7/30:世界大学野球選手権・予選リーグ・日本vs韓国
◆横浜・東京:あめのちくもり:東京の最高気温=29.2℃
本日は、10-12月の旅割の先行予約日ということで、11時にいったん業務を中断。秋冬の予約を入れる。もっとも、秋冬の予約といっても、やきうがどうなるか見当もつかないし、コンサートの日程も固まらないので、検討のしようがない。幸い、決済はまだ先でよいようなので、札幌、沖縄、鹿児島、松山などおなじみのところを徹底的に確保しておいて、後でゆっくり考えることにする。
仕事時間中にそんなことしてたら、せめて残業するのか?というと、17時45分には退社してしまう。銀座線で15分。外苑前で降りて、ビアと枝豆とやきそばを購入して、久々の神宮球場へ参戦。いよいよ世界大学野球選手権の開幕である。
◇2010/7/30:○日本 4-0 韓国(神宮)
地元開催で悲願の金メダルをめざす日本。世界選手権といっても、8カ国しか参加しないので、予選リーグは決勝トーナメントの組み分けを決めるだけで、全敗でも準々決勝には進める。しかし、短期決戦なので、勢いは大事だし、過去のこの大会で9戦全敗のアメリカとキューバと当たる前に、宿命のライバルとはいえ、韓国に負ける訳にはいかない。先発は、ハンカチ王子こと、エース・斉藤佑ちゃん。到着したときには、エラーのランナーが3塁まで進んでピンチの場面だったが、無事に切り抜ける。
東京ドームの壮行試合はあんなに混んでたのに、本番はガラガラ。幸い、今日はそんなに熱くないので、枝豆をつまみ、ビアを飲みながらの屋外でのナイター観戦はすばらしい。しかしながら、両投手ランナーを許しながらも要所を押さえて0-0が続くと、徐々に日韓戦独特の重苦しいムードになってきて、五輪予選やWBCを思い出す。0-0なのに、試合時間も妙に長くなってくる。1つのミスが命取りになりそうな予感。
5回表、ワイルドピッチ2つのピンチを、ファースト多木の好プレーに救われると、その裏、四球、内野安打、バントヒットで1死満塁のチャンス。韓国からみれば、なんとも嫌な感じだったと思うのだけれど、ここで、今日ここまでエラー1つに併殺1つの鈴木大地に打順が回り、なんとまたゲッツゥー。短期決戦は、アンラッキーボーイには気をつけなければいけない。
佑ちゃんが6回もランナーを出しながら抑えると、その裏、頼れる主将の伊志嶺くんがヒット。ここで、4番は、慶大の伊藤くん。壮行試合でも打てそうな雰囲気があるのはこの2人くらいしかいなかったのだが、韓国ベンチもそこは研究済みで、好投していた先発投手をあきらめて、左投手を投入。ところが、左対左を苦にせずに、豪快な一撃は、ライトスタンドへ!見事な先制2ランである。
7回からは、東洋大の乾くんが2回を5奪三振。8回裏には、頼れる主将の伊志嶺くんがライトへ2ランホームランで試合を決めて、9回表は、早稲田のクローザー、大石くんが登場して、最速153キロで3者三振!佑ちゃんとあわせて3人で17奪三振。アメリカ人の審判も積極的にストライクをとってくれてよかった。
宿命のライバル韓国を相手に、主将と4番がホームランで、エースが勝利投手で、クローザーが3者三振で締める。勢いをつける開幕戦にこれ以上の結果がないだろう。悲願の金メダルへ、まだまだ厳しい戦いが続くと思うが、楽しみだ。
ちなみに、この大会、過去4回の代表選手は、ほとんどがプロ入りしているが、なかでも第1回の代表メムバーがすごい。22人中21人がプロ入りして、主な選手だけでも、投手が、H和田、H馬原、F多田野、B加藤大、B木佐貫、G久保、L長田。野手では、B村田、T鳥谷、H松田、G工藤、S田中浩康。このメムバーでも3位だったのだからなんとも厳しいけれど、今年の代表からも多くの選手がプロで活躍し、さらには、WBCで世界を相手に再び戦うようになって欲しいものである。
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