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11/3:20年ぶりのアメリカ本土と25年目の重賞制覇~ブリーダーズC観戦ツアー第1日~

◆横浜→成田→デトロイト→レキシントン

 晴れの特異日として知られる文化の日。今日も朝から穏やかに晴れて小春日和で行楽日和。神宮では、50年ぶりの早慶優勝決定戦があるし、船橋ではJBCがあって、その後の平和賞では、愛馬ヴァインバッハ号が重賞挑戦とどちらも大変気になるところであるが、小生は、みなとみらい線、東海道線、山手線と乗り継いで、日暮里へ。そして、11時5分発のスカイライナー25号へ。
 羽田国際化で盛り上がる今、成田からの出発とは冴えないが、成田スカイアクセスも7月に開通したばかり。日暮里-空港第2ビル間36分。まぁ、はっきりいって、横浜からの場合は、あまりメリットはないのだけれど、せっかくの機会なので、利用してみた次第。椅子が固めで、すわり心地はなかなかいい。しばらくは、京成線内なので、俊足を生かせずにのんびりと進む。足元にはAC電源も装備。

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 高砂から北総線に入って、スピードが上がる。千葉ニュータウン中央までは、中学生のときに開通日に乗ったことがあって、もう26年前。当時、あまりに何もないのに衝撃を受けたけれど、26年経った今も、正直それほどにぎわっている感じはない。このあたりから、速度もぐんぐん上がっていると思われるけれど、標準軌で直線なので、揺れもなく快適。印旛日本医大からが新線区間でびゅんびゅん飛ばして、あっという間に空港第2ビル。小生は、終点の成田空港駅まで乗る。
 たしかに早いして、成田エクスプレスよりも安いから、日暮里まで乗り換えなしで行かれる山手線沿いの人などは、ずいぶんメリットもあるだろうけれど、せっかく、京成と都営浅草線と京急はつながっていて、普段から直通運転しているのだから、もうひとがむばり欲しいところ。1時間に2本のスカイライナーのうち半分だけでも、押上から地下鉄線経由で羽田空港、横浜方面へ直通できれば、相当便利になる。浅草線の宝町から東京駅へ分岐するという噂はずいぶん前からあるけれど、そこまでやらなくても、地下鉄内、浅草、日本橋、新橋停車くらいでいい。地下鉄線内で追い抜きができないのが辛いけれど、成田空港-羽田空港59分とか実現すれば、2つの空港の一体運用も現実的になるのだが。
 さて、久しぶりの成田空港。第1ターミナル北ウイングに集合。今日から秋休み。アメリカ競馬の祭典ブリーダーズCへ参戦ということで、パンプキントラベルさんのお世話になる。以前から一度は行ってみたいと思っていたブリーダーズC、今年は、馬産地ケンタッキーの開催なので牧場めぐりもできるし、日本馬の参戦や、無敗の名牝ゼニヤッタの引退レースなど話題も多く楽しみだ。
 ツアーといっても各自チェックイン。アメリカ本土へは12時間の長旅。個人旅行のときは、無料航空券でビジネスクラスに乗るけれど、ツアーとなるとそうもいかず、エコノミーなので、通路側が確保できるがどうかが大問題だったのだがあっさり終了。あまりにもあんまり。やむを得ず窓側を選択するも、乗ってみたら、翼の真上で小生のところだけ窓がなかった。あまりにもあんまり。ただし、3人がけで、真ん中の席が空いていたので、だいぶラクではある。 
 ANAともJALとも関係ないスカイチームのデルタ航空さんのジャムボで14時30分に出発。デトロイトまでは、12時間あまりの飛行で、時差がマイナス13時間だから、到着するのは、同じ日の13時すぎに戻ってしまうというからややこしい。じゃあ、ずっと昼間なのか?というと、東へ飛ぶのだからその逆で、時間を2倍早回しするような感じで、すぐに夕方になって、お食事をいただく頃には、もう外が暗くなる。12時間で24時間分進むけれど、日付変更線を越えるから日付は戻るということ。

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 お食事はチキンカレー。エコノミーの窓側だとお手洗いに行くにも通路側の人を起こさなければならず、ビアはやめてワインにしておく。それにしても、立派なお食事とかテレビとかそんなものはいらないけど、人間を運ぶ以上、エコノミーでも、せめて、隣の人が寝てても通路に出られるようにはして欲しいよね。のぞみ号の普通車くらいの間隔があれば十分なのだけれど。
 週刊ベースボールを読んで、お食事をいただき、iPodで音楽聴いて、少し眠って、VAIOで日記を書いて、東洋経済を読んで、少し眠ると、空が明るくなってきて、2度目のお食事はやきそば。幸い、西風に乗って、予定よりもだいぶ早くデトロイト空港に到着。

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 アメリカ本土は、20年ぶりの上陸。指紋を採られて、写真も撮られるけれど、無事に入国を許される。レキシントン行きの飛行機までは、だいぶ時間があるので、世界の言葉に入場。クォーターパウンダーをいただく。iPhoneは、自動的に現地時間になって、AT&TとローミングもOK。夏のヨーロッパ遠征には間に合わなかった海外ローミング定額制の恩恵を早速受ける。
 遺憾ながら、慶応は終了。まぁ、佑ちゃんが最後に勝つのはお約束だから仕方がない。ファイターズに入った後も、そういう運の強さを続けてほしいものである。ラグビーも負けたのは遺憾。バレーボールはセルビアに勝ったようですばらしい。22-24から2度逆転とはすごい。生で見たら熱かっただろう。日本シリーズも遅くまでご苦労さま。そして、船橋競馬、平和賞。なんと、愛馬ヴァインバッハ号優勝!デビュー2戦目での初勝利が重賞勝ちとはすばらしい!そして、小生、一口馬主歴25年目にして、南関東S3とはいえ、待望の重賞初制覇である。感無量であるとともに、これで、今回のアメリカ遠征の費用はラクラク稼ぎ出したのだから、まったくもってすばらしいとしかいいようがない。
 デトロイトからは、小さな飛行機。非常口座席に座っていたのだが、言葉の通じない輩は困るとのことで、交代を余儀なくされるが、1時間あまりで無事にアメリカ競馬の聖地、ブルーグラスカントリー、ケンタッキー州は、レキシントンへ到着である。

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 本日のお宿は、郊外のコートヤードさん。派手さはないが、一応マリオット系列のようで、ソコソコのレベル。インターネットが無料でバスタブもあって、お湯が出るからそれで十分。
 みなとみらいを出発してから24時間近く。サマータイムでも時差13時間だから、ちょうど正反対。到着する頃には、秋の日が暮れかかっているし、冷たい雨。隣に日本料理店がある以外は何もないところ。ガソリンスタンド併設のコンビニで6個500円のバドワイザーを購入してぷしゅっ!とやって愛馬の勝利を祝って早々に就寝。

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