→クライネ・シャイデック→ユングフラウヨッホ→クライネ・シャイデック→メンリッヒェン→グリンデルワルト:はれ:20414歩

 6時半に目覚ましをかけておいたけれど、5時には目が覚めてしまう。朝風呂。朝食はパスして、ウェルカムフルーツのバナナだけいただいて、7時17分のWABの始発列車で出発。始発列車だとグッドモーニングチケットで割引になるし、何より山は、朝早い方が天気がよい。本日も雲ひとつない快晴。いい感じである。

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(登山列車で出発)

 クライネ・シャイデックでユングフラウ鉄道JBに乗り換えて、さらに登る。途中からは、トンネルでアイガーの中を登っていく。数多くの登山家の命を奪ってきたアイガー北壁を列車に乗って、登っていけるのだから、まったくもってありがたいものである。グリンデルワルトから1時間半ほどでヨーロッパ鉄道最高地点、ユングフラウヨッホ駅に到着。なんと3454m。富士山よりも少し低いだけである。エレベーターでさらに100m昇り、スフィンクステラスの展望台は、3573m。気温は0度前後だけれど、日当たりがよく案外寒くない。左に見えるメンヒじゃ、目の前でひょいっと登れそうな気分になる。中央のヨーロッパ最長のアレッチ氷河は、ビューチフルとしかいいようがない。右には、ユングフラウ。ユングフラウというと、浦和競馬の桜花賞トライアルであるところのユングフラウ賞を思い出してしまうけれど、本物はまったくもって美しい。

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(アイガーをトンネルで抜ける)

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(メンヒ)

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(アレッチ氷河)

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(ユングフラウ)

 展望室内に戻って、おなじみの韓式速麺。ないるさんに酷評されそうであるが、3454mでいただくカップ麺もまたよいものである。

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(韓式速麺)

 いつまで見ていても飽きない景色だけれど、10時半の列車で下る。昨年は、アイガーグレッチャーからクライネ・シャイデックへ歩いたけれど、今年は、クライネ・シャイデックから、メンリッヒェンまでハイキング。多少登りになるけれど、ルートはよく整備されて歩きやすい。アイガー、メンヒ、ユングフラウ3山を眺めながら1時間半くらい歩いてメンリッヒェンへ。昨日のフィルスト同様、セルフサービスのレストランがある。ウインナシュニッツェルらしきカツレツとサラダとビア。標高2239mの絶景とビア。まったくもってすばらしいとしかいいようがない。登別の温泉と氷イチゴミルクというのもすばらしいのだけれど、アルプスのビアも勝るとも劣らない。人生かくありたいものである。

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(今日もハイキング)

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(アイガー、メンヒ、ユングフラウ。3山を一望)

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(高原のビア。うまい!)

 目の前に2345mの山頂があるので登る。ビアを飲んでしまったので、足が思うように進まないけれど、なんとか登って、360度の眺望を堪能してから、ゴンドラリフトで一気にグリンデルワルトまで降りる。登山列車で30分のところをほぼ同じ時間で降りるのだから速い。いったんホテルに戻って、小林聡美の「ワタシは最高にツイている」を読んでから昼寝。すばらしい。

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(高山植物に励まされながら)

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(なんとか山頂へ)

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(ヨーロッパ最長のゴンドラリフトで下る)

 18時頃から街へ。街といっても、メインストリート1本、それも軽井沢銀座の半分程度である。まだ早い時間ということもあって、周りは日本人ばかりで軽井沢にいるのと変わらない。もちろん、登山列車やハイキングでも日本人はけっこう見かけるけれど、夕方の街になると明らかに増えるようだ。
 昼間盛大にいただいたこともあって、お腹もそれほど空かないので、ないるさんに酷評されそうであるが、うどんと白ワイン。あわせて1600円くらい。めいっこにTシャツなどおみやげを買ったり、スーパーでジュースを買ったりぶらぶらと散歩してホテルへ戻り、バルコニーでコーラを飲みなが日記を書く。この後は、ブラジル戦でも見てから就寝のよてひ。

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(なぜかうどんと白ワイン)

6/27:ゴールデンパス・パノラミックでグリンデルワルトへ

◆ルツェルン→インターラーケン→グリンデルワルト→フィルスト→バッハアルプゼー→フィルスト→グリンデルワルト:はれときどきくもり:15773歩

 昨日は、日本時間でいえば徹夜したようなものだから、ぐっすり眠れるかというと、なかなかそうもいかなくて、3時と6時に目が覚めて、8時起床。朝食は、ハムとチーズとパンとフルーツ。オレンジジュース2杯、りんごジュース1杯。ニッカンも日経ももちろんないけれど、朝食会場も、無線LAN無料なので、iPadを持ち込む。朝食会場でノートPCというのは、いかがなものかと思うけれど、iPadならスマートだ。日本では、ちょうどマリーンズ戦が佳境のようで、朝食を食べながら野球の結果をチェックするというのは、不思議な感覚だが、どうやら今日も盛大でマリーンズをスイープしそうな気配。すばらしい。
 少し早めにチェックアウトして、旧市街ヨーロッパ最古の屋根付き木橋であるところのカペル橋を渡って、ルツェルン駅へ。9時55分発のゴールデンパス・パノラミックで出発。展望1等車を予約済みである。

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 最近では、氷河急行やベルニナ急行に並ぶ人気とも言われるゴールデンパスは、3つの私鉄を乗り継いで、ルツェルンからモントルーまで。後半は、一昨年に乗車済みだけれど、ルツェルン側は初めて。展望車両は、屋根の近くまで窓が大きくとられていて、スーパービュー踊り子のようなイメージだけれど、景色のレベルがもちろん違う。湖や山々を眺めながら、徐々に標高を上げていく。途中からは、ラックレール式でゆっくりと急な斜面を登る。ボックス席で相客もいないので快適な旅。本やiPodも持ってきていたけれど、景色を眺めているだけで、あっという間の2時間でインターラーケンオストに到着。BOB鉄道に乗り換えて、グリンデルワルトへ。

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 高原リゾートのグリンデルワルト。標高1000mだけど、6月の陽射しは強く、けっこうあちぃ。半袖余裕。前回のベルヴェデーレさんもよかったけれど、今回は、駅近くのグランドレジーナさん。5つ星というと大げさに聞こえるが、まぁ、ちょっとした高級リゾートホテル。1時前だったけれど、幸い、チェックインが許された。
 ひと休みしてから、活動開始。ユングフラウヨッホは明日のお楽しみということで、今日は、フィルストさんへ。スキー場のリフトのようなゴンドラで標高2171mまで一気に登るとさすがに涼しい。展望レストランで昼食。セルフサービスなので小生などはかえって安心である。ビアとサラダバーで1200円。アルプスの山々を眺めながらのビアうまし!

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 順番が逆のような気がするが、ビアをいただいてから、ハイキング開始。最初の上り坂で息が上がってしまうが、そこからは平坦。初心者でも安心のコース。45分ほどでバッハアルプゼー到着。天気がよければ、湖に山が映ってすばらしい景色になるのだけれど、今日は少し雲がかかってしまった。それでも十分すばらしい眺めではある。

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 いったんホテルに戻って、イングランドvsドイツ戦など観戦しながら読書。夕方から街へ。そういえば、前回グリンデルワルトに来たときは、福田氏終了のニュースが飛び込んできて祝杯をあげたものだ。当時は日経を入手できたのだけれど、今日はあいにく見当たらず。1年10ヶ月の間に、福田氏の後、さらに2人終了して3人目になっているのだから、あまりにもあんまりだし、そういうことだから、日経も入手できなくなってしまうのだろう。
 夕方になって、だいぶ涼しくなってきた。軽井沢くらいの感じだろうか。スーパーでビアとチーズを買い、駅前のカフェでハムバーガーのテイクアウトをして、部屋のテラスでアイガーを見ながらいただく。まったくもってすばらしいとしかいいようがない。まだまだ明るいけれど、明日の朝は早いので、今夜は、アルゼンチン戦でも見て、早々に就寝としよう。

6/26:スターアライアンス無料航空券で行くヨーロッパの夏休み

◆横浜→羽田→関空→フランクフルト→チューリッヒ→ルツェルン:あめのちはれ

 3時半起きの翌日は、5時15分起床。昨日も長い1日だったが、今日は文字通りの長い1日になる。6時18分YCAT発のバスで羽田へというのは、いつもの土曜日と変わらないが、今日はいかんせん荷物が多い。その重たい荷物を国際線乗り継ぎカウンターで預けて、いつもと同じデイパックになったところで、第2ターミナル69番ゲートからの出発。日経とニッカンを読んでひと眠りすると関西空港へ到着。

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 関西空港での国際線乗り継ぎは初めて。1時間20分だからけっこうあわただしい。スイスフランとユーロに両替して、急いで出国。
 スターアライアンス無料航空券。マイルで行くヨーロッパの夏休みは恒例であるが、いかんせんせっかくマイルをためても使うのは案外大変である。9万マイルでビジネスクラスヨーロッパ往復が可能で、マイルは十分足りるのだけれど、直行便は全然とれないし、乗り継ぎも平凡なルートでは、とても確保できない。ANAサイトと格闘して、ようやく、羽田→関空→フランクフルト→チューリッヒのルートを確保。ちなみに帰りはもっとストレンジなルートである。
 ルフトハンザ航空は、たしか成田線には、最新鋭のA380を就航させたのではないかと思うのだけれど、関空便は、A340-600。雨の中の出発。通路側がとれず、窓側になってしまったけれど、ビジネスクラスなのでまぁ何とかなる。スポニチと朝日新聞など読んでいると、早くも昼食。白ワインと和食。名古屋ヒルトンの「源氏」さん作のお料理は悪くない。すでに北京上空。週刊文春、文藝春秋を読み散らかしてから昼寝。

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 西へ向かうヨーロッパ便は、時計を戻しながら進むので、現地到着が、日本時間だと翌日未明になってしまうけれど、そこでゆっくり眠って朝起きれば、時差の調節が案外ラク。したがって、あまり機内で寝る必要もない。軽く眠って早起きの分の眠気だけとったところで、読書。「告白」にとりくむ。先週、函館の帰りに1章だけ読み終えて、面白いのは分かっていたのだけれど、じっくり読みたいので、夏休みまで温存。2時間くらいかけて読了。さすが。映画もぜひ見てみたいものだ。
 モニターによれば、このあたりでウラル山脈を越えているので、アジアからヨーロッパへ。もうフランクフルトまでは3時間だから案外早い。iPhoneを機内モードにして、i文庫で夏目漱石の「こころ」を読了する頃には、モスクワをすぎて、夕食。日本時間で夜の8時だが、フランクフルトは、まだ午後1時。ビアとチキンの照り焼き。これもなかなかよろしい。

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 関空から12時間で、フランクフルト空港に到着。iPhoneの電源を入れると、いきなりメールを受信。はて、どういうしくみになっているのか?iPassのローミングも無事に繋がって一安心であるが、油断していると請求が大変なことになりそうで要注意である。ツイッターをチェックすると、一部で南アフリカ弾丸ツアーと誤解されているようなので、訂正しておく。
 空港内でもワールドカップ中継中。ちょうど、ウルグアイが韓国から先制点をあげたようだ。16時40分発の3732便でチューリッヒへ。1時間弱だからあっという間のフライト。

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 羽田で預けた荷物をここで受け取る。関空、フランクフルトとけっこうあわただしい2回の乗り継ぎを荷物の方も無事にクリアしているだろうか?この後さらに移動なので、ここでロストするとかなりやっかいなことになる。4年前のブリュッセルでの悪夢がよぎったが、無事に荷物をゲット。さすがは、スターアライアンスである。

 一昨年は、チューリッヒで1泊したのだけれど、まだ外も明るいし、ルツェルンまでさらに移動。チューリッヒ空港の地下には鉄道が乗り入れていて便利。昨年も利用しているので勝手もわかっている。ルツェルンへの直通列車は1時間に1本で少し時間があるので、ショッピングセンターをうろうろしてから、世界の言葉で小休止。しかしながら、チーズバーガーセット1000円とは、あいかわらずあまりにもあんまりである。ユーロ安に期待していたのだけれど、スイスフランは別格ということなのだろうか。バブルの余韻の残っていた卒業旅行の頃に比べると、やはりデフレ日本だけが、貧乏な国になってしまったのではないかという感は否めない。

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 18時47分のICでルツェルンへ。日本でいえば、羽田空港から、あずさやひたちに乗れるようなもので、空港駅から各方面への列車が出ているのは実に便利。市内交通にうとい旅行者にはとてもありがたい。ユーレイルパス(スイス・フランスパス)があるので、これでもう心配ない。

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 チューリッヒを出て15分もするとスイスらしい風景が広がっていい感じになって、19時49分にルツェルン到着。みなとみらいから20時間以上たっている。
 サマータイムの6月のヨーロッパなので、まだまだ明るいのはよいのだけれど、静かな古都だと思っていたら、駅前が大騒ぎになっている。何やらお祭りの様子でメインストリートは歩行者天国になっていて盛大。人の波をかきわけながら、トランクを転がして、なんとか今夜のお宿であるところのアンバサダーさんにチェックイン。バスタブもあるし、お湯もちゃんと出るし、無線LAN無料ということで文句なし。

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 シャワーを浴びて一息ついて、猛烈に眠いのだけれど、お祭りのフィナーレが花火らしいので、街へ。さすがにかなりの混雑だけれど、日本の花火大会に比べれば、だいぶ余裕がある。湾の中で上げるので、目の前。外国の花火なんて、どうせ単調なのだろうと思ったら、どうしてどうして日本と遜色ない。たっぷり30分堪能。下調べも何もしていないのにこれはラッキー。日本はもう日曜日の朝。

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6/25:日本、決勝トーナメント進出!

◆横浜・東京:はれ時々くもり:歩数不明

 昨晩は、ソッカーに備えて、22時に就寝の態勢に入ろうとしたところで、不幸の電話などがあって、結局23時頃にベッドに入り、1時間近く本を読んでしまった。3時半きっかりに目覚ましにたたき起こされたけれど、さすがに眠い。
 開始早々は、バタバタしてピンチ。やはり格が違いすぎるのか?と思ったが、しばらくして少し落ち着く。そして、本田のフリーキックで見事に先制!やはりこの男ただものではないようだ。大したものである。
 さらに前半30分には、今度は、遠藤が直接決めて2点目!引き分けでもいいのだから、3点とられなければいいのだから、いよいよ決勝トーナメント進出が見えてきた。眠気も吹っ飛ぶというものである。
 真っ赤な朝焼けとともに夜が明けてきて、後半。正直、カメルーン戦のときのような時間の経過を祈るような雰囲気がない。PKで1点とられたものの、すぐに1点取り返して、なんと3-1!堂々の勝利。カメルーン戦は、はっきりいって、外人からみたらどうしようもない試合だったと思うけれど、今日の試合は、それなりに楽しめる試合だったと思う。海外マスコミの評価も今日はずいぶん高いようである。日本サッカー史上に残る試合のひとつだろう。岡田監督、小生も酷評してきたけれど、小生の完敗である。乾杯するしかないじゃないか。それにしても、オウンゴール2発のイングランド戦から一月もたっていないのだから、わからないものである。しかしながら、大久保は今日も0点だったことは、記しておきたいところである。
 決勝トーナメント1回戦の相手は、小生ごひいきのパラグアイ。
 朝風呂。6時すぎに家を出ると、隣のマンションに住むS氏に久々に遭遇。やはり、今日はサッカーを見て早々に出社のようである。お腹が空いたので、ドトールでレタスドックとアイスカフェラテ。6時半だというのに妙に混み合っている。やはり全体に出足が早いようだ。
 7時半すぎに出社。サッカーを見るとはりきっていた弟子たちが早々に出社するかと思ったら、誰も来ない。あの時間から二度寝するかね。
 18時すぎに退社して、丸善さんへ。佐藤多佳子さんの「夏から夏へ」が待望の文庫化!夏休み前日に発売とは、集英社さん、さすがである。まったくもってすばらしい。ファイターズも快勝して言うことなし。

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6/20:竜飛海底駅に参戦!

◆函館→竜飛海底→八戸→横浜:あめのちはれ:10081歩

 ルートインさんのベッドは、まぁたいしたことないのだけれど、朝日が当たらない部屋ということで先週に引き続いて熟睡。念のために8時にかけた目覚ましよりは少し早く、今週は7時45分起床。朝風呂。久しぶりに喝!を見る。噂によれば、張さんと江川紹子さんがもめて、江川さんの方が出演をしばらく見合わせるということになったらしい。この2人がもめるときは、だいたい江川さんの方が正しいように思ったけれど、いかんせん張さん抜きではもはや番組が成り立たないということなのだろう。
 9時すぎにチェックアウトして、函館駅へ出て、喝イカじゃなくて活イカの朝食。朝からグラスのビア。まぁ、今日は、列車に揺られて帰るだけだからいいよね。今朝の函館は小雨模様。駅前広場に戻ると、またしてもイカール星人が出現。なんと今日は1日駅長とのこと。子どもに記念撮影を勧めているけれど、いかんせんグロテスクな
ので、子どもたちが泣き出してしまう。

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 駅前のコンビニでは、ニッカンも道スポも売り切れで衝撃をうけるが、ホームの売店でようやくゲットして、10時40分の白鳥18号で出発。11時半前くらいに青函トンネルへ。おなじみのロングレールの「シャー」っという走行音が続き、11時48分。竜飛海底駅に到着。そう、本日は、待望の海底駅見学である。

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 物心ついたときには、高度成長は終わっていたバブル世代の小生にとって、子どもの頃の夢の工事といえば、なんといっても青函トンネル。昭和58年1月27日の先進導坑開通は中学1年生、昭和60年3月10日の本坑開通は、中学3年生。たしかNHKで生中継していたのをテレビで見て感激した記憶がある。岩川隆さんの「海峡」も読み、高倉健さんの映画も見て完成を待ち望んでいたものだ。
 高校生の夏休みに、ワイド周遊券を使い、夜行急行「八甲田」で初めて本格的に北の大地を旅したときは、まだ青函連絡船。津軽海峡線の開通は、昭和63年3月13日。今では、小生も飛行機が当たり前になってしまったけれど、それでも青函トンネルを抜けたことは、10回以上はラクにあるのに、海底駅の見学は22年目にして初めてだ。
 本来は、工事拠点であり、避難基地である海底駅のホームは、一部だけが広くなっていて2号車だけがドアが開く。一般の乗降は不可で、見学客専用。JR北海道のスタッフの案内で進む。本日の見学客は5名。

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 本坑、作業坑、先進導坑、斜坑、立坑などの役割や、排気や排水、避難経路などについては、一通り知識としては知っていたつもりではあるけれど、迷路のようなトンネル内を実際に、歩いてみると、スケールの大きさに圧倒される。あちこちでいろいろな通路が分岐していて迷ったら大変なことになりそうだ。地上からは、150m近く潜っているから、地下40階くらいに相当する深さ。なんとも不思議な感覚。

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 ところどころでシャッターを開けたり閉めたりしながら進んでいくと、ケーブルカー乗り場が登場。ここから地上まで一気に登ると、そこは竜飛岬近くの青函トンネル記念館になっている。なかなかよくできた趣向である。
 100m進むと25m登るというものすごい急勾配をケーブルカー「もぐら号」で一気に登って地上へ。外はやはり雨模様。記念館では、40分ほど自由行動の後、再びケーブルカーで海底へ。記念館の見学者も、ケーブルカーで海底へ降りることはできるのだけれど、海底駅までは行かれない。羨望の視線を感じつつ、見学者の横を通って、関係者専用の門を通って、再び海底駅へ向かう。

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 2時間の見学コースはこれで終了。青函トンネルは、2015年の新幹線函館開業に向けた工事が進められ、すでにレールは標準軌の新幹線用となる3本目のレールが敷かれている。工事に伴って、吉岡海底駅は見学できなくなっていて、竜飛海底駅も今後どうなるか不透明な様子。日本が世界に誇れる作品であるところの青函トンネル。ぜひ多くの人に見学してもらいたいものである。
 真っ暗な海底駅にかすかな振動とともに光が差してきて、13時59分発のスーパー白鳥22号が到着。わずか8分ほどでトンネルを抜けて、青森側出口へ。進行方向が変わり、東北本線を八戸へ。このあたり、やたらに揺れるのだけれど、12月に新幹線青森開業を控えており、昼間の特急で通過するのはもう最後かもしれないから、許すことにしよう。

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 八戸駅で乗り換え。美しすぎる市議のお弁当が1つだけ残っていたので迷うところだけれど、本日は、前沢牛弁当を購入して、はやて号。JR東日本の株主優待2割引の特典を最大限利用してグリーン車を奮発。トンネルを抜けて、盛岡に到着すると、今日も接戦だったはずのファイターズが、なんと1イニングに2本の満塁ホームランで大勝。昨日のソッカーの祝杯用に買ったまま持ち歩いていた缶チューハイで祝杯。雨もあがって、日が差してきた。
 はやて号グリーン車は、無線LANもAC電源もないのは遺憾であるが、座席はさすがに快適で、疲れ知らず。明るいうちに東京へ。小生もしじゅうになって、あまり先のことは考えないようにしているけれど、青函トンネルを越えて、新幹線が函館へ、札幌へ伸びる日は、やっぱり待ち遠しい。

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6/19:函館競馬場新スタンドオープン

◆横浜→函館:はれ:14414歩

 5時40分起床。疲れはたまる一方だけれど、雨の中をYCATから出発。7時55分発のJ社便は、函館空港霧のため千歳へ向かうか羽田へ引き返す可能性のある条件付運航。羽田に引き返すくらいなら千歳に行って欲しいものだが、霧は晴れたようで、無事に1ヵ月半ぶりの函館空港に到着。バスと市電を乗りついで、函館競馬場へ参戦。

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 函館競馬場といえば、学生時代から10年くらい、毎年夏休みのイベントとして通ったものだけれど、最近はだいぶご無沙汰している。今回、待望の新スタンドがオープンということで緊急参戦。半袖余裕、梅雨の横浜から来ると、実に爽やかで北の大地のお得感を感じる季節だ。

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 指定席はさすがに早々と売り切れ。新スタントは、コース側とパドック側をつなぐ形でなかなかおもしろい作り。パドックからコースへ向かう馬道を「はなみち」として開放したのもすばらしい趣向。

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 3Fのレストランにてビアと朝イカ刺し定食。ところがこれが待てど暮らせど出てこない。途中で怒って帰ってしまう客も出てきた。初日ということで慣れてないのだろうが、ちょっとあまりにもあんまり。

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 4Rは、今年最初の新馬戦。ディープインパクトやハーツクライなど注目の新種牡馬の産駒はなく地味な一戦。函館の2歳戦の芝1000mのレコードは、ハギノトップレディの57秒2がいまだに健在。洋芝に変わったこともあるとはいえ、30年以上前の記録がまだ残っているのだから、その卓越したスピードがあらためて想いおこされる。華麗なる一族も最近はあまり目立たなくなってしまったのが残念。

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 ぐったりしてきたので、イカール星人にごあいさつを済ませてから内馬場へ。芝生の上で日向ぼっこというか昼寝。1時間くらい横になっているとだいぶラクになってきた。

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 スタンドに戻り、8Rの八甲田山特別から戦線に復帰。スタンド内は、無線LANが使えるので便利だ。4番クレバーロッシーが逃げて2600mの長丁場を楽しませてくれたが、ゴール前でいっぱいになり2着で当たり損。続く、メインレースの函館競馬場グランドオープン記念は、いいところなく大敗。
 夏の函館競馬ははくぼレースということで、メインレースのあとも17時すぎまで3レース楽しめるようになっているし、昼寝で元気も回復したし、空気もさわやかでよいのだけれど、いかんせん手元不如意となってしまったので撤収を余儀なくされる。市電で五稜郭へでてルートイングランティアさんへ。さっそく展望温泉大浴場に入浴してひと休み。ファイターズ勝利を確認して、五稜郭近くのラッキーピエロさんに参戦して腹ごしらえ。ローソンでお酒やつまみを購入してソッカーに備える。

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 第2回入浴を済ませて、ビア。BS-1でソッカー観戦。最初の10分くらい、圧倒的にボールを支配されてどうなることかと思ったが、その後は、こう着状態で、退屈な試合。しかし、退屈な試合になるということは、日本としてはよくがむばっているということでもある。
 後半開始早々に失点すると、中村俊輔が登場。オランダ相手に追いつくには、彼のフリーキック一発に期待するしかないから、納得の投入なのだけれど、いかんせん本調子にないようで、まったく動けずかなり見苦しい。一方、大久保は、今日も積極的に動き回っていて、めずらしくシュートで終わったのだけれど、まったく枠に飛ばず。献身的なプレーとかで妙に評価が高いようだけれど、結局、打たなくてもダメ、打ってもダメということである。
 最後は、やけくそでトゥーリオが上がり続けたけれど、いかんともしがたい。ただ、0-1のまま終われたのは、この後の展開次第では大きなポイントになるかもしれない。まぁ、オランダ相手に0-1なら上出来ともいえる。最終戦まで望みをつないだだけでもまぁよしといえよう。
 テリー伊藤「なぜ日本人は落合博満が嫌いか?」を読みながら早々に就寝。

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6/18:勝ち祝い開催!

◆横浜・東京:くもりのちあめ:12214歩

 今週は、ソッカーあり、岩瀬あり、川崎競馬ありで疲れきっているのだけれど、本日は、ダンナオフの予定。さらに、日中は、F嬢とともに弟子のトラブル処理の追われる。張本人の弟子は、ジュニア誕生とのことで帰省中、まぁそれはやむを得ないし、トラブル処理くらいは、小生の出番ではあるのだけれど、とにかく疲れた。なんとか19時までに一段落して、新橋のSLへ。
 ダンナオフといえば、愛馬の勝った方が、勝ち祝いと称してごちそうする習慣なのだけれど、フレンチマリー号勝利の15分後に、ダンナの愛馬ミリオンディスク号も北の大地でG3勝ちということで、本日は、ダブル勝ち祝い。おでん「かま田」さんにて、互いの勝利を祝して乾杯してから、今年の仔馬選び。注文しようとすると、店員さんが、いきなりビニールの小さな水槽みたいのをテーブルに持ってくる。曰く、「イケスです。」とのこと。そう言われては何かたのまないわけにいかないので、ツブの刺身。
 サイス氏参戦の予定もあったのだけれど、遺憾ながら欠場となって、ゲストの徳氏とともに検討。ダンナは、高馬で芝2400のGI、小生は、安馬でダート1200でとりあえず1勝というタイプなので、シンジケートは不成立。22時半すぎに解散。

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6/17:フレンチマリー号、ジューンスター賞快勝!

◆横浜・東京・川崎:はれ時々くもり:歩数不明

 北の大地で3日間盛大にやって、月曜日が深夜までソッカーのパブリックビューイング、火曜日こそおとなしくしていたものの、昨日はナゴヤドーム。しかもついつい23時からのソッカーを見てしまうので寝不足も累積。正直、ぐったりもぐったりなのだけれど、18時すぎに仕事が片づいたので、日本橋から都営浅草線~京急で京急川崎。大師線に乗り換えて、一駅で港町へたどりつけば、もう目の前が川崎競馬場。日中は真夏日だったけれど、日が暮れて多少は涼しくなってきてナイター競馬日和だけれど、場内は閑散。名物のやきそばとビア。
 8RのJRA交流・ジューンスター賞に愛馬フレンチマリー号が出走。GWの船橋で大敗したときにはもはやこれまでかと思ったが、前走は、雨の大井でぶっちぎりの快勝。正直、強いのか弱いのかさっぱりわからない。あまり大きな期待はしないことにする。
 レースはめずらしく好スタート。しかしながら、JRAの馬を行かせて控えてしまう。なんだかんだいっても、勝ったときはすべて逃げ切りなので、もはやこれまでかと思うが、4コーナー内ぴったりを回って、最内をこじ開けてくる。切れる足はないが、じわじわと差し返す形で最後は快勝。社台のスナミ氏の後をついて口取りへ。
 共有馬主は全部で20人いるはずなのだけれど、本日は、小生のみということで、出川師、今野騎手と3人で記念撮影。まったくもってすばらしい。
 それにしても、あいかわらず募集の時期になると妙に馬が活躍する。手元不如意なので今年は安馬1頭だけのつもりでいたのだけれど、突然賞金が入ってくるとついついもう1頭買いたくなってしまう。さて。。。
 愛馬快勝で意気揚々と帰宅と言いたいところだけれど、とにかく疲れた。幸い、アルゼンチン戦は22時すぎには終わるから今日は早々に就寝しよう。

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6/16:おめでとう、岩瀬250S

◆横浜→名古屋→横浜:あめのちはれ:14252歩

 久しぶりの名古屋出張。10時から打ち合わせなので当日移動。普段と同じ時間に起きて、同じ時間のみなとみらい線で出発すれば、十分に間に合ってしまう。
 やきうの日程に合わせて巧みに出張日程を誘導したことはないとはいえないのだけれど、今日の場合は、たまたま決まっていた名古屋出張のところへ、中止になった富山でのドラゴンズ戦の代替が入ってきたもの。まったくの偶然であって、こういうのは、かえってうれしくなって参戦せずにはいられなくなる。雨の神宮を断念したのも、今日に備えてのもの。
 日本シリーズのときは、1泊して翌日早朝の新幹線で何くわぬ顔して出社したものだけれど、よくよく調べてみると、試合が普通に終われば、今日中に帰れそう。着替えは持たずに出発。
 打ち合わせが順調に終わったあと、留守番の弟子からトラブルの知らせが入りバタバタしたけれど、とりあえず今日できるフォローは完了したので、地下鉄でナゴヤドーム前矢田駅へ。ドームまでの地下道は、あいかわらず選手の写真がいろいろ飾ってあって、福住からの道よりも楽しい。20分くらいの遅れでドーム到着。代替試合ということで衝撃的な空き具合。東京ドームとちがって、それでも2階を開けてくれるので、超ゆったりと観戦。すでに2点とって1点とられている。

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◇2010/6/16:●F 3-5 D(名古屋)

 ファイターズ先発は矢貫。昨年のアリゾナでも活躍したし、小生、今年は飛躍を期待しているひとり。ストライク先行でなかなかいい感じ。ドラゴンズ打線はおやじシリーズ同様元気がないようだ。点差は1点だが、余裕な雰囲気が漂う。井端弁当とビアを購入してのんびり観戦。井端弁当は、再利用可能な立派なお弁当箱付。
 とれそうでとれなかった追加点は、ワイルドピッチと悪送球であっさりゲット。昨日の榊原に続いて、2日連続のプロ入り初勝利の期待が高まる。
 6回も軽く抑えたのだけれど、ちょっと疲労の気配が感じられたので、7回頭から代えてあげたかったのだけれど、続投。2四球でノーアウト1、2塁の大ピンチにブランコを抑えたところで交代。あとは、宮西、建山、武田久で逃げ切りをと思ったら、なんとサイレントK石井。う~ん。実績はある投手だけど、まだまだ本調子とは思えず、この大事な場面でどうなんだ?と思ったら、いきなり2塁打で1点差となって、逆転のピンチ。ここで建山。左の藤井を嫌がって歩かせたけど、右の2人は完璧な投球ですばらしかった。これで勝てそうな気がして、ドアラグッズなどを物色しにいく。
 8回も建山続投。1人アウトにして、左が2人となるところで宮西。まぁ計算通りだけれど、宮西がどちらかに打たれて2死1塁で和田になったらどうするんだろう?久がイニングまたいで投げるのか?と心配していたら、本当に2死1塁になってしまい、なんと加藤武。う~ん。実績はある投手だけど、まだまだ本調子とは思えず、この大事な場面でどうなんだ?と思ったら、和田にヒット。そして、ブランコ豪快一発で終了。むぅ。。。久で打たれたんなら納得なんだけどねぇ・・・ベイから来た2人、江尻や稲田を出してるのだからもちろんがむばってもらわないと困るし、建山や宮西に疲れがでるかもしれない後半戦に向けて、期待もしているけれど、イースタンでの内容や1軍に上がってからの投球を見ると、まだまだたまたま抑えていた感が否めなかっただけに、あの場面では荷が重かった気が。。。
 楽勝ムードが大終了。そして、気がつけば9回。そう、岩瀬の250セーブの瞬間が近づいてきた。わずか6947人の地元ファンのボルテージも上がるが、なんと浅尾がそのままマウンドに。オレ竜、またKYなことをやらかすのか?と不安になったが、左の代打を出させてから岩瀬投入。鵜久森もいい当たりだったし、高口に2塁打打たれたし、最後のひちょりもあわや外野を抜けそうな当たりで、全盛期の圧倒的な存在感はもはやないけれど、何はともあれ250セーブは立派。名球会入りについては、200勝と250セーブでは条件が明らかにおかしいけれど、まぁ名球会なんていうのは、所詮カネやんのおもちゃみたいなもの。岩瀬がすごいのは、デビューから数年間、セットアッパーとして大活躍したうえでの250セーブ。ソンさんやギャラードの前に8回を投げていたけれど、あの頃だって、クローザーよりも岩瀬の方が安定していた。デビューからずっとクローザーでもおかしくないし、それなら400セーブは楽にいっただろうし、11年連続でセットアッパーかクローザーとして毎年50試合以上登板していることがすごい。
 あまりにもあんまりだけれど、岩瀬は嫌いじゃないし、6947人しかいない大記録の目撃者となったことで自分をなぐさめつつ帰途へ。9回裏もなくなって試合も3時間以内で終わったので、当初予定していた最終ののぞみまではだいぶ余裕があるけれど、もはやさっさと帰りたい。1.5キロ近くある大曽根駅まで走って、21時12分の中央線をゲット、名古屋駅では5分の乗り換えのところを、列車が1分遅れたうえに、間違えて逆方向に走ってしまい、危なかったけれど、何とか21時30分発ののぞみ62号をゲット。会社のメールをチェックしてから、ブログを書き上げれば、もう小田原通過。23時半前には帰宅できそうだ。やれやれ。

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6/14:パブリックビューイング@パシフィコ横浜

◆横浜・東京:あめ

 昨日の日記の最後に、「明日の神宮も応援がむばります!」と書いてみたものの、朝から雨。関東甲信越梅雨入り。やきは中止だろうからさっさと帰って国民的行事に備えようと思うと、神宮は試合を強行。まぁ、たしかに今日やれないと大変なことになるのだけれど、今日やるくらいだったら、5月の中止になった日だってやろうと思えばできたと思われる。
 神宮に参戦してもソッカーには間に合うといえば間に合うけれど、雨の中、神宮に行きたいとも思わないので、勝さんには申し訳ないけれど、早めに帰宅。初回で試合はほぼ決まったようで行かなくてよかった。。。
 牧場めぐりにおやじシリーズと好天の北の大地で盛大にやってきたので正直、疲れが残っているけれど、国民的行事ということで、ソッカー観戦。こういうときのためのAQUOS42型ではないかという気もするのだけれど、パシフィコ横浜でパブリックビューイングが開催されるとのことで、せっかくなので、参戦してみることにする。
 自宅からはあまり気配は感じられなかったのだけれど、展示ホールB内には、一応数百人が集まっている。ソフトドリンク付で2500円。アルコール不可。小生は歩いて帰るからよいけれど、実は、ここで試合を最後まで見ると、終電に間に合わない。ということは、ここにいる人は、そのまま徹夜するようなコアなファンの可能性が大きい。もちろんみんな青ユニ。やむを得ないので、小生も短パンのポケットに1万円札を入れてきたのだけれど、ユニは1万円では買えないことが発覚。仕方がないので、青Tシャツ。どうせ買うなら、ぐんぐんさんが史上最悪の選手と酷評して、北の大地でも注目度上昇中の「トゥーリオ4」を買いたいところであるが、売り切れ。特に注目している選手もいないのだけれど、熟考の末、「HASEBE17」を購入。ブロック指定で立ち見なのだけれど、幸い、後ろの方に椅子席が空いているので、そちらに陣取ることにする。

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◇2010/6/14:○日本 1-0 カメルーン(ブルームフォンテーン)

 94年のドーハから2002年の自国開催まで小生のような素人をひきつけて上昇し続けた日本サッカー。2006年は、結果的にはダメだったけれど、ジーコの下で豊富なタレントをそろえて期待を抱くことはできた。しかし、今回の岡田ジャパンに何を期待すればいいのか?直前に盛大にフォーメーションが変更されたけれど、この4年間はいったい何だったのか?ここで変えるくらいなら、監督の方を代えるべきではなかったのか?という思いも大きい。今日も結局大久保がスタメン。50試合近く出場して5得点のFWがそのままレギュラーなのだから、あまりにも遺憾。
 そうはいっても、試合が始まってしまえば、選手にはがむばってもらうしかない。前半は、ぐんぐんさん言うところの「のびきったうどんのような試合」。はっきりいって、外人から見たら、こんなにつまらない試合はないのではないかとは小生も思う。ここまでのワーストゲームと言われても否定できなそうだ。
 しかしながら、前半終了間際に本田が先制!今のメムバーで唯一カリスマを感じさせるだけのことはある。会場も盛大に盛り上がる。
 1点リードで迎える後半は長い。開始早々から攻められっぱなしで流れが悪い。エトーとやらに盛大に抜かれたりしてピンチの連続だが、何とかしのぎ、その後、少し落ち着く。松井に代えて岡崎、大久保に代えて矢野。ツゥは、内容がよかったというのかもしれないけれど、結局、今日も大久保は0点じゃないか。
 残り15分くらいからは、もう祈るしかない。残り4分でクロスバーに救われたので、これで逃げ切れるかと思ったら、ロスタイム4分でまたピンチ。しかし、ついにしのぎきって勝利!湧き上がる歓声!パブリックビューイングに参戦したかいも一応あったようである。
 まだまだ強豪との対戦が続き、まったく安心はできないけれど、日本以外での初勝利には違いないし、これでオランダに負けても最終戦まで望みはつながる。よくやった!帰宅してビアで祝杯!

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6/13:enjoy!おやじシリーズ!

◆札幌→横浜:はれ:16815歩

 ルートインさんのベッドは、まぁたいしたことないのだけれど、朝日が当たらない部屋ということで熟睡。念のために8時にかけた目覚ましに叩き起こされるというのはめずらしい。朝風呂。朝食ヴァイキング。ニッカンと道スポ。オレンジジュースは3杯。
 10時チェックアウトで部屋を追い出されてしまうので、宮越屋さんにて、アイスカフェラテをいただきながら、ブログの更新。写真だけ先にアップしておいたので、本文は、iPADで更新しようかと思ったのだけれど、結局断念。慣れの問題もあるのだろうけど、VAIOの方が圧倒的にラク。入力機器としてのPCという意味では、VAIO-Pの完成度は高い。これにMacOS載せればずいぶんいいマシンになるのではないかとも思う。

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 本日も好天。あちぃくらい。大通公園でのんびりしようかとも思ったけれど、おやじシリーズ最終戦ということで、早めにドームへ。

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◇2010/6/13:○F 5-0 D(札幌)

 おやじシリーズということで、場内はアラフォー好みの選曲。まずは、地下2Fに臨時で開設されたディスコを見学。ミラーボールがまわって、ABBAとか流れていて、なかなか雰囲気は出ているけれど、さすがに踊っている人は少ない。

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 今度は、ライトスタンド上の立ち見エリアへ移動して、SKY☆BAR。金子、ひちょり、賢介をイメージして、青と緑とピンクのカクテルが用意されている。マックをいただきながら、ドラゴンズの練習をのんびりと見る。

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 ビアを購入してスタンドに戻り、ないるさんと合流。いつも出遅れるくま嬢がめずらしく早く来たと思ったら、試合開始を13時と間違えていたとのこと。無事に3人揃ったところで、いよいよ岡部の始球式。ないるさん作のうちわも盛大に登場。本格的なフォームからずばりストライクはさすがでプレイボール。

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 ファイターズ先発は、チーム勝ち頭のケッペル。このところ安定感抜群であるが、今日も初回は、内野ゴロ2つと三振。投げるテンポが早いうえにゴロを打たせるので、試合が早くてよい。1回表は5分で終了。
 その裏のファイターズ。制球の定まらない川井から3つの四球で2死満塁。このところ不調のニオカセンシュということで、ポジティヴ思考のないるさんですらあまり期待していなかったのだが、3塁線を破って走者一掃!1安打で3点。すばらしい。
 ケッペルは2回表もゴロ2つにフライひとつで5分で終了。その裏にひちょり犠牲フライで追加点。こういう展開で1死3塁で追加点が入るようならもう大丈夫だろう、ということで場内散策へ。木田画伯選手似顔絵展が開催中。まったくもってすばらしい。

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 木田画伯にはかなわないけれど、ドーム内では、札幌デザイナー学院さんによる似顔絵サービスが男性限定で実施中ということで、小生も参戦。5人の学生さんもそれぞれ芸風がちがっていて、小生が描いてもらったお姉さんは、ちょっと少女漫画風。作品は最後に。
 ドラゴンズの攻撃があまりに早いので、似顔絵を描いてもらっているうちに5回裏になってしまいそうであぶなかったけれど、どうにかヤングマンに間に合った。本日は、もうひとりのスペシャルゲスト、ヒデキが参戦。登場するなり、いきなり、
「待たせたな!」
 とのこと。ないるさんうちわが再び登場。ドアラやシャオロンも参戦して盛大に盛り上がる。

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 試合の方はその後も淡々と。ノーヒットノーランでもやりそうな勢いもあったケッペルは、19個の内野ゴロを打たせて、2安打完封。すばらしい。ドラゴンズはあまりにもいいところがなかった。

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 快速エアポートで新千歳空港へ。早めにラウンジに陣取ると、さとぼうが入場してきた。谷繁と何やら話していた模様。あいにく一本前の便に搭乗したようであるが、他の選手の姿は全然みかけないのに、さとぼうだけ登場とは、おやじシリーズのしめくくりにふさわしい。
 ハードな3日間でさすがに疲れたけれど、好天の初夏の北の大地をエンジョイしてファイターズ2連勝。雨が心配だけれど、明日の神宮も応援がむばります!

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6/12:今年もネルソン

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6/11:社台ツアー2010

◆横浜→千歳→苫小牧→安平→千歳→登別:くもりのちはれ:19641歩

 5時起床。5時40分出発。高島中央公園でカラスの襲撃を受け、逃げるようにして、YCATから出発。スエヒロのビーフサンドをつまんで、7時発のANA51便で北の大地へ参戦。本日は、社台サラブレッドクラブ&サンデーサラブレッドクラブ「北海道牧場見学ツアー」に参戦。そう、4年前に、あの忌まわしいデジカメストン事件の起きたツアーである。千歳のラウンジで時間をつぶして、10時30分に集合。雨に印象が強いツアーなのだけれど、昨年に引き続き、今年も好天。天気さえよければ、初夏の牧場めぐりは、実に気持ちがよい。

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 まずは、早来ファームから。到着早々目にとまったのは、14番のディーバの09。この世代がファーストクロップのダイワメジャー産駒は、栗毛で筋肉隆々ということで、小生好みの馬が多い。社台の人も、「この馬のお尻はすごい」とのこと。大久保洋というのが気になるが、有力候補の1頭にリストアップ。

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 続いて、ノーザンファームYearingめす。ここは、良血馬揃い。ビワハイジの09は、ブエナビスタの妹で、父がディープインパクトというのだから、現代日本の最高の血統の1頭といえる。考えようによっては、7000万の価格設定は安いのかもしれない。さすがに多くの人が集まっているが、どっかで見たような顔のおじいさんがいる。名札を見ると、「矢野進」とある。なんと、ダイナアクトレスでおなじみの矢野進師本人のようで、引退後、一会員さんとしてツアーに参加しているようだ。お元気そうだし、まったくもってすばらしいのであるが、師曰く、
「大きな声で言えないけど、この馬、7000万稼ぐの大変そうだからやめた方がいい。」
 とのこと。姉はその10倍くらい稼いだと思うけれど、果たして。

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 ここでの小生の一番馬は、フサイチエアデールの09。ライラプスの頃は、高かったけれど、だいぶリーズナブルになってきた。その分迫力が薄れた気もするが、父ウォーエンブレムは、少ない参駒からオープン馬をたくさん出しており楽しみ。

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 お昼は、ノーザンホースパークにて海鮮丼。ノーザンファームの方がお隣になったのだが、例によって、あまり時間がないので、早々に出発して、ノーザンファームYearingおすへ。ここは、牡の良血馬揃いだから、再来年のダービー馬がいる可能性はけっこう高いのだけれど、いかんせん高いので、目の保養にとどめ、推奨馬はなし。
 続いて追分ファーム。三男晴哉氏の牧場。小規模だけど、なかなか美しいところ。このあたりからお天気もよくなってきた。インコグニートの09が気になる。アグネスタキオンにしてはリーズナブルだし、長浜師というのもいい。有力候補に浮上。

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 社台ファームへ移動。途中、一面の菜の花に車内に歓声。2,3分でも止まって欲しかったけれど、多少遅れ気味ということでバスはそのまま通過。

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 社台ファーム・井上厩舎。このあたりまで来ると、みんな疲れていて、展示を勝手に抜け出して、隣の放牧地の当歳っ仔をひやかしたりする。牧場をぶらぶらするだけなのだけれど、実はけっこう歩いているようで、万歩計の歩数もぐんぐん伸びていて、足も張ってきている。

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 最後が、社台ファーム・臼井厩舎。広い周回コース内の美しい放牧地に牝馬が展示。だいぶ日は傾いて影が伸びてきたけれど、雲もなくなって実に爽やか。例年、このへんまで来ると寒くなることが多くて、先に回るノーザンファームの方が有利じゃないかとも思っていたのだけれど、今年は大丈夫そうだ。

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 最後の最後に地方オーナーズの馬が登場。事前の検討では、ディスコホールの09だったけれど、悪くないけど、フレンチマリーに似て、ちょっとパンチ不足の感もある。気になったのは、ヒーリングヴォイスの09。今さらティンバーカントリーかよと言われそうだが、大井だったらそれでもいいのではないかとも思う。ナイトアンデデイ~シャダイプリセンス~ダイナアイドルと続く、社台ファームおなじみの血統。

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 お天気に恵まれて、充実したツアーは、定刻通り18時に新千歳空港解散。毎年、書いているけれど、社台グループは、牧場スタッフも事務所スタッフも実にすばらしい対応で、参加していて、まったく不満のない本当に気持ちのよいすばらしいツアーである。
 ニッポンレンタカーさんにて登別へ。今回は、滝本インではなく、第一滝本館。おひとり様プランができたとのことで待望の参戦。朝食付きで、ラーメンとビアの夜食も含んで12000円だから、滝本インよりやすいくらいだ。さっそく入浴。平日とはいえ、大浴場はガラガラで、これでは、おひとり様を呼ばざるを得ないにも納得。整体60分コースで足腰の疲れをとり、ラーメンとビア。まったくもってすばらしい。

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 ワールドカップ開幕戦。開始早々、メキシコがいい感じなので、開催国には気の毒だけれど、やっぱり力が違うか?と思ったら、意外にも南アフリカが先制。後半、メキシコもなんとか1点を返してドロー。いずれにしても、日本とはレベルが違いすぎるようだ。

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6/8:YES WE KAN

◆横浜・東京:くもり一時あめ:10059歩

 菅政権正式に誕生。早めに帰宅して、ニュースで記者会見の録画を見る。キーワードのひとつは、最小不幸の社会だという。曰く、
「大きな幸福を求めることは重要でありますが、それは、たとえば恋愛とか、あるいは自分の好きな絵を描くとか、そういうところにはあまり政治が関与すべきではなくて、逆に貧困、あるいは戦争、そういったことをなくすることにこそ政治が力を尽くすべきだ(以下略)」
 とのこと。全面的に賛成とまでは言わないけれど、こういうことを自分の言葉でしっかり語ってくれる政治家というのは、やはり共感できる。政治は結果責任だから、本当の評価は後にならなければわからないけれど、少なくとも同じ時代を生きる以上、共感できる指導者を得た方が幸せであって、鳩山さんや小泉さんや、ギリギリ安倍さんくらいまでは、政策はともかくとして、その言葉に共感できる部分があった。麻生太郎くんは、総理になってからは無くなってしまった。森喜朗くんや、福田氏には、はじめからまったくなかった。
 レンホウのコメントでは、この年齢で、女性で、子供の母親として、大臣になれる政党を選んでよかったというのもあって、これもまた実感がこもっているし、おっしゃるとおりだ。前原、枝野、野田、玄葉、原口、長妻氏ら、40代から50代前半の人がこれだけ入って、これで変わらなければ、もう次の手は思い浮かばない。あいかわらずマスコミはくだらない質問ばかりしているけれど、この布陣で3年間、とにかく日本再生に賭けるしかないのではないかと思う。それは、彼らに任せるだけではなく、国民ひとりひとりがいっしょに歩んでいく道のはずである。
 もっとも、そういうあんたは、日本のために何をするんだと言われると、言葉に窮するのだけれど、まぁ、遠征を通じて、地方再生に貢献してみますかということで、夏の遠征計画をじっくり検討。

6/7:iPADの使い道(6月7日現在)

◆横浜・東京・相模原:はれ時々くもり:11923歩

 5時50分起床。新聞休刊日。ニッカン駅売りを購入。6週連続の遠征やらiPADやらでいよいよ手元不如意となってきたので、今月はプチ節約月間。ということで、ファイターズが負けた翌日は、ニッカンを買わないことにしたのだけれど、連敗が始まってしまって、今月初めてのニッカン。何が節約だよと言われそうだけれど、まぁそういうことなのだ。
 iPAD持参で会社へ。机の上に置いておいただけで周囲の注目が集まる。お昼休みに、Yぞうや、弟子たちに見せびらかす。それほど新しいものに関心のないメムバーも多いのだけれど、さすがにiPADへの関心は高い。とんかつ屋さんでランチをいただきながら、いろいろと触らせてあげたのだけれど、気がつくと、店のおばちゃんが後ろからのぞきこんでいたりもするではないか。
 とはいうものの、到着3日目の本日現在、依然としてほとんど使い道がない状況は変わらず。Yぞうなども、「これは、世の中を変えましたね」なんて言ってくれたけれど、世の中が変わるかどうかはこれから。ただ、特別なマニアではなく一般の多くの人たちにそういう風におもわせてしまうところがすごい。
 NEWSWEEK日本版だか何だか忘れたけれど、どっかの外人の記者が、携帯とパソコンがあれば、iPADでできることの多くはできてしまう。だから、iPADはぜいたく品であって、携帯、iPAD、ノートPCのどれか1つを捨てろと言われたら、iPADを捨てる。だけど、iPADも持てるならば、それはもっとすばらしいとか書いていたけど、まぁそういうことなのだと思う。現状、ベストな使い道は、周りに見せびらかすことくらいしかないのだ。
 ちょっとした優越感のこの感覚、初代プリウスで町を走っていた頃のあの気分。自然に注目が集まったり、交差点でたまたまプリウス同士が並んで、思わず目が合って、お互いににやっとしたりしたあの感覚だ。
 本日もベイ戦。17時から会議が始まってしまったので、あきらめかけていたのだけれど、17時40分に終わってくれたので、東京駅へ直行。18時3分のひかり号自由席をゲット。喫煙席の3人がけの真ん中で煙を思いきり吸いながら新横浜まで20分。横浜線に乗り換えて、淵野辺。タクシーで市立相模原球場へ。まったく何が節約月間だよと言われそうだけれど、とにかく19時15分頃には、なんとかスタンドへ。前回、ビア購入に30分くらい待たされた記憶があるので、お弁当とビア持参。(以下、レベルの低い観戦記を読みたくない人は飛ばしてください)

◇2010/6/7:○F 13-3 B(相模原)

 けっこう埋まっている内野自由席にようやく空席をみつけると、すでに5-3とリード。エラーがらみで失点したケッペルだが、4回の2死満塁をしのぐと、5回はクリーンアップを三者凡退でいい感じ。
 6回表に江尻登場。ところが、先頭のニオカの平凡なフライが二塁後方、ライト前方に上がって、カスティーヨのエラーに。ニオカセンシュやや緩慢な走塁だったけれど、2塁へ。金子バント、鶴岡タイムリーのあと、ケッペルのバントを江尻がフィルダースチョイス、さらに賢介ヒットで満塁となった後、ひちょりの内野ゴロは、まぁ併殺は無理だったと思うけれど、1塁への悪送球で2者が生還してしまう。稲葉のタイムリーもショートとがとれるかもという当たりだったが、スレッジの動きも緩慢で左中間を割る3塁打になって、1塁からひちょりも生還。タイミングはアウトかもというところだがキャッチャーが捕れず。江尻は自責点0で4失点。
 事実上、試合はここで決まり。ベイの代打は、あいかわらず黒羽根とかだけれど、ピッチャーゴロ。稲田を2軍に落としておいて、結局、代打がいないのでは?という気がする。8回には、鶴岡がなんと今日4本目のヒットがホームラン。さらに、鵜久森くんにヒット、小谷野3ランで13点目。8回裏は、ベイから移籍の加藤武。全盛期に比べるとまだまだという感じだけれど、一応0に抑えた。そして、9回、鶴岡にもう一度打席がまわってきて、よく考えたら、3塁打が出ればサイクルヒット。しかし、まぁちょっとありえないよね。残念ながら終了。
 前回、帰りのバスが見苦しかったので、9回表攻撃終了と同時に退場。今日もかなり見苦しい態勢だったけれど、幸い、淵野辺直行のバスに座れて、試合終了を確認したところで発車。21時29分の横浜線に間に合って、22時15分頃には帰宅。入浴して久しぶりにプロやきうニュースを堪能して就寝。

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6/5:iPAD来る

◆横浜・東京:はれ:歩数計測忘れ

本日は、iPADが到着予定ということで、朝から、首を長くして待つ。不在再配達になるとめんどうなので、外出を控えて待機していると、正午前にようやく到着。とりあえずi文庫HDをダウンロードするが、早めにフィルムを貼らなくてはいけないので、まずは、ヨドバシへ参戦。そのまま東横特急車内でiPADをとりだして、夏目漱石の「こころ」を読む。周囲の視線が気になるが、操作は快適で読みやすい。
中目黒で乗り換えて六本木へ。六本木の交差点なんていうのもずいぶん久しぶりであって、子どもの頃は、誰かの誕生日などのときは、六本木のコルザでお食事をして、誠志堂で本を買ってもらって、帰りのクルマの中でお腹が終了してというのが定番であったのだけれど、誠志堂の跡はノジマさんになっていた。
国立新美術館へ。オープン直後以来の参戦は、もちろんオルセー美術館展2010。オルセーが大規模リニューアル中ということで有名な絵画が多数来日。通常だと目玉は2、3枚ということが多いのだけれど、今回は小生でもわかるというか、オルセーで見た覚えのある絵がたくさん。しかしながら、混雑の方もかなりのもので、なかなか落ち着いて見るという感じにはならない。
人混みにまぎれながら、一通り見終われば、あとは、東京ドームへ参戦するだけというところだったのだけれど、緊急事態発生のため、断念。お席を用意していただいたけいこさんには、誠に申し訳なかったのだけれど、試合の方もあまりにもあんまりだったようで、重ね重ね申し訳なかった。

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6/4:不快指数100%の虚塵戦

◆横浜・東京:はれのち時々あめ:11357歩

 本日からハムは、小生の地元の東京・神奈川4連戦。平日の爺線というのは、正直、あまり気乗りしないのだけれど、日頃、北の大地の美女たちに応援を任せきりでもあることだし、あいかわらずひまっこなので、17時半に退社してドームへ。だいこんの街の美女であるところのけいこさんも不参戦で、ひとり寂しく2階C指定席へ。

◇2010/6/4:●F 6-7x G(東京)

 開幕からずっと中6日の土曜日に固定されていたダルを中5日や中7日でいじくり始めてロクなことがないのでまた元に戻すらしいので、今日は谷間。下から上げるために、ちびっこと今成を抹消して枠が2つ空けてある。イースタンでがむばっている矢貫あたりを見られるのではないか?きっといいことArizo~na☆と楽しみにしてたら、なんと金森だという。なんで敗戦処理でめった打ちにされている金森が先発なんだ???Gにぼこぼこにされるのがミエミエではないか?いくらなんでもおかしいと思って調べてみると、誰も1軍に上がっていなくて1軍登録26名でベンチ入り23人。何か手続きのミスがあったとしか考えられない。負けるのは仕方ないけれど、明らかにベストを尽くしていない試合をお金を払って見るのは空しい。
 そして、試合の方は振り返るのも辛いのだけれど、初回着席した途端に被弾。2回に被弾。3回に被弾。ちょっと話にならない。ぎゅうぎゅう詰めのスタンドで被弾し続けるほど不愉快なことはないので、何とか少し空いている一角をみつけて移動。日経ビジネスでも読んでくつろいでいると、ファイターズ反撃開始。いきなり盛大。しかし、まだ油断はできない。
 結局、今日のポイントは6回の攻防。Gのミスに漬け込んで1死満塁で好調ひちょりが内野フライ。稲葉はまったく打てそうな雰囲気がなくあっさり終了。その裏、林が阿部に被弾までは仕方ないのだけれど、2死1塁からのパスボールだかワイルドピッチだかがいただけない。あれは、大野が捕らないと話にならない。大野くんは、バントもできないし、ちょっと緊張感が足りないのではないか?猛省を促したい。
 結局、このあと、小田嶋にしょぼいタイムリーでこのランナーが返ってしまい、この5点目が痛かった。宮西-武田久とつないで、9回は建山と心中か、さて結果はいかに?と思ったら、久続投。たしかに今日の久はよかった。そして、いい時の久は、デッドボールも多い。イ・スンヨプはあまり打てそうな気配がなかっただけに痛すぎた。坂本バックスクリーンサヨナラ弾で終了。うどん食って寝よ。

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6/3:「かんvsたるとこ」と日本新党の残したもの

◆横浜・東京:はれ:9839歩

 民主党代表選挙。菅さんじゃ変わり映えしないし、だったら鳩山さんでよかったのではないか?それに、菅さんは、総理大臣になりたい人だけれど、総理大臣になってやりたいことはあまりなさそうな人だ。どうせなら、枝野氏とか、いっそのこと蓮舫とかに変わった方がいいのではないか?と思っていたが、いきなり樽床氏が出馬だという。
 いかんせん、樽床氏がどんな人か、まったく知らない。能力はあるのかもしれない。しかし、300議席与えた有権者のほとんどがよく知らない人がいきなり首相になるのもいかがなものかと思うし、実際はちがったとしても、マスコミが、小沢傀儡とか書くにがミエミエである。
 昨日の日記で、多少見苦しくてもいいから、とにかく4年間、自民党を干して欲しいと書いたけれど、そういう意味では、何もやりたいことはなさそうでもとりあえず菅氏がいいのかもしれない。総理大臣になりたくもなさそうだった福田氏あたりよりはなりたそうなだけましだろう。三角大福中みたいなもので、鳩菅も一度は首相をやっておかないと時代が先に進めなそうだ。そして、その後は、枝野氏でも玄葉氏でも長島氏でも樽床氏でもおおいに競い合ってもらいたい。まぁ、ひらがなで、かんvsたるとこ、と書けば、やっぱり「かん」を支持しないわけにはいかないよね(@_@)
 19時のニュースでは、小沢グループが樽床支持とのことでどうなることかと思ったけれど、21時のニュースでは自主投票とのこと。どうやら菅氏で落ち着くのだろうか。ちなみに、樽床氏は、93年日本新党躍進の際の新人議員だったとのこと。93年日本新党当選35人の中には、前原氏、枝野氏、野田氏、海江田氏、小沢鋭仁氏ら民主党の中堅組の他、河村たかし名古屋市長、中田宏前横浜市長、山田宏前杉並区長、小池百合子らが含まれていて、松山市長の中村氏も93年日本新党出馬組(ただし落選)。評価の分かれる人もあるだろうけれど、55年体制では発掘できなかったこうした人たちを政治の世界に送り出したことは殿の功績だろう。殿が我慢できずに政権を投げ出してしまったことで、本格的な政権交代までそれから16年も待たされてしまったけれど、その間に少しずつ人材が育っていたのだとしたら、それもまぁ無駄ではなかったということなのだろう。

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 P.S.完全試合目前の9回2死から誤審。。。あまりにもあんまり。この状況で、誤審するなら、セーフをアウトの方に間違えそうなものだが・・・

6/2:さようなら宇宙人

◆横浜・東京:はれ:13719歩

 日本に2人しかいない宇宙人の1人、野口さんが宇宙ステーションから帰還した日に、もうひとりの宇宙人であるところの鳩山首相が辞任してしまった。とにかく当面は、政権交代がすべてに優先すると考えている小生としては、誠に遺憾である。たしかに見苦しいことはあまりにも多かったけれど、福田氏も麻生氏も見苦しさでは同じかそれ以上であったわけで、空港の駐車場問題とか、交通の教則のようなところにメスが入るということは、政権交代なくしてはありえなかったし、それは、些細なことのようで案外侮れないことだと思っている。細川さんが投げ出してしまったことで、16年も待たされたけれど、幸い、細川さんの時と違うのは、衆議院で圧倒的な多数を持っていることで、何とか立て直してとにかく4年間自民党を干していただきたい。多少見苦しくても、まだ日本はぎりぎり4年くらいは待てるのではないか。
 早々に帰宅してニュースでも見るべきところであるが、本日は開港祭。杉山清貴のライブと花火は見逃せない。幸い、ライヴの開始が18時半になったので、ぎりぎり間に合いそう。退社のタイミングを計っていると、ヤッシーにつかまってしまうが、なんとかふりきって早々に退社。横浜駅で貧乏神であるところのM君にまたしても突然遭遇して衝撃を受けるが、なんとかふりきって臨港パークへ。ビアとやきとり。
 到着と同時に杉山清貴ライヴがスタート。題名は忘れたけど、一応知ってる曲。次が、「ふたりの夏物語」。会場には花火目当てのお客さんがぼちぼち集まってきているけれど、杉山清貴を知っている人は少なそうだ。25年前は、サザンとオメガトライブとチューブの人気なんて同じくらいだったんだけどね。そういえば、カルロス・トシキは元気なのだろうか?と思って、ネットで調べたら、ブラジルに帰国して、レストラン経営とのこと。こういうことがすぐわかるようになったのは、ほんと、インターネットのおかげとしかいいようがない。
 中盤は最近の曲なのか、知らない曲。最後は、ソロになって最初の曲だったと思うけれど、「さよならオーシャン」。
 帰宅して、花火。8月ほどの規模ではないけれど、30分くらいは堪能。なかなかよかった。飲みすぎて眠くなってしまい、SONGSも忘れて早々に就寝。

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