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7/1:パリでぐぅったり。

◆パリ:はれ:28214歩

 7年前の7月30日の日記の抜粋。「はじめの予定では、近くのオンフルールへ行く予定であったが、とりやめて、リゾート地・ドーヴィルの休日を満喫することにする。オンフルールは、印象派の画家が好んだ港町で、風情がありそうではあるが、バスで行くしかなく、何かと疲れそうなのでやめる。」
 リベンジを果たすべく、本日の予定は、列車とバスを乗り継ぎ、オンフルールを散策してから、バスでドーヴィールへ移動して、リゾート地の競馬を堪能してパリへ戻る、というもので、バスの時刻も事前に調べておいた。
 しかしながら、昨日の疲れがとれない、競馬の最終レースが意外と早くあまり時間がない、明日の午前中にオランジュリーに行こうと思っていたら、午前中は休みだった、などの事情を勘案して熟考の結果、7年前と同様に「何かと疲れそうなのでやめる。」という結論に落ち着き、リベンジならず。次回こそは、ドーヴィルに泊まって、オンフルールをゆっくりと散策したいものだ。
 そうと決まれば、たまには時間に終われず、のんびりしたい。iPad持参で、朝食をたっぷりといただく。オレンジジュース2杯、グアバジュースらしきもの1杯。

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 パリジャンの休日といえば、リュクサンブール公園で読書ではないかというところまではよかったのだけれど、地下鉄の乗り継ぎが不便ということで、ついつい歩いてしまい、ますます疲れる。今日も朝から日差しが厳しくあちぃ。
 寝椅子も用意されているので、寝転がって読書。「夏から夏へ」とじっくりと読む。しかしながら、太陽の位置が上がるにつれて、ますます暑くなってきた。日陰に移動してさらに読書。

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 12時すぎまで読書して、どこかでお昼でも思いながら、サンジェルマンあたりを散策するが、これはという店がなく、結局、ルーブル近辺まで歩いて戻ってきてしまう。ひぐまさんで、スーパードライとキムチと味噌ラーメン。オペララーメンさんとちがって、ここは、地元の人で混みあっていて頼もしい。

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 あまりにも暑いし、なんだかぐったりしてきたので、ホテルに戻る。軽い脱水症状ではないか。冷房を効かせ、シャワーを浴び、ファイターズ勝利を確認して昼寝。
 あまり涼しくならないけれど、17時すぎから活動開始。オランジュリー美術館に参戦するが、なんと、「イッツオーバー」だという。地球の歩き方によれば、19時までとのことだったが、いつのまにか18時までに変わっていたようで、まだ17時半だけれど、入場は終了してしまったようである。あまりにもあんまりである。

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 仕方がないので、エッフェル塔に転戦してみる。トロカデロ駅で地下鉄を降りると、構内で警察官が手錠をかけた犯人を連行している。怖い。さらに、エッフェル塔に向かって、セーヌ川を渡ると、今度は、路上で、また別の警察官が犯人を連行している。怖すぎる。このあたり、同じ観光客が多い地区でも、ルーブルあたりと比べると、ちょっと治安が悪そうだ。せっかくここまで何とかやってきたのに、最後の最後に狩られたくない。久しぶりにエッフェル塔に登ってみようかと思ったが、エレベーターも大行列でスリにでもあっても嫌なので撤収。

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 まったく収穫がないので、セーヌ川をシーバスのような船で下り、オルセーに参戦する。オランジュリーが終了したから、仕方がない、じゃあ、オルセーでも行くか、というのは、六本木の状況を考えれば、まったくもってぜいたくな話である。木曜日は夜遅くまで開いているので便利。改装中ということで、多くの作品が六本木をはじめ、世界各地に貸し出されていると思われるが、それでも、モネは、睡蓮はもちろん、藁を積んだやつとか、女性が傘を差しているやつとかもちゃんとあるし、ルノワールやゴッホもたくさんあるし、小生の好きなシスレーもいっぱいある。2階以上の大部分が改装中のようで、印象派の作品も1階の両側に展示されているので、短時間で回るには好都合。いつのまにか撮影禁止になっていて、作品はともかくとしても、駅舎を改装した館内の風景が撮影できないのはちょっと残念。

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 木曜日は、デパートも遅くまで開いている。ハナ金ではなくて、ハナ木ということのようである。プランタンのBARAMAKIさんで、スーパードライとタイとエビでファイターズ5割復帰を祝いホテルに戻る。終盤になって、時差に慣れてきて、夜更かしになるのはだいたいいつものパターンだが、とにかく疲れた。疲れをとるために、オンフルールを断念したのに、万歩計は、なんと28214歩。新記録更新。ぐったり。

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コメント

パリでもカタカナ表示なのかー。日本人用かな?

旅先で和食っぽい味が食べたくなるのは理解できますが、
なぜに1日2回も「スーパードライ」なのかが、
さっぱりわかりませぬ。
地元のビールがあるでしょうに。。。

>ummさん

 カタカナ表示もありますが、地元客もそれなりにいるようでした。オペラ座近くの便利な場所にありますです。

>るいさん

 和食が食べたいわけではないのですが、ひとりで入りやすい店となると、ついつい。。。
 スイスではスイスのビア飲んでましたが、フランスのビールってあまり目立たないです。メニューでもハイネケンが多いし。ドイツに近い方いくと1664とかいうのがあったような気もします。そもそもワイン飲めってことですよね。
 本日は、ソウルで韓国のビアでした。

 パリは都合3回行きましたが、最近はラーメンやさんや回転寿司、ユニクロなど随分日本のお店が増えたみたいですね~。
 初めて行ったFrance98のときは、和食を食べたいとも思わなかったですが、実際和食のお店があまりなかったように思います。

>buschanさん

 オペラ界隈には、日本人観光客が多いので、卒業旅行の頃から、ラーメン屋などはけっこうありました。ただ、最近は、日本人観光客も減ってきたので、パリジャンに認められないと生き残りは難しいようです。寿司屋などは、地元客もけっこういます。

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