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6/20:竜飛海底駅に参戦!

◆函館→竜飛海底→八戸→横浜:あめのちはれ:10081歩

 ルートインさんのベッドは、まぁたいしたことないのだけれど、朝日が当たらない部屋ということで先週に引き続いて熟睡。念のために8時にかけた目覚ましよりは少し早く、今週は7時45分起床。朝風呂。久しぶりに喝!を見る。噂によれば、張さんと江川紹子さんがもめて、江川さんの方が出演をしばらく見合わせるということになったらしい。この2人がもめるときは、だいたい江川さんの方が正しいように思ったけれど、いかんせん張さん抜きではもはや番組が成り立たないということなのだろう。
 9時すぎにチェックアウトして、函館駅へ出て、喝イカじゃなくて活イカの朝食。朝からグラスのビア。まぁ、今日は、列車に揺られて帰るだけだからいいよね。今朝の函館は小雨模様。駅前広場に戻ると、またしてもイカール星人が出現。なんと今日は1日駅長とのこと。子どもに記念撮影を勧めているけれど、いかんせんグロテスクな
ので、子どもたちが泣き出してしまう。

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 駅前のコンビニでは、ニッカンも道スポも売り切れで衝撃をうけるが、ホームの売店でようやくゲットして、10時40分の白鳥18号で出発。11時半前くらいに青函トンネルへ。おなじみのロングレールの「シャー」っという走行音が続き、11時48分。竜飛海底駅に到着。そう、本日は、待望の海底駅見学である。

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 物心ついたときには、高度成長は終わっていたバブル世代の小生にとって、子どもの頃の夢の工事といえば、なんといっても青函トンネル。昭和58年1月27日の先進導坑開通は中学1年生、昭和60年3月10日の本坑開通は、中学3年生。たしかNHKで生中継していたのをテレビで見て感激した記憶がある。岩川隆さんの「海峡」も読み、高倉健さんの映画も見て完成を待ち望んでいたものだ。
 高校生の夏休みに、ワイド周遊券を使い、夜行急行「八甲田」で初めて本格的に北の大地を旅したときは、まだ青函連絡船。津軽海峡線の開通は、昭和63年3月13日。今では、小生も飛行機が当たり前になってしまったけれど、それでも青函トンネルを抜けたことは、10回以上はラクにあるのに、海底駅の見学は22年目にして初めてだ。
 本来は、工事拠点であり、避難基地である海底駅のホームは、一部だけが広くなっていて2号車だけがドアが開く。一般の乗降は不可で、見学客専用。JR北海道のスタッフの案内で進む。本日の見学客は5名。

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 本坑、作業坑、先進導坑、斜坑、立坑などの役割や、排気や排水、避難経路などについては、一通り知識としては知っていたつもりではあるけれど、迷路のようなトンネル内を実際に、歩いてみると、スケールの大きさに圧倒される。あちこちでいろいろな通路が分岐していて迷ったら大変なことになりそうだ。地上からは、150m近く潜っているから、地下40階くらいに相当する深さ。なんとも不思議な感覚。

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 ところどころでシャッターを開けたり閉めたりしながら進んでいくと、ケーブルカー乗り場が登場。ここから地上まで一気に登ると、そこは竜飛岬近くの青函トンネル記念館になっている。なかなかよくできた趣向である。
 100m進むと25m登るというものすごい急勾配をケーブルカー「もぐら号」で一気に登って地上へ。外はやはり雨模様。記念館では、40分ほど自由行動の後、再びケーブルカーで海底へ。記念館の見学者も、ケーブルカーで海底へ降りることはできるのだけれど、海底駅までは行かれない。羨望の視線を感じつつ、見学者の横を通って、関係者専用の門を通って、再び海底駅へ向かう。

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 2時間の見学コースはこれで終了。青函トンネルは、2015年の新幹線函館開業に向けた工事が進められ、すでにレールは標準軌の新幹線用となる3本目のレールが敷かれている。工事に伴って、吉岡海底駅は見学できなくなっていて、竜飛海底駅も今後どうなるか不透明な様子。日本が世界に誇れる作品であるところの青函トンネル。ぜひ多くの人に見学してもらいたいものである。
 真っ暗な海底駅にかすかな振動とともに光が差してきて、13時59分発のスーパー白鳥22号が到着。わずか8分ほどでトンネルを抜けて、青森側出口へ。進行方向が変わり、東北本線を八戸へ。このあたり、やたらに揺れるのだけれど、12月に新幹線青森開業を控えており、昼間の特急で通過するのはもう最後かもしれないから、許すことにしよう。

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 八戸駅で乗り換え。美しすぎる市議のお弁当が1つだけ残っていたので迷うところだけれど、本日は、前沢牛弁当を購入して、はやて号。JR東日本の株主優待2割引の特典を最大限利用してグリーン車を奮発。トンネルを抜けて、盛岡に到着すると、今日も接戦だったはずのファイターズが、なんと1イニングに2本の満塁ホームランで大勝。昨日のソッカーの祝杯用に買ったまま持ち歩いていた缶チューハイで祝杯。雨もあがって、日が差してきた。
 はやて号グリーン車は、無線LANもAC電源もないのは遺憾であるが、座席はさすがに快適で、疲れ知らず。明るいうちに東京へ。小生もしじゅうになって、あまり先のことは考えないようにしているけれど、青函トンネルを越えて、新幹線が函館へ、札幌へ伸びる日は、やっぱり待ち遠しい。

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コメント

 私もasahi.comで見て、江川紹子さんの「喝!」降板を知りました。
 なんでもいわくまクマに「喝!」を出した張さんに「えぇ~!」と江川さんが言ったのが酌に触ったとかいうのですが、そこまで怒るほどのことなのかな~と思いますね。
 まあ、そのあたりが張さんらしいといえばらしいんですけど。。

まぁ、どっちもどっちという気がしますが、張さんの方が格が上だったということなのでしょう。

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