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10/10:露天風呂の横綱とたまごかけごはんと佐橋くんを堪能☆

◆岡山→津山→湯原→美咲→津山→新見→高梁→総社→岡山:はれときどきくもり:11910歩

 まずまず熟睡して6時起床。今日は、岡山にもう1泊するので、荷造り不要。6時10分にホテルを出て、山陽新聞とニッカンを購入して、6時34分の津山線快速「ことぶぎ」で出発。岡山のニッカンは大阪版。一面が、阪神が狙っているらしいドラフトを控えた高校生の話題で、その後もCSを控えた阪神の話題が続き、マリーンズが劇的な勝利をおさめた昨日の結果はなんと5面。恐ろしい世界である。
 東京は今朝も雨らしいけれど、こちらは天候回復。ただし、市内を出るとすぐに川に沿って山へわけ行っていく感じになり、朝もやがかかっている。2両編成のキハ47で1時間18分。美作男児の信二のふるさとであるところの津山駅へ到着。

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 ただ乗るだけではつまらないので、ここでトヨタレンタカーさんへ参戦して観光。津山まで来たら、全国露天風呂番付、西日本の横綱であるところの湯原温泉の砂湯さんに参戦しないわけにはいかないだろう。中国道から米子道へ入り40分ほどで到着。温泉街のどん詰まり、目の前がもうダムという川原に3つの露天風呂がある。

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 芸風がよくわからないのだが、川原に降りると、男女別の脱衣所というか棚だけあって、そのまま入浴。つまり混浴である。3つの湯船は、下流側から順に入るのが、ルールであるようだ。3連休で旅館はどこも満員のようだけれど、こちらはそれほど混んでない。男性客5,6名。水着不可、バスタオル可とのことだが、女性も、美女1名、元美女1名が入浴している。
 すっかりお天気も回復して、空は青く、木々は緑。川の流れる音と木々が風に揺れる音を聞きながら入浴。まったくもってすばらしいとしかいいようがない。ここは、アルカリ性の肌にやさしいお湯で、ときどき、足元の石の下から、プクプクと泡が出てくるのも、本物っぽい感じがしていい。熱めとぬるめがあるし、のぼせてきたら、いったん川原で休憩すればいい。いくらでも入っていられる。さすがに露天風呂番付で綱をはっているだけのことはある。様子を伺いに来る観光客は多いが、実際に入浴する人は案外少ないのがもったいないくらいだ。ちなみに、この番付、東の横綱は、群馬の宝川温泉だった。たしかあそこは巨大な露天風呂だったと思うけれど、ぜひ一度参戦してみる必要がありそうだ。北の大地のカムイワッカの滝でも前頭にしかなれないというのだからレベルが高い。

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 たっぷり1時間堪能して、ヴィッツ号で引き返し、津山を通り越して、美咲町へ。何やら、たまごかけごはんの有名なお店があるとのことで、参戦。地元の名士が明治の頃に日本で最初にたまごかけごはんを提唱したとかで、最近になって、町おこしのために始めたようなのだけれど、これが大行列で45分待ち。もちろんただのたまごかけごはんなので、45分待つ価値があるのか?と言われるとメディアに踊らされているような気がしないわけでもないけれど、プリプリの卵をかけて、3種の薬味でいただくたまごかけごはんはなかなか美味で、小食の小生もおかわり(無料)したほど。お漬物とお味噌汁もついて300円とリーズナブルだし、地方の町おこしに協力するのは悪くない。

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 思わぬ大行列で時間がギリギリになったけれど、12時すぎにレンタカーを返して、津山駅へ戻り、乗りつぶしの旅再開。姫新線で新見へ向かう。姫路と新見を結ぶから姫新線だけれど、姫路から津山までは、中学のときに斉須さんと今はなき急行みささ号で乗っているので、ここから先が未乗区間。

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 連休の中日ということで、小生のようなマニアと地元のお客さんがそれなりにいて、1両の車内は座席がほぼ埋まる。とりあえず一眠り。わざわざ遠くから乗りに来て、眠ってる場合か?という気もするのであるが、昼下がりのローカル線、コトコトという揺れは、眠気を誘う。中国勝山あたりで目が覚めて、ぼんやり外を眺めているうちに新見到着。
 新見からは、特急やくもで備中高梁へ。この後の乗り継ぎの関係で、後続の普通列車でも同じになってしまうのだけれど、前向きの座席で日記の下書きを。塗装こそ旧国鉄色から塗り変わっているけれど、この381系振子電車ももうかなり古いはずだ。連休中にもかかわらず、自由席はガラガラ。高速無料化の影響をうけやすい列車で、前途が心配になってくる。

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 備中高梁は、いわゆる小京都のような町らしいのだけれど、散策する時間はなく、後続の普通列車に乗り換えて総社へ。ここから、吉備線が初乗り。学生時代に吉備路を散策したことがあるので、一部区間だけでも乗ったような気がするのだけれど、レンタサイクルなど利用したかもしれず、記憶が定かでないので、乗っておかなくてはいけない。天気も回復して、途中下車して、ぶらぶらしたい路線なのだけれど、諸般の事情により先を急がなくてはならない。16時36分岡山着。横浜市内→岡山の長いひとふで書き乗車券ともここでお別れだ。

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 岡山も路面電車が健在。駅前から乗車して、大雲寺まで乗車。徒歩5分で、岡山クレイジーママキングダムさんへ参戦。欲ばりな1日の締めくくりは、美里の25th Anniversaryプレミアムライブツアー。いくらなんでも2週連続はまずいのでは?と言われそうだけれど、先週は通常のツアー。今日は、プレミアムライブということで、佐橋佳幸が登場するのだ。佐橋佳幸といえば、デビューから10年近く、美里のライブには欠かせない存在であったあのギターの佐橋くんであって、松たか子のダンナさんであるところのあの佐橋くんである。これは参戦しないわけにはいかないではないか。実は、このプレミアムツアー、来月は赤レンガ倉庫でやるのだけれど、チケットが秒単位で売り切れてしまったのである。
 クレイジーママキングダムさんは、ビルの4Fにある小さなライブハウスで、収容300人くらいだろうか。佐橋くんともうひとり、ボガンボスにいたドクター・キョンさんとかいう人も参加して、キーボードその他を担当してくれる。
 佐橋くんと書いたけれど、都立松原高校の美里の5年先輩だから、もう50近い。だけど、美里ファンからすると、やっぱり「佐橋くん」という呼び名が似合う。ちなみにこの松原高校、さらに先輩には、EPOがいて、そのまた上には、デビュー当時の美里の製作ブレーンだった清水信之さんがいるのだから、ただものではない。
 佐橋くんは、西武球場の頃に比べると、ずいぶん丸くなった感じ。なんといっても、義父が松本幸四郎ですからね。しかし、やっぱり美里のギターといえば、佐橋くんであって、「BOYS CRIED」とかなつかしい曲もやってくれて実によかった。岡山でのライブは22年ぶりとのことで、コアなファンは少ないせいか、ノリは少しおとなしめだったけれど、いつもとは違う雰囲気とちがう曲を堪能。露天風呂の横綱に、たまごかけごはんに、佐橋くんを堪能して、未乗線区もたくさん消化。充実の1日。

 ○新たに乗りつぶした路線:津山線、姫新線(津山-新見)、吉備線
 ○新たに乗りつぶした距離:150.9キロ
 ○今までに乗りつぶした距離:18562.4キロ
 ○まだ乗りつぶしていない距離:1282.3キロ 
 ○乗りつぶした路線の割合:93.54%

乗り鉄プラス・乗りつぶし地図(2010/10/10)

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コメント

お風呂いいですね^^

いいでしょう♪さすがは西の横綱、すばらしい露天風呂です。

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